さがみはら中央区版【3月6日(木)号】

学校給食 異物混入 相次ぐ 児童・生徒に健康被害なし

 相模原市の学校給食で金属片などが混入する事態が年明けから相次いでいる。市の発表によると、2月20日の事案では長さ約10センチの金属片を児童が喫食中に発見したという。いずれも健康被害は確認されていないが、異例の事態に学校給食課は「常に0をめざしている。別々の事案が4件あることは重大なこと」とし、3月中に栄養系の職員や調理員を対象にした臨時の研修会を開くなどし、再発防止に努めたいとしている。

 市の発表によると、今年度中に学校給食で異物の混入が確認されたのは4件(金属片3件、ビニール片1件)。金属片の混入は全て小学校給食で確認された。

 昨年5月10日に起きた事例ではフルーツ缶の開封時に生じた切りくずが混入。配膳中に見つかった。1月24日には長さ約1センチ・太さ約0・5ミリの金属片が副菜から見つかった。調査の結果、調理器具の洗浄に使った金属製タワシの破片で、教員が喫食中に発見した。

長さ10cmの金属片も

 2月20日に発生したケースでは豆腐ハンバーグに2つの金属片が混入。そのうちのひとつは長さが約10センチだったという。このケースでは喫食中に児童が発見し、教員に申し出た。

 現在、相模原市内では主に学校用地内にある給食室で調理する単独調理場方式と学校給食センターで調理された給食を対象校へ配送する共同調理場方式を採用。小学校給食で異物混入が確認された3つのケースはいずれも単独調理場方式の学校だった。

 また、2月5日には中学校給食で導入されているデリバリー給食で、調理事業者の調理室内で主菜となる肉にビニール片が混入していることが確認されたため当該メニューの提供を見送った。素材の納品時点でビニール片が付着していた可能性が高いという。

「0が基本」だが

 学校給食課ではこれまでも他市との情報交換や現場への情報共有、発生事案を受けての改善など対策を講じてきた。「子どもたちの口に入るもの。安心安全な給食を提供できるよう全力を尽くしている。0が基本で1件でもあってはならない」とするが、年明けから異物混入が相次いだことを受け「重く受け止めている」とする。

 異例ともいえる事態に同課は管理栄養士や栄養教諭、調理員らを対象にした臨時の研修会を今年度の給食提供の終了後、早急に開催するという。「現場リスクを自分事として捉えられるように徹底し、再発防止に努めたい」としている。

臨時総会の当日にアップされたホームページの内容

市P連 全国協議会から退会へ 不適切運営などに不信感

 市内の小中学校のPTAで構成される「相模原市立小中学校PTA連絡協議会」(中村岳彦会長/以下、市P連)は2月26日、臨時総会を開き、「日本PTA全国協議会」から退会することを決めた。不明朗な経理処理や不適切な運営を巡り、全国協議会が内閣府から勧告を受けたことなどが大きな理由で「改善が見込まれなかった」としている。

 「日本最大の社会教育関係団体」を標ぼうする「日本PTA全国協議会」(以下、日P)は、都道府県や政令市のPTA協議会で構成する全国組織で政府や関係機関に現場の要望を伝える役割を担っている。

 その日Pを巡っては、元役員が日P所有の建物の改修費を水増しして請求し、背任の疑いで昨年7月に逮捕された。さらに内閣府が昨年12月25日、不適切な運営を行っていたとして日Pに対して法律の遵守などを求める勧告を行った経緯がある。

 市P連はこうした事態を重く受け止め、1月9日から3回にわたって役員らの会議を開き、対応を協議してきた。この日の臨時総会では、日Pからの退会に関する1号議案とそれに伴う会則の改正2号議案について議論され、圧倒的賛成多数で可決されたという。

 市P連事務局では退会に至った理由について「日Pのガバナンスが整っていない。金銭の問題もここ2年くらい問題視されているが、改善が見込まれなかった。皆さんから集めた分担金が有効に使われていない。本来の日Pの役割を果たしていない」と説明する。

 市P連では「各校のPTAに寄り添って保護者としての要望を行政に伝える役割をしっかり果たし、より充実させていきたい」とし、会員に対してホームページなどを通じ退会理由やこれからの取組などを説明していくとしている。

小原宿本陣アートフェスでLIVEを行うレゲエミュージシャンの DORAGON CHOPさん(本名:池田龍之介) 中央区出身 36歳

メッセージ、音にのせ

 ○…小原で初開催されるイベントのライブステージに立つ。「声を掛けられて本当にうれしかった。市がやっと自分を見付けてくれた、キターって感じ」と満面の笑み。企画担当者が『ドラゴン』ネタを探していた時、名前がその目に留まった。「親に感謝。昔は古めかしくて嫌いだったけれど今は好き」。ライブ出演はもちろん二つ返事でOK。自身だけでなく「仲間とステージに立ちたい」と提案、その了承も得た。当日は音楽仲間と共に、小原にドラゴン旋風を巻き起こす。

 ○…相模原で生まれ育つ。音楽を始めたのは大学生だった20歳の頃。先輩に「一緒にレゲエDJやらないか」と誘われたのがきっかけだった。音楽は好きだったが、自らが演者になろうとは考えていなかった。結局、その先輩とは組まなかったが、一人でクラブで歌うようになり、その魅力にはまっていく。「社会問題や差別、歌詞に強いメッセージ性があるのがレゲエ」と説く。「自分の歌で『救われた』と言ってもらうこともあって、続ける原動力になってる。救われているのはこちらなんですけどね」

 ○…15年ほど前から始めた盆栽は趣味の範囲を超え、庭には50を超える鉢が並ぶ。「花鳥風月っていうのかな、癒されるよね。奥さんの目が怖いけど」と笑う。次第に植物や自然への興味も湧き「近い将来、果樹農家になりたい」と、その道を摸索中。「農業も社会問題。日本の食を支えるのも重要だと思った。農家でレゲエ、良いよね」

 ○…昼は会社勤め、夜は楽曲づくり、週末にはライブと多忙な毎日。「音楽を通じた出会いが今の自分を支えている。早く音楽で飯が食えるようになって音楽家兼農家としてメッセージを発信していきたい」。生き生きとした表情で語った。

「煌めく湖畔」撮影/柵山誓良さん

相模原の美しい景観をフォトブックに 大学生らが撮影、市HPで公開中

 相模原市は学生と協力し制作した「景観フォトブック」を2月27日に市ホームページで公開した。相模原市内の美しい景観を若年層に知ってもらうための取組の一つで、市制施行70周年を記念して実施した「さがまち探訪」の成果として発表したもの。

 フォトブックには昨年11月30日に大学と専門学校の学生21人が、相模原麻溝公園や相模原公園、当麻山無量光寺、城山湖などを1日かけて探訪し、思い思いに撮影した写真が収められている。参加者からは「相模原の良さを再認識した」「今まで気づかなかった風景の魅力に気づけた」などの感想が寄せられた。

 市の担当者は「このフォトブックをホームページで公開するだけでなく、景観に関する普及啓発事業にも活用し、幅広い年代の人に市内景観の魅力を伝えていきたい」と話している。詳細は「相模原市 景観フォトブック」で検索を。

受講者募集 認知症を知る あじさい会館で27日

 認定NPO法人相模原ボランティア協会が3月27日(木)に富士見のあじさい会館で「認知症」をテーマにした講座を開く。市内在住・在勤・在学者が対象で受講料は無料。定員は先着80人で要事前申込。

 当日は相模原市チームオレンジサポートセンターのコーディネーターで介護福祉士・介護支援専門員の糠信千代子さんが症状の出方、進行状況などについて講話し、認知症当事者も登壇する。

読プレ 「推し」を教えて

区のグルメ、スポット抽選でドロップ進呈

 タウンニュースは4月1日(火)、相模原市の区制施行15周年を記念した特別号を発行します。そこで読者の皆様から、お住まいの区にある【1】おすすめグルメと【2】スポットを募集いたします。いただいた回答は特別号の中で紹介をさせていただく場合がございます。また、応募いただいた方の中から抽選で5名様にサクマドロップス藤野ゆず味=画像=をプレゼントいたします(公益社団法人相模原市観光協会提供)。発表は発送をもって。個人情報はこの企画の目的にのみ使用いたします。締め切りは3月12日(水)。

装着イメージ

相模原市 窓口に軟骨伝導イヤホン 高齢者らとの会話スムーズに

 相模原市は職員と高齢者や難聴者との会話を助ける「軟骨伝導イヤホン」を3月3日から一部窓口に試験的に導入した。耳の軟骨の振動で明瞭な音声を届ける新しい仕組みで、大声を必要とせず、周囲に個人情報が伝わる心配がない。

プライバシー保護にも

 導入されるイヤホンは、耳の入り口近くの軟骨を振動させて音を伝える「軟骨伝導」の仕組みを使ったもの。通常の音の聞こえ方の「気導」、骨の振動で音を伝える「骨伝導」に続く第3の聴覚経路とされ、ヘッドホンや補聴器などにも活用されている。

 イヤホンは耳の入り口付近に軽く当てるだけで音を聞き取ることができるという。小さな声でも聞き取れるようになることから、大声での会話が必要なくなり、個人情報が周囲に漏れることも回避できる。さらにイヤホン部分が球体で穴や凹凸がないため、アルコール除菌などで清潔に保つことができるという。

 試験導入されるのは2台。中央高齢・障害者相談課(ウェルネスさがみはら1階)に1台が常設され、もう1台は庁内貸し出し用として備える。高齢・障害者支援課によると今後、導入の効果や有効性を確認していく方針だという。

誰でも遊べる移動遊園地 テーマはインクルーシブ

 障害の有無や年齢、体格などにかかわらず使える「インクルーシブ遊具」を楽しめる催しが3月16日(日)に県立相模原公園(南区下溝)で開かれる。午前10時から午後4時まで。「ともいきゆうえんちであそぼう!」と銘打ち芝生広場でインクルーシブ遊具を楽しめるほか、菓子や雑貨など市内の障害福祉サービス事業所で作られた手作り品の販売なども予定されている。

 共生社会の認知度の広まりと共に近年、全国的にインクルーシブ遊具の導入が進んでいる。「ともに生きる社会かながわ」の実現を目指している神奈川県でも3つの県立公園に常設され、相模原公園でも来年度末をめざして整備が進められている。(問)県共生推進本部室【電話】045・210・4961(当日は070・7158・2029)。

さまざまなイベントに出店する同グループ(写真は昨年の様子)

アップサイクルで支援 3月8日 鳥居原ふれあいの館

 福祉と環境を考えるボランティアグループ青い鳥(前川好子代表)は、「東日本大震災3・11メモリアルイベント」と題して3月8日(土)、午前9時から午後4時まで鳥居原ふれあいの館(鳥屋)で販売会を開催する。

 同グループは、使わなくなった衣類や手芸用品などを提供してもらい、バッグやポーチ、洋服などにアップサイクルして販売。定期的にイベントに出店して、収益を社会福祉や災害復興のために寄付し続けている。

 同グループは、震災直後から継続的に寄付を続けており、今回のイベントでの収益も東日本大震災復興支援に寄付する。前川代表は「あの日を忘れないという思いだったが、大船渡の山火事で再び支援をしなくちゃという思い。多くの方に来ていただけたら」と話す。イベントの問い合わせは前川代表【電話】042・784・9113。

告知パンフレットの表紙

本陣にドラゴン現る?! 3月16日 小原でアートフェス

 江戸時代、甲州街道の宿場町として栄えた小原地区で3月16日(日)、龍をテーマにしたイベント「突然ドラゴン出現!小原宿本陣アートフェス」が行われる。午前10時から午後3時まで。小雨決行。入場無料。

 相模湖エリアにはヘビ や龍にまつわる伝説が多く存在する。「ヘビは千年経つと龍になると言います。相模湖にすむヘビがもし龍になって現れたら…という想像のもと企画しました。龍をテーマに小原の魅力を発信できたら」と担当者は話す。

 小原宿本陣には、地域の人たちが描いた「小原龍絵画」が展示され、子どもたちが事前に手作りしたドラゴンチェアーを設置。「ドラゴン演芸場」と題し、その椅子に座りながら落語や紙芝居、絵本、パントマイムなどを鑑賞できる。津久井産材を使った雑貨のワークショップも実施予定。

 小原の郷では「ドラゴンLIVE!」を開催。相模原出身のミュージシャン・DRAGON CHOPさん=人物風土記で紹介=や、RHIME手裏剣さんらが特設ステージでパフォーマンスを披露する。会場では「小原の里の昔まつり」も同時に開かれ、キッチンカーや雑貨店などのブースが並ぶ。

 詳細、問い合わせはアートラボはしもと【電話】042・703・4654(午前9時から午後5時、水曜休み)、イベントの関連動画は下記二次元コードから見ることができる。

賞状を持つ松山さん

「誰でも楽しんで」 8日 さがみはら能

 「第26回さがみはら能」が3月8日(土)、相模女子大学グリーンホールで開催される。昨年「市民文化表彰」を受賞した能楽師、松山隆雄氏が出演。

 「高砂」や「羽衣」、「能舞」などが鑑賞できる。誰でも参加できるすり足体験も(白たび持参)。松山氏は「市民や子どもたちに能や狂言を身近に感じてほしい」と話す。

 午後1時開場、1時30分開演。チケットは3千円、当日4千円。小中学生は500円。購入はチケットMove【電話】042・742・9999。

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告知パンフレットの表紙

本陣にドラゴン現る?! 3月16日 小原でアートフェス

 江戸時代、甲州街道の宿場町として栄えた緑区の小原地区で3月16日(日)、龍をテーマにしたイベント「突然ドラゴン出現!小原宿本陣アートフェス」が行われる。午前10時〜午後3時。小雨決行。入場無料。

 相模湖エリアにはヘビ や龍にまつわる伝説が多く存在する。「ヘビは千年経つと龍になると言います。相模湖にすむヘビがもし龍になって現れたら…という想像のもと企画しました。龍をテーマに小原の魅力を発信できたら」と担当者は話す。

 小原宿本陣には、地域の人たちが描いた「小原龍絵画」が展示され、子どもたちが事前に手作りしたドラゴンチェアーを設置。「ドラゴン演芸場」と題し、その椅子に座りながら落語や紙芝居、絵本、パントマイムなどを楽しめる。津久井産材を使った雑貨のワークショップも実施予定。

 小原の郷では「ドラゴンLIVE!」を開催。相模原出身のミュージシャン・DRAGON CHOPさん=人物風土記で紹介=や、RHIME手裏剣さんらが特設ステージでパフォーマンスを披露する。会場では「小原の里の昔まつり」も同時に開かれ、キッチンカーや雑貨店などのブースが並ぶ。

 詳細、問い合わせはアートラボはしもと【電話】042・703・4654(午前9時から午後5時、水曜休み)、イベントの関連動画は下記二次元コードから見ることができる。

講演する正谷さんと参加者

災害時「公助に限界」 正谷さんが講演

 市内在住の防災士で法政大学兼任講師の正谷絵美さんが2月17日、相模原市立市民健康文化センター(けんぶん/南区麻溝台)で「けんぶん文化講座【7】命と街を守る防災講座」に登壇した。

 正谷さんは被災地支援を続ける中での気づきなどを90分にわたり披露。「公的支援(公助)には限界があり、自助・共助が重要である」とし、大規模災害時には消防、警察、自衛隊などの公的機関だけでは対応しきれない現状を伝え、「阪神・淡路大震災では実際に救助された人の8割近くは家族や近所の人に助けられている」などと説明した。

 16人が参加し、実体験に基づく迫力のある解説に聞き入っていた。

市内の災害時協力井戸(写真は株式会社ウイッツコミュニティ所有の井戸)

相模原市 災害用井戸設置を検討 能登半島地震での断水踏まえ

 相模原市は能登半島地震での長期の断水被害を踏まえ、災害用井戸の設置や自治会の井戸設置を補助するモデル事業の検討を行っている。2月10日に発表した2025年度当初予算案の中で、新規事業として2948万円を計上した。

 昨年1月に発生した能登半島地震では断水が長期化。石川県などで最大13万6千戸超が断水し、風呂やトイレなどに使う生活用水の確保が課題となった。非常時の代替水源として現在、地下水が注目されている。

全国で32%

 政府が昨年11月から12月に行った全国調査では、回答があった1490自治体のうち災害用井戸を有するのはおよそ32%の473自治体にとどまった。政府はガイドラインの作成を進めるなど災害用井戸の設置を推進しようとしている。

 相模原市はこれまで、市民や事業者が所有している井戸のうち災害時に地域住民が利用できる井戸を「災害時協力井戸」として登録する取り組みを行ってきた。現在市内にある災害時協力井戸の水量調査などを踏まえ、適切な避難所に災害用井戸を設置したい考え。

 また、自治会からも「備えておきたい」という声が上がっており、市は自治会館への井戸設置に補助を出すモデル事業の実施もめざしている。モデル事業はニーズの把握や妥当な補助率の検討を目標とする。市の担当者は「災害時だけでなく平常時の地域活動や訓練などにも活用してもらい、地域の活性化にもつなげられたらいい」と話している。

桜の下で自由にアート 3月30日 市役所前広場

 「さがみはらSakura路上アート・アート市」が3月30日(日)に相模原市役所前広場で開催される。午前10時から午後2時まで。主催は同イベント実行委員会。

 相模原発の新たなアートイベントで、桜の木の下で障害のある人やアーティスト、参加者が一緒になり自由に色彩や描写などの表現を楽しむことができる。会場では似顔絵や小さな絵画などの作品が販売される「アート市」も開催予定。

 昨年開催時には、参加者が大きく広げられた紙やふすまで作られた大きな白い壁に向かって思い思いのアートを表現し、大盛況だった。

 参加は無料。問い合わせは「フェースofワンダー」金子さん【携帯電話】090・7902・1193。

第9節EL埼玉戦での選手たち=ノジマステラ神奈川相模原提供

ノジマステラ 「不屈の精神」で巻き返しへ 16日 ホーム後半戦開幕

 女子プロサッカーWEリーグ2024-25の後半戦が3月から開幕する。新戸に練習拠点を置くノジマステラ神奈川相模原はリーグ前半戦を終えて現在11位。チームスローガン「捲土挑来」を掲げ、後半戦の巻き返しを図る。3月16日に行われるホーム開幕戦を前に、川島はるなキャプテンにリーグ前半戦の振り返りや後半戦への意気込みについて話を聞いた。

――前半戦を振り返って

 昨シーズンは苦しい1年(*1)でしたが、なかなか勝てない中で、自分たちの強みや勝ち方について、監督、クラブ、選手が一丸となって考え、気持ちを新たにして今シーズンに挑みました。カップ戦(*2)が先に始まり、最初の3試合で3連勝できたことで、まずは自分たちに自信がつきました。どういう取り組みをすれば、どこに力を入れるのか、矢印の向く方向が皆で一緒なら強くなると手応えを感じた前半戦でした。

――昨シーズンとの変化

 プレイの面では「スプリント力(爆発力)」の強化。攻撃時の駆け上がり、ゴール前に入るスピード、(守備に)戻る切り替え、最後の最後に足を伸ばすとか。その切り替えは一貫して意識し続けている部分です。あとはコミュニケーションがよく取れるようになってきたと思います。以前は意見を言う人が決まっていたけど、ミーティングでなかなか意見が言えない選手も一歩踏み出してとか、話を聞こうとか皆が意識していくうちに段々と変わってきましたね。

――変化の手応えを感じた試合は

 第7節の浦和戦(*3)。攻撃力のある相手だったので守備の形をいつもと変え、パスの質や切り替えの部分もとにかく全員で意見交換をしました。全員で戦ったと実感できた、チームとして成長が見えた試合のひとつです。

――後半戦に向けて

 リーグ戦では結果として厳しい状況ですが、やってきていることが積み上がっているという自信はあります。後半戦は勝つことへのこだわりを全員で見せていけるよう頑張ります。ぜひ応援をよろしくお願いします。

(*1)2023-24シーズンの戦績は3勝4分15敗でリーグ最下位だった。(*2)チーム強化などを目的にリーグ戦とは別にカップ戦を行う。(*3)三菱重工浦和レッズレディース戦。先制するが後半に追いつかれ惜しくも引き分けとなった。

写真家時田さん 「危機意識を高めて」 「まさかはない」と警笛

 東日本大震災からもうすぐ14年が経つ。この間、震度7クラスの地震は昨年元日に能登半島、2018年には北海道胆振地方、16年には熊本で発生し、甚大な被害をもたらした。写真家、時田まさよしさんは被災地の惨状と復興への記録を撮り続けてきた中で改めて今、人々に何を伝えたいのか--。

 時田さんが撮影してきた写真には「がれきで埋め尽くされた市街地」「変わり果てた街に落胆する人々」「倒壊して壊れたビルや家」など想像を絶するほどの被災地の姿が収められている。

 時田さんがいつも訴えているキーワードが『まさかはない』。被災地の写真を撮り続ける中、今でも強く感じているのは「日本は災害大国でありながら、危機意識が低い」ことだという。

 取材を通じて被災者から聞こえてくる声の多くは『まさか自分が住んでいる所でこんな災害が起こるとは思わなかった』。「災害に対する危機意識を高めることが重要」と指摘する。

 時田さんはこれまで、東日本大震災や糸魚川の大火などの被災地をテーマとした報道写真集を出版。「被災地の現場がもっと報道され、それが一般市民の人たちの目に触れることが重要。それを教訓として生かさなければいけない」と地元・相模原市内を中心に写真展を開催してきた。

 国会や地方議会では今、新年度予算を審議しており、防災のデジタル化やトイレ整備など新たな視点が盛り込まれた施策が発表されている。

 それでも時田さんは警笛を鳴らす。「大きな災害になったら公助の手は回らなくなる。地元自治会のバックアップ体制が重要であり、個人での対応が必要となる」

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ミウィで文化財展 3月13日から

 市内の文化財研究団体が日頃の活動や研究成果を発表する「相模原市文化財展」がミウィ橋本5階で開催される。入場無料。市教育委員会主催。

 「伝えていきたい 相模原の自然と文化」をテーマに、市内の歴史や文化、自然環境に関するポスター展示と口頭発表会が行われる。展示は3月13日(木)から16日(日)まで、午前10時〜午後11時(最終日のみ3時40分)。口頭発表会は16日(日)1時〜3時40分。

リボンに自分の考えを書く宮上小6年1組の児童たち。中にはピンクの服を着て登校してきた児童も

ピンクリボンに思い込め 「いじめ絶対許さない」

 旭中学校区の小中学校で2月26日、ピンク色のものを身に着けて「いじめ反対」の意思を示す「ピンクシャツデー」に合わせた「ピンクのリボン運動」が行われた。参加したのは旭中、旭小、宮上小、橋本小の児童生徒たち。自分の思いを記したピンクのリボンを1日身に着けることで決意を示し、いじめを許さない気持ちを共有した。

 「ピンクシャツデー」は2007年にカナダで生まれた運動。現在は世界的なキャンペーンになっており、日本では毎年2月の最終水曜日と定められている。この運動にならい、「いじめを絶対に許さない気持ち」を広めようと旭中の生徒会が中心となって計画したのが「ピンクのリボン運動」。当日は各校で同生徒会が作成した啓発動画が放映され、「『ありがとう』『大丈夫だよ』などの『ふわふわ言葉』を言おう」「言葉遣いに気を付けよう」「相手の個性を受け入れ考えを尊重しよう」といったメッセージが伝えられた。

 運動に参加した宮上小6年1組の児童たちは「ふわふわ言葉をいっぱい使って仲を深めて良いクラスにしたい」「一人ひとりの気持ちを尊重して、みんなでいい言葉をかけ合うことが大事だと思う」などと話した。

ギオンスに出店 富士見小6年1組

 地元サッカークラブ・SC相模原の観客動員数を増やすというテーマで学習に取り組んでいる富士見小学校6年1組の児童が2月22日、試合会場の相模原ギオンスタジアムにブースを出店した=写真。

 児童約15人が参加し、独自にスポンサーを集めて作ったクッキーやノートなどのオリジナル商品の販売や「写真コンテスト」などを実施。クラブのスポンサーである(株)オハラとのコラボイベント「かくれガミティをさがせ!」も開催した。ルーペ付きの定規50個が完売するなど、訪れたサポーターからも人気を集めていた。

会場となる市民健康文化センター。通称けんぶん

募集開始 相模原の歴史講座

24日けんぶん講師は山田さん

 相模原の歴史について学ぶ講座が3月24日(月)、市立市民健康文化センター(南区麻溝台)で行われる。午前10時から。参加費500円。

 講師を務めるのは、南区御園在住で郷土史に詳しい山田真也さん。地元の「歩み」を研究する団体に所属しながら、公民館などでユニークな講座を開講している。

 今回の講座は「ドローン?が見ていた80年前の相模原!!」。終戦直後に米軍の撮影隊が旧陸軍施設を中心に相模原全域を詳細に撮影した航空写真をベースに、当時の相模原の様子から今日に至るまでの変遷や歴史を考察する。

 定員50人。きょう6日(木)から募集開始。申し込みは同施設【電話】042・747・3776。

市教委職員ら 「いじめNO」 ピンクのバッジで意思表示

 ピンク色のものを身に着けて「いじめ反対」の意思を示す「さがみはらピンクシャツウィーク」(2月24日〜28日)に合わせ、市教育委員会の職員やスクールカウンセラーら約230人がオリジナルのピンバッジを着用した=写真。

 ピンバッジは相談指導教室「いずみ」に通う児童ら7人が情報活用能力育成の授業の一環として、デザインツールCanvaを活用しデザインを考案。その中から採用された小学5年生の児童が考えたデザインを職員が3Dデータ化し、3Dプリンタで制作した。縦4・7cm×横5・5cmでピンク色のシャツに「PINK SHIRT DAY」という文字が刻み込まれている。

鹿沼公園内に6つのゾーンが設けられ、複合施設ゾーンに駅前に点在している6つの公共施設を集約する

淵野辺駅南口まちづくり 基本計画案公表 パブコメ 公共施設 鹿沼公園に集約

 相模原市は2月20日、淵野辺駅南口周辺に点在し老朽化が進む公共施設の集約・複合化と同時に鹿沼公園のリニューアルを中心とした「淵野辺駅南口周辺のまちづくりプラン」を公開しパブリックコメントを開始した。

 図書館をはじめとする公共施設は1975(昭和50)年前後に建設されているため、老朽化が進んでいる。こうした課題に対して、2008年に地元住民らがまちづくりに関する提言をまとめた。これを受け市側は17年に基本計画案を公表しパブリックコメントを実施。しかし見直しを求める意見が数多く寄せられたため、19年に検討会が立ち上げられ、23年までの間に25回にわたり検討を進めてきた。今回の基本計画案には、この時に上がった「地元からの声」も反映されているという。

 同プランでは南口エリアに点在している図書館・視聴覚ライブラリーや大野北公民館、大野北まちづくりセンター、青少年学習センター、あさひ児童館、さがみはら国際交流ラウンジの6つの公共施設について、鹿沼公園内の駐車場となっている部分を中心としたエリアに集約。図書館機能を中心とした複合施設として再整備される。

軟式野球場は廃止

 園内南側に位置する池と緑のゾーンでは、現在の水生植物池を廃止し、来園者が散策可能な樹林地が整備される。健康遊具などを設置する多世代向け健康スポーツ施設が新設され、児童交通公園や白鳥池、築山、テニスコートは存続する一方、軟式野球場は廃止され、外野部分の芝生を生かした広場が整備される。

 複合施設の供用開始は29年度を予定。市は26年度以降に公共施設の移設跡地などに関する「(仮称)駅前市有地活用等基本計画」策定に着手する見通し。自転車駐車場の再整備を含む公共施設跡地の有効活用などの取り組みを中心に定める。

 パブコメは3月21日まで。基本計画案は市HPのほか、まちづくりセンター、図書館、公民館などで閲覧できる。問い合わせは市政策課【電話】042・769・8203。

相模原市 下水管「異常なし」 八潮市の事故受け、緊急点検

 相模原市は2月27日、埼玉県八潮市で発生した道路陥没の事故を受けて実施した下水道管の緊急点検の結果について「異常なし」と発表した。

 対象となったのは▽過年度の点検・調査結果に基づく要経過観察箇所9箇所の再点検▽管径2m以上の下水道管、延長約75キロメートルの点検--の2項目。2月4日から14日にかけて、目視によって地上部の段差やたわみ等を点検したほか、汚水管等の約7キロメートルについては目視による地上部の点検に加え、マンホール内から管の異常の有無を確認し、「異常なし」と判断した。

 また道路施設の点検も実施した。緊急輸送道路や病院等へ接続する重要な路線で路面下空洞調査の要経過観察箇所としている45カ所について、目視で路面の状況を確認した結果、「異常なし」と判断した。

中央小4年生 絵本作り「協力に感謝」 関係者に活動報告

 市制70周年にちなんだ絵本作りに協力した人たちにお礼を伝えようと、中央小学校の4年生が2月26日、「感謝の会」を開いた=写真。

 児童たちが作成した絵本「はるかとはるとのさがみはらだいぼうけん」は、相模川ふれあい科学館や相模湖など市内のさまざまな場所を巡る物語。市内在住の絵本作家・とどろきちづこさん、市印刷広告協同組合(日相出版)らの協力で昨年11月に完成した。感謝の会にはとどろきさんらのほか、絵本に登場する市のマスコットキャラクター「さがみん」も参加した。

 児童たちは学習成果や作成した絵本についてスライドや劇、ゲームなどを通して発表。保護者や関係者に自分たちの成長を伝えた。同組合の荒井慶太副代表理事は「デジタルとアナログを融合し、ここまでの表現力でプロジェクトを進めていくというのは、他の学校ではあまりないのでは」と感激した様子。とどろきさんは「絵本を作って終わりではなく、こうしてまとめられていてすごいなと思った」と話していた。

 司会を担当した児童のひとり、平泉智子さんは「普段できないことをみんなで楽しくできた」と話し、「慣れていない私たちに明るくラフに教えてくれた」と関わった人々に感謝した。

女性の不安・困りごとは 神奈川県の相談窓口へ

 神奈川県では、不安や困りごとに悩む女性を対象に、LINEや電話、メールで相談できる窓口を設置している。

 『かながわ女性の不安・困りごと相談室』では、「生活が苦しい」、「どこにも居場所がない」など不安や生活上の課題を抱える県内女性を対象に相談を受け付けている。

 パートナーから「暴言を吐かれる」「生活費を渡してもらえない」「交友関係を監視される」など、様々な暴力に関する相談は『かながわDV相談LINE』へ。匿名でも相談可能。どんな小さな困りごとでも一人で悩まずに相談を。

ソプラノ リサイタル 3月8日 タウンニュースホール

 ソプラノ歌手・吉田美紀さん=写真=が3月8日(土)、タウンニュースホール(小田急線東海大学前駅南口徒歩1分)でリサイタルを行う。

 吉田さんは、昭和音楽大学声楽科卒業。イタリア国立F.ヴェネッツェ音楽院声楽科で最高学位ラウレアを取得し、最高点で修了。イタリア留学中は諸外国の交響楽団と共演、様々なコンサートにも出演し研鑽を積んだ。帰国後はソロ活動のほか、アンサンブル楓のメンバーとしても活動。また、コンサートの企画・運営、後進の指導にもあたる。藤原歌劇団準団員。

 当日の予定曲目は「砂山」(中山晋平)、「からたちの花」(山田耕筰)、「優雅な月よ」(V.ベッリーニ)、「オペラ《魔笛》より 夜の女王のアリア」(W.A.モーツアルト)他。ピアノは更田充恵さん。

 午後2時開演(1時30分開場)、3時30分終演予定。入場料2000円(予約制・自由席・未就学児入場不可)。予約は同公演事務局の秦野市文化会館【電話】0463・81・1211へ。

『会いたい』から35年澤田知可子さん 人生のヒント

 オリコンシングルチャートで100位以内87週ランクインなど、1990年代を代表する名曲『会いたい』で知られる歌手の澤田知可子さん(61)。現在も精力的に活動する澤田さんのパワーの源は、生涯現役という目標と、人生を楽しむ前向きな考え方にある。澤田さんに、日々の暮らしの中で大切にしていることを聞いた。

 ―『会いたい』が昨年、日本作曲家協会音楽祭でロングヒット賞を受賞しました。

 「35年目の楽曲が改めて評価されたことは、大事に歌い続けたご褒美のよう。私には『生涯現役』という目標があるので、これからもステージに立ち続ける勇気ももらいました」

 ―今も活発に活動されていますが、日々大切にしていることは。

 「シンプルに夫婦仲よく(※夫はピアニストの小野澤篤さん)。プロ同士の小さな衝突はあっても向いている方向は一緒なので、歩み寄る力やその時々の距離感が大事だと思っています」

 ―これまで挫折などはありましたか。

 「長く歌っていると表現に迷いも出てきますが、中越地震の復興コンサート(2004年)で『会いたい』を歌った時、傷ついている人たちを癒していると実感しました。挫折というより気づきによって私自身が復興できました。今でもその場所でコンサートを行い、花火大会では私の楽曲を使ってもらっています。自分がやるべきことを丁寧に積み重ねることの大切さを学びました」

 ―人生100年と言われる時代、大切にしたい考えなどは。

 「人生は飽きたらつまらない。途中でリセットできないんだから楽しまないと。私は夫や友人とコミュニケーションをとりながら笑ってゴールまで向かいたいと思っています。悔いのないよう過ごせたら素敵ですよね」

熱戦を繰り広げる選手たち(C)JRLO

ラグビー相模原DB 「聖地」で敗北 11位に転落

 ラグビーリーグワン1部の三菱重工相模原ダイナボアーズは3月1日、秩父宮ラグビー場(東京)で行われたリコーブラックラムズ東京(BR東京)戦に7対22で敗れた。来場者数は6031人。

 この日の試合は今季注目のTJ・ペレナラ選手とカート=リー・アレンゼ選手を擁する両チームが激突する注目の一戦となった。ダイナボアーズは前半、BR東京の猛攻を防げず0対22で折り返した。後半は1トライ1ゴールの7点にとどまった。ダイナボアーズの今シーズンの戦績はこれで3勝7敗。12チーム中現在11位。

 岩村昂太キャプテンは試合後、「うまくいっていない試合が3戦続いている。残り8試合はエクスキューション(遂行)に重きを置いてやっていきたい」と話した。

 次戦は3月16日(日)の東京サントリーサンゴリアス戦。たけびしスタジアム京都(京都府)で開催される。午後2時30分キックオフ。

シュートを放つFW加藤拓己選手(右から2番目)

SC相模原 ホームで「悔しい敗北」 鹿児島に0─2

 相模原市をホームタウンとするサッカーJ3・SC相模原は3月1日、相模原ギオンスタジアムで鹿児島ユナイテッドFCと対戦し、0─2で敗れた。入場者数は1829人。

チャンス生かせず

 前半は強い向かい風の中でも試合を優位に進めたが、チャンスを生かすことができず0─0で折り返した。追い風となった後半、開始早々にゴール前の混戦から失点。1点を追う展開の中、60分にもミスから失点を重ねてしまう。終盤は相手ゴールに迫る場面も多く作ったが、決定的な場面で決めきることができず無得点で試合を終えた。成績は1勝0分2敗で、3月2日試合終了時点の順位は16位。

 試合終了後、シュタルフ悠紀リヒャルト監督は「ホームで非常に悔しい敗北」と総括した。一方で「前節までよりも試合の主導権を握れていた。去年までJ2にいたチームに対して、相手の時間を作らず、こちらの方がやりたいことはできていた。前進できている手ごたえはある」とし、「この悔しさをエナジーに変えていきたい。今年は優勝しかないので、次はアウェイで勝ち点3を取って帰ってくる」と意気込んだ。

 次節はアウェイの八戸戦。次のホーム戦は3月15日(土)、相模原ギオンスタジアムに奈良クラブを迎える。

出土地:中野大沢遺跡時代:弥生時代

今月はこの逸品!考古市宝展 中野大沢出土の弥生土器(期間 3/1〜3/30)

このコーナーでは、旧石器ハテナ館で行われる展示を不定期に紹介します。

3月は旧暦の和風月名(わふうげつめい)の「弥生」。いよいよ草木が生い茂り、春を迎えようとする季節です。そこで今月は中野大沢遺跡から出土した弥生土器を展示します。とはいえ、弥生土器の「弥生」は東京都の弥生町遺跡で最初に発見されたことにちなみます。相模原市内には弥生時代の遺跡が極端に少ない中、この壺は稲作農耕時代を迎えようとする初期の弥生土器の逸品です。(学芸員:中川真人さん)

考古市宝展って?

相模原市では発掘調査が行われ、考古資料も数多く出土しています。

その中から「これぞ!」という至宝の逸品を展示する企画です。