茅ヶ崎・寒川版【1月1日(木)号】
エッセイを持つ坂口涼太郎さん

坂口涼太郎さん 今年にかける想い語る 茅ヶ崎市との関わりも

 個性的な佇まいと演技を武器にドラマや映画、舞台で活躍する俳優・坂口涼太郎さん=人物風土記で紹介=は、高校時代を茅ヶ崎で過ごした。昨年は大河ドラマ『べらぼう』への出演が話題を呼んだほか、8月には自身初となるエッセイ『今日も、ちゃ舞台の上でおどる』(講談社)を出版するなど、その活動の場は多岐に渡る。「年男」として迎える2026年も活躍が期待される坂口さんに話を聞いた。

 出身は神戸だが、高校進学と同時に茅ヶ崎市へ引っ越し、県立茅ケ崎高校に通った坂口さん。17歳でダンサーとして初舞台を踏み、2010年に俳優デビューした。以降、テレビや舞台、映画への出演に加え、シンガーソングライターやダンサーなどアーティスト活動にも力を入れ、注目を集めている。

飛躍の2025年

 昨年11月にはNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に出演。東洲斎写楽の大首絵に描かれた歌舞伎役者・中山富三郎を演じ、その独特の存在感と演技で、大きな反響を呼んだ。「まさかこんなに話題になるとは」と坂口さん。

 また、8月に自身初のエッセイを出版。俳優としての活動など「表現すること」で自身の個性を唯一無二の武器へと昇華させていく過程や、家族との温かなエピソード、自身の弱さや不器用さを愛するためのヒント、茅ヶ崎で過ごした日々の思い出などが等身大の言葉で綴られている。

 そんな坂口さんは1月から、歌舞伎の演目を現代的な解釈で上演する「木ノ下歌舞伎」の北米ツアーを控える。「以前のフランス公演で、文化や言語が違っても、理解してもらえることが分かった。全力でパフォーマンスを届けたい。観客のみなさんの反応も楽しみ」と意気込む。

 今年は「年男」という節目。「馬のように駆け抜けている日々だけれど、たまにはのんびり、立ち止まって、いろんなものを見て、感じて、自分らしく1年を過ごしたい。みなさんにとってもそんな1年になりますように」と語った。

 エッセイは全国の書店(取り扱いは確認を)または通販サイトから購入可能。1870円(本体価格1700円+税)。
チームロゴと選手たち=提供

茅ヶ崎にプロバスケチーム 3人制リーグに参入決定

 2026年、茅ヶ崎を拠点とする新たなプロスポーツチームが誕生する。3人制バスケットボール「3X3」(スリー・エックス・スリー)チーム「CHIGASAKI STARS」がこのほど、国内プロリーグに参入することが決定した。5月に開幕する新シーズンに向けて準備が進む。

 3X3はストリートスポーツとして人気を高めており、14年に「3x3.EXE PREMIERリーグ」が創設された。

 CHIGASAKI STARSは、茅ヶ崎FMのパーソナリティーも務める「令和応援団」代表の龍口健太郎さんが中心となり、昨年6月に発足。参入手続きの傍ら、トライアウトを行って茅ヶ崎出身や在住の選手を中心に8人と契約した。「戦術理解を高め、運動量と連携で勝てるチームにしたい」と龍口さん。参入1年目でのプレーオフ進出を目指す。

 合わせてホノルルミーツなど地域のイベントに出てチームをアピールしているほか、3X3の体験会なども開催し競技の魅力を伝えている。

 またファンクラブ「チガサキーズ」も発足。「地域の企業や店舗と連携し、団員証を提示すればサービスを受けられるようにするなど、市民みんなが楽しめるチームにしたい」という。

 シーズンは5月から9月まで。今年はパブリックビューイングなどを実施するほか、来年以降、商業施設などでの地元開催を誘致し、3年目の28年には国際大会への出場を目指す。龍口さんは「地域に貢献し、子どもたちが夢を見られ、地域の人たちがワクワクするようなチームにしていきたい」と意気込む。

エッセイの出版や大河ドラマの出演など多岐にわたり活躍する個性派俳優の 坂口 涼太郎さん 県立茅ケ崎高校出身 35歳

個性のままで生きていく

 ○…昨年は大河ドラマ『べらぼう』など話題作への出演が相次いだ。その独特の存在感は「クセが強い」と評されることも。「何かかましてやろうと思っているわけではない。自分がいいと感じていることを真剣にやっているだけ。でもその感性が人から見たら個性に見えるのかもしれない」

 ○…神戸市で生まれ育つ。3歳からピアノを始めるなど、音楽や芸術に親しんだ。10歳の頃、初めてミュージカル『キャッツ』を観劇し「思わず涙が流れて、あの場所に立ちたいと思った」。高校入学と同時に茅ヶ崎へ。「高校は楽しかった。でも、自分らしくいられたのは学校ではなく、音楽や表現に触れているときだった」という。17歳の時、ダンス公演に参加して初舞台を踏み、以降、俳優だけでなくシンガーソングライター、ダンサーとその活動は多岐にわたる。

 ○…昨年8月、初のエッセイ『今日も、ちゃ舞台の上でおどる』を出版した。その柱となるのが「らめ活」という考え方。「あきらめ活動」の略で、他人と比べることを「あき『らめ』」て、自分自身の「好き」や「得意」を大切にすることで、今の生活を『ラメ』のように輝かせる、というものだ。発売直後に重版されるなど大きな反響を呼んでいる。「自分は自分のままでいいのだと思ってもらい、読んでくれた人が少しでも『楽に生きられる』ようになってくれたら」

 ○…多忙な生活の中でも、ふとした時に、サザンビーチちがさきに立ち寄るという。「学生時代からお気に入りの場所。思い悩んだ時、なぜか『行かなきゃ』と思う」とにこり。「自然もあって空も広い。茅ヶ崎に住んで良かったと今でも思っている。そのことを皆さんにも改めて感じてもらえれば」
過去の凧揚げ大会の様子=提供

新春こども凧揚げ大会

 「第12回新春こども凧揚げ大会」が1月2日(金)、サザンビーチちがさきで開催される。午前10時から午後1時まで。主催はNPO法人茅ヶ崎海岸づくり推進機構。

 当日は環境に優しい和紙と竹ひご、綿糸を使った手作り凧に子どもたちが願い事を書き、それを茅ヶ崎海岸に揚げる。凧は小学生以下の先着300人に配布予定(なくなり次第終了)。また竹馬や羽根つき体験、甘酒の振る舞い(数量限定)なども行われる。「皆様のお越しをお待ちしております」と主催者。

明治大学校友会 新春の集い参加者募集

 明治大学校友会茅ヶ崎地域支部(脇洋一郎支部長)が1月17日(土)に開催する「新春の集い」の参加者を募集している。場所はラスカ茅ヶ崎6階ホールで、午後0時30分受付開始、1時から3時まで。会費は1人6000円。

 申し込みは1月10日(土)までに咲山さん【FAX】0467・85・3310または【メール】sakiyama@axisfirm.comへ。
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無料健康測定会 1月7日 市役所で

 茅ヶ崎市と健康づくりの包括的協定を結ぶ、明治安田生命保険相互会社大船支社による、健康測定会が1月7日(水)、茅ヶ崎市役所で開催される。本庁舎1階市民ふれあいプラザで午前11時から午後3時まで。無料。

 野菜摂取量の推定「ベジチェック」や老化物質の蓄積状況の測定「AGEs」、ストレス度などの測定「自律神経チェッカー」などができる。事前申し込み不要で当日直接来場を。(問)同社茅ヶ崎営業部【電話】0467・85・1624

初詣 どんど焼き完全ガイド 「#ちがすき」まとめページ

 茅ヶ崎ライフスタイル ウェブマガジン「#ちがすき」に、茅ヶ崎市内の初詣とどんど焼きのまとめページがアップされている。

 「茅ヶ崎の初詣&どんど焼き完全ガイド 浜降祭ゆかりの神社28カ所まとめ」として昨年のものを更新。ローカルスポットや日の出だけでない見所のほか、神社情報は「鶴嶺・茅ヶ崎駅周辺」「茅ヶ崎海側」「松林・小出方面」の3エリアに分けてページが用意されている。

「はたちのつどい」実行委員長に聞く

 茅ヶ崎市と寒川町で1月12日(月・祝)、「はたちのつどい」が開催される。対象となるのは茅ヶ崎市が2198人、寒川町が466人。準備を進めてきた実行委員会に、イベントの内容や地元に対する思い、将来の夢や理想とする大人像などを聞いた。

茅ヶ崎/ALOHAで大人への一歩

 実行委員長を務めるのは小田風晴さん(浜須賀中出身)と前田優さん(鶴が台中)の2人。ともに中学時代の恩師からの誘いなどをきっかけに参加を決め、委員長に立候補した。

 昨年5月から、記念事業などの準備を進めてきたが「18人の委員全員がとにかく個性的。『人生で1回限りの大切な式。楽しくいい式にしたい』とどんどんアイデアが飛び出して、密度の濃い話し合いができた」と振り返る。

 テーマに選んだのは「ALOHA」。ハワイ語のあいさつとしておなじみだが「ホノルルが茅ヶ崎の姉妹都市であること、5文字それぞれに思いやりや調和、喜び、謙虚、忍耐といった意味があると聞き、大人の仲間入りをする自分たちにふさわしいと思った」。

 記念事業では恩師からのメッセージなどとともに、茅ヶ崎や出身中学校、自分たちが生まれた2005〜6年の出来事などを題材にした謎解きのほか、クイズ大会、また当時の制服の展示なども予定している。「楽しみながら茅ヶ崎のことを意識したり、中学校時代のことを振り返ってもらえたら。とにかく史上最高のつどいになると思うのでぜひ来てほしい」と呼びかける。

 20歳の節目を迎え「いつかは起業して、ない道を切り開きたい」(小田さん)、「周囲にいい影響を与えられるに人になりたい」(前田さん)と語る2人。「茅ヶ崎市はたちのつどい」は1月12日、茅ヶ崎市民文化会館で、第1部が午後1時から2時まで、第2部が3時から4時まで。

寒川/絆を「結」ぶ式典に

 今年の実行委員長は、寒川中学校出身の石倉大暉さんが務める。

 式典のテーマは「結」。式を通して、仲間との絆を再び結んでほしいという願いが込められているという。記念事業では、母校や地元に関する「ビンゴ形式の思い出クイズ」と、当時の写真で振り返る「スライドショー」を企画。「懐かしい記憶を共有することで、再会の喜びを何倍にも膨らませてほしい」と、昨年5月から11人の実行委員会メンバーらとともに、月一回の会議を重ねて準備に奔走してきた。

 石倉さんが実行委員に入ったのは中学時代に中央委員の委員長を務めていた縁で、学校から依頼があったから。「せっかくやるなら良い式にするためにみんなを引っ張っていきたい」と、委員長という大役に自ら立候補した。「みんなを引っ張っていくのは難しいけれど、普段できない経験ができたり、他の学校の人と仲良くなれたりできてうれしい。実行委員長になってよかった」と語る。

 現在は神奈川大学に通う大学2年生。将来の夢は、建築関係の仕事に就くことだ。夢の実現に向け、資格の取得を目指して勉強もスタートさせるという。

 式を目前に石倉さんは「一生に一度の成人式。同級生のみんなにはぜひ久しぶりの再会や、記念事業などを通して楽しい思い出を作ってもらいたい」と意気込んでいる。

 「寒川町はたちのつどい」は寒川町民センターで、式典が午後1時から1時45分まで、記念事業が1時50分から3時まで。

(公社)茅ヶ崎青年会議所 新理事長に聞く まちと、仲間と共に前へ

 20〜40歳の青年経済人がまちづくりに取り組んでいる茅ヶ崎青年会議所(JC)。1月1日付で新しい理事長に就任した羽場大祐さんに、今年の取り組みについて聞いた。

 ――1年間の活動テーマを教えてください。

 「『共進』です。まちと共に、JCの仲間と共に、そして今まで築き上げてきた歴史と共に、新たな未来へ向かって進んでいきましょう、という願いを込めました」

 ――具体的な取り組みを教えてください。

 「茅ヶ崎には豊かな自然をはじめ、芸術や音楽などさまざまな資源があります。それを大切にしながら、青少年に茅ヶ崎の良さをもっと知ってもらうなどの事業に取り組んでいきます」

 ――今年度、どんなところに期待されますか。

 「トップダウンで決めるのではなく、あくまでメンバー一人一人がまちづくりに対して高い意識と自由な発想で事業に取り組んでいくことが必要だと思います。メンバーは少なくなっていますが、だからこそ一致団結ししっかりとスクラムを組んで強い力を生み出していきたい。メンバーの皆にはもっともっと多くの機会をつかんで、より良いまちづくりにつなげてほしい。あとはやっぱり楽しいところにこそ人が集まると思うので、市民の皆さんが楽しめるような事業を行い、私たち自身が楽しむことができれば、会員拡大であったり、JCのブランド力の向上につながってくると思います」

楽しみながら挑戦しやり切る

 ――改めてJC活動の魅力を教えてください。

 「まちづくりを通じて自分自身の成長を感じることができ、そのなかで仲間が増えていくところだと思います。これまでJCメンバーの発信でサザンビーチフェスタなどさまざまなイベントが実現してきました。先輩たちが築き上げてきた歴史を踏まえながら新たな未来に向かって挑戦し、しっかりやりきることで茅ヶ崎や自分たちの未来が見えてくると思います。活動テーマである『共進』を胸に、楽しむ心を忘れずに今年1年、茅ヶ崎、また、JCをさらに盛り上げていきたいです」

(一社)寒川青年会議所 新理事長に聞く 「『最高の町』作りに尽力」

 20〜40歳の青年経済人がまちづくりに取り組んでいる一般社団法人寒川青年会議所(JC)。1月1日付で新しい理事長に就任したグエン・ジョニーさんに、今年の取り組みについて聞いた。

 ――今年のスローガンを教えてください。

 「『WE THE BEST』です。最高の仲間である寒川青年会議所のメンバーと、この町に暮らす人々に向けて、『自分たちって最高だな』『寒川町って最高だな』と誇りを感じてもらえたらという願いを込めました」

 ――どのような取り組みを行いますか。

 「大きく分けて3つあります。1つ目が会員拡大です。未来に仲間を増やすことは私たちの使命でもあります。SNSや地域交流を通して拡大を図っていきます。2つ目は思い出に残る事業の創出です。子どもたちが、将来思い出した時に『いい町だな』と思ってもらえるようなイベントを企画したいと考えています。3つ目は町の強みの発展です。寒川町ならではの長い歴史を守りつつ、若い世代の発想を通してさらなる町の発展につなげていきます」

 ――改めてJC活動の魅力を教えてください。

 「JCは『奉仕・修練・友情』を3信条としています。まちづくりに貢献しながら、自身のスキルをより一層磨き、さらに一生涯の仲間と出会えるところが魅力だと言えます。これからも、幼少期から過ごしている大切なこの町の未来を、多くの仲間とともに作っていきたいと思っています」

各市町で消防出初式

 新春恒例の消防出初式が1月11日(日)、茅ヶ崎市と寒川町で開催される。

 茅ヶ崎市は茅ヶ崎市総合体育館とその前庭を会場に午前9時30分から正午まで。第1部では永年勤続消防団員表彰などの式典が、第2部では古式消防保存会によるまとい振り込みやはしご乗り演技などが行われる。(問)同市消防総務課【電話】0467・82・1111

 寒川町はさむかわ中央公園で午前11時から正午まで。消防団車両の行進や一斉放水などを実施。「消防ダン十郎」のステッカー配布も。(問)同町町民安全課【電話】0467・74・1111