神奈川区版【10月23日(木)号】
「高山坂」のサインを説明する和田会長(右端)

羽沢地区 「道のサイン」お披露目 イベントで住民ら巡る

 神奈川区と保土ケ谷区にまたがる羽沢横浜国大駅周辺のまちづくりの一環として、住民らが名付けた道や坂などの名称を記したサイン看板がこのほど完成し、その披露を兼ねたまち歩きイベントが10月18日に行われた。

 同エリアでは新駅開業を機に、地域に愛着を持って暮らせるようにと羽沢地区と保土ケ谷区・常盤台地区の自治会町内会、横浜国立大学などで構成される羽沢横国まちづくり協議会が発足。2020年にはアンケートをもとに道や坂の名称を決め、今年3月には指針となる「まちづくりプラン」が横浜市から認定を受けた。

 それに基づき、市の助成金を活用したサイン看板の設置が9月までに完了。同協議会などが主催した地域交流イベント「はざわ学びフェス」「ときわ学びフェス」の中でそれぞれ各地域を歩いてサインを巡った。

 羽沢地区でのまち歩きには、高校生から常盤台の自治会長まで40人近くが参加。2つのコースに分かれ、長いコースでは約2時間をかけて地域に点在する20カ所近いサイン看板を回った。

 道中では羽沢南町内会前会長の和田勝己さんが「まちの先生」として「シクラメン通り」や、「大丸(おおまる)坂」などの通りや坂の名前の由来を説明。イベント運営を担当した横浜国立大学大学院 建築計画研究室の松木景虎さん(修士1年)からも「知らない話を説明していただき心強かった」との声が上がった。また、参加者同士も「ここは昔ショートゴルフ場があったんだよ」などと世代を超えて交流する姿が見られた。

 同協議会では今後もまちの歴史や特産品紹介などのサイン看板を追加していきたいとしている。
専用のテレビカメラを使用した調査=市提供

横浜市下水道管路 腐食やひび割れ確認 調査で対策必要0.8Km

 横浜市は、1月に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受けて実施した下水道管路の調査結果を9月17日に発表した。優先的に調査した約50Kmのうち、約35Kmの判定、評価が完了し、約0・8Kmで対策が必要だとした。

 調査は下水道管の破損が起因とされる八潮市の事故を受け、国が全国の自治体に要請したもの。

 市内には約1万2千Kmの下水道管がある。このうち、陥没現場と下水道管の地盤が類似していたり、構造的に腐食しやすい場所にある約50Kmを優先して3月26日から調査を開始。専用のテレビカメラを用いた調査と調査員がマンホールから管路に入って行う潜行目視調査を併用した。

 結果、陥没事故につながるような劣化は確認されなかったものの、腐食やひび割れが確認された箇所があった。

 対策が必要と見込まれる約0・8Kmのうち、速やかな対策が必要とされる0・7Kmでは原則1年以内に、残りの0・1Kmでは、応急措置を実施した上で5年以内に対策の実施を進める。劣化の状況に応じた状態の監視の継続と修繕、改築を行っていく。

 また、優先実施の対象の残りの15Kmの評価の取りまとめと、内径2m以上かつ設置後30年経過した約350Kmについても2025年度内を目途に調査を実施する予定だ。

 調査にかかる13億1160万円の事業費のうち、国庫補助事業で半額の6億5580万円が国から補助される。

進む老朽化

 市は、1960年代以降、短期的で膨大な下水道整備を行ってきた。コンクリートの標準耐用年数の50年を超える下水道管は、23年度末で約1500Km(市内に布設の約13%)で、20年後の43年度末には約1万Km(同84%)になる。

 急激な老朽化を見据え、市は22年度から、臨海部など古くから下水道が整備された区域を対象としてきた下水道管の再整備を全市域に拡大した。また、再整備のスピードアップやコストの縮減のため、道路を掘削せず既設管の中に新たな管を作る管更生工法を主体に工事を進めている。

神奈川区医師会主催の市民講座で講師を務めた 伊藤 剛さん 新町在勤 46歳

熱い思いで向き合う

 ○…神奈川区医師会の市民講座で、「在宅医療のあれこれ〜自分らしく暮らすために知っておきたいこと〜」というテーマで講演。病院へ通うことが難しい人へ、在宅医療とはどのような医療なのかを知ってもらう目的で実施した。「病気以外の日常の話題も共有できるような関係性をつくり、一人ひとりの生活に寄り添ったケアがしたい」と真摯に語る。

 ○…長野県伊那市に生まれ、高校時代までを地元で過ごす。父は100年以上続く表具店の3代目として掛け軸などを作る職人。兄も修行のため18歳から京都へ。「高校受験では親や兄弟に負けたくないという気持ちが強く、教師に難しいと言われていた医科大学を本気で目指していました」と当時の心情を語る。3年間の受験浪人を経て、和歌山県立医科大学に入学。「患者から専門を聞かれたときに『専門はあなたです』と答えるのが家庭医、というエピソードに強く惹かれ、家庭医を選びました」と照れ臭そうに話す。

 ○…医師免許取得後に配属先として選んだのは、静岡県伊東市の市民病院。地域有数の病院で、そこで緊急治療ができない場合は救急車に同乗し2、30分以上患者に寄り添いながら峠を越えることも。「長野にいた幼少期、何かあった時にいつでも頼れる地域の病院に安心感を覚えていた経験が、地域病院を選んだ理由の一つかもしれません」と振り返る。

 ○…小学校から大学時代まで続けていたという剣道については「ガッツポーズをしてはいけないなど、礼儀を重んじるところに好感を抱いていました」と語る。「自分の専門しか見ないのではなく、患者さんが求めているものに応えられるよう、日々勉強していきたい」と、熱い思いで寄り添う姿勢を忘れない。

製作の様子=提供

神工定時制建設科 「動く」模型を初製作 26日文化祭で展示

 神奈川工業高校=平川町=定時制建設科の池田翔太さん(4年)が、新聞紙を使用した動く観覧車の模型を製作した。10月26日(日)の文化祭では一般公開される。

 定時制建設科では約5年前から、新聞紙製の建築物を文化祭で展示している。これまでは城や塔などを作っていたが、今回池田さんが6カ月かけて製作したのは動く観覧車。サイズは高さ120cm・横20cm・幅60cm。「今年は過去の模型と視点を変えて、動く模型をテーマにしました」と池田さん。特に60本あるアームの取り付けに苦戦したといい「スムーズに回った時はグッときました」と振り返る。

 展示は26日(日)午前10時から午後2時30分まで、同校5階美術室で行われる。「動く模型は過去にないのでぜひ見に来てください」と呼び掛けた。

景品のマスカットを貰う斉藤さん親子

松見町2丁目町内会 秋まつりで初抽選会 親子で賑わう

 松見町2丁目西部町内会は10月13日、同町内会館で「秋まつり」を開催した。参加費は無料で、大人から子どもまで誰もが楽しめる企画を実施。昨年の約2倍の100人以上の参加者が訪れた。

 この秋まつりは、町内会で顔の見える関係を作り、フレイル予防や防犯につなげること、また、子どもたちに地域行事を通してふるさと体験をしてほしいという目的で開催会場には飲食ブース、防災展示、射的、輪投げ、魚釣り、コマ回しなどが用意され、子どもたちを中心に賑わった。

 また今回初の取り組みとして、昼過ぎ頃から抽選会が行われた。1等でマスカットが当たった斉藤茜さんは1歳の子どもを抱きながら「子どもが生まれてから夫の実家のある松見町2丁目に来た。このように子育て世代が集まる場があるのは安心」と話した。同町内会の平賀正雄会長は「いざという時にみんなで協力できる町にしていけたら」と話した。

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周年実行委員会により寄贈された法被

神奈川小 150周年記念法被を披露 運動会ソーラン節で着用

 今年度創立150周年を迎えた神奈川小学校(足立渉校長)で10月18日、記念の運動会「かなっ子 スポーツフェスティバル」が行われた。創立150周年記念事業実行委員会(小野和伸実行委員長)は寄贈品のうちの一つ、周年記念法被を児童に贈り、ソーラン節の発表で6年生が着用した。他にも聖火リレーなど、150周年に関連したプログラムが組まれ、華やかな運動会となった。

 法被は襟に「横浜市立神奈川小学校 創立一五〇周年記念」と印字されており、色は海をイメージした青色、背面には校章、下部には波がデザインされている。

 これまで運動会のソーラン節の法被は、近隣の学校のものを借りたり、出演する児童一人ひとりの親の手作りで持ち寄るなどして対応してきた。「親の負担が減るのでは」という小野実行委員長の意向で、独自の法被が誕生した。

 小野実行委員長は児童たちが法被を着ている様子を見て「法被の完成に向け何度も会議を重ねてきた。法被を着た子どもたちの熱意がこもった演技を見ることができて感慨深い」と話した。

講演の様子

健康の芽の会 健康診査について講演

 神奈川区区民活動支援センター登録団体「健康の芽の会」(餠田浩代表)は、健康で自立した生活を送る期間とされる「健康寿命」の延伸を目指し、定期的な講演会を開催している。10月16日には神奈川区役所本館5階交流室で、13人の参加者を迎え、健康診査に関する講演会を開いた。講師には「くどう治療院」院長の工藤英二さんが招かれた。

 同会は、高齢者が自身の健康を見つめ、仲間とともに学び合う場を提供することを目的として2023年4月から活動を開始した。会員も高齢化している中、地域高齢者が要介護状態の一歩手前である「フレイル」にならずにいられる期間が長くなるよう、健康に関する情報を積極的に発信している。

 この日の講演では、健康診断の血液検査や尿検査の重要性が改めて強調された。工藤院長は自身の腎臓の不調や高血圧のデータなども絡めながら、定期健診がもたらす心の支えの意義を説いた。餠田代表は「いざというときに適切な対応ができるよう、健康に関する知識や情報を身に着けてほしい」と話した。

 次回12月11日(木)には、大丸薬局の大野賢二薬剤師が漢方に関する健康知識をテーマに講演する。

講演する伊藤院長

「最後まで自分らしく」 在宅医療の講座開催

 神奈川区医師会は10月12日、市民公開講座「在宅医療のあれこれ〜自分らしく暮らすために知っておきたいこと〜」をはーと友神奈川3階の同会大会議室で開催した。講師を務めたのは新町にあるつよし在宅クリニックの伊藤剛院長=人物風土記で紹介=。

 講座では要介護状態になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最後まで続けるための「地域包括ケアシステム」の重要性のほか、在宅医療の対象者、訪問診療で可能な検査や処置、相談窓口などについて紹介。

 後半は患者の事例紹介などを通して「自宅の状態」「家族の介護力」などといった考慮すべきポイントを説明した。

9月には県知事から表彰を受けた

地域支える「ウルトラ」 鶴屋町在住の神谷さん

 鶴屋町在住の神谷易廣さん(82)は、台町と鶴屋町1丁目からなる台町町内会の会長を長年務めるほか、保護司やコンビニエンスストアのオーナーも務める「ウルトラ」な存在。9月には神奈川区暴力団排除対策推進協議会の会長として功労者表彰を受けた。「当たり前のことをやってきた結果として、認めてもらえたのであればありがたい」と心境を語る。

 警察関係の仕事も多く引き受けてきたが、その原点は約35年前に務めた栗田谷中学校のPTA会長時代。少年補導員として警察との付き合いが続くようになった。「ずっとこの地で生まれ育ってきた。どんな小さなことでも地域に貢献できたら」との思いが根底にあるという。

 保護司になったのは長年同職を務めた父親の影響も大きい。犯罪や非行をした人の社会復帰を助ける更生保護に取り組む姿を見ていたことから、父の跡を継いで自身も保護司になった。時には暴力団員の家族とも話をし、そのつらい思いに共感することもあったといい、「まっとうに更生する人をいかに育てるか」との使命を痛感した。

 様々な活動に身を投じる中で、犯罪を世の中からなくすための手立てとして地域一体となった取り組みの大切さを感じるといい、「地域の皆さんとコミュニケーションを図りながら今後も活動していきたい」と語った。

多彩な音楽家たちが出演

プレゼント コンサート5組10人招待 11月27日、関内ホールで

 関内ホール(JR関内駅北口6分)で恒例の「馬車道 陽だまりコンサート〜秋を彩る音模様〜」が11月27日(木)に開催される。この観覧券を抽選でタウンニュース読者5組10人にプレゼント。

 クラシックから童謡唱歌、映画音楽まで様々な曲や、毎回好評の会場全員で歌うコーナー(全6曲)も。今回は横浜国大附属鎌倉小5年1組の児童がゲストに登場し、『サウンド・オブ・ミュージック』などの歌を披露する。「音楽を通した多世代交流をお楽しみください」と同館。

 午後2時開演(90分予定)。全席指定で1000円、4歳以上入場可。チケット購入は【電話】045・662・8411。

 ハガキに〒住所、氏名、年齢、感想を明記の上、〒231―0033横浜市中区長者町2の5の14タウンニュース「関内ホールコンサート」係へ。11月5日(水)必着。

ホストシティをバトンタッチした山中市長(右)と横山市長

「次の万博は横浜!」 大阪で引継ぎセレモニー

 「次の万博は横浜!」と銘打たれたバトンタッチセレモニーが10月13日、大阪・関西万博の会場で行われた。

 この催しは、横浜市で2027年3月に開幕する万博「GREEN×EXPO 2027」の機運醸成などを目的としたもの。横浜市の山中竹春市長と大阪市の横山英幸市長が、フラワーリースを用いてホストシティのバトンタッチセレモニーを行った。グリーンエクスポのマスコットキャラクター「トゥンクトゥンク」も登場し、引継ぎを盛大に祝った。

 山中市長は27年に向けて、大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」の木材を再利用する計画にも触れ、「全力で準備を進めます」と意気込みを語った。

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イベントのチラシ

未就園児親子集まれ 沢渡三ツ沢地域ケアプラザで交流イベント

 沢渡三ツ沢地域ケアプラザで11月6日(木)、「三ツ沢地区こどもぷちフェスタ」が開催される。午前10時から正午まで。入場無料。

 三ツ沢地区の主任児童委員や子育て支援者らでつくる「子育て情報交換会」が主催。地域の子育てを良くしようと話し合いを重ね、親子の交流の場として企画した。

 当日は段ボール電車やボールプールで遊べるほか、屋上でのコーヒータイムも設けられる。対象は主に未就園児とその保護者。

 問い合わせは同ケアプラザ【電話】045・577・8210へ。

俳優・森次晃嗣さんに聞く 「ウルトラセブンは分身」 シニアに熱いメッセージ

 ウルトラマンシリーズは来年、放送開始から60周年の節目を迎える。数ある名作の中でも誉れ高いのが「ウルトラセブン」だ。主役のモロボシ・ダンを演じた俳優、森次晃嗣さん(82)=藤沢市在住=に、当時の思い出や年齢を重ねても元気に過ごす秘訣を聞いた。

 --「セブン」撮影当時の思い出は。

 「高校卒業と同時に、文字通りかばん一つで北海道から上京し、ジャズ喫茶などで住み込みで働いた。オーディションを勝ち抜いてモロボシ・ダン役を射止めたのは24歳の時。撮影には毎日始発で藤沢の自宅を出て、成城学園前のスタジオまで通った。40度の熱があっても撮影したことも。過酷なスケジュールで、よく1年やれたと思う。特に心に残っているのは、海底人が人間の海底開発に抗議して攻撃してくる『ノンマルトの使者』。実はもともと地球に住んでいたのは海底人の方で、ダンも地球人がしたことに苦悩する。ウルトラセブンは戦争もテーマに置く、社会派ドラマだった。怪獣もエレキングやキングジョーなど魅力があったから、人気があるんじゃないかな」

 --ウルトラセブン=モロボシ・ダンは、森次さんにとってどのような存在ですか。

 「もはや分身と言える存在だと思う。色んな役を演じてきたけれど、やっぱりモロボシ・ダンなんだ」

 --他のウルトラマン役を演じた俳優とも交流があるとか。

 「昨年、同じ藤沢に住む、つるの剛士さん(ウルトラマンダイナ役)から『今日暇ですか』と電話があってね。彼の自宅に行ったら高野八誠さん(『ウルトラマンガイア』ウルトラマンアグル=藤宮博也役)とか若いウルトラマンも何人かいて。お酒を飲んで、話をして、元気をもらったよ」

 --「セブン」の後も、時代劇から現代劇までさまざまな役を演じてきました。長く活躍できた秘訣は。

 「60代に入ってからは、若くはないけれどおじいちゃんでもない、難しい役どころが多くなった。でも挑戦することを大事にしていたので、もらった役は全力で取り組んできた。70代に入り、流石に体力の衰えを感じるようになって、海までの散歩を日課にしていた。振り返ると好きなことをやってこられたと思う。でも、まだまだファンのみんなに元気な所を見せていかないとね」

 --現在は藤沢で飲食店「ジョリー・シャポー」を経営されています。

 「以前は店でシャンソンを歌ったりもしていた。今はほとんど娘に任せているけれど、今も年に数回はファンミーティングを開いている。ファンの皆さんが、こんなに長くセブンを大切に思ってくれてありがたい」

 --ファンからサインを求められた際、色紙には必ず「正義」「勇気」「希望」と書くとか。

 「正義を貫くには勇気がいる。勇気があれば希望が生まれる。この言葉を生涯大事にしている」

 --最後に読者にメッセージをお願いします。

 「いつ何が起きるか分からないからね。若い人に力をもらって、一緒に楽しくいきいきと生きていきましょう」
一度は着てみたい重厚感

横浜で「きものフェス」 初の甲冑体験も

 きものを気軽に楽しんでもらおうと「きものフェス」が11月22日(土)〜24日(月)、横浜・山下公園前のシルクセンターで行われる。入場無料。

 七五三や家族の記念に人気の「きもの撮影会」では、初の甲冑体験も開催。伊達政宗と真田幸村の甲冑(大人用・子ども用120cm〜あり)を着ることができる。体験料はレンタル・着付込み3万円のところ1万5千円。甲冑着付師やカメラマンは現役の役者が協力するなど、衣装や刀の型付けも本格的だ。予約は11月17日まで。(問)【電話】03・5875・8812

抽選で招待

 読者1人を11月23日(日)10時〜の体験会に招待。件名に「甲冑体験」、氏名、住所、年齢、連絡先を明記の上、メール(naka-nishi@townnews.co.jp)で申し込む。10月31日(金)締め切り。

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フェアのチラシ(表面)

10月25日 そごう横浜店 健康テーマのフェア

 健康について楽しみながら学べるイベント「健康チャレンジフェアかながわ2025」が10月25日(土)、そごう横浜店9階市民フロア内(横浜駅下車徒歩5分)で開催される。時間は正午から午後4時まで。主催は、県栄養士会や県看護協会らから構成された同フェアかながわ実行委員会。

 当日はセンサーに指先を置くと血管年齢がわかる「血管年齢測定」や乳がんの早期発見に役立つ「乳がんチェック」、BMIを確認できるコーナー、ロコモチャレンジ、オーラルフレイル予防など老若男女が健康について学べるブースが多数並ぶ。また、協賛企業のマルコメ(株)から提供された品物を来場者先着300人にプレゼント。詳細は二次元コードで。

山中市長、高市内閣に物価高対策や子育て支援策を期待 新政権発足でコメント

 横浜市の山中竹春市長は10月21日、高市内閣の発足を受けてコメントを発表した。

 山中市長は、日本が直面する課題の解決に迅速に取り組むという高市首相の決意が打ち出された内閣だと評価し、期待感を示した。また、自民党と連立を組むことになった日本維新の会が主張する「副首都構想」に関連し、「多様な大都市制度に関する国民的議論の推進を期待している」とした。

 山中市長のコメントは次の通り。

 「日本が直面する課題の解決に迅速に取り組むという、高市総理の決意が打ち出された内閣だと期待しています。高市総理におかれましては、「暮らしの安全安心の確保」と「強い経済の実現」に向けて、物価高対策やさらなる子育て支援施策の充実など、地方の声を踏まえた実効性ある取組を進めていただくことを期待しています。また、副首都構想を含む多様な大都市制度に関する国民的議論の推進を期待しています。横浜市では、1年半後に「GREEN×EXPO 2027」の開催を控えています。大阪・関西万博に続く我が国の万博の成功に向け、国とホストシティの横浜市との一層強固な連携をお願いいたします。

横浜市役所(資料写真)

元水道局職員 工事で撤去の廃材を転売 在職時の行為で退職金不支給

 横浜市水道局は在職中に窃盗行為を行った元職員を免職相当として、退職手当を全額不支給にしたことを10月17日に発表した。

 元職員は技能職員として三ツ境水道事務所=瀬谷区=に在籍していたが、昨年10月から今年3月の定年退職までの間に計6回、水道工事で撤去した廃材を無断で持ち出した。知人を通じて廃材をリサイクル業者に転売し、合計8万1650円を得ていたという。

 4月に同事務所から瀬谷警察署に被害届が提出され、元職員は7月25日に送検された。転売で得た金額は全額、水道局に返納されている。

 市は元職員について、免職相当と判断し、退職手当を全額不支給とした。

 水道局は17日付で、居酒屋に職員を呼び出し、暴言などのパワハラを行った50代の職員を停職3カ月、職場の女性トイレに侵入し、スマートフォンで動画を撮影した20代の職員を停職6カ月の懲戒処分にしたことを同時に発表した。

 これらの不祥事に水道局は「公務員としてあるまじき行為であり、市民の信頼回復に向けて再発防止に取り組む」とコメントしている。

市内各チームが協力

神奈川スポーツセンターで10月19日に体験イベント 横浜のプロスポーツ4チームが集結

 「YOKOHAMAスポーツレクリエーションフェスティバル2025」が、10月19日(日)に神奈川スポーツセンター=三ツ沢上町=で開催される。午前9時から午後5時まで。参加費は無料。

 今回の目玉は横浜DeNAベイスターズ(野球)・横浜エクセレンス(バスケットボール)・横浜キヤノンイーグルス(ラグビー)・横浜FC(サッカー)の市内で活動する4つのプロスポーツチームによる体験教室や講座の開催。

 当日は、横浜DeNAベイスターズのスクールコーチによる野球体験(正午〜午後4時)や、横浜エクセレンスによるバスケとチアダンス体験(同)、横浜キヤノンイーグルスによるラグビー体験(同)が実施される。また、横浜FCの管理栄養士による「成長期(小学生)の食事」をテーマとした食育講座が午前11時から開かれる。

 このほか、地元のサークルなど15団体が練習の成果を披露するパフォーマンス発表会や、同センターで開講しているZUMBA(午前10時〜)やピラティス(午前11時〜)の無料体験会も予定されている。地域の少年サッカーチームのミニ大会も行われる。

 体験会や講座は事前申込制だが、空きがあれば当日参加も可能。問い合わせは同センター【電話】045・314・2662へ。

横浜市役所(資料写真)

横浜市職員 月給1.3万円引き上げへ 人事委員会が勧告

 横浜市人事委員会は10月15日、2025年度の市職員給与について、月例給を平均1万3469円引き上げる勧告を行った。

 今年4月時点で規模100人以上の民間企業の給与は41万8549円で市職員は40万5080円だった。差額の1万3469円(3.33%)を埋めるために引き上げを勧告した。差額が3%を超えたのは、1991年以来34年ぶり。

 30歳代までの職員を中心に、全体を引き上げる。特別給(ボーナス)は0.05カ月分引き上げ、4.65カ月とする。

 勧告通りに改定されると、職員の平均年収(平均41.1歳)は現行の665万7千円から690万1千円へ24万4千円増加する。行政、消防、教育、医療職員を合わせた影響額は約80億3千万円に上る見込みだ。