港南区・栄区版【11月13日(木)号】
50年ぶりの優勝を果たした剣道チーム=同署提供

県慰霊祭剣道大会 港南署、半世紀振りの優勝 激戦の末、栄冠

 神奈川県警察学校(栄区)で10月22日に行われた「令和7年慰霊祭柔道剣道大会」において、港南警察署(徳原太朗署長)が剣道(警察署対抗試合B組)が優勝した。同署の優勝は50年ぶり、2度目の栄冠を勝ち取った。

「誇らしい」

 1975年以来の優勝に剣道教士7段でもある徳原署長は「非常に嬉しいし、署員が誇らしい」と署長室の優勝旗を見ながら微笑んだ。剣道に参加したのは、籾山朋花巡査(二段)、有吉真樹子警部補(同)、坂田卓郎巡査長(同)、佐藤翼巡査部長(同)、市川祐次巡査長(初段)、松本和輝巡査(同)、高崎翔吏巡査長(二段)の7人と、錬士7段の監督、村山仁巡査部長。県内54署を規模別に分け、港南署は18署が参加するB組の中規模署同士の試合となった。先鋒、次鋒、中堅、副将、大将の5人の団体戦で優勝チームを決める。試合は2分30秒。

 1回戦は、座間署と戦った。最終戦までのスコアは1勝2敗1分けと劣勢に追い込まれた。大将を務めた佐藤さんは「初戦だったし、すごく緊張した」と話すも、残り数秒で1本勝を決め、2勝2敗1分けの本数勝ち(※同スコアの場合は、1本勝の本数が多いチームが勝利となる)で次戦に進んだ。2回戦は相模原北署。ギリギリの展開を経験し、体も温まったメンバーは力を発揮3勝1敗1分で準決勝へ進出。

 準決勝の対戦相手は、同じ横浜市内の青葉署。初戦同様の力が拮抗する相手に、1勝4分けで5人が負けることなく、決勝へ進んだ。しかし、準決勝でアクシデントが発生。大将を務めていた佐藤さんが足の指を裂傷するけがを負った。そこで、決勝では佐藤さんを次鋒にし、ここまで負けなしの松本さんを大将に変更。先鋒の籾山さんが勝ち、次鋒の佐藤さんも負傷しながら気力で勝ちをとり2連勝とするも、中堅で負け、副将で引き分けと、しびれる展開に。優勝旗のかかった試合で松本さんが引き分け、50年ぶりの栄冠を手にした。大将を務めた松本さんは「稽古をつけてくれた署長や村山先生に結果で恩返しできて良かった」と破顔した。

 一方、柔道チーム(B組)は、1回戦の秦野署、2回戦の旭署を勝ち上がりベスト4に進出するも、決勝をかけた高津署戦で惜しくも敗れ、3位となった。
バーズ杯で初優勝したオール大久保のメンバー=桜岡小学校で撮影

オール大久保少年野球部 バーズ杯で初優勝 港南、栄、磯子の頂点に

 港南区、栄区、磯子区の少年野球チームが参加する「2025 第34回バーズ旗争奪少年野球大会(バーズ杯)」で港南区を拠点に活動するオール大久保少年野球部がこのほど、優勝した。同チームがバーズ杯で優勝するのは初めて。笠原由登監督は「めちゃめちゃ嬉しい」と笑顔を見せた。

 バーズ杯は1990年に第1回大会が行われた。主催は港南台バーズ((株)相鉄ビルマネジメント)少年野球大会事務局。第1回から3回大会までは港南区の少年野球チームのみだったが、4回大会から港南区、栄区、磯子区の3区に拡大し、トーナメント戦で優勝を競う枠組みに。今回は39チームが参加。試合は6回が最終回。

主将の1打で逆転

 9月下旬から行われたトーナメントの1回戦は、森ファイターズ(磯子区)。初回に打線が爆発し、11点を獲得し、12―1のコールド勝ちで次戦へ。2回戦の西本郷ペガサス(栄区)、3回戦のさつき台シャークス・ハンターズ(港南区)と順当に勝ち上がり準々決勝に進んだ。

 対戦相手は港南区の強豪チーム「港南台ファイターズ」。笠原監督は「この試合がキーポイントだった」と語るように、先攻のオール大久保が初回に1点をあげると、後攻の港南台ファイターズも直ぐに1点を返した。3回の裏に2点を追加され、最終回を迎える前に1点を離されている苦しい展開。最終回にチャンスが巡り、2アウトランナー2塁、3塁の一打逆転の場面で3番の山岸亮太主将(桜岡小・6年)が打席に立った。打った瞬間に「越えてくれ」と思ったと山岸主将。センターオーバーのタイムリーで2点を追加し、5―4と逆転した。

 最終回は小林陽人副主将(相武山小・6年)がしっかり相手打線を抑え1点差ゲームをものにした。準決勝は梅林杉田(磯子区)と対戦し、5―2のスコアで決勝へ。10月19日、港南台南公園少年野球場で開催された最終戦の相手は港南西洗ヤングスターズ(港南区)。3回に逆転すると、5回にも追加点をあげ6―2で勝利した。

 初優勝に山岸主将は「優勝旗を手に持って嬉しかった」と笑った。

横浜芝山漆器研究会会長で展示会を中区で開催した 赤堀 郁彦さん 栄区柏陽在住 89歳

漆芸の技術、後世に伝承

 ○…貝や珊瑚、翡翠などの素材を使用し、器物の表面に花鳥人物などの模様を嵌めこむ伝統工芸「横浜芝山漆器」の研究会で会長を務める。「横浜開港後に海外からの注文もあった貴重な技術を無くしてしまうのはもったいない」。10月に市技能文化会館(中区)で開催した展示会には、自身の作品に加え、貴重なコレクションも並んだ。「一般の人にも見てもらって良かった」と柔和な表情で微笑む。

 ○…東京芸大美術学部工芸科漆芸部を卒業。「当時は稼業で漆器を扱っていても継ぐ人が少なかった」。漆芸の道に進まず、自身も東映の美術部門に就職。「華やかな世界にあこがれた」。高倉健や美空ひばりが出演する映画のロケハンなどを担当した。太平洋海空戦を舞台にした映画『殴り込み艦隊』では「横須賀の自衛隊の船の色を当時の軍艦の色に塗り替えた」と誇らしげ。

 ○…激務だった当時の映画業界で体調を崩した後、着物などをデザインする会社へ。29歳の時、横浜市の職員に。輸出工芸指導所(後の市工業技術指導センター)でスカーフなどの地場産業の販路拡大などを担った。「この時に横浜芝山漆器に出会った」。作品作りも始め、数年後には日展に入選、1972年には第4回日展で特選を受賞。「市の職員で、比較的時間がとれたから」と制作にのめり込んだ。

 ○…研究会の会長に加え、栄区美術家協会会長を長く務め、区内の小学校などに美術作品を寄贈する情操教育にも力を入れてきた。現在は、日本の漆文化を広めることなどが目的の(一社)日本漆工協会の理事長も歴任。能登半島地震後には輪島の組合のために寄付を募った。「漆の文化を明日につなぎ、後進に託すことが私の使命」と力強く前を向く。
寄附された物品を持つ栗原区長(左)と金子取締役社長

京急百貨店 港南区へ食品と本 寄附 SDGsの一環

 株式会社京急百貨店はこのほど、来店客から集めた未開封の食品、参考書と100kgの米を港南区役所へ寄附した。これに伴い11月7日、同社の金子新司取締役社長は港南区役所を訪問。栗原敏也区長へ寄附内容を報告した。

 2021年から「サステナブルライフスタイルフェア」と題して、環境保全やSDGsに関する取り組みを実施している同社。その一環として資格や大学受験に関する参考書を9月18日から10月8日、食品を10月12日から13日の期間、百貨店内でそれぞれ寄附を募った。その結果、270冊ほどの参考書と20点ほどの食品が集まった。さらに、2021年から有料化している紙袋から得た収益の一部で米を購入。2kgの米を50個、区へ寄附した。

 今後、参考書は市内の児童養護施設や地区センターなどに配布、食品は港南区社会福祉協議会を通じて、支援を必要とする人々へ配られる。

 今回の寄附に対して栗原区長は「大切に無駄のないように使わせていただく」と話し、金子取締役社長は「このような活動を継続して、地域貢献を果たしていきたい」と展望を語った。

栄区 賞品目指して、施設巡り スタンプラリー実施中

 栄区内の図書館、公会堂など14カ所を巡るイベント「クイズでdeスタンプラリー」が12月5日(金)まで開催中だ。

 区役所とさかえ区民活動センターが例年行っている同企画。対象となる区民利用施設でスタンプ7つ以上、クイズへの回答7つ、講座などを体験する「チャレンジ」1つをした先着800人に景品を贈呈。さらに抽選でプレゼントもあり。スアンプラリーの台紙は各施設、本郷台駅、大船駅に配架されている。
コーチ役を務めた柿谷さん(左)と岩本さん

”天才”の足技間近に ウスイホームがサッカー教室

 不動産会社のウスイホーム(株)は10月19日、元サッカー日本代表の柿谷曜一朗さんと岩本輝雄さんを迎え、横浜市中区のフットサル場でサッカー教室を開いた。同社の地域貢献活動の一環。「ジーニアス”柿谷曜一朗”を体感しよう」と題し、現役時代に天才的なプレーの数々を披露した柿谷さんの足技を間近に触れる機会を提供した。

 横浜市内のサッカーチームに所属する小学生約50人が参加。ボールタッチやパス、ドリブルの基本技術から始まり、柿谷さんと岩本さんも交じってミニゲームを展開。巧みな足さばきの元プロ選手を相手に子どもたちが果敢に食い下がり、ゴールをめざした。

 同社では、地域のスポーツ・文化振興の支援や企業の社会責任としてSDGsの取り組みを進めている。
「お正月などハレの日の装いに」と 池田さん

11月22〜24日 呉服のプロが目利きした「リユースきもの」販売

 中区のシルクセンターで11月22日(土)〜24日(祝)の3日間、10時〜17時(24日16時)に「きものフェス」が行われる。呉服のプロが「気軽にきものを着る機会を提供したい」と実施する同イベント。毎回人気なのが「リユースきもの」の販売だ。

 イベントを主催する池田喜政さん(74)は大手百貨店の呉服担当として長年活躍し、退職後に「きもの相談処 いけ田」を開店。様々なきものの悩みを聞く中「譲り受けたが着る機会がない」「価値が分からない」と自宅に眠っているきものの多さに胸を痛めてきた。「一番は自身で着てもらうこと」を念頭に置きアドバイスしているが、「ぜひ着てくれる方に」と引き取った価値あるリユース品を、今回一斉販売する。

 「プロの目利き」が厳選した訪問着から帯、小紋、結城紬や大島紬、黄八丈といった日本の伝統工芸まで約300点を揃え、新品価格の8〜9割引きで提供。今回は男性ものや羽織も充実。初心者用の500円コーナーも。「元値やきものの価値が分かるからこそ、自身をもっておすすめできるお値打ち品ばかり」と池田さん。当日会場ではコーディネイトや寸法直しなど、きもの相談も無料で受け付ける。

 イベントでは着付込み7千円〜の「格安きもの撮影会」や甲冑体験も実施(申込は17日まで)。入場無料。(問)【携帯電話】080・6585・9563
徳原署長(右)から表彰状を受け取ったアル号と山村警部補

港南警察署 お手柄の警察犬を表彰 行方不明者発見に貢献

 港南警察署(徳原太朗署長)は11月5日、区内で行方不明になっていた児童を発見したとして、神奈川県警鑑識課の警察犬アル号(8歳)と山村和警部補に表彰状を贈った。

 10月21日の朝、小学校に向かったはずの児童がまだ学校に到着していないと、学校から連絡を受けた母親が、港南署に相談。署員らが捜索を開始するも目撃情報などはなく、手掛かりを掴めずにいた。その後、午後3時10分ごろからはアル号と山村警部補も参加。事前に嗅がせた児童の枕カバーの匂いを頼りに、自宅周辺で探していたところ、近くの路上で発見した。アル号らが捜索に参加して約35分後に児童は保護された。

 山村警部補は「早い段階で児童を見つけ、家に帰すことができて良かった」と振り返る。

 また、徳原署長は「警察犬の能力の高さを改めて感じられる出来事だった。これからも各現場での活躍を祈っている」と期待を込めた。
観客の前で能を披露する大坪さん(左)と佐野さん

港南区 人間国宝・大坪さん 永谷天満宮で能を奉納 29日の公演成功を祈願

 港南区の永谷天満宮で10月29日、区内在住で国の重要無形文化財保持者で能楽師の大坪喜美雄さんと佐野弘宣さんによる能の奉納が行われた。

 今回の奉納は、港南区民文化センターひまわりの郷で11月29日(土)に行われる公演「天神さまの芸能」の開催と成功を祈願するためのもの。

 主催する横浜能楽堂は大規模修繕が終了する2026年7月までの間、各区で公演やワークショップを企画しており、「天神さまの芸能」はその一環。

 奉納の当日、出演する2人は本殿にて公演成功を祈願する神事に参加。その後、境内の能舞台に移動し「老松」と「高砂」という2つの演目を境内に集まった30人ほどの観客に披露した。今回は「舞囃子」という能の演目の中で一部だけを抜き出して、面などを着けずに踊る形式が取られ、奉納は30分ほどで終了した。

 永谷天満宮に菅原道真が彫ったとされる木像が祀られていることから、同公演では道真に関する落語や能が披露される。大坪さんも「来殿」という演目での出演が決まっている。
講師を務めた佐藤さん=同会提供

日野ヶ丘町内会(港南区) 防災講演会で知識学ぶ

 港南区の日野ヶ丘町内会(笠原純会長)は10月19日、防災講演会「東日本大震災から15年〜避難所開設の問題と備えておきたいこと」を特別養護老人ホーム「日野サザンポート」地域交流室で開催した。岩手県陸前高田市在住で、自らも被災した防災プロデューサー佐藤一男氏が講師を務め、避難所運営や仮設住宅での生活の困難さなど経験を踏まえた、いざへの備えを具体的にアドバイス。外部の専門家を招いての講演会は同町内会初めての試み。町内会員ら約60人が参加した。

 佐藤氏は「避難所ではひとり一人に役割を持ってもらうことが大切」とした上で、避難者の目線に立ち「困った、を言えない人の言葉を聞くことが重要。そのためには『寒くないか』『痛くないか』などと具体的に尋ねること」と助言した。

 また「時間が経つにつれて支援物資が届くが意外に少なくて困ったものは、調味料と枕」と述懐。最後に「日本は災害大国。毎年尊い命が失われている。今日の話をきっかけに自分や家族、大切な人の命を守るきっかけにしてくれればうれしい」と結んだ。
イベントをPRする田中会長(中央)ら

栄区 小菅ケ谷地区 名所巡って、まちを知る 29日スタンプラリー

 地域の魅力を再発見するイベント「『公園・名所たんけん』スタンプラリー」を小菅ヶ谷つながるプラン推進会議(田中健次会長)が11月29日(土)に開催する。

 スタンプラリーは小菅ケ谷地区の地域福祉保健計画の一環で、23年に改訂した「つながるマップ」を活用。飯島町第一公園と自然塾いろり、小菅ケ谷第四公園、中坪公園、渡戸第二公園、小菅ケ谷地域ケアプラザ、春日神社の7カ所をスタンプスポットにして、賞品交換所のSAKAESTA(さかえすた)を目指す。参加希望者は午前9時半から10時半に各スポットで受付。スタンプ台紙をもらい、まちを巡る。参加費は無料で先着200人(※同地区の住民が対象)。台紙200枚がなくなり次第受付終了。参加者は、午後12時半までにSAKAESTAへゴールする。7つのスタンプゲットで「タッチーくん」「ちふくちゃん」のトートバッグと交換。田中会長は「全世代が対象のイベントです。まちを再発見してもらうきっかけになれば」と参加を促している。
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音楽情報 ムノツィル・ブラス来日 11月22日 小田原で公演

 オーストリアから来日するムノツィル・ブラスは、トランペット、トロンボーン、チューバの計7人で構成される世界的な金管七重奏団だ。超一流の演奏とハーモニー、そしてユーモアたっぷりなパフォーマンスは、予測不能なエンターテインメントの宝庫。今公演は「シュトラウス STRAU$$」と題し、生誕200年のヨハン・シュトラウス2世の楽曲を中心とした企画。日時/11月22日(土)、午後2時開演(午後1時開場)、会場/小田原三の丸ホール、チケット/一般5千円、18歳以下千円(枚数限定)、未就学児入場不可。(問)同ホール【電話】0465・20・4152へ。
22年度に発生した、リチウムイオン電池による収集車の火災=消防局提供

リチウムイオン電池 12月から分別収集 市、車両発火など受け

 横浜市では市内各地の専用ボックスで回収しているリチウムイオン電池などについて、集積場所での分別収集を12月から始める。通常のごみに混入したリチウムイオン電池などにより、収集車や廃棄物処理施設の火災が、市や全国で発生していることを受けたもの。

 モバイルバッテリーやスマートフォンに使われているリチウムイオン電池。12月からは週2回の燃やすごみの日に、モバイルバッテリーはそのまま、その他の機器は本体から取り外した状態で、乾電池などと同じ「電池類」として袋にまとめて出すことができる。膨張・破損したものやポータブル電源については、各区の資源循環局収集事務所に持ち込む。

 リチウムイオン電池などは現在、区役所や家電量販店にある専用ボックス(市内168カ所)で回収されている。同局によると、公共施設(59カ所)での回収量は年間およそ17t(2024年度)。年々増える一方で、市民から「回収ボックスがあることを知らない」という声も上がるなど認知度が課題だった。

 近年は集積場のごみに混ざったリチウムイオン電池などにより、収集車内で発火する事例が市内でも発生。大きな火災にならなかったが、22年度から24年度までに28件、今年度も4件発生している(10月1日時点)。

 市ではこうした背景を受けて、昨年度から分別収集の導入を検討しており、12月の開始を決めた。専用ボックスは引き続き設置される。

 分別収集の徹底にあたっては、市民への周知が必要になる。同局では地域の掲示板や集積場所、ホームページや広報などで発信する考えで、職員は「出し方に注意しながら分別収集に協力を」と話している。

電気火災も増加

 住宅などで発生しているリチウムイオン電池関連の電気火災も、市内で増加傾向にある。市消防局によると、25年度は9月30日までに50件(速報値)発生しており、21年度以降の年間件数を既に超えている。

 消防局では対策として関連製品を夏場など高温の車内に放置しない、本体に強い衝撃を与えないなどを挙げる。膨張や熱を持っている場合の使用中止も呼びかける。

栄区役所 商店街の魅力を発信 薬局(犬山町)を紹介

 栄区役所は、「栄区の商店街PRホームページ」で「さかえの商店街探訪」と題したコラムを掲載している。区内商店が”プロの技”を紹介する内容。このほど、新大船商店街の「中村薬局 犬山店」を取材したページを公開した。

 薬剤師の中村友彦さんが「災害時に備えた役に立つお薬のお話」を伝える。記事の閲覧は、こちらから。
1グループ貸切でゆったり過ごせる

快適な空間で競馬を楽しもう ウインズ横浜 プライベートエリアに招待 11月21日(金)まで応募受付中

 ウインズ横浜内に12月までの期間限定で「プライベートエリア」がオープン。応募者の中から抽選で、1日1組を招待する。現在11月29日・30日・12月6日・7日・13日・14日(GI開催週)の応募を11月21日(金)まで受け付けている。

 広々としたプライベート空間で、レース実況とオッズ用モニター、馬券購入機を揃えている。アルコールなど飲食の持ち込みも自由で、グループみんなでわいわい楽しめる。冷蔵庫や電子レンジ、ポットも完備。競馬専門紙、スポーツ紙も数部用意されており、至れり尽くせりの内容だ。

 4〜6人のグループ(参加者全員20歳以上)で参加。当日利用前に当UMACA会員(入会金・年会費永年無料)の登録が必要。応募は専用サイト(https://rarea.events/event/203639)から。
配布されるチラシ

旭化成ホームズと三井住友信託銀行、横浜市消防局と連携で火災予防啓発 チラシ作成、戸別訪問で配布

 旭化成ホームズと三井住友信託銀行が横浜市消防局と連携して火災予防を呼びかけるチラシを作成し、両社が顧客を戸別訪問する際などに配布することが11月7日に発表された。

 2社が市に対し、防火・防災の市民啓発に関する連携を提案して実現。チラシには、消防局が行っている防災士が各家庭を訪れ、防火・防災についてアドバイスをする「訪問防災」が紹介されている。

 消防局は訪問防災の認知度向上が課題だと感じていた。そこに業務で戸別訪問を行う2社から提案があり、チラシ作成と配布の話が進んだ。

 チラシには住宅火災を防ぐポイントが書かれており、裏面には2社の広告も掲載されている。2社は合計で約7千世帯へ戸別訪問を行い、チラシを配布。消防局を含めた3者で合計3万枚を配布する予定だ。

 訪問防災に関する問い合わせは各消防署へ。

マリノスも

 消防局は横浜F・マリノスとも連携し、協働で作った「防火啓発ステッカー」と「あんしん救急啓発ステッカー」を11月9日から来年3月7日まで、消防車両216台と救急車両111台に取り付ける。すでに港北消防署では取り組みが始まっている。
横浜市役所(資料写真)

横浜市、職員のわいせつ事案は原則「免職」に 懲戒処分を厳格化

 横浜市は11月から、職員の懲戒処分の標準例を改正し、わいせつ事案に対する処分を厳格化した。

 改正では、職員による「淫行」「痴漢行為」「盗撮行為」の処分を「免職」のみにした。従来は「不同意わいせつ」だけが免職で、淫行が免職または停職、痴漢行為と盗撮行為が免職、停職または減給とされていたが、これらを最も重い免職に統一した。

 また、「その他わいせつな行為」も従来の免職、停職、減給または戒告から免職、停職または減給に改め、最も軽い戒告処分を除外した。

 市は改正の理由について、社会情勢が変化していることを挙げている。

 11月5日の記者会見で山中竹春市長は「市民の信頼を損なうわいせつ行為に対して、より厳格に対応する姿勢を改めて明確にすることで、再発防止につなげたい」と述べた。