多摩区・麻生区版【9月20日(金)号】
ナスの皮で染め物を試す児童たち

虹ヶ丘小5年生 手作り野菜で地域交流 イベントで学習成果発表

 市立虹ヶ丘小学校(麻生区/井上恵子校長)の5年生21人は、自分たちで育てた野菜を使い、地域交流を図る取り組みを行っている。10月5日(土)に王禅寺ふるさと公園で行われる地域イベント「Vege&Art Fes(ベジフェス)」で学習の成果を発表するため役割分担し、準備に励む。

 6月頃から総合の学習の中でナスやトマト、のらぼう菜の栽培を行ってきた5年生。学習を進める中で子どもたちから「野菜で地域を笑顔にしたい」という声が挙がり、「虹ヶ丘特産品 輝け地域と虹の架け橋」とテーマを掲げ、実現に向けて動き出した。

近隣飲食店が協力 

 話し合いの中で、子どもたちは近隣の飲食店メニューの材料として使ってもらいたいと考えた。電話で直接相談した結果、「蕎膳 樂」「林屋精肉店」「バウムドルフ」「元気食堂」の4店舗が協力を受け入れた。

 子どもたちは育てたナスを提供するほか、各店の魅力や店主の思いを取材。今回の取り組みや、商品をPRするポスターを作成して贈るなど、交流を深めた。「蕎膳 樂」の石川洋介さんは「地域を背負ってくれる頼もしい姿に泣きそうになった。ポスターを見たお客さんからも反響があり、ありがたかった」と笑顔を見せる。担任を務める土屋砂陽子教諭は「快く引き受けてくださり素敵な地域だと実感した。地域を大切にし、貢献したいという思いを育んでほしい」と願いを語る。

グループごとに準備

 児童の取り組みが深まる中、土屋教諭の知人で「ベジフェス」の実行委員長を務める中村ふみよさんから、イベント参加への誘いがあった。さらなる活動の広がりや地域参画を目的に、イベント内で特別ブースを設け発表することになった。

 子どもたちは現在、取り組みの周知や協力店舗を紹介する「チラシ」、取材した内容や野菜などのクイズを盛り込んだ「スライド」、育てた野菜の調理法を冊子にまとめた「レシピ」、当日行うワークショップに向けた「体験」―の4つのグループに分かれて準備を進めている。

 9月13日の授業では各グループが作業を実施。体験グループの児童は、ナスの皮を使って染め物を体験し、色あいや手順を確かめた。女子児童は「ナスは食べるだけではなく、こういう使い方もできると知ってほしい」と話した。

 イベント当日は発表のほか、のらぼう菜の苗の配布などを行う。土屋教諭は「一人一人が一生懸命動いている。この実体験を機に自分の頭で考え、行動を起こせるようになってほしい」と思いを語った。

 児童の学習発表は午前10時から正午を予定。

市内小学校で4月に提供された給食

川崎市 学校給食費 値上げの方針 物価高騰受け 来年度めど

 川崎市は、学校給食費を2025年度から値上げする方針を示している。値上げした場合は、1食あたり小学校で50円、中学校で60円程度を見込む。

 川崎市では、学校給食法などに基づき、給食の実施に必要な施設・設備などにかかる経費や人件費は市が、食材費は保護者が負担している。現在の給食費は1食あたり小学校が270円、中学校が320円。小学校では2018年に料金を改定、中学校では17年度の完全給食開始以来、これまで変更はない。

 市によると、新型コロナの感染拡大やロシアのウクライナ侵攻などによる近年の物価高騰の影響で、保護者から徴収する給食費では食材費が不足する状況が続いていた。22年度と23年度は国の新型コロナ対策のための臨時交付金で不足分を補った。今年度は給食の安定運営のために設置されている市の学校給食運営基金を取り崩しているが、物価高騰に歯止めがかからず、9月議会一般会計補正予算案に食材料費として約5億6千万円を計上。加えて、献立の変更や削減などの工夫により、食材費の抑制も図ってきた。

質の維持困難に

 市は、今後も物価高騰が続いた場合、将来的に給食の質を維持していくことが難しく、料金改定の検討が不可欠と判断。5月の市議会文教委員会で現状を報告して今後の対応について協議に入り、8月の同委員会で値上げに向けて取り組みを進める方針を示した。

11月規則改正目指す

 改定の場合、金額は前回改定後の18年4月から今年4月までの市の消費者物価指数の上昇率などから試算し、1食あたり小学校で320円、中学校で380円程度になると見込む。市は9月中に保護者アンケートを実施し、給食の感想や要望、改定に関する意見を聴取。校長会やPTA、教職員組合の代表者、学識経験者らからなる市学校給食運営連絡調整会議での検討を経て、11月中をめどに学校給食費が定められた市の規則を改正したい考えだ。市の担当者は「市議会や保護者アンケートでの意見を踏まえて検討を進めていきたい」と話している。

 今年度、政令市ではさいたま市と神戸市が小学校の給食費を改定。差額分は市が負担している。

日本オストミー協会川崎市支部の支部長として、10月に落語鑑賞会を企画する 坂本 純さん 川崎区在住 67歳

障害は個性、笑顔絶やさず

 ○…人工肛門や人工膀胱を設け、排泄物を自動的に体外に出すことができないオストメイト。「この障害を少しでも多くの人に理解してほしい」と、10月に落語鑑賞会を初めて企画した。「落語の笑いで来場者の心身の健康増進につながれば」と思いを込める。

 ○…証券会社で働き、定年を目前に控えた57歳の時、3年ぶりに受けた検診で大腸がんが発覚。「医師から『これはヤバいぞ』って言われて」。手術は8時間にも及び、直腸と肛門を摘出。「初めはお腹のストーマ装具を見るのも嫌で、仕事にも集中できなかった」。そんな虚脱状態から救ってくれたのが協会の会員だった。初めて参加した総会で、「初心者マークか。楽しく生きよう」と掛けられた言葉で気持ちが晴れた。「オストメイトにならなければ、そこに偏見を持っていた人間だったと思う。今まで見えなかった景色を見ることができて良かった」

 ○…長野県諏訪市で生まれ、地元の進学校を卒業。両親共に教員という厳しい家庭で育った反動もあり、上京し就職。家族は妻と娘2人。「子育ては家内に任せていたから、娘からは『世話にはなっていない』って嫌味ばかり。性格も似ていて叱れないよ」と苦笑い。今は時々故郷を訪れ、高校の同級生とも連携し、歴史的資源をいかした地域おこしにも力を注ぐ。

 ○…オストメイトは全国に約20万人、川崎市内には2千人弱いるとされるが、会員は100人に満たず高齢化も課題の一つ。「悩んでいる若者も多いはず。同じ境遇にある人の生き方や働き方を知る機会になる」と呼び掛ける。笑顔溢れる共生社会の実現に、教育の必要性も説く。「個性や多様性を尊重する教育課程が大切。家庭でも話したり、子どもが親に教えることがあってもいいね」

壁に絵を描く子ども

旧登戸区画整理事務所 「ありがとう のぼりと」 落書きイベントでお別れ

 旧登戸区画整理事務所棟の解体を前に、9月6日、同事務所の壁や床をキャンバスにした「さよならラクガキアートパーティー」が行われた。

 登戸土地区画整理事業は1988年から続いており、現在最終局面を迎えている。登戸2号街区公園予定地にあった同事務所は9月2日に新事務所(多摩区登戸1891番地1)に移転し、建物は解体され、来年7月頃までに公園として整備される予定だ。今回は解体前に「落書き」で思い出や感謝の気持ちを残そうと、一日限りのアートパーティーが行われた。

 当日は近隣の保育園に通う園児や小学生、その保護者ら多くの地域住民が来場。絵具やクレヨン、チョークなど色とりどりの画材で、事務所内の壁や床、天井、窓をイラストや「ありがとう」などの言葉で彩った。

作品の下で祭りを楽しむ親子

かわさきキッズゲルニカ 夜市で初の一般公開 世喜商店会と連携

 スペインの画家・ピカソの代表作『ゲルニカ』の原寸サイズで、平和をテーマに絵を描くプロジェクト「かわさきキッズゲルニカ」で制作された作品が9月14日、世喜商店会(多摩区/金子知生会長)主催の土曜夜市の中で展示された。一般公開は今回が初めて。

 同商店会の役員が、プロジェクトのメンバーと知り合ったことから、今回イベントの中で展示されることになった。作品は、飲食ブースが設置されたメイン会場付近にある龍厳寺保育園の壁にかけられる形で設置。紙芝居などで会場が盛り上がる中、大きな作品を見上げる来場者の姿もあった。プロジェクトを主宰する望月晶子さんは「商店会の皆さんの協力があって実現できた。これを見て興味をもつ人が増え、平和啓発につながれば」と期待を寄せた。

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鐘をつくたま九条の会の森田忠正さん

多摩区 「足元から平和を」 鐘つき 長念寺に40人

 多摩区登戸にある浄土真宗本願寺派寺院・長念寺(小林泰善住職)で9月9日、第15回「平和の鐘つき」が開催された。

 戦争の放棄などを定めた日本国憲法第9条にちなみ、毎年「9月9日午前9時9分」に、世界平和を願い鐘をつく取り組み。たま九条の会が主催し、生田9条の会・すげ9条の会・のぼりと9条の会が共催した。

 当日はたま九条の会の田代浩一共同代表(81)が、境内に集まった約40人の前で憲法前文の一部を読み上げ、「足元から平和を一歩一歩進めていきたい」と呼びかけた。鐘つきが始まると参加者が一人ずつ「戦争の準備ではなく、平和を作る努力、外交を」「9条を守り、平和を守り、人権を守りましょう」「軍事費を削って社会福祉、防災にまわせ」などと思いを声に出し、鐘をついた。

 終了後は本堂に移動。小林住職があいさつをした後、浄土真宗本願寺派・延立寺(八王子市)の前住職で、NPO法人アーユス仏教国際協力ネットワーク理事長の松本智量さんが講話した。

秋の涼しさ、感じつつ 多摩川河川敷で音楽堪能

 二ヶ領せせらぎ館(多摩区宿河原)下の多摩川河川敷広場で9月14日、夕涼みコンサートが行われた。NPO法人多摩川エコミュージアムが主催し今回で22回目となる。

 多摩川を背にして、アコースティックポップインストユニット「style―3!」の高嶋英輔さん(バイオリン)と長澤伴彦さん(コントラバス)と、サポートメンバーのピアニスト白井洋旭さんが盛り上げた=写真。企画者の菅原秀明さんは「涼しい風が吹く中で、音楽を楽しんでもらえた」と笑顔を見せた。

生田緑地 自然と文化に親しむ秋 お月見フェスに多くの人

 初秋の生田緑地(多摩区)で、自然と文化に親しんでもらおうと9月14日、「お月見フェスタ」が行われた。

 同緑地内にあるかわさき宙と緑の科学館では、中秋の名月を解説する「お月見プラネタリウム」、ステージではいろいろな音楽が披露され=写真、盛り上がりを見せていた。同緑地共同事業体の統括責任者を務める藤林千咲子さんは「さまざまな企画で、秋を感じてもらえるイベントになった」と話した。

平和願う、原爆展 25日から多摩区役所で

 多摩区総合庁舎1階アトリウムで9月25日(水)から29日(日)まで「多摩区 平和のための原爆展」が開催される。

 時間は午前10時から午後4時。25日は午後から。29日は午前中のみ。

 同展実行委員会が主催し19回を数える。広島県の高校生が描いた原爆の絵などを展示する。

 また、特別企画として28日(土)には多摩市民館第6会議室(4階)で講演会も開く。午前9時45分から正午。直接会場へ。「ゴジラはなぜ海から現れたのか〜ビキニ被ばくから70年〜」と題して、母親の被爆体験を伝える語り部として活動する山本緑さんが思いを語る。(問)後藤さん【電話】044・328・5288

ストレス、どう付き合う 10月12日 王禅寺東

 王禅寺いこいの家(麻生区王禅寺東)で10月12日(土)、「ストレスとのつきあい方」と銘打った公開講座が開催される。午後2時から3時。麻生区社会福祉協議会主催。

 どのようにストレスと付き合えばよいかを学ぶ。新百合ヶ丘総合病院精神看護専門看護師の中嶋須磨子さんを講師に迎える。

 川崎市内在住者対象。定員先着30人。申し込みは来所か電話で9月20日(金)まで。問い合わせは同施設【電話】044・989・0401((月)〜(土)午前9時から午後3時30分)。

不登校支援の一助に 麻生市民館で講演会

 しんゆり親の会アワープレイスが主催する講演会「『不登校・ひきこもりの支援』について考える」が9月29日(日)、麻生市民館第1会議室で開催される。午後2時から4時。事前申込み制。

 現役の臨床心理士が講師となり、医療機関を受診すべきタイミングや、子どもとの接し方などについて語る。

 参加費は1家族につき500円。対象は不登校、ひきこもりの子どもを持つ親、関心がある人先着50人。申込みは同会【メール】shinyuri.ourplace@gmail.com。

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大会に向け意気込む菅原さん(左)と姫野さん

50代の部 川崎新田ジム 菅原さん、姫野さん全国へ マスボクシングで県代表

 川崎新田ボクシングジム(多摩区登戸)に所属する菅原勉さん(54)=多摩区長尾在住=と姫野裕基さん(56)=武蔵野市在住=が、9月21日から長野県で開かれる第4回全日本マスボクシング選手権大会に出場する。

 マスボクシングは相手と向き合い、寸止めで拳を打ち合う競技。パンチを当てると減点、防御動作をとれなかったり反応が遅いと攻撃側に加点される。技術や戦術、積極性などにより審判が勝敗を決める。年齢や身長、性別で40階級に区分され、菅原さんはU―60(50〜59歳)男子の部170cm超、姫野さんは同170cm未満のクラスに出場する。2人は7月の県大会で好成績を収め、県代表に選ばれた。

 菅原さんは17年前に入会。ジムの検定では最上位「特級」の最初の取得者だ。「対戦が好き。なかなかこういう機会はないので良い結果を出せれば」と全国に向け意気込む。姫野さんは9年前に入会し同じく特級。勝てない時期もあったが勝っている人を研究し、自分の課題を見つめて上達した。「やってきたことを出せれば。まずは1勝」と大会へ闘志を見せた。

改札口の前に立つ田中駅長

共に成長する駅に JR登戸駅長 田中さん

 再開発事業が進む登戸駅周辺。「まちの変化と一緒に、地域から愛される駅として成長していきたい」と今年6月にJR東日本・登戸駅の駅長に就任した田中千恵さん(51)は思いを語る。

 旅行会社での勤務を経て、2005年に入社。旅行好きな田中さんにとって、電車は身近な交通手段。「お客さまによりよいサービスを提供したい」。その初心は今も変わらない。最初の配属先となった川崎駅では切符販売など、駅の業務に幅広く携わった。その後、新入社員研修の講師を務めるなど、多方面で活躍してきた。

 初の駅長職に不安もあったというが「緑豊かで人がとても温かく、すごく安心して仕事ができる」と今の心境を語る。駅長室の窓から見える多摩川に「こんなに近いんだと驚きました」と笑顔を見せる。「老若男女問わず、困ったら気軽に駅員に声をかけてもらえれば。もちろん、駅員からお声がけもしていく。信頼関係を築き、駅を好きになってもらえるよう努力をしていきたい」

音楽通じ、ふれあいを 9月21日 多摩市民館で

 多摩市民館大ホールで9月21日(土)、第22回「ふれあいミュージックフェスタ」が開催される。午後0時30分開場、1時開演。観覧無料。音楽を通じ、学校や世代の壁を超えて親子で楽しくふれあえる場を作ることを目的に、生田地区青少年指導員会が主催している。

 明大Wind Orchestraや生田小合唱団、南生田小PTAコーラス、東生田小音楽クラブのほか枡形と南生田、生田中の吹奏楽部が出演。会場へは公共交通機関の利用を。(問)同会【電話】044・933・7111

かきまる号を囲む参加者たち

「かきまる号」が運行開始 片平会館で出発式

 麻生区片平地区で試験運行されている乗り合い型コミュニティ交通「かきまる号」の出発式が、運行初日の9月2日、片平会館で行われた。

 片平地域コミュニティ交通推進協議会(畠山和宏会長)や市の担当職員、サポートメンバーら20人弱が参加した。参加者たちは車両に取り付けられた「かきまるくん」のイラスト付きのあんどんやステッカーを見て「一気に雰囲気が出る」「分かりやすいしかわいい」と声を弾ませた。停留所に向かうかきまる号に手を振りながら、出発を見守った。畠山会長は「無事出発できてほっとしている。ぜひ多くの人に乗ってほしい」と期待を寄せる。

外出促進イベントも

 運行日である毎週月、金曜日には片平地域包括支援センターの協力のもと、健康講座などのイベントを実施している。同センターの池田稔センター長は「知恵を出し合い、幅広い世代の方に興味を持ってもらえる企画を用意した。かきまる号を使って楽しんでもらえれば」と思いを語る。各回の内容や日時、場所など詳細は同センター。問い合わせは【電話】044・986・4986。

 住民の外出促進や持続可能な交通の仕組みづくりを目的に、同協議会が中心となり、無料の実証実験を行うなど検討を重ねてきた同地区。今回の試験運行は採算性の確保を検討するため、運賃有料で実施されている。

屋根や外壁塗装などについて、様々な不安や悩みを解消することができる

本紙連載コーナー筆者 「池田塗装」が無料の勉強会 9月28日(土) 麻生市民館 参加者を募集中

 本紙高津区版にて掲載中の人気連載コーナー「教えて!職人さん」の講師・池田聡氏が代表を務める「株式会社池田塗装」。同社は9月28日(土)午前10時から「麻生市民館・第3会議室」で参加費無料の講座を開催。現在、参加者を募集している(要事前予約、定員制、申込み先着順にて受付)。

プロの有資格者が講演

 「外壁・屋根『塗装勉強会』」と銘打たれたこの企画。当日は、これからマイホームの塗装工事を検討する人や、既に見積もり中の人などを対象に、池田代表をはじめ同社の一級塗装技能士が講師として登壇。有資格者のプロの視点から「外壁や屋根の塗装工事における適正な価格」や「工事を依頼する適正なタイミング」などを丁寧にレクチャーする。

「売込み」ナシ

 また地域に住む人たちの生活や、建物に関する諸問題を解消することを目的とした講座となるため、自社の売り込みや勧誘、特定の商品や業者の推奨は一切なし。それどころか「施工トラブルを引き起こす『塗装業界の間違った常識』とは?」や「信頼できる業者かどうかを見抜くための判断基準4項目」など、参加者目線からの、本当に知りたい情報が詰まった勉強会となる予定。参加者には塗装業者を選定する際に役に立つガイドブックも進呈される。池田代表は「勉強会の中で疑問が生じても、その場で自由に質問できる雰囲気の催しなので、ぜひ気軽に参加してもらえれば」と話している。

 詳細問合せや予約申込みは【フリーダイヤル】0120・711・056(受付時間午前9時〜午後6時)へ。

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川崎フロンターレ

GO!GO!!フロンターレ

HUBで町田戦応援しよう

 アイリッシュ(英国風)パブで、おいしい料理とお酒を味わいながらフロンターレを応援しよう-。川崎フロンターレは10月5日(土)に行われるFC町田ゼルビアとのアウェイゲーム(Gスタ/午後3時キックオフ)で「HUBNTALE(ハブンターレ)」と題したイベントをクラブ公認サポーター店舗「HUB川崎店」(川崎区駅前本町)で開催。試合前には選手からの特別メッセージ動画が放映され、試合後には全選手サイン入りユニフォームなど約30品のフロンターレグッズが当たる大抽選会が行われる。また、フロンターレのマスコットキャラクター、ワルンタもスペシャルゲストとして登場する。

 オープンは午後1時30分。予約制。申し込みはウェブサイト(「ファンスタ」検索)から。問い合わせは同店【電話】044・223・5082。

昨年の「たぬきフェスティバル」より。楽しくわたあめづくりを

あさお区民記者が走る! vol.40 2024年 September 11月には「たぬきフェスティバル」

 「たぬきの里」と称され、麻生区の長沢中学校区<長沢中、長沢小、南百合丘小>3校のつながり、地域のつながり、子どもたちの参加の場をつくることを目的に、今年で31年目となる組織がある。各校に父母委員、教職委員を置き、地元の住民、町会、PTA、教職員などで運営委員会を形成し、みんな"たぬき委員"として、子どもたちを見守る活動として誰でも参加できる場をつくってきた。

 そして「たぬきフェスティバル」が、今年は11月9日(土)12時より長沢中学校で行われる。屋台、模擬店ほか、ステージではダンス、バンドなどが繰り広げられる。現在、子だぬき(小学3〜6年生)、中学生、卒業生、大人(父母・教職員・地域住民)の「当日スタッフ」募集が行われている。募集に関する問い合わせは、

<たぬき宮下>【電話】044-952-0190まで。

 当日来場者は推定2,000人超。こぞって参加・行動を。ちなみに屋台は14時前に売り切れてしまうとのこと。

 

 

区民記者とは?

地域活動が盛んな麻生区で活動する団体にスポットライトをあてるために、麻生市民交流館やまゆりを運営する認定NPO法人あさお市民活動サポートセンターが中心となって、文章を書くことが好きな区民で活動しています。