金沢区・磯子区版【4月24日(木)号】
災害時には「津波避難施設」に

Landport横浜杉田 大型物流施設が完成 地域に開かれた防災拠点に

 金沢区の国道357号沿いに大型物流施設「Landport(ランドポート)横浜杉田」が完成した。地上4階建てで敷地面積は約7万1千平方メートル。金沢区と防災協定を締結し「津波避難施設」として登録。災害時には地域住民千人が避難できる。屋上菜園や広場を地域に開放し、地域連携拠点として「街につながりを生み出す場所」を目指す。

 ランドポート横浜杉田は、(株)IHIと野村不動産(株)が共同で開発し、今年3月末に完成。延床面積は約16万3千平方メートルに及び、複数の企業が同じ敷地内に個別のスペースを持ちながら、物流インフラやサービスを共有する「マルチテナント型」の賃貸物流倉庫だ。人手不足に対応するため、物流業務の効率化を図る自動化設備を導入。「オープン・シェア型物流施設」をコンセプトに「単なる物流施設」ではなく、防災拠点としての活用や、屋上菜園、施設内の広場や樹木を地域と共有することで「施設や地域がつながり、地域の雇用や防災力向上などの価値を創出できる施設」を目指す。

 敷地は、IHIの前身、石川島造船所が1937(昭和12)年に工場建設のために取得。2019年に工場が閉鎖されるまで80年以上使用してきたことから、地域貢献のあり方について検討を重ねてきた。そのうちの一つとして、金沢区と防災協定を昨年12月に締結。「津波避難施設」として登録され、災害時には地域住民約千人が屋上に避難できる。

広場の開放も

 また、アプリを活用した屋上菜園を物流施設としては全国で初めて導入。施設東側には「LandHOOP(ランドフープ)」と名付けた広場を地域に開放。防災イベントや施設のテナントに向けた交流イベントなど、様々な交流の輪を広げていく。

 さらに、磯子区杉田の歴史的樹木「杉田梅」の復興のため、杉田梅まつりに昨年から実行委員として参加するなど杉田梅をテーマにした地域貢献にも力を入れる。敷地内には杉田梅の成木3本と苗木約30本を植樹したほか、施設内のカフェテリアには梅をモチーフにした照明やソファも設置されている。

 4月18日に開かれたオープニングイベントでは、金沢区の齋藤真美奈区長や横浜市金沢団地協同組合の榎本英雄理事長、杉田梅まつり実行委員会の市原由貴子副会長、(株)IHIの二瓶清常務執行役員、野村不動産(株)の黒川洋取締役専務執行役員らで杉田梅の植樹式を行った。齋藤区長は「大規模な最新鋭の物流施設が金沢区に完成したことをうれしく思う。連携協定は臨海地区で働く人たちの安全・安心や地域の産業の活性化に向けていきてくると思う」などとあいさつした。

 オープニングイベントでは、防災スタンプラリーなどの防災イベントも実施。今後も防災や梅に関わるイベントを定期的に開いていく方針。

中学校部活動 外部人材の活用進む 教員負担減へ、経験者指導

 教員の働き方改革を進める横浜市は、中学校の部活動顧問の負担軽減策として、教員以外が指導できる制度の活用を進めている。生徒らから外部人材の指導を歓迎する声がある一方、教員以外が学校施設を使用することなどの課題もある。市は課題を整理し、「持続可能な部活動を目指したい」としている。

学生や60代以降

 市は2018年度から部活動種目の指導経験がある人などを「部活動指導員」として配置する制度を導入。登録制で、市教育委員会によると、24年度は学校の依頼を受けた延べ1066人が活動した。ほぼ全校が制度を活用しており、学校運営において重要な役割を果たしている。指導員は学生や会社勤めを終えた60代の人が多く、野球やサッカー、吹奏楽の登録が多いという。活動には報酬が支払われる。

 これとは別に、21年度からは休日の部活動指導を民間スポーツクラブなどに委託する取り組みを試行しており、24年度は11校15部活で実施した。

 市教委は、いずれの制度に対しても「生徒や保護者から『経験のある人に指導してもらえる』との声が出ている」という一方、「教員ではない人が指導することに不安を覚える人もいる」という。さらに、技術だけではなく、教育的な視点での指導が必要なことや、活動中に個人情報が多く置かれている職員室や保健室に外部指導者がどこまで入室できるかなど、課題も多い。市教委は「課題は年々改善されている」と各校でルール整備が進んでいるという。

 指導員らに指導者としての知識を学んでもらおうと、市教委は3月25日に青少年のスポーツ振興を支援する「安藤スポーツ・食文化振興財団」と協定を締結。今後、同財団が指導員らに研修を行う。また、今年度から「企業版ふるさと納税」のメニューに「部活動支援」を盛り込み、寄付を募っている。

 市教委は「子どもたちがスポーツや文化・芸術に触れられる部活動を持続可能なものにしていきたい」としており、地域や外部との連携を深めながら、教員の負担軽減を図っていく。

今年度から金沢消防署長を務める 三村 英明さん 金沢区在勤 51歳

地域皆で住みよい街を

 ○…4月1日付で金沢消防署長に就任し、初めての署長職を務める。子どもが小さい頃には海の公園や金沢動物園、仕事では金沢まつりに出向いたことも。「金沢区はよく訪れたことのある思い出深い街」と晴れやかな笑顔で話す。

 ○…消防士を志していたが、一度は民間で車の部品メーカーに入社。「地域の人のためになる仕事がしたい」という思いが消えず、約一年で転職を決意し26歳で入庁。西消防署や消防局を経て、36歳で西区役所の危機管理担当係長を2年間務めた。その後も2年間市の危機管理室で災害対応に携わる。2015年からは消防局で消防団課の係長として、23年からは課長として各区の団長で構成する市消防団長会の事務の取りまとめ役を担った。祖父が消防団員の制服を着ている姿を「かっこいいなと思っていた」と笑顔。「昼夜を問わずいざというときに出動され、感謝の言葉しかない」と消防団への尊敬の念を語る。

 ○…磯子区岡村にある母方の実家で生まれ、保土ケ谷区で幼少期を過ごす。小学校では剣道、中学ではバレーボールに打ち込んでいた。高校時代にドラマ「スクール・ウォーズ」の影響で始めたラグビーは大学時代に熱中。タックルで負傷し今もその跡が残る耳について「針で血を抜いていた」と当時のハードな思い出もにこやかに振り返る。

 ○…現在は神奈川区で妻と18歳の双子の息子と娘と共に暮らしている。趣味はスポーツ観戦。特にラグビーチームの横浜キヤノンイーグルスの試合を観に行くことが多い。「住民や事業者、消防団の皆様と連携しながら、住みよい地域づくりへの役に立ちたい。大規模な災害に備え、備蓄品など事前準備をしていただけたら」と話した。

日本伝統の和装を体験

5月4日〜6日 きものフェス

 GW恒例の「きものフェス」が5月4日(日)〜6日(火)にシルクセンター(山下公園前)で行われる。10時〜17時半(6日は〜16時)。入場無料。

 プロが目利きした「リユースきもの」が市場価格の80〜95%引きで販売されるほか、「きもの何でも相談会」を開催。

 5・6日の「きもの撮影会」では七五三や十三参、振袖、小紋、紬、袴、男性用きものなどを用意。レンタル・着付け込で一律7千円の格安で体験できる。家族の記念や卒業式の前撮りにも人気だ。30日までに要予約【電話】03・5875・8812(平日10〜17時)。

撮影会に招待

 家族1組を5月6日13時30分〜の撮影会に招待。4月27日まで件名に「きもの撮影会応募」、氏名、住所、年齢、連絡先を記しnaka-nishi@townnews.co.jpへ。

多くの人で盛り上がった「じゃんけん大会」

日清オイリオグループ 横浜磯子事業場を開放 恒例企画に約1万2千人

 日清オイリオグループ(株)は4月19日と20日、横浜磯子事業場=磯子区新森町=で「第40回横浜磯子春まつり」を開催した。両日あわせて約1万2千人が会場を訪れた。

 同社が地域貢献の一環で企画し、施設を地域に開放する恒例イベント。油の知識などを伝える講座やドレッシングづくりワークショップが行われたほか、グラウンドでは同社やグループ企業による物販や、横浜磯子ロータリークラブ、磯子区社会福祉協議会、磯子区商店街連合会などがブースを出展。同社の製品がもらえる「じゃんけん大会」には、子どもから大人まで多くの人が参加して盛り上がった。

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金沢動物園 インドゾウの特別ガイド 26・27日、来園40周年

 金沢動物園=金沢区釜利谷東=で4月26日(土)と27日(日)、インドゾウのボンとヨーコの来園40周年を記念した飼育担当者による特別ガイドが行われる。場所はインドゾウ展示場前、両日とも午前11時30分から。要入園料。

 オスのボンとメスのヨーコは、1985年4月27日にインドのボンベイ市(現ムンバイ市)と横浜市の姉妹都市20周年を記念して来園した。特別ガイドのほか、歴史を振り返る写真展なども開催中。(問)同園【電話】045・783・9100

輸血用血液製剤 安定供給への支障に懸念 需要急増で供給量最高に

 神奈川県赤十字血液センター=港北区=はこのほど、県内における2024年度の輸血用血液製剤の供給量が過去最高だと発表した。現状、医療機関からの需要は急増しているが、県内だけでは必要な献血者数を確保できていない。同センターでは、特に若年層の献血者数減少が課題で、さらに少子高齢化が進むと将来の安定供給に支障をきたす恐れがあるとし、輸血経験者が出演する動画を公開する等、献血の普及、啓発を図っている。

 同センターによると、特に赤血球製剤の供給量が増えており、10年度は38万747単位だったが24年度は43万8484単位になり、15年間で15%増(1単位=200ミリリットル)。

 供給量増加の背景には、高齢化やコロナ禍以降の手術件数の増加、在宅医療での使用量増加など複数の要因が重なっている。輸血は、年齢と共に罹患率が高くなるがん等の病気やけがの治療のために行われる。

 血液中のすべての成分を献血する「全血献血」の献血者数は、24年度は22万1457人で前年度比で3124人増、過去最高を記録した。しかし、県内の全血献血だけでは対応が困難で、関東甲信越ブロック内で調整して供給している。

若年層の献血者減少

 少子高齢化で全国的に献血可能人口が減少している。10代から30代の協力者数はこの約10年間で33%減。県内では1日950人の献血協力が必要とされているが、同センターでは、今後さらに少子高齢化が進むと将来の安定供給に支障をきたすと危惧しており、若い世代への普及、啓発が重要な課題としている。

動画で普及、啓発

 同センターは献血が誰かの命につながっていることを伝えるために、動画「LIFE GOES ON#5献血がくれた『たからもの』」を公開している。出演したのは、輸血経験のあるミユキさん(40代)。動画では自身の経験などを語っている。ミユキさんは30歳の時、倦怠感や脱力感で最寄りのバス停から自宅まで歩けなくなった。肝臓の機能が低下し、意識障害などの症状が現れる「劇症肝炎」と診断され、医師から「明日の命もわからない」と告げられたが、48人分の輸血で救われた。その後、出産を経験し元気に生活している。動画に出演し「献血は、あなたの大切な人を助けられるかもしれません。元気を分け合い、優しさが広がる世界であってほしい」と期待を寄せた。

国際女性デーで出店する三輪夫妻

(株)ココカラ 障害者施設に仕事提供 「より多くの人を笑顔に」

 磯子区内の企業と障害者福祉施設が連携して製作した花のブローチが、3月に開催された「2025国際女性デー in横浜」で初めて販売された。この取り組みはフラワーギフトを販売する磯子区洋光台の(株)ココカラと上中里町の生活介護事業所ほっとゆいによるもの。同社の三輪智士代表取締役が「地域で役に立てることはないか」と同所へブローチの製作を依頼。同イベントでの出店を機に市会議員のパーティーで登壇者が着用したほか、地域マルシェでの販売が決まるなど広がりを見せている。

 同所はNPO法人結が運営する生活介護事業所で、現在11人の利用者が所属している。普段はクッキーの製造販売などをしており「三輪さんが『うまいね』と声をかけてくださり利用者も楽しそうだった」と同所の担当者。三輪さんも「より多くの人に笑顔になってもらえたら」と話した。
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菓子コンクールの受賞者ら

神奈川県銘菓5品決まる 菓子コンクール表彰式

 第31回神奈川県菓子コンクールの表彰式がこのほど神奈川県庁で行われた。同コンクール実行委員会(杉山和史会長/神奈川県銘菓共励会会長)が2年に1度開催しているもの。今回は34品の応募があり、入賞作品が選出された。

 表彰式には受賞者をはじめ、黒岩祐治神奈川県知事、「かながわ観光親善大使」の石塚英彦さんらが出席。黒岩知事と石塚さんによる受賞作品の試食も行われ、石塚さんからはおなじみの「まいうー!」が飛び出し、会場を盛り上げた。

 受賞作品は次の通り。

 【一般名菓の部】▽最優秀賞/津久井きなこのダックワーズ((有)セ・ラ・セゾン/相模原市中央区)▽優秀賞/鎌倉茶々の抹茶っ茶プリンプレミアムセット((株)潮田商事/鎌倉市)・蒸し棹菓子 御幸の浜((株)すずしん/小田原市)▽技術賞/小田原レモン生わらび餅((有)成和/小田原市)。【観光みやげ品の部】▽船もなか(こしあん)((株)香炉庵/横浜市中区)▽優秀賞/ざまSUNたると((有)ポエム/座間市)▽技術賞/湘南ゴールド小粒月餅(龍門商事(株)/横浜市中区)。

 また、「津久井きなこのダックワーズ」「船もなか(こしあん)」「鎌倉茶々の抹茶っ茶プリンプレミアムセット」「蒸し棹菓子御幸の浜」「ざまSUNたると」の5品が、新たに神奈川県銘菓に指定された。表彰式のレポートは県銘菓共励会のホームページから見ることができる。

山田さん、古山署長、堀川さん(左から)=磯子署提供

磯子警察署 コンビニへ感謝状 2件の詐欺被害抑止

 磯子警察署(古山秀和署長)は4月11日、特殊詐欺の被害を防いだコンビニエンスストア「ローソン栗木1丁目店」に対して感謝状を贈呈した。

 同店店員の堀川芳江さんと副店長の山田みちよさんは、3月20日に店舗を訪れた70代の女性に応対。ATMの操作方法を尋ねられた堀川さんが女性に来店経緯を聞くと、「警察官を名乗る男から電話があり、コンビニのATMで手続きをするように指示された」という話だったという。女性が高齢でATMの操作にも不慣れだった様子もあり、特殊詐欺を疑って山田さんが警察へ通報し、詐欺被害の未然防止につながった。

 また、山田さんは3月5日に3万円分のiTunesカードを購入しようする70代女性に話を聞き、パソコンのウイルス感染を名目とする内容を不審に思って110番へ通報。架空請求詐欺の被害抑止にも貢献し、感謝状を受けていた。山田さんは「お二人とも心の中では『詐欺かも』と思っている感じだった。被害に遭わなくてよかった」と話した。

燃料高騰で苦境の中小運送業を支援 横浜市が10万円交付へ 申請受付中

 ガソリン価格の高騰などを受け、横浜市は市内の中小貨物運送事業者を対象に、支援金10万円を交付する事業を始め、4月15日から受付を行っている。

インフラ支える

 地域経済を支える社会インフラである物流業界は、燃料費高騰や人手不足の影響を受けており、市は新制度で支援する。

 支援金の交付対象は、資本金3億円以下か従業員300人以下で、一般貨物自動車運送事業か特定貨物自動車運送事業の許可を受けた法人・個人。市内に営業所があることなどが条件。

 支援金額は1事業者あたり10万円で、申請受付は7月31日までだが、予算の範囲を超えた場合は期間内でも受付が終了する。申請には、交付申請書、自動車検査証記録事項の写し、市が進める「脱炭素取組宣言」の確認書などが必要。申請後2〜3週間で交付決定通知が届き、その後、請求書の提出から約30日で指定口座に支援金が振り込まれる仕組み。

 問い合わせは、受付事務局コールセンター【電話】045・912・2560(午前9時から午後5時、土日祝日除く)。

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山中市長(中央)に公演をPRする松永選手(右)と小林選手(左)

フィギュアスケートのイベント主催者に感謝状 児童福祉施設の子ども400人をリハ招待で

 フィギュアスケートのアイスショー「プリンスアイスワールド横浜公演」が4月26日(土)から30日(水)まで、KOSE新横浜スケートセンターで開催される。同公演を主催する株式会社テレビ神奈川などが25日に行われる前日リハーサルに横浜市内の児童福祉施設の子ども約400人を招待することから、山中竹春市長から関係者に感謝状などが手渡された。

 プリンスアイスワールドは1978年に誕生した日本初のアイスショーで、毎年全国各地で開催。フィギュアスケートとミュージカルを組み合わせたもので、プロフィギュアスケーターが華麗で力強く繊細なスケーティングを披露する。主催者は例年、前日リハーサルに児童福祉施設の子どもを招待している。

 18日、同公演の主催関係者のほか、出演する松永幸貴恵選手と小林宏一選手が横浜市庁舎を訪問し、山中市長から感謝状などを受け取った。松永選手は「横浜から公演が始まり、良い意味で緊張感がある。子どもたちに『明日から頑張ろう』と思ってもらえるような非日常空間を届けたい」と抱負を語り、小林選手は「今からわくわくしている。芝居で子どもたちを笑わせることができたらうれしい」と話した。

世界大会のコースの一部を走る© Shinji KAWATA Japan Triathlon Media

トライアスロン世界大会のコースを親子で走る 5月17日、横浜市が参加者募集

 横浜市は「世界トライアスロン横浜大会」の第15回記念企画として、5月17日(土)に親子向けの「ファミリーFUNラン」を行う。

 横浜大会は2009年に始まり、5月17日、18日に行われる2025年大会で15回目を迎える。15回を記念し、未来を担う子どもに世界大会を身近に感じてもらおうと、初めてランニング企画を行う。

 コースは横浜大会の一部である、ホテルニューグランド前から赤レンガ倉庫までの約1.25Km。対象は小学生とその保護者。定員は100組200人。参加費1組4000円(オリジナルTシャツ付き)。5月6日まで専用申込サイト(Peatix)で受け付け。大会情報は公式サイトで。

横浜ビー・コルセアーズ シーズン最終盤へ

 B1リーグのレギュラーシーズンが終盤を迎え、横浜ビー・コルセアーズは残り4戦を残すところとなった。4月19日からは横浜BUNTAIがホームゲームの会場となったが、19日・20日は名古屋ダイヤモンドドルフィンズ相手に連敗を喫した。

 敗れたものの、20日のゲームでは今季途中から加入した笹山陸選手=写真=が3ポイントシュート4本を決める活躍を見せた。「積極的に空いたら打つという気持ちが12得点につながったと思う」と笹山選手。シーズン最終盤へ向けて「チーム全員で戦って、最後まで戦い続ける姿勢を持ち、協力し合って頑張りたい」と語った。今週末は敵地でサンロッカーズ渋谷と対戦。来週末にはファイティングイーグルス名古屋を相手にBUNTAIで最終節に臨む。