町田版【3月6日(木)号】

町田市 26年度からプラ全域収集 計画見直し 市外施設活用

 町田市は2026年度から、市内全域で容器包装プラスチックの収集を開始する。これまでJR横浜線より南側の地域で実施されてきたが、市はこれにより環境負荷の軽減と資源循環の促進を図っていきたい考えだ。

 容器包装プラスチックとは、中身を取り出したり使い切った後に不要となるプラスチック製の容器や包装をさす。市は当初、25年に新たなごみ処理施設を建設し、市内全域のプラスチック収集実施を検討していたが、計画の延長により新施設の稼働も28年に。市はこのため、「施設の完成を待たずに、可能な限り早く収集を拡大できないか」と検討を進め、市外のリサイクル施設を活用する形で、26年度からの全域収集を決定した。

 これにより、燃えるごみなどとして取り扱っていたプラごみをリサイクルし資源として活用する量が大幅に増加することになるという。「資源として活用されているプラごみは現状多いとは言えない。この施策を機に、ごみの削減とリサイクル率を向上させていきたい」と市の担当者。市ではプラごみの年間回収量を4千トンに増やすことを目標としており、これにより年間約1万1千トンのCO2排出削減を目指している。

 市内全域での収集がスタートするのに伴い、市は、今年9月から自治会や町内会を通じた説明会を開いていく。広報誌やSNSを活用した段階的な周知活動も強化する予定だ。

 また、間違った分別による異物混入を避けるため、市内大学と連携し、若い世代にも分かりやすい情報発信を実施する予定で、ユーチューブのショート動画などを活用した啓発コンテンツを発信していくという。

 市担当者は「これまで回収してこなかった地域の皆さんにも知っていただけるよう取り組んでいきたい」と話している。

サイクリストが集まる尾根幹線道路

町田に「自転車」浸透なるか レガシーロード 国指定に

 町田市を含む多摩地域の8市が4月以降、一体となりサイクルツーリズムを進めていく。東京五輪の自転車競技(ロード)のコースを基にする「東京多摩2020レガシーロード」が国土交通省の自転車推進事業におけるモデルルートに指定されたことを受けたことによるもので、自転車を通じた地域間の交流や観光地域づくりが始まる。

 調布市から、町田と相模原両市の境までの全長約38キロに及ぶレガシーロード。昨年、全国有数のサイクリングコースが並ぶ国交省が進めるサイクルツーリズムの推進モデルルート(「GOOD CYCLE JAPAN」)に指定され、関わる8市(町田・八王子・三鷹・府中・調布・小金井・多摩・稲城)は合同記者会見を開催。一体となって、自転車を通じた地域間の交流や観光地域づくりを行っていくことなどを発表した。

 取り組みの事務局を務める稲城市の担当者は「会議を今月開催し、本格的に活動をスタートさせる2025年度以降の具体的な取り組みについて考えていく予定。現状は各市、目指すところが異なっている。どのように連携していくのか話していきたい」とする。

 町田市に自転車文化は浸透していくのか――。原町田の自転車ショップ「たかだフレンド」の担当者は町田市内の自転車利用者を増やすためには、細い道が多い現状に対して、「道路の整備が必要と思う」と話す。本格的なロードバイクに乗る市内に住むサイクリストは安全面を考慮して町田街道から多摩、稲城両市などにつながる「南多摩尾根幹線道路」などへ向かうことが多いといい、「普段使い」として自転車を使用する人たちにとっても道幅を広くするなど、整備を進めていくことが自転車活用の浸透につながるのではないかとする。

 一方、街のPRにあたる町田市観光コンベンション協会の亀田文生事務局長は「自転車人気は高く、しかけをつくれば、他市との交流を見込める。取り組みを歓迎したい」と笑顔をみせている。

J1リーグ2年目に挑むFC町田ゼルビアに加入した 真也加 チュイ大夢さん 町田市在住 18歳

「蹴りながらの方が楽しい」

 ○…ユースチームから昇格し「町田っ子」として憧れてきたユニフォームに袖を通すことができた。しかし、うれしさもつかの間、今シーズンに向けたキャンプでは日本代表選手もそろう先輩たちの力に圧倒された。「1対1で相手と向き合うプレーで負けてしまう。自分の足りないところが分かった」。根っからの負けず嫌い。これまで通り、足りない部分を練習で補い、レベルアップにつなげる。

 ○…幼い頃からボールを追い続けてきた。幼稚園の時、思いきり蹴るだけでわくわくした思い出が残る。父親は大学駅伝でケニア人ランナーとして活躍したステファンさん。毎朝走ろうといわれ継続していたが、「ボールを蹴りながら走る方が楽しい」とサッカーの道を選んだ。ゴールを貪欲に目指すスタイルは父親ゆずり。人一倍、動ける運動量はプレーヤーとしての武器になっている。

 ○…木曽西の町田総合高校に通う。「やるべきことをしっかりやってくれる」が先生たちの評。ユースチームの活動などで過ごす時間が少ないなか、学校の友だちとかわす他愛ない会話が何よりも楽しく、貴重な時間と感じている。「なぜかバスケ部の友だちが多い。スポーツの話などをしています」。もうすぐ卒業。この高校を選んでよかったと実感している。

 ○…シーズンが開幕したものの、未だ出番なし。ただ腐ることなく、父からの「1年目はうまくいかないことが多いから」というアドバイスを支えに出場に備える毎日を送る。「母からは『揉まれてこい』と。私が弱いメンタルを克服することを期待してくれています」と苦笑い。目指すは日本代表選手。ゼルビアで結果を出せば近づくことができると信じている。「早くチームに貢献したい」

刈田さん

大好評 第5段 同郷コンサート開催 兵庫県西宮市編

 福島、香川、横浜、岩手に続き今回は兵庫県西宮市出身の歌手2人とピアニストの3人によるコンサートが4月1日(火)、開催される。

 ソプラノは町田イタリア歌劇団のプリマで平井康三郎声楽コンクール第3位受賞の実力派・刈田享子さん、テノールは東京藝術大学及び大学院修了でオペラ、コンサートに活躍中の二期会会員・谷川佳幸さん、ピアニストは多方面で活躍中の凄腕・阿部智子さんが登壇する。3人の共演は今回が初。日本歌曲、カンツォーネ、オペラアリア、重唱、兵庫県に因んだ歌を披露する。「兵庫県にゆかりある方もそうでない方も是非、素晴らしい演奏をご堪能下さい。ご来場お待ちしております」と主催者。

 町田市民フォーラム3階ホールで2時開演(1時30分開場)。3千円。(問)柴田さん【携帯電話】090・1734・8116へ。

実力派として活躍するイリーナさん

クラシック知るコンサート 4月 本町田で実力派ピアニスト 

 日本を拠点に活躍する実力派ピアニストのイリーナ・メジューエワのコンサートが4月12日(土)、本町田の桜美林芸術文化ホールで開かれる。クラシック初心者に向けたトークを交えたもので、午前11時から子ども向け、午後2時より大人を対象にレクチャー付きで行われる。

事前予約制

 共に開場は30分前からで事前予約制、全席自由席。一般千円、学生(6〜25歳)500円。未就学児の入場は不可。障害者1人に付き、付き添い1人無料。子ども向けは大人だけでも観覧可能。それぞれの詳しいプログラムは主催する桜美林芸術文化ホールのHPで。

電話などで

 申し込みは電話または来館して。桜美林芸術文化ホールのHP内の申込みフォームからも可。支払いは当日現金で。問い合わせは同ホール運営事務局【電話】042・739・0071(平日/午前10時から午後4時)。

主催する桜美林大学の3人

親子で福島原発考える 3月8日 相模原の桜美林大で

 福島原発について親子で考えるきっかけになることを目的としたワークショップが3月8日(土)、相模原市の桜美林大学プラネット淵野辺キャンパスで開かれる。福島原発をテーマに探究してきた桜美林大生3人が開くもので、高校生とその保護者が対象。原発についてディスカッションする時間や、3人の福島での活動報告、放射線について知ることができる実験などが予定されている。

 このワークショップ「親子で話そう福島原発のこと」は午後1時から3時。同キャンパス3階で参加無料。申し込みは大学のHPなどから。

 3人のうちの一人、今泉友里さんは「原子力発電の知識、関心が無くても参加いただける内容となっている。大学生と話してみたいというきっかけでも大歓迎。参加いただければ」としている。

学長に就任する田原教授=同大学提供

国士大 新学長に田原氏 初の女性 4月から

 広袴の町田キャンパスなどを有する国士舘大学はこのほど、新学長に田原淳子体育学部教授を選任したことを発表した。佐藤圭一現学長の任期満了(3月31日)に伴うもので、田原新学長の任期は2025年4月1日から28年3月31日までの3年間。1917年の創立以来、女性学長の就任は初めてという。学長就任にあたり、田原教授は「社会のニーズや時代の変化に適応した質の高い教育活動に加え、地球市民としての共通認識を育むための社会連携・国際交流の推進を軸に、次世代を見すえた近年の改革・改善の流れを着実に遂行していく」としている。

 専門は、スポーツ史・スポーツ倫理。2021年にヴィケラス賞(国際オリンピック史家協会)。また、22年度日本スポーツとジェンダー学会功労賞(日本スポーツとジェンダー学会)を受賞している。

経営者と熱心に耳を傾ける学生ら

若手経営者と学生が交流 地元で就職 考える機会に

 町田商工会議所青年部(YEG)主催の交流会「町田JOBカフェ」が先ごろ、市役所(森野)で開催された。市内の若手経営者と学生が「町田で働く」をテーマに交流。就職の魅力を探る催しとなった。

 イベントは2部構成で行われ、若手経営者、学生ら総勢162人が参加。第1部では町田の7つの業界と市役所がプレゼンを実施し、各業界の特徴や求める人材について説明があった。学生らは時折メモを取るなどして、登壇者らの話に熱心に耳を傾けた。

 第2部では交流会が開催され、アルコールを交えたリラックスした雰囲気のなか、経営者が自身のキャリアや仕事のやりがいについて語った。

 学生からは「町田にこんなに魅力的な企業があるとは知らなかった」「地元で働くことのメリットの大きさを感じた」といった感想が寄せられた。

魅力伝える場に

 イベントを企画した商工会議所青年部(YEG)の奥澤高広さんは、「想像を超える熱気にあふれる意見交換の場となり、『町田で働く』にとどまらず『自分らしい生き方』を考えるきっかけを提供できたと思います。町田YEGが主体的に動くことで若者に町田の魅力を伝え、町田で暮らすことが一人ひとりの幸せにつながるような街づくりに貢献できると確信しました」と話した。

今後も

 町田の求人状況は「売り手市場」が続くなか、都心への人材流出が課題となっている。

 町田YEGは今後も地元企業と若者をつなぐ活動を続けていく方針という。

過去の催しの様子(写真提供:UR都市機構)

つながり生む防災企画 3月8・9日 山崎団地などで

URが主催

 地域のつながりが生まれた防災イベントとして注目を集める催しが3月8日(土)・9日(日)、町田山崎団地(山崎町)などで開かれる。団地の管理などにあたるUR都市機構が開催する「DANCHI Caravan in 町田山崎」だ。10年前に当時の若手職員らが団地の「屋外空間」を生かす企画として進めてきたのが始まりという。

 当初から、被災時に役立つ知識を学ぶワークショップや起震車体験、災害時を想定して団地内にテントを張って一泊してみる企画などが盛り込まれ、地元の自治会などと開催を重ねていくうちに商店会や地域の事業者のほか、近隣の大学、高校などからも協力を得るようになっていったという。

若手が担当

 そんなイベントはつながりが広がった事例として注目を集め、今回の催しの広報を担当するURの園田ひとみさんは「初開催以来、当機構内の若手が引継ぎ、このイベントを担当してきた。地域のつながりが広がり、うれしい」と話す。

 そして、今回も「子どもから大人が防災を学びつつ、楽しめる内容となっている。どなたでも参加できる催し。立ち寄ってもらえれば」と呼びかけている。

 イベントは両日共に午前10時から午後4時。その他、詳細はDANCHI Caravan in 町田山崎のHPなどで。

工藤さん

日本最高峰若手テノールが一年ぶりの町田に 第4回「工藤和真と愉快な仲間たち」

 NHK教育テレビ(Eテレ)でも放映され話題となったオペラ「ラ・ボエーム」の主役ロドルフォ役を全国7ヶ所で歌い絶賛を浴びた若手テノールトップランナー・工藤和真さんが3月20日(祝)、優秀な若手歌手達と一年ぶりに町田のステージに戻って来る。

 工藤さんは東京藝術大学及び大学院修了、日伊声楽コンコルソ第1位及び歌曲賞受賞、東京音楽コンクール第2位(最高位)及び聴衆賞を受賞。イタリアで開催されたジュディッタ・パスタ国際声楽コンクール第3位等、破竹の勢いで素晴らしい受賞歴を誇る若手テノールの第一人者だ。

 共演のソプラノ加藤楓さん、メゾソプラノ長島有葵乃さん、バリトン上田駆さんも若くして既にコンクール受賞歴があり、オペラの舞台でも活躍している未来の大器ばかりとなっている。「是非この機会に工藤和真率いる超有望な若手歌手の、今しか聞けない貴重なフレッシュで勢いのある歌声をご堪能下さいませ。町田では二度と開催されないコンサートになります。お聞き逃し無く」と主催者。

 町田市民フォーラム3階ホールで午後2時開演(1時30分開場)。チケット3千円。予約・問い合わせは柴田さん【携帯電話】090・1734・8116へ。

山崎の団地で催し 光に思いはせる

 キャンドルを囲み、それぞれの思いをはせる催しが先ごろ、山崎団地商店会(山崎町)内の広場で開かれた=写真。キャンドル教室を開く「スタジオレプタ」が主催したもので、地域の老若男女が参加。子どもたちがキャンドルナイトの準備にあたる姿がみられ、ギターの弾き語りに皆が集まるなど、会場はにぎわった。

遠方からも

 昨年に続き、2回目の開催となった今回について、レプタの店主、丹裕子さんは「皆さんに思いをはせる場所を提供できればと思い企画した。多くの方に協力してもらって実施できたイベント。遠方からも足を運んでいただけてよかった」と振り返っている。

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「チームに貢献したい」と話す真也加選手

ゼルビア五分に 地元は真也加選手に期待

 J1リーグ2年目を迎えたFC町田ゼルビアが2日、名古屋グランパスと対戦し勝利。対戦成績を2勝2敗の五分に戻した。J2から初昇格し、3位となった昨シーズンのメンバーから控えにまわる選手が出るなど、強力な新戦力を加えた今シーズン。昨季のように開幕後、連勝を重ねることはできなかったものの、善戦を繰り広げている。

 そんななか、地元から期待を寄せられるのが、小山田南小・小山田中学校出身で現在、木曽西の町田総合高校に通うMFの真也加チュイ大夢選手=人物風土記で紹介。ゼルビアのユースチームで攻撃的なMFとして活躍し、今季から念願のトップチームに名を連ねる。

 町田総合高で真也加選手の授業を受け持っているという山中喜春教諭は「しっかりとした生徒。日々、まじめに取り組んでいるからこそ、サッカーでも結果を残すことができているのだと思う」と笑顔。真也加選手の父親で大学駅伝で活躍した真也加ステファンさんは「1年目は思うようにいかないと思うが、がんばってもらいたい」と檄を飛ばし、真也加選手は父に対して、「これまで支えてくれてありがとうと伝えたい。陸上を選ばず申し訳ない気持ちも少しある。試合を見にきてもらいたいと思う」と話している。

文法の太田先生(左)、会話のアーサー先生

年に1度の無料体験 幼児から小中学生対象のレッスン 

文法&会話で英語身につく

 創業35年の英語塾&英会話教室「つくし野英語学院」が3月18日(火)から年に1度の無料体験レッスンを行う。22日(土)までの限定5日間で、内容は英会話のレッスンと入校説明の2本立て。英語塾と英会話スクールの要素を取り入れたカリキュラムで日本人講師による「読む」「書く」中心の授業で単語や文法をしっかり予習した後、アメリカ人講師と英会話をしながら、楽しく発声法や口の動かし方を練習する。対象は幼児から小学生、中学生。少人数制のきめ細かい指導は「分かりやすい」との声を集めている。4月10日(木)からの入会後に用意するのは授業料と筆記用具だけという手軽さも評判。申し込みは電話またはHPから。

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蝶の羽重ね

町田天満宮 宮司 池田泉 宮司の徒然 其の147

優先すべきは

 当社境内には10種類ほどの梅がある。それぞれに一重だったり八重だったり、白やピンク、赤。枝が上に向くもの、垂れ下がるもの。皆個性豊かだ。そして品種として特定できない実生(みしょう)の梅は、花に他の梅の花粉がついてできた実から発芽した梅。つまりミックスだ。これはこれで親株の性格と受粉した梅の性格を併せ持った個性を発揮する。

 いろいろ調べ上げて「蝶の羽重ね」ではないかと特定した一株。均整のとれた中輪の八重咲きで、淡いピンクが似合う。わりと早咲きだから二月中旬を過ぎると、花の蜜をついばむメジロなどがせわしく枝を渡り、花びらがはらはらと舞う。桜吹雪同様に風情とみる向きもあるが、私は花の終わりが近いことを感じて寂しく思う。蝶の羽重ねは実をつけない。これは人間がやってしまった大きなミスだ。花を楽しむだけの目的で作られた品種には、実をつけないものもできる。八重咲きの梅にはその傾向が強い。日本人を大いに盛り上げる桜のソメイヨシノも、小さな実をたくさんつけるが発芽しない。花を咲かせる目的は、実となって発芽して若木を育むこと。これこそ最優先であって、人間に花を楽しんでもらうためではない。わかっているが私も梅を眺めて春遠からじと穏やかな気持ちでいられる自分がいて、紛争状態にある国々の人たちを対比する。こんな心持ちこそ、平和な日本にいるからこそ持てるのであって、いつミサイルが飛んでくるかわからない日常だったら、果たしてどのように対比するのだろう。ウクライナで生まれて3歳になる子どもは、生まれた時から国は戦地。ウクライナだけではない。ロシアでも少年少女に軍事教育が始まっている。かつての日本の不幸な歴史と同じだ。教育課程に殺人と破壊が組み込まれるという恐怖。教育の優先順位で、道徳と戦争が逆転しつつある国。

 梅やバラ、ロウバイや石楠花などは花粉による自然交配でミックスされていくスピードが速いと言われる。若者がわりと気軽に海外へ行く時代になっている。もっと国際交流を進めて、人類もいずれみんなミックスされれば、今ほど争うことはなくなる思うが、そのためには争ってないで地球環境を戻して、地球を長生きさせなくてはと、一般庶民の私ですら思うのだが、ことに偉い方々は優先順位を守れない。