秦野版【4月25日(金)号】
高橋市長(中央)へ署名を提出した実行委メンバー

秦野駅メロに「LUNA SEA」を 有志が署名1万6千筆提出

 小田急線秦野駅の発車メロディーを地元ゆかりのロックバンド「LUNA SEA(ルナシー)」の楽曲にしてもらおうと、昨秋から活動してきた市民有志が4月17日、要望書と1万6073筆にのぼる署名を高橋昌和市長へ提出した。市民からの要望を受けた市は、小田急電鉄と協議したいと応えた。

 駅メロ採用に向けては、秦野駅周辺に住む有志たちが昨年10月に実行委員会を組織。メンバーたちはイベント会場、ウェブを通じて市民や全国のファンに署名を呼びかけ、12月に市内外合わせて1万筆を突破。3月下旬には、実行委が市内在住者の数値目標としていた「市民の4%」を上回る6600筆にも到達した。

 市制施行70周年イヤーである今年中の駅メロ採用を目指す実行委は、17日に市役所を訪問。バンドメンバーの5人中4人が秦野出身者の曲が駅メロになることで、街の知名度向上やファン来訪による経済活性につながると訴えた。今野翔実行委員長(42)は、「ルナシーは秦野の誇り。駅メロになることで聖地になってほしい」。署名を受け取った高橋市長は、「みさなんの思いを伝えていきたい」と話し、小田急電鉄と協議していくことを約束した。

 市内では市制60周年に合わせて、2014年12月からZARDの楽曲が渋沢駅の駅メロに採用されている。

マック鈴木氏(左)と岡島秀樹氏

元メジャー選手が秦野に 5月「PLAY BALL」を開催

 秦野市はメジャーリーグベースボールジャパン(MLB Japan)と連携し、中栄信金スタジアム秦野などで5月31日(土)、青少年参加型イベント「PLAY BALL」を開催する。市制施行70周年記念事業として実施するもので、神奈川県内で同イベントが行われるのは初。

 イベントは、野球未経験者や経験が少ない子どもを対象に、野球を通じて心身の発達を促し、仲間との交流を深める場を提供することを目的としている。イベントには、元MLBプレーヤーをスペシャルゲストとして招待。今回は、カンザスシティ・ロイヤルズなどで活躍したマック鈴木氏と、ボストン・レッドソックスなどで活躍した岡島秀樹氏の2人が登場し、子どもたちは憧れのメジャーリーグ選手から基本的なプレーを学べるほか、直接触れ合うことができる。また、2人によるバッティングやピッチングなどのプレー披露も予定されているという。

 対象となるのは5歳から10歳まで(市内外を問わず、野球未経験者又は初心者)で参加費は無料。イベントは年齢別2部制で、第1部(午前10時半〜午後0時半)は5歳から7歳までが対象、第2部(午後2時〜午後4時)は8歳から10歳までが対象。定員各350人で、会場は中栄信金スタジアム秦野(平沢2547の1)。雨天の場合は、メタックス体育館メインアリーナに場所を移して実施される。参加希望者は、5月18日(日)までにMLB PLAY BALL公式ホームページから申し込む。応募者多数の場合は抽選。

一般参加可の展示も

 メタックス体育館はだのサブアリーナ(平沢101の1)では同日、「MLBミュージアム」も実施。ここではサイン入りボールやユニフォームをはじめとする数々のMLB関連アイテムが展示される。また、等身大パネルやフォトスポットも設置予定で、MLBの世界観を楽しむことができる。

 MLBミュージアムは入場自由で、写真撮影も可能。開催時間は午前10時から午後5時。

 そのほか、イベント当日には体育館前けやき広場にキッチンカーが出店する。問い合わせは市スポーツ推進課【電話】0463・84・2795へ。

令和6年度「かながわ認定観光案内人」に認定された 岩崎 茉莉さん 桜町在住 41歳

外国人に発信、秦野の魅力

 ○…神奈川県が自然・歴史・食・文化等の観光コンテンツに高い専門性を有する通訳ガイドを育成し、認定する「かながわ認定観光案内人」。今回認定された19人の一員として、秦野市・箱根町を担当する。外国人向けに寄木細工を使ったコースター作り体験や、茶畑の見学を盛り込んだツアーをウェブサイトで販売。「秦野は魅力たっぷりの場所。横浜や小田原・箱根などに人が流れてインバウンドの空白地になっているのはもったいない」と思いを語る。

 ○…南が丘小・中出身。県立有馬高校を卒業後、東洋英和女学院大学に進学。海外に興味があり、国際社会や地域情勢について学んだ。大学卒業後は箱根町のホテルに勤務。「今ほどではなかったけれど、当時から箱根には海外の方も多く来てましたね」。ワーキングホリデーでオーストラリアに1年間滞在し、現地のホテルやカフェでの勤務も経験。ホスピタリティと語学を磨いた。

 ○…結婚後は事務職に転職。子どもが生まれ退職し、自身が育った秦野に昨年戻ってきた。かながわ認定観光案内人の存在を知ったのもこの頃だ。「前から興味を持っていたガイドに挑戦するのに良いタイミングだと思って」。県が実施する講座に昨夏から参加し、今年2月に修了。3月に認定を受けた。

 ○…「家族向け」も意識している自身のツアー。寄木細工のコースターは簡単に作成でき、小学1年生になった息子も楽しんで作れるそう。今後は、酒蔵見学やいちご狩り体験など、秦野の名産を生かしたツアーも企画したい考えだ。海も遠くない秦野。趣味のサーフィンも生かせたら、と夢が広がる。「今回認定を受けたガイドのみなさんとチラシ作りもしています。神奈川・秦野を盛り上げたいです」

「体力過信せず登山を」 山岳救助隊へ感謝告げる

 命を助けられたとして堀井美千代さん(60・平塚)が4月12日、秦野警察署を訪れ、山岳救助隊隊員に感謝を伝えた=写真。

 堀井さんは4月5日、息子と共にヤビツ峠から塔ノ岳登頂へ。普段からマラソンをしており体力には自信があったが、大倉尾根を下山中に膝の痛みで動けなくなったという。通報を受け、山岳救助隊が約2・5Kmを交代で背負い下山。救急車で運ばれたものの大事に至らずに済んだ。「体力に自信があっても動けなくなることがある。他の方への啓発に繋がれば」と堀井さん。隊員は「元気な姿を見ることができ、今後の励みになった」と話す。

 山岳遭難事故が起きやすい大型連休。秦野署は「十分な水分を持参し、装備・計画は万全に、早出・早着で楽しい登山を」と呼びかけている。

消防団員向けに講習を行う内海さん

秦野自動車教習所 「交通安全意識向上に」 消防団員に運転講習

 秦野自動車教習所は4月12日、秦野市消防本部で消防団員向けに安全運転についての講習を行った。

 消防団員の安全運転意識を高めるため実施された講習。例年行われている「秦野市消防団幹部研修会」の一環として、今回初めて同教習所が講師として招かれた。昨年度、消防団員による緊急車両の事故が発生したため、講習を実施することになったという。

 当日は消防団員約50人が集まり、講習を受講。日常の運転に潜むリスクや交通事故の未然防止に必要な心構えについて講義が行われた。

 講師を担当した同教習所の内海靖さんは「市民の生命や財産を守るため活動する団員の皆様のお役に立ちたい気持ちで講習を引き受けました。参加者の方々の反応を通じ、改めて伝えることの大切さを実感しました」と感想を話した。

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4人の作品を展示

交錯する意識展 4月26日から 丹沢美術館

 丹沢美術館(秦野市寿町6の19みどりやビル2階)で4月26日(土)から5月5日(祝・月)まで、「交錯する意識展,25」が開催される。午前11時(初日は午後2時)から午後6時(最終日は5時)まで。入場無料。

 第19回丹沢アートフェスティヴァルの一環として行われる展示会。期間中は上田靖之さん、太田雅彦さん、小澤理史さん、清水雄一さんの作品が展示される。また、27日の午後4時30分からパーティーが、5時30分から7時にはパフォーマンス・ライブが実施される。

 問い合わせは丹沢美術館【電話】0463・83・9550へ。

万葉の湯 はだの館 5月イベント案内

 万葉の湯・万葉倶楽部9館同時開催「大創業祭」5/7(水)より事前キャンペーン開始。

 ◎月曜日「レディースデー」女性入館料1850円◎火曜日「シニアデー」60歳以上入館料1850円※年齢確認あり◎水曜日「サウナイベント開催」◎木曜日「ポイント入館優待デー」※1250Pで入館◎金曜日「メンズデー」男性入館料1850円◎土曜日「ちびっこデー」小学生/幼児入館料400円引※価格は全て税込み

 ▽5日(月)/10〜21時:男女石風呂「菖蒲湯」▽11日(日)/10〜21時:男女石風呂「フラワーバス」▽18日(日)/15時〜先着12人:「ヨガ体験教室」▽21日(水)/14時〜先着15人:みずき小夜子カラオケ教室▽24日(土)/17時30分〜:男性サウナ「熱風祭ロウリュ隊」▽26日(月)/風呂の日「ポイント3倍デー」▽27日(火)/14時〜:歌謡ショー♪清水ひとしさん・華代ゆりさん※各催しは状況により中止・変更の可能性あり。

 (問)万葉の湯はだの館【電話】0463・85・4126

八重桜の出荷ピーク 秦野市千村地区で

 食用八重桜の全国有数の産地として知られている秦野市。小野孝允(たかよし)さん(79)が管理する頭高山周辺の千村の畑では4月17日、八重桜の摘み取り作業が行われた=写真。

 「八重桜の里」として有名な千村地区。桜の摘み取りは江戸時代末期から、地域の祭りの費用を賄うために始まったとされる。

 開花状況に合わせ、短期的に集中して行われる摘み取り作業。カーネーション農家の小野さんも、この時期は八重桜の摘み取りを行う。

 17日は晴天の中、小野さんを始めとした作業員が梯子に上り、慣れた手つきで摘み取り作業を行っていた。16歳から60年以上、八重桜の摘み取りを行っている小野さん。「摘み取りは地域の風物詩。作業ができることが喜びです。高齢化で担い手が減っていて、若い人にも作業を引き継いでもらえたら」と摘み手としての思いを語る。摘み取られた八重桜はこの後、漬物業者に引き渡され加工される。

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10年ぶり子供大名行列 「衣装を着るのが夢だった」

 69回目の秦野丹沢まつりが4月19日と20日に開催され、「米倉丹後守(よねくらたんごのかみ)子供大名行列」が10年ぶりに復活した=写真。小学生23人が殿様や姫に扮して20日に渋沢駅周辺をパレードし、江戸時代を再現した一行を見物客らは写真に収めていた。

 市内堀山下に一族の墓地があり、京都府北部を治める丹後守に任じられた米倉昌尹にちなんだ大名行列。参加者が集まりづらくなってきたため2015年を最後に途切れていたが、市制施行70周年記念事業として学校を通じて小学4〜6年生に参加を募ったところ1日で定員に達した。

 姫の衣装を身にまとった藤遥さん(10)は、「大河ドラマが好きで、昔の衣装を着るのが夢だった。華やかできれい」と笑顔を見せた。

デジタルスタンプラリー 春まつりに合わせ第2弾 5月6日まで

 鶴巻温泉春まつりにあわせて「彫刻&まち巡りデジタルスタンプラリー」の第2弾が5月6日(火)まで鶴巻地区を中心に行われている。

 スマートフォンでデジタルスタンプラリーサイトにアクセスし、全10スポットのうち7カ所のスタンプを獲得すると、先着30人にオリジナル野外彫刻缶バッジが進呈される。4月29日(火・祝)の春まつり当日に特典交換すると市制施行70周年記念グッズも(先着20人)。交換場所は宮永岳彦記念美術館(4月28日は休館)。詳細は市HPへ。(問)市文化振興課【電話】0463・86・6309

手話で自己紹介しよう 5月から初心者向け講座

 「手話ボランティア講座」が5月から全7回で行われる。主催は秦野市社会福祉協議会。これまでの受講生からは「仕事で耳の不自由な方と接し手話に関心を持った」「手話を覚えられて嬉しい」という声も。講座は初心者向けで「秦野手話サークル秦の会」指導のもと、挨拶や自己紹介など日常で使える手話を学ぶことができる。5月9日〜6月27日まで(5月16日除く)の毎週金曜日、秦野市保健福祉センターで午後1時半〜3時。参加費500円、定員は先着30人。申し込みは社協【電話】0463・84・7711へ。

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秦野の野鳥写真展示 ヤビツ峠レストハウス

 全国愛鳥教育研究会が4月26日(土)から6月29日(日)まで、ヤビツ峠レストハウス丹沢MONで写真展「ヤビツ峠周辺の野鳥たち」を実施する。入場無料。公益財団法人日本鳥類保護連盟共催、秦野市・ヤビツ峠レストハウス後援。平日午前9時から午後4時、土日午前8時30分から午後4時30分。水・木休み。

 1972年に「鳥もすめる環境都市宣言」が行われ、年間145種ほどの野鳥が観察できる秦野市。今回はヤビツ峠周辺の自然にふれあい、野鳥に親しんでもらおうと開催する。店内にはA3サイズとA4サイズの写真14点を展示予定。問い合わせは同店【電話】0463・73・5688へ。

丹沢山地の景観と環境 歴史おこしの会が講演会

 NPO法人秦野歴史おこしの会(小泉孝理事長)が5月11日(日)、本町公民館2階多目的ホールで、講演会「丹沢山地の景観と環境」を開催する。時間は午後2時30分から。

 秦野の歴史と文化を学び、文化遺産を後世に引き継いでいく活動を行っている秦野歴史おこしの会。2022年のNPO法人化以降、市民にも学びの機会を提供するため、定期的に講演会を開催している。

 今回は、午後1時から会員向けに行う通常総会後に実施。平塚市博物館学芸員の早田旅人さんを講師に招き、資料や絵図などを通して近世における表丹沢・秦野地域を中心とした山地の状況についての話を聞く。

 一般参加者は、参加費200円(資料代)。「この機会に一緒に学びましょう。お気軽にお越しください」と小泉理事長は話している。

 問い合わせは、秦野歴史おこし会の竹田さん【電話】0463・75・2531へ。

献血を呼びかけた会員ら

秦野あづまLC 駅前で献血活動 学生など50人が協力

 秦野あづまライオンズクラブ(=LC/尾谷憲一会長)が4月15日、東海大学前駅南口広場で献血活動を行った。

 同クラブは年2回、東海大学前駅と鶴巻温泉駅で献血活動を実施している。この日も駅前の広場にクラブ会員が集まり、午前10時から午後4時まで街頭に立って駅利用者に献血への協力を呼びかけた。

 この結果、受付をした50人のうち42人から1万6200ミリリットルの血液を採ることができた。同クラブでは「献血にご協力いただいた学生の皆様、地元の方々ありがとうございました」と話し、阿蘇佳一委員長も「学校帰りの学生が協力してくれたのがうれしかった。血液を必要とする人は多くいるので、今後も若い世代に協力を呼びかけたい」と語った。

 同クラブの次回の献血は、今年10月21日(火)に鶴巻温泉駅北口を予定。

あいさつする福森会長(協会提供)

11月に坡州市長招く 友好協会、20周年事業を計画

 秦野・坡州(パジュ)友好協会が4月10日、秦野商工会議所で総会を開き、友好都市提携20周年を記念した事業について言及した。計画では今年11月、韓国・坡州市長をはじめとする訪問団を招いて交流を図る。

 秦野市と韓国最北端に位置する坡州市の交流は、市役所職員を通じて1996年にスタート。親善交流の要となる市民組織として、秦野・坡州友好協会が2000年に発足し、05年に友好都市となった。友好都市提携20年の節目にあたり、同協会の福森登会長(84)は「記念事業を通じて、日本と韓国の絆をもっと深めていきたい」と語った。記念事業の具体的な内容については、会員らで今後検討していく。

 両市は友好都市提携以来、幼稚園や農業の相互交流、祭りへの参加、少年サッカーや中学生英語スピーチコンテストなどの青少年交流事業を展開してきた。昨年には、福森会長が坡州市で外国人初となる1日名誉市長に任命された。

高橋市長に色紙をプレゼントした宮城野親方

元白鵬・宮城野親方が行脚 25日の秦野場所をPR

 大相撲秦野場所(会場・メタックス体育館はだの)が4月25日(金)に開催されるのを前に、元横綱白鵬の宮城野親方らが21日、高橋昌和市長を表敬訪問した。

 市制施行70周年を記念し、2014年以来の開催となる秦野場所(勧進元/出雲大社相模分祠)。巡業の段取りを整える「先発親方」を務める宮城野親方は、「秦野に来るのは、現役として参加した前回から10年ぶり。みなさんと会場で再び会えたら」と語った。一方の高橋市長は、「市制70周年に花を添えて頂いた」と感謝を述べた。

 宮城野親方は18日から秦野入り。巡業を盛り上げようと、丹沢まつりをはじめとする各所イベントや、手打ちそば石庄庵=写真(店提供)=などの店舗を行脚して巡業をPRした。

 秦野場所は25日午前9時〜午後3時。当日券は現地で販売予定。

コンサートと楽器体験を楽しもう 東海大学前タウンニュースホール

 参加者募集中。人気企画「ランチタイムコンサートみんなで楽しむ音楽の時間」のお知らせ。

5月11日(日)

 5月のみんなで楽しむ音楽の時間【12】は「クラシックギター編」。ギターカルテットLIBERTA(リベルタ)の茂木拓真さん、大貫淳也さん、五味拓磨さん、木村眞一朗さんを迎える。

6月22日(日)

 6月の「みんなで楽しむ音楽の時間【13】」は、「マリンバ編」。人気マリンバ奏者の須貝孝太さんを迎える。

 両日とも、ゲストのコンサートをたっぷり楽しんだあと、直接手ほどきを受けながら楽器体験もできる。会場は東海大学前タウンニュースホール。午後2時から(午後1時30分開場)。一般2000円(子ども1人同伴可)。2歳以下無料。来場希望者は公演事務局【電話】0463・81・1211へ予約。当日払い。

地元クリニックの院長が解説 医学の迷信「常識と非常識」

◆一般的なマナーとして「鼻毛の手入れは引き抜けばOK」と聞いたことがあるのですが...?

 これはとても危険です。鼻毛を抜くと鼻腔粘膜から細菌感染を起こし「丹毒(たんどく)」(いわゆる面丁、正式な学名ではありませんが)という、高熱を伴う疾病の要因になってしまいます。

 当院にも年に数人、この症状で来られる方がおり、程度によっては入院してもらうことも珍しくありません。鼻毛のお手入れは「抜く」ではなく「切る」です。

 また、これと同様に耳のお手入れにも注意が必要です。例えば入浴後、耳の中の皮膚がふやけている時の耳掃除は危険です。特に竹製の耳かきはおすすめできません。鼻毛ケアと同じく、耳の中を傷つけ、丹毒を発症します。綿棒での優しいケアをするようにしてください。

 秦野市大秦町にある「栄枝皮膚科」の院長・栄枝 重典氏(日本専門医機構認定/皮膚科専門医)が、自身の見識を基に健康に関する様々な情報を本紙読者に分かりやすく教えてくれるコーナーです(不定期掲載)