藤沢版【3月14日(金)号】

パートナーシップ宣誓制度 オンライン申請可能に 10日から 「寄り添う制度」目指す

 LGBTなどの性的少数者や事実婚のカップルを人生のパートナーとして公的に認める市の「パートナーシップ宣誓制度」の申請が10日からオンラインでできるようになった。窓口手続きも選べる仕組みで市では「活用する方々に寄り添う制度にしたい」と話した。

 市では2021年4月から同制度を開始。これまでに67組(今月3日現在)が宣誓した。

 導入のきっかけは市が実施した当事者アンケート。担当の市人権男女共同平和国際課によると、2人で、開庁している平日に手続きが必要で、宣誓書受領証の交付も長い時は2時間待つこともあり、「負担」「やや負担」という声がおよそ6割あったという。

 これを受けて市では、既に運用している電子申請システムを活用しオンライン宣誓を導入。当事者2人の申請が必要だが、パソコンやスマートフォンを使って個々で手続きでき、同受領証等の受け取りも郵送が指定できる。受付は365日可能で、開庁日が前提だったいわゆる「記念日」も閉庁時、届けられる婚姻届け同様、自由に選べることとなる。

 また、電子申請は県内では横浜市が実施しているが、受領証等の受け取りは窓口に行く必要があるとのこと。一度も来庁のせずオンラインのみで完結するのは「調べた限り、藤沢市が初では」と市では話す。

 ただし、再交付申請や返還の届出、自治体間連携による宣誓は来庁が必要となる。

 同課では「今後も市民の皆様の声に寄り添って運用していきたい」と述べた。

市立中でいじめ、重大事態 第三者委調査も1年結論出ず

 市立中学校の女子生徒がいじめに遭い、不登校となり、やむを得ず市外の学校へ転校した――。生徒の保護者から申し立てを受けた市教育委員会はいじめ防止対策推進法に基づく重大事態と判断し、昨年春から第三者委員会で調査しているが、被害生徒を含む学年は今月12日で卒業。事実関係など結論はまだ出ていない。この問題は2月市議会でも取り上げられた。

 先月28日に大矢徹市議が代表質問した。1年半ほど前から、被害生徒の保護者からいじめの相談を受けたという。

 大矢市議によると、生徒は2022年度に入学後、「学校にくんな」「キモいんだよ」「死ね」などと書かれたメモが下駄箱に入れられたり、トイレに閉じ込められたり、体操服を切られたりしたこともあった。不登校になってからも「生きてる?毎日休めて最高じゃん。みんな言ってるよ」といった手紙が自宅のポストに投函された。リストカットする日もあり、生徒は市外へ転校。そこでは休まず登校できた。いじめの状況や自身の気持ち、担任教諭らに相談しても寄り添ってくれなかったことを手紙にしたため、校長に送った。「そして、私の居場所はなくなった」。最後はこう締めくくったという。

 岩本將宏教育長も生徒から手紙を受け取った一人。大矢市議は長期間、いじめがなくならかったことなどを岩本教育長に見解を問うと「現在調査を行っている事案に関しましては、お答えを差し控えさせていただきます」と回答。調査の進捗状況など具体的な話には至らなかった。

 一方で原田建市議は今月7日、岩本教育長らに「いじめ事件に関する緊急申し入れ」と題した書面を提出。被害生徒に対する謝罪と再発防止に向けての中間報告、加害生徒を含む同校全生徒に対し卒業前までに校長の謝罪と処分方針について教育長の説明などを求めたが11日、大矢市議への対応と同様に要請に関する回答は得られなかった。

 市内で現在調査中のいじめ重大事態件数は、同案件を含め6件という。

NPO法人日本卓球療法協会の理事長を務める 長渕晃二さん 多摩市在住 57歳

卓球で楽しくリハビリ

 ○…医療や福祉の現場で近年注目されている「卓球療法」。パーキンソン病や認知症、精神疾患の患者に対するリハビリを卓球で行う。ラリーだけではなく、台の上でボールを転がしたりとやり方はさまざま。ボールを目で追い、頭を動かし、反射神経や手指機能の活性化を図る。「リハビリを楽しくできる」とあふれる魅力を語る。

 ○…鵠沼出身。大和市のつきみ野中学時代は、卓球部に所属した。大学では福祉を専攻。学費を稼ぐためにアルバイトを8つ掛け持ちする中で、実際に福祉の現場にも携わった。障害児保育やインドシナ難民保育などにも取り組んだが、「どれも自分には合わない」と思った。社会福祉協議会の仕事に興味を抱き、進んだ大学院では藤沢市や茅ヶ崎市、大和市などで実習を行った。

 ○…卒業後は東京都の社協や埼玉県のファミリーサポートセンター、デイサービス、福島県や岐阜県の短大などに講師として勤務した。卓球療法を始めて知ったのは、この頃。以降、39年の間福祉事業に関わってきた。「自分ほど多くの分野の福祉現場に携わった人はいないのではないか」と自負する。結婚を機に多摩市に転居し、2014年に相模原市を拠点に日本卓球療法協会を立ち上げた。法人化することで卓球療法士を資格とし、介護の基礎知識を身に付けた上で現場に出る仕組みを整えた。

 ○…「藤沢は世界に誇れる福祉のまち。分野それぞれの療法に特化した施設がたくさんある」。現在は協会の運営と共に、獺郷の障害者支援施設や市内の就労支援施設などで活動する。忙しい日々の中で、妻と出かけることが息抜き。「卓球療法を世界に広めたい」と目標を掲げ、今後も福祉活動を各地で展開していく。

「居合道」範士・浅宮静香(京子)さん(78歳) いきいきシニア「元気の源」は

 「形により心に入り、技によりて心を養う」――。居合道の真髄をそう語るのは、剣を握って40年の浅宮静香(京子)範士(78歳・鵠沼在住)。およそ450年続く伝統を重んじ、自然な動きで魅せる技を継承する。技を覚え、段を重ねても「終わりなき道」と呼ばれる居合道の世界。老若男女に必要な平常心を、体の動きから養う。

終わりなき修行の道

 夕方、片瀬市民センターで紋付きはかま姿で剣をさばく人の影。”フォン”。速やかに正しい姿勢を保ちながら、美しい太刀筋で空を裂く音に思わず聞き入ってしまう。室町時代から続く古武道の居合道を極めるため、鍛錬を重ねる「湘剣会」の会員たちだ。

 その練習を見守るのが浅宮さん。湘剣会の会長にして(一社)正統正流無雙直傳英信流居合道國際連盟の範士(武道における最高位)だ。

 1985年3月に居合道を開始。約70の技がある流派だが、極めた技は「全部」という。

刀のある生活

 40年前、子育てがひと段落ついて何かを始めようとした時、家にあった刀が目に入った。

 「夫の趣味が刀研ぎで、自然と刀が集まっていたので見慣れていた。試しに振ってみたこともあった」。刀のある生活を送る中で、友人に誘われたことを機に居合道を選んだ。流派の第一人者である故・江坂静厳さんに弟子入りし、「静」の字を授かった。各大会で優秀な成績を収め、段を重ねていく日々。「面白かったからね、一生懸命やった」。刀を振るため、家の天井を15cmほど高く改築するなど、居合道を生活の一部に加えてまで稽古に励んだ。

 当時は女性の剣士はほとんどいなかった。「今だって珍しいかもしれないけれど、そういうことは考えず、ただ教わりたい一心だった」。居合道は老若男女問わずできる武道だといい、「誰が何歳からでも始められる。練習しなければ上手くならないのはどれも一緒」と力を込める。

「自分」を斬る

 「抜刀の瞬時に敵を制する」。映画『座頭市』のように逆手で持った剣を振り回すものではないが、瞬間の戦いを想定するという点では「あの世界に近い」と解説する。

 基本は「足至り、体至り、刀至り」。刀を構える際に、足先が敵の方向にまっすぐ向き、体も同じく敵を見据え、素早く抜く。

 だが一口に「敵」といっても、居合道に試合の対戦相手はいない。「自分自身を斬る。同じ背格好の人が目の前にいるという想定で振る」。技術と共に心を養うことを忘れない。

伝統を継承

 「そう、そう」。若い居合道の剣士が投稿した、難度の高い「四方切(悪魔祓い)」という技の動画を頷きながら見入る。「昔は体で覚えるしかなかったけれど、今は動画がある。でも見真似するだけではだめ。教わらないと自己流になってしまう」と目を細める。弟子に伝統を継承するのも役割の一つだ。

 「湘剣会の人たちは教えを忠実に守ってくれて、ほかよりもうまい」

 「うまい」とは何か。正統正流無雙直傳英信流が重視する、合理的かつ自然な体の動きと角度を保ち、しなやかでダイナミックな剣さばきを見せることだ。「先生はうまかった。素晴らしい」と弟子たちは口を揃える。

 湘剣会では初心者に基本を詳しく教える。姿勢や所作などが細かい上に、技も多岐に渡る。頭で覚えることは不可能に近いため、稽古を重ねるほかにない。古来から伝わる、人体の構造と所作の美しさが合わさった合理性は、能や歌舞伎などの伝統芸能にも通じるものだという。

 近年は国際的な普及を目指し、アメリカやカナダ、台湾、ドイツなどでも指導する。女性も増え、学生時代から剣を握る人もいる。「何歳からでも始められることが魅力」。年齢・性別・国籍を超えた美しさがそこにある。

 毎週木・土曜の午後に同センターで稽古を行う。無料体験受付中。詳細はホームページから。

沿道を飾るのぼり旗とゼッケンを手にする小林さん(左)と実行委員会メンバー

湯河原~元住吉 「沿道から声援を」 「100㎞ウォーク」開催迫る

 湯河原町から元住吉(川崎市)までの100Kmの道程を歩く「神奈川100Kmウォーク湯渡し100」が3月15日(土)から16日(日)にかけて行われる。モトスミ・ブレーメン通り商店街を中心とする実行委員会が主催。

 15日午後1時に湯河原の万葉公園をスタートし、小田原、平塚、藤沢、戸塚、六角橋(横浜市神奈川区)を通って、ゴールの元住吉の住吉神社まで一晩かけて歩く。ウォーキングの魅力と人同士の交流、各地域のグルメを楽しんでもらうことが目的。昨年プレ企画として実施し、今年記念すべき1回目を迎える。

 県内5カ所にチェックポイントを設け、それぞれの地域の商工会議所や商店街らが協力。藤沢エイドステーションは藤沢商工会館ミナパークに設けられる。

 実行委員長の小林規一郎さんは「地域の人たちが主導、協力して県内を横断する地域イベントは初めての試み。いろいろな人が関係して、一つの道を切り開くことができた。思い出に残るイベントにしたい」と初開催への意気込みを語る。参加受付はすでに終了しており、全国から500人が参加する。「当日、ゼッケンをつけたウォーカーを見掛けたら温かい声援を。沿道で応援する人たちも一緒につながって、大きな輪になって成功させたい」と呼び掛けている。詳細は「湯渡し100」で検索。

1日の作業風景

第一中おやじの会 卒業祝う藤沢の花 被災地へ届けて13年

 藤沢市立第一中学校の保護者やOB、卒業生等で構成されるボランティア団体、第一中おやじネットワーク(DON)は、震災復興交流活動の一環として岩手県陸前高田市と宮城県東松島市の「第一中学校」の卒業生に鉢植えの花を贈っている。今年も1日と8日、同校で藤沢産パンジーの鉢植えに卒業を祝うメッセージを張り付ける作業が行われた。

 1日には東松島市の鳴瀬未来中学校(旧鳴瀬第一中学校)への約70鉢、8日には陸前高田市の高田第一中学校への約80鉢に、美術部生徒の描いたイラストとメッセージのカードを張り付けた。活動は13年続いており、同会代表の沼上弦一郎代表は「震災の後に生まれた生徒たちが交流する縁が生まれている。皆さんの善意と支援で継続できありがたい。これからも続けていけたら」と話す。

過去の科学体験塾の様子

科学の楽しさ伝授 スタッフを募集

 認定NPO法人「おもしろ科学たんけん工房」がスタッフ養成講座に先駆けた説明会を4月20日(日)、藤沢市市民活動推進センターで開く。時間は午後1時30分から4時。

 同団体は、2002年に発足したボランティアグループ。小学4年生から中学2年生を対象にした「おもしろ科学体験塾」を鵠沼中学校、湘南工科大学、湘南台高校で毎月開いている。

 スタッフ養成講座では、工具の使い方や安全への配慮などを学ぶ全3回の集合講座(5月11日・18日・6月1日)と、アシスタント実習がある。参加費3千円。説明会は無料で定員15人(応募者多数の場合は抽選)。申し込みは4月11日(金)締め切り。同工房では「科学に興味のある方、子育てを終えた方や定年退職を迎えた方に最適な生きがいのある社会貢献活動で、子どもが好きな方ならどなたでもできます」と呼びかける。

 詳細は同工房ホームページ(名称で検索)内「【藤沢地区】2025年度科学体験活動推進スタッフ養成講座」または鹿島さん【電話】0466・34・5529。

職場のエントランスでパソコンを操作する岡さん

岡さん開発「LivelyTalk」 聞き手に焦点、孤独解消へ オンライン会話サービス 4千人利用

 話す相手は自由選択。イライラ、モヤモヤを吹き飛ばし、ポジティブな気持ちに――。藤沢在住の"ママ社長"が開発したオンライン会話サービスが密かな人気を集めている。一人ひとりにマッチした聞き上手(ホスト)約80人が「悩みを吐き出したい」「幸せを分かち合いたい」「思考を整理したい」「とにかく誰かと話したい」といった人の声に耳を傾け、わずか2年で4千人以上が利用した。リピーターが増え続ける、その名は「LivelyTalk」だ。

 開発したのは、岡えり(39)さん。沖縄で生まれ、大学進学のため神奈川へ。卒業後は都内にある病院の精神科で作業療法士としてリハビリ職に従事。入院・外来患者に「その人らしく生きるため」の支援をした。

 その後、出産を機に専業主婦に。3人の子どもを育てる中で「社会から断絶された気がした」と述懐。「同じように孤独を抱える人もいるのでは」と自宅に居ながらできる仕事を模索するうち「ビジネスで成功する人の多くは話し上手。聞き上手にスポットを当てれば、もっと優しい社会になるのでは」と多種多様な人に話を聞いてもらえるサービスを考案した。

 県の起業家支援プログラム「HATSU」の一期生となり、そのノウハウを学んだ。2020年10月9日(トークの日)に会社を設立。聞き上手を厳選し、22年12月にサービスを開始した。

 ホストはライターやカウンセラー、キャリアコンサルタント、占い師などさまざま。採用基準は「質問」「会話」「傾聴」の3つ力。資格の有無より、アクティブリスニングの姿勢に重きを置く。利用者の多くは30〜50代の独身層。「リラックスできた」「自分と向き合えた」といった口コミが瞬く間に広がり、今では福利厚生にサービスを導入した企業も。「会話には価値がある」。思いつきは確信に変わった。

 心理カウンセリングを利用した経験のある人は欧米諸国に対し、日本は極端に少ないのが現状だ。「SNSで愚痴をこぼしたり、飲酒でごまかしたりしても全く意味がない。仕事や子育て、人間関係に悩む"潜在的孤独"はもっといる。会話で心を満たす。そんな文化を巻き起こしたい」
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職人からうちわ作りを教わる生徒

職人が中学生に授業 市技能職団体連絡協議会が主催

 藤沢市技能職団体連絡協議会の職人が6日、明治中学校1学年の生徒に向け、体験型の授業を行った。

 講師を務めたのは、同団体に所属する左官、和菓子、建設、表具、洋菓子の5業種。講師のうち、内装・表具師の丸山一朗さんと洋菓子製造の渡部昭さんは藤沢マイスターに認定されている。

 生徒らは希望した業種で、うちわ作りや木を削るパズル、練り切り作りを体験した。洋菓子作りでホールケーキを作成した生徒は、「クリームの混ぜ方でスポンジの塗りやすさが変わり難しかった」とし「甘すぎず美味しい。何個でも食べられる」と笑顔を見せた。今回の事業を取り仕切り、自身は左官業として授業を行った同団体副会長の柴田勝義さんは、実施の理由として昨今の後継者不足などの課題を挙げた。「まずは職人の仕事を知ってもらうことが重要」とし、「さまざまな質問が出て、興味を持ってくれたと思う。いずれこの授業を思い出してくれれば」と語った。

覚書を交わした宮治理事長(右)と貝塚代表

ふじさわSDGs 共創パートナ同士が事業協力

 ふじさわSDGs共創パートナー同士となる(公財)藤沢市みらい創造財団(宮治正志理事長)とランドセル譲渡会や学生服リユースを進めるさくらや藤沢店(貝塚直美代表)が7日、秩父宮記念体育館で事業協力の覚書を締結した。

 覚書では同財団が運営する4施設に学生服の回収ボックスを設置するほか、2施設の窓口で受け付ける。さくらやは施設で行われるSDGs事業に協力する。子ども向けのSDGs教室などが想定されている。

 締結式で宮治理事長は停滞気味のSDGs促進に期待感を示すと共に「物価高の今、もったいない精神が見直されている。使える学生服を再活用するさくらやさんの事業に協力し、市内で好循環を作っていきたい」とあいさつ。貝塚代表は「生活困窮などさまざまな方が学生服を手に安堵の表情を浮かべている。この協力で活動を知ってもらい、多くの家族を笑顔にしたい」と語った。

 回収ボックスには地域の7児童クラブの子どもらの絵が飾られている。

かながわ信用金庫善行支店(左)、鈴木市長(中央)、プレス工業藤沢工場(右)

ふじさわ省エネチャレンジ2024 かながわ信用金庫が最優秀賞 事業全体で35万kWhの節電効果

 2050年カーボンニュートラルに向け、節電意識を啓発する「ふじさわ省エネチャレンジ2024」の表彰式が3月5日、市役所で行われ、かながわ信用金庫善行支店とプレス工業藤沢工場が鈴木恒夫市長から表彰された。

 チャレンジは、23年と24年11月・12月の電気使用量を比べて節電率等を競うルールで行われた。

 「省エネ最優秀事業所」は、節電率が最も大きかったかながわ信用金庫善行支店に贈られた。出席した同金庫の片岡祐二専務理事は、「時間外労働の削減や、蛍光灯をLED化するなどの努力が結果につながった」と取組実績を語った。

 プレス工業藤沢工場は、節電量が評価され、「省エネ優秀事業所」を受賞した。鷹野清勝事務課長は、「設備更新や待機電力の見直しが功を奏した」と述べた。

 鈴木市長は、「各事業所の取組は他企業の模範となる。ぜひ続けてほしい」と呼び掛けていた。

 同時期に開催されていた家庭部門は2月15日に締め切られた。チャレンジを通じて両部門の合計節電量は約35万2千kWhだった。

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車いす贈呈の様子

白門会が車いす寄贈 毎年継続通算で43台

 中央大学の卒業生で組織される「藤沢白門会」が藤沢市に寄贈した車いすが6日、藤沢市社会福祉協議会に手渡された。

 これは、同会が2000年から続けている地域貢献活動。今年は2台が寄贈され、これまで同会が寄贈した車いすは43台を数える。同社協では、退院後など一時的な車いす利用者への貸し出しなども行っており、経年劣化で使用できなくなる車いすもあるという。同会の遠藤主計会長は「多くの方に利用していただけたら」と車いすを差し出すと、同社協の小野秀樹会長は「車いすを利用したいという方も多く、継続してご寄贈いただけるお気持ちに感謝しています」と話した。

作品の一部(提供)

江ノ電と暮らす街 くじら館で写真展

 片瀬在住の写真家、山口大助さんによる作品展が「Art&Cafe湘南くじら館」(片瀬目白山1の3)で開かれている。江ノ電とその沿線に息づく人々の生活を切り取った約15点を展示。会期は23日(日)まで。

 片瀬で生まれ育った山口さん。大の鉄道好きで社会人になってから全国各地のローカル線などを題材に写真撮影してきたが、2011年3月11日に起きた東日本大震災後は「自分にゆかりのある地域を撮ることにこそ意義があるのではないか」と考えるように。以降、ふるさと片瀬と腰越地区を中心に、江ノ電と沿線の人々の暮らしを撮り続けてきた。

 写真展は23年秋に続く第2弾。同時期に、江ノ電沿線新聞社から写真集も出版した。

 開館日時は金・土・日曜の正午から午後5時。入場無料。問い合わせは同館【電話】0466・21・9262。

練習場の辻堂海岸で「一番」と人差し指を立てる6年生の選手

藤沢ラグビースクール 砂浜で鍛えた足腰生かし県制覇 15回目の挑戦、単独優勝は初

 市内を拠点に活動する「藤沢ラグビースクール」は1、2日、善行の県立スポーツセンターで開催された「三菱重工第15回神奈川県ミニラグビーファイナルカップ」で初の単独優勝を果たした。昨年惜しくも準優勝に終わり、悔し涙をのんだ上級生の姿に奮起した選手。1年越しのリベンジを誓い、チーム一丸となって屈辱を晴らした。

 小学6年生を対象に、9人制で行われる大会。予選ブロックリーグ戦で藤沢は茅ケ崎に45対14、小田原に103対0と大差をつけて圧倒。危なげなく勝ち上がったカップ戦でも逗子葉山に42対7、田園(横浜市青葉区・都筑区)に42対5と快勝した。迎えた決勝の相手は強豪、相模原。死闘を繰り広げた末、35対21で勝利した。

 雪がちらついた8日、辻堂海岸で声を出す選手たちがいた。この日は6年生にとって最後の練習だった。フォワードとバックスをつなぎ、チームをコントロールするスクラムハーフの若木陽太キャプテンは「全員で体を当てにいった結果が出た」と大会を振り返り、「練習の3分の2は砂浜。ここで鍛えた足腰の強さが持ち味。ブレイクダウン(ボール争奪戦)ならどこにも負けない」と自信たっぷりに語る。また、中学に進学してからも競技を続けるともいい、「いつかたくさんの人から憧れられる選手になる」と展望を描く。

 そんな選手陣を見守る荒木恒恭副校長(69)は「スポーツはやればやるだけ楽しくなる。優勝を糧に長くプレーしてもらえれば」と期待した。

校内に大判の和紙を広げて書の練習に取り組む部員たち

飾らぬ心で筆走らせ 湘南学園生が書道パフォーマンス

 県内在住の書家がジャンルや世代を超えて集まり、現代書の魅力を発信する「かながわ書道まつり」が20日(木)から23日(日)まで、横浜市西区みなとみらいのランドマークプラザで開かれる。音楽に合わせて大判の和紙に書を描く「書道パフォーマンスコンテスト」も企画の一つ。その常連が湘南学園中学高校書道部だ。

 今年で17回目を数える書道まつり。今年1月の予選を6校が通過した。同校の書道部は昨年2度目の優勝に輝き、今年は2連覇を目指す。

 湘南学園は中高一貫の私立校。書道部は6年間活動し、現在部員は約15人いる。同校の元書道教諭で47年にわたって指導にあたるのが、山下喜久枝コーチ。部員には「ほめ殺し」を心掛ける。

 今月5日、部員たちは予選時の動画を見ながら自身の動きを研究後、「せーの、はい」という掛け声と手拍子と共に、鉛筆や墨筆を走らせ、制限時間5分の間に描き切れるかを確認した。「描けるだけで幸せ。仲の良さを表現し、観客の心を震わせられたら」と佐々木希実部長(2年)。書に青春を懸ける。

鈴木市長(右)にライディングを見せる佐野さん

村岡小1年・佐野さん 市長の前で“スイ~” ランバイク世界大会の結果報告

 足で地面を蹴って走るランバイクの世界選手権が今年1月、静岡県富士市で開かれ、村岡小学校1年の佐野楓さん(弥勒寺在住)が個人で8位入賞、団体でも準優勝に輝いた。今月6日には鈴木恒夫市長を表敬訪問。大会結果の報告と共に、ライディングも披露した。

 楓さんが生まれる前、父の政基さんはランバイクのレースをたまたま目にし、大人のレースさながらの迫力に「子どもができたら挑戦させてみたい」と思っていた。楓さんの2歳の誕生日にランバイクをプレゼント。楓さん自身も競技にのめり込み、3歳で全日本を制覇した。大会全体で約500人がエントリーした先の世界大会でも初出場ながら、堂々とした試合運びで好成績を収めた。

 表敬訪問時に「うれしかった」と少し照れ臭そうに大会を振り返った楓さん。「次は優勝を目指してね」という鈴木市長から激励金を受け取った後、時速27〜28Kmの速度が出るというカーボン製のランバイクに実際にまたがって走行した。

 関東各地の練習場で日々スキルを磨く楓さんは競技の魅力を「たくさん友達ができること」と語る。来月上旬には、愛知県豊田市で開かれる全日本選手権へ出場する。

改修が完了した1塁側外野防護マット

八部公園野球場 1塁側防護マットお披露目 支援各団体の名前並ぶ

 市内で唯一観覧席スタンドを持つ球場である八部公園野球場(鵠沼海岸)の1塁側外野防護マットの改修工事が完了し藤沢市が5日、工事費用を出資した各企業・団体の代表らを招いた内覧会を開催した。

 同工事では、市がクラウドファンディングを実施し、施設の老朽化に伴う改修費の寄付を募った。昨年は3塁側の改修を行い、1塁側を残す形となっていた。

 寄附金は目標額300万円をはるかに上回る1227万3千円が集まり、支援者の数は個人ではのべ41件で62万3千円、企業・団体ではのべ15件で1165万円が集まった。支援者には、金額に応じ球場の入口に記念銘板の設置やふるさと納税の返礼品が贈られ、寄付企業・団体は防護マットや観客席内壁面などへの名入れが行われた。改修を終えて、市スポーツ推進課は、「青々として気持ちの良い防護マットとなった。ぜひ野球観戦を楽しんでいただければ」と話した。

拳を天に突きあげる武者行列

江の島に「武者行列」 降雪のなか春まつり

 江の島と周辺で8日と9日、恒例の「湘南江の島春まつり」が開かれた。市観光協会などで組織する実行委員会主催で42回目。

 8日には雪がちらつくなか、ふじさわ観光親善大使でタレントのつるの剛士さんを大将に武者行列を実施。鎌倉幕府を開いた源頼朝が江の島で戦勝祈願したという言い伝えにちなみ、江島神社で戦勝祈願を行った。

 その後、ほら貝の音とともに階段を下り、江の島弁財天仲見世通りまで練り歩きながら、観客に甲冑姿を披露した。一行は、時折立ち止まり、つるのさんの「えい、えい、おー」の掛け声に合わせて勇ましく拳を天に突き上げた。

 片瀬海岸東浜では、五穀豊穣と天下泰平を願う流鏑馬が行われ、武田流の射手が疾走する馬上から的をめがけて矢を放ち、人馬一体の妙技で観客を沸かせた。

遊行ばやしの生演奏(提供)

遊行の盆を盛り上げよう 唄・三味線の受講生募集

 湘南の夏の風物詩、「藤沢宿・遊行の盆」の実行委員会では、当日、「遊行ばやし」を盛り上げてくれる唄、三味線の講習会参加者を募集している。受講は無料。定員は各10人程度。三味線希望は練習、本番とも演奏ができる経験者で楽器が持参できることが条件。

 藤沢宿・遊行の盆は、毎年、会場を盛り上げる生唄、生演奏による「遊行ばやし」が人気。実行委では「唄や三味線が得な方、ぜひ、ご参加を」と呼び掛けている。

 練習日は4月13日、20日、5月11日、18日、6月8日、7月13日、20日。唄が午後2時から3時、三味線が午後3時から5時。会場はふじさわ宿交流館。最終の20日は唄、三味線の合同練習会を新堀ライブ館で行う(午後2時〜4時)。

 申込は藤沢商工会議所ホームページからか、Eメール、ファックスで。3月31日締め切り。

 詳細、問い合わせは実行委【電話】0466・27・8888(藤沢商議所内)。

寝転んで写真撮影 地球に優しい活動

 環境問題と向き合うイベント「寝相アート”みんなで寝たふり”」が22日(土)、エコストアパパラギ(鵠沼石上1の3の6)で開かれる=写真はイメージ(提供)。

 脱炭素化や気候変動対策の推進を求めて活動する市民団体「#5年後も本当に住みやすい街大賞1位とるぞ藤沢プロジェクト」の主催。patagoniaの環境助成金を使用した活動で、参加者はプラスチックごみの上に寝転がり、メッセージボードと共に写真撮影する。「地球に優しく楽しいアクション」と同団体の藤法淑子代表。

 午前11時から午後0時30分、1時30分から3時。各回定員10人。誰でも参加可。参加費500円(未就学児は無料)。ハーブティーの提供あり。マイカップ、カメラまたはカメラ付き携帯電話を持参。申し込みは同団体のサイトから。

カジュアルに演劇鑑賞 会場は名店ビル屋上

 シェイクスピアの名作『ロミオとジュリエット』が29日(土)、藤沢駅南口のフジサワ名店ビル屋上で上演される=写真はイメージ(提供)。

 クリエイティブ集団、Theatre Company カクシンハンの主催。プロ俳優による50分間の濃縮版で、原作のメッセージはそのままに、演出家の木村龍之介氏が破天荒で斬新な古典劇をデリバリーする。

 時間は午後2時から、6時から。一般無料、応援チケット1万1千円。公演当日投げ銭方式。申し込みは専用サイト(https://open-shakespear

e.peatix.com/)から。

 神奈川県は、子育て支援アプリ「ママリ」と連携するなど、子育て支援情報を提供するLINE公式アカウント「かながわ子育てパーソナルサポート」の機能強化に力を入れている。

 「ママリ」との連携では、かながわ子育てパーソナルサポート内に専門家相談のボタンを配置。ママリを用いて、子育てパーソナルサポートユーザーは、妊娠〜2歳未満の子どもがいるユーザーで月2回無料で専門家サービスが受けられ、24時間365日相談できる。ほかにも、チャットボットを利用して、子育て支援情報などを検索できたり、かながわ救急相談センター(♯7119)に直接つながる機能を配置。住まいの地域や子どもの年齢に合わせた子育て情報の発信も行う。

 友だち登録は上段の二次元コードから。

片瀬漁港で朝市 3月15日 鮮魚販売

 片瀬漁港で3月15日(土)、鮮魚朝市が開催される。時間は午前10時から午後3時(整理券配布は8時30分から)。

 主催は江の島片瀬漁業協同組合・藤沢市漁業協同組合。運営は江の島フィッシャーマンズマルシェ実行委員会。地元のとれたて鮮魚などを販売。売り切れ次第終了。詳しくは同マルシェのホムページへ。

藤沢で燦々寄席 3月22日 三富士町民会館

 「藤沢宿燦々寄席」が3月22日(土)、三富士町民会館(藤沢市藤沢966)で開催される。開演は午後1時45分(開場1時15分)。入場無料。定員は先着40人。

 藤沢宿・全日本素人落語フェスティバルの一環。全国トップレベルの素人落語家が技を披露する。詳しくは【携帯電話】090・9308・5754(今野さん)。

藤沢で燦々寄席 3月22日 三富士町民会館

 「藤沢宿燦々寄席」が3月22日(土)、三富士町民会館(藤沢市藤沢966)で開催される。開演は午後1時45分(開場1時15分)。入場無料。定員は先着40人。

 藤沢宿・全日本素人落語フェスティバルの一環。全国トップレベルベルの素人落語家が技を披露する。詳しくは【携帯電話】090・9308・5754(今野さん)。

市長動向 鈴木恒夫藤沢市長

3月3日▽辞令交付▽消防局▽市議会本会議▽市議会本会議

3月4日▽市議会本会議▽予算等特別委員会▽地域司法充実のための協議会連合会設立総会・懇親会(千代田区)

3月5日▽ふじさわ省エネチャレンジ2024事業所部門表彰式▽八部公園野球場外野防護マット改修プロジェクト完成内覧会

3月6日▽R・W・Cランバイク世界選手権2025出場選手表敬訪問