青葉区版【10月30日(木)号】

県内小中体育館空調設置率 全国平均を下回る 本紙調査 今年度末でも2割超

 近年の猛暑日の増加による児童、生徒の活動環境の悪化、災害時の避難場所の機能強化の観点から急務となっている公立小中学校の体育館等の空調設置。本紙は設置状況について県内の各自治体にアンケート調査を実施した。今年度末までに設置率が21・9%になる見込みである一方で、依然として全国平均を下回ることが分かった。

 文科省では学校体育館の空調設置に国の支援制度を周知するなど導入を推進している。

 県内小中学校の普通教室の設置率が99・9%に対して、文科省が今年6月に発表した「公立学校の体育館等(小学校は体育館、中学校は体育館・武道場)における空調(冷房)設備の設置状況調査」(2025年5月1日現在)によると、体育館等の設置率は14・6%で全国平均の22・7%を下回っている。県内の自治体別に見ると、設置率100%は神奈川県を含む34自治体のうち綾瀬市、寒川町、大磯町、大井町。一方で0%が17自治体あり、27の自治体で50%を下回っている。

 アンケートによると、今年度中に空調設備の設置を行う(もしくは行った)と回答したのは12自治体で、来年度以降に設置を予定していると答えたのは16自治体。すでに設置完了の4自治体を除き、23の自治体で検討が進んでいる。「今のところ設置の予定はない」と答えた自治体でも、具体的な予定はないが、おおむね設置に向けて「検討している」と回答した。今年度末までに設置率が100%となるのは神奈川県、茅ヶ崎市、海老名市の見込み。

 また、設置予定がないと答えた自治体の中には、「気化式冷風機を導入して空調対策を行っている」と回答した自治体もあった。

横浜市29年度に完了

 横浜市は今年1月、整備計画を5年前倒しし、29年度までに完了する方針を打ち出した(建て替えや大規模改修が予定されている学校は除く)。今年度の予算は今年2月の補正予算で計上された7億9千万円とあわせ、約20億円。29校の整備を予定する。

 設置する学校の優先度は、「地域防災拠点や指定避難所の指定状況」「建物構造上特に風通しの悪い体育館」「児童生徒数」「投票所など学校活用事業の有無」などを参考に決める。整備が遅れる学校については、大型冷風扇の配置などの暑さ対策を実施。

 ※アンケートは9月に神奈川県を含む県内34の市町村に送付。文科省の資料を示した上で、「今年度、来年度以降の空調設備の設置予定」などについて聞いた。
利用方法を解説するスタッフ

オンデマンド乗合交通 本格運行に向け実証実験 敬老パス導入や期間拡大

 アプリや電話による事前予約に応じてルートやスケジュールを柔軟に組み合わせて運行するオンデマンド乗合交通「あおばGO!」の3度目の実証実験が11月4日(火)から始まる。10月24日には利用者に向けてたまプラーザ地域ケアプラザで説明会が行われた。

 買い物や通院など日常生活の移動が不便と感じる地域への支援として横浜市が推進する「おでかけシャトル」。その青葉区版として横浜市と、通信・交通事業者や自治会などで構成される「あおばGO!実証実験協議会」が連携して事業が進められている。2023年から新石川地区で実証実験が始まり、その後に改良、4度目の今回は敬老パスによる割引や定期券、期間の延長などを実施。本格運行に向けた実証実験の最終年度と位置付けられている。

 運行期間は11月4日から2026年9月11日(金)までの月曜日から金曜日((土)(日)運休、祝日運行)の午前9時から午後7時。運行エリアは前回に続き新石川地区、美しが丘地区、あざみ野地区の3エリアで、各エリア車両1台(乗車定員4〜6人)が運行する。乗降は乗降スポットのみで可能。

 運賃は1回乗車ごとに大人500円、小学生以下200円で、エリアをまたいだ際は料金別途。また、複数人での乗車の場合2人目以降が半額。敬老パスや連携施設利用の際発行される交通チケットを使用すると半額。福祉パスや特別乗車券で無料となる。今回から定期券も導入された。

 利用にはLINEアプリまたは電話での利用登録が必要。乗車予約は11月3日(月)午後1時から開始で、2週間後までの予約が可能となっている。

住民から待望の声

 10月21日から31日(金)にかけて、大場地域ケアプラザとたまプラーザ地域ケアプラザで利用者に向けた説明会を実施している。24日、たまプラーザ地域ケアプラザで実施した回には5人の地域住民が訪れた。

 説明会ではスタッフらが同サービスの利便性や利用方法を解説。利用登録のサポートも行った。参加者の男性は「自分が住んでいるエリアは高齢者が多く、通院などで困っている」と話し、ある女性は、「前回はほぼ毎日使っていた。本当に助かっているので確実に実施してほしい」と訴えた。

 市内のオンデマンド型地域交通サービスは鶴見区などでも実証実験が行われているが、青葉区が最も早く、かつ広域のエリアで実施されている。

 市地域交通推進課の担当者は「利用の少ない土曜日の運行をなくし月曜日に回すなどブラッシュアップを重ねてきた。利便性を実感してもらい、ぜひ継続して利用してもらえれば」と期待を寄せた。

 「あおばGO!」の詳細は市ホームページから。問い合わせはコールセンター【電話】0120・567・177へ。

創立40周年を迎えた緑法人会女性部会の部会長を務める 荻原 聡美さん 美しが丘在勤 55歳

”行動力”で人をつなぐ

 ○…会員数53人。租税教室や文化事業などさまざなな地域活動を行う緑法人会女性部会。創立40周年の節目を迎えた年に部会長に就任し、「自分は先輩たちが築き上げてきた上にたまたま立っているだけ」と謙遜しながらも、「会を発展させつつ、会員にとっても楽しみながら学べる場にしていきたい」と意気込む。

 ○…川崎市出身。幼いころから好奇心旺盛で、家では絵画やピアノ、書道を習い、部活動ではソフトボール、ジャズダンスと気になるものはなんでも試してみた。高校を卒業するとジュエリー業界に就職。その後も郵便、旅行、出版とさまざまな業界に飛び込んだ。転機となったのは30代前半。実家にたちの悪い地上げ屋が出入りし、家族が不安になる様子を見て「私なら人のためになる不動産業者になれるはず」と転職を決意した。

 ○…働きながら宅地建物取引士の試験を一発合格。不動産会社で半年ほど勤めると、2012年に独立した。現在では美容サロンも手掛けながら、たまプラーザに事務所を構えている。難病を抱えた母の世話と仕事に追われる日々だったが、23年に母を見送ったとき「『もっと自分の好きなことをやっていいよ』と言われた気がした」。時を同じくして、会員だった法人会から声をかけられ、女性部会に所属。もともと好きだった”人との関わり合い”を活かして、異業種交流や地域貢献活動に活躍の場を拡げた。

 ○…趣味はゴルフ1本。「スコアは山あり谷ありだけど」と照れ笑いしながら、法人会ではレディースコンペや女子プロを招いた大会を企画するなど横のつながりが持てる場を大切にしている。「人と人のつながりが生み出すエネルギーはすごいもの。その輪を広げていけたら」

横浜市 インフルエンザの流行注意報発令 15歳未満が約8割

 横浜市は10月29日、インフルエンザ流行注意報を発令した。

 市の感染症発生動向調査によると、10月20日から26日までの1週間で、市内の定点医療機関あたりの患者報告数が11・07人となり、注意報発令の目安となる10・00人を超えた。13日から19日の週は5・44人で1週間で倍以上に増えた。昨シーズンの市内の注意報発令は12月19日だった。

 年齢別では10歳未満が全体の51・5%、15歳未満が79・1%を占めており、子どもを中心に感染が拡大している。学級閉鎖は小学校を中心に47施設、患者数は625人に達している。

 区別では、栄区が37・00人で最多。瀬谷区の25・33人、鶴見区の20・14人と続く。最少は中区の2・50人。

 市は、咳エチケットやこまめな手洗い、十分な休養とバランスの良い食事、室内の適切な湿度(50〜60%)管理と換気を呼びかけている。重症化予防のためのワクチン接種も推奨し、高齢者向けの予防接種は10月から始まっている。

認知症対策や終活を支援 たまプラーザでセミナー

 たまプラーザ地域ケアプラザで10月22日、「高齢社会に向けた生活の不安解消セミナー」が行われた。区内の地域ケアプラザ、郵便局、新富士病院グループの連携事業。

 当日は、地域住民など約10人が参加。同地域ケアプラザと郵便局からは、認知症に関わる活動や終活相談等のサポートが紹介された。女子サッカークラブ「日体大SMG横浜」の選手2人も登壇し、椅子に座ってできる体操を紹介。青葉さわい病院の泌尿器科医による講座では、頻尿の症状や治療法が解説された。

 同セミナーは、昨年から各地域ケアプラザで実施されている。今回、(株)ソーシャルビューティーフォトの山田真由美代表取締役社長と、港北年金事務所の江渕由紀副所長が初登壇。それぞれ、遺影写真についての解説と日本年金機構のサービス「ねんきんネット」の紹介を行った。

 日本郵便の「終活出張撮影サービス」でも、カメラマンを務めている山田代表取締役社長。「『遺影写真』は、その方の生きた記憶を美しく残すもの。『もっと良い表情のものを残しておけば…』と家族を後悔させないためにも、今、自分らしい姿を写真に残すことが何よりの思いやりです」と話していた。

 一方、ねんきんネットは、スマートフォンやパソコンから自分の年金情報を手軽に確認できるサービス。江渕副所長は「日本年金機構では、お客様の利便性向上のため、『いつでも・どこでも・どなたでも』利用しやすいサービスを心がけている。ぜひ、ねんきんネットをご利用いただければ」と話していた。
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県西の灯りが集う「あしがら灯りの祭典IN最乗寺」11月22日~30日
南足柄・大雄山最乗寺紅葉ライトアップ
県西の灯りが集う「あしがら灯りの祭典IN最乗寺」11月22日~30日
「鉄道ファン親子特別ツアー」「座禅&足柄茶プレミアム体験」で満喫
秋の気配が深まる神奈川県西部、600年の歴史を持つ大雄山最乗寺(南足柄市大雄町)で赤や黄色に色づく紅葉のライトアップが11月22日(土)から始まる。11月30日... (続きを読む)
報告に訪れた関係者らと中島区長(前列中央右)

もえぎ野中生徒会ら 区長に表敬訪問 全校で認知症考える

 もえぎ野中学校生徒会と青葉区キャラバン・メイト連絡会は10月21日、青葉区役所の中島隆雄区長と今井健太郎青葉福祉保健センター担当部長を表敬訪問した。昨年11月に同校で実施した全校生徒対象の「認知症サポーター養成講座」について、成果を報告した。

 事前学習や当日運営・進行など生徒会主導で行われた同講座。生徒の自主性や地域のつながり作りが評価され、全国の認知症サポーター活動事例の中から優秀賞に選出。9月に表彰を受けた。

 中島区長は、「誰もが住みよいまちづくりに、若い方が自分事として取り組んでくれて心強い」と受賞を祝福。同生徒会長の井戸本環太さんは、「活動を通して、地域単位で認知症への理解が深まった。生徒や地域の方との協力が実ってうれしい」と笑顔を見せた。

こどものみらい 旅で得た成果報告 長崎で考えた「平和」

 青葉区を拠点に活動する市民学習サークル「こどものみらい」による「平和の旅の報告会 第二回 長崎」が11月16日(日)、ふれあい青葉(市ケ尾町1169の22)で行われる。午後1時から3時30分まで。参加無料。

 「子どもたちに明るい未来を手渡すためにはどうしたらよいか、学び合い、行動しよう」という目標を掲げ、昨年6月に立ち上げられた同サークル。青葉区や都筑区などからメンバーが集まり、環境問題や社会問題についての意見交換や学習企画に取り組んでいる。

 今年8月、新日本婦人の会の声かけで、サークルメンバーの内田ちひろさんと冨田香織さんが、長崎県で開催された原水爆禁止世界大会に参加。原水爆に関連する施設や場所を巡った。旅を通して見たものや感じたことを報告する。

 事前申込不要。当日は直接会場へ。(問)同サークル【メール】kodomonomirai2024@gmail.com
盛り上がったお菓子撒き

盛圓寺 65年ぶりに秋祭り 雨天でも盛況に

 すみよし台の日蓮宗の寺院「盛圓寺」で10月26日、秋祭りが行われた。同宗では、開祖の日蓮の命日である10月13日前後に「お会式」と呼ばれる法要行事(秋祭りなど)を行う。同寺ではお会式として、長らく行われていなかった秋祭りを約65年ぶりに開催した。

 当日は雨にも関わらず、約100人が訪れ、久しぶりの秋祭り復活を祝い、楽しんだ。

 境内ではからあげ、おにぎり、ホットドッグなどの飲食販売の他、本堂内での太鼓集団「鼓粋」の演奏、地域の子どもたちへの祈祷・祈願などが行われた。また、最後にはお菓子撒きを実施。子どもたちは我先にと拾い集めていた。

 同寺の住職は「雨だったのが悔やまれるが、久しぶりの秋祭りにも関わらず、たくさんの人が来てくれてよかった。来年も実施するので次も来てほしい」と話している。

 昨年、同寺では住職の交代式があり現住職が34代目に。以降、地域に開かれた寺院を目指し、境内に子ども用の遊具(滑り台やブランコ)を設置したり、習い事の会場になったりと地域の住民の憩いの場として日ごろから解放している。
温もりある手作りサウナ。温度調整もお好みで

里の恵季に手製サウナ 完成から1年の今

 寺家町にあるシェアスペース「里のengawa」(寺家町522寺家ふるさと村)に手作りのサウナがあるのを知っているだろうか――。

 同スペースを運営するのは約10年前に寺家町に移り住んだフランス人のアレックスさん。2023年に道の駅のように寺家の特産物を販売する「里の恵季」を同スペース内にオープンした。以降、年間を通して、さまざまなワークショップなどのイベントを開催しており、周辺住民の憩いの場として親しまれている。

 アレックスさんがサウナを作り始めたのは、里の恵季の改装が始まった24年のこと。以前から「自然の中で入れて、天候に左右されないサウナを作りたい」と考えていたアレックスさんは、隣接していた空きスペースに目を付けた。クラウドファンディングで費用を集め、約半年の期間をかけて、サウナを完成させた。建築資材などはすべて自分で調達。組み立てから完成まで手作りにこだわっている。

 今年に入ってから、クラウドファンディングに協力した人向けに先行体験会を実施。「解放感があって、とてもすっきりできた」など喜びの声が寄せられたという。

 アレックスさんは「丹精込めて手作りしたサウナ。これからの時期たくさんの人に入ってほしい」と話している。

 利用料などの詳細、問い合わせは記事内リンクから確認を。
人形劇に釘付けの子ども

アートフォーラムあざみ野 雨の中、イベント盛況 地域の拠点として20年

 アートフォーラムあざみ野の開館20周年記念イベントが、10月25日と26日に同施設で行われた。

 横浜市民ギャラリーあざみ野と男女共同参画センター横浜北の複合施設で、地域の文化芸術振興、男女共同参画推進の拠点を担う同施設。鑑賞や講座、読書、食事、マルシェ開催など、日々さまざまな利用者が集う。

 イベント当日は、子ども向けワークショップやドキュメンタリー映画上映、現代アート等の作品展示の他、あざみ野フェローマルシェも開催され、2日間を通して企画が盛りだくさん。雨天にも関わらず、大勢が楽しんでいた。

 取材した25日には、「おはなしアトリエみも座」による人形劇『アヒルとキツネ』も上演された。参加者は親子連れを中心に約30人。アコーディオンの音色にのせて展開する物語に笑ったり、驚いたりと、子どもたちは目が釘付けになっていた。人形劇の前には、絵本の読み聞かせや紙芝居、アコーディオン演奏なども行われ、会場を盛り上げた。

緑税務署 「税を考える週間」PR 税制改正の知識と理解を

 国税庁は租税の意義や役割、税務行政に対する知識と理解を深めてもらおうと、毎年11月11日から17日までの1週間を「税を考える週間」として広報している。青葉区・緑区・都筑区を管轄する緑税務署でも、2025年度の税制改正について、周知を呼び掛けている。

 今年度の税制改正では、物価上昇における税負担調整の観点から「賃上げと投資が牽引する成長型経済」を標榜。主な改正点として、所得税の基礎控除の最高額を58万円に引き上げ、低〜中所得者には最高37万円の上乗せ特例を設け、さらに給与所得控除の最低保障額を65万円に引き上げる。そのほか大学生年代の子を持つ親への特別控除の創設、確定拠出年金の限度額引き上げ、中小企業経営強化税制の拡充などがあげられる。

 詳細は国税局HPへ。
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ブルーライン=市交通局提供

市交通局 地下鉄のダイヤを改正 混雑緩和へ、11月から

 横浜市交通局は、11月1日から市営地下鉄のダイヤを改正する。

 改正は朝のラッシュ時間帯の混雑緩和や利便性向上を図ることが目的。ブルーラインでは平日午前7時30分頃〜8時30分頃で、普通列車の運転間隔を4分40秒から4分30秒に10秒短縮する。また、同時間帯の戸塚駅、上大岡駅、桜木町駅で上下線同時到着を解消することで、駅構内の混雑緩和を図る。

 グリーンラインでは平日午前7時30分頃〜8時頃の上り日吉本町駅発に、輸送力の高い6両編成車両を8本集中投入することで混雑を緩和。さらに、日吉駅発センター北駅行きの終列車の行先を中山駅まで延長し、利便性を向上させる。

 また、ダイヤ改正とあわせ、11月から各駅ホーム上の時刻表を二次元コードによる案内に切り替える。改正ダイヤはホームページなどで公開中。

市民公開講座 睡眠の質とは何か 11月8日 青葉公会堂で

 青葉区医師会が主催する心疾患市民公開講座「睡眠の質とは何か─睡眠時無呼吸症の重要性とその評価法─」が11月8日(土)、青葉公会堂(市ケ尾町31の4)で開催される。午後3時から4時。入場無料。

 睡眠の時間だけでなく、質が健康に大きく影響することが注目されている現代社会。特に睡眠中に呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」は、放置すると高血圧や心疾患などのリスクを高めてしまうという。講演会では、医療法人リブウェル橋本内科・循環器内科の橋本信行院長が講師として登壇し、睡眠の質とは何か、睡眠時無呼吸症のメカニズムやその影響、自宅や医療機関で行える評価法についてわかりやすく解説する。

 事前予約制、定員60人。問い合わせは青葉区在宅医療連携拠点【電話】045・910・3120。

ひざ痛、脳卒中予防に 11月、2回の講演会

 青葉区高齢・障害支援課では11月に2回の講演会を予定している。会場は区役所。参加無料。

 6日(木)(午後2時〜4時)は「ひざとの上手なつきあい方〜10年先も笑顔で歩き続けるために〜」と題して、足立慶友整形外科の野本聡院長らが登壇。ひざ痛予防などについて語る。

 27日(木)(2時〜4時)は「脳の病気やケガをしたら…〜地域で支え合うために知っておきたいこと〜」をテーマに、臨床心理士の山口加代子さんらが脳卒中の予防や再発防止などについて解説する。申し込み・問い合わせは同課【電話】045・978・2451。
記念式典の参加者ら=同部会提供

緑法人会女性部会 創立40周年、華やかに彩る 記念式典に約90人

 公益社団法人緑法人会女性部会(荻原聡美部会長=人物風土記で紹介)の創立40周年式典が10月22日、新横浜グレイスホテルで行われ、会員ら約90人が参加した。

 青葉区、緑区、都筑区の企業約2300社が集まる同法人会の女性部会として、女性経営者や従業員など53人が所属する同部会。会員同士で交流を深めながら、租税教室の開催やチャリティ事業など地域貢献活動を行っている。

 式典には緑法人会の工藤隆晃会長や緑税務署の尾崎達也署長、県内の法人会の女性部会長ら多数の来賓が参加。歴代の部会長に感謝状と記念品が贈られた。式典後の祝賀会では余興として女性部会の役員全員で仮装し、『ダンシング・ヒーロー』に乗せてダンスを披露するなど、40周年を華やかに彩った。

 荻原部会長は「歴代の部会長、役員をはじめ、会員や関係各方面のご協力で今日という日を迎えられた。今後も女性部会は人と人とのつながりを大切にし、互いに学び支え合いながら会を発展させていきたい」と話した。
高円寺誠連による阿波踊り

盆踊りに阿波踊り シルバープラザで秋まつり

 鉄町の介護老人保健施設「横浜シルバープラザ」(鮫島寛次施設長)で10月19日、秋まつりが行われ、施設の利用者や近隣住民らが秋の夜長を楽しんだ。

 例年、隣接する特別養護老人ホーム「緑の郷」と共同で夏に行われていたイベントを、今年は初めて施設単独で秋に実施した。当日、来場者は焼きそばやビールの屋台でお祭り気分を堪能。和太鼓グループ「あおば太鼓」による盆踊り曲や、「高円寺誠連」の阿波踊りが披露されると、楽し気に体を揺らしていた。

 同施設の仲西拓人事務長は「県で初の老人保健施設として開設した歴史のある当施設。これからも地域に寄り添っていきたい」と話し、鮫島施設長は「地域の皆様も毎年心待ちにしてくれている。今年はあいにくの雨だったが、楽しんでいただけたのでは」と振り返った。
スクラムを組む青いユニフォームの江東BSの選手ら=写真提供/清水建設江東ブルーシャークス

江東BS(ブルーシャークス) 荏田Gで初の公認試合 読者プレゼントも

 都筑区にグラウンドを構えるラグビーリーグワンの清水建設江東ブルーシャークス(BS)が10月11日、同グラウンドで初となるリーグワン主催の公認試合を開催した。

 若手や出場機会が限られている選手の出場機会確保のほか、新たな有望選手の発掘を目的に、今季リーグが新たに立ち上げた大会「ジャパンラグビーリーグワンライジング」。リーグワンのディビジョン1〜3から20チームが参加。大会は地区を3地区に分け、各チームが同地区内の2チームと対戦する。江東BSの2試合の内、1試合が荏田グラウンドで開催された。

 間断なく霧雨が降る中、午後5時からのナイターで行われた試合には、チームのファンクラブ会員100人を含む約250人が観戦。狭山セコムラガッツを相手に33対0で完封勝利を収め、荏田グラウンドでの「初陣」を飾った。

 試合後、吉廣広征ヘッドコーチは「残念ながら雨の中での試合でしたが、観客席から歓声をいただき心強かった。荏田グラウンドは観客席との距離が近いので、ラグビーの音と迫力を体感してもらえたと思う。11月には練習試合も予定しており、これから多くの地元の方が、気軽に立ち寄れるグラウンドにしていきたい」とコメントした。

近隣区民50人を招待

 11月15日(土)、荏田グラウンド(都筑区荏田南町741)で行う練習試合に都筑区、青葉区、港北区の区民50人を無料招待。ディビジョン3のヤクルトレビンス戸田戦で午後2時30分〜。観戦はグラウンド内のスタンド席。申込みは専用フォームから事前登録。
クレープの生地を作る生徒

クラーク記念国際青葉キャンパス 世界テーマに文化祭 2日間で約360人来場

 クラーク記念国際高校横浜青葉キャンパスで10月24日、25日に文化祭「青葉祭」が開催された。

 今回の文化祭のテーマは「国(世界)」。世界の国々の歴史や文化、生活などを生徒が中心となって学習し、出し物や飾りつけなどに活かして文化祭を盛り上げた。

 当日は同校の生徒たちを中心に、保護者やOB・OG、地域住民など2日間合わせて約360人が来場。アットホームな祭りの雰囲気を楽しんでいた。

 文化祭では、ジャーマンポテトやクレープなどの販売やものづくりワークショップ、来場者参加型の体操など2日間にわたって、さまざまな催しが実施された。

 文化祭の実行委員長を務めた小川稜太さん(2年)は「所属するクラスは飲食販売で、注文が殺到したときは大変だった。でも、最後までやりきれた達成感がある」と喜びの表情を見せた。

 同校は文化祭の他、地域住民らとの交流の場として菓子を販売する「製菓販売ゼミ」を年3回ほど実施している。次回は11月8日(土)午前11時からを予定。

三曲協会 秋を楽しむ演奏会 フィリアホールで11月15日

 青葉区三曲協会(吉井雅楽浜会長)による「第38回秋の演奏会」が11月15日(土)、フィリアホール(青葉台2の1の1)で開催される。午前11時30分開演(30分前開場)。入場無料。

 毎年好評の同演奏会。同会会員が、伝統楽器「箏・三絃・尺八」が織りなす美しい音色を届ける。演目は『四重華一番』『三谷菅垣』『八段の調』『秋の言の葉』など、17曲。古典から現代曲まで、様々な作品を楽しめる。日本伝統の音に抱かれて、「芸術の秋」に浸るひとときを過ごしてみては。

 さらに、今年も桐蔭学園箏曲部(中学生・高校生)が出演。『久遠』、「千と千尋の神隠し」より『あの夏へ』『いつも何度でも』の3曲を披露する。若い演奏者たちの瑞々しい感性と情熱あふれる演奏にも注目だ。

 申込不要。詳細・問合せは同協会ホームページへ。

街を巡ってお菓子ゲット 「奈良町ハロウィン」31日

 奈良町の恒例イベント「奈良町ハロウィン」が、今年も10月31日(金)に開催される。会場は、奈良北商店会(午後3時から7時)、奈良地域ケアプラザ(3時から6時)、奈良地区センター(午前10時から午後7時)、街の家族(午前9時から午後5時)。

 各会場で子どもたちにお菓子を配布する。合言葉は「トリック・オア・トリート」。仮装も大歓迎だ。同地区センターでは「ハロウィンフォトブース」も設置している。秋の思い出に、家族や友達と巡ってみては。
競技に熱中する参加者ら=同連合自治会提供

中里連合自治会 秋空の下、汗流す スポーツ大会で地域交流

 鉄小学校グラウンドで10月19日、中里連合自治会(金子茂文会長)主催「第39回中里連合スポーツ大会」が開催され、地域住民約500人が秋空の下で汗を流した。

 鉄町内会、黒須田自治会、大場町一心会、禅当寺自治会、やよいが丘自治会の5つの自治会が集う同大会。当日は中島隆雄青葉区長をはじめ、未就学児から高齢者まで幅広い世代が参加し、パン取り競争やかけっこなどの種目で勝利を争った。

 特に、玉入れ、綱引きなどの3種目では参加賞をもらうことができ、すべて集めるとパスタが作れるというサプライズも。

 金子会長は「参加賞は子供会のお母さんたちの発案で、大いに大会を盛り上げてくれた」と話し、「今年も多くの人がスポーツを楽しみながら顔見知りを作り、親睦を深めることができたと思う」と振り返った。
カワセミの飾りに色付けする少女

雨の里山彩るアート 寺家回廊、今年も

 里山の風景が広がる寺家町。点在する工房やゆかりある作家のアート作品を巡る「第19回寺家回廊」が10月24日から26日、寺家ふるさと村で開催された。

 作家の技術や、寺家の自然の魅力を発信している同イベント。今年は雨続きの3日間だったが、工房やギャラリーでの作品展示・販売や、里山の自然を活用したインスタレーション作品を巡り、来場者は秋の寺家を楽しんでいる様子だった。

 取材した26日には、柿畑を会場に、木製の鳥の飾りの制作体験が行われた。参加した9歳の女児は、カワセミの飾り作りに挑戦。鳥が大好きだそうで、時折聞こえる鳴き声に「あれはモズだね」などと話し、自然を感じながら制作に取り組んでいた。
上重聡さん

地域にスポーツの力を ボッシュホールで講演会

 (公社)緑法人会は11月14日(金)、フリーアナウンサーの上重聡さんを招き、ボッシュホール(都筑区中川中央1の9の33)で無料講演会を開催する。

 講演会は国税庁の税を考える週間(11月11日〜17日)の取り組みの一環で、(公社)神奈川法人会との合同企画。当日は、元日本テレビアナウンサーで、現在フリーとして活動する上重さんが登壇し、「地域を元気にするスポーツのチカラ!」をテーマに講演を行う。

 時間は午後2時30分〜(30分前受付)。事前申し込み制で定員300人。申し込みは緑法人会ホームページの専用フォーム、または事務局【電話】045・971・5751へ。

75歳以上市内高齢者 免許返納が4割増 敬老パス施策が影響か

 横浜市内における75歳以上の高齢者による運転免許証の自主返納件数が、今年8月末までの暫定値で昨年1年間合計の1・4倍以上に増加していることがわかった。横浜市が今年度から、75歳以上の自主返納者に敬老パスを3年間無料交付する事業を始めた影響があるとみられる。

 神奈川県警察によると、横浜市内における75歳以上の返納件数は2019年の8848件をピークとして、2023年には5424件まで4年連続で減少していた。しかし、2024年は5712件と増加に転じ、今年は8月末までの暫定値で8316件で、統計開始以降最多を更新するのは確実な状況だ。

無料申請約6300人

 この背景にあるとみられるのが、横浜市が今年度から始めた敬老パスに関する新制度。今年4月1日以降に75歳以上で運転免許証を自主返納した人に3年間敬老パスを無料交付するもので、制度開始から9月3日までの申請数が約6300人だったことが横浜市への取材で分かった。

 敬老パスは、70歳以上の市民を対象に、市営・民営バスや市営地下鉄などで利用できる乗車証。今年10月からは一部の地域交通も半額程度で利用できるようになった。

 パスは10月1日を基準日として有効期間は1年間。世帯所得等に応じて無料から最大2万500円の負担金がある。昨年度の交付者数は約40万人で、交付率は51%。今年度導入された3年間無償化制度は返納日から次の10月1日を基準として、3年間無料交付となっている。

 所管の健康福祉局は過去の返納者数の平均から年間申請者を7千人と想定していた。担当者によると、基準日の10月1日に向けて申請増が見込まれることから「想定よりは多くなっているという認識」だという。一方で申請数の上限は設けず、条件さえ満たせば無償交付の対象と説明した。

 申請が多い状況に、ある市議は「申請者が予想外に多いということは予算切迫にもつながる。今後、財政負担の課題を注視する必要がある」と指摘する。

同日開催 健康フェスに参加を 第1体育室で

 青葉区民まつりに合わせて「健康フェスティバル」が青葉スポーツセンター第1体育室で行われる。11月3日(月・祝)午前10時から午後3時。主催は青葉区健康フェスティバル実行委員会。

 会場内では青葉区医師会によるフレイル予防法や在宅医療事業の紹介と相談、歯科医師会による「親と子の歯科体験コーナー」と題した型取り体験、薬剤師会の血管年齢測定や肌水分測定などを実施する。

 また、青葉区食生活等改善推進員会のブースでは食中毒に関するパネル展示や子どもも楽しめるクイズなども行われる。その他にも多くの団体が出展しているので、区民まつりと合わせて楽しんでみては。

区民まつりをお楽しみください 青葉区長 中島隆雄

 青葉区民まつりは、自治会町内会をはじめ、区内で活躍されている団体や企業の皆様のご協力・ご協賛をいただいて実施しています。今年は「青葉区からGREEN×EXPO 2027を盛り上げよう!」として、会場を巡るスタンプラリーも開催されます。

 その他、会場内では飲食やゲームなどを楽しめる模擬店、大人気のヒーローショーや子どもたちによるダンス・吹奏楽などの特設ステージ、スポーツセンターでのスポーツ体験、「健康フェスティバル」、消防用はしご車や建設機械の搭乗体験など、区役所周辺でさまざまなイベントが開催されます。

 地域の皆様の多彩な活動を通して区内の団体の活動に興味を持っていただき、青葉区への愛着を深めていただければ幸いです。青葉区民まつりにご来場いただき楽しい一日をお過ごしください。
第1駐車場のにぎわい(一昨年)

11月3日は区民まつり 総合庁舎周辺で

 青葉区内最大級のイベント「青葉区民まつり」が、11月3日(月・祝)に区総合庁舎周辺で開催される。午前10時から午後3時まで(荒天中止)。地元の企業、団体が多数参加し、一体となって地域を盛り上げる。

 「地域の力〜共に進もう心の絆を青葉から〜」をテーマに、青葉ふるさと協議会(久保田実会長)が主催し、青葉区民まつり運営委員会(鳥屋尾彰委員長)の主管で行う区民まつり。

 第1駐車場は65の飲食などの模擬店や体験コーナーが並ぶ。アルコール提供もあり。例年人気を博している「東急宝市」では、東急グループ各社(社員)が提供した品物を格安で販売しているので掘り出し物を見つけてみては。

 第2駐車場には特設ステージが設置され、青葉音頭や合唱、ダンスなどジャンルもさまざまに行われる。ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーショーは10時45分と2時10分に実施。第2駐車場にも22の模擬店や体験コーナーが出店する。

 加えて今年は「GREEN×EXPO 2027」のPRとしてスタンプラリーを実施。会場内5カ所にあるスタンプを集めると花と緑の栽培キットやお菓子がもらえる。

各会場で催し

 公会堂では小学生や中学生の音楽発表が行われ、スポーツセンター第2体育室では「スポーツゾーン」と題して体力測定やスポーツ体験に参加できる。区役所1階の区民ホールでは各種展示や和太鼓、歌などのパフォーマンスも。区民広場では青葉区郷土芸能保存連合会によるステージが10時から11時30分まで行われる他、JTによる清掃活動の参加者受付も実施。青葉土木事務所では高所作業車などの展示が行われるほか、青葉消防署でも、はしご車やバッテリーカーの搭乗・乗車が体験できる。また、スポーツセンター第1体育室では健康フェスティバルも同時開催される。

 鳥屋尾委員長は「地域のつながりを感じられる場として、ふるさと意識を育み、子どもたちの笑顔があふれる一日となるよう、多くの方に楽しんでいただければ」と話している。

 開催に伴い、第一・第二駐車場は11月1日(土)午後5時から4日(火)午前9時まで閉鎖予定。当日は公共交通機関での来場を。問い合わせは同運営委員会事務局【電話】045・978・2291へ。

区民活動センターでも”祭” 登録団体が日頃の成果披露

 区役所1階区民ホールでは、午前10時から午後3時まで「青葉区区民活動支援センターde区民まつり」を同時開催。同センターのさまざまな登録団体が展示やパフォーマンスで参加する。観覧無料。

 展示コーナーでは、青葉スマホ・サポーター、大人のぬり絵サークル(さつき・ビオラ)、「郷土の歴史を未来に生かす」青葉区郷土史の会、鉄町谷本川愛護会など14団体が活動報告や作品展示を実施する。

 午前10時30分から午後2時はパフォーマンスコーナーに各団体が出演。横浜都筑太鼓(和太鼓)、青葉吟詠会(詩吟)、アンサンブル青葉(マンドリン&ギター)、プリズミック(合唱)など10団体が日頃の練習の成果を披露する。

 問い合わせは同センター【電話】045・978・3327へ。

戦隊ヒーローが登場 第2駐車場 特設ステージ

 例年、区民まつりで子どもたちの人気を集めている戦隊ヒーローショー。今年は現在テレビ朝日で放送中(日曜・午前9時30分から)の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」が登場する。観覧無料。

 会場は第2駐車場特設ステージ。午前10時45分から11時15分までと、午後2時10分から40分までの2回(1回30分)にわたって開催される。
昨年の様子

ごみ拾いで街をきれいに JT主催の清掃活動

 区民まつりで一昨年初めて実施され、好評だった「ひろえば街が好きになる運動」(ひろ街)が今年も開催される。

 これは、日本たばこ産業株式会社(JT)が行っている市民参加型の清掃活動。ごみを『ひろう』という体験を通じて、『すてない』気持ちを育てたいという願いから2004年にスタートした。全国各地でこれまでに延べ3100回以上開催され、209万人以上が参加している(2024年12月31日時点)。

 当日は、区民広場を拠点に、まつり会場および周辺でごみ拾いを行う。事前の申し込みは不要で誰でも参加可能だ。

 参加の流れは、【1】区民広場の「ひろ街」テントに行き、受付で清掃アイテムを受け取る【2】会場や周辺のごみを拾ってごみ袋に集める【3】テントに戻りごみを分別する。先着でJTオリジナルグッズのプレゼントも用意されている。

はしご車体験 今年も開催 青葉消防署ガレージ前

 青葉消防署は区民まつり当日、同署ガレージ前を会場にさまざまな体験イベントを開催予定だ。

 毎年人気のはしご車搭乗体験は、【午前の部】11時から正午(抽選受付10時から10時15分)、【午後の部】2時から3時(抽選受付1時から1時15分)。場所は、青葉消防署正面入口。各回抽選15組限定で、1組最大3人(乳児不可)。

 消防車や救急車などのバッテリーカー乗車体験と、煙体験ハウスも実施。どちらも、【午前の部】10時30分から正午、【午後の部】1時30分から3時。小学生以下対象(乳児不可)。未就学児は保護者同伴。

会場でスタンプ集めよう 栽培キットがもらえる

 GREEN×EXPO 2027(国際園芸博覧会)とのコラボ企画「青葉区民まつり2025スタンプラリー」が午前10時から午後3時(景品がなくなり次第終了)まで行われる。参加無料。

 スタンプラリーポイントは会場内、【1】第1駐車場【2】第2駐車場【3】公会堂【4】区民ホール【5】「GREEN×EXPO 2027」PRブースの計5カ所。回る順番は自由だ。

 スタンプを集めた後は、ゴールの「GREEN×EXPO 2027」PRブースへ。

 ゴールした人には、国際園芸博覧会にちなんだ花と緑の栽培キットとお菓子がプレゼントされる。(先着500人)。台紙は各スタンプラリーポイントに用意されている。
三谷英弘氏

法務副大臣に三谷氏 再審法見直しなどに意欲

 10月21日に発足した高市早苗内閣で、自由民主党神奈川8区(緑区・青葉区)支部長の三谷英弘衆議院議員(49)=当選4回=が法務副大臣に就任した。

 三谷氏は本紙の取材に対し「高市内閣の中で、不法滞在外国人の問題や再審法の見直し、共同親権導入など、日本の懸案をひとつひとつ解決していきたい」と抱負を語った。

 藤沢市出身。東京大学法学部卒業、ワシントン大学院修了。2012年の衆議院選挙に東京5区から出馬し、比例代表で初当選。前回(24年)の選挙では神奈川8区から出馬し、比例南関東ブロックで選出。文部科学大臣政務官や内閣府大臣政務官(東京オリンピック・パラリンピック担当)、復興大臣政務官、遊説局長を歴任。

誰もがつながる音楽祭 青葉公会堂で11月13日

 「オレンジ音楽祭in横浜青葉」が11月13日(木)、青葉公会堂(市ケ尾町31の4)で行われる。午後1時半から3時半。参加費500円。主催は、たまプラーザ・みまもりあいプロジェクト。

 認知症のある人やその家族、障害のある人、高齢者、そして地域住民の誰もが一緒に楽しみ、参加できるイベント。さまざまな垣根を超えた交流を通して、自然なつながり作りや理解の促進を目的としている。

 出演は、「ストロベリー・パラダイス」「3丁目バンド」など全7組。認知症当事者や介護家族などで構成されたバンドや、地域の団体、アーティストなどが集結する。レビー小体型認知症をもつ三橋昭さんによる、幻視・原画展「目覚めとともに見る線画の世界」も実施。自身の幻視を描き留めたイラストを展示する。その他、ブース出展多数。

 参加申し込みは専用フォームから。11月12日(水)〆切。問合せは、【メール】tamaplaza.mimamoriai@gmail.com、または【携帯電話】090・9106・3058(大野承さん)へ。
1グループ貸切でゆったり過ごせる

快適な空間で競馬を楽しもう ウインズ横浜 プライベートエリアに招待 11月〜12月の応募受付中

 ウインズ横浜内に12月までの期間限定で「プライベートエリア」がオープン。「UMACA会員」限定で1日1組を招待する。UMACA会員(当日入会OK※入会金・年会費永年無料)が対象。現在11月15・16・22・23・24日(GI開催週)全5日間の応募を11月2日まで受け付けている。

 広々としたプライベート空間で、レース実況とオッズ用モニター、馬券購入機を完備。アルコールなど飲食の持ち込みも自由で、グループみんなでわいわい楽しめる。冷蔵庫や電子レンジ、ポットも完備。競馬専門紙、スポーツ紙も数部用意されており、至れり尽くせりの内容だ。

 4〜6人のグループ(参加者全員20歳以上)で参加。応募は専用サイトで。希望者多数の場合、月ごとに抽選。

子ども服のマルシェ 31日 青葉台東急スクエア

 「子ども服リユースマルシェ」が10月31日(金)、青葉台東急スクエアSouth―1 本館1階アトリウム(青葉台2の1の1)で開かれる。NPO法人森ノオト主催。

 地域の子育て支援団体が出店し、ベビーからキッズまでの子ども服、育児グッズ、絵本などが並ぶマルシェ。親子向けの工作ワークショップやわらべうたの会なども実施する。午前10時〜午後3時。入場無料。(問)同法人【メール】event@morinooto.jp
会見で共同メッセージを発表する黒岩知事(中央)と右から山口会長、吉田会長、(1人おいて)鈴木会長(10月27日、県庁)

病院経営危機で神奈川県と医療関係団体が共同メッセージ 「このままでは立ちゆかない」

 神奈川県と県内の医療関係3団体は10月27日、県内の病院が深刻な経営危機に直面していることを訴える共同メッセージを発表した。

 メッセージは「『いのち』を守る病院を、地域のみんなで支えるために〜『Save Our Hospital!』」と題したもので、県と県病院協会、県医師会、県精神科病院協会の4者が連名で出した。

 同日、県庁で記者会見があり、黒岩祐治知事は「病院の約7割が赤字経営で病院の経営は苦しい状況」と現状を説明。県病院協会の吉田勝明会長は「病院は内部留保が少なく、銀行からの融資で経営がつながっている状態。最新の医療機器を買えず、県民に迷惑がかかってしまう」と苦しい状況を訴えた。県医師会の鈴木紳一郎会長は「診療報酬が上がらず、このままでは地域の病院も診療所も立ちゆかなくなる」、県精神科病院協会の山口哲顕会長は「物価高で経営危機が加速している」とそれぞれ危機感を示した。

 高市首相は24日の所信表明演説で診療報酬の改定に賃上げや物価高を反映させるのと同時に、改定を待たずに医療機関へ補助金を出す方針を明らかにしている。

 黒岩知事は「診療報酬改定の議論が大詰めということもあり、メッセージを出した」と意義を説明。県民に▽病院は経営危機に直面し、医療資源には限りがあることへの理解▽救急医療の適正利用とかながわ救急相談センター(♯7119)の活用▽医療事務職や看護補助者としての勤務――への協力を求めた。
「ケルヒャー」の高圧洗浄機

横浜市のふるさと納税返礼品に「ケルヒャー」追加

 横浜市は、ふるさと納税の返礼品として、市内に本社や開発拠点を持つ企業の家電製品を新たに追加した。

 日本法人の本社が港北区にある「ケルヒャー」の収納一体型の高圧洗浄機「K Mini」(寄付金額9万円)や家庭用ハンディクリーナー「CVH 3 Plus」(同4万7千円)、神奈川区に本社を構えるJVCケンウッドが展開する「Victor」ブランドのワイヤレスイヤホン「HA-NP1T」(同5万円)などが追加された。

 市は「最先端の技術と洗練されたデザインが融合した高品質な製品をふるさと納税で手にしませんか」と呼びかけている。

江東BS(ブルーシャークス) 生の迫力を目の前で 近隣区民50人を招待

 ラグビーリーグワンディビジョン2に所属する清水建設江東ブルーシャークスが11月15日(土)、荏田グラウンド(荏田南町741)で行う練習試合に都筑区、青葉区、港北区の区民50人を無料招待する。

 対戦相手はディビジョン3のヤクルトレビンス戸田で午後2時30分キックオフ。観戦はグラウンド内のスタンド席。申込みは専用フォームから事前登録。
退任する大久保副市長

横浜市 大久保副市長が退任へ 後任に鈴木都市整備局長

 横浜市の大久保智子副市長が10月31日付で退任し、後任に都市整備局長の鈴木和宏氏が11月1日付で就任することになった。10月23日の市会本会議でいずれの人事案も同意された。

 大久保氏は西区長、総務局長、水道局長を経て2022年4月に副市長に就任。任期は来年3月末までだったが、本人からの申し出によって退任となる。

 11月以降の副市長は、平原敏英氏、伊地知英弘氏、佐藤広毅氏に鈴木氏を加えた体制となる。

4人全員男性に

 4人の副市長が全員男性となることに関し、23日の本会議で共産党の白井正子議員=港北区=から「なぜ女性副市長にしなかったのか」との質問が出た。山中竹春市長は「適材適所となるよう、ふさわしい人材を選出した」と答弁。続けて白井氏は、山中市長就任時の22年に10人いた女性区長・局長が現在は9人である点に触れ、市が中期計画で掲げている女性管理職登用の加速をどう実現させるかを聞いた。山中市長は、区長・局長の候補となる部長級の女性職員が就任時の39人から80人に倍増しているとし、「経営責任職への女性の登用は大きく進んでいる」との認識を示した。

会見に臨む山中市長

山中市長、高市内閣誕生で大都市制度の議論推進に期待

 横浜市の山中竹春市長は10月23日の定例会見で、高市内閣の誕生によって「副首都構想」が今後の国会で議論される見通しであることに関し、「硬直的な地方自治を今後も続けるのかを議論してほしい」と述べ、横浜市などの政令市が導入を訴える「特別市」を含む大都市制度に関する議論を進める契機との認識を示した。

 副首都構想は、自民党と連立を組んだ日本維新の会が主張している。山中市長は新内閣が発足した21日に「副首都構想を含む大都市制度に関する国民的議論の推進を期待する」とのコメントを発表していた。

 会見で山中市長は、「東京一極集中の是正に向け、多極分散社会と力強い地方都市を実現することが必要」と従来の考えを述べた。続けて「そのための方法として、副首都構想や特別市、その他の方法がある」とし、「硬直的な地方自治を今後も続けるのか。それが日本の成長を妨げることにならないか。国会などを通じて国民の中で議論してほしい」と語った。

日産スタジアム命名権問題 日産が10月中に回答へ

 港北区の横浜国際総合競技場(日産スタジアム)の命名権(ネーミングライツ)契約に関し、横浜市の山中竹春市長は10月23日の定例会見で、交渉を続ける日産自動車から10月中に回答があるとの見通しを示した。

 命名権契約を巡っては、日産が契約が切れる来年3月以降、年間5千万円の1年契約を市に求め、一度は市が応じる方針を示した。しかし、9月26日の会見で山中市長が「手続きに問題があった。見通しが甘かった」と担当局に再検討を命じたことを明らかにしていた。

 市と日産の協議は続いており、23日の会見で山中市長は「今月中に日産から正式回答をいただけることになっている。まずはその回答を待ちたい」と述べた。

蝶野さんを起用したポスター

詐欺被害防げ 蝶野正洋さんがポスターで啓発 横浜市、市内に8千枚掲出

 横浜市は悪質商法や特殊詐欺の被害を防ぐため、プロレスラーの蝶野正洋さんを起用した啓発ポスターを制作し、市内に約8千枚掲出する。

 この取り組みは神奈川県警と連携したもの。ポスターは高齢者向け、若年層向け、全年齢向けの3種類を用意。世代別に多い被害事例を紹介している。いずれも、蝶野さんの写真が大きく使われ、「恥ずかしがらずにすぐに相談を」などと注意を呼びかけている。

 ポスターは商店街や薬局、学校、福祉施設、公共施設など、約2200カ所に約8千枚が掲出される予定。市のサイトからダウンロードも可能。

 蝶野さんはこれまでも、認知症啓発や防犯、防災に関する市や県警のイベントに数多く参加している。ポスターを作った市経済局は「親しみやすい蝶野さんのポスターで消費者トラブルを防げれば」としている。

(左から)中島隆雄青葉区長、岩谷会長、宇多範泰青葉消防署長

新荏田連合 8年間無火災を達成 日々の積み重ねの成果

 新荏田連合自治会(岩谷力会長)が8年間の連続無火災を達成したとして10月20日、横浜市長表彰が行われた。

 横浜市の連続無火災の表彰は、世帯数ごとに達成期間を設定している。同連合が該当する5千世帯未満では2年間で区長表彰、その後1年経過ごとに消防局長表彰、横浜市長表彰と続く(以降1年ごとに市長表彰)。

 同連合では、週に5回の防犯パトロールを継続するなど「放火させない地域づくりができている」と岩谷会長。「毎年思うが、本当に特別なことはしていない。地域の方一人一人の防災・防犯意識のおかげ」と感謝を述べた。

コラム(57)専門医が分かりやすく解説 目のお悩みQ&A 『内科からの薬で眼に副作用を起こすことはありますか?』

眼科での定期検診が必要な内科の病気があるように、眼に対する副作用があるために、眼科での検診が必要な薬もあります。以下に代表的な薬物と副作用を挙げます。

○ステロイド薬...膠原(こうげん)病(びょう)などで出される炎症を抑える薬です。長期服用により白内障の進行や眼圧上昇が起こることがあります。特に、眼圧上昇は自覚症状に乏しく、知らずに緑内障を発症する可能性もあり、眼科で定期チェックが必要です。

○抗癌剤...S―1製剤では、角膜上皮の損傷や涙道の閉塞により、涙が溢れる流涙症状を来すことがあります。角膜障害にはヒアルロン酸が有効ですが、涙点プラグは薬剤の成分が留まって悪化の恐れがあり、要注意。涙道閉塞には涙管チューブの挿入が有効です。その他、薬剤の種類によっては視力低下を引き起こすこともあります。

○抗結核薬...結核や非定型抗酸菌症の治療で用いるエタンブトールは、視神経障害による視力低下の可能性があります。内服の早期中止で回復が望めますが、対応が遅れると不可逆的な障害が残ることがあります。長期服用する場合も多く、定期的な検診が重要です。

以上、眼に影響の出やすい薬物を3種類挙げましたが、他にも眼に副作用を生じる薬物はあります。内服薬を処方されている方で、主治医に指示された場合や眼の症状を感じた場合は、早めの眼科受診が重要です。

■たまプラーザやまぐち眼科/青葉区新石川3の14の14/【電話】045・913・0333/https://ta

maplaza-eyeclinic.com