「多摩―相模原」スムーズに 計画道路が開通
相模原市緑区東橋本と町田市小山町をつなぐ都市計画道路・宮上横山線が先ごろ開通し、多摩市内を走る多摩ニュータウン通りが相模原市まで一直線につながった。相模原市と町田市の相互アクセスの向上などを目的に2016年から整備が進められてきた計画道路で、国道16号などを利用する多摩市民にとっても相模原市までがスムーズになった。
開通した宮上横山線は、相模原市緑区東橋本2丁目交差点から、町田市の多摩ニュータウン入口交差点を結ぶ約670メートルの都市計画道路。道路の全幅は18メートルで車道は片側1車線。歩道は各4・5メートルあり、自転車通行帯も設けられた。開通により、国道16号の南橋本一丁目交差点から八王子市を越えて、多摩市内までが1本の道でつながったことになる。
道路の開通前にはセレモニーが行われ、多くの地元住民や関係者が集まった。セレモニーの後に渡り初めが行われ、道路が開通した。
開通したばかりの道路を通って圏央道の相模原愛川ICまで利用した市内在住の男性は「時間が大幅に短縮したようには思えなかったが、真っすぐに進むので走りやすかった」と話す。
新たな渋滞を懸念
周辺道路の渋滞解消を目的の1つに開通した宮上横山線だが、開通直後から断続的に渋滞が見られる。
さらに、宮上横山線の開通に喜びの声が挙がる一方で、南側にあるJR横浜線の小原踏切周辺の渋滞を心配する声も挙がっている。開通以前も踏切待ちによる周辺の渋滞が多く見受けられたため、地域住民の中には「踏切の渋滞がさらにひどくなるのではないか」と不安を抱いている人もいるという。
踏切周辺の渋滞解消については、本村賢太郎相模原市長が開通セレモニーのあいさつの中で、「今、庁内で連続立体ができないかという議論をしているところ。より良い道路の強靭なネットワークをつくっていきたい」と対策を検討中であることを示し、渋滞緩和に向けた議論を進めていることを強調した。
開通した宮上横山線は、相模原市緑区東橋本2丁目交差点から、町田市の多摩ニュータウン入口交差点を結ぶ約670メートルの都市計画道路。道路の全幅は18メートルで車道は片側1車線。歩道は各4・5メートルあり、自転車通行帯も設けられた。開通により、国道16号の南橋本一丁目交差点から八王子市を越えて、多摩市内までが1本の道でつながったことになる。
道路の開通前にはセレモニーが行われ、多くの地元住民や関係者が集まった。セレモニーの後に渡り初めが行われ、道路が開通した。
開通したばかりの道路を通って圏央道の相模原愛川ICまで利用した市内在住の男性は「時間が大幅に短縮したようには思えなかったが、真っすぐに進むので走りやすかった」と話す。
新たな渋滞を懸念
周辺道路の渋滞解消を目的の1つに開通した宮上横山線だが、開通直後から断続的に渋滞が見られる。
さらに、宮上横山線の開通に喜びの声が挙がる一方で、南側にあるJR横浜線の小原踏切周辺の渋滞を心配する声も挙がっている。開通以前も踏切待ちによる周辺の渋滞が多く見受けられたため、地域住民の中には「踏切の渋滞がさらにひどくなるのではないか」と不安を抱いている人もいるという。
踏切周辺の渋滞解消については、本村賢太郎相模原市長が開通セレモニーのあいさつの中で、「今、庁内で連続立体ができないかという議論をしているところ。より良い道路の強靭なネットワークをつくっていきたい」と対策を検討中であることを示し、渋滞緩和に向けた議論を進めていることを強調した。