神奈川区版【12月12日(木)号】
山崎会長(前列右)をはじめ設置に関わる関係者ら

反町第一町内会 街の明かり灯し10年 14日にはコンサートも

 反町第一町内会(山崎栄会長)が2015年に始めた地域のイルミネーションが今年で10回目を迎えた。12月14日(土)には「たんまち心のあかりコンサート」と題した地元小中学生らによる演奏会も反町地域ケアプラザで午後1時30分から開催される。

 この取り組みは「あかりを灯して明るいまちづくりを推進したい」との思いで、国道沿いの反町交差点でひときわ存在感を放つケヤキに電飾を施したところからスタートした。反町公園を含む反町1、2丁目が該当する同町内会では、当時ワンルームマンションの建設が相次ぎ若い世代の住人が増える一方で、そうした世代の多くは町内会活動に参加していなかった。そこで、街の人たちが地域に出るきっかけづくりや、自治会費を目に見える形で還元しようという目的も含まれている。

 当初はケヤキだけだった装飾も、現在は地域ケアプラザや社会福祉施設が協力。建物の壁面や植栽部分など町内8カ所に広がった。住民の町内会行事出席率も向上し、夜間の防犯面でも一役買っている。設置やメンテナンスも、電気工事に関わる会員らを中心に自らで行っている。

 当初から企画に携わる山崎会長は「大変なのは様々な申請」と話す。区役所の後援申請から国土交通省、消防署などへの様々な許可取りが必要だが、回数を重ねるにつれ理解の輪が広がってきた。「『顔の見える付き合い』が町内会が目指すところの一つ。子どもたちが立ち止まって『きれいだね』と話す姿を見るとうれしい」

 点灯時間は午後4時から11時までで、期間は来年1月15日まで。

 10周年記念として行われるコンサートには、青木小や栗田谷中の児童生徒による演奏のほか、横浜マザーズオーケストラによるパネルシアターなども予定されている。

神奈川警察署管内特殊詐欺 被害額県下ワーストに 投資、ロマンス型も増加

 神奈川県警では12月15日から来年1月3日までを犯罪抑止の「年末年始特別警戒」期間に設定している。近年ではいわゆる「闇バイト」を通じた強盗事件が首都圏で多発しているが、神奈川警察署管内では特殊詐欺が県下ワーストの被害額に。生活安全課の担当者に警戒すべき点などを聞いた。

 同署によると、今年11月末時点で発生した特殊詐欺は35件。前年と比べて減少傾向にはあるものの、被害額は約4億2400万円と県下でもワーストとなっている。これとは別に区内で被害が増加傾向にあるのが、SNSを利用した投資詐欺やロマンス詐欺と呼ばれる犯罪。区内だけで約3億6500万円の被害がすでに出ているという。

「インスタ」で被害

 SNS型の詐欺は、大半が「インスタグラム」のダイレクトメッセージなどを利用したもの。投資詐欺では友人のような感じで連絡を取り合ううちに架空の投資を勧められて非対面で金銭をだまし取られる。ロマンス詐欺では外国人や海外在住の日本人を装い、恋愛感情や親切心につけこむ手口だ。

 同課では「SNSは年齢を問わず利用できるが、面識のない人に安易に個人情報を与える行為は犯罪被害につながる。個人情報はどこでも漏れるというリスクを認識してほしい」と警戒を呼び掛ける。

年末年始は侵入盗に注意

 同署によると11月末時点で、区内ではいわゆる「トクリュウ」と呼ばれる匿名・流動型犯罪グループによる凶悪事件は発生していないというが、10月には青葉区で高齢者を狙った強盗殺人事件が発生するなど不安に思う人も多い。年末年始は旅行や帰省で自宅を空ける人も多く、侵入盗の被害が増える傾向にある。郵便物の配達ストップや、近所に声がけして不在中に気にかけてもらうなど地域で監視するつながりも大切だ。

 警察庁の発表では、最も多い侵入手口は無施錠の玄関・窓からの侵入、次いでガラス破り。昨今は点検業者等を装って室内に入り込む事件も増えている。「不在時、在宅時問わず玄関・窓の施錠」「訪問者には不用意にドアを開けない」等の習慣付けや、防犯フィルムやセンサーライトの設置など「入りにくい」環境作りが大事だ。

絵本作家で地区センターのプレイルームのリニューアルをプロデュースした 市原 淳さん 中区在住 54歳

憧れの横浜で「楽しい」を形に

 ○…プレイルームの壁紙や家具に明るいタッチで船やカモメ、魚などを描いた。さまざまな親子が利用する施設のリニューアルにあたり、横浜をイメージした上で「明るく、楽しい場所になるよう、不快感を与えないこと」を心がけた。施設のリニューアルは初の体験だったが、「とても楽しかったのでまたやりたい」と意気込む。

 ○…陶芸が盛んな愛知県常滑市の出身。7歳の時に叔母が陶芸家と結婚。工房へ遊びに行き、ラフな服装や時間の使い方が自由な仕事ぶりを目の当たりにし、「遊んでいるみたいで、楽しそうな仕事だな」と陶芸家や画家に興味を持った。

 ○…大阪芸術大学でイラストレーションを学び、その後にデザイン会社に就職したが、作業的な仕事に満足できず、1年で退社。フリーランスのイラストレーターとして仕事を得ようと、自身の作品をまとめたファイルを持って出版社を20社以上訪問。徐々に認められ、2009年にテレビアニメ化された絵本『ポペッツタウン』、17年には「赤ちゃんが泣きやむ絵本」として話題になった『もいもい』を世に出し、絵本作家としても世界中から評価されるようになった。

 ○…04年から中区に住む。東京でも物件を探したが、山手で港を眺めながら描き続けたイラストレーター・柳原良平さんへの憧れが転居の決め手となった。「横浜は景色がいいので、散歩するのが気持ちがいい」と話し、1日おきのジョギングや絵本作家仲間とのフットサルで汗を流す。アメリカのバンド「スパークス」にほれ込み、自主的に送った企画書が本人たちに気に入られ、公式ツアーグッズを制作・販売した。「音楽関係の仕事もやりたい」と意欲を見せ、横浜から活動の幅を広げていく。

手ぬぐいを使ってウォーキングする参加者

運動と座学でフレイル予防 メガロス神奈川スタッフが講師

 神奈川区役所による、フレイル予防をテーマにした運動と座学の講座が11月29日に行われ、おおむね60歳以上の区民ら25人が参加した。

 フレイルとは健康と要介護状態の中間で、体力や気力が低下し介護の必要性が高まった状態を指す言葉。

 今回の講座はスポーツジムのメガロス神奈川=入江=が協力。金井靖幸支配人ら同施設のスタッフが講師を務めた。メガロスの運営会社が横浜市と協定を結んでいることもあり実現した。

 反町公園で行われた前半は、簡単なストレッチやウォーキングを実施。メガロスのスタッフから「かかとから歩いて正面を見て胸を張りましょう」などアドバイスを受けながら汗を流した。また、区役所作成の「かめ亀手ぬぐい」を使い、手ぬぐいを持って体を左右に動かしながらウォーキングするなどした。

 後半は隣接する区役所会議室で座学を実施。フレイル予防のポイントとして「運動・栄養・口腔・社会参加」の4つを挙げ、それぞれに必要なポイントを紹介した。

 このうち栄養の部分では「量は少なくても品目を増やすのが大切」と、魚や乳製品、野菜、大豆製品などバランスの良い食事や筋肉を作るたんぱく質の摂取を呼び掛けた。

 参加者からは「公園で集まって運動する機会はなかなかないので、単発ではなく継続して開催してほしい」といった感想があがった。

マリノスケや県警音楽隊が参加した

マリノスケが「サポーター」 犯罪被害者支援に協力

 11月25日から12月1日まで実施された、犯罪被害者週間に合わせて、神奈川県・県警察・神奈川被害者支援センターの三者による啓発キャンペーンが11月25日に横浜駅東口の新都市プラザで開催された。

 同週間は犯罪被害者とその家族の置かれている状況や名誉・生活の平穏への配慮の重要性を理解してもらうことを目的に、全国で広報啓発活動が展開されている。

 この日は横浜F・マリノスのマスコット「マリノスケ」が活動に参加したほか、県警音楽隊による演奏も行われ、集まった人たちに同センターや県の取り組みを紹介した冊子などを配布した。

 同センターでは、「かながわ犯罪被害者サポートステーション」を通じて、犯罪や事故に巻き込まれた被害者やその家族などに電話(【電話】045・311・4727)や対面での相談を行っている。

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ネイルの施術を行う学生(同学校提供)

三幸学園 笑顔でサロン実習 そごう横浜店で”接客”

 学校法人三幸学園横浜ビューティー&ブライダル専門学校=西神奈川=は11月30日、そごう横浜店でスチューデントサロンを開催した。

 同学校では、美容師やエステティシャン、ネイリストやビューティーアドバイザーなど、美容やブライダル業界で活躍するプロを目指す学生たちが学んでいる。今回のサロンにはトータルビューティー科エステ、メイク、ネイルコースの2年生が参加した。同店の協力の下、3階特設フロアでは一般客に、5階従業員食堂では店員に向けて、各コースの学生たちが考案した美容メニューを提供。丁寧に笑顔で接客と施術を行った。

 同世代のクラスメイト同士でペアになって施術を行う授業と異なり、初対面で年上の”お客様”への対応となった当日。参加した学生のひとり清家未侑さんは、「正しい言葉遣いなどを意識して接客を行った」と貴重な経験を振り返る。また、施術だけでなく呼び込みの際にも「笑顔の大切さをより実感した。プロ意識をもっと高めたいと思った」と話し、さらなる向上心を覗かせた。

嶋崎館長(前列中央)とかなぶっくのメンバー

読み聞かせ団体かなぶっく 図書館に絵本32冊寄贈 9年間の活動成果

 神奈川区内で乳幼児を対象にした絵本の読み聞かせを行う「かなぶっく」は12月4日、神奈川図書館に絵本32冊を寄贈した。

 区内各地で読み聞かせ活動を行うグループが集い2015年に活動を開始したかなぶっく。「0歳のおひざに抱っこのおはなし会」などを開催し、読み聞かせや赤ちゃんにおすすめの絵本の紹介などを行っている。

 そうしたお話会などの開催時に、訪問先の厚意で謝礼金などをもらうこともあるという。そこで今回は、これまでの活動で集まった資金を活用し絵本の寄贈を実施。同団体から神奈川図書館への寄贈は初めてとなった。メンバーは、「地域からいただいたお金なので、地域に還元したいと絵本の寄贈を決めた」と思いを語る。

 同図書館の司書に相談し、子どもに人気の絵本や傷んでしまい交換が望まれた本などを新たに19冊購入。そのほかこれまでの活動で展示などで利用した、保存状態が良好な13冊も追加して寄贈した。「文字が読めない子どもでも、絵や読み聞かせの声などで楽しんでくれる。ぜひ多くの親子に楽しんでもらいたい」とメンバーは口を揃える。

 嶋崎孝浩館長は寄贈への謝辞を述べながら、感謝状を贈呈。「子どもたちのための読書活動の推進は図書館としても力を入れている。今後も協力しながら、区内に読書の輪を広げていきたい」と話した。

清掃活動への参加者

美化活動で国際交流 かなっくリーン

 かなっくウォークの愛称で知られるJR・京急東神奈川駅の連絡橋周辺で12月6日、清掃活動「かなっくリーン」が開催された。

 地域住民や周辺企業等が参加する恒例の清掃活動。東神奈川町内会の櫻田宏会長が中心となり2022年に始めた活動で、今回が13回目の開催となった。当日は約50人が参加。手袋にトングやビニール袋を持ちながら、駅周辺や歩道、植え込みの中などのごみ拾いを行った。

 肌寒い師走の風が吹く中で清掃活動を行うメンバーの中には、近隣のクリエイティブ日本語学校の生徒たちの姿も。ネパールやベトナム、ミャンマーなどのアジア出身の学生たちは、習得した日本語を駆使しながら、日本人の参加者とグループで活動した。同学校の職員は、「言葉を学ぶだけではなく、実際に地域に出て社会と関わる機会はとても貴重。話すのが大好きな学生たちなので、楽しく参加してくれている」と笑顔で見守っていた。

 回を追うごとに参加団体・人数も広まりを見せるかなっくリーン。櫻田会長は、「清掃活動をする姿を発信することで、ポイ捨てのないまちにできれば」と話す。
新ビル「Hybrid Center」

JVCケンウッド 本社新ビルが本格稼働 3事業所を集結

 株式会社JVCケンウッド=守屋町=はこのほど、横浜本社地区に新ビルを竣工。従来の2つのビルと合わせて新たな価値創造の拠点として本格稼働した。

 無線機やカーナビ、オーディオなど多分野にわたる事業や技術開発を行う同社。これまでは事業や分野によって横浜市緑区、横須賀市、八王子市に事業所が分散していた。これらの機能や人員を、今回新設された「HybridCenter(ハイブリッドセンター)」に集約した。

 4階建ての新ビルでは、1・2階に試験や評価設備を設置。新たな機器も導入され、技術開発の強化を目指す。3・4階は執務エリア。イベントスペースも用意され、事業や分野を超えた社内交流を促進する。また建物は日射抑制のための特殊な金属板で覆われ、室内からの眺めや明るさはそのままに、日光による室温の上昇(日射負荷)を軽減している。

 従来の2つのビルと合わせて、本社地区を価値創造の拠点「ValueCreationSquare(バリュークリエーションスクエア)」として、グローバルな技術開発に挑戦していく。

 出前授業の実施や美化活動などにも取り組んできた同社。本社地区に人員が集結したことで、こうした地域貢献活動のさらなる促進も期待される。同社総務部長の伊東浩さんは、将来的なビルのイベントスペースの地域開放も視野に入れながら、「守屋町を盛り上げていきたい」と思いを語った。

パラボウリング大会 1月26日(日)、参加者募集中

 横浜市ボウリング協会は1月26日(日)、「よこはまパラボウリング大会」を開催する。現在参加者を募集中。

 身体障害者手帳・愛の手帳・精神障害者保健福祉手帳を所持またはそれに準ずる人によるA〜Cクラス、障害者および参加者の家族や介護者によるDクラスの4部門で開催。定員は60人。参加費はA〜Cクラスは2500円、Dクラスは2000円。当日受付で徴収。

 会場はハマボール=西区北幸2の2の1。申し込みは12月15日(日)まで。問い合わせは、同協会事務局【メール】uii41632-2@mbr.nifty.comへ。

敗戦が決まり茫然とする選手ら

YSCC Jリーグ残留ならず 入れ替え戦敗れJFLへ

 サッカー2024 J3・JFL入れ替え戦第2戦が12月7日にニッパツ三ツ沢球技場で行われ、中区本牧を拠点に活動するYSCC横浜はJFL2位の高知ユナイテッドSCに0対2で敗れた。この結果、YSCCはJ3会員資格を喪失し、来季はアマチュアトップリーグのJFLで戦うことになった。

 前週に敵地で行われた第1戦を1対1で終えたYSCC。過去最多5101人が訪れた本拠地での第2戦は、前半7分にまさかの失点。ホームの声援を受け反撃に出るYSCCだったが1点が遠く、終了間際にカウンターから追加点を奪われ敗戦。2試合で1分け1敗となりJリーグの地位を手放すこととなった。

 YSCCは2014年の明治安田J3リーグ発足時から参入。リーグ最少の経営規模の中、今季は序盤からGKの移籍やケガ人が重なり苦戦。3度の3連敗など8月以降わずか1勝にとどまり、年間19位でJFLとの入れ替え戦に進んだが、残留とはならなかった。

 YSCCの吉野次郎代表は「クラブ力が無かったということ。経営に関しても変わらざるを得ない。諦めずに声を出し続けたサポーターのためにも一年で(Jリーグに)復帰したい」と悔しさを露わにした。

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貯蔵タンクに向かっての放水訓練

ENEOS横浜製造所 有事への備え確認 官民連携で合同訓練

コンビナート火災想定

 ENEOS株式会社横浜製造所=子安通=は12月3日、神奈川消防署と株式会社KSP大黒神奈川共同防災センターと連携した「石油コンビナート施設防災訓練」を行った。同センターは、石油コンビナート等災害防止法に基づき、大黒神奈川地区に事業所を持つ企業による共同出資で設立された組織。

 潤滑油やガソリン燃料などを取り扱う同製造所では、日頃から同署と連携し、定期的に防災訓練を行っている。当日は神奈川区内で震度6強の地震が発生し、石油などを貯蔵するタンクから火災が起きたことを想定して行われた。

 当日は、地震の発生後に同製造所の職員が現場対策本部を立ち上げ、現場の被害状況や職員の避難状況などを迅速に報告。消防への通報などの手順を確認した。続いて、消防署や同センターから車両が出動。消防隊員らは、長いホースを速やかにつなぎ合わせ、貯蔵タンクに向かって、はしご車から一斉に放水を行った。

 訓練の様子を見守った同製造所の秋田昌稔所長は、「危険物を扱う事業所として、万が一に備えて地域の皆さんの安全を守るのは当然の責任」と振り返った。また、「火災を起こさないのが第一だが、有事の際にしっかりと対応できるように、今後も連携していきたい」と防災への思いを語った。

金子署長、谷石宏之校長、久保寺さん、小山会長(左から)

幸ケ谷小 久保寺さんが税務署長賞 税の標語で最優秀

 幸ケ谷小学校6年の久保寺海華さんが12月5日、「令和6年 税の標語」で神奈川税務署長賞を受賞し、金子彰宏署長から表彰された。

 全国間税会総連合会が小学生を対象に開催している同コンクール。神奈川・港北間税会(小山正武会長)管内の2区からは、2033作品の応募があった。

 4つの入選作品のうち、最優秀に相当する神奈川税務署長賞を受賞したのが久保寺さん。社会科の授業で税について学び、教科書は税金で支給されていることを知って『税金でもらった教科書 大切に』の標語を思いついた。

 同日には校長室で表彰式を開催。金子署長からは表彰状、小山会長からは記念品がそれぞれ贈られた。久保寺さんは、「驚いたけど嬉しい」と笑顔で振り返った。

寄贈したノートパソコンとともに記念写真に写る同社社員と作業所の通所者、通訳ボランティアら。通所者が作る小物などは同所のほか県内イベントなどで販売されている

盲ろう者作業所にPC寄贈 栄町のパレネット(株)

 物流企業のパレネット株式会社=栄町=は12月3日、地域作業所のわくわくわーく=反町=に事務作業用のノートパソコン1台を寄贈した。

 これは同社が属するロジスティードグループの「まごころ基金」活動の一環。今回はノートパソコンの贈呈を神奈川区社会福祉協議会に打診し、希望施設の中から抽選で同作業所に決まった。

 わくわくわーくは、視覚と聴覚に見えにくさや聞こえにくさのある盲ろう者の働く場所や社会参加の場として2007年に設立された。市内を中心に15人が神奈川区役所からの配布物整理や、草履や小物などの製作に従事している。

 当日は菊池一裕部長ら同社社員が来所し、施設利用者に直接パソコンを贈った。利用者の川島朋亮さんは「盲ろう者にとってはパソコンは大事な情報源。職員の方の資料作成や通所者へのメール送信に使われるということで、通所者を代表して御礼申し上げます」と述べた。

 わくわくわーく運営法人の星野勉理事長は「通所者さんや通訳ボランティアなど携わる人の幸せのために有効に使わせていただきます」と話した。

新しくなったプレイルーム(神奈川地区センター)

地区センター プレイルームを刷新 市内27館 司書推薦の絵本など

 横浜市はこのほど、市内27館の地区センターにあるプレイルームを親子が利用しやすいようにリニューアルした。

 プレイルームは市内に81館ある地区センターのうち、79館に設けられているが、これまで利用者から「古くて暗いイメージがある」「絵本やおもちゃが古い」などの声が出ていた。利用者数などを考慮し、リニューアルする27館を選んだ。

 区内では神奈川と、神大寺の地区センターが対象となった。神奈川地区センターを訪れた2歳と5歳の子の母親は「知育系のおもちゃも増えて、遊びが広がりますね」と印象を話した。

壁面をカラフルに

 リニューアルのデザインは横浜市在勤のイラストレーター、市原淳さん=人物風土記で紹介=がプロデュース。壁面や家具には市原さんが描いた船やカモメ、魚など、横浜をイメージしたイラストが配置され、カラフルな空間に。絵本コーナーには、中央図書館の司書が推薦した120冊の乳幼児向けの新しい絵本セットを27館共通で配架した。市原さんは「明るく、楽しい場所になるよう、不快感を与えないように心掛けた」と話す。

 市の担当者は「このリニューアルで、より快適な親子の居場所として活用してほしい」と話す。利用者の反響を見ながら、他の地区センターのリニューアルも検討する。市は今後、子育て相談会や絵本の読み聞かせ会などのイベント開催も拡大していく方針だ。

栗田谷中学校吹奏楽部の演奏風景

青木第一地区 小中学生が演奏披露 ふれあいコンサート

 青木小学校体育館で12月1日、第14回青木第一地区ふれあいコンサートが開催された。

 当日は青木小学校からブラスバンドサークルの演奏と合唱サークル・横浜青木ジュニアコーラスによる合唱のほか、栗田谷中学校と松本中学校からそれぞれ吹奏楽部による演奏が行われた。

 今年は当初予定していた開催日が衆議院議員選挙と重なり、急きょ日程変更して開催。同地区の関係者は「各校の児童・生徒の皆さん、先生方、ボランティアの方々、そして地域の多くの皆さまのおかげで素晴らしい演奏と楽しいひと時を過ごすことができました」と話した。

清掃活動を行う児童

クリーン大作戦 子安小児童が参加 近隣企業と清掃活動

 新子安地区の国道1号線沿線の清掃や植栽活動「クリーン大作戦」が12月2日に開催された。メルビック電工株式会社が約20年前に始めた同活動。月に1回の活動には、次第に近隣企業も参加し年々広まりを見せている。

 当日は、同社前の歩道の植栽や子安台の花壇への花植えに加え、子安小学校周辺の草刈りや清掃に同小の児童たちも加わった。学校周辺での活動には、同社と日本保安工業株式会社、株式会社内田ボールトが参加。さらに安全面に配慮し、神奈川区役所と神奈川警察署も協力して活動を行った。

 児童たちは、自分たちが通う学校周辺の道路を一生懸命に清掃していた。

新春お囃子ライブ 1月5日(日)、かなっくホール

 神奈川区民文化センターかなっくホールで来年1月5日(日)、「お囃子プロジェクトinかなっくホール」が開催される。午後2時開演(開場30分前)。

 同プロジェクトは、伝統芸能の舞台で活躍する邦楽囃子演奏家の望月秀幸さん・左太寿郎さんが立ち上げたもの。昭和歌謡などをお囃子の魅力を楽しめる音楽としてアレンジして演奏している。

 当日は『トルコ行進曲』『ルパン三世のテーマ』『東京ブギウギ』など約10曲を演奏予定。多種多様な楽器とともに、新年の幕開けにふさわしい賑やかで楽しいお囃子がホールに響く。午後3時半〜4時半には、「小鼓教室発表会」(鑑賞無料、入退場自由)も開催。4月から練習を重ねてきた受講生たちが練習の成果を披露する。

 チケットは一般3000円、子ども(4歳〜大学生)1000円。神奈川区民は、区民割引で2500円の特別料金で鑑賞可能。チケットの購入や問い合わせは、同ホール【電話】045・440・1219。

研修会の様子(神奈川区役所提供)

ふれあい活動 見守りの目を地域に 活動員研修会

 誰もが住み慣れた地域で安心して暮らすことができるように、日常生活の中で「ちょっと気になる」「ちょっと心配」という人に対して、住民が見守りや訪問を行う「ふれあい活動」。神奈川区では、約1万人の見守り対象者に対し、約1000人の活動員が各地区で見守り活動に取り組んでいる。11月21日には神奈川公会堂で、「ふれあい活動員研修会」を開催。各地区から計200人の活動員が参加した。

 当日は、地域福祉保健計画と見守り活動についての講演に続いて、2地区の事例発表を行った。六角橋地区では地域カフェや昼食会、移動販売などの様々な見守り活動を実施。顔の見える関係づくりから「準ふれあい活動員」が増えていることを紹介した。続いて発表を行ったのは菅田地区。地域にある10カ所のサロンや子どもの居場所での見守り活動のポイントを説明した。発表後には、パネルディスカッションを行いそれぞれの活動についての理解を深めた。

 参加者からは「高齢化が進み単身世帯が増加するなか、見守り活動の重要性を再認識した」「各地区によって特色が異なるので勉強になった」「新たな担い手発掘のヒントを感じた」といった声が上がった。

今年のメインビジュアル「城熱の日。」

プレゼント 横浜で「城」の祭典 12月21日・22日開催

 「城」をテーマにした日本最大級のイベント「お城EXPO2024」が、12月21日(土)と22日(日)、パシフィコ横浜ノース他で開催される。

 今年も国宝五城(姫路城・松本城・彦根城・犬山城・松江城)をはじめ、日本全国の城が集結。城めぐりに役立つ観光情報ゾーンや城グッズの販売など、過去最大の114団体が出展。そのほか城にまつわる模型や展示、ご当地キャラクターや武将隊のステージ、忍者体験など「お城ファン」必見の内容だ。

 入城料は高校生以上2200円、小中学生1千円。前売有。厳選プログラムは1講演につき別途1300円。イベント詳細はHPで確認を。

 招待券を5組10人に。件名に「入城券希望」、本文に〒住所、氏名、年齢、電話番号、好きな城と理由を記入の上【メール】yoko-d@townnews.co.jpへ。12月15日必着。
財団の襟川恵子代表(右)と襟川芽衣評議員

襟川教育財団 母子家庭の子に学資金 返済不要、来年度から

 (公財)襟川教育財団=横浜市港北区=は11月21日、シングルマザー家庭で、経済的な理由から進学や受験を諦めざるを得ない子どもたちのために、返済不要の給付型奨学金「えりかわ学資金」の募集を2025年度から始めると発表した。

 対象は県内在住のシングルマザー家庭の子どもで、中学生(2、3年生)、高校生、大学1年生で5人ずつ。応募には前年度の成績や学校長の推薦などが必要。給付額は中学・高校生が月5万円(年60万円)、大学生が同6万円(同72万円)。学習塾や通信講座、家庭教師などの受講料、参考書などの購入費などに使用可能(大学生は制約なし)。給付は卒業まで継続される。募集は25年3月17日から5月15日。7月に採否が通知される。

 同財団は、大手ゲーム開発会社・(株)コーエーテクモホールディングス会長の襟川恵子代表が23年3月に設立。自身もシングルマザー家庭で育った襟川代表は「同じ一人親世帯でも母子家庭の年収は父子家庭の半分以下。大学進学率は通塾率と比例していることから、その負担解消に役立てば」と学資金の意義を語った。襟川代表の娘で財団の評議員を務める芽衣さんも「シングルマザーの子どもたちが安心して勉学に励んでもらえるよう支援したい」と話した。

 募集要項に関する問合せは同財団公式サイトの「お問い合わせ」(https://foee.or.jp/contact)から。

「リンゴ病」の11月25日から12月1日の区別の定点当たり患者報告数

横浜市内に「リンゴ病」警報発令 2018年以来の流行

 横浜市内でウイルス性感染症の伝染性紅斑(通称「リンゴ病」)が流行している。横浜市衛生研究所は12月5日、「感染症臨時情報」を出し、警報発令基準を超えたことを発表した。

 市内94カ所の定点医療機関から報告された2024年第48週(11月25日〜12月1日)の定点あたりの患者報告数は、市全体で2.45となり、警報発令基準の2.00を上回った。

 定点あたりの患者報告数は、5月中旬から増加傾向で、特に8月下旬以降は例年より多い状態が続いていた。同研究所は「2018年から19年にかけての流行以来の規模。特にここ数週間で急激に患者報告数が増えている」と話す。

4〜5歳が33.5% 妊娠初期の感染には注意を

 患者の年齢は4〜5歳が中心で、全体の33.5%を占めるが、小学校低学年の報告も増えている。赤い発疹が出ている時期には感染力がなく、発疹のみで他の症状がない場合は登園・登校が可能とされている。

 妊娠初期に感染すると、流産や胎児に異常を起こすことがあるため、同研究所は「妊娠中の人、その可能性がある人は、風邪のような症状がある子どもに近寄らない、接触しないなどを心掛けてほしい」としている。

両頬に出る紅斑から「リンゴ病」とも

 伝染性紅斑は、ヒトパルボウイルスB19による感染症で、両頬がリンゴのように赤くなることから「リンゴ病」とも呼ばれる。発熱(微熱)、倦怠感、頭痛、筋肉痛、咳、鼻水などの風邪のような症状が出てから7〜10日後、頬に紅斑が出て、手足に網目状(レース状)の紅斑が現れる。風邪様症状が出ている期間の感染力が強く、頬に紅斑が出る頃にはほとんど感染力はない。感染していても症状が出ない人が約25%いるため、自覚なく感染を広げてしまうリスクがあるとされる。

手洗いや人混みでのマスク着用を推奨

 感染経路は咳やくしゃみなどの飛沫感染、感染者の飛沫などに触れた手で口や目などを触ることによる接触感染。症状がない時期に自覚なくウイルスを拡散してしまうことがあるため、同研究所は「日頃からこまめな手洗いをしたり、人が多い場所ではマスクを着用するなどの対策をしてほしい」と話す。伝染性紅斑のウイルスにはアルコール消毒が効きづらく、罹患者が触れたものを消毒する際は、次亜塩素酸ナトリウムを使うことも推奨している。同研究所は「インフルエンザの報告数も急激に増えている」とし、改めて感染対策を呼び掛けている。

黒岩知事(右)に要望書を手渡す山中市長

学費補助金の対象拡大などを県に要望 山中市長が黒岩知事に

 横浜市の山中竹春市長が12月10日に県庁を訪れ、黒岩祐治知事に2025年度の県予算に対する要望書を提出した。

 要望書の提出は予算査定が始まる時期に合わせて毎年行っているもの。

 重点要望として、国による「こども未来戦略」に基づく子育て支援策の実施に向けた県と市の連携・協力の強化や県の制度である学費補助金について、対象を県外の私立高校に通う生徒にも拡大することなどを挙げた。

 提出後、山中市長は「(黒岩知事に)真摯に受け止めていただいたという印象を持っている」と語り、要望が予算に反映されることを期待した。

 また、県が2025年3月で休館する県民ホール=中区山下町=を建て替える方針を示したことに関しては「山下公園を含め、広い視点でまちづくりを行えると良いと思う」と述べた。

横浜市職員に冬のボーナス支給 平均101万6900円 山中市長には450万円

 横浜市の職員に12月10日、冬の期末・勤勉手当(ボーナス)が支給された。

 対象は4万2902人、平均年齢は41・7歳。支給総額は約439億3千万円。平均支給額は101万6900円。支給月数は2・35月。

 市長や市会議員などの特別職にも支給された。支給額は次の通り。▽市長450万9180円▽副市長362万3700円▽教育長265万800円▽市会議長332万4780円▽副議長299万2020円▽議員268万7460円

山中市長と発表会の登壇者

横浜市、グリーン社会実現へ新プロジェクト 「地球1個分で暮らそう STYLE100」、環境の取り組み発信

 横浜市は環境や地球にやさしい取り組みを進めていく新たなグリーン社会に向けたプロジェクト「地球1個分で暮らそう STYLE100」を12月5日に立ち上げた。

 プロジェクトは、地球にやさしい暮らしをつくる横浜の人や活動を可視化して賛同者を増やし、未来に向けた活動を創出することが目的。

 5日に市役所で発表会があり、横浜スタジアム、アルファロッカーシステム、青葉区の鴨志田第一小学校5年生、JICA(国際協力機構)の4団体が参加。食品ロス削減や生き物調査などの取り組みを報告した。発表会に出席した山中竹春市長は「皆さまとともにサステナブルな未来を作っていくプロジェクトにしたい」と述べた。

 市は専用サイトやインスタグラムを開設し、市民や企業の持続可能な取り組みや環境への挑戦を発信していく。

今年度、市指定文化財となった東漸寺の「木造釈迦如来坐像[中尊]」(左)と「木造迦葉立像[右脇侍]」

横浜市指定文化財展と仏像入門展 市歴史博物館で同時開催 2025年2月8日〜3月16日

 今年度、新たに指定された文化財などが展示される「令和6年度 横浜市指定・登録文化財展」と仏像について分かりやすく解説・展示される「仏像入門展」が横浜市歴史博物館=都筑区=で2025年2月8日(土)から3月16日(日)まで行われる。

 文化財展では、新たに指定された文化財や今年度、文化庁に認定された「横浜市文化財保存活用地域計画」の取り組み、文化財保護のための修理実例が紹介される。また、磯子区の東漸寺に安置されている木造釈迦如来坐像など、日頃見られない仏像が拝観できる。

 仏像入門展では、横浜市に伝わる仏像の作例を通し、どんな種類の仏が仏像になっているか、仏像の種類、特徴、材質、造り方などが解説・展示される。

 担当学芸員による展示解説(2月22日(土)、3月2日(日))や文化財に関する講演会(3月1日(土)、8日(土)。要事前申込)、ワークショップ(2月16日(日)、24日(月)、3月9日(日)。要事前申込)など、関連イベントも開催。

 開館は午前9時から午後5時まで(券売は午後4時30分まで)。月曜日休館(2月24日(月)は開館、2月25日(火)が休館)。観覧料一般500円。問い合わせは同館【電話】045-912-7777。

ドリカム35周年記念イメージビジュアル

DREAMS COME TRUEの楽曲がみなとみらい駅のBGMに 12月13日から22日、期間限定企画

 みなとみらい駅の構内で12月13日(金)から22日(日)まで、「DREAMS COME TRUE」の楽曲などが流れるコラボレーション企画が行われる。

 みなとみらい線が2024年2月に開業20周年、DREAMS COME TRUEは2024年3月にデビュー35周年を迎えたことを記念したメモリアルコラボレーションとなる。

 DREAMS COME TRUEは、1989年3月21日にデビュー。中村正人さん、吉田美和さんの2人で活動しており、「ドリカム」の愛称で親しまれている。

 今回のコラボ企画では、みなとみらい駅構内コンコース(地下3階・改札内)にドリカムからのメッセージボードを設置。駅構内で楽曲と中村正人さんから寄せられた音声メッセージを放送する。BGMに使用される楽曲は、「WINTER SONG」、「LAT.43°N」、「雪のクリスマス 」など6曲で、冬の代表的な楽曲が選ばれている。

 楽曲と音声メッセージは、期間中の午前9時から午後9時まで。初日の13日のみ午後1時開始。

山中市長(中央)と実行委員会委員長の野本さん(左)、佐藤さん

横浜市の成人式 テーマは「はじまり」 公募の20歳市民実行委が考案

 2025年1月13日(祝)に横浜アリーナで開催される横浜市の成人式「二十歳の市⺠を祝うつどい」の式典テーマが「はじまり」に決定したことが12月4日、横浜市から発表された。

 「つどい」の開催へ向け、公募によって集まった10人の20歳の市民による実行委員会が5月から活動を開始。テーマの検討のほか、会場で配布する記念冊子や放映する動画の作成も進めている。

コロナ禍の困難乗り越え

 テーマが発表された4日の市長定例会見に同委員会の野本優菜さんと佐藤快飛さんが参加。委員長を務める野本さんは「高校入学後の学生生活がほぼコロナ禍になってしまったが、その中でも試行錯誤し、さまざまな困難を乗り越えてきた」とこの数年を振り返り、「20歳という節目の年に新しい『はじまり』に向かって歩みを進めていきたい」とテーマに込めた思いを語った。

 山中竹春市長は「この式典が3万5千人にとって新たな『はじまり』の機会となるように願う」と話し、昨今の少子化問題も踏まえ、「若い人たちが横浜市で新たな挑戦をしたいと思えるような、可能性を感じられるまちづくりを進めたい」とした。

 今回、式典の対象は市内在住の約3万5千人。コロナ禍以降は3回以上に分散して開催してきたが、今回は2020年以来5年ぶりに2回に分けての開催となる。

イベントのイメージビジュアル

横浜港の夜空にきらめく「ドローンサンタ」出現 12月7日、1千機以上によるショー

 1千機以上のドローンが横浜の夜を彩る「コカ・コーラ クリスマスドローンショー2024」が12月7日(土)、横浜港で開催される。国内でコカ・コーラ製品を製造・販売するコカ・コーラシステムの主催。

 国内トップクラスの規模となる1,225機のドローンが横浜港の夜空を舞う。サンタクロースやクリスマスツリーなどが夜空に浮かび上がるほか、夜空に現れるサンタクロースとコカ・コーラで乾杯できる仕掛けも用意されている。

 開催は午後7時15分からの予定(荒天時は12月9日(月)に開催)。観覧場所は横浜港新港ふ頭付近。

 コカ・コーラ公式Instagram、コカ・コーラ公式YouTubeで、ドローンショーのライブ配信も行われる。

特別カラーライトアップや花火も

 横浜市の人気イルミネーションイベント「夜にあらわれる光の横浜〈ヨルノヨ2024〉」とのコラボレーションも企画されている。街全体が光と音で躍動する5分間のスペクタクルショー「ハイライト・オブ・ヨコハマ」の特別カラーライトアップとして、街がコカ・コーラのイメージカラーである赤一色に染まる。カラーライトアップの演出は、7日と9日の午後5時15分から午後8時45分までの30分ごとで全8回。

 7日午後7時から、横浜港を彩る恒例の花火、「横浜スパークリングトワイライト2024」の打ち上げが5分間、行われる。打ち上げ場所は新港ふ頭。

 詳しくはコカ・コーラお客様相談室【電話】0120-308509。