多摩区・麻生区版【11月14日(金)号】
記者会見を行う窪田会頭

【川崎市】商工会議所 窪田会頭「中小企業に稼げる力を」DX推進に注力

 川崎商工会議所は11月4日、臨時議員総会を開催し、新会頭に窪田雅己氏(67)=富士通Japan相談役=を選任した。任期は同日から3年間。就任会見で窪田氏は、AI導入をはじめとしたDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に最も力を注ぐと強調。物価高、賃上げ、人手不足に直面する中小企業に対して「稼げる力をつけたい」と支援強化に取り組む考えを示した。

DX推進に注力

 同商議所の会頭で富士通出身者は初めて。

 窪田氏は同商議所で行われた記者会見で、「川崎は大・中小企業がバランスよく発展している。人口が増えている」と指摘。日本経済に元気がない中、活気を取り戻すためには、DXの活用が重要だとの認識を示し、「川崎を日本の先進事例にしたい」と意気込む。その上で、「出身母体のノウハウを生かし、推進していく」とも力を込めた。

 4期目の当選を果たした福田紀彦市長が公約に掲げた7つの循環について「関連する部分については全面的に連携する」との意向だ。

 所信表明では「商工会議所は単なる支援機関ではなく、地域の未来をともに築く『共創の場』」と位置付けた。「待ちの姿勢を脱却し『ともに動く』『ともに考える』姿勢へと転換し、会員事業所とともに実効性ある取り組みを進める」との考えも表明した。

 記者会見では「マサッキー」と名付けたAIアバターを使用し、所信表明や質問にも応じた。

副会頭に山根氏

 臨時議員総会では、新任の副会頭として、山根崇氏=(株)山根工務店代表取締役=が就任することも発表された。

 同商議所30期役員は以下。〇は再任。敬称略。

【会頭】窪田雅己

【副会頭】〇関進=川崎タクシー(株)代表取締役会長、〇増山雅久=(株)TOPコンサルティング代表取締役社長、〇石山一可=(株)東芝小向事業所人事・総務部エキスパート、山根崇

【専務理事】〇三瓶清美=同商議所専務理事

【常務理事】岩井新一=同商議所常務理事

著書を手にする横田さん

【川崎市麻生区】金程在住 横田さん 新刊に平和の願い込め 「防空壕きくらげ」題材に

 麻生区金程在住の児童文学作家、横田明子さんが、同区内で生産されている「防空壕きくらげ」を題材にした新刊『タイムトンネルを見つけた夏』(あかね書房)を出版した。戦後80年を迎え、子どもたちに向けた平和へのメッセージが込められている。

 同書は小学生のヒロ、カズヤ、ユリの3人が「たんけんごっこ」の中で、近所の山に防空壕を発見したことから展開する物語。同区内栗木の(株)熱源(船崎帆洸代表)が栽培している防空壕きくらげや、同社の小山仁美さんも登場し、小学生3人が戦争について知るためのきっかけを作る。

 執筆の発端は、横田さんが常務理事を務める日本児童文芸家協会の季刊誌の特集として、平和をテーマにした小編の依頼があったこと。防空壕きくらげの存在は麻生郵便局前にある自動販売機で知っていたが、テレビ番組で栽培所が取り上げられているのを目にし「こんなに近くでと驚いた。すぐ(同社に)電話して取材に行った」と横田さん。実際に同社で小山さんから話を聞き、16頁の小編を完成させた。「絶対に本にしたい」との思いがあり、プロットを立てて備えていたといい、季刊誌の発売後すぐに出版社からオファーがあり、書籍として出版することになった。物語には自身が調べた複数の疎開の体験談なども盛り込まれている。横田さんは「よく防空壕を残す決断をされたなと、感嘆の思い。子どもたちにも、今の平和のありがたさを胸にとどめてほしい」と思いを語る。

戦争知るきっかけに

 防空壕は2013年、同社が資材置き場として購入した山の工事の際に、船崎代表と小山さんが発見した。「防空壕があるから気を付けて、と近所の人に言われて探しにいった」と小山さん。竹藪の中で入り口が埋まり、わずかな隙間が空いているのを見つけ、はしごとロープで中に入った。「何のにおいもしなくて虫すらいなかった。時間が止まったようだった」。調べるうちに、当時の大島国民学校(川崎区)の女子児童らが、親元を離れて学童疎開してきた時に掘られたものだとわかった。「こんなに真っ暗な中で死の恐怖と戦いながら、何時間いるのかもわからないまま。どんなに怖かったか」

 学校関係者らに相談したところ「残してほしい」との声が上がり、「埋めるにも整備にもお金がかかるなら、子どもたちのために残そう」と船崎代表が決断。有効活用を探る中できくらげの栽培を始めた。そのネーミングから防空壕の話を聞きに来る人もいるといい、小山さんはできる限り疎開の事実などを伝えるようにしている。マルシェなどに出店すると、戦争の体験を語っていく高齢者も多くいる。「防空壕という言葉には良いイメージを持たない人もいる。でも、知らないとなかったことになってしまう、というのが代表の考え。きくらげをきっかけに食卓で話題になればいい」と小山さん。「本にして伝えてもらったらわかりやすいのにと思っていた。物語にしてもらって、本当にありがたい」と笑顔を見せた。

 同書は全国の書店などで購入できる。

12年ぶりに新たな市消防音楽隊の隊長に就任した 井坂 好希さん 麻生区在住 38歳


市民の日常に消防の存在を

 ○…川崎市消防音楽隊の新隊長に今年4月に就任した。隊長交代は12年ぶり。「広報する音楽隊」を目指し、SNSでの発信など新たな取り組みに挑戦している。今夏には市立井田病院(中原区)で音楽隊として初の院内コンサートを開催。ベッドのまま鑑賞した患者もいた。病院との調整役を担っただけに「楽しんでいただけてよかった」と笑みを見せる。

 ○…18歳で消防隊に入隊し、一度は退職して大学卒業後に再入隊した。異色の経歴の理由は「命の尊さに何度も触れたので」。2歳の時に心肺停止となり、父の蘇生で助かった。大学時代は親友の死に直面。祖母は脳の手術直後に死亡した。再入団後は市内各地で救急の任務にあたり、多数の死者が出た2015年の簡易宿泊所火災では救命の順序を決める「トリアージ」を担当。つらい任務でも、「命は『あって当然』ではないもの」と、現場で最善を尽くすことに集中してきた。

 ○…音楽隊には7年前に志願。音楽経験はゼロだったが、救急任務にあたる中で、「広報」の重要性を痛感したという。「例えば我々は救急車の適正利用を訴えているけれど、多くの市民が市内の救急車の台数を知らない。消防の情報を、伝えていきたい」。市民と触れ合う機会の多い音楽隊が、最適と考えた。

 ○…音楽隊は配属後に初めて楽器を触る隊員も多い。自身も人生で初めてトランペットに触れ、プロの指導者に師事して基礎から学んだ。宿直明けには、カラオケボックスで次の勤務まで練習した。「音楽は難しい」と苦笑するが、目指すのは「至高の音」ではない。「市民の日常に消防の存在を根付かせることで、防災意識や適切な救急利用につながる。音楽隊がその一翼を担えるよう、全力を注ぎたい」

秋の褒章・叙勲 多摩区・麻生区からは17人

 2025年秋の褒章と叙勲、危険業務従事者叙勲が11月3日付で内閣府から発令された。

 多摩区からは褒章2人、叙勲6人、危険業務従事者叙勲2人の計10人、麻生区からは褒章1人、叙勲5人、危険業務従事者叙勲2人の計8人が選ばれた。年齢は発令時点。五十音順。

褒章

▽藍綬褒章

 会社経営、各種団体での活動などを通じて、産業の振興、社会福祉の増進などに優れた業績を挙げた人、国や地方公共団体から依頼されて行われる公共の事務(保護司、民生・児童委員、調停委員などの事務)に尽力した人に贈られる。

 藍綬褒章には、元多摩防犯協会副会長(防犯功績)の田澤祐信さん(89)=多摩区、元多摩防犯協会副会長(防犯功績)の守谷政夫さん(95)=多摩区、現保護司(更生保護功績)の山田由裕さん(75)=麻生区の3人が選ばれた。

叙勲

 受章者は以下(叙勲名称、氏名、発令時年齢、経歴、功績功労概要)。敬称略。五十音順。

▽瑞宝中綬章

大矢浩(70)元総務省北海道総合通信局長(総務省行政事務功労)多摩区

佐藤憲雄(71)元東北農政局長(農林水産行政事務功労)麻生区

藤田隆史(80)東京大学名誉教授(教育研究功労)多摩区

三木千壽(78)東京工業大学名誉教授(教育研究功労)麻生区

森川卓也(70)元東京税関長(関税行政事務功労)麻生区

▽瑞宝小綬章

高木正之助(70)元公立特別支援学校長(教育功労)多摩区

▽旭日双光章

嶋元(72)元(社)神奈川県薬剤師会副会長(薬事功労)麻生区

▽瑞宝双光章

白井智雄(70)元参議院参事(議院運営事務功労)多摩区

釣瓶泰良(71)元近畿地方整備局河川部電気通信調整官(国土交通行政事務功労)多摩区

▽瑞宝単光章

北原政一(65)元防衛省大臣官房会計課車庫長(防衛業務功労)多摩区

土方茂(70)元川崎市麻生消防団団長(消防功労)麻生区

危険業務従事者叙勲

▽瑞宝双光章

笹本和彦(69)元川崎市消防司令長(消防功労)多摩区

高田実(73)元警視正(警察功労)麻生区

▽瑞宝単光章

市川満郎(67)元東京消防庁消防司令(消防功労)麻生区

島田伸一(74)元神奈川県警部補(警察功労)多摩区

 市内からは今回、褒章3人、叙勲29人、危険業務従事者叙勲12人の合計44人が選ばれている。

住民による縁日の出店

はるひ野町内会 縁日×防災で楽しく啓発

 麻生区のはるひ野町内会(杉本秀治会長)は11月8日、「ハルヒノオータムフェスティバル」を開催した。同町内会恒例の「はるひ野縁日」と「はるひ野防災ジャンボリー」を融合させたイベントで、近隣住民ら約1千人(主催者発表)が秋の地域行事に参加した。

 昨年創設20周年記念として2つの行事を併せて行い好評だったことに加え、防災イベントだけでは本来の目的である啓発に十分な動員が得られないことから、今年も同時に開催。杉本会長は「各町内会・自治会で防災啓発について思案しているが、一つの手法として参考になれば」と述べた。

木村良三会長

川崎 麻生ロータリークラブ

■川崎麻生ロータリークラブ▼会長/木村良三((株)プレスビー)▼副会長/蓬田忠((株)エムケープリント)▼幹事/宇津木茂夫((有)栄進)

■発足/1992年

■会員数/25人

■今年度の主な事業予定/麻生区内各所での地域清掃など

■木村会長「『臨機応変に過度なインパクトを与えず、奉仕と親睦を深めながら、地域に存続していくクラブに…』が今年度の会長方針。長寿のまち麻生区で『健康に、健やかに、長生きを慶びあえる親睦を』を実施計画の一つとして通年の活動などを継続する。国際ロータリー会長メッセージ『よいことのために手を取りあおう』が示すように、公共的な存在として新百合ヶ丘周辺の環境維持や安全を目指し、高齢者に優しいまちづくりのお手伝いをしていく」

のりものフェスタのチラシ

いろいろな乗り物大集合 11月22日 カルッツなどで

 バスや電車、タクシーなどの乗り物が集まる「かわさきのりものフェスタ」が11月22日(土)、カルッツかわさき、富士見公園、川崎競輪場(いずれも川崎区)で開催される。午前10時から午後4時。荒天中止。

 川崎市や公共交通事業者らで構成される同実行員会主催。運転手不足によるバスの減便などの課題を抱えていることや、公共交通をより利用してもらうことを目的に昨年、初めて企画され好評を博した。

 第2回となる今回、会場では連節バスの試乗会、自動運転バスの車内探検、市バスとの綱引き、ミニ電車の乗車体験、飛行機を誘導するマーシャリングやアナウンスを体験できる航空教室、パイロットや客室乗務員の制服着用体験などさまざまな企画が用意されている。詳細は公式サイト(「かわさきのりものフェスタ」で検索)。

歌を披露する三井さん

多摩区 菅町会 いつまでも健康で 東菅小学校で敬老会

 多摩区にある菅町会恒例の敬老会が11月3日、東菅小学校体育館で開かれた。約300人が会場を訪れ、長寿と健康を祝い合った。

 第1部の式典では、同町会の濃沼健夫会長があいさつに立ち、のどの筋肉などを鍛える「ハシカベ体操」を紹介。第2部は、菅北浦在住でナレーターや歌手として活動している三井砂奈さんのコンサートが開かれ、参加者は昭和歌謡などに聴き入った。

過去開催の様子=提供

不登校の子と保護者 自然にふれて不安を発散 12月7日 畑で交流

 不登校の子どもやその保護者同士の交流の場として「ふりーたいむコネアグ」が12月7日(日)、午前10時〜午後4時、「NORACo.」の農場(麻生区片平)で開かれる。NPO法人connect主催。荒天中止。

 農作業や炊出し体験、ネイチャーワークショップなどで、自然にふれながら心を解放していく。

 対象は心にモヤモヤや不安を感じる未成年。保護者同伴や保護者のみの参加も1人まで可。子どもは参加無料。保護者は食材費負担。定員20人。11月29日(土)までに申込み。(問)麻生区企画課【電話】044・965・5112

 麻生区を拠点に活動するマンドリンオーケストラ「アンサンブルマンドリーノ斉藤」の定期演奏会が11月21日(金)、麻生市民館で開かれる。午後1時30分開演。入場無料。

 整理券不要。詳細は同団ウェブサイト。(問)【メール】mandolino_saito@yahoo.co.jp

三曲あさお定期演奏会 12月13日 箏と三絃と尺八

 邦楽合奏団「三曲あさお」が12月13日(土)、昭和音楽大学ユリホール(麻生区)で「箏・三絃・尺八第30回記念演奏会」を開く。午後2時開演。

 三曲あさお創立35周年記念として会員が演奏。そのほか、箏教室の生徒発表会も実施する。『赤壁之賦』『クリスマス名曲集』、尺八四重奏曲『シルクロード』『残光の彼方へ』などを披露。

 入場無料。問い合わせは船明(ふなぎら)さん【電話】042・708・8377。

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活動した菅町会の会員

菅町会で献血 53人が採血に協力

 多摩区の菅町会(濃沼健夫会長)による献血活動が11月7日、JAセレサ川崎菅支店前で行われ、同町会役員らが通行人に協力を呼びかけた。

 神奈川県赤十字血液センターと協働で年2回実施されている同町会の恒例行事。この日は55人が受け付け、53人が献血。合計1万9800ミリリットルの血液が採取された。協力者には返礼品として、飲み物と生活用品を配った。

 40年以上続いている同町会の献血活動。献血推進団体として1982年に県知事賞を受賞し、2018年度には厚生労働大臣表彰を受けている。

英伸三 写真展 12月21日まで開催中

 写真展「英伸三 映像日月抄 そのときのあのこと あのときのそのひと」が12月21日(日)まで向ケ丘遊園中和ビル(多摩区)2階で開催中。午前10時30分から午後5時。川崎市市民ミュージアム主催。観覧無料。火曜日休室。

 農村問題などを通じて日本社会の姿を追い続けてきた写真家・英伸三氏の作品67点を展示。関連企画あり。詳細は【電話】044・712・2800。

輝く百合小 11月29日 イベント

 百合丘小学校60周年記念「輝輝(きらきら)百合フェスタ」が11月29日(土)、午前10時から午後3時まで、同校校庭・体育館で開かれる。同校PTA主催。

 防災イベント、児童が考案したパンなどの飲食販売、プロレスショー、バザー、ゲームほか。雨天決行。入退場自由。誰でも参加可。(問)yurigaokasyopta@gmail.com

「午後の紅茶」から新商品 読者10人にプレゼント

 キリンビバレッジ(株)が「キリン 午後の紅茶」シリーズの新商品「午後の紅茶FRUITS & ICE TEA オレンジとグレープフルーツ/白ぶどうとレモン」の2品=写真=をこの秋、新発売。

 「オレンジとグレープフルーツ」は、オレンジとグレープフルーツの甘酸っぱさを、爽やかな紅茶で仕立てたすっきりした甘さ。「白ぶどうとレモン」は、みずみずしい果汁感の白ぶどうとレモンを組み合わせ、紅茶を加えることで、爽やかですっきりとした後味が特長だ。

 読者10人に2本セットをプレゼント。希望者はメールで、氏名、年齢、住所、電話番号を記載の上、kawasaki@townnews.jp。11月30日(日)締め切り。

献花を行う出席者

8千人超の戦没者追悼 120人が出席、献花

 戦争で命を落とした川崎市出身者を悼む「川崎市戦没者追悼式」が11月6日、川崎市総合福祉センター(エポックなかはら/中原区)で執り行われた。

 川崎市と川崎市遺族連合会(程塚伸秀会長)の主催で毎年企画されている同追悼式。会場には、福田紀彦市長、程塚会長をはじめ、約120人が出席し、献花を行った。

 式辞で福田市長は、戦争犠牲者へ哀悼の意を捧げ、「戦争の惨禍を二度と繰り返さないために、悲惨な戦争の記憶を風化させず、過去の歴史から学んだ教訓を深く心に刻み、次の100年を担う若い世代に戦争の悲惨さを語り継ぎ、失われた命の尊さと平和の大切さを伝えていくことが我々の使命」と述べた。

 その後、慰霊式も行われ、慰霊法要も営まれた。

 川崎市によると、川崎市出身者の戦没者は、戦災死者400人を含む8167人になるという。

街道の歴史を学ぶ 全2回 多摩市民館で講座

 「多摩区郷土史入門講座」が、12月に多摩市民館で開催される。多摩区を中心に地域の歴史を研究している稲田郷土史会と多摩図書館、多摩区文化協会の共催。全2回。

 川崎の街道と多摩川の水運を江戸との関係から辿る。第1回は12月7日(日)、中原街道。第2回は12月21日(日)、大山街道。

 両日共午前10時から正午。対象は15歳以上。参加費500円。定員30人先着順で、申込みは11月18日(火)午前9時30分から。申込み・問い合わせは多摩図書館【電話】044・935・3400。

多摩川の里でイベント 11月29日 6年ぶりに開催

 「多摩フェス㏌なかのしま」が11月29日(土)、多摩川の里身体障害者福祉会館(多摩区中野島)で開催される。同館主催で午前10時30分から午後2時まで。雨天決行。

 パン、野菜、手芸といった各障害者団体による自主製品や石焼き芋、わたがしの販売、バンド演奏、ヨーヨー釣りのブースなども設けられる予定。同館は、「6年ぶりの開催となるので、家族、友人お誘い合わせの上、お越しいただけたら」と話す。問い合わせは同館【電話】044・935・1359。

学童でまつり 11月23日 多摩区菅馬場

 たまっ子学童ホール(多摩区菅馬場1の23の27)は11月23日(日)、第44回「たまっ子まつり」を開催する。午前10時30分から正午まで。

 的当てや輪投げ、スーパーボールすくい、ビンゴ大会などを実施。ゲームは1回50円から。炊き込みご飯の販売やミニバザーなども開催する。

 地域を支える学童ホール。同日の午前11時から11時30分まで、2026年度の入室説明会も行う。同ホールの説明と、希望者には申込書を配布する。子ども連れ可。要事前予約。

 イベントには、誰でも参加できる。入場は無料。予約・問い合わせは、【電話】044・944・6668。

(上)円形に並ぶ「横丁」の模擬店(右)船山さんたちの模擬店

子ども夢パーク恒例 20周年の「ゆめ横丁」盛況 友兼所長「当たり前の存在」

 川崎市子ども夢パーク(高津区)の秋のイベント「こどもゆめ横丁」が11月3日に開催され、約2千人の来場者が子どもたちの「仮想商店街」を楽しんだ。

 「こどもゆめ横丁」は、市子どもの権利条例が子どもたちに保障する「子どもの権利」を体感できるイベントとして2006年に始まり、今年で20回目。今年は4歳から18歳までがチームを組み、雑貨店やゲームコーナーなど多彩な31店舗の模擬店を出店した。

 子どもの「やってみたい」を実現しようと始まった「ゆめ横丁」。第一回は14組が模擬店を出店し、来場者も約450人だったが、徐々に知名度が上がり、参加者も来場者も増え続け、最大で49店舗が並んだ年も。

 今年は子どもたちの事前協議「横丁会議」の中で、模擬店の配置をぐるりと「円形」にし、中央に出し物のステージを置くことを決めた。その結果、来場者の動線がスムーズになり、模擬店に立つ子どもたちも出し物を見られた。

 高津区内の小学2年生の船山和花(のどか)さん(7)は、学校の友達に誘われて3人で雑貨店を出店。だが準備途中で中心となる友達が体調を崩し、この日は急きょ2人でお店を切り盛りした。店の脇で見守っていた父・和輝さん(37)は「手伝いたい気持ちをこらえるのが大変。でも、2人でよく頑張っていて感心する」と安どの表情を見せた。

 夢パークの友兼大輔所長は「20年の間に『こどもゆめ横丁』が特別なことではなくなり、子どもたちの中に当たり前にある存在になったと感じる」と話していた。

川崎市役所

インフルエンザ感染拡大 「流行発生警報」を発令 小中学校で学校閉鎖も

 川崎市内でインフルエンザの患者数が急速に増え始め、市は11月5日、「流行発生警報」を発令した。10月28日に「注意報」を発令したばかりだが、10月27日〜11月2日の期間の患者報告数が爆発的に増え、「警報基準値」を超えた。

 市は感染症発生動向調査のため、市内61施設を「定点医療機関」に指定し、1週間ごとにインフルエンザと診断された患者数の報告を受けている。この調査で今年の第44週にあたる期間に、流行発生警報の基準値である定点施設あたり「30人」を超える37・83人の患者が確認された。前週の第43週(10月20日〜26日)には昨年より6週早く「流行発生注意報」の基準値10人を超えていた。

 「注意報」発令時の状況を地域ごとに見ると、高津区が26・11人で最も多く、多摩区24・13人、川崎区20・75人の順だった。市によると、市内の小・中学校では10月中旬以降にインフルエンザの影響とみられる学級閉鎖や学校閉鎖が相次いでいるという。市の担当者は、「早めのワクチン接種や手洗い、うがい、体調不良時のマスク着用などの徹底を」と呼び掛けている。

 今年はインフルエンザの流行が早く、神奈川県は10月30日に昨年より2カ月早い流行発生注意報を発令した。

第54回川崎市文化賞 茶華道協会などが受賞 スポーツ賞に甲斐選手

 川崎市の文化芸術や福祉、スポーツなど各分野での功績をたたえる「市文化賞」など各賞が決定し、11月5日、川崎市役所で贈呈式が開かれた。2025年度の文化賞は、茶道や華道の活動を通して伝統文化を継承してきた市茶華道協会、昭和音楽大学理事長の下八川共祐さん、川崎沖縄県人会名誉会長の比嘉孝さんに贈られた。

 市文化賞は川崎市が政令市となった1972年に創設され、91年の第20回を契機に「文化賞」「社会功労賞」「スポーツ賞」の3部門に。さらに若手を応援する「アゼリア輝賞」と「特別賞」も加わった。

 文化賞を受賞した市茶華道協会は1925年(大正14年)に「華道六合会」として発足し、71年に「川崎茶道会」と合併。100年にわたり市民が茶華道に触れる場づくりに尽力した。下八川さんは、昭和音楽大学でクラシックやジャズなど幅広い音楽教育に取り組み、「音楽のまち・かわさき」推進協議会を会長としてけん引してきた。比嘉さんは、一般財団法人川崎沖縄県人会の会長として沖縄文化の普及と、川崎市と那覇市の交流事業を推進した。

 市茶華道協会の徳安興理事長は受賞のあいさつで「先人が築いた礎の重みを痛感する。これから先も川崎から世界に向けて日本人の心を力強く発信していく」と述べた。

 「社会功労賞」には、アートを通した共生社会を目指す取り組みを続けるNPO法人「studio FLAT」理事長でアーティストの大平暁さんと、川崎市看護協会で副会長などを務めた高橋恵さんが選ばれた。

 国内外の大会で卓越した成績を残した人物に贈られる「スポーツ賞」には、男子バレー日本代表選手で専修大学4年生の甲斐優斗さんが選出された。文化芸術分野で今後一層の活躍が期待される個人や団体に贈られる「アゼリア輝賞」は、洗足学園音楽大出身の声楽家・川崎麻衣子さんと、昭和音楽大学を23年に卒業したピアニストの田久保萌夏さんが選ばれた。

 福田紀彦市長は主催者側を代表し、「みなさんそれぞれの道で長年にわたり貢献され、社会に変革を起こされてきた。次の百年に向けて新たな道標を付けて頂きたい」と祝辞を述べた。

写真は過去のクラフトマーケットの様子

溝の口駅前「ポレポレ通り」のクラフトマーケット 雨天順延、11月16日㈰に開催 プログラム内容、実施時間(10時30分~16時)は、ほぼ変更ナシ

 「溝ノ口駅前商店街振興組合」(持田知介理事長)が主催し、11月9日に予定されていた「クラフトマーケット」は、雨天のため翌週16日(日)に順延となった。開催時間(10時30分から16時まで)や、プログラム内容等に大きな変更はない予定。イベントの問合せは溝ノ口駅前商店街振興組合【電話】044・822・6277(午前10時〜午後4時受付)へ。

富士通グループの3つのプロスポーツチームと「Sports for Nature」のロゴ

GO!GO!!フロンターレ


国内初!スポーツで自然保護を

 川崎フロンターレと富士通は10月15日、スポーツを通じた自然保護を推進する国際的な枠組み「Sports for Nature(S4N)」のフレームワークに署名した。同クラブのほか、富士通フロンティアーズ、富士通レッドウェーブも名を連ね、国内のスポーツチームとしては初の取り組みとなる。

 S4Nは、国際自然保護連合や国際オリンピック委員会などが共同で立ち上げた構想で、スポーツ界全体で自然保護や生態系の回復に向けた行動を推進し、スポーツを通じた環境保全への貢献を目指すもの。以前から富士通グループ全体で地球環境問題の解決に取り組んでいることから、今回の署名に至ったという。

 同クラブは今後、古着の回収による衣類リサイクルや、ホームゲームでの廃棄物削減に取り組むほか、ファン・サポーターとともに河川の水質改善を目的とした清掃活動も予定している。

 担当者は「サッカーは試合やトレーニングで、一定の環境負荷を掛けている。今回の署名を契機に、一人ひとりの行動変容を促す存在を目指したい」と話している。

画像は川崎フロンターレ