今年で20年目となる大山阿夫利神社下社と大山寺の紅葉ライトアップが11月20日（水）から12月１日（日）まで行われる。期間中は大山ケーブルカーの延長運行が行われ、照明を落とした車窓からは、ライトに彩られた木々を楽しむことができる。

　紅葉ライトアップは、大山寺開山１２５０年を記念して始まり大山観光振興会（目黒仁会長）主催のもと今年で20年目を迎える。

　ライトアップは平日が日没から午後７時。土日祝日は日没から午後８時まで。ケーブルカーも同様の時間まで延長運行され、沿線のライトアップも実施される。

　また、11月23日、24日、30日、12月１日には賞品がもらえる宿坊スタンプ＆クイズラリー、阿夫利神社社務局前の旧参道沿いに各種キッチンカーが出店する旧参道マルシェなどが紅葉ライトアップに華を添える。

　さらに11月20日から12月20日まで市公式インスタグラム「伊勢原びより」ハッシュタグ投稿キャンペーンが初開催される。応募は【1】インスタで伊勢原びよりのアカウント（@isehara_biyori）をフォロー【2】大山の紅葉の写真や動画を撮影する（ライトアップでなくても可）【3】「＃大山の紅葉２０２４」のハッシュタグとアカウントをタグ付けし、期間内に投稿する。抽選で10人にパスティッチェリアラッテの「フォンダン・オ・ペカン」と「大山バウム」のセットが当たる。

　交通渋滞緩和のため、大山小学校に臨時駐車場を設置、土・日、祝日の午前８時30分から午後７時30分まで。大山ケーブルバス停までのシャトルバスが運行される。料金は大人１５０円、子ども80円。雨岳文庫山口家住宅前のエムアイプラザ駐車場は、土・日、祝日の午前８時30分から午後９時まで。山王中学校臨時駐車場は、23日と24日の２日間のみ。午前10時から午後９時30分。大山ケーブルバス停まで無料送迎バスあり。

　問い合わせは市商工観光課【電話】０４６３・９４・４７２９へ。

　伊勢原市野球協会（相馬欣行会長・67）がこのほど、２０２４年度「生涯スポーツ優良団体表彰」を受賞。11月６日には相馬会長が萩原鉄也市長を表敬訪問し、受賞を報告した。

　同表彰は、地域または職域におけるスポーツの健全な普及や発展に貢献し、地域におけるスポーツの振興に顕著な成果をあげたスポーツ団体を文部科学大臣が表彰するもの。都道府県や日本スポーツ協会などから推薦された団体を文部科学大臣が審査の上決定する。今年度は全国で１０５団体が受賞。県内では市野球協会を含む５団体が受賞した。

　１９５９年、野球の奨励発展とチーム相互の親睦融和を図り、スポーツマンシップの養成に努め、体育文化達成を目的に設立された市野球協会。市スポーツ課によれば同協会は、長年にわたりさまざまな野球大会の開催や後援、指導者講習、各種野球大会への出場斡旋、関係団体相互の連絡強調と親和などに務めてきたことが評価されたという。

　表敬訪問した相馬会長は「歴代の会長がしっかり作り上げてくれた成果。野球は仲間とのコミュニケーションを作り上げるための近道だと思う。最高で89チーム２千人が登録していたことは凄い事。その火を消さないように引き続きやっていきたい」と意気込みを語り、市長からも「今後がさらに楽しみ」と労いの言葉が送られた。

安全安心な食をめざして

　○…「ひとと地球にやさしい食を」をテーマに、総合運動公園体育館前で11月24日（日）に「やさしいマルシェ」を開催する、さがみ生活クラブ生協伊勢原コモンズ有機給食推進チーム『伊勢原みんなにやさしいごはんプロジェクト』。「未来を担う子どもたちに安心でおいしい学校給食を届けたい」と今回で３回目。「食という字は人を良くすると書く。食べることで元気になる。それを追求するチームです」

　○…愛知県出身。中学２年の時に父親の仕事の都合で青森県に移り、大学進学を機に京都へ。数学や理科が好きだったことから研究職を目指し電気系の学科に進む。「数学や理科は答えが明確でおもしろい。国語の『筆者の気持ちは』みたいな問題が苦手だった」とほほ笑む。

　○…母親から体に良いものを食べることの大切さを聞いて育ったことから、子どもや家族、自身にも安全で安心な食べ物をつくりたいと、自然農法を学び始めたのが25年前。６年前からは自宅近くで農薬などを使わない家庭菜園を行う。「環境に良いし、美味しい。大地のエネルギーは大事」。食卓には自前の野菜が載り、「自給自足が目標」と目を細める。プロジェクトに加入したのは昨年の夏。目標に向け、自分たちでも野菜を作ろうと指導役として畑を始め、ちいさな子どもたちも畑作業に参加する。「子どもの方が芽が出るくらい、子どものパワーは凄い」。

　○…年齢・性別・国籍を問わず、様々な世代の仲間たちが集まる「ヒッポファミリークラブ」に30年前から参加する。「いろいろな国の人たちと歌やダンス、会話を通じて多言語が話せるようになる。国同士は争うが、人同士は分かり合えて、世界平和につながると思う」と語る。

　神奈川フィルハーモニー管弦楽団が12月23日（月）、ミューザ川崎シンフォニーホール（ＪＲ川崎駅下車徒歩３分、京急川崎駅下車徒歩８分）で「Ｆｏｒ Ｆｕｔｕｒｅ巡回公演」を開催する。午後７時開演。

　今回の演目は年末を飾るにふさわしい、ベートーヴェン「第九」。第４楽章「歓喜の歌」では、苦悩を越えた向こうに見える自由、そして平等が謳いあげられる。指揮は巨匠レナード・バーンスタインに師事し10年以上活動を共にした大植英次。欧米や日本の名だたるオーケストラの音楽監督・指揮を務めてきた。演目は他にモーツァルトの歌劇「バスティアンとバスティエンヌ」序曲。

　Ｓ席８０００円、Ａ席６０００円、Ｂ席４５００円、25歳以下１０００円。65歳以上各席10％割引。チケット申込みは神奈川フィル・チケットサービス【電話】０４５・２２６・５１０７。

　この公演に読者20組40人を招待。希望者はＱＲからの申込みか、ハガキに氏名・住所・メールアドレスを明記の上、〒２３１―００２３横浜市中区山下町46番地第１上野ビル１階・神奈川フィル事務局「タウンニュース係」まで。12月６日（金）必着。当選はメールにて。

　加奈音楽事務所夢乃会会主でキングレコード所属の鈴野加奈さんと夢乃会新会長の北條雪乃さんが11月７日、渡辺紀之神奈川県議会議員の事務所を訪れ、10月17日に伊勢原市民文化会館で行われた「能登半島チャリティーコンサート」の支援金20万６３２０円を届けた。

　能登半島地震や記録的豪雨で甚大な被害を被った石川県の支援に役立ててもらおうとチャリティーを開催した夢乃会。当日は東洸介さんを司会に、同会メンバー、テイチクエンタテインメントの半田浩二さんや美貴じゅん子さん、創作舞踊家の五條詠寿郎さん、作曲家の宮下健治さんら豪華ゲストが観客を魅了。

　支援金は自民党神奈川県連を通じて、石川県の災害支援に充てられる予定。これまで多彩な支援活動を行ってきた鈴野さんとは２０１１年の東日本大震災以来の親交を持つ渡辺県議は「継続は力なりとはまさにこのこと。鈴野会主の根気強さ、思いやり、人を大切にする心は尊敬に値する。私もぜひ応援していきたい」と語った。

　市内桜台にある(有)タナカ電機商会（田中博代表取締役）が創業50周年を迎え、11月23日（土）と24日（日）の２日間、地域の方々に感謝の想いを込めて「大創業祭」を開催する。時間は午前10時から午後６時まで。

　地元で評判の同店。何といってもその充実したサービスやアフターケア、フットワークの軽さで顧客の「困った」を「良かった」という言葉に換えてきた。

　田中代表は「夫婦二人三脚で50周年を迎えることができた。これからも地域の方々のためにがんばっていきたい」と意気込みを語った。

　問い合わせはタナカ電機商会【電話】０４６３・９５・１２３９へ。

　秦野伊勢原歯科医師会（井上泰会長）は12月12日（木）、口腔がん無料検診を実施する。会場は伊勢原シティプラザ４階の伊勢原市休日歯科診療所。時間は午後１時30分〜。

　検診は同会会員ならびに東海大学病院口腔外科の専門医が行う。対象は市内在住で口内炎などの症状がある人。希望者は、はがきに住所、氏名（ふりがな）、年齢、性別、電話番号を記入し、〒２５７―００５１秦野市今川町１の３秦野伊勢原歯科医師会事務局まで郵送する。11月29日（金）必着。定員は20人。申込み多数の場合は抽選となる。結果は、後日郵送で通知される。

　問い合わせは同会事務局【電話】０４６３・８３・３１１７へ。

　神奈川県自動車整備秦野・伊勢原支部（糸賀一雄支部長）が10月30日、秦野市と伊勢原市の交通安全協会に各10万円ずつを寄付した。

　秦野54社、伊勢原51社の１０５事業所で構成される同団体。２０１２年から地域貢献のチャリティーを行っており、地元の交通安全事業支援のため今年も両市の交通安全協会へ寄付を行った。

　「寄付は今後も続けていきたいと思っています。有意義に活用してほしい」と話す糸賀支部長。これを受け飯塚武彦伊勢原交通安全協会長は「昨年は新１年生に黄色いランドセルカバーを贈呈しました。今年も市内の交通安全活動等に有効活用します」と述べた。

　現在、観覧予約受付中。クアーズテック秦野カルチャーホール（秦野市文化会館）の人気イベント「ティータイムコンサート」。

　プロデュースするのは幅広い音楽活動で文化振興に尽力している加藤雅彦さん。現在、文化会館の改修工事休館に伴い、"出張コンサート"として東海大学前駅南口すぐのタウンニュースホールで開催中。

　次回の開催日は11月24日（日）。観覧料は２５００円。当日払い。｢秋の終わりのハーモニー｣と題し、栁沼満美さん（フルート）、菱沼瑞江さん（ピアノ）、加藤雅彦さん（テノール）が出演する。

　予定曲目は『薔薇』（トスティ）、『３つのロマンス』（シューマン）、『愛の讃歌』（モノー）ほか。

　午後２時開演（開場は午後１時30分）。午後３時30分終演予定。休憩あり。出張コンサートはデザートセットの提供なし。予約制・定員１００人。自由席。

　問い合わせと予約は会館事務室【電話】０４６３・８１・１２１１へ。午前９時から午後５時。火曜日休業。

　伊勢原市民文化会館大ホールで12月８日（日）、社会学者で東京大学名誉教授の上野千鶴子氏による講演会が開催される。主催は医療法人社団杏月会伊勢原駅前クリニック（堀江修院長）、伊勢原市医師会と伊勢原市が後援する。

　テーマは「住み慣れた家で最期まで」。講演では一度しかない人生の最期を後悔しないために今できることから始めること、自分の意思や想いを伝えることなどの大切さについて、上野氏の講演を参考に考えていく。

　上野氏は１９４８年富山生まれ。京都大学大学院社会学博士課程修了。認定ＮＰＯ法人ウィメンズアクションネットワーク理事長、上野千鶴子基金代表理事などを務める。今年、米タイム誌「世界で最も影響力がある１００人」に選出されている。

　時間は午後２時（１時30分開場）から３時30分まで。質疑応答も含む。参加は無料で定員は１３００人。

　講演を主催する堀江院長は「住み慣れた場所で親しい仲間とともに、安心して老い、最期を迎えることが理想の人生です。そのためには色々な準備が必要です。上野先生の講演から何をすべきか考えていきましょう」と話す。

　申し込みは伊勢原駅前クリニック訪問部事務所【電話】０４６３・７１・６５２２（平日午前９時から午後５時まで）か下記二次元コードから。

　「子ども食堂を立ち上げたので資金面での助成をしてほしい」「地域交流の場をはじめて10年になるので、記念誌を発行したい」…。

　伊勢原市社会福祉協議会では「２０２５年度善意銀行配分金」の申請団体を募集している。

　対象は、市内を主な拠点とし、伊勢原市の地域福祉向上のために事業を行い、【1】任意団体、学校法人またはＮＰＯ法人【2】団体構成員がおおむね10人以上で、９割以上が市内在住、在勤または在学の要件を満たす団体。

　対象となるのは住民同士の地域交流の場づくり、地域の見守り・支え合い活動、災害時に備える活動などで【1】２０２５年４月１日から26年３月31日までの期間に実施する事業【2】新規事業として実施する活動、活動規模を拡大して実施する活動【3】対象事業として10年以上実施している団体が記念行事として行う事業。

　申請は来年１月31日まで。配分金交付は１団体１年につき１回、配分金額は対象経費合計額の75％（10万円を限度）。対象となる経費は謝金、消耗品費、郵送代、印刷製本費、使用料及び賃借料、保険料など。

　問い合わせは市社会福祉協議会【電話】０４６３・９４・９６００へ。

　「第３回やさしいマルシェ」が11月24日（日）、伊勢原総合運動公園体育館前で開催される。午前10時から午後２時まで。小雨決行。入場無料。

　主催は、さがみ生活クラブ生協伊勢原コモンズ有機給食推進チーム『伊勢原みんなにやさしいごはんプロジェクト』。

　「ひとと地球にやさしい食を」をテーマに行われる同催し。当日は、食材にこだわって作られた料理やスイーツなどのブースが多数出店。また今回は新たにお菓子釣り（１回１００円）や景品がもらえるスタンプラリーなど家族連れで楽しめる催しになっている。同プロジェクトの竹内文代副代表（＝人物風土記で紹介）は「ぜひ伊勢原の魅力が詰まったマルシェを体験しに来てください」と話す。

　雨岳文庫で11月23日（土）、湘南社民権講座「近代国家のジェンダー」が開催される。午後１時30分（開場１時）から３時30分まで。定員は申し込み順40人で参加費５００円（資料代）。

　講師はかながわ女性史研究会会員の横澤清子さん。近代日本における一般家庭のジェンダーモデルなどについて講話する。（問）雨岳民権の会【携帯電話】０９０・８０８１・６３０５吉水さん　

　学校法人成瀬幼稚園（近藤哲朗理事長）ホールと園庭で10月29日、「危機管理および交通安全教室」が開かれた。

　同園では園児らの交通上のトラブル未然防止、災害に対する備えや心構えの必要性など、危機管理や交通ルールを学ぶ教室を実施している。

　当日は伊勢原市をはじめ、伊勢原警察署や厚木第二交通機動隊、伊勢原交通安全協会、伊勢原市交通安全母の会、村瀬ドッグトレーニングセンターなどの協力で開催。特別ゲストに市公式イメージキャラクターのクルリンが登場すると大歓声が沸き起こった。

　園児たちは３グループに分かれて、左右の安全と周囲をしっかり確認してから、手を挙げて横断歩道を渡る練習を行った。また、この日はパトカーや白バイの試乗、不審者に声を掛けられた時の対応、村瀬ドッグトレーニングセンターによるデモンストレーションが行われ、園児らは災害救助犬の活動する様子を興味深く見守っていた。

　近藤理事長は「あいにくの小雨模様だったが関係者の方々の多大なる協力で園児たちが災害救助や危機管理を学ぶことができた。感謝したい」と述べた。

　（一社）伊勢原市建設業協会（杉山進会長）は11月７日、伊勢原観光道灌まつりで集めた募金６万８１３６円と同協会からの支援を合わせた10万円を能登半島大雨災害義援金として寄付した。

　建設業協会は伊勢原観光道灌まつりで協会のＰＲのため、子ども向けに重機の展示試乗、綿菓子や水ヨーヨーの無料配布を行った際に、社会福祉のために役立ててもらうための募金を実施した。

　当日は、杉山会長と山崎信吾青年委員会委員長から萩原鉄也伊勢原市長に義援金が渡された。　萩原市長は感謝の言葉を述べ「日赤を通じて被災地の支援に充てさせていただく」と語った。

　市建設業協会は道灌まつりへの協力をはじめ、災害が発生した際の復旧支援や市防災訓練への参加、市内の防犯パトロール、草刈りボランティアなど、多彩な地域貢献活動を展開している。

　市内東大竹の八幡神社で11月17日（日）、樂市が開催される。主催はいせはら樂市樂座実行委員会。時間は午前11時から午後４時まで。

　伊勢原市内の商店主や生産者を紹介し、「商人と消費者のふれあいの場を作る」ことを目的に活動するいせはら樂市樂座。今回は新たな試みとして市内南エリア、さらには神社での初開催となる。

　当日は、飲食や物販サービスなど16店舗が出店。市内の商店主、生産者（農業・工業）の思いやこだわりの商品、サービスを丁寧に伝えていくとともに、商店主や生産者とのふれあいの場を提供する。「樂市ならではの楽しい時間を共有できれば。皆様のご来場を心よりお待ちしております」と主催者。

　問合わせは同実行委員会【メール】isehara.rakuichi.rakuza@gmail.comへ。

　伊勢原のシンボル大山の麓で奏でるブルーグラス、カントリー、フォークのアマチュアバンドによるライブコンサート「第53回ビッグマウンテンオープリー」が11月17日（日）、伊勢原市民文化会館で開催される。主催は丹沢ブルーグラスサークル。午前11時40分開場、正午開演。午後４時ごろ終演予定。入場は無料。

　当日は２部構成で実施され、第一部には横浜ブルーグラスランナーズ、Ｈａｐｐｙ ＳｕｎｎｙＳｉｄｅ、茅ヶ崎グラスアライアンス、丹沢眞運転、丹沢Ｂｌｕｅ Ｒｏｓｅ、ロングフレンズ、午後２時からの第二部には、Ｇｒａｓｓ Ｄｅｗ、Ｍａｐｌｅ ＭｏｕｎｔａｉｎＳｔｒｉｎｇ Ｂａｎｄ、サニーブルーグラスボーイズ、デイジーチェイン、小田原ＢＧ研究会、Ｇｏｏｄ Ｏｌｄ Ｐａｌｓの12のバンドが出演する。

　問合せはビッグマウンテンオープリー実行委員会の佐藤さん?０８０・９０７３・２３７７へ。