青葉区版【10月10日(木)号】
完成した竹灯籠

東急電鉄が田奈駅フェス リニューアル向け機運醸成

 現在、老朽化などの理由からリニューアル工事が進む田奈駅で9月28日、「TOKYU LINE Tana STATION FES‼」が開催された。主催は東急電鉄(株)で、ホーム屋根の改修などに伴い様々な影響が利用客にあることから、工事協力への感謝を伝えるとともに地域貢献の一環として行われた。

 当日は竹灯籠作りのワークショップや駅係員の制服撮影会、東急ストアやセリーヌ洋菓子店など駅周辺の店舗による販売などが行われ、多くの人が来場。近隣の企業も協力し、ワークショップでは参加者が竹灯籠約100個を完成させた。竹灯籠はイベント終了後から翌29日まで田奈駅を照らしていた。

 なお、今回使用された竹は近隣で伐採されたもので、リニューアル工事でも駅舎の建材として活用されるという。

 東急電鉄の担当者は、「スタッフがひっきりなしに対応したりと、予想以上の盛況ぶりに驚いている。『楽しかった』などの感想も寄せられてよかった」と笑顔を見せた。次回の開催は未定だが、「イベントの結果を踏まえ、今後については検討していきたい」と話している。

 同駅のリニューアル工事は2026年の春頃に終了する予定だ。

左から樋口選手、藤波選手、文田選手

日体大の3人が凱旋 パリ五輪の思い出語る

 今夏開催されたパリ五輪で男女合計金メダル8個を獲得したレスリング日本代表。日本体育大学=鴨志田町=主催のパリ五輪報告会が9月29日、青葉台東急スクエアで行われ、金メダリスト3人が登場した。

 当日は同大学OBの樋口黎選手(フリースタイル57kg級)と文田健一郎選手(グレコローマンスタイル60kg級)、在学中の藤波朱里選手(フリースタイル53kg級)の3人が登壇。東京五輪代表監督を務めた松本慎吾氏も登場して約250人が訪れた会場を沸かせた。

 はじめにパリの思い出について聞かれた3人。樋口選手は「パンが美味しかった」、藤波選手は「五輪は憧れの舞台だった。メダルを取れて大変良かった」、文田選手は「応援してくれたファンや関係各所などに感謝したい」とそれぞれ話した。

来場者参加型イベント金メダリストとジャンケン

 会場では続いて、サイン色紙やタオルが貰える来場者参加型のジャンケン大会が行われた。数回の勝負を勝ち抜き、金メダリストに勝った参加者は賞品を受け取ると喜びの表情を見せていた。

質問飛び交う

 最後に質問タイムが設けられ、来場者から各選手へ質問が飛び交った。

 減量はつらくないかとの質問に対しては、「毎日コツコツと長いスパンで頑張りすぎないように意識している」と樋口選手が解答した。レスリングを始めたきっかけはとの問いには、「4歳から始めて、気づいたらレスリングシューズを履いていました」と藤波選手が笑顔で話した。

 その後、区内の好きな場所を聞かれ、樋口選手は「甘いものが好きで、スターバックスやサーティワンによく行く」、藤波選手は「駅の出店などで大福とかを買う」、文田選手は「寺家町が実家の雰囲気に似てて好き。ランニングコースでもある」と話していた。

神奈川県司法書士会横浜北支部の支部長を務める 板垣 徹宏さん 緑区在住 48歳

社会を支える「ワクチン」

 ○…横浜北部4区をエリアとする支部は130人が加盟する。支部長として力を入れるのが広報。制度紹介が一般的といわれる士業の広報で、会員紹介の冊子を作成。掲載を希望する会員の情報をスポーツの選手名鑑のように一冊にまとめ、公共施設などに配架した。会員からも高評価で「かかりつけ医を見つけるような感覚で利用してもらえれば」としてやったりの笑みを浮かべた。

 ○…高校時代まで京都市内で過ごした。「海が見たい」と神戸の大学を志望。浪人し、翌年横浜の大学に合格。上京した。「海は近くなかったですが」と苦笑い。メディアへの興味から大学では放送サークルを立ち上げ、就職はラジオ局に。ただ昼夜を問わない厳しい職場環境に加え、インターネットの台頭もあり、改めて将来を模索。「人を救う仕事がしたい」と一念発起し、法律の世界を目指した。

 ○…1週間のうち3日司法書士事務所でアルバイトし、残り4日は寝食以外を勉強に充てた。1年目は全く歯が立たなかったが、2年目であと一歩まで迫った。背水の陣で臨んだ3年目で合格。弁護士事務所に3年務めた後、「司法書士がいなかった」センター南で開業した。「弁護士は手術をする外科医、司法書士はトラブルを未然に防ぐ『ワクチン』。地味だけれど社会の役に立っているし、救われる人も多い」とやりがいと使命感を口にした。

 ○…中山や野毛で同業者や青年会議所でつながった仲間と酒席を共にするのがリラックスタイム。「一人では全然呑まない。皆とワイワイやるのが楽しい」と朗らかに笑う。休みの日は6歳の娘と4歳の息子と一緒に遊ぶ時間が至福のひと時。「全然手がかからないんですよ」と嬉しそうに目尻を下げた。

星槎大学 米大統領選挙の行方 19日、大学教授が緊急シンポ

 星槎大学附属国際問題研究所は「アメリカ大統領選挙の行方」と題し、10月19日(土)に政治の専門家による討論会を開催する(午後4時〜5時30分)。現在Zoomでの受講者を募集している。

 ハリス対トランプの構図が固まり、11月5日に投票を控えたアメリカ大統領選挙。司会に同大学教授の佐々木伸氏、パネリストに同客員教授の杉田弘毅氏を招いて選挙の行方を占う。

 誰でも受講可能(中高生も歓迎)で無料。事前申込制のため、上記の二次元コードか星槎大学HPから。
前列中央が鈴木さん、後列左から関根会長、中島区長

区最高齢者を区長ら祝う 鈴木豊子さんに記念品

 青葉区内の特別養護老人ホーム「ビオラ市ケ尾」に9月27日、中島隆雄区長と区社会福祉協議会の関根宏一会長らが訪れ、区内最高齢者で108歳の鈴木豊子さんへ長寿を祝う記念品を贈った。

 鈴木さんは1916(大正5)年4月生まれ。同席していた孫の高橋佳奈子さんによると長寿の秘訣は「たくさん食べること」。施設内での食事は完食することが大半だという。また、普段行われるレクリエーションには積極的に参加し、楽しんでいるとのこと。「『私、幸せ』という言葉をよく口にする。これからも長生きしてほしい」と話していた。

 中島区長から施設での暮らしについて質問されると、鈴木さんは「上等です」と話し、周りは笑顔を見せていた。

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未来への不安を安心に 資産形成が分かる女性のためのマネーセミナー 10月24日・27日タウンニュース本社イベントホール(横浜市青葉区 江田駅)
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仕事や子育てもひと段落して、豊かなセカンドライフに憧れる人も多いのでは。しかし、「何から準備すればいいのか分からない」「お金のことを考えないといけないが、つい先... (続きを読む)

ギター満喫する演奏会 10月20日、フィリアホール

 青葉台にある井桁典子ギター教室が主催する「ギター感謝デー」が10月20日(日)、フィリアホールリハーサル室で開催される。入場無料。

 毎年恒例の人気企画。午後1時30分から2時30分まで、アマチュアとプロギタリストによるコンサートが行われる。伊藤亘希さんや槐智明さんら同教室講師も出演。『禁じられた遊び』『栄光の架橋』などの曲を演奏する。コンサート前後には、ギターとウクレレ相談・体験会や初心者向け体験会&ワンポイントレッスンあり(無料)。

 定員60人、予約優先。左下の二次元コードから事前に申込を。問合せは同教室【電話】045・983・6195。

なんでも鑑定団 青葉区に”出張” 放送は10月15日夜

 テレビ東京の番組「開運!なんでも鑑定団」内で、青葉公会堂で行われた出張鑑定の様子が10月15日(火)に放送される。

 出張鑑定は、青葉区制30周年記念事業として行われたもの=写真。満席となった公会堂をMCの原口あきまささんが盛り上げる中、出品者が自慢の「お宝」を披露。中島誠之助さんと北原照久さん、山村浩一さんの3人が「お宝」を鑑定した。

 果たして本人評価額を超える逸品があるのか、放送時間は午後8時54分から9時53分まで。

4月から公園は全面禁煙 5万円以下の過料も

 市会本会議で9月25日、横浜市公園条例の一部改正案が可決し、成立した。同条例の改正は受動喫煙対策を進めることが目的。現在2724カ所(3月末時点)の市立公園内では周囲に受動喫煙を生じさせないように配慮義務が課されているが、2025年4月の施行後は全面禁煙となる。巡回指導を行い、公園内での喫煙は5万円以下の過料となる。

 市の担当者によると、昨年夏に行ったアンケート調査で、公園利用時に「喫煙で迷惑と感じたことがあるか」の問いに対して「よくある」「たまにある」と答えた人が全体の約6割だったという。この結果を受け一部の公園で禁煙を試行。このほど発表した市民意見(今年4月から5月末まで募集)の結果でも、公園での全面禁煙を望む意見が全体の6割を超えたことを公表した。

周知を徹底

 市は今年度末までに自治会・町内会や公園愛護会などと連携して広報を進めるほか、SNSや広報紙を活用した周知活動を行う考えだ。また、一目で禁煙だと分かるように公園にピクトグラムを設置するなどの対策を検討するという。

 市の担当者は「公園は多くの人が憩う場所なので、誰もが安心して過ごせる環境作りを今後も進めていきたい」とした。

にぎわう会場の様子(実行委員会提供)

世界の食と文化が集う「ワールドフェスタ・ヨコハマ2024」 10月12、13日に山下公園

 世界各国の自慢の料理や歌、踊りなどが楽しめる「ワールドフェスタ・ヨコハマ2024」が10月12日(土)、13日(日)に山下公園で開催される。横浜商工会議所など5団体で組織される実行委員会の主催。

 トルコのケバブや韓国のプルコギ、タイのパッタイ(焼きそば)などの料理が販売されるほか、キッチンカーも登場し、「ハングリータイガー」(12日のみ)の店舗では味わえないオリジナルメニューの提供もある。

元「超新星」のソンモさんのトーク・ライブも

 歌や踊りが披露されるステージでは、12日午前11時から、韓国のアイドルグループ「超新星」の元メンバー・ソンモさんのトークとライブがある。13日午後4時からは関東学院マーチングバンドが登場予定。

 入場無料、小雨決行。12日は午前10時から午後8時、13日は午前10時から午後6時まで。12日午前11時から午後4時までは、公園前の通りが歩行者天国になり、飲食物販売やスポーツ体験会などが行われる。12日午後7時から10分間、「横浜スパークリングトワイライト」の打ち上げ花火もあり。

 問い合わせは実行委員会事務局(横浜商工会議所)【電話】045・671・7423。

出走を控える村田さん

スーパー耐久 港北区出身レーサー村田悠磨さん(桐蔭横浜大学1年)が今季初ポイントに貢献 次戦は10月26日、27日、岡山国際サーキットで

 港北区出身の村田悠磨さん(桐蔭横浜大学1年)が9月28、29日に鈴鹿サーキットで行われENEOSスーパー耐久シリーズ2024第5戦「SUZUKA S耐」に出場した。

 村田さんは高校1年生で、全日本カート選手権で優勝。一昨年、昨年はフォーミュラカーシリーズで研鑽を積んできた。今年はスーパー耐久シリーズにAutoLaboのドライバーとして参戦。新たなレースの世界に挑戦している。

 当日はST5クラスで出走。4人で走るレースで3番目を任された村田さんは、序盤からベストに近いタイムを安定して揃え、ライバル車もうまくパスして行く順調な走りを見せた。中盤からはタイヤが厳しくなってきたが、粘りのドライビング。最後はしっかりとタイヤを使い切ってチームメイトにバトンをつないだ。最終的にチームは10位でチェッカーフラッグを受けて、嬉しい今シーズン初ポイント獲得となった。

 次戦は10月26日、27日に岡山国際サーキットでのレースに出場予定。「ST4クラスでの出場に変わる。ターボパワーで上位争いができるのを期待している」と村田さんは意気込む。

 

フラフープ大会 10月14日、こどもの国

 フープマン・ユーヤ杯フラフープ大会が10月14日(月)、こどもの国(青葉区奈良町700/こどもの国駅徒歩3分)で行われる。受付は中央広場で午前11時45分から午後0時45分まで(当日のみ)。

 今回で16回目の開催となる同大会。フラフープをまわせる人であれば誰でも参加可能。それぞれの課題をクリアして予選、準決勝を通過し、決勝ではさまざまな技に挑戦する。優勝者から3位までにメダルと記念品を授与、10位まで表彰、予選通過者には缶バッジをプレゼントする。表彰式ではフープマン・ユーヤさんのパフォーマンスショーも。

 フラフープは持ち込み不可で、大会で使うもの(直径82cmか65cm)はこどもの国が用意する。

 当日午前10時からはフラフープ教室(現地受付)も開催されるため、コツを教わってから大会に参加することも可能だ。参加無料だが、入園料は別途必要。【電話】045・961・2111

 

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9月23日〜29日の手足口病の患者報告数

手足口病の流行ぶり返す 警報発令中 横浜市衛生研究所がこまめな手洗いを呼び掛け

 横浜市衛生研究所は10月3日、感染症臨時情報を発表し、ウイルス性感染症の手足口病の第39週(9月23日〜29日)の定点当たりの患者報告数が市全体で11・47となり、警報発令基準値の5・00を上回っていると発表した。2023年の同じ週の1・76に比べ約6・5倍になる。同研究所の感染症担当者は「8月下旬以降、再び増加している」と注意を呼び掛けている。

昨年同時期の6・5倍 警報基準の2倍超

 横浜市内では、定点あたりの患者報告数が第26週(6月24日〜6月30日)に 7・22 と警報発令基準値を超えて以降増加し続け、第28週(7月8日〜14日)は15・27とピークを記録。その後、減少傾向にあったが、8月下旬から再び増加傾向になり、最新の患者報告数11・47は警報基準値の2倍以上となっている。

 同担当者は「検体数が少ないため、断定はできない」としたうえで、「手足口病の原因となるウイルスは複数あり、1回目の流行時と現在では検出されるウイルスの種類が異なる患者が多い」と分析。「違うウイルスによって同一人物が2回、手足口病にかかる可能性がある」と指摘している。

異例の2回目流行

 手足口病は代表的な夏風邪の一つで、通常は秋に入ると減少するが、今年は2回目の流行となっている状況に対し、同担当者は「非常に珍しい。私の知る限りでは今までにない」と話す。

 市内の報告患者の年齢構成は、1歳が17・1%と最も多く、0〜5歳が全体の71・2%。子どもに多いが大人も感染する。

 通常3〜5日の潜伏期を経て、手や足や口腔内などに2〜3mm程度の水疱性発疹が出現。熱は多くが38℃以下。約1週間で自然に治るが、ごくまれに髄膜炎・脳炎などの重い合併症が起こる場合もある。

 手足口病のウイルスにはアルコール消毒が効きにくいため、「せっけん、流水でこまめに手洗いをして、感染を予防してほしい」と担当者は呼び掛けている。

9月23日〜29日の手足口病の患者報告数

手足口病の流行ぶり返す 警報発令中 横浜市衛生研究所がこまめな手洗いを呼び掛け

 横浜市衛生研究所は10月3日、感染症臨時情報を発表し、ウイルス性感染症の手足口病の第39週(9月23日〜29日)の定点当たりの患者報告数が市全体で11・47となり、警報発令基準値の5・00を上回っていると発表した。2023年の同じ週の1・76に比べ約6・5倍になる。同研究所の感染症担当者は「8月下旬以降、再び増加している」と注意を呼び掛けている。

昨年同時期の6・5倍 警報基準の2倍超

 横浜市内では、定点あたりの患者報告数が第26週(6月24日〜6月30日)に 7・22 と警報発令基準値を超えて以降増加し続け、第28週(7月8日〜14日)は15・27とピークを記録。その後、減少傾向にあったが、8月下旬から再び増加傾向になり、最新の患者報告数11・47は警報基準値の2倍以上となっている。

 同担当者は「検体数が少ないため、断定はできない」としたうえで、「手足口病の原因となるウイルスは複数あり、1回目の流行時と現在では検出されるウイルスの種類が異なる患者が多い」と分析。「違うウイルスによって同一人物が2回、手足口病にかかる可能性がある」と指摘している。

異例の2回目流行

 手足口病は代表的な夏風邪の一つで、通常は秋に入ると減少するが、今年は2回目の流行となっている状況に対し、同担当者は「非常に珍しい。私の知る限りでは今までにない」と話す。

 市内の報告患者の年齢構成は、1歳が17・1%と最も多く、0〜5歳が全体の71・2%。子どもに多いが大人も感染する。

 通常3〜5日の潜伏期を経て、手や足や口腔内などに2〜3mm程度の水疱性発疹が出現。熱は多くが38℃以下。約1週間で自然に治るが、ごくまれに髄膜炎・脳炎などの重い合併症が起こる場合もある。

 手足口病のウイルスにはアルコール消毒が効きにくいため、「せっけん、流水でこまめに手洗いをして、感染を予防してほしい」と担当者は呼び掛けている。

求む、野球審判員 区連盟が募集中

 青葉区野球連盟(原田滋理事長)は、野球の審判員を常時募集中だ。

 毎週末を中心に区民大会や中学・高校の試合を他の審判員と一緒に担当する。高額ではないが、審判料や交通費、昼食代なども支給される。原田理事長によると、正しい野球のルールを覚えることで、選手としても、観戦者としても、より深く野球を楽しむことができるようになるという。

 応募は同連盟HP(【URL】https://sites.google.com/view/aoba-baseballcircuit/ または二次元コード)に記載されている試合予定を確認の上、会場で審判員に声を掛けるか、原田理事長まで連絡を。【携帯電話】090・3211・8895

奈良の八百よろずまつり 10月13日、入場無料

 奈良の八百よろずまつりが、10月13日(日)の午前10時30分から午後3時まで行われる。会場は、わかたけの杜(奈良4の6の12/こどもの国駅徒歩13分)。入場無料。

 当日はキッチンカーの出店や地元野菜、食品、雑貨、アクセサリーの販売のほか、ワークショップやコンサートが行われる。また、わかたけの杜のモデルルーム見学会や近隣の温浴施設の招待券が当たる抽選会も。

 小雨決行、荒天中止。公共交通機関での来場を呼び掛けている。

 

記入補助具(市選管提供)

投票所に記入補助具導入 衆院選から配備 横浜市、障害者の環境向上へ

 横浜市は選挙投票時に視覚障害者が記入しやすくするための補助具を新たに導入し、衆院選から各投票所に配備する。市の調査で障害者や要介護認定を受けている人の投票率が低い傾向にあることが分かり、投票環境の向上を目指す。

触って欄を確認

 市が導入した投票用紙記入補助具は、プラスチック素材のケース。投票用紙を入れると、くり抜かれた位置に記入欄が収まるようになっており、視覚障害があっても、ケースを触りながら記入欄を確認できるようになっている。補助具は他の自治体でも導入例があり、障害者団体からの要望もあったという。

 市は昨年の市議選を対象に障害者と要介護認定を受けている約28万人の投票状況を調査。結果によると、全有権者の投票率が42・83%だったのに対し、身体障害者は36・51%で、要介護認定を受けている人は24・27%だった。障害の等級・程度、要介護度が重くなるにつれて投票率が低下する傾向も分かった。

 この結果を受け、市は補助具に加え、投票の際に支援が必要な人が「文字を読んでほしい」などの支援内容を説明しやすくするための「投票支援カード」を導入。市のサイトからダウンロードできるようにしている。

 市選挙管理委員会は投票所のバリアフリー化や期日前投票所を商業施設などへ移設することにも取り組んでおり、「当事者や関係者の意見も聞き、改善、見直していきたい」としている。

アレッポから中東を知る

 NPO法人WE21ジャパン青葉は10月12日(土)、講座「アレッポの石鹸から見た中東の現状」を開く。WEショップ・あおば青葉台店(榎が丘26の4)で午後1時30分から。参加無料。

 講師は、シリアの古都アレッポから石鹸を輸入・販売する「(株)アレッポの石鹸」の太田昌興氏。中東地域の伝統文化や現状を語る。

 定員30人、事前申込制。申込・問合せは、同あざみ野南店【電話】045・915・9606/青葉台店【電話】045・982・5581へ。

横浜市 7〜8月の猛暑日が過去最多を記録 地域によって気温差も

 横浜市環境科学研究所が今年7〜8月に市内36地点で観測した気温の状況を発表し、1日の最高気温が35℃以上の猛暑日が最も多いところで33日間あり、全観測地点で過去最多の猛暑日日数だったことが分かった。

 同研究所は、市内36小学校の百葉箱内に温度計を設置し、1時間ごとの気温を観測している。

 結果によると、7〜8月に最も猛暑日が多かったのは鶴見区生麦(生麦小)と都筑区長坂(茅ケ崎台小)の33日間で、最少は戸塚区柏尾町(柏尾小)の5日間だった。21地点で9日間以上連続して猛暑日を記録。都筑区長坂は最長の14日間連続で猛暑日となり、昨年の7日間連続の倍だった。

平均気温も過去最高値

 平均気温は、市内北東部で高温となる傾向が見られ、最高は鶴見区生麦と磯子区西町(根岸小)の29・8℃、最低は緑区新治町(新治小)の28・4℃だった。全地点の平均気温は29・2℃となり、観測開始以来の最高値を更新した。

 熱帯夜の日数も32地点で過去最多となり、最多は鶴見区生麦などで57日、最少は緑区新治町の29日だった。

多様な学びを考える 11月9日から全3回

 青葉区区民企画運営講座「子どもの多様な学びの場について一緒に考えてみませんか?」が、11月9日(土)、16日(土)、23日(土)に開かれる。午後1時から3時(16日は4時まで)、場所は青葉区役所会議室。主催は「つながるあおば」。

 不登校の子どもたちのサポートを考える全3回の連続講座。青葉区を中心に子どもの居場所活動「サードプレイス・カラフル」を展開する小谷敏也さんを講師に迎える。9日は「子どもが不登校になった時の多様な学びの場」がテーマの講演、16日は実践例として、鳥取県にある新田サドベリースクールのドキュメンタリー映画『屋根の上に吹く風は』の上映、23日は子どもの学ぶ権利について話し合うワークショップが行われる。

 定員20人、原則全回参加。応募多数時は抽選。参加費500円(映画視聴代含む、全回分)。申し込みは二次元コードから。10月31日(木)締切。問合せは青葉区役所地域振興課【電話】045・978・2295。

19日に出演する「サキソフォックス」

横浜市役所で子ども向けハロウィーンイベント 10月19、20日 歌やダンス、体験ブースなど

 横浜市は10月19日(土)、20日(日)に市役所=中区本町=で子ども向けイベント「わくわく!こどもデー in 横浜北仲フェス〜市役所でHappy Halloween〜」を行う。同イベントは市役所の若手職員が局を横断して発案したもの。

 市役所1階アトリウムには高さ5mの「かぼちゃバルーン」が登場し、ふわふわのバルーンの中でジャンプして遊ぶことができる。

 アトリウムのステージでは19日に市立みなと総合高校の生徒によるダンスやチアダンス、ズーラシアンブラスの仲間たち「サキソフォックス」による演奏会などを開催。20日は市立港中学校の演奏会や遊び歌を楽しめる「ガーガーズ」、プロバスケットボールチーム「横浜エクセレンス」の専属チアリーダーズ「Elegance」のスペシャルステージが開催される。

 庁舎内では、しおり作りやモルック、輪投げ、電車とホームの隙間を体験できる企画などがあるほか、ハロウィーンらしい仮装で来場した子どもは、無料でガチャガチャに挑戦できる。

 横浜の街並みを一望できる31階のレセプションルームが開放され、映画「わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!」との連携企画として、映画に登場するプリキュアのスタンディ(パネル型看板)が登場。プリキュアのうちわのプレゼントもある。

 入場無料。両日とも午前10時から午後4時(ブース受け付けは午後3時45分まで)。同時に市役所がある北仲通地区の施設でもマルシェなどのイベントが行われる。問い合わせは横浜市総務局管理課【電話】045-671-2082(平日午前8時45分から午後5時15分)。

加藤悠院長

「眼鏡とコンタクトレンズ、それぞれの利点」 コラム【39】 悠先生のちょっと気になる目のはなし

 近視、遠視、乱視、老眼などの屈折異常を治療するためには眼鏡やコンタクトレンズを使用します。普段何気なく使っているこの2つには、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

 眼鏡は眼の表面に直接触れることがないので、使用時のトラブルが少ないことが特長です。ドライアイやアレルギー性結膜炎(花粉症など)といったコンタクトレンズの使用で悪化しやすい眼の病気をお持ちの方でも、比較的違和感なく長時間使用することができます。また、洗浄などの管理が必要ないので、眼表面のキズや感染症などの合併症もありません。脱着も容易ですので、適切な度数であれば老眼のある方でも1つの眼鏡のみで不自由しない場合もあります。コンタクトレンズを普段使用する方でもトラブルへの備えとして眼鏡は必ず必要です。

 一方、コンタクトレンズは装着しても見た目が全く変わらないことや運動で邪魔にならない、重くないなどが利点です。特に、光学的な特性として、近視や乱視が強い方にとっては同じ度数の眼鏡よりもコンタクトレンズの方が見やすかったりします。また、左右で度数が極端に異なる不同視(ガチャ目)の方は眼鏡だと左右でモノの大きさが異なって見えてしまうため、コンタクトレンズの使用が必要になる場合があります。

 市ケ尾町の「梅の木眼科医院」の加藤悠院長が、目を健康に維持するために大切なことを分かりやすく教えてくれるコーナーです(月1回第2週目に掲載)