J1リーグ2年目に挑むFC町田ゼルビアに加入した 真也加 チュイ大夢さん 町田市在住 18歳
「蹴りながらの方が楽しい」
○…ユースチームから昇格し「町田っ子」として憧れてきたユニフォームに袖を通すことができた。しかし、うれしさもつかの間、今シーズンに向けたキャンプでは日本代表選手もそろう先輩たちの力に圧倒された。「1対1で相手と向き合うプレーで負けてしまう。自分の足りないところが分かった」。根っからの負けず嫌い。これまで通り、足りない部分を練習で補い、レベルアップにつなげる。
○…幼い頃からボールを追い続けてきた。幼稚園の時、思いきり蹴るだけでわくわくした思い出が残る。父親は大学駅伝でケニア人ランナーとして活躍したステファンさん。毎朝走ろうといわれ継続していたが、「ボールを蹴りながら走る方が楽しい」とサッカーの道を選んだ。ゴールを貪欲に目指すスタイルは父親ゆずり。人一倍、動ける運動量はプレーヤーとしての武器になっている。
○…木曽西の町田総合高校に通う。「やるべきことをしっかりやってくれる」が先生たちの評。ユースチームの活動などで過ごす時間が少ないなか、学校の友だちとかわす他愛ない会話が何よりも楽しく、貴重な時間と感じている。「なぜかバスケ部の友だちが多い。スポーツの話などをしています」。もうすぐ卒業。この高校を選んでよかったと実感している。
○…シーズンが開幕したものの、未だ出番なし。ただ腐ることなく、父からの「1年目はうまくいかないことが多いから」というアドバイスを支えに出場に備える毎日を送る。「母からは『揉まれてこい』と。私が弱いメンタルを克服することを期待してくれています」と苦笑い。目指すは日本代表選手。ゼルビアで結果を出せば近づくことができると信じている。「早くチームに貢献したい」
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>