港北区版【2月27日(木)号】
伊勢ヶ濱部屋の力士と相撲を取る子どもたち

新横浜公園に相撲場完成 照ノ富士親方が市に寄贈

 伊勢ヶ濱部屋・照ノ富士親方(元横綱)から横浜市が寄贈の申し出を受けた「新横浜公園相撲場」(土俵)が完成した。2月22日には「お披露目会」を開催。照ノ富士親方は、「横浜から、将来の関取、そして大関、横綱が誕生すれば」と期待を寄せた。供用開始は4月からの予定。

 相撲の競技人口が減少していることを懸念して、「国技である相撲に興味を持つ子どもが増えてほしい」という思いで寄贈を申し出たという照ノ富士親方。照ノ富士後援会の協力のもと、横浜市に相談し、スポーツが盛んに行われている新横浜公園に整備されることになった。相撲場の屋形は鉄骨造で15m四方の大きさ、土俵は競技大会も開催できる規格になっている。照ノ富士親方は、「理想通りの立派な土俵になった」と話し、「無理やりにでも子どもたちを連れてきて相撲と触れ合う機会を作ってほしい」と来場者を笑わせた。

 式典では、寄贈を受けた山中竹春市長が照ノ富士親方に感謝の意を示し、「港北区は子ども相撲大会が行われるなど相撲が盛んな地域。この相撲場が子どもたちの成長と交流の場になれば」と口にした。

「ちびっこ相撲」開催

 お披露目会では、同部屋力士と小学生25人による「ちびっこ相撲」や中・高生17人との模範稽古も行われた。「ちびっこ相撲」では、子どもたちは3人ずつ力士に挑んだ。力士らは、子どもたちを抱えたり、まわしに手をかけ持ち上げるなどする場面も。模範稽古では、新名学園旭丘高等学校(小田原市)相撲部(岸田光弘監督)14人と中学生3人が参加。迫力のある稽古に、来場者らは感嘆の声を上げた。

 相撲場披露に伴い同日、相撲人口増加に向けて「伊勢ヶ濱部屋横浜相撲クラブ」が立ち上がった。小中学生を対象としており、4月から活動開始する。岸田監督が指導を務める予定で、「相撲に触れ合いながら子どもたちの人間力を養っていきたい」と話した。

 相撲場の窓口は同公園指定管理者、運営は同クラブが担当する。

チーム学年経営のイメージ

横浜市 全市立小で教科分担制 児童と教員の交流機会増

 横浜市は2025年度から、全市立小学校(義務教育学校含む)で教科分担制の「チーム学年経営」を実施する。全国に先駆け18年度に8校で試験的に始まった取り組み。児童の学校生活への支援の充実や、教材研究の効率化による教育の質の向上が期待される。

 チーム学年経営は、学校生活における「児童の心の安定」を主題に18年度にスタートした。従来の体制では児童が学級担任以外の教員と関わる機会が少なく、「担任には言いづらい不安や悩みを抱えたまま通学するケースもあった」と市教育委員会の担当者は話す。そこで、思春期に入り他者意識も大きくなる5・6学年で、児童が複数の教員と関わる機会を増やし心の安定を図ろうと生まれたのが教科分担制だ。

 この仕組みでは、学級を持たず当該学年を統括する「チーム・マネジャー」という役職を新設し、各担任がこれまで個々で担当していた教科を分担して受け持つ。チーム・マネジャーは主にこれまで教務主任や学年主任などを担当していた教員が務める。

 18年度に市内8校で開始し、これまで286校で実施。来年度には全339校で導入される。市教委によると、22年の調査では、学級担任とうまく関われない児童の半数以上が、他の教員との関わりで学校生活に安心感や楽しさを持てていることが分かった。また分担制による教員の負担軽減から、教材研究に充てる時間も増え、教育の質も向上。教員同士の意見交換もより活発になり、児童理解も深まったという。チーム学年経営を実施している神奈川区の小学校の教諭は「教員同士でも相談がしやすく、児童のこともより見守りやすくなった。チームとして方向性をしっかり定めることが大切」と話す。

 一方で若手教員が、担当外の教科を経験する機会が減るなどの課題も挙がったが、学期や単元ごとに教科担当を入れ替えるなど、各校の状況に応じて柔軟な役割分担を導入している。細かい分担などは現場での判断となるが、市教育委員会では「各校の好事例などを随時共有しながらサポートしていきたい」とする。

毎日早渕川で野鳥などの写真を撮り、インスタグラムにアップしている 鎌田 信勝さん 大曽根台在住 83歳

飛び立つ瞬間 撮りに川へ

 ○…鶴見川の源流を見に行った感想は、「こんなもんか…」だった。せっかくだからと撮った一枚の写真。軽い気持ちでコンテストに応募すると、優秀賞を受賞した。それが鶴見川と写真にハマる”幕明け”。52歳のことだった。きっかけを作ったのは妻。広報を手に、鶴見川を学ぶ講座を知らせてくれた。その縁で、鶴見川流域の市民団体に加入し、関連する色々な団体に顔を出し、鶴見川に関わるさまざまな活動に参加。そんな姿から「鶴見川の渡り鳥」と名付けられた。

 ○…大手企業のエンジニアだった。55歳の時に間近な定年をイメージし、締めくくりとして鶴見川をテーマにした詩集を自費出版。”詩心”があったため、団体の会報に持ち回りで書く原稿に詩を書いていた。関連団体からも依頼され、3年間でしたためた詩は50編に及んだ。「だからあと5編追加した。55歳の記念だから」と回顧する。

 ○…最近は支流の早渕川で良いポイントを見つけてじっと待つ。静止している被写体ではなく、飛び立つ瞬間が撮りたいからだ。アラスカで白クマの生態などを追い続けた写真家・星野道夫氏に惚れ込んだ。「動きのある、見ていて身震いするような写真でね。自分もそんな写真を撮りたいと。彼はアラスカ、僕は鶴見川だが」とにやり。

 ○…自身のインスタグラムには、これまでに1万3000枚以上の画像をアップしている。「いま元気だから言えることだけど、カメラはシャッターを押すだけで、何歳になってもできる趣味。ずっと続けたい」。丈夫な体に産んでくれた親への感謝、きっかけを作ってくれた妻への感謝、インターネットを教示してくれた娘への感謝、「イイね」を押してくれる読者への感謝を胸に、”渡り鳥”は今日も川へ。

横浜市内の20代女性がはしか感染 東急東横線、京王バス利用 市が注意呼びかけ

 横浜市は2月26日、市内の20代女性がはしか(麻しん)に感染したと発表した。市内の感染例は2022年以来3年ぶり。今年は19日時点で全国で3人の感染が確認されている。

 女性は2月上旬にタイから帰国。17日に発熱し、21日にはのどの痛みや咳が出て市内の医療機関を受診。24日に発疹が現れ、25日にはしかと診断された。予防接種歴はないという。

 帰国後、感染の可能性がある期間に公共交通機関を利用しており、同じ時間帯に利用した人に市が注意を促している。

 女性が利用したのは、16日の東急東横線(午前6時57分綱島駅乗車→7時18分渋谷駅下車、午後10時頃渋谷駅乗車→10時30分頃綱島駅下車)と京王バス(午前7時29分渋谷駅乗車→7時47分幡ヶ谷駅下車、午後9時30分頃幡ヶ谷駅乗車→10時頃渋谷駅下車)、17日の東急東横線(午前6時48分綱島駅乗車→7時21分渋谷駅下車、午後10時頃渋谷駅乗車→10時30分頃綱島駅下車)と京王バス(午前7時30分頃渋谷駅乗車→7時50分頃幡ヶ谷駅下車、午後9時30分頃幡ヶ谷駅乗車→10時頃渋谷駅下車)、21日の東急東横線(午前10時台綱島駅乗車→菊名駅下車、午後1時台菊名駅乗車→綱島駅下車)。市はこれらの交通機関を利用し、利用後10日前後経ってから発熱などのはしかを疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に電話連絡の上、受診するように呼びかけている。

 はしかは非常に感染力が強く、空気感染、飛沫感染、接触感染し、患者と同じ空間にいるだけで感染することがある。抗体がない人が感染するとほぼ100%発症する。

 夜間・休日の医療機関案内は、かながわ救急相談センター(♯7119)(直通ダイヤルの場合は【電話】045-232-7119または【電話】045-523-7119)へ(24時間、年中無休)。

楽しく、地域の交流深める 大豆戸町内会で「もちつき大会」

 大豆戸町内会(吉田亙会長)の「もちつき大会」が2月16日、八杉神社で行われ、地域の住民約600人が行事を楽しみながら交流を深めた。

 コロナ禍の中止を経て一昨年に再開した行事。10時の開始時には、餅の配布場所に長い列ができていた。

 訪れた人に地域のイベントを楽しんでもらおうと、町内会や子ども会、民生委員・児童委員など約80人が、受付や案内、警備、餅つきなどの運営面を手伝った。

 手伝いには20人程の児童も参加。もち作り体験コーナーでは、体験希望者に丁寧に作り方を説明し、「教えるのも楽しい」と話していた。体験コーナーに参加した子どもたちからは「もちもちしていた」「難しかったけど、きれいにできた」といった声が聞かれた=写真。

 地域の回覧板で行事について知り、4歳の子と参加したという母親は、「日ごろ近所との関わりが少ないので、(顔を合わせる)良い機会」と話していた。

 「(喉につかえないように)気をつけて食べてね」などと、参加者に声をかけてまわった吉田会長は、「来た人に楽しんで帰ってもらいたいとの気持ち。このような顔の見える取組みは、防犯・防災に役立つはず。これからも毎年行いたい」と、境内に咲く多くの笑顔に目を細めていた。

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救命活動を行ったスカッシュ仲間ら。前列左が高橋さん

スカッシュ仲間が人命救助 消防署長が感謝状

 心肺停止状態になった男性を連携して迅速な救命処置で助けたとして、港北消防署(長谷部宏光署長)は2月20日、区内のスポーツ施設、ヨコハマスカッシュスタジアムSQ―CUBEの利用者らに感謝状を贈呈した。

 一命をとりとめたのは都内在住の高橋徹さん(47)。昨年10月29日、同施設でスカッシュの試合後に審判を務めていた高橋さんが急に意識を失った。隣で一緒に審判をしていた保坂伸也さん(49)が異変に気付き、周りのスカッシュ仲間らとともに119番通報。LIVE映像通信システムを用いて署員の指示を仰ぎながら心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)による電気ショックを施し、到着した救急隊に引き継いだ。

 長谷部署長は「救急車の到着までに救命処置をすることで、1カ月後の生存確率が2倍、社会復帰は3倍になります。仲間のために勇気をもって対応してくれて、感謝します」と述べた。当日、仲間の前に元気な姿を見せた高橋さんは「このように社会復帰でき、スカッシュができるまでに回復しました。本当にありがとうございました」と感謝を伝えた。

盛り上がりを見せたステージ

大倉山観梅会 野点、ステージ大にぎわい 「花より団子」も大行列

 港北三大祭の一つ、大倉山観梅会が2月22日、23日に開催された。初日が雨天だった昨年よりも大勢の人たちが来場し、八分咲きの梅林と地域の物産を楽しんでいた。

 青空の下、地域団体によるステージイベントやスタンプラリーを楽しむ親子連れ、梅の撮影をする人たちなどで会場は賑わいを見せた。例年実施している英理女子学院高校茶道部による野点にも、高校生による点前を堪能しようとする大行列ができた。部長の荻原永遠(とわ)さん(2年)は「初めて野点を体験し、緊張している1年生たちがスムーズに動けるようサポートしました。たくさんの人たちにおいしいと言ってもらえてうれしい」と感想を話した。

 飲食の露店や出店ブースでも、開会から人の流れが止まらなかった。会場の玄関口にブースを構えたザ・ニューオークラの木村寿久常務取締役は、試食品のラスクを配りながら、「毎年自分たちも楽しみながら出店しています。梅ドレッシングを試してもらい、地元の梅を楽しんでいってほしい」と笑顔で語った。

 大倉山観梅会実行委員会の中森伸明会長は、「行政の他、賛助会員や地元企業、商店街などのご協力により、無事に開催できた。好天にも恵まれ、皆に楽しんでもらえて良かった」と述べた。

専門家の講義を聴く生徒たち

SDGsと建築学ぶ 新羽中で公開授業

 新羽中学校で2月18日、(一社)横浜市建築士事務所協会(=ハマ建/田島文男理事長)の公開授業が行われ、3年生約90人と保護者・地域住民らが「健康で快適な住まい」について学んだ。ハマ建は2023年設立の「よこはま健康・省エネ住宅推進コンソーシアム」に参加しており、市が掲げる「ゼロカーボンヨコハマ」の実現に向け、高性能な住宅の普及を促進している。

 同校が11年に文部科学省の「エコスクールパイロット・モデル校」の認定を受け、校舎を改修していることなどから、昨年に続き公開授業が実現。生徒らは、専門家による「脱炭素社会」や「健康な住まい」についての講義に真剣に耳を傾けていた。視察に訪れた市職員の一人は、「子どものうちから、脱炭素社会に向けて自分たちで何ができるかを感じてもらう良い機会。建築関連に興味を持ち、キャリア教育にもつながる」と感想を述べていた。

参加者らによる記念撮影(提供写真)

東急新横浜線「新横浜駅」 駅の裏側をぶらり 神奈川法人会 日吉・綱島東支部

 (公社)神奈川法人会日吉・綱島支部主催の東急新横浜線「新横浜駅」見学会が2月16日に開催され、親子連れなど46人の参加者が普段見ることのできない駅長室や券売機の裏側に潜入するなど、貴重な体験をした。

 同会の公益イベントとして、日吉商店街のイベント等で交流のある駅長に相談して実現。緊急時オペレートシステムや仮眠室など、外部に向けての見学会は初という。参加者らは「巨大な施設に圧倒された」「リアルブラタモリみたいだった」などと口にした。主催した日吉支部長の島名貴子さんは「皆さん喜んでくれて嬉しい」と話した。

優勝した師岡ベアーズ(同チーム提供)

少年野球 創部50年の節目に優勝 師岡ベアーズ5年以下チーム

 港北区少年野球連盟に所属する少年野球チームの5年以下14チームが優勝を目指して競った、第50回港北区秋季新人大会が1月から2月にかけて行われ、師岡ベアーズが優勝した。

 1回戦から投打がかみ合い、決勝戦を含めた計4試合で40得点、4失点という圧倒的な強さを見せたベアーズ。守備では、次のプレーを常にイメージし、全員で声を掛け合うことで堅実な守りにつなげたという。また走塁面では、全員が全力疾走で一つでも次の塁を狙う姿勢が光っていた。「レギュラー、控え関係なく自分の役割を全うし、チームが一つになれたことが優勝の要因」とコーチ陣。伊藤昌生監督は「創部50周年を迎える節目を飾る優勝。たくさんの方に感謝します」と述べ、吉田陸飛(りくと)主将(5年)は「僕たちの学年は準優勝が多かったので、念願の初優勝は最高の気分でした。他の大会でも優勝目指して頑張っていきたいです」と意気込んだ。

 なお、準優勝は日吉レッドファイターズ、3位は綱島リバースと翼クラブだった。

思いのつまった奉納品を紹介する石川宮司

地域の思い未来へつなぐ、横浜市港北区の師岡熊神社に陶芸家や児童の作品等を奉納

 師岡熊野神社(石川正人宮司)で2月14日、地域の陶芸家や児童らが、神社やわが街への思いを込め、未来へつなごうと手がけた数々の作品や映像等が奉納された。

 同神社は昨年、創建1300年を迎えており、奉納式はその記念として計画された。

 師岡町在住の陶芸家、横溝多恵子さんは、「ほころび、花を咲かせる」ことを願い、陶芸作品『いのり』を奉納し、式では「(創建1300年の)この時代に居合わせて光栄」とあいさつした。

児童は「魅力・歴史」題材

 師岡小学校では、2年生と6年6組児童が取り組んだ作品を奉納した。2年生の作品は、生活科の学習の成果『師岡のおすすめの場所ガイドブック』。「まちたんけん」で見つけたお気に入りの場所を、「100年後の師岡・樽町に住む人たちにも伝えたい、ずっと残ってほしい」との思いでガイドブックにまとめた。

 6年6組が手がけたのは、紙芝居『伝えよう師岡樽町の歴史』。同神社が創建1300年を迎えたことから、自分たちの地域の歴史を皆に伝えようと制作した。

 また、創建1300年を記念して行われた宮神輿の製作・奉納・お披露目渡御に関し、記録映像が千三百年祭奉祝行事祭礼委員会と株式会社キューシードから、記録写真が、同委員会とフォトスタジオルアナから奉納された。

 式では、奉納品の一つひとつを参加者に紹介した石川宮司と奉納者の間で、奉納証明書と受取証明書が交わされた。

 奉納式を終え、石川宮司は「(奉納された品は)たいへんありがたいものばかり。50年、100年後へと大事に伝えていきたい。これからも神社に心を寄せてもらえたら」と呼びかけた。

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あいさつする松尾社長

新横浜中央ビル 暴力団排除を宣言 テナント、事業者ら

 新横浜駅ビル「キュービックプラザ新横浜」を運営する新横浜ステーション開発(株)(松尾啓史代表取締役社長)が事務局を務める「新横浜中央ビル暴力団等排除連絡会(=暴排連)」は2月20日、新横浜グレイスホテルで第18回総会を開いた。

 2008年の新横浜駅ビルの竣工と同時に、利用者や従業員の安全を守るために設立された同会。当日は、テナント、オフィス、ホテル部門等の会員約110人と神奈川県警察、東海旅客鉄道(株)の関係者らが出席した。

 昨年12月に同ビル3、4階がリニューアルされたことに伴い、会員数が増加し、体制も拡充された暴排連。総会では、迷惑行為等への適切な対応などが述べられ、反社会勢力の排除に向けた宣言が行われた。会長を務める松尾社長は「4月からは大阪万博が始まり、新幹線利用者が増える。より一層連携を密にして、お客様やテナントの皆様の安心・安全を確保していきたい」と述懐。また第二部の研修では、県警本部担当者が「最近の暴力団情勢について」を講演し、会員らに注意を呼び掛けた。

『会いたい』から35年澤田知可子さん 人生のヒント

 オリコンシングルチャートで100位以内87週ランクインなど、1990年代を代表するヒット曲『会いたい』で知られる歌手の澤田知可子さん(61)。現在も日本各地で名曲を届けながら精力的に活動を続ける澤田さんのパワーの源は、生涯現役という目標と、人生を楽しむというポジティブな考え方にある。澤田さんに、日々の暮らしの中で大切にしていることを聞いた。

 ―有線大賞グランプリ、NHK紅白歌合戦でも歌われた『会いたい』が昨年、日本作曲家協会音楽祭でロングヒット賞を受賞しましたが、今の思いは。

 「35年目の楽曲が改めて評価されたことは、大事に歌い続けたご褒美のようで、この歌と生きてきたんだって実感できました。私には『生涯現役』という目標があるので、これからもステージに立ち続ける勇気ももらいました」

 ―4年前に都内から小田原市へ移住しました。

 「コロナ禍で公演活動が制限されましたが、レコーディングや配信などは、環境さえ整えばどこでもできる時代ですので、思い切って都心を出ようと。いくつか候補はありましたが、ふと『会いたい』の、今年も海に行くって…って詞を思い出して海が身近な小田原に決めました。夏に思い立って11月には小田原で暮らし始めました(笑)」

 ―テレビやコンサートなど、今も活発に活動されていますが、日々大切にしていることは。

 「シンプルに夫婦仲よく(※夫はピアニストの小野澤篤さん)。プロ同士でも不協和音はステージから伝わってしまいます。小さな衝突はあっても向いている方向は一緒なので、歩み寄る力やその時々の距離感が大事だと思っています」

 ―これまで挫折などはありましたか。

 「長く歌っていると表現に迷いも出てきますが、そんな時期に中越地震の復興コンサート(2004年)で『会いたい』を歌った時、傷ついている人たちを癒しているんだって実感した瞬間がありました。挫折というより大きな気づきによって私自身が復興できました。今でもその場所でコンサートを行い、花火大会では私の楽曲を使ってもらっています。自分がやるべきことを丁寧に積み重ねることの大切さを学びました」

 ―人生100年と言われる時代、大切にしたい考えなどは。

 「人生は飽きたらつまらないもの。途中でリセットできないんだから楽しまないと。私は夫や友人とコミュニケーションをとり、小さな幸せを見つけながら笑ってゴールまで向かいたいと思っています。誰でも将来がはっきり見えることはありませんが、だからこそ悔いのないよう過ごせたら素敵ですよね」

■澤田知可子さん公演…4/26(土)・小田原三の丸ホールで中西圭三さんとのジョイント公演、5/10(土)・町田市まほろ座で「うたぐすりライブ」(ゲスト・村井國夫さん)。詳細はHP(https://chikaco.com/)。

つながるコンサート 3月4日 港北公会堂

 つながる音仲間実行委員会は3月4日(火)、港北公会堂ホール(大豆戸町26の1)で「つながるコンサート〜春風に誘われて〜」を開催する。共催は港北童謡の会。

 出演団体は同会に所属し、地域で音楽活動している7組。内容はウクレレ、フルート・ギター、鍵盤ハーモニカ等の楽器演奏や、男声ヴォーカル歌唱を予定している。

 午後1時開演(30分前開場)。入場料500円、全席自由、予約不要。当日券あり。

 問合せは計屋さん【携帯電話】070・5556・1491(つながる音仲間事務局)へ。

白熱した対戦

インディアカで白熱 さわやかスポーツ交流

 港北スポーツセンターで2月22日、インディアカ交流大会が開かれた。主催は港北区さわやかスポーツ普及委員会。

 インディアカは、羽根付きの特殊なボールを手で打ち合うバレーボールのような競技。同大会は普段対戦しないチームとの交流を目的に行われた。

 この日は13チームが参加。午前中にリーグ戦を行い、午後はリーグの順位ごとに分かれてトーナメント方式で競った。1位リーグはMilky Wayが優勝。2位リーグはファンタ・レインボーB、3位リーグは樽町1班、4位リーグは菊名Aすが優勝した。1位リーグで優勝したMilky Wayの田中裕子キャプテンは「目指していた連覇ができて嬉しい。来年は3連覇を目指して頑張ります」とコメントを寄せた。

 同委員会の高橋正輝会長は、「毎年皆さんが楽しみにされている大会。最後まで熱い戦いをしてくれました」と振り返り、「今後は他区にも声を掛け、もっと多くの人に楽しんでもらい、大会を長く開催し続けられるよう頑張りたい」と話していた。

鎌田さんのインスタグラム(@watari111)

インスタを毎日更新 カワセミ追う鎌田さん(83)

 大曽根台在住の鎌田信勝さん(83)=人物風土記で紹介=の趣味はカメラ。ほぼ毎日、自転車で鶴見川支流の早渕川に出かけ、カワセミや野鳥の姿を撮影している。撮った写真は自身のインスタグラム(@watari111)に毎日投稿。読者の「イイね」が励みになっているという。

村上さんの作品「Known Unknown」から

写真コンテスト「ZOOMS JAPAN 2025」グランプリは村上賀子さんの作品 2月27日からパシフィコ横浜「CP+」で展示

 パシフィコ横浜で2月27日から3月2日まで行われるカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+」(一般社団法人カメラ映像機器工業会主催)が日本の写真家の国際的な活躍を応援するコンテスト「ZOOMS JAPAN 2025」のグランプリに村上賀子(いわうこ)さんの作品「Known Unknown」を選出した。

 村上さんは1986年宮城県仙台市生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程修了後、コンセプチュアル・フォトのパイオニアとして知られる写真家・山崎博氏に師事。記憶やアイデンティティーを社会的出来事や生活環境と関連付けて捉える写真プロジェクトを展開している。

 受賞作「Known Unknown」は、女性の日常空間を捉えたポートレート作品。被写体の顔を写していないのが特徴で、審査員のサイモン・エドワーズ氏は「感情は顔の表情で表現されることが多いが、本作では体の動きや仕草がその役割を果たしている」と評した。村上さんは「この受賞を励みに、今後も制作に邁進する」とコメントしている。

 準グランプリには竹腰隼人さんの「寂として」が選ばれた。受賞作品は「CP+ 2025」の会場で展示される。

港北警察署管内 7件の万引きあり、窃盗6件や自転車盗5件、車上ねらい、空き巣、置引きなど発生 2025年2月10日から2月16日の犯罪発生件数

 港北警察署は2月18日、同署管内における2025年2月10日から2月16日までの犯罪発生件数を発表した。

 それによると、万引き7件のほか、窃盗(その他)6件、自転車盗5件、特殊詐欺2件、車上ねらい、空き巣、置引きなどが発生した。1件の不審者情報も寄せられた。

 窃盗(その他)の発生地区は、高田西2件、大倉山、日吉、大豆戸町、綱島西で、自宅等敷地内から室外機やタイヤが盗まれた。

 自転車盗の発生地区は、綱島西3件、樽町、日吉本町で、5件中3件は無施錠だった。同署では駐輪の際は、施錠はもちろん、「ダブルロックを心掛けて」としている。

 車上ねらいは、新吉田東で2月12日午前9時30分から正午の間に発生。路上に無施錠で車両を駐車していたところ、車内からリュックサックが盗まれた。

 空き巣は、日吉で2月14日午前7時30分から2月15日午前8時の間に発生。自宅1階の窓ガラスが割られ、テレビ台の引き出しから現金を盗まれた。

 置引きは、菊名で2月15日午後6時4分から6時15分の間に発生。店舗サッカー台に置いていた財布を盗まれた。

 不審者情報は、大曽根から樽町において寄せられた。2月14日、女子児童が帰宅途中、面識のない男から声をかけられた。

詐欺電話に注意

 同署によると、区内において総務省をかたる犯人から「2時間後に電話が使えなくなります」等の電話が入電しているという。「電話でお金の話は詐欺です。必ず周囲の方や警察に相談してください」と同署は注意喚起をしている。

横浜市内外国人「生活に満足」7割超 意識調査で明らかに

 横浜市が行った外国人意識調査の結果が2月20日に発表され、回答者の7割以上が生活に満足していると回答したことがわかった。

 調査は市内の外国人人口が12万人を超え、今後も増加が見込まれる中、外国人住民の生活意識やニーズを把握するために行った。18歳以上の市内在住外国人5千人を無作為抽出し、郵送とインターネットで調査。1512件の回答があった。

 結果によると、現在の生活について「満足している」(31・6%)、「やや満足している」(39・4%)と回答した人の合計は71・0%に達した。この数値は前回の2019年度調査の64・1%から約7ポイント上昇した。

 大地震などで自宅が使えなくなった際に避難する「地域防災拠点」について、「知っているし、場所もわかっている」と答えた人は38・5%にとどまり、前回調査(43・9%)から5・4ポイント低下した。「知らない」と回答した人は30・7%で前回調査(25・8%)から増えた。

 市は「今後、外国人の地域での活躍に向けた後押しや、災害時の外国人支援などの課題に取り組み、外国人材の受入・共生を一層推進していく」としている。

手作りジュースを販売する児童ら

太尾宮前梅まつり 子どもが主役に 近隣小や団体も参加

 太尾宮前梅まつりが2月22日、歓成院の観音会館と駐車場で開催された。主催は太尾宮前地域まちづくり運営協議会(黒田瑞江会長)。

 「子どもが主役になれるまち」を目指して実施された同まつり。観音会館のステージでは、同地域の子供会や保育園などによる、子どもたちのダンスが発表された。横浜信用金庫大倉山支店による「おかねの教室」や宮前手打ち蕎麦などの模擬店も設置され、近隣に住む子どもたちで賑わった。

感謝込めジュース販売

 レモンソーダとホットレモンを販売したのは太尾小学校5年4組の児童ら。「地域の人と関わりたい」「世界とつながりたい」などの思いから、ユニクロなどを展開する(株)ファーストリテイリングの「”届けよう、服のチカラ”プロジェクト」に参加した。同プロジェクトは、子どもたちが主体となり、着なくなった服などを難民などの服を必要としている人に送る取組みで、地域から3751着の服を集め、同社を通してモルドバなどの難民に送り届けた。協力してくれた地域の人たちに感謝を伝えようと、同まつりでレモンジュースを販売することにしたという。同小の高田彩乃さんは、「必要としている人に喜んでもらえて、役に立ててうれしい。大事に着てほしい」と微笑み、「地域の人にも感謝を伝えたい」と口にした。ほかの児童らかも、「今まで体験したことのないことばかりで、いろんな人と関わることができた」と満足げに話す姿も見られた。

 黒田会長は「朝から多くの子どもで賑わった。何年ぶりかで会う人もいて、継続して開催しているから顔がつながる」と嬉しそうに話した。

キャンペーンのイメージ

「東方神起」横浜キャンペーンの追加企画で特別セレクト楽曲 3月1日から元町やマリンタワーなどで

 横浜市は韓国の人気アーティスト「東方神起」の日本デビュー20周年を記念した「東方神起×横浜 ZONE キャンペーン」の追加企画を発表した。

 キャンペーンは3月5日(水)、6日(木)に横浜アリーナで行われる「東方神起 20th Anniversary LIVE TOUR〜ZONE〜」に合わせ、3月1日(土)から9日(日)まで行う。

 期間中、キャンペーンのために特別に選んだ楽曲「東方神起×横浜セットリスト」が横浜元町ショッピングストリート(4日から)や横浜マリンタワー、横浜港大さん橋国際客船ターミナル、横浜赤レンガ倉庫、よこはまコスモワールド(6日は休園)の5か所で流れる。

 また、ファンクラブ公式キャラクター「TB」と一緒に撮影できるフォトスポットが横浜マリンタワー2階のアートギャラリースペースなど6カ所に設置され、各施設で異なるデザインの「TB」と記念撮影ができる。

 問い合わせは、市にぎわいスポーツ文化局にぎわい創出戦略課【電話】045・671・4851。

今回の参加者ら

新横浜清掃し、20年 「マナーの認知広がる」

 新横浜町内会(金子清隆会長)が主体となり、2月19日にハマロード・サポーター活動が行われた。横浜マリノス(株)など地域企業も参加し、F・マリノス通りを中心に清掃した。2005年から始まり20年目。徐々に、道端のゴミや歩道上の看板が減ってきたという。金子会長は「キレイにしていると汚そうという気にならない。これからも維持していきたい」と話した。今回初参加の新横浜ステーション開発(株)企画課の小山修世主任は「引き続き地域と連携していきたい」と話し、「F・マリノスとパートナー契約を結んだので、一層街を盛り上げられれば」と期待を口にした。

地下鉄関内駅に掲示されているポスター

アフリカの魅力に触れるデジタルスタンプラリー 横浜市内23カ所で

 市営地下鉄、みなとみらい線沿線などを巡るイベント「会いたい!アフリカデジタルスタンプラリー」が行われている。3月23日(日)まで。

 これは今年8月に横浜で開催される第9回アフリカ開発会議「TICAD9」の機運醸成を図ろうと、横浜市が企画した取り組み。市民に遊び感覚でアフリカの知識を深めてもらおうという意図がある。

 市営地下鉄とみなとみらい線の17駅のほか、パシフィコ横浜やよこはま動物園ズーラシアなど、アフリカにゆかりのある6施設に掲示されているチラシやポスターにある二次元コードを読み取り参加。アフリカにちなんだクイズに正解するとスタンプがもらえる。集めたスタンプの数に応じて特典に応募でき、抽選で賞品が当たる。

 イベントに関する問い合わせは市国際局グローバルネットワーク推進課アフリカ開発会議担当【電話】045・671・4888へ。

ピアニストの青島周平さん

青島氏ピアノリサイタル 3月16日 港北公会堂

 第73回大倉山ジョイフルコンサート「青島周平ピアノ・リサイタル〜調和と変容のピアノソナタ〜」が3月16日(日)、横浜市港北公会堂(大豆戸町26の1)で開催される。主催は大倉山ジョイフルコンサート実行委員会。 午後2時開演(受付開始は30分前)。

 同リサイタルではスタインウェイのピアノを使用し、ベートーヴェンやショパン、リスト作曲のピアノソナタが演奏される予定。

 入場料金は大人2000円、高校生以下1000円。事前予約制で当日支払い。全席自由。未就学児の入場不可。

 申込みは予約専用電話【携帯電話】080・8424・5108。または、https://www.ohkurayama-joycon.com/から。3月15日(土)の午後5時まで受け付ける。

最新機器に触れることができる(昨年の様子)

カメラと映像の祭典「CP+ 2025」パシフィコ横浜で2月27日から 過去最多の出展者、新製品展示など

 カメラと写真映像の展示会「CP+(シーピープラス)2025」が2月27日(木)から3月2日(日)までの4日間、パシフィコ横浜で開催される。一般社団法人カメラ映像機器工業会の主催。

 同時開催のオンラインイベントとのハイブリッド形式で、過去最多の125の企業・団体が出展し、会場スペースも例年より拡大する。

 「Visualize Your Story あなたの物語をイメージにのせて」をテーマに、各メーカーの新製品が展示される。そのほかに、人気写真家らが参加するトークステージ、写真・動画撮影ワークショップなども開催される。プラレールの巨大ジオラマや「オシャレ魔女 ラブ and ベリー」のフォトスポットなど、ファミリーで楽しめるイベントも用意されている。

 午前10時から午後6時(初日は正午から、最終日は午後5時まで)。入場無料(要事前登録)。登録は公式サイト(https://www.cpplus.jp/)から。

横浜市委託事業 管理体制などの問題指摘 包括外部監査人が報告書提出

 横浜市が行った事業をチェックする包括外部監査人による2024年度の監査報告書が2月19日、山中竹春市長に提出された。

 今年度は「委託に関する財務事務の執行」をテーマに、11部局・2区の138の委託事業を監査。その結果、24事業に何らかの措置が必要な「指摘」、118件に改善を要望する「意見」が付いた。

請求書受理日が不明

 報告書によると、経済局が行った大学研究室の起業を支援するイベントや相談支援事業では、委託先の企業が発行した請求書の日付から44日後に支払いがあった。規定では請求を受けた時から30日以内に支払うことになっている。監査時に請求書受理日が不明で、30日以内に支払われたか確認できなかった。そのため、受理簿を設けることや、請求書に受理日付を押印するなどの対策が必要と指摘した。さらに、報告書の完成直前に同局が請求書受理日が分かる資料があったと連絡したことに対しても、「業務に対する管理体制に問題があると考えられる」と指摘した。

監督の岡村巡査部長(左)と五月女さん

港北警察署 神奈川県警察柔道・剣道大会で優勝 日頃の鍛錬発揮

 港北警察署はこのほど、神奈川県警察学校で行われた「神奈川県警察柔道・剣道大会」の剣道の部で優勝した。

 技術と士気の向上などを目的として開催され、58回目となる今回は、コロナや震災の影響で6年ぶりに開かれた。全54署が出場し、署員数に応じて18チームずつに分かれて実施。同署は大規模署が揃った「A組」として参加し、トーナメント方式で勝ち抜いた。1988年と96年に頂点になっている同署は、3回目の輝かしい成績を残した。

 レギュラー・補欠・練習メンバーら9人は、日々訓練を行う中で、特に秀でたメンバーで構成。1戦目は茅ヶ崎署、2戦目は大和署、3戦目は厚木署と対戦し大将戦までもつれこんだ。中でも2戦目は、大将戦も引き分けとなり代表戦で勝敗が決まるほどの接戦だった。準決勝は伊勢佐木署と当たり3-1で勝利。決勝は戸部署と試合し、先鋒・次鋒が勝ち、中堅・副将が破れ、大将で白星をあげた。

 監督を務めた地域課の岡村正之巡査部長は優勝したことに対して、「純粋に嬉しい」と話し、「優勝を狙い、署一丸となって挑んだ」と振り返った。大将として出場し、負けなしだった、地域第二課の五月女佳範さんは、「執行力を強化して凶悪犯に対応するなど、地域に貢献したい」と口にした。