青葉区版【2月27日(木)号】
賞状を掲げる長田さん(左)と黒沼さん

あざみ野オレンジバル 参加者に笑顔で「大賞」報告 共生社会推進に貢献

 認知症の人もそうでない人も一緒になって楽しめる飲み会「あざみ野オレンジバル」が昨年12月、NHKなどが主催する「認知症とともに生きるまち大賞」を受賞。その報告会が2月19日、そば居酒屋「そばくろ」で開かれた。

◇  ◇  ◇

 認知症になっても安心して暮らせるまちづくりに取り組む団体を表彰する同大賞。今年は全国から20団体が応募し、5つの「まち」が大賞に選ばれた。

 オレンジバルは、横浜市認知症疾患医療センター(横浜総合病院)の長田乾センター長が発起人。そばくろの店長で、あざみ野商店会協同組合の代表理事・黒沼勤さんが地元貢献の思いから会場を提供し、2019年に始まった。毎月第3水曜の夕方に開催。予約不要で、会費3000円を払えば誰でも参加できる。認知症の人や家族、医療・介護・福祉職などが毎回40人ほど参加しているが、自己紹介をしないので参加者同士は誰が認知症なのかわからないのが特徴だ。

 長田さんは「誰もが気兼ねなく、一緒になってお酒やおしゃべりを楽しめる。その点が評価されたのだと思う」と話す。

県外にも広がり

 報告会の当日は50人以上が参加し、店内は立つ隙間も無いほどの大盛況。長田さんと黒沼さんが賞状を掲げると拍手が湧いた。

 参加者には、この取り組みに影響を受けて東京都の下北沢でオレンジバルを始めた人も。黒沼さんは「大賞に応募をしたのもこの活動をもっと知ってもらいたいという思いから。こんな居場所が全国に広がっていけば」と期待を寄せた。

横浜市 全市立小で教科分担制 児童と教員の交流機会増

 横浜市は2025年度から、全市立小学校(義務教育学校含む)で教科分担制の「チーム学年経営」を実施する。全国に先駆け18年度に8校で試験的に始まった取り組み。児童の学校生活への支援の充実や、教材研究の効率化による教育の質の向上が期待される。

 チーム学年経営は、学校生活における「児童の心の安定」を主題に18年度にスタートした。従来の体制では児童が学級担任以外の教員と関わる機会が少なく、「担任には言いづらい不安や悩みを抱えたまま通学するケースもあった」と市教育委員会の担当者は話す。そこで、思春期に入り他者意識も大きくなる5・6学年で、児童が複数の教員と関わる機会を増やし心の安定を図ろうと生まれたのが教科分担制だ。

 この仕組みでは、学級を持たず当該学年を統括する「チーム・マネジャー」という役職を新設し、各担任がこれまで個々で担当していた教科を分担して受け持つ。チーム・マネジャーは主にこれまで教務主任や学年主任などを担当していた教員が務める。

 18年度に市内8校で開始し、これまで286校で実施。来年度には全339校で導入される。市教委によると、22年の調査では、学級担任とうまく関われない児童の半数以上が、他の教員との関わりで学校生活に安心感や楽しさを持てていることが分かった。

 また分担制による教員の負担軽減から、教材研究に充てる時間も増え、教育の質も向上。教員同士の意見交換もより活発になり、児童理解も深まったという。チーム学年経営を実施している神奈川区の小学校の教諭は「教員同士でも相談がしやすく、児童のこともより見守りやすくなった。チームとして方向性をしっかり定めることが大切」と話す。

 一方で若手教員が、担当外の教科を経験する機会が減るなどの課題も挙がったが、学期や単元ごとに教科担当を入れ替えるなど、各校の状況に応じて柔軟な役割分担を導入している。細かい分担などは現場での判断となるが、市教育委員会では「各校の好事例などを随時共有しながらサポートしていきたい」とする。

横浜市内の20代女性がはしか感染 東急東横線、京王バス利用 市が注意呼びかけ

 横浜市は2月26日、市内の20代女性がはしか(麻しん)に感染したと発表した。市内の感染例は2022年以来3年ぶり。今年は19日時点で全国で3人の感染が確認されている。

 女性は2月上旬にタイから帰国。17日に発熱し、21日にはのどの痛みや咳が出て市内の医療機関を受診。24日に発疹が現れ、25日にはしかと診断された。予防接種歴はないという。

 帰国後、感染の可能性がある期間に公共交通機関を利用しており、同じ時間帯に利用した人に市が注意を促している。

 女性が利用したのは、16日の東急東横線(午前6時57分綱島駅乗車→7時18分渋谷駅下車、午後10時頃渋谷駅乗車→10時30分頃綱島駅下車)と京王バス(午前7時29分渋谷駅乗車→7時47分幡ヶ谷駅下車、午後9時30分頃幡ヶ谷駅乗車→10時頃渋谷駅下車)、17日の東急東横線(午前6時48分綱島駅乗車→7時21分渋谷駅下車、午後10時頃渋谷駅乗車→10時30分頃綱島駅下車)と京王バス(午前7時30分頃渋谷駅乗車→7時50分頃幡ヶ谷駅下車、午後9時30分頃幡ヶ谷駅乗車→10時頃渋谷駅下車)、21日の東急東横線(午前10時台綱島駅乗車→菊名駅下車、午後1時台菊名駅乗車→綱島駅下車)。市はこれらの交通機関を利用し、利用後10日前後経ってから発熱などのはしかを疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に電話連絡の上、受診するように呼びかけている。

 はしかは非常に感染力が強く、空気感染、飛沫感染、接触感染し、患者と同じ空間にいるだけで感染することがある。抗体がない人が感染するとほぼ100%発症する。

 夜間・休日の医療機関案内は、かながわ救急相談センター(♯7119)(直通ダイヤルの場合は【電話】045-232-7119または【電話】045-523-7119)へ(24時間、年中無休)。

笑顔でつなぐ、感謝の思い 榎が丘小学校校長 仲川美世子

 本校は開校当初から敷地をゆったりと使って教室棟が4つに分かれていました。そのため、使い勝手や万一の際の動線に心配なところがあり、校舎の建替が決まりました。そして、新校舎の完成と50周年という二つの祝い事が重なる偶然に恵まれました。

 新校舎の壁面に周年記念として全校児童が参加したドットアートをつくっていただけるというラッキーなこともありました。子どもたちの合言葉「えのきの笑顔を感謝でつな50(ゴー)!」はこれまでの50年の歴史とこれからをずっとつないでいきたいという、希望と決意の表れです。2月の式典を最大イベントとしながらもこの1年、50にちなんだいろいろな取組をクラスや学年、児童会で行ってきました。子どもが主体的に考え、活躍できる教育活動をこれからも重ねていきたいと思います。そして、「笑顔」でつないでいきたい感謝の思いも大切にしていきたいと思います。地域の皆様にはこれからも子どもたちの成長と本校の今後を温かくお見守りいただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

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50周年を記念して撮影された新旧の校舎が隣り合う航空写真 =写真提供/国際総合企画 横浜

榎が丘小学校が創立50周年 記念イヤー、企画さまざま

 横浜市青葉区の榎が丘小学校が、昨年4月に創立50周年を迎えた。時を同じくして新校舎も完成。2024年度は50周年記念イヤーとしてさまざまなイベントを催し、今年2月15日には記念式典が同校体育館で盛大に行われた。

新校舎と新たな門出

 正式には1974年に開校した同校。歴史を紐解くと、母体となったつつじが丘小学校の児童数増加に伴い学校新設が決まり、同年1月1日に分校としてプレ開校している。開校時には間に合わなかった体育館棟が3年後に完成し、その後も校庭拡張工事や給食室改修工事などを経て、現在に至る。

 2018年、同校は横浜市から校舎建替対象校に選定され、22年から建替工事が開始。奇しくも24年、同校創立50周年の節目の年に新校舎が完成した。

 長きにわたって延べ6694人の卒業生を見守ってきた旧校舎。児童たちは新校舎への引っ越し前の昨年6月8日、「ペイントデー」を開催し、旧校舎への感謝のメッセージをイラストとともに校舎の壁や窓に描いて思いを伝えた。その日の午後には、今や子どもたちの保護者となった卒業生らも校舎を訪れ、別れを惜しんだ。

「笑顔」が合言葉

 昨年3月からは「えのきの笑顔を感謝でつな50(ゴー)!」を合言葉に50周年記念イヤーがスタート。ペイントデーを皮切りに、7月の旧校舎屋上での記念撮影、10月の運動会「エノリンピック」、11月の周年キャラクター「えのキッピ」選定、今年2月10日には劇団かかし座を招いて記念公演を行うなど、児童や保護者、教員が一丸となって祝いの年を盛り上げた。

節目の式典、華やかに

 2月15日の50周年記念式典は2部にわたって開催。全校児童が参加した児童の部では、児童たちで構成された実行委員会がさまざまな出し物で式典を盛り上げた。

 榎が丘小学校"50歳"を祝う巨大ケーキのオブジェを囲んだアトラクションではダンスや寸劇を披露。この1年を振り返る各学年の活動を記録した動画を上映し、特別な思い出を共有した。

 あいさつに立った実行委員の6年生児童は「51年目からも笑顔で学校生活を送ろう」と呼びかけた。

 同校の卒業生や地域の協力者、学校関係者が参列した第2部では、1年を振り返る動画に加え、直前に撮影した1部の様子を上映。児童たちの集大成である記念式典に頬を緩ませていた。

 仲川美世子校長は「新校舎とともに周年を迎え、こうして祝えることを関係者の方々に感謝したい。今在校している子どもたちが次の周年で式典を取り仕切ってくれることが楽しみ。これからも地域の方々が温かく子どもたちを見守ってくれれば」と思いを語った。

夜の河津桜をライトアップ

 河津桜のライトアップが2月28日(金)まで、谷本公園(下谷本町31の10)で実施されている。

 時間は午後5時30分から7時まで。問い合わせは同園【電話】045・511・7366へ。

村上さんの作品「Known Unknown」から

写真コンテスト「ZOOMS JAPAN 2025」グランプリは村上賀子さんの作品 2月27日からパシフィコ横浜「CP+」で展示

 パシフィコ横浜で2月27日から3月2日まで行われるカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+」(一般社団法人カメラ映像機器工業会主催)が日本の写真家の国際的な活躍を応援するコンテスト「ZOOMS JAPAN 2025」のグランプリに村上賀子(いわうこ)さんの作品「Known Unknown」を選出した。

 村上さんは1986年宮城県仙台市生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程修了後、コンセプチュアル・フォトのパイオニアとして知られる写真家・山崎博氏に師事。記憶やアイデンティティーを社会的出来事や生活環境と関連付けて捉える写真プロジェクトを展開している。

 受賞作「Known Unknown」は、女性の日常空間を捉えたポートレート作品。被写体の顔を写していないのが特徴で、審査員のサイモン・エドワーズ氏は「感情は顔の表情で表現されることが多いが、本作では体の動きや仕草がその役割を果たしている」と評した。村上さんは「この受賞を励みに、今後も制作に邁進する」とコメントしている。

 準グランプリには竹腰隼人さんの「寂として」が選ばれた。受賞作品は「CP+ 2025」の会場で展示される。

親子で音楽まつりへ 3月8日、9日 青葉公会堂

 親子で楽しめる「2025青葉こども音楽まつり」が3月8日(土)と9日(日)、横浜市青葉公会堂(市ケ尾31の4)で開かれる。入場無料。

 8日は招待公演(後日、余剰席を一般公開予定)、9日は一般公開で、午前の部が11時開演、午後の部が2時開演となる。クラシック音楽のほか、ゲーム音楽なども演奏。全席指定で申し込み制。(問)横浜緑吹奏楽団【メール】emeraludon.kodomofes@gmail.com

参加無料 「ひきこもり」を知る学習会 3月15日 すすき野地域ケアプラザ

 「『ひきこもる人の気持ち』学習会」が3月15日(土)、すすき野地域ケアプラザ(すすき野1の8の21)で行われる。時間は午後2時から3時30分。参加無料。

 人とのコミュニケーションが苦手で生きづらさを抱える「ひきこもる人」に対しての寄り添い方や支援について学べる同学習会。当事者、家族、支援者など、誰でも参加可能だ。公認心理師で臨床心理士の大多和二郎氏が講師を務める。

 定員先着50人の事前申し込み制。申し込み・問い合わせは、同ケアプラザ【電話】045・909・0071(担当:土屋さん)へ。

 また、当日1時30分から4時30分まで、ひきこもりに関連する本や資料を配架・展示する情報コーナーも設けられている。出入り自由。

 

横浜市内外国人「生活に満足」7割超 意識調査で明らかに

 横浜市が行った外国人意識調査の結果が2月20日に発表され、回答者の7割以上が生活に満足していると回答したことがわかった。

 調査は市内の外国人人口が12万人を超え、今後も増加が見込まれる中、外国人住民の生活意識やニーズを把握するために行った。18歳以上の市内在住外国人5千人を無作為抽出し、郵送とインターネットで調査。1512件の回答があった。

 結果によると、現在の生活について「満足している」(31・6%)、「やや満足している」(39・4%)と回答した人の合計は71・0%に達した。この数値は前回の2019年度調査の64・1%から約7ポイント上昇した。

 大地震などで自宅が使えなくなった際に避難する「地域防災拠点」について、「知っているし、場所もわかっている」と答えた人は38・5%にとどまり、前回調査(43・9%)から5・4ポイント低下した。「知らない」と回答した人は30・7%で前回調査(25・8%)から増えた。

 市は「今後、外国人の地域での活躍に向けた後押しや、災害時の外国人支援などの課題に取り組み、外国人材の受入・共生を一層推進していく」としている。

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キャンペーンのイメージ

「東方神起」横浜キャンペーンの追加企画で特別セレクト楽曲 3月1日から元町やマリンタワーなどで

 横浜市は韓国の人気アーティスト「東方神起」の日本デビュー20周年を記念した「東方神起×横浜 ZONE キャンペーン」の追加企画を発表した。

 キャンペーンは3月5日(水)、6日(木)に横浜アリーナで行われる「東方神起 20th Anniversary LIVE TOUR〜ZONE〜」に合わせ、3月1日(土)から9日(日)まで行う。

 期間中、キャンペーンのために特別に選んだ楽曲「東方神起×横浜セットリスト」が横浜元町ショッピングストリート(4日から)や横浜マリンタワー、横浜港大さん橋国際客船ターミナル、横浜赤レンガ倉庫、よこはまコスモワールド(6日は休園)の5か所で流れる。

 また、ファンクラブ公式キャラクター「TB」と一緒に撮影できるフォトスポットが横浜マリンタワー2階のアートギャラリースペースなど6カ所に設置され、各施設で異なるデザインの「TB」と記念撮影ができる。

 問い合わせは、市にぎわいスポーツ文化局にぎわい創出戦略課【電話】045・671・4851。

地下鉄関内駅に掲示されているポスター

アフリカの魅力に触れるデジタルスタンプラリー 横浜市内23カ所で

 市営地下鉄、みなとみらい線沿線などを巡るイベント「会いたい!アフリカデジタルスタンプラリー」が行われている。3月23日(日)まで。

 これは今年8月に横浜で開催される第9回アフリカ開発会議「TICAD9」の機運醸成を図ろうと、横浜市が企画した取り組み。市民に遊び感覚でアフリカの知識を深めてもらおうという意図がある。

 市営地下鉄とみなとみらい線の17駅のほか、パシフィコ横浜やよこはま動物園ズーラシアなど、アフリカにゆかりのある6施設に掲示されているチラシやポスターにある二次元コードを読み取り参加。アフリカにちなんだクイズに正解するとスタンプがもらえる。集めたスタンプの数に応じて特典に応募でき、抽選で賞品が当たる。

 イベントに関する問い合わせは市国際局グローバルネットワーク推進課アフリカ開発会議担当【電話】045・671・4888へ。

画集を持つアイハラハルキさんと作品

愛猫への思い画集に 横浜美術大4年 アイハラハルキさん

 横浜美術大学4年のアイハラハルキさんが1月、愛猫への思いを込めた初の画集『猫ねこパッション! 愛猫画集:チャイと紡ぐ色彩の物語』を出版。3月1日(土)から15日(土)まで横浜市神奈川区のカフェで個展を開催する。

 一昨年4月に家族の一員になった愛猫チャイ(3歳)をモデルとした作品を中心に、アクリル絵の具で描いたカラフルでエネルギッシュな猫たちが登場する同書。チャイとの日々を綴ったエッセイや写真も掲載し、アイハラハルキさんは「猫が動物の中で一番可愛い。光の明暗で瞳のサイズが変わるのもキュート」と力を込める。

 3歳の頃から絵に慣れ親しんできたアイハラハルキさん。はじめは鉄道に熱中し、鉄塔、自画像、抽象画と描くモチーフを広げてきた。もともと猫を描くことが多かったが、一昨年に保護猫だったチャイを迎えてさらに火が付いた。同大の卒業制作展をきっかけに、アーティストへの道を歩む決意を抱き、画集の出版と個展の開催を決めた。アイハラハルキさんは「猫への愛情とカラフルな色彩を楽しんでもらえたら」と思いを語った。

15日まで個展

 個展「キルハラハイア2025」は、「Café Doudou」(白楽100の11の103)で開催。正午から午前0時まで(最終日5時まで)。出版を記念して、3月1日から3日(月)まで電子版を無料で購入できる。

たまプラーザ テラス 「のるるん」コラボ第3弾 23日・24日 撮影会やミニトレイン乗車体験も

 たまプラーザ テラス(横浜市青葉区美しが丘1の1の2)は、東急線キャラクター「のるるん」とのコラボレーション企画第3弾を2月23日(日)より実施。その一環として 23日と24日(月)には、東急電鉄(株)と共同で鉄道イベントを開催する。

 「のるるん」との写真撮影会やミニトレイン乗車体験、東急電鉄オリジナルグッズがもらえるクイズ大会など、親子で楽しめる企画が盛りだくさん。 また、イベント期間中はフェスティバルコートに「のるるん」グッズ販売ブースも登場する。

 時間は午前10時から午後4時まで。物品の購入や整理券が必要なイベントもあるため、詳細は同テラスウェブサイトから確認を。

最新機器に触れることができる(昨年の様子)

カメラと映像の祭典「CP+2025」パシフィコ横浜で2月27日から 過去最多の出展者、新製品展示など

 カメラと写真映像の展示会「CP+(シーピープラス)2025」が2月27日(木)から3月2日(日)までの4日間、パシフィコ横浜で開催される。一般社団法人カメラ映像機器工業会の主催。

 同時開催のオンラインイベントとのハイブリッド形式で、過去最多の125の企業・団体が出展し、会場スペースも例年より拡大する。

 「Visualize Your Story あなたの物語をイメージにのせて」をテーマに、各メーカーの新製品が展示される。そのほかに、人気写真家らが参加するトークステージ、写真・動画撮影ワークショップなども開催される。プラレールの巨大ジオラマや「オシャレ魔女 ラブ and ベリー」のフォトスポットなど、ファミリーで楽しめるイベントも用意されている。

 午前10時から午後6時(初日は正午から、最終日は午後5時まで)。入場無料(要事前登録)。登録は公式サイト(https://www.cpplus.jp/)から。

横浜市委託事業 管理体制などの問題指摘 包括外部監査人が報告書提出

 横浜市が行った事業をチェックする包括外部監査人による2024年度の監査報告書が2月19日、山中竹春市長に提出された。

 今年度は「委託に関する財務事務の執行」をテーマに、11部局・2区の138の委託事業を監査。その結果、24事業に何らかの措置が必要な「指摘」、118件に改善を要望する「意見」が付いた。

請求書受理日が不明

 報告書によると、経済局が行った大学研究室の起業を支援するイベントや相談支援事業では、委託先の企業が発行した請求書の日付から44日後に支払いがあった。規定では請求を受けた時から30日以内に支払うことになっている。監査時に請求書受理日が不明で、30日以内に支払われたか確認できなかった。そのため、受理簿を設けることや、請求書に受理日付を押印するなどの対策が必要と指摘した。さらに、報告書の完成直前に同局が請求書受理日が分かる資料があったと連絡したことに対しても、「業務に対する管理体制に問題があると考えられる」と指摘した。

コラム(53)専門医が分かりやすく解説 目のお悩みQ&A 『黒目に白い膜が入り込んで大きくなってきましたが、どうしたらよいでしょうか?』

 黒目(角膜)の中に白目(結膜)の組織が異常侵入してくる病気は"翼状片"と呼ばれ、紫外線やドライアイなどが誘因とされています。外傷や角膜の炎症疾患などの後にも同じような状態になることがあり、偽翼状片と言われます。小さなものなら症状はほとんどなく、治療の必要はありません。ですが、翼状片が大きくなると、目に入る光の遮断や、角膜が歪み乱視が強くなることで見えにくさが生じます。

 治療は、点眼でよくなるものではなく手術になります。角膜表面から翼状片組織を剥がし、根元で切断し、翼状片の侵入部を覆うように周りの正常な結膜を縫合します。術後数日は角膜表面の傷や縫合部の痛み、充血が続くなど経過が辛い手術の一つになります。

 翼状片は再発しやすく、特に若い人の小さな翼状片を軽い気持ちで取ると、返って再発で悪化することもあり、手術時期は慎重に決める必要があります。翼状片の大きさや乱視の程度が基準になります。大きな翼状片を長期間放置すると、手術後も角膜の混濁が残ることがある他、翼状片による乱視は手術で回復しないので、乱視が強くなる前の手術が大切です。

 角膜の周囲が環状に白くなる"老人環"は加齢による変化で治療の適応にはなりません。

■たまプラーザやまぐち眼科/青葉区新石川3の14の14/【電話】045・913・0333/https://tamaplaza-eyeclinic.com

教えて!職人さん vol.20 「外壁塗装」で毎日の暮らしを快適に!【1】

 Q...ひと際寒さが厳しいこの季節。暖房効率を高める塗り替え工事がある、と聞いたのですが?

 A...はい。一般的に外壁塗装は補修や外観アップが目的と連想しがちですが、最近は様々なメリットを追加できます。中でも効果がわかりやすく、お薦めなのが「遮熱&断熱塗装」です。TV等でも時々扱われているのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。冬場は「断熱塗装」、夏場はこの断熱塗装に加え「遮熱塗装」が効果を発揮します。

 Q...「遮熱」「断熱」は、どう違うのですか?

 A...「遮熱塗装」は、日光(太陽エネルギー)を一般的な塗料よりも反射して熱の吸収を遮ります。また熱を放出しやすい材質で冷めやすく、結果的に外壁の温度を下げて家の中に入り込む熱を減らす事ができます。夏場の温度上昇に効果的です。一方「断熱塗装」は熱が伝わりづらくなる(熱伝導率が低い)塗料を使って外の熱を極力中に伝えず、さらに家の中の熱を外に放出しにくい環境を作り出します。こちらの塗装工法でも夏場、内部の温度上昇を防ぎますが、とりわけ冬場、家の中の暖かさが外に出て行きづらくなるようにすることができるのが特長です。「遮熱」と「断熱」、どちらが適しているのかは各ご家庭のニーズなどにより異なりますので、まずはプロのいる専門店に相談する事を推奨します。

コラム「学校と社会をつなぎ直す」㊲ ラグビー部の活躍を学園の教育へ 桐蔭学園理事長 溝上慎一

 おかげさまで本学園の高校ラグビーが花園で二連覇を遂げた。五度目の全国優勝である。多くの方から応援をいただき、お祝いのメッセージも頂戴した。この場を借りて厚くお礼を申し上げる。

 昨年の全国優勝したチームはスター選手ぞろいであった。それですぐさま全国優勝できるほど甘い世界ではないものの、優勝してみれば、やはりスター選手がそろっていてこその結果であったと評される。しかし、今年のチームにはスター選手が少なく、今年の前半期の試合では強豪校に惜敗の成績が続いた。彼らは年度後半にかけて強いチームになったのである。花園で決勝戦を応援したが、身内ながら「圧倒的だな」と感嘆した。

 監督、コーチがチームを強くする練習の戦略はいくつもある。技術や体づくりなどの基礎トレを充実させることは、強豪校ならどこでも怠らない。しかし、それではトップオブトップの世界では差はつかない。監督らが時間をかけて育てているのは対話の力である。どのような力を向上させるか、ある場面でどう対処し、誰がどう動くかということ等が生徒主体で徹底的に議論される。昨年の決勝戦前は、翌日の試合に響くからもうそれくらいでやめろと監督が止めたほどであったと聞く。学園の理事長としてはこれをラグビー部の美談に終わらせず、全学園の子ども生徒の教育・指導に活かしていきたい。