旭区・瀬谷区版【12月19日(木)号】
商品を手にする宗政代表(写真中央)と社員たち

三ツ境㈱ソルテラス サウナ用化粧品が金賞 日本初の試み評価され

 株式会社ソルテラス=瀬谷区三ツ境=が展開する、「日本初」というサウナ後などの肌ケアに特化したスキンケアブランド「saunality サウナ&バススキンケアシリーズ」。同シリーズがこのほど、「OMOTENASHI Selection 2024」で金賞を受賞した。

 「OMOTENASHI Selection」とは、日本の「おもてなし心」あふれる商品・サービスを世界に広めることを目的に、2015年に創設されたアワード。日本郵便株式会社などの民間企業が協賛しており、外国人などの有識者らが審査する。

 「サウナが多くの国で人気を集めている中、興味深いアイデア」などの評価を受け、初の金賞を受賞。代表の宗政信傑さんは「大企業が取るような賞。まさか私たちのような地域の小さい企業が選ばれるとは」と驚く。

自らの経験もとに

 同シリーズ開発は、サウナ好きである宗政代表の経験がきっかけだった。毎日のようにサウナに行っていた時期があったが、肌の水分が蒸発してひどく乾燥してしまったという。「周りでも乾燥に悩んでいる人がいたが、当時はサウナ用の化粧品が無かったことから、商品開発を始めた」と宗政代表は振り返る。

 商品化にあたり、成分策定からパッケージのデザインまで宗政代表が1人で進めた。化粧品開発に携わったことはなかったというが、学生時代に薬品に関する研究を行っており、そこで得た知識を活用。製造計画にあたっても、自動車メーカーで勤務していた経験が生きたという。

 そして2023年3月に、日本初というサウナ用薬用乳液「サウナリティ薬用ミルクローション」を発売した。サウナやお風呂上がりに特化した設計になっており、薬用成分の角層への浸透を妨げる油性成分を最適化し、高い浸透力と使用感を両立させた。

乾燥肌解決したい

 サウナ用スキンケア市場を開拓し、「瀬谷区唯一」という化粧品メーカーとして歩み始めた同社。次のステップは多商品展開だった。「一人ひとり異なる肌の悩みに細かく対応したい」と開発を進め、シリーズとして9種の商品を揃えた。

 その評判は広まり、2024年7月には成田空港内の免税店での取り扱いも始まった。宗政代表は「目標は全国の温浴施設に置いてもらうこと。色んな人の手に取ってもらい、『サウナー』の乾燥肌の悩みを解決していきたい」と意気込む。

横浜市 公共工事「週休2日」を推進 民間への浸透も期待

 横浜市は公共事業にかかる建設業の週休2日化を進めている。そんな中で25年度早期からは、発注時点で週休2日を前提とした増額分をあらかじめ組み込む方式も開始する方針という。市担当者は「まずは公共工事の週休2日を進め、それが民間工事にも広まれば」とする。

時間外上限規制とあわせ

 国土交通省は建設業の働き方改革を進めており、建設業の週休2日を推進。公共工事を中心に取り組みを広めている。また労働基準法の改正で時間外労働の上限規制が2019年から適用(中小企業は20年から)されているなか、今年4月からは建設業にも適用。働き方を社会全体として見直すことで、担い手不足にも対応したい考えだ。

 市でも近年、工事現場における週休2日の確保を推進する工事を実施。23年度は公共工事2395件のうち週休2日工事は41%にとどまっていたが、「今年度からは基本的にすべての工事を週休2日としている」と市の担当者は説明する。

 週休2日を確保するためには、従来の工事よりも工期が長期化するが、「近年では夏場の猛暑などもある。そうしたことも考慮し、発注者としても無理のないスケジュールを前提に進めている」とする。

 さらに来年度早期をめどに、発注方法自体も見直す方針だ。週休2日を確保することで工期が延びると、機械の賃料や現場管理費、労務費が以前より必要になる。従来はこういった増額分について市は、予算に計上しつつも発注段階では組み込まず、工事完了後に実態を確認した上で清算する流れだった。今後はこの増額分を発注時点であらかじめ組みこむという。

「法規制がないと」

 だが、市内建設会社の経営者は「公共事業は調整してくれるようになっているが、民間の意識はまだまだ」と厳しさを明かす。「民間工事まで週休2日化するには、啓発だけでは足りず、法律などある程度強烈にやらないと実現しないのでは」と指摘した。

二ツ橋小学校の6年生を対象にキャリア教育の授業を教諭たちと実施した 大熊 靖亮(やすあき)さん 瀬谷区在住 46歳

子どもたちの将来のため

 ○…「これからの社会を作るのは子どもたち。授業を通して、将来の選択肢が広がるきっかけになれば」――。瀬谷区の二つ橋小学校の総合的な学習で、6年生を対象にしたキャリア教育を教諭たちと実施した。児童が自身の興味や長所を知るための時間や、地域の団体・企業の職員が組織の特徴、仕事内容を話す授業は、「働くことについて考えるよい機会になった」と児童や保護者から評価されている。

 ○…大学卒業後、地域の金融機関に17年間務めた後、「人の成長に繋がる仕事がしたい」と退職し、「キャリアコンサルタント」の資格を取得。数年前、「学校の先生は仕事が大変そう」と娘から話を聞いたことが、キャリア教育に携わるきっかけとなった。「先生は子どもにとって手本となる身近な大人。そんな仕事がイメージで語られるのは良くないと思いました」。同校のPTA会長を務めていた昨年度から、そのキャリア教育を手伝っている。

 ○…瀬谷区で生まれ育った「せやっこ」で、家族は妻、中学生と小学生の子ども。昔から音楽好きで、「仕事などのパフォーマンスを高めてくれる」と魅力を話す。趣味を通じて知り合った友人は、地元愛あふれる人ばかりだったという。「『地域を良くしたい』とずっと話し合っていました。そんな思い出が活動の原動力になっているのかな」と振り返る。

 ○…「小・中学生の時期から将来の職業について考える時間は大切です」と力説。キャリアコンサルタントの資格保有者が集まるオンラインサロンなどでも自身の活動を広報し、全国で広まればと願う。「まずは瀬谷から。次は近隣区へ。依頼があれば、同じ教育を多くの子どもたちに届けていきたい」と力強く目標を語る。

作品を創作する参加者

旭区こども未来発見事業 中学生が思い描く50年後 「あったらいいもの」表現

 旭区の中学生が50年後の未来をデザインする催しが12月8日に旭区役所で開かれ、18人が参加した。完成した作品は今後、旭区内や横浜市役所で展示が予定されている。

 旭区こども未来発見事業と銘打たれた取り組み。2年3カ月後に旧上瀬谷通信施設(旭区、瀬谷区)で開かれ、「自然と共生した持続可能で幸福感が深まる社会の創造を提案」を開催意義に掲げる「GREEN×EXPO 2027」に合わせ、50年後の街に「あったらいいもの」を中学生が表現する。プロデザイナー・安食(あんじき)真さんが講師を務めた。

 安食さんのアドバイスを受けて、「未来にあったらいいもの」を考えた子どもたち。絵の具や水彩ペンを用いながら、散乱するゴミを集めて植物に変えるロボット、走りながら空気をきれいにする自動車、火事と災害に強い木で作られたショッピングモール、空の上にある公園など思い思いの未来を表現した。

注意を呼びかける旭警察の吉田署長

年末の交通事故防止運動 旭・瀬谷警察 注意呼びかけ 飲酒運転「絶対にやめて」

 年末の交通事故防止運動(12月11日〜20日)に合わせ、旭区と瀬谷区の警察署が、各区の主要駅で啓発キャンペーンを実施した。

 同防止運動初日となる11日には、旭警察署(吉田善成署長)が二俣川駅で広報を実施。旭区役所や旭交通安全協会など多くの団体が協力したほか、市交通局自動車本部若葉台営業所副所長の佐藤潤さんと、横浜銀行鶴ヶ峯支店の和泉川岬さんも一日警察官として参加した。

 吉田署長は、旭区では昨年を上回る交通事故が発生しているとして「午後4、5時以降はすぐに暗くなります。反射材などを着用して注意してください」と呼びかけた。

三ツ境駅で広報

 12日には瀬谷警察署(吉田明弘署長)が三ツ境駅前でキャンペーンを瀬谷区役所や瀬谷交通安全協会などと実施した。

 同署によると、瀬谷区では交通事故の発生件数は昨年と比べて減少しているが、「引き続き安全な道路利用を心がけてほしい」と話す。

 また、「飲酒をする際は、お酒を飲まず仲間を自宅まで送り届けるハンドルキーパーを決め、飲酒運転は絶対にやめてください」と訴えた。

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鶴ケ峰駅前ロイヤルマート 地域発信のコンサート 1月4日 新年祝う

 鶴ケ峰駅前のロイヤルマート=旭区鶴ヶ峰2の22=で1月4日(土)、新年を祝う「クラシックロイヤルコンサート」が初開催される。

 縁日などのイベントが開催されてきた同施設。「地域の人が芸術鑑賞できる機会を提供したい」との思いから、今回のイベントが実現した。

 出演は、旭区を拠点とする室内管弦楽団「アンサンブル・アサヒ」。4人の少人数編成での演奏を披露する。

 入場無料。場所は施設2階のレンタルスペース。午後1時からと3時からで、1ステージ30分ほど。座席は30席ほどだが、立ち見も可能。

 イベントに関する問い合わせはロイヤルマート【電話】045・373・6934。

対象となる横浜駅東口の公衆トイレ

横浜市 公衆トイレに命名権 環境向上へ、年40万円から

 横浜市は市内76カ所の公衆トイレのうち、駅周辺の7区15カ所で企業や団体が愛称を付けられるネーミングライツ(命名権)制度を導入し、12月27日まで公募を受け付けている。契約金額は年間40万円からで、得られた財源でトイレの清掃回数を増やすなどし、快適な環境を整えていきたい意向だ。

 現在、市資源循環局が管理する公衆トイレは泉区を除く17区の駅前を中心に76カ所ある。同局によると、今年度は光熱水費や修繕費を含めて約8500万円を計上。1カ所あたり約110万円の予算が投じられている。

 日常清掃は利用者が多い場所では毎日、少ない場所でも週4日行っている。建物や設備が老朽化していたり、周辺で再開発が行われているトイレは建て替えや改修を行う一方、地元の意見などから継続の必要がないと判断した野毛山プール前公衆トイレと洪福寺公衆トイレ(いずれも西区)は今年度末までに解体される予定だ。ただ、同局は公衆トイレを「市民や横浜を訪れる人の移動を支える重要なインフラ」と考えており、必要に応じて維持していく方針だ。

壁面に企業名

 ネーミングライツの対象は視認性が良く、多数の往来がある等の条件を満たし、地域の関係者と調整が済んだ15カ所。契約金額は近隣駅の乗降者数を参考に年間40万円以上、60万円以上、80万円以上の3ランクにした。契約期間は3年間で、一定の条件内で企業名や商品名、ロゴマークなどを建物壁面に表示することができる。また、トイレ内部にポスターなどの掲出も可能だ。公募には、トイレや周辺地域の美化につながる提案も含まれており、快適な環境づくりにつなげていく。公募は12月5日に開始し、27日まで受け付け。同局によると、興味を示している企業はあるとし、審査を経て契約が結ばれれば、来年4月から愛称の使用が始まる予定だ。

 同局は「契約を結べたトイレは現状のメンテナンスに加えて清掃回数を増やしたり、設備の更新を行って、より快適な環境を整えたい。地元に愛されるトイレとして地域の団体や企業に参加してもらえたら」と話す。

瀬谷区商店街 スクラッチで運試し 22日から参加店舗で

 瀬谷区商店街連合会と瀬谷区役所による「瀬谷区商店街スクラッチ」が12月22日(日)から28日(土)まで開催される。

 商店街での買い物を促進しようというイベント。500円以上(※金額は参加店舗によって異なる)の買い物や食事でスクラッチカードを手に入れられる。当たりの景品はせやまるのぬいぐるみや湯のみ、ジュートバッグ。

 参加店舗は瀬谷駅南口近くの「いちょう通り商店会」(13店舗)と「瀬谷銀座通り商店会」(7店舗)、三ツ境駅南口の「三ツ境駅前商店会」(3店舗)。問い合わせは区地域振興課【電話】045・367・5692。

奥山さん(左)が植木区長を表敬訪問

ビーチサッカー レーヴェ横浜初の全国2冠

 瀬谷区中屋敷のビーチコートを拠点とするビーチサッカーチーム「レーヴェ横浜」が、10月と11月に行われた国内大会で2冠を達成。12月10日には代表兼監督の奥山正憲さんが、植木八千代瀬谷区長を表敬訪問した。

 2015年発足のレーヴェ横浜は、「JFA 第19回全日本ビーチサッカー大会」(10月18日〜20日、沖縄県)を初制覇。「第10回 Beach Soccer地域リーグチャンピオンシップ」(11月2日〜4日、兵庫県) も東京ヴェルディビーチサッカーと並んで優勝に輝いた。

 表敬訪問で奥山さんは大会のトロフィーやメダルを持参し、チーム初となる2冠を報告。地域との関わりについても触れ、「(中屋敷の)コートがビーチサッカーを観るだけではなく、地域住民が運動できる拠点になれば。子どもたちの憧れとなれるよう頑張りたい」と話した。植木区長も、「地域のなかで、(レーヴェ横浜が)『うちのチーム』」と言われるような関係づくりをしていければ」と連携に意欲を見せていた。

 表敬訪問後の取材で奥山さんは2025年の目標に全国連覇を掲げるとともに、5月にセーシェル共和国で行われるビーチサッカー・ワールドカップに向けて、「多くの日本代表を輩出したい」と意気込んだ。

イベントを通して認知症を啓発した瀬谷区(左)と旭区の参加者ら

RUN伴YOKOHAMA 歩いて認知症を啓発 瀬谷・旭からも参加者

 「認知症になっても住みやすいまちづくり」を目指し、当事者や家族、支援者たちが一緒にまちを走るイベント「RUN伴(とも) YOKOHAMA 2024」がさきごろ市内で開かれた。

 「RUN伴」はNPO法人認知症フレンドシップクラブの取り組みで、地域住民に認知症への理解を促すことを目的としている。

 瀬谷区からは愛成苑、咲くや愛成、スプリングガーデン瀬谷、グループホーム泉の郷 本郷の利用者や家族、職員ら30人が参加し、中瀬谷消防出張所前から瀬谷駅へ向けて出発。合同会社アダプテッドスローが作成した小旗を手に、沿道に住む住民や企業から声援を受けながら移動した。

 途中、JA横浜瀬谷支店で開かれていた農業まつりにも参加するなど、さまざまな交流を楽しんだ。

 旭区からは、きっさプルメリア、希望が丘地区センター、みなとの茶店、泉の郷 南希望が丘、南希望が丘地域ケアプラザ、小規模多機能型居宅介護事業所パレット、グループホームあしたば、グループホームずぅずうから約30人が参加。団体の拠点を順番に歩きながら、認知症を啓発していった。

大勢の参加があった※協会より写真提供

瀬谷区スポーツ協会 「誰もが楽しめる」目指す ボール遊びに30人

 年齢や国籍、障害の有無などに関わらず誰もが楽しめる「インクルーシブスポーツ」を普及させようと、「みんなでいっしょにエンジョイサッカー」が12月1日に瀬谷スポーツセンターで開かれ、30人が参加した。

 これは瀬谷区スポーツ協会(澁谷悦旦会長)の新たな取り組み。プロサッカークラブ・横浜FCとのコラボレーションで行われた。

 定員を超える申し込みがあった1日。抽選で選ばれた参加者の年齢層は4歳から55歳と幅広く、横浜FCのスクールコーチの指導のもと、障害の有無に関係なくボール遊びを楽しんだ。

 「皆さん楽しく、満足そうな様子でした」と同協会・事業部の豊田久子さん。「今後も少しずつ、このような機会を作れれば」と話した。

恒例フェスも賑わい

 「YOKOHAMA スポーツ・レクリエーションフェスティバル2024」と「瀬谷区スポーツ協会 第15回瀬谷区スポーツフェスタ」も先ごろ、同センターや南台公園グラウンドで開催。同協会と同センターの共同事業で、ターゲットバードゴルフや太極拳、ストラックアウトなどのほか、新企画としてゲームのeスポーツ体験もあり、会場は賑わいを見せていた。

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各職業の仕事内容や社会的役割を学ぶ子どもたち

瀬谷区二つ橋小6年生 職業人から〝働く〟を学ぶ 授業通し将来考え

 瀬谷区二ツ橋町の二つ橋小学校で12月5日、6年生が地域の企業や団体から働くことについて学ぶ、「リアリティ授業」が開かれた。

 この取り組みは、同校によるキャリア教育の一環。学校運営協議会に所属し、キャリアコンサルタントの資格を持つ大熊靖(やす)亮(あき)さん=人物風土記で紹介=が協力している。

 当日は、大熊さんや学校の呼びかけに応じて地域から団体や店舗運営者が来訪。各団体ごとに用意されたブースで、児童たちに職務内容や社会的役割、仕事のやりがいや大変なことを解説した。

 児童たちは、大人たちから熱心に話を聞いており、職業について「一番楽しかったことはなんですか」などと質問。また、卒業を控えた横浜瀬谷高校の生徒たちと交流する場面もあり、自身の将来について考えていた。

 大熊さんは「子どもたちのより良い未来を作るために、これからも取り組みを続けていきたい」と語った。

標本を展示(提供:よこはま動物園ズーラシア)

ズーラシア 25年の歩み振り返る 3月3日までイベント

 2024年に開園25年を迎えたよこはま動物園ズーラシア=旭区上白根町=内のアマゾンセンターで、12月4日から3月3日(月)まで「Back ZOO the Future」が行われている。

 同イベントは、1999年4月24日の開園から25周年を迎えたことに合わせた企画。多くの来場者らに支えられ、動物たちとともに成長してきた25年間を、さまざまな視点で振り返る。

 ズーラシアと、開園時からいる動物たちのストーリーを、パネル展示を通して紹介する「4つの目線で25年」、街に貼られていたポスターや園内で配布されたマップ、パンフレットから歴史を紹介する「パンフ・ヒストリー」、これまで園にいた動物たちの記録などを通して、それぞれの特徴や歴史を紹介する「標本展示」などの企画が楽しめる。

 同園の担当者は「みなさまの温かい応援のおかげで25周年を迎えられました。思い出を振り返るとともに、未来にも思いを馳せていただければ嬉しいです」と話す。

 イベントについての問合せは同園【電話】045・959・1000。

花を植える参加者ら※横浜環境保全より写真提供

海軍道路、花で彩る 学校や企業、団体が連携

 旧上瀬谷通信施設(旭区、瀬谷区)で開かれる「GREEN×EXPO 2027」に向けて、瀬谷駅周辺から跡地まで続く海軍道路を花で彩る「フラワーロードプロジェクト」が12月8日に行われた。

 このプロジェクトは、23年3月に閉校した瀬谷西高校の生徒が地域への恩返しやグリーンエキスポの機運醸成などを目的として21年に始めた。現在は横浜瀬谷高校が引き継ぎ、春と秋の年2回続けている。

 7回目のプロジェクトとなったこの日は、横浜瀬谷高校や上瀬谷小学校の生徒・児童を始めとして、地域の団体、企業、スポーツクラブなどから大勢が参加した。植栽場所は海軍道路沿いの約1・5Km。参加者は横浜環境保全(株)の堆肥で土壌改良された花壇60区画に、瀬谷土木事務所、JA横浜、サカタのタネ グリーンサービス(株)から提供を受けたパンジー、ビオラ、ノースポールなど約1500ポットを植えた。

12月13日に公開された映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』

インタビュー 『銭天堂』が実写映画化 磯子区出身の原作者・廣嶋さん

 願いを叶えてくれる不思議な駄菓子。でも、食べ方や使い方を間違えると―。人気児童書『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(偕成社)が実写映画化、12月13日に公開された。原作者で横浜市磯子区出身の廣嶋玲子さん(43)に話を聞いた。

―映画の話がきた時は?

 「びっくりするやら嬉しいやらで、とびあがってしまいました。しかも、監督は『リング』の中田秀夫監督!これは迫力があるものができるに違いないと」

―主人公・紅子さん役は天海祐希さんですね

 「最初に天海さんと聞いた時には、あんなにきれいでスマートな人が!と驚きました。そして、実際に撮影現場で拝見した時は、さらに驚きました。そこにいたのは、まさに紅子だったんです。ビジュアルだけでなく、放つオーラが紅子そのもので、感動しました」

―実際に映画をご覧になっていかがでしたか

 「一人の観客として、自分が銭天堂に誘いこまれていく感覚がたまりませんでした。役者の皆さんが素晴らしいですし、美術造形、音楽の魅力も最高でした」

―原作者としての見所ポイントは?

 「ぜひ銭天堂の店内に目を凝らしてほしいです。原作に登場する菓子や映画オリジナルの菓子など沢山登場します。『あ、これ知ってる』とか『これはどんな力を秘めているんだろう?』と、わくわくしてもらいたいものです」

東横INN二俣川駅北口 クラシックを身近に 24日にコンサート

 東横INN二俣川駅北口=旭区本村町26の7=で12月24日(火)にクラシックコンサートが開かれる。午後1時30分〜2時30分(開場は1時)。

 (株)東横インは(一財)100万人のクラシックライブと協働し、音楽を通じて人と人をつなげる活動に取り組んでいる。24日のコンサートもその一環で、青嶋祥代さん(バイオリン)と熊井麗音さん(ピアノ)が出演する。

 料金は1000円。中学生以下は無料で、乳幼児の参加も可能とのこと。定員40人(先着)で、申し込み・問い合わせは東横INN二俣川駅北口【電話】045・391・1045へ。

せや・ガイドの会 21日に西洋館巡り 横浜山手地区へ

 せや・ガイドの会によるウオークイベントが12月21日(土)に開かれる。テーマは「横浜山手西洋館巡り」。

 当日はみなとみらい線の元町・中華街駅のアメリカ山庭園口(改札口を出て屋上階)で、午前9時から15分間参加を受け付ける。山手地区にある公園を巡りながら、イギリス館、エリスマン邸、ベーリック・ホール、外交官の家などに足を運ぶ。午後0時30分頃に、JR石川町駅で解散。全長およそ4Kmのコース。

 申し込み不要、参加費1人300円(資料・保険料等・当日集金)。飲物などは各自持参。当日午前7時台のNHKテレビで、横浜市の午前中の降水確率が60%以上の場合は中止となる。問い合せは竹見さん【携帯電話】090・3900・6469。

12〜2月号の表紙

神奈川県 文化芸術情報を一冊に 県内イベントをカレンダーで紹介

 神奈川県は、県内の魅力的な文化芸術イベント情報をまとめた冊子、「イベントカレンダー」の12月〜2月号をこのほど発行した。

 文化芸術の魅力で人を引き付け、地域のにぎわいをつくり出すマグネット・カルチャー(マグカル)の取組みを推進している県が発行する冊子で、毎号、県内文化施設の公演や展示情報などがカレンダー形式で紹介されている。今号は県がすすめる共生共創事業の一環で設立された3つのシニア劇団の紹介や県営団地でシニアの合唱を指導している陶旭茹(とうしゅーる)さんのインタビューを掲載。チケットが当たるプレゼントも実施している。冊子は県内各文化施設や一部の商業施設、自治体等で無料で受け取ることができる。

出演する横浜市消防音楽隊

横浜みなとみらいホールで「避難訓練コンサート」 2月17日に5年ぶりに復活

 観客を実際に招いた形でコンサート中に行う避難訓練が横浜みなとみらいホール=西区=で2025年2月17日(月)に行われる。コンサート中に地震が発生したことを想定した訓練で、来場者、演奏者、ホールスタッフが協働して行う。

 訓練は同ホールが「避難訓練をもっとリアルに、観客を入れて行う」という趣旨で2007年に横浜市消防音楽隊の協力のもと始まった。今回はホールの大規模改修工事による休館期間を経て、5年ぶりの開催。

演奏中に地震が発生

 当日、同音楽隊によるコンサートの途中に地震が発生する想定だが、来場者は何曲目で起きるかは知らされない。地震発生後はホールスタッフの誘導によって避難を行う。実際のコンサートで地震が起こった場合と同様に、来場者だけではなく、出演者の避難誘導も行う。訓練終了後は、再びコンサートを楽しむことができる。

 コンサートは無料だが、公演チラシを入場口で提示する必要がある(スマートフォン等の画面提示も可)。定員は先着500人程度で、未就学児は入場不可。車いすを利用する場合は、横浜みなとみらいホールチケットセンター(【電話】045-682-2000)に電話で申し込む必要がある。

 午前10時開場、10時30分開演、正午終了予定。 問い合わせは同ホール【電話】045-682-2020。

ユニフォームを着用した子どもと度会選手(中)、山崎選手(右)(球団提供)

ベイスターズ山﨑選手・度会選手 みなと赤十字病院で子どもと交流 球団が39カ所にキッズユニフォーム寄贈

 横浜DeNAベイスターズの山崎康晃選手と度会隆輝選手が12月12日、市立みなと赤十字病院=中区=を訪問し、小児病棟に入院する子どもたち約10人にユニフォームを手渡し、リハビリテーション室で交流を行った。

 ベイスターズは、球場に足を運ぶのが難しい子どもに野球を身近に感じてもらおうと、同病院のほか、福祉施設や病院計39カ所にキッズユニフォームを寄贈した。

 同病院を訪れた山崎選手は「応援してくれている人たちに勇気とエネルギーを与えられるよう頑張りたい」と語り、度会選手は「子どもたちが頑張る姿を見て、自分ももっと頑張らないといけないと思った」とコメントした。

 ユニフォームを受け取った10歳の男子小学生は「選手はいい人たちでうれしかった」と笑顔を見せ、12歳の女子小学生は「山崎選手に応援してもらったので、退院後はバスケットボールを頑張りたい」と語った。

 同日、京山将弥選手、東妻純平選手、蓮選手が障害福祉施設「みどりの家」=緑区=を訪問。施設利用者約30人と野球体験や写真撮影などで交流した。

 京山選手は「野球を通してふれあうことができて良い経験になった。活躍する姿を見せたい」と述べ、利用者の男性は「選手が来てくれてとても楽しかった。来年も頑張ってください」と日本一に輝いた選手たちにエールを送った。

子ども向けの動画(市提供)

地震火災のリスク 横浜市が動画で啓発 子ども向けも製作

 横浜市はこのほど、地震に伴う火災の被害やリスク、対策を伝える動画を製作し、市の公式You Tubeチャンネルなどで公開を始めた。

 大地震が発生した場合、市では木造密集地域を中心に、地震に伴う火災被害が最も大きいと想定されている。動画は地震火災を自分事として捉えてもらうことを目的に、子ども向けと大人向けの2種類を作った。

 子ども向けは、キャラクターとクイズを楽しみながら防災を知ることができる内容。大人向けは、躍動感あるドキュメント調で、過去の災害事例や個人でできる対策を紹介している。

 動画は市の公式YouTubeチャンネルや市民防災センターで公開されている。今後、製作した都市整備局は防災イベントや民間企業と連携した広報活動の場、学校の出前授業などで放映していく予定。キャラクターを使ったグッズ作成も検討している。

 同局防災まちづくり推進課の米森勝行課長は「大地震の直後は市民の関心も高いが、それが継続できていないと感じている。今回の動画やキャラクターによって、若い世代や多くの方が地震火災に関心を持ってもらえれば」としている。

神奈川県青少年交響楽団

神奈川県青少年交響楽団が12月22日に県立音楽堂で演奏会

 公益財団法人神奈川県青少年交響楽団による演奏会が12月22日(日)午後1時30分から県立音楽堂で行われる。

 同楽団は音楽を愛する青少年を育てようと、1957年に「朝日ジュニアオーケストラ横浜教室」の名で誕生。72年に財団法人となり、現在の名称に。2013年に公益財団法人になった。演奏会を年2回行う。

 今回はベートーベンの「交響曲第7番」やザイツの「バイオリン協奏曲5番」などを演奏する。公募で集まった児童による演奏もあり。指揮は戸塚克郎さん、松本博樹さん。

 入場無料。問い合わせは同楽団【電話】045・324・1840。

タイワンリス文:山村卓也(瀬谷環境ネット)写真:中村多加夫(同) 瀬谷の生き物だより179

 瀬谷市民の森や和泉川沿いの樹林で、「ゲッコゲッコ、ゲコゲコ」とか「ケッ、ケッ、ケッ」という聞き慣れない声を耳にする事がある。東南アジアに分布するクリハラリスの1種で、台湾固有種のタイワンリスである。輸入されたペットや、動物園から逃げ出したものが、鎌倉市を中心に70、80年前から野生化して分布を拡大してきた。5、6年前ついに瀬谷区にも侵入した。

 タイワンリスは灰褐色で在来のニホンリスより一回り大きい。胴体が20cm位あり、太く長い尾も20cmある。天敵が少なく繁殖力も強いので、急激に数が増加して、生態系への悪影響が懸念されている。

 木の実や果物が主食であるが、メジロなどの鳥の巣も襲う。野菜や果物を食い荒らし、栽培農家の被害も出ているようだ。冬期は食料が少ないため、樹皮を剥がしてしまい、一部樹木が枯れる原因にもなっている。遅ればせながら、神奈川県では「特定外来生物」に指定し駆除するというが、どの程度の成果が得られるのであろうか。



日本ナポリタン学会会長 田中健介さん【プロフィール】1976年戸塚区生まれ。その後、南区や中区で育つ。2009年から「日本ナポリタン学会」の会長としてナポリタンの面白さを発信。ライターとしても活動し、著書に「麺食力―めんくいりょく」(ビズ・アップロード)。「はま太郎」(星羊社)、Yahoo!ニュースエキスパートなどへの寄稿も多数。大のベイスターズファン。

横浜「注目の人」インタビュー 日本ナポリタン学会会長・田中健介さん「横浜からナポリタンを通して洋食文化が広がった」

 横浜が発祥の地と言われる「ナポリタン」。横浜のソウルフードを愛する市民団体「日本ナポリタン学会」の会長を務める田中健介さんが2024年7月、ナポリタンの歴史や地域的な広がり方などをまとめた著書「ナポリタンの不思議」(マイナビ新書)を発行した。会の活動やナポリタンと横浜の関係などについて話を聞いた。

◇ ◇ ◇

――まず日本ナポリタン学会の活動について教えてください。

「横浜発祥のナポリタンを食文化として再認識し、横浜から元気な日本をつくっていくことを目指して2009年に設立したものです。現在の会員は約40人で、ナポリタンが好きなことはもちろん、横浜が好きという人が多いです。愛着を持ってナポリタンを提供している洋食店や喫茶店などを認定する取り組みも行っています」

――今回、ナポリタンに関する本を書こうと思ったきっかけは。

「2023年11月に出版社の方から学術的なものを書かないかと話がありました。それを受けて、ナポリタンにまつわる自分の見解を示せればと思い、取材を始めました」

――ホテルや洋食店、喫茶店などを取材し、どんなことが分かりましたか。

「ナポリタンはホテルニューグランドで誕生しましたが、そこで修業を積んだ人が独立して店を開き、ナポリタンがアレンジされていることが分かりました。ナポリタンの広がりは洋食文化の広がりとも重なります」

――ナポリタンを取り巻く今の状況をどう見ていますか。

「バブル期のグルメブームで本格的なイタリア料理を求める流れがあり、日本式のスパゲティ料理が影を潜めました。その中で2013年にカゴメが『日本一のナポリタン決定戦』として『ナポリタンスタジアム』というイベントを始めました。それ以降、ナポリタンをメインにして勝負する飲食店が増え、ナポリタン専門のチェーン店『パンチョ』(スパゲッティーのパンチョ)が全国的な存在になりました。一方、いわゆる『街の喫茶店』が大きく減り、いいナポリタンを出す店が少なくなったとも感じています。古くからあるナポリタンが消えつつある状況は寂しいです」

――飲食店が後継者不足で閉店する話をよく聞きます。

「後継者不足は深刻です。それでも『地元に愛された喫茶店を残したい』と20代の方が立ち上がって受け継いだ京急鶴見駅そばの『山百合』のような例もあり、いろいろな形で店が残り続けています」

――田中さんが好きなナポリタンはどのようなものですか。

「やはり、よく炒めたものですね。少し焦げ付いた感じでケチャップの旨味が出た感じが良いです」

――横浜全体に対して、どのような印象を持っていますか。

「以前は『ランドマークが見えないと、横浜じゃない』と思っていましたが、今では横浜全体が好きです。南区の中村橋から磯子区の八幡橋あたりの風景は何とも言えない魅力があります」

――今後の目標を教えてください。

「横浜の全区から認定店を出せるようにしたいです。また、全国各地にナポリタンがあり、その一部しか探っていませんが、その土地の魅力をナポリタンを通じて知る面白さを含めて提案していきたいです」