再開発事業が進む登戸駅周辺。「まちの変化と一緒に、地域から愛される駅として成長していきたい」と今年6月にJR東日本・登戸駅の駅長に就任した田中千恵さん(51)は思いを語る。
旅行会社での勤務を経て、2005年に入社。旅行好きな田中さんにとって、電車は身近な交通手段。「お客さまによりよいサービスを提供したい」。その初心は今も変わらない。最初の配属先となった川崎駅では切符販売など、駅の業務に幅広く携わった。その後、新入社員研修の講師を務めるなど、多方面で活躍してきた。
初の駅長職に不安もあったというが「緑豊かで人がとても温かく、すごく安心して仕事ができる」と今の心境を語る。駅長室の窓から見える多摩川に「こんなに近いんだと驚きました」と笑顔を見せる。「老若男女問わず、困ったら気軽に駅員に声をかけてもらえれば。もちろん、駅員からお声がけもしていく。信頼関係を築き、駅を好きになってもらえるよう努力をしていきたい」
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白百合ライオンズクラブ10月4日 |
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