平塚・大磯・二宮・中井版【4月18日(金)号】
様々なボードゲーム(提供写真)

ふれあい自遊塾 ボードゲームで心育ち 市中央図書館でイベント

 平塚市を中心に活動する市民団体「親と子の寺子屋 ふれあい自遊塾」(加藤啓子代表)では、10年ほど前からボードゲームをプログラムに組み込んだ心育ちのワークショップを実施している。4月26日(土)には、初めて平塚市中央図書館と共催で親子ワークショップを開催する。

 ふれあい自遊塾は、「子どものすべての発達成長は遊びを中心に展開する」との考えのもと、2015年に活動開始。臨床心理士の加藤代表は、「デジタルゲームが全盛の今、子どもたちは人と関わりあって遊ぶ機会が少なくなった。心の成長が懸念されることから、ボードゲームを取り入れた心育ちのワークショップを開催している」と意義を話す。

 ボードゲームは確実に自分の番が回ってくることから、存在感が保証され、自己肯定感を高めることができるという。また相手の表情やしぐさから心を理解したり、自分の気持ちをどう表現するかといった相互作用があり、思いやりやかけひきを学ぶこともできる。加藤代表は「ボードゲームを通して社会性を育んでほしい。大人と対等に遊べるのも魅力」と話す。

 同ワークショップ「世界のボードゲームで遊ぼう」では、「キャプテンリノ」や「ハリガリ」、「ガイスター」など約40種類あるボードゲームから好きなものにチャレンジできる他、お絵かきや小麦粉粘土コーナーも。

 同ワークショップは、4月26日に市中央図書館3階ホールで開催。午後1時30分〜3時30分。対象は3歳〜小学生とその家族(対象外のきょうだいも参加可)。定員は先着順で15組。参加費100円。(問)ふれあい自遊塾【携帯電話】070・2629・1986。

テープカットの様子

観光案内所が建替え 「大磯の玄関口」新たに

 大磯駅周辺の再整備に伴い、旧建物の裏に移転し、建て替えられた「大磯町観光案内所」の竣工式が4月8日に行われた。完成を祝う関係者ら約20人が出席し、テープカットのほか、施設内覧会も実施された。

 新しい観光案内所は木造2階建て。明治時代を彷彿とさせるレトロな雰囲気のデザインとなっている。棚やカウンターなどの家具類には、神奈川県産材のヒノキなどが使われているという。

 1階はコミュニティプラザとして、観光案内の窓口が置かれているほか、イベント情報などチラシが配架されている。大磯産の薪を使ったテーブルやイスを置き、長年課題となっていた大磯駅前の人々の滞留スペースの不足をカバーする。2階は多目的スペースとなっており、観光協会の事務局が置かれている。

 屋上には太陽光発電設備を設置。売電はせず、案内所内で利用する電気をソーラー発電でまかなうという。

「明治」の雰囲気でもてなし大磯観光の拠点として

 新しい大磯町観光案内所は、明治期の立憲政治の確立に貢献した人物の邸宅等が集中しているという大磯町の特徴を伝えるため「明治」をコンセプトに建設された。

 明治時代の喫茶店などに見られるアール(アーチ状の曲線)を、窓や外観などに採用。1階の外壁は木材とタイル、2階は左官で仕上げており、明治時代の建築にも使われている材料を用いたという。

 式典に出席した大磯町観光協会の石井晴夫会長は「こんなに素敵な観光案内所ができた。皆さんへの感謝を返すためにも、『大磯観光の玄関口』として、最大限のおもてなしをしていく」と笑顔で意気込んだ。

 敷地面積68・79平方メートル。いわた環境計画株式会社が設計、株式会社建築及川が工事を請け負った。建築事業費は4946万7000円。

 旧案内所は今年夏までに取り壊す見通し。同じく建替えが予定されている旧案内所の隣の大磯駅前交番は2025年度内の取り壊しが予定されているという。

大磯町エリアのかながわ認定観光案内人に認定された 岡村 由紀さん 平塚市山下在住 39歳

大磯愛あふれるガイドに

 ○…外国人観光客の誘致を促進し、大磯町の特色を世界に発信するため日々魅力的なツアーの企画に取り組む。海水浴場や高麗山、明治記念大磯邸園など町の歴史や文化を感じられる場所を巡るツアー内容は、何よりも自分が魅了された場所だ。「横穴墓群は見るだけでぞくぞくする。世界に誇れるものがたくさんある町」とガイドとファン両方の顔を見せる。

 ○…鳥取県出身で秋田大学在学時に交換留学で渡米すると「世界の広さと同時に日本のことを知らないと感じた。日本の素晴らしさを勉強し伝えたい」とガイドを志し、旅行会社に就職。コロナ禍による環境変化に伴い「自分のツアー」をしたいと一念発起し、個人事業主となった。2023年に平塚市に移住すると自身の経験を生かそうと始めたかながわ認定観光案内人の養成講座を受ける中で大磯町を知り、強く惹かれたという。

 ○…ダンスが趣味で、留学時代にはプロスポーツチームのグループにも所属したほどの実力を持つ。趣味が高じて平塚市でスタジオも開いた。2児の母であり、新体操教室で講師も務め、「常に何か動いている。全て好きという気持ちで突っ走ってここまできた」と家庭、仕事、趣味全てに没頭する日々を送る。

 ○…「この町の良さをもっといろいろな人に届けたい」と話しだすと止まらないほどに大磯愛にあふれている。その一方で常に心掛けているのは、観光客だけでなく、この地に暮らす地域住民との調和だ。「オーバーツーリズムにならないように、地域の方々と観光客がお互いを尊重し、共に幸せになれる関係を築きたい」と理想のガイドを目指す。「まだまだ大磯のことを勉強中です。地域の皆さんと力を合わせ、より魅力的なツアーを作り上げていきたい」

昨年の様子(ぜんしん提供)

参加者募集 米作りで就労支援 4月26日に説明会

 平塚市内で不登校やひきこもり改善支援に取り組むNPO法人ぜんしん(柳川涼司理事長)が、「農業体験を通した自立支援」の事前説明会を4月26日(土)午後2時から3時30分まで、ひらつか市民活動センター(見附町1の8)で開催する。

 農業体験は5月から年12回程度の実施を予定。米作りを通して自信を培い、就農、就労などにつなげていく。

 説明会では、作業内容や昨年の体験の様子、スタッフとして参加するひきこもり経験者を紹介する。

 対象は高校生(15歳)以上の当事者。参加無料。定員20人の事前申し込み制。問い合わせは柳川さん【電話】0463・23・1177。

平塚市 弁護士相談オンラインで 5月から試行開始

 平塚市では、さまざまな理由で市役所への来庁が難しい市民に対し、5月からオンラインによる弁護士相談を試行する。場所や移動などの制約がないことに加え、相談員の顔が見えるオンライン相談で、市民の利便性向上へつなげる。

 弁護士相談では、相続や贈与をはじめ、離婚、親子、不動産売買、賃貸、成年後見、戸籍など、市民にかかわる法律相談を受け付けている。

 相談日時は毎週水曜日、木曜日(一部第5週は除く)の午後1時〜4時で、相談時間は30分。弁護士相談6枠のうち、1時〜1時30分の最初の相談枠が、オンライン相談枠となる。

 相談は予約制。予約期間は、相談日の前月1日から受け付けを開始し、相談日前週の金曜午後4時30分まで。4月受け付け分から対象となる。予約は電話または窓口で受け付け(先着順)。

 市の市民情報・相談課では「今後、ニーズをみながら進めていければ。子育て中で家から出られない方など、ぜひ利用ください」と呼びかけている。

 問い合わせ・予約は同課【電話】0463・21・8764。

ガッツポーズに決意を込める新入社員ら

平塚商工会議所 55人が「新たな一歩」 合同入社式を実施

 平塚市内の中小企業などに入社した従業員の門出を祝う「合同入社式」と新入社員教育セミナーが、4月9日に平塚商工会議所で開催された。

 新社会人として羽ばたく若者を地域で祝福しようと、同会議所が主催、平塚市が共催で実施。今年は会議所会員の22社から50人が出席した。

 あいさつに立った同会議所の常盤卓嗣会頭は、「みなさんの新たらしい力で会社を盛り上げることが、地域を盛り上げることにつながる。1日も早く戦力になれるように頑張ってほいし」とエールを送った。

 来賓として出席した落合克宏市長は、「次世代を担う新たな力で、新たな風が吹き込まれ、市が一段と活気づく」と期待を寄せた。

 式典終了後は、オフィスアランチャ株式会社の山本淳子代表取締役を講師に招き、新入社員教育セミナーも行われた。

 参加者は社会人としての心構えや身だしなみ、名刺交換、電話応対などのビジネスマナーを学んだ。

グリーンベルトを施工する協会員

こどもの事故防止に 事業者団体が道路整備

 一般社団法人全国道路標識・標示業神奈川県協会(大川泰徳会長)が4月4日、平塚市内の通学路等に交通安全のための路面標示等を整備した。

 整備されたのは学校から報告のあった危険箇所。豊田小、神田小、土屋小、中原小、中原中、土沢中の6校の敷地内外や周辺道路など。児童らが通る場所を示すグリーンベルトや、「注意」文字の塗装などのほか、自動車が安全に通行できるようにするポール状の車線分離標を設置するなどした。

 平塚市役所で行われた出陣式では落合克宏市長から同協会に感謝状が贈られた。大川会長は「少しでもこどもが安全に通学できるようになれば」と話し、落合市長は「子ども、自動車の両方に安全な環境を作っていただけるのはとても有難い」と感謝を述べた。

 同事業は、子どもたちを危険な交通事故から守ることを目的に、同協会が毎年全国規模で展開している社会貢献活動「子どもを守ろうプロジェクト」の一環。平塚市内では初めて行われた。この日は同協会の86人が参加し、ボランティアで作業に励んだ。

最優秀賞の作品(中根さん提供写真)

夜空に賑わい映え 大磯町フォトコン入賞発表

 インスタグラムに投稿して参加する「おおいそ町観光フォトコンテスト」の表彰式が4月12日、大磯町立図書館会議室で開催された。約600件の応募の中から、最優秀賞には大磯スカイランタン(R)フェスティバルの様子を収めた中根英治さん(aoitsuki7)の作品が選ばれた。

 大磯在住の写真家・石田美菜子さんや、大磯町観光協会の石井晴夫会長らが審査員を務めた。

 石田審査委員長は最優秀作品について「まつりの盛り上がりも含めて1枚に収めた、ベストなシャッターチャンスで撮っている」と評価。各地のスカイランタン(R)のイベントに足を運んでいるという中根さんは、「色が変わっていくたびに歓声が上がり、とてもきれいだった。最優秀賞をいただけてうれしい」と笑顔を見せた。

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入学生と関係者

「手に職の強さ」感じて SBCで入学式

 平塚市明石町にあるヘアスタイリスト養成校・湘南ビューティーカレッジ(SBC/井出隆夫校長)は4月1日、市内で令和7年度の入学式を挙行した。

 井出校長は「手に職を持ち、一生働くことができるスペシャリストの強さを実感できるはず」と式辞を述べた。

平塚の逸品で「総選挙」 三秀堂がグランプリ

 平塚市内の商店主がおすすめの商品やサービスを紹介する「平塚逸品研究会おひろめ会」が4月9日、平塚市役所多目的スペースで開催された=写真。

 主催した平塚逸品研究会は、市内商店主がメンバーと意見交換しながら自店の強みを再確認し、顧客ニーズを把握することで逸品となる商品やサービスを発掘・開発している。

 おひろめ会では、メンバーが1年かけて作り上げた各店自慢の逸品の展示や体験ブースが設けられた。来場者が好みの逸品を投票する総選挙では、和菓子店「三秀堂」のみたらし団子がグランプリとなった。

 同会の会長で人形供養専門店「花月堂」を運営する石川正行さんは「コロナなどの影響で独自開催は6年ぶり。感慨深い」と開催を喜んだ。

バラアートを撮影する来場者(写真は昨年)

平塚市 花と緑でウエーブを 4月26日・27日 総合公園

 花と緑の祭典「平塚市緑化まつりグリーンウエーブひらつか2025」が4月26日(土)と27日(日)、市総合公園(大原1の1)で開催される。時間は午前9時〜午後4時(27日は3時)。荒天中止。

 今年で49回目を数える同まつりは、第50回緑化標語コンクール最優秀賞に選ばれた平塚市立崇善小学校(2024年度)の山口陽乃さんの作品「小さな芽 大きくなると 花畑」をキャッチフレーズに、緑化意識の高揚を図る。

約40団体が出展

 園路と平塚のはらっぱ2つのゾーンでイベントを開催し、約40団体が出展する。植木市や花市など市内団体による展示販売を行う園路ゾーンでは、よりどりみどり市とスポットイベントも実施。

 平塚のはらっぱゾーンでは、スポーツ団体や市民団体のPRや展示をはじめ、体験ブースが設けられ、各団体への理解と交流を深める。そのほか、市で生産される花や生産農家の取り組みを紹介する花の家や、庭木剪定管理相談や造園のプロから学ぶ剪定実地講習会、花苗の育て方相談、ハーバリウムのワークショップ、バラの講習会なども企画されている。

 担当の市みどり公園・水辺課では、「豊かな緑に囲まれた総合公園の会場から、『緑の波』を街中に広げたい。来年の50回開催に向け、緑化意識の高揚を図るまつりにできれば。このまつりで、緑の大切さを楽しく学んで」と来場を呼びかけている。

 問い合わせは同課【電話】0463・21・9852。

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メダルと賞状を持つ吉井さん

湘南龍拳吉井さん ボクシング全国準V 夏へ向けリベンジ誓う

 湘南龍拳ボクシングフィットネスジム(平塚市宮の前/川端龍也会長)に所属する吉井康介さん(武相高3年)が、3月に行われた「全国高等学校ボクシング選抜大会」で準優勝した。

 最軽量クラスのピン級(46kg)に所属し、相手との距離を取って戦うアウトボクシングスタイルを得意とする吉井さん。今年1月に行われた関東大会で優勝し、全国への出場権を得た。

 初戦は2学年下の相手に快勝。準決勝で戦った相手は技術とスピードがある強敵だったが、自分のペースを保つことで勝利を掴んだ。

 決勝は4年前に戦ったことがある選手との対戦だった。素早い動きでカウンターを狙う相手に対し、フェイントと上下の打ち分けを増やすことで対応。しかし、ポイントの取り方に優れた相手に判定負けした。

 吉井さんは「対策をしていたが、思っていた動きを相手があまりしてこなかった。高校で全国優勝するのが目標なので、夏のインターハイでリベンジをしたい」と話し、川端会長は「作戦通りに戦ってくれた。高校最後の夏に期待している」とエールを送った。

イシックス馬入のお花畑 4色のチューリップ開花 見ごろ迎える

 四季折々の花が整備される「イシックス馬入のお花畑」(相模川河川敷)で、赤やピンク、黄色、白色4色のチューリップ約4400球が咲き始め、道行く人たちの目を楽しませている=写真(4月12日撮影)。

 昨年11月、ボランティア団体・馬入花畑の会の協力のもと、平塚市立八幡小学校の児童と平塚地区環境対策協議会の会員事業所のメンバーで植えられたチューリップ。

 市みどり公園・水辺課によると、「例年通りの咲き具合。4月上旬からピンクや赤が咲き始め、中旬には見ごろを迎える」という。

昨年の七夕おどりの様子

七夕おどり参加募集 4月25日締め切り

 平塚市は、7月4日(金)から6日(日)に開催される、「第73回湘南ひらつか七夕まつり」の「七夕おどり千人パレード」の参加団体を4月25日(金)まで募集している。

 平塚市を代表する観光行事で、昨年は3日間で約110万人が来場した同まつり。始まりを飾るパレードはまつり初日の4日(金)午前中を予定(荒天中止)している。豪華絢爛な大型飾りが掲出される湘南スターモール(東海道本通り線)を舞台に、湘南ひらつか織り姫3人を先頭に参加団体や市民が踊りながら進む。

 参加希望団体は、湘南ひらつか七夕まつり公式ウェブサイトから申し込む。応募多数の場合は内部審査により決定される。

 問い合わせは市産業振興課【電話】0463・21・9758。

演目「へのへのもへじ」と「おはし兄妹」を演じたメンバー

二宮町ダンススタジオ アンジェに童心賞 幼児部では入賞敢闘賞も

 二宮町のダンススタジオ「Ange in the Pocket(アンジェインザポケット)」(指導者=稲川千鶴さん、桜井達樹さん)の児童・生徒による演目「へのへのもへじ」が、3月30日に東京都で開催された全国舞踊コンクール児童舞踊部で7位に入賞し、指導者2人には特別賞の童心賞が贈られた。同幼児部で披露した「おはし兄妹」は入賞敢闘賞を受賞し、6月のアンコール公演に出場する。

 10人以上で出場する団体も多い中、5人で挑戦したアンジェ。人数の少なさをカバーするため、「へのへのもへじ」では布製の巻物を小道具として用い、時には波のように、時には風呂場ののれんのように使い分ける工夫で観客を釘付けにした。モチーフとなった谷川俊太郎さんの詩の、子どもらしいコミカルな世界を踊りで表現した。

 リーダーの桜井のあさん(13)は「色々な巻物の使い方を見せた時に客席から歓声が聞こえてうれしかった。本番の演技は100点です」と笑顔を見せていた。

新しくなったスコアボード

中井町中央公園 球場を初の大規模改修 フルビジョンの掲示板に

 中井町は中井中央公園(比奈窪)内にある野球場のグラウンドとスコアボードの初の大規模改修工事を行い3月12日に完成した。独立行政法人スポーツ振興センターの「スポーツ振興くじ助成金」を活用したもの。

 同球場は1998年に開設され、2017年にネーミングライツ制度の導入により「星槎中井スタジアム」の愛称がついた。これまで一部手作業が必要だったスコアボードが、フルビジョンの電光掲示板となったことで、野球以外のイベントでも映像や文字などが使用でき、様々な演出が可能になった。

 古くなったり少なくなったりしていたグラウンドの土も入れ替えられ、怪我防止など安全面が向上したという。

 町整備課の担当者は「町内外の人の交流拠点となる公園の設備が新しくなり、安心安全に使えるようになった。より多くの人に来て楽しんでもらいたい」と話した。

 球場使用などについての問い合わせは中央公園野球場管理事務所内【電話】0465・81・3894又は町まち整備課【電話】0465・81・3901。

手話通訳に挑戦 二宮町で開講

 中郡聴覚障害者協会が講師を務める手話通訳入門講座が5月14日(水)〜2026年3月4日(水)の毎週水曜日、二宮町町民センターで開講する。午前10時〜11時30分(全40回)。定員約20人(二宮町内在住・在勤者優先。町外からの参加可)。

 ろう者の講師の指導で基礎からじっくり学ぶ。テキスト代4290円、動画視聴料1760円。(申)二宮町担当課【電話】0463・75・9289

チケットプレゼント 「銭天堂」平塚で 5月24日 ひらしんホール

 ひらしん平塚文化芸術ホールで5月24日(土)、リーディングドラマ「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」が公演される。午後3時開演。この公演チケットを本紙読者2組4人にプレゼント。

 大人気児童文学作品でアニメ、実写映画も話題の同作。独特な語りと世界観で観るものを圧倒する白石加代子さんと、変幻自在で磨き抜かれた表現力を持ち合わせる大原櫻子さんの初タッグとなる=写真。

 チケット希望者はメールの件名を「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂チケットプレゼント」とし、氏名、〒、住所、年齢、電話番号、本紙の感想を明記の上、【メール】hiratsuka@townnews.jpへ。4月25日(金)締め切り。

 問い合わせは同ホール【電話】0463・79・9907。

昨年の七夕おどりの様子

七夕おどり参加募集 4月25日締め切り

 平塚市は、7月4日(金)から6日(日)に開催される、「第73回湘南ひらつか七夕まつり」の「七夕おどり千人パレード」の参加団体を4月25日(金)まで募集している。

 平塚市を代表する観光行事で、昨年は3日間で約110万人が来場した同まつり。始まりを飾るパレードはまつり初日の4日(金)午前中を予定(荒天中止)している。豪華絢爛な大型飾りが掲出される湘南スターモール(東海道本通り線)を舞台に、湘南ひらつか織り姫3人を先頭に参加団体や市民が踊りながら進む。

 参加希望団体は、湘南ひらつか七夕まつり公式ウェブサイトから申し込む。応募多数の場合は内部審査により決定される。

 問い合わせは市産業振興課【電話】0463・21・9758。

大磯町の議会報告会 5月11日 保健センターと国府支所で

 大磯町の議会報告会が開催される。保健センターで5月11日(日)午後2時から4時(ZOOMでも開催)。国府支所で5月13(火)、午後6時から8時。どちらも会場参加は申し込み不要。Zoom参加のみ【メール】giji@town.oiso.kanagawa.jp宛にメールで申し込む。5月7日(水)締め切り。今年度予算や、新庁舎・こども園などについて。

 問い合わせは大磯町議会事務局【電話】0463・61・4100。

合唱仲間を募集 6月7日 ひらしんホールで発表

 湘南合唱連盟が、6月7日(土)にひらしん平塚文化芸術ホール(見附町16の1)で開催する合唱ワークショップの参加者を4月14日(月)から5月16日(金)まで募集している。「第72回湘南合唱祭」内のイベント。

 ワークショップは2部構成。第1部(午前10時から正午まで)は小学生・中学生を対象に「みんなで歌うともっと楽しい♪」と題し、『勇気100%』と『翼をください』を歌う。第2部(午後2時30分から4時30分まで)では高校生以上を対象とした「合唱を味わおう♪」と題し、『Viva la musica』と『鉄腕アトム』を歌う。

 参加無料。楽譜は持ち帰り可能。会場には駐車場がないため、公共交通機関の利用を推奨している。

 希望者は、同連盟ホームページから申し込む。先着順で、各部30人程度。平塚合唱連盟、同ホール共催。

 問い合わせは平塚合唱連盟の兵頭英明さん【携帯電話】090・9019・2736。

箏のアンサンブルで奉納演奏 4月20日 平塚八幡宮で

 平塚八幡宮で4月20日(日)、「奉納演奏の夕べ」が開かれる。午後5時開演。4時30分受け付け開始。6時30分終了予定。予約制で初穂料3千円。

 東京藝術大学邦楽科生田流箏曲専攻卒の同期生によって結成されたグループ「箏アンサンブル十色」が演奏する。

 曲目は、三宅一徳作曲の『祝宴』や、ヴィヴァルディ作曲の『〈四季〉より春・冬』など全5曲。

 申し込み・問い合わせは平塚八幡宮社務所【電話】0463・23・3315。

ルヴァン杯長崎戦と京都戦に連続出場した上福元直人選手。京都戦は古巣との対戦となった

ベルマガ通信 4月12日アウェー湘南0-2京都 連戦の最後は京都に完敗 ルヴァン杯は長崎戦に勝利し三回戦に進出

 4月9日に長崎のピーススタジアムで120分戦い、勝利を収めたチームは中2日でリーグ戦を迎えた。

 前半の立ち上がりは攻撃の場面を作ることができていたものの、失点してからは湘南らしいプレーが影をひそめる。特に後半はシュートにもなかなか行けず再び失点。相手のプレス、球際で勝てないシーンが最後まで続いた。ルヴァン杯で延長戦を戦った疲労もあったと思うが、チームはそれを言い訳にすることはないだろう。この敗戦に向き合い、次に繋げてくれると信じたい。

 ルヴァン杯長崎戦ではルイス・フェリッピ選手の初ゴールが生まれ、新加入の小田裕太郎選手も惜しいプレーを見せた。

 怪我から復活した舘幸希選手はキャプテンマークを巻いて120分出場している。彼らと若手の選手たちがこれからのリーグ戦に向けてのキーマンになっていくのではないだろうか。

(ベルマガ:浜地泰子)