神奈川区版【11月14日(木)号】
相手からボールを奪う横浜創英の選手たち

高校サッカー県選手権 横浜創英、涙の準優勝 決勝進出は創部初

 全国高校サッカー選手権大会神奈川県予選決勝が11月10日に行われ、創部以来初の決勝に進んだ横浜創英高校=西大口=は東海大学付属相模高校相手に0対2で敗れた。全国大会出場とはならずも、応援席に集まった生徒や卒業生たちからは大きな拍手が送られた。

 同校サッカー部は男女共学になった2002年に創部。桐光学園時代にサッカー元日本代表・中村俊輔氏とプレーした宮澤崇史監督の指導のもと、2013年・2016年に高校総体(インターハイ)に出場している。

 今大会は総体ベスト8の第3シードとして、2次予選トーナメントの2回戦から出場。座間、横浜隼人、相模原弥栄を下し、準決勝では優勝候補の桐光学園と対戦。監督の母校でもある強豪相手に2対0で勝利し、創部初の同大会決勝戦へと駒を進めた。

2失点も勇猛果敢

 Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu=川崎市=で行われた決勝戦。

 前半は背後の動き出しから横浜創英がゴールを狙うも決定機につながらず。37分には先制点を奪われてしまう。追いつきたい横浜創英だったが、後半7分に追加点を奪われ厳しい展開に。それでも選手は得点をめざし攻勢を強めたが、相手ゴールを割ることができず、試合は終了。80分間の戦いを終える笛が鳴った瞬間、青色のイレブンたちは崩れ落ち、顔を覆って悔し涙を流した。

 負傷から復帰した準決勝では2得点を挙げたFWの川上哲平主将(3年)は「いい流れに持っていけなかった責任感を感じています。準決勝も決勝も1、2年生で出ている選手がいるので、後輩たちにしっかりと選手権出場の目標を託していきたい」と悔しさをにじませた。

 就任17年目の宮澤監督は「前半の立ち上がりから固かったが、後半は本来の姿を取り戻して最後まで諦めず果敢に攻め立ててくれたかなと思います。1点が遠かった。選手たちには『胸を張って帰ろう』と伝えました」と試合を振り返った。

 その上で「やっていることは17年前と同じだが、少しずつ結果が出ることによって、創英を第一志望にして来てくれる子たちが増えてきた。やっぱりそこは強みです」と話した。

在校生ら応援

 バックスタンドの横浜創英応援席には、在校生や卒業生など学校関係者が多く詰めかけた。試合中には吹奏楽部の演奏が応援をリードし、客席から選手たちを後押しした。

全校生徒らによる校歌斉唱

県立横浜翠嵐高校 創立110周年を祝う 記念式典を挙行

 今年度創立110周年・定時制設置60周年を迎えた県立横浜翠嵐高校=三ツ沢南町=の記念式典が11月8日、横浜みなとみらいホールで開かれた。

 式典は学校と同窓会にあたる翠嵐会、全日制と定時制のPTAにあたる翠和会・振興会の4者による実行委員会の主催。

 実行委員長としてあいさつした翠嵐会の江成正彦会長は「翠嵐で学んだ者は、誰しもが自分の基礎・人間力を養ったのが、翠嵐で過ごした日々だったと振り返ります」とし、「生徒の皆様もこれから個性を生かして、それぞれの分野で活躍することになると思います」と在校生の飛躍に期待を寄せた。

 また、加藤俊志校長は「当たり前のことを当たり前にする、1日1日を大切にする精神が110年、本校に在籍した生徒の心の中に脈々と続いている。それが現在の本校の発展につながっているのだと思う」と、瀧澤又市初代校長が掲げた「大平凡主義」の精神を語った。

 生徒代表による言葉は、全日制・定時制の生徒会長が揃って登壇。全日制の奥山怜治会長(2年)は大きな挑戦ができる校風や仲間の大切さについて触れ「これからも翠嵐生の一員として、仲間とともに挑戦をし続け、未来への道を切り開いていくことを誓います」と決意を述べた。

 第2部では全日制・定時制それぞれの生徒による活動発表も行われた。ネズミの脳に関する探究学習を発表する生徒や、ネパール出身の定時制生徒によるダンスなど翠嵐らしさがあふれるプログラムに、客席の在校生からも拍手が起きていた。

県内屈指の進学校

 同校は1914年、県立第二横浜中学校として開校。戦後、1950年に男子校から男女共学となり、現在の校名に。瀧澤初代校長の「大平凡主義」をバックボーンに、開校以来自由で個性を尊重した教育を行う。2007年には県立高等学校の進学重点校、2013年からはアドバンス校に指定され、県内屈指の進学校として知られる。1964年に設置された定時制は外国につながる生徒が多く通い、国際理解教育の推進を特色の一つに掲げている。

横浜市消防音楽隊ポートエンジェルス119で初の男性隊員として活動する 兵永(ひょうなが) 琢磨さん 神奈川区在住 24歳

音楽で周囲を笑顔に

 ○…1982年の発足以来、演奏・演技を行う初の男性隊員に。4月に入隊し、10月の戸塚区でのイベントでデビューを飾った。「本番は少しミスもあったが、今の自分の精一杯は出せて楽しめた」と笑顔で振り返る。

 ○…2つ上の兄の影響でピアノ教室に通い始めたのが音楽との出合い。浦島丘中学校時代に吹奏楽部に入部し、現在も演奏するチューバの担当に。「目立たないが、演奏を縁の下から支える欠かせない楽器」と魅力を語る。高校卒業後は音楽大学へ。ハイレベルな環境で、「自分の演奏だけでなく、客観的に音楽を捉えることができるようになった」と振り返る。磨いた音楽を「周囲に還元できるように」との恩師の言葉を受け、北九州の消防音楽隊へ。2年後に横浜市の募集を知り入隊した。演奏だけでなく、長さ1m・重さ700gの『ストレートトランペット』を持った演技も行うのが特徴の同隊。当初は苦戦したが、半年間の練習を積み重ねて初舞台を踏んだ。「動きが綺麗に揃った時が快感。先輩たちに追いつけるように日々練習あるのみ」

 ○…神奈川区で育ったハマっ子。子安小時代は、入江町公園や公園プールでよく遊んだ。6月に消防音楽隊としてのイベントで、中高の恩師と再会。「当時はやんちゃな学生で。少しは成長した姿を見せられたかな」と感慨深い表情を見せる。インドア派で休日は自宅で映画やゲームを楽しむ。「新海誠さんの作品が好き」と語るが、演奏のための日々のランニングも欠かさない。

 ○…演奏と演技があることで、「聞いても見ても楽しめるのが良さ」と語る。男性初の隊員として、「注目されるのはありがたいこと。音楽隊のことをもっと知ってもらい、一緒に演奏する仲間が増えたら嬉しい」。

反町駅前通り商店街 街の新たなシンボルに 住民がロゴマーク考案

 反町駅前通り商店街(工藤英二会長)はこのほど、商店街のシンボルとなるロゴマークを決定した。

 同商店街では、商店街活動の促進のために夏にロゴマークのデザイン案を地域住民から公募。東横フラワー緑道の花など、地域の特徴をモチーフにした様々な案が集まった。

 デザインに採用されたのは、関田由美さん。ピンクと青を基調に、緑道の花やつばめ、東横線などの商店街の魅力がちりばめられている。「町」の字の「田」は、長方形の枠につばめが飛び込んでいく様子で表現。関田さんは「多くの人が商店街に来る姿をイメージしてデザインした」と語る。関田さん自身は5年前から反町地域で暮らす。出産後には子どもと毎日のように散歩に足を運ぶなど、「大好きな地域」と話す。

 11月9日には、商店街の大丸薬局で感謝状の贈呈式が行われた。工藤会長から賞状のほか、賞品として商店街で使える商品券も贈られた。「商店街の魅力を上手に詰めたデザインで素晴らしい。多くの人を街に呼んでもらいたい」と工藤会長。今後は、店舗に貼るステッカーや様々な広報活動時に活用していく予定。「他にも多くの素敵な作品があり、地域の方々に商店街活動に参加してもらえてよかった」と笑顔を見せた。

創部90年にちなみ、90歳の翠嵐5回生による始球式

野球部OBの「翠平戦」 伝統の一戦、44年ぶり復活

 横浜翠嵐高校と横浜平沼高校の野球部OB同士による交流試合が11月10日、翠嵐高校グラウンドで行われた。今年創立110周年の翠嵐と、来年創立125周年を迎える平沼の両校が、周年記念事業の一環として今年・来年に実施する部活対抗戦「翠平戦(平翠戦)」の一環。

 翠平戦は翠嵐の校舎焼失による平沼への間借りをきっかけに、1954年にスタート。以来1980年まで中断を除き25回開催された。

 当初は東京五輪に合わせ2020年に復活する予定だったが、コロナ禍で白紙に。両校が節目を迎えるこのタイミングでの実施となった。

 今年度は現役生徒がバスケ、硬式テニス、ハンドボール、剣道、サッカー、野球の各競技で対決。勝利校に勝ち点3が与えられ、年間の合計勝ち点を競う。

 唯一、7イニング制でのOB戦も行われたのが野球対決。両校とも世代の異なるユニフォームに身を包み、時折小雨の降る曇り空の中、学生時代に戻り全力プレーを見せた。チーム最年長ながら翠嵐の先発投手を担い、3回からは捕手としてプレーした小嶋伸之さん(29回生)は「このグラウンドで30歳近く下の後輩たちとユニフォームを着てプレーできるのは良いですね」と話した。

 試合は4対14で平沼OBが勝利。続いて午後に行われた現役戦では翠嵐が4対3で勝利した。

 これにより翠嵐が勝ち点15、平沼が勝ち点6となり、テニス部対決の2試合を残し、今年度の翠嵐優勝が決まった。
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「非破壊検査」を行う(株)Kanoyaが正社員を募集中
「非破壊検査」を行う(株)Kanoyaが正社員を募集中
横浜線「大口」駅近くに本社を構える(株)Kanoya(宇都章一代表取締役)では現在、正社員を募集している。2002年に創業した同社は、「非破壊検査」や各種工... (続きを読む)
実技をする石川さん

石川佳純さんが卓球教室 サンクスツアーで横浜に

 「石川佳純47都道府県サンクスツアー in神奈川」が11月4日、横浜武道館=中区=で行われた。一般社団法人神奈川県卓球協会の設立100周年記念事業のメイン企画。当日は、同協会会長で元日本代表女子監督の近藤欽司さんとのトークショーや卓球教室、全員での連続ラリーなどが行われた。

 石川さんは現役時代には、ロンドン・リオ・東京の五輪3大会連続で団体でのメダルを獲得。東京五輪では日本代表選手団の副主将も務めるなど、トップ選手として活躍した。昨年5月に現役引退を発表しラケットを置いた後は、同ツアーで全国各地を訪ね、卓球やスポーツの魅力を伝えている。今回の開催で33カ所目の訪問となった。

900人と交流

 卓球教室では、県内の小・中・高校生と特別強化選手、レディース(40歳以上の女性愛好家)ら約80人に指導をした石川さん。1人1人の動作を見て、「常に前傾姿勢で」「ナイス」「ミスしても気にしないで」などと声をかけていた。参加者は「貴重な経験。今後の練習に生かしていきたい」「力の入れ方や身のこなしなど実際に見れて、ためになった」など、憧れの石川さんの言動を真剣なまなざしで見つめていた。石川さんは、質疑応答で大切にしている言葉を聞かれ、「自分や卓球に誠実に向き合うこと」と答えるなど、集まった約900人との交流を楽しんだ。

 次の200周年に向けて、「卓球人口を増やすための環境づくりや全国で活躍できる選手の育成に力を入れたい」と語った近藤会長。「子どもから高齢者の方まで誰でも楽しめる生涯スポーツなので、卓球を通して豊かな人生を送ってほしい」と話した。

ふれあいまつりを開催 11月23日(土)、菅田地区センター

 菅田地区センターは11月23日(土)、「すげたふれあいまつり」を開催する。併設の菅田地域ケアプラザとの共催。

 当日は同地区センターを拠点に活動する地域住民による様々な発表が行われる。2階では、ダンスや音楽演奏などを披露。子どもたちも出演する。ロビーでは、ストラックアウトやバルーンアートなどの遊びコーナーも実施。またクッキーや菓子の販売コーナーもある。

 3階の体験コーナーでは、ビーズチャームづくりや書道、グラスアート体験、浴衣の着付け&いろいろな帯の結び方、ドライフラワーなどの企画を用意。作品展示では、書道や絵画などを楽しめる。

 1階のケアプラザでは、茶道体験やクイズ、筋力測定などを実施。そのほか、「かながわなぞとき仕掛人」による全館をめぐる謎解きや、「すげたおさんぽMAP」づくりにも参加できる。横浜市産の苗木(ブルーベリー&ローズマリー)の配布も行われる。

 開催は午前9時から午後4時まで。入場無料。問い合わせは、同地区センター【電話】045・471・2913。

血管の硬さ測定を受ける来場者

「フェスタなでしこ」盛況 済生会神奈川県病院

 済生会神奈川県病院=富家町=は11月9日、健康イベント「フェスタなでしこ」を開催した。当日は親子連れから高齢者まで多世代が来場。医師らの講演会をはじめ、脳年齢測定、頸動脈エコー体験など医療機関ならではの企画を実施した。

青果模擬セリ

11月17日は横浜市場まつり 即売ブースや飲食も

 横浜市中央卸売市場本場=山内町=は、「横浜市場まつり」を11月17日(日)に開催する。午前8時から午後1時30分まで。

 当日は鉄火丼や魚河岸汁など市場の食材を堪能できるブースや、新鮮な魚・野菜などの即売会を実施。マグロの解体ショーや青果模擬セリ、コアラモード.らが出演するステージなどのイベントや、子ども向けの地場魚体験コーナーも行われる。

直行バスも運行

 当日は横浜駅と会場を往復する無料シャトルバスも運行。行きは横浜駅東口駅前広場を午前7時45分始発で概ね10分間隔で発車(最終11時45分発)。市場から横浜駅前への便は午後1時35分発が最終。横浜駅東口4番乗り場から通常の路線バスも運行している。

 イベントに関する問い合わせは中央卸売市場本場運営調整課【電話】045・459・3323へ。

紅葉坂ホール 平原さんの新作舞台 ダンスと演劇で表現

 コンテンポラリーダンサー・振付家として国内外で活躍する平原慎太郎さん=写真=が作・演出した舞台「せかい A moment with the wondering age.」が11月30日(土)と12月1日(日)、西区の神奈川県立青少年センター紅葉坂ホールで開催される。開演時間は13時〜、19時〜(30日のみ)。

 県内では珍しい「廻り舞台」を活用し、ダンスと演劇が入り混じる、イマジネーションを刺激する70分間だ。チケットは前売で一般4000円、24歳以下1500円、中学生以下1000円(チケットかながわ【電話】0570・015・415)。(問)ホール運営課【電話】045・263・4475

ペア5組を招待

 この公演の30日13時からの回にペア5組10人を招待する。Eメールで〒住所、氏名、年齢、本紙の感想と件名に「ダンス公演せかい招待」と明記し【メール】naka-nishi@townnews.co.jpに送信を。締め切りは11月18日17時まで。発送をもって発表にかえる。

来場者でにぎわう各ブース

しゅーくるーむ バザーで深める地域の絆 子ども服など販売

 羽沢・菅田地区で親と子の広場を開催している「しゅーくるーむ」は11月7日、バザー「しゅーくるーむマーケット」を開催した。

 特別養護老人ホーム羽沢の家二番館=羽沢町=前の芝生広場で開催されたバザーは今回が2回目。同団体の代表大木智子さんは、「サイズが合わなくなった子ども服など、必要としている人と不要な人とのニーズをつないでほしいとの利用者さんの要望に応えたいと企画した」と話す。当日は、育児関係だけでなく、野菜やハンドメイド作品など多様な地域の人・団体が参加し、同施設の利用者も会場に足を運んだ。「イベントが地域の人たちがつながる場所になれば嬉しい」と大木さんは話す。

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七五三詣に訪れた家族(同神社提供)

八幡神社 子の成長を祝福 七五三詣で活気

 松見町西寺尾八幡神社で11月10日、七五三詣が開催された。

 当日は多くの家族が神社に足を運び、神主からのお祓いを受け、お札やお守り、千歳飴を受け取った。氏子総代のメンバーも事前準備から当日の運営のサポートなどを行った。

 氏子総代会代表の岡谷博さんは、節目を迎えた家族への祝いの言葉を述べ、「境内では各所でご家族が写真を撮られている姿を見ることができ、こちらも温かい気持ちにさせていただいた」と振り返り、「このような日本の伝統文化をこれからも大切に継承していきたい」と話した。

作品と部員たち

神工写真部 珠玉の一枚を展示 済生会県病院で写真展

 済生会神奈川県病院=富家町=の西館と東館をつなぐ渡り廊下で、神奈川県立神奈川工業高校写真部の作品が展示されている。

 同所では、患者や職員らが明るい気持ちになるようにと、「まちの美術館」と銘打って今年7月から絵画や書道などの展示を行っている。今回は近隣の同高写真部から、過去のコンクールなどでの受賞作品などが展示されている。電車が通り過ぎる瞬間や学校生活の様子、モノクロの風景写真など、プロさながらの芸術的な作品が揃う。11月7日には、生徒自らが、作品の順番や高さにこだわりながら設営を行った。さっそく通りがかった女性は「高校生の作品とは思えないほどすごい。入院中なので明日も通るのが楽しみ」と笑顔を見せた。

 佐々倉由衣さん(3年)は、鏡越しに向かい合う手足の写真を展示した。「スタジオで鏡の角度や照明にこだわりできた作品。自分たちの作品が社会に出て色々な人に見てもらえる機会はとても嬉しい」と話した。

落ち葉プールで遊ぶ子ども

三ツ沢公園 秋まつりが盛況 青空の下に笑顔広がる

 三ツ沢公園で11月4日、「秋まつり」が開催された。横浜市緑の協会・スポーツ協会グループ主催。

 さわやかな秋晴れとなった当日は、多くの地域住民が来場し園内は大賑わいとなった。午前10時から整理券が配布された焼き芋大会は、園内の青少年野外活動センターのかまどで公園に落ちていた葉を使って焼いた。同じく落ち葉を使ったプールは子どもたちに大人気。長い親子連れの列が伸びた。そのほか、どんぐりの工作体験やバルーンアートなど、会場の各所に笑顔の輪が広がった。

新会場の一つ、大口東総合病院

オオカミフェスタ 12会場で盛り上がる 開催5年目、最多規模で

 大口・神之木地区を中心とした大神商店会による地域イベント「オオカミフェスタ」が11月10日に開催された。

 食と音楽をテーマに、エリア内の各会場で様々なイベントを行い、それらをスタンプラリー形式で回る同フェスタ。5年目となった今回は、過去最多の12会場で開催された。メイン会場となった入江川公園でのオープニングセレモニーでは、同商店会が西寺尾小学校と一緒に作った街の歌『未来へつなごうオオカミタウン』を児童たちと合唱。さらに今年は浦島小学校の「タートルズフェスティバル」とも連動し、電動車いすJOYカートの試乗体験も行われた。

サポーターと喜ぶ選手たち©YOKOHAMA FC

横浜FC 再びJ1の舞台へ 最終節で昇格決める

 サッカー明治安田J2リーグの最終節が11月10日に行われた。J1自動昇格に王手をかけたまま足踏みが続いていた横浜FCは、敵地でレノファ山口FC相手に0対0で引分け。この結果、勝ち点76の2位で全日程を終えた。これで、上位2チームに与えられるJ1自動昇格が決定。1年での一部復帰を果たした。

1年で復帰

 横浜FCは今季、序盤こそ伸び悩んだものの、16節からは8連勝を記録し22節で首位を奪取。以降は優勝した清水エスパルスと一進一退の首位争いを繰り広げていたが、自動昇格決定まであと一歩となった35節から2敗1分けと失速し、J2優勝を逃した。さらに最大12ポイントあった3位V・ファーレン長崎との勝ち点差だったが、最終節開始時には3点差に。負ければ自動昇格を逃す可能性もある中迎えた最終節となった。試合はリーグ最少失点の守備陣を中心に相手に得点を与えず、大きな勝ち点1を獲得。試合終了後には、敵地まで足を運んだサポーターとともに喜びを分かち合った。

大学生を中心とした実行委員会メンバー

7回目のキャンドルナイト 11月22日、神大で一斉点灯

 六角橋の冬の風物詩「キャンドルナイト」が11月18日(月)〜22日(金)に開催される。主催は同実行委員会(事務局/NPO法人まち×学生プロジェクトplus、六角橋地域ケアプラザ)。後援は神奈川大学、Route7プロジェクト。

 同イベントは、牛乳パックで作ったキャンドルホルダーを六角橋周辺の施設や店舗に設置し、キャンドルに明かりを灯すもの。まちが幻想的な雰囲気に包まれる恒例行事で、今年で7回目の開催となる。

 キャンドルの設置場所は、六角橋地域ケアプラザ、神奈川区区民活動支援センター、ドトールコーヒーEnejet六角橋など26団体。店頭日や時間などの詳細は、同イベント公式インスタグラムで発信している。

 今回のテーマは、「ひろげる宇宙(つながり)」。関わる人や場所が増えたことを宇宙を使って表現する。同委員会に所属する学生が参加団体の取材を行い、各団体を紹介するパンフレットにも、今回のテーマに合わせて「つながり」を感じてもらおうとリレー形式の質問コーナーを掲載している。

 最終日の22日には、神奈川大学横浜キャンパスでメインイベント「一斉点灯」が開催される。22団体から持ち込まれた、約3500本を超えるキャンドルから一斉に光が放たれる感動の瞬間を来場者で共有する特別なひと時となる。

 また、「キャンドルアドベンチャー」と題して謎解き型の参加型イベントも行われる。昨年に続き運営の中心を担当する神大大学院1年の井之上遥南さんは「小さな子どもからお年寄りまで、来年も見に来たいと思えるようなイベントにしたい」と話す。

水道メーター取替作業員の腕章(見本)=横浜市水道局提供

不審な訪問が増加  市水道局が注意喚起

 横浜市内全域で、水道局職員や水道局関係者を装い、自宅などへ訪問する不審者や不審な電話、メールが送られてきたとの情報が増加している。横浜市水道局では「水道に関することで訪問があった場合は、身分証の提示を求めてほしい」と注意を呼び掛けている。

   ◇  ◇

 市水道局によると、今年4月1日から10月21日までに、水道局お客さまサービスセンターに寄せられた水道局関係者を装った不審者の情報は369件に及ぶ。2023年度は1年間で542件だったことから、今年度は増加傾向にある。

 実際に寄せられた情報で最も多かったのは、配管の調査をかたった事例で211件。「水道局から依頼されて、古い水道管の漏水調査に来た」などと話し、家の中に入ろうとする事例が多数報告されている。同様に水道局や委託業者を名乗り、水質検査を行う事例も。結果、水道管洗浄や浄水器の購入を勧められる案件も発生している。

 水道局をかたる者に「今月は水道料金を現金で集金することになった」と言われ、集金された報告もある。さらに「水道料金が未納のため、給水を停止する」等のメールが届き、個人情報やクレジットカード情報等の入力に進ませる事例も確認されている。

身分証の確認を

 市水道局によると、事前の依頼が無い限り、職員が自宅を訪問することはない。アポなしで訪問するのは、道路上の漏水調査において住宅への水道の引き込み管から漏水の可能性がある場合のみだという。また、原則として訪問による料金徴収、メールによる案内も実施していない。委託業者が訪問するのも水道メーターの検針時と取替時、水道料金未納の督促時に限られる。

 水道局員は職員証を携帯、委託事業者や請負工事業者が検針や取替で訪問する場合には、委託証明書や身分証明書を携帯している。そのため市水道局では「水道に関することで不審者による訪問があった場合には、必ず身分証の提示を求めて確認してほしい。また少しでもおかしいと思ったら、お客さまサービスセンター(【電話】045・847・6262)に問い合わせを」と話している。

高橋伸昌会長(左)海岸清掃の様子

力合わせ海岸清掃 県法人会連合会

 一般社団法人神奈川県法人会連合会(高橋伸昌会長)は10月26日、地域社会貢献運動として、平塚市内の海岸で清掃活動を行った。

 当日は、神奈川県内の各法人会などから161人が参加。ペットボトルやたばこの吸い殻などのゴミ拾いに汗を流した。

 開会に先立ち、挨拶に立った高橋会長は「神奈川県法連の社会貢献活動は平成8年に全国法人会総連合が提唱したところからスタートしました。今回は7年ぶりの開催となります。昨年は台風の影響で勉強会のみの実施となりましたが、本日はほどよい涼しさの中、雨もなく海岸清掃日和となりました。楽しく色々な学びができると思います」と呼びかけた。

 今回の海岸清掃は、地元の平塚法人会協力のもと、場所の選定が行われた。清掃前には公益財団法人かながわ海岸美化財団の門脇努代表理事による事前説明を実施。海岸清掃にあたっての注意事項などが伝えられ、参加者は捨てて良いゴミとそうでない物など、正しく海岸清掃を行うための知見を深めた。

学習ダッシュボードの使用風景

児童生徒26万人のビッグデータから心の変化を捉え、ケアにつなげる「横浜モデル」始動 小中学校で不調を可視化

 横浜市は11月7日、全国最大規模となる児童生徒約26万人の教育ビッグデータを活用し、子どもの心の変化を捉え、不調をケアする取り組み「横浜モデル」を開始すると発表した。

 科学的根拠に基づく学びの実現や教育内容の充実を図ろうと、2024年6月に導入した学習ダッシュボード「横浜St☆dy Navi」を活用する。

毎朝「心の様子」を5段階評価

 児童生徒は毎朝の登校時、心の様子を「よい」「すこしよい」「ふつう」「すこしわるい」「わるい」の5段階評価で入力する。収集されたデータは学校側に伝えられるほか、市と共同研究契約を結ぶ横浜市立大学の研究チームにも共有され、医療の専門的知見からケアや診察の必要性などを分析する。

 市内の小中学校483校で9月、10月に収集した約500万件のデータでは、「よい」と「すこしよい」の回答は合わせて63.4%で、「すこしわるい」と「わるい」は合わせて7.3%だった。

モデル校で新機能追加

 市は11月22日から小学校1校、中学校1校のモデル校を設置し、「横浜St☆dy Navi」をアップデートする。新たに実装する「こころの温度計」に毎日の心の状態を0〜100の数値で示してもらい、よりきめ細かく、継続的に子どもの心の状態を把握する。

 さらに、月1回「こころの定期健診」として、20問程度のアンケートを実施。幸福度や抑うつ状態を把握し、データとして可視化していく。「横浜St☆dy Navi」を使ったAIチャット相談、メタバース空間内でのバーチャル相談なども行い、状態に応じてケアする。

 市は11月21日に教職員、横浜国立大学、横浜市立大学、民間企業などが参加する「第2回横浜教育データサイエンス・ラボ」を開き、「横浜モデル」の期待や課題について議論する予定だ。

配布されるステッカー

「脱炭素取組宣言」を応援 横浜市がステッカー配布 中小企業に呼びかけ

 横浜市は中小企業の脱炭素化を進めようと、今年6月に「脱炭素取組宣言」を開始し、このほど、宣言をした店舗などに掲示できるステッカーとシールを作成して配布を始めた。

1900事業者参加

 脱炭素取組宣言は、市内に事業所や拠点を持つ事業者が脱炭素化への取り組みを宣言する制度。11月中旬までに約190事業者が宣言を行っている。市は市内企業の99・6%を占める中小企業の脱炭素化をさらに後押ししようと、ステッカーなどを作成した。

 ステッカーは直径11cmの円形で、1事業者につき2枚まで。シールはA4サイズで1事業者に1枚配布。ロゴマークとともに「脱炭素取組宣言」「脱炭素化の取組をしています」などと書かれている。

 宣言は市のサイトにある専用フォームから行うことができ、所要時間は約5分。事業所や施設単位での宣言も可能。宣言をした事業者は、温室効果ガス排出量の見える化などに取り組むことで、「横浜市中小企業融資制度」の融資を受ける際に、信用保証料の一部助成を受けられる。また、省エネ診断の受診費用補助などの利点もある。

 市経済局は「ロゴマークは脱炭素化への意識の高い事業者の目印」としており、宣言への参加を呼びかける。問い合わせは同局【電話】️045・671・4236。

10月28日から11月3日の区別の定点当たりの患者報告数

インフルエンザ 横浜市内で流行期に 衛生研究所はワクチン接種呼び掛け

 横浜市内でインフルエンザの流行が始まっている。11月7日に発表された「横浜市インフルエンザ流行情報2号」によると、市内153カ所の定点医療機関から報告された2024年第44週(10月28日〜11月3日)の定点あたりの患者報告数は、横浜市全体で1.12となり、流行開始の目安となる1.00を上回った。

 市内の定点あたりの患者報告数は、8月下旬以降、緩やかな増加傾向が続いていて、第43週(10月21日〜27日)に1.07と、流行開始の目安を超えたため、横浜市衛生研究所が「インフルエンザ流行情報1号」を発表していた。

既に学級閉鎖も A型が約98%占める

 年齢別では15歳未満の報告が全体の48.7%で、学級閉鎖などを行っているのは小学校8校。

 迅速診断キットの結果は、A型97.6%、B型2.2%、A型・B型ともに陽性0.2%で、A型が多く検出されている。

適度な換気、湿度50〜60%の確保を

 同研究所の担当者は「咳エチケットや正しい手洗いなどの基本対策のほか、免疫がつくまでの期間を考えると、流行ピークが予想される前の12月中旬までにワクチンを接種するのが理想」と話す。「寒い季節ですが、適度に換気すること、室内の湿度を保つことも感染予防になります」とし、厚生労働省が推奨する50〜60%の湿度を保てるよう、エアコンや加湿器を上手に利用してほしいと呼び掛けている。

「仏垂般涅槃略説教誡経(仏遺教経) 伝道元筆」の巻頭(提供:宗教法人大本山總持寺)

總持寺の写経などが横浜市指定文化財に

 横浜市は宗教法人大本山總持寺(そうじじ)=鶴見区=が所有する宗祖である道元(1200〜1253)の直筆とされる写経など3件を市指定文化財に指定することを11月7日に発表した。

 指定が決まったのは、總持寺の「仏垂般涅槃略説教誡経(ぶっすいはつねはんりゃくせっきょうかいきょう)(仏遺教経(ぶつゆいぎょうきょう))伝道元筆(でんどうげんひつ)」と東漸寺(とうぜんじ)=磯子区=の「木造釈迦如来(もくぞうしゃかにょらい)および右脇侍像(みぎきょうじぞう)」、西教寺(さいきょうじ)=南区=の「西教寺本堂(さいきょうじほんどう)」の3件。

道元の貴重な直筆

 「仏垂般涅槃略説教誡経」は、道元の自筆写経と伝承されている。總持寺が600年以上大切に保管してきた貴重な資料で、道元の自筆本が少ない中、高い価値があると評価された。

中世彫刻の特徴的形式

 「木造釈迦如来および右脇侍像」は、神奈川県指定重要文化財の「釈迦堂」が建築されたと考えられる1301年に近い時期に作られた。鎌倉周辺地域の中世彫刻の特徴的な形式が見られるなど、市の美術史、文化史にとって貴重な作品とされた。

近代的な鉄筋コンクリート造り

 「西教寺本堂」は、関東大震災の復興事業で1931年に再建された建物。鉄筋コンクリート造りながら、伝統的な浄土真宗本堂の意匠が取り入れられており、近代的な寺院建築の貴重な実例として評価された。

 決定は横浜市文化財保護審議会の答申を受けたもの。3件が正式に指定されるのは11月25日。市歴史博物館=都筑区=では来年2月8日から3月16日まで、「横浜市指定・登録文化財展」を開催予定。

ライトアップされた市庁舎(11月8日撮影)

ベイスターズ日本一で市庁舎などブルーにライトアップ

 横浜DeNAベイスターズが26年ぶりに日本シリーズを制して日本一になったことを受け、市内の施設がチームカラーのブルーでライトアップし、祝福している。

 市庁舎は11月10日までの午後5時から10時まで実施。ほかにも、横浜マリンタワーや日産スタジアムなども10日までライトアップを行っている。

神奈川区役所 「かながわ区版 環境かるたづくり」の受講生を募集中 身近なテーマで環境を楽しく学ぶ

 神奈川区生涯学級運営委員会「エコエコかながわ」では、「かながわ区版 環境かるたづくり」の受講生を募集している。申し込みは、11月14日(木)締め切り。

 同団体は、環境問題について楽しく気軽に考えられるようにと「ご当地環境かるた」づくりを行っている。今回はそんな活動の仲間を増やそうと受講生を募集する。

 講座は全4日間。第1回(11月22日(金))は「絵なんて誰でも描ける!〜画材を知る〜」、第2回(12月20日(金))は「伝わるか 伝えられるか?〜言葉のつむぎ方〜」を開催。絵本作家でありながら落語家としても活動する保科琢音さんが講師を務める。第3回(1月31日(金))「〜区の文化を目指して〜カナかる!の創作〜まちへの波及」は、金沢区でご当地かるたを創作した「カナかる」のメンバーが講師を担当。エコエコかながわが講師を務める第4回(2月14日(金))「語り合おう!かるた作りのツボ」で、講座は修了となる。

 開催時刻は全日午前10時〜正午。会場は神奈川区役所。対象は環境について学びたい区内在住・在勤・在学者。定員は20人(申し込み多数の場合は抽選)。参加費は1000円(全4回分)。申し込みは、横浜市の電子申請システム(https://shinsei.city.yokohama.lg.jp/cu/141003/ea/residents/procedures/apply/ae10d8f6-aea2-469f-9369-70057b0df74c/start)へ。

 問い合わせは、神奈川区役所地域振興課【電話】045・411・7093へ。

日本一決定後、大喜びする横浜スタジアムの外に集まったファン(11月3日)

ベイスターズ日本一パレード 横浜市「話せる内容ない」 一部で11月30日開催報道

 プロ野球の横浜DeNAベイスターズが11月3日に日本シリーズを制し、26年ぶりの日本一になったことを受け、今後、パレードの開催に注目が集まる中、横浜市は7日の市長会見で「現時点で話せる内容はない」との認識を示した。一部報道で球団側が30日にパレードを実施する方向で調整していることが伝えられ、記者から山中竹春市長に質問があり、にぎわいスポーツ文化局の担当者が答えたもの。担当者は「今後、チームから発表があると思う」と述べるにとどまった。

市庁舎をブルーにライトアップ

 市は8日から10日の午後5時から10時まで、市庁舎をベイスターズのチームカラーであるブルーにライトアップする。

ランドマークタワーの「SPARK TREE」の前に立つ尾上松也さん©Disney ©Disney/Pixar ©MARVEL © & ™ Lucasfilm Ltd.

みなとみらいのツリー点灯式に尾上松也さん、パリ五輪金メダル・吉沢恋選手 ランドマークタワーとマークイズ

 横浜ランドマークタワーとMARK IS(マークイズ)みなとみらいで11月6日、クリスマスツリーの点灯式が開催された。ランドマークタワーには歌舞伎俳優の尾上松也さん、マークイズにはスケートボードのパリ五輪金メダリスト・吉沢恋(ここ)選手が登場し、会場を盛り上げた。

ディズニーなど4つの世界

 同日から始まったホリデーイベント「YOKOHAMA MINATOMIRAI WINTER HOLIDAY 2024-2025」では、ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズの4つの世界を音と光で表現したツリーが施設を彩る。

 ランドマークタワー1階に設けられた「SPARK TREE」の点灯式に参加した尾上さんは、12月6日公開のディズニー・アニメーション映画「モアナと伝説の海2」でマウイ役の声優を務める。映画について「家族や友人と見てほしい」と語り、高さ約12mのツリーが点灯すると「とても美しい」と笑顔を見せた。ツリー点灯は午前7時から午前0時まで。映像に合わせてツリーが輝く光のショーもある。

「アナ雪」をイメージ

 マークイズでは「アナと雪の女王」をイメージした「FROZEN CRYSTAL TREE」が1階に登場した。吉沢選手は白を基調にしたストリートファッションで登場。スケートボードの魅力について聞かれると「スポーツとしてだけではなく、みんな一緒に仲間として滑っていて、高め合っていけるのが良いところ」と話した。ディズニーのキャラクターではラプンツェルが好きだといい、「自分の道を悔いのないように進んでいく点が共感できる」と力強く語った。子どもたちと一緒にツリーの点灯ボタンを押し、ライティングショーを見終えると、「音楽もあってめちゃめちゃ楽しめました」と喜んでいた。ライティングショーは午後4時から11時までの毎時00分と30分。

 マークイズ前のグランモール公園のイルミネーションには、「アナと雪の女王」のキャラクターオーナメントが装飾されている。イベントの詳細は公式サイト(https://yokohama-minatomirai-christmas2024.com/)で。