金沢区・磯子区版【11月13日(木)号】
岡村公園で開催されているコラボ企画展

岡村公園 落ち葉で秋を感じて 出版社と初のコラボ企画

 磯子区の岡村公園で落ち葉や紅葉をテーマに、出版社と企画した、絵本『おちばのほん』のコラボ展が初めて開催されている。展示にあわせ、同園の落ち葉と樹木を紹介するガイドブックも作成。企画は、11月30日(日)まで同園のレストハウスで行われている。

 今回のコラボ展は、公園を管理する横浜緑地(株)の佐々木美雪さんが、落ち葉を通して同園の魅力を伝えられるイベントになればと、自然科学系の図鑑などを出版する(株)文一総合出版と企画。絵本作家のいわさゆうこさんの絵本『おちばのほん』の原画データや、サクラやイチョウ、トウカエデ、イロハモミジ、ケヤキなど同園で見られる落ち葉のイラストも展示している。

 また、落ち葉のプールや宝探しなど落ち葉を使った遊び方や落ち葉で作れる生きものたちの紹介も。あわせて『おちばのほん』と図鑑『新 紅葉ハンドブック』の販売も窓口で行っている。

ガイドブックを作成 

 今回の企画を機に佐々木さんが、園の落ち葉を探しながら公園を散策できるように「しぜんかんさつガイドブック」を作成した。植生管理士の資格を持ち、植物の調査などをしてきた佐々木さんが園で拾い集めた10種類の落ち葉を自らが撮影した写真とともに紹介。期間中、レストハウスで配布されている。

 また、レストハウスには園内で収集したどんぐりを用いて作ったやじろべえや、葛と松ぼっくりで作られたリースなど、スタッフ8人の手作り作品も展示。秋いっぱいのレストハウスに、長年ラジオ体操などに園に通う利用者らから好評という。「いわささんの作品と世界観をぜひ見に来てほしい。展示を見て、園の落ち葉やどんぐりを触って、秋を感じてほしい」と佐々木さん。

 岡村公園は1950年に開園。野球場やテニスコート、梅林などがあり園内には多数の樹木が植えられている。レストハウスの開館は午前8時から午後5時まで。問い合わせは同園【電話】045・751・4375。
デフリンピックを表す手話ポーズをとる志希さん(左)と志野さん

関東学院大加藤姉妹 二人で立つ世界の舞台 バスケでデフリンピックへ

 聴覚に障がいのある人の国際的なスポーツ大会「第25回夏季デフリンピック競技大会東京2025」が11月15日(土)に開幕する。この大会のバスケットボール競技に、関東学院大学女子バスケットボール部の加藤志希さん(人間共生学部2年)・志野さん(社会学部2年)の姉妹が日本代表として出場する。

 生まれつき聴覚に障がいがある双子の加藤姉妹。聴力に差はあるが、補聴器を装着すればある程度の会話が可能な二人とバスケットボールの出会いは、小学校に入学して間もなくのこと。バスケ経験者の両親らの影響もあって地域のミニバスケットボールチームで競技をはじめ、横須賀市内の小中高を経て、そろって進学した関東学院大でもプレーしている。

 横須賀大津高校では県大会で8強入りを果たす原動力となったほか、22年にはデフバスケ女子日本代表のトライアウトを通過。強化選手として、国内トップレベルの環境で経験を積んできた。

 長年の悲願だったデフリンピック出場について、姉の志希さんは「楽しみから緊張に変わってきたが、このためにバスケをやってきた」、妹の志野さんは「大学の友人に、『応援に行くから絶対に勝って』と言われているので頑張りたい」と意気込みを話す。

独自サインで意思疎通

 補聴器により聴力の障がいを軽減させ、懸命な努力と仲間のサポートもあって健聴者のチームでバスケ人生を歩んできた二人。志希さんが「パスをもらうために声を出すよう指導されてきた」と言えば、志野さんも「大学では試合中でもお互いのプレーについてアドバイスを積極的に伝え合っている」と語るなど、ともに「バスケは声のスポーツ」であることを実感してきた。

 しかし、デフバスケでは補聴器などの装着が禁じられており、選手の聴力も「少し聞こえる」「まったく聞こえない」など個人差がある。

 声による意思疎通が難しいなか、これを克服するために日本代表チームが取り入れているのは、視覚的にコミュニケーションを図る「サインバスケット」。「リバウンド」を示す手話など、瞬時に意思を伝える視覚的なサインをチームで独自に考案して共有し、世界の頂点を目指す。

上笹下連合自治町内会の会長を務める 金子 光則さん 磯子区氷取沢町在住 73歳

仲間と自然を大切に

 ○…磯子区の氷取沢町内会の会長で、昨年5月から上笹下連合自治町内会長を務める。上笹下地区秋の恒例行事「収穫祭」では、以前から畑を貸し出して協力。「役員をはじめ、周囲の協力があるから会長を務められている。皆と一緒に、このまちのためにできることをしたい」

 ○…生まれは鹿児島県。就職を機に上京し、工作機械を扱う企業で営業職として定年まで勤めた。妻の実家が氷取沢町にあった縁で、40年ほど前から磯子で暮らす。「最初に来たときは、かなり不便な所に来たと思った」と苦笑いし、帰りが遅くなるとバスがなく、金沢文庫や富岡などの駅から歩いて帰宅することも多くあったという。仕事で忙しかったものの、地域からの熱い勧誘で、1998年に消防団へ入団。その後、防災担当として町内会活動にも関わるようになり、できる範囲で仕事と地域活動を両立してきた。

 ○…中高時代は体操部に所属。1964年の東京五輪で見た選手たちに憧れ、「家に鉄棒を作ってもらって練習した」というほど熱中していた。社会人になってからは、ゴルフに夢中になった時期も。「今は町内の集まりや畑仕事で忙しいね」と微笑む。

 ○…定年後、妻の実家を引き継ぎ農業を始めた。近隣農家やJAの協力を得て、今ではトマトやダイコン、ブロッコリーなどの野菜20種以上を栽培。JA横浜杉田支店の直売所で週2回販売している。収穫祭だけでなく、保育園児や幼稚園児向けの収穫体験を行う近隣農家にも協力し、子どもたちに農業を伝えている。「自然が豊かなことが地区の魅力。子どもたちに、農業を知ってもらう機会になれば」。仲間と一緒に「自然とともにつながりのあるまち」を引き継いでいく。

金沢八景権現山公園 落ち葉アートを楽しもう 12月20日には茶会も

 金沢八景駅前にある金沢八景権現山公園内管理休憩棟で11月28日(金)から12月7日(日)まで、「落ち葉アート」を開催する。公園の落ち葉を使っていきものを作り、作品は休憩室に掲示される。参加費無料。

 また、12月20日(土)には「権現山の茶会」を開催。午前10時、10時30分、11時、11時30分、正午、午後1時30分、2時、2時30分、3時、3時30分の計10回。募集は各回4人。茶代500円。11月11日から申し込みを受け付け中(満席になり次第受付終了)。申し込みは同園【電話】045・370・7535。
サツマイモを掘り出す子どもたち

サツマイモ掘りを楽しむ 上笹下地区で250人超

 磯子区氷取沢町の農業専用地区で11月1日、収穫祭が開かれた。

 上笹下地区社会福祉協議会の主催で、今年で21回目を迎えた同地区の恒例行事。スタッフらも含めて256人が集合場所の氷取沢神社に集まり、地区内の畑でサツマイモ掘りを楽しんだ。

 収穫場所は、上笹下連合自治町内会の金子光則会長=人物風土記で紹介=の持つ畑。今年5月に苗が植えられ、育ったサツマイモを参加者たちが並んで掘り起こした。昨年に続けて参加したという岡島湊玲さん(5)は「おいもが見つかった時が楽しかった」、瀬川凱斗さん(6)は「スイートポテトにしてもらいたい」と笑顔で話した。

 収穫後には同神社境内で、6年ぶりにサツマイモご飯と豚汁がふるまわれた。地区社協の佐野泰子会長は「こうした機会を通して小さいお子さんから高齢者まで一緒に汗を流すことで顔見知りが増え、困ったときに助け合える関係を作っていきたい」と話した。
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磯子区役所で商店街朝市 15日、苗木や種配布も

 磯子区商店街連合会と磯子区役所は11月15日(土)午前10時から午後2時まで、区役所1階区民ホールなどで「商店街朝市」を開催する。雨天決行。

 区内の商店街が集まる同連合会が日頃の感謝を込めて実施するイベント。各商店街の逸品や目玉商品が一堂に集まり、普段なかなか訪れることのできない商店街の魅力を発見できる。

 会場では焼きいも、プリン、鰻おにぎり、鰻弁当、綿菓子、婦人服などの販売のほか、射的遊び、ヨーヨー釣り、キラキラすくいといった楽しい企画も用意。また、さまざまな商品が当たる福引きのほか、お笑い芸人や大道芸人のステージ、リユース家具抽選会、フェイスペイントなども行われる。問い合わせは磯子区地域振興課【電話】045・750・2391。

 さらに、当日は午前10時から区役所1階で「GREEN×EXPO 2027」500日前記念イベントとして、先着順で苗木600鉢と花の種600袋の配布もある。問い合わせは磯子区区政推進課【電話】045・750・2331。

横濱金澤シティガイド協会 晩秋の金沢を散策 参加者募集 12月11日まで

 NPO法人横濱金澤シティガイド協会が主催する「六国峠ハイキングコースから金沢の紅葉を!」が12月21日(日)に開催される。午前9時30分から午後0時30分。

 晩秋の金沢から鎌倉へのハイキングコースに残る史跡を訪ね、色づく公園や緑地を散策する。金沢文庫駅西口広場に集合し、六国峠ハイキングコース、能見堂跡、金沢自然公園などを巡り草舞台公園で解散する(約6Km)。参加費700円。

 定員30人(応募者多数の場合は抽選)。参加希望者はホームページか往復ハガキで12月11日(木)までに申し込む。往復はがきにはコース名(能見堂跡と釜利谷緑道)と参加者全員の氏名(ふりがな)、年齢、〒住所、電話番号を明記し、〒236─0027横浜市金沢区瀬戸15の13横濱金澤シティガイド協会へ。問い合わせは同協会【電話】045・787・0469。
リニューアルした新会館

金沢区三師会館で開所式 「地域の安心・安全守る拠点に」

 金沢区三師会館・金沢区休日急患診療所=金沢区金沢町=の開所式が11月1日、同所で行われた。市内の医師会や歯科医師会、薬剤師会の会長のほか、山中竹春横浜市長、齋藤真美奈金沢区長、金沢区三師会の理事らが出席し、新しくなった会館を祝った。

 同所は、老朽化による建て替え工事のため、昨年7月から今年9月まで、谷津町の仮設施設に一時移転。10月5日から金沢町の同所で休日急患診療を再開している。

 1日の開所式では、河本和行会長が「建設に至るまで多くの困難があったが、クラウドファンディングを通じて協力してくださるなど、皆様の温かいお力添えが原動力になった。地域の安心と安全を守る拠点として、三師が心を一つにして地域を支える象徴としていきたい」などとあいさつした。また、会館の建設などに関わった(株)金沢商業開発の大倉隆次代表取締役社長、(株)アーキテクト・アソシエイツ・ヨコハマの平山正義代表取締役社長、(株)キクシマの菊嶋秀生代表取締役社長へ感謝状が授与された。

 新会館は2階建てで、1階が休日急患診療所。混雑緩和のため番号札の発券・呼び出しシステムが導入された。

 診療時間は日曜、祝日、年末年始の午前10時から午後4時(受付は9時30分から)。歯科診療は12月7日から再開される。
コーチ役を務めた柿谷さん(左)と金沢区出身の岩本さん

”天才”の足技間近に ウスイホームがサッカー教室

 不動産会社のウスイホーム(株)はこのほど、元サッカー日本代表の柿谷曜一朗さんと岩本輝雄さんを迎え、中区のフットサル場でサッカー教室を開いた。同社の地域貢献活動の一環。「ジーニアス”柿谷曜一朗”を体感しよう」と題し、現役時代に天才的なプレーの数々を披露した柿谷さんの足技を間近に触れる機会を提供した。

 横浜市内のサッカーチームに所属する小学生約50人が参加。ボールタッチやパス、ドリブルの基本技術から始まり、柿谷さんと岩本さんも混じってミニゲームを展開。巧みな足さばきの元プロ選手を相手に子どもたちが果敢に食い下がり、ゴールをめざした。

 同社では、地域のスポーツ・文化振興の支援や企業の社会責任としてSDGsの取り組みを進めている。

市の感染症「対策行動計画」 コロナ禍経て抜本改定へ 2013年の策定時以来初

 新型コロナウイルスのような未曾有の感染症危機に備えるため横浜市はこのほど、「横浜市新型インフルエンザ等対策行動計画」の改定に向けた素案を公表した。昨年7月に国が政府計画を改定したことに伴うもので、市計画の抜本的な改定は同計画が策定された2013年以来初めて。

 市計画の改定は、新型インフルエンザや新型コロナウイルスなどによる特定の感染症だけでなく、新たな呼吸器感染症が流行する可能性も考慮した上で、柔軟な対応の選択肢を示すもの。政府計画と整合する形で「準備期」、「初動期」、「対応期」の3段階に分けて対策がまとめられている。

 従前の政府計画で6つだった対策項目はコロナ禍を経て2倍超の13項目に増加。「ワクチン」や「水際対策」、「物資」などの項目が新設された。市計画でも同様に13項目ごとに具体的な対策が示されている。

 横浜市は国際港である横浜港を有していることから、横浜検疫所(厚生労働省管轄)と連携した水際対策の強化が欠かせない。計画では横浜検疫所などが行う訓練に市職員も参加するなどして、「準備期」から有事に備えていくとしている。

医療提供を迅速に

 医療人材や病床の不足などコロナ禍で発生した医療ひっ迫の課題に対して国は22年、感染症法を改正して有事に備えた医療提供体制を確保する仕組みを整えてきた。25年9月に公表された神奈川県の資料によると、県と医療機関の協定締結により確保病床数(流行初期)や派遣可能な医療人材数など概ねの項目で目標とする医療提供能力の確保を達成(25年4月時点)している。市計画では次の感染症危機に備え、医療提供能力を迅速かつ的確に発揮するための連携強化や情報共有などの取り組みが示されている。市担当者は「研修なども充実させながらいざというときの実行力を高めていきたい」と話す。改定は来年3月を予定している。

音楽情報 ムノツィル・ブラス来日 11月22日 小田原で公演

 世界中に熱狂的なファン多数。オーストリアから来日するムノツィル・ブラスは、トランペット3人、トロンボーン3人、チューバ1人の計7人で構成される世界的に有名な金管七重奏団。超一流の演奏テクニックと心に響く美しいハーモニー、そしてユーモアとブラックジョークがたっぷりの型破りなパフォーマンスは、まさに予測不能なエンターテインメントの宝庫。今公演は「シュトラウス STRAU$$」と題し、生誕200年のヨハン・シュトラウス2世の楽曲を中心としたプログラムとなる。

 公演情報は以下の通り。▽日時/2025年11月22日(土)、午後2時開演(午後1時開場)▽会場/小田原三の丸ホール 大ホール▽チケット/一般5000円、18歳以下1000円(枚数限定)、未就学児入場不可。(問)同ホール【電話】0465・20・4152
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15日・16日に六浦フェスタ ステージや作品展示など

 金沢区の六浦地区センターと六浦地域ケアプラザで11月15日(土)と16日(日)、「2025六浦フェスタ」が開催される。時間は午前10時から午後5時(16日は3時まで)。入場無料。

 会場では音楽やキッズダンス、コーラスなどのステージ発表のほか、美術工芸展示として写真、絵画、水墨画など各種創作作品を展示する。午前11時30分からは数量限定で飲食物の販売も。各種団体の活動紹介や、科学工作・手作りおもちゃなどの体験、手作り小物などの物販もある。(問)六浦地区センター【電話】045・788・4641
アルテリーベの専属音楽家、レオニードさん(手前)とロマンさん

入場無料 チャリティーコンサート 12月9日、ウクライナ支援で

 中区のレストラン・アルテリーベ横浜と横浜海岸教会の共催で行われる「第4回ウクライナ支援チャリティーコンサート」が12月9日(火)、同教会を会場に開催される。

 当日はウクライナ出身のシャポワロフ・レオニード氏(ピアノ)、セドヴォロシィ・ロマン氏(バイオリン)、ビシュニャ・デニス氏(バス)をはじめ、8人の音楽家が出演。クラシックの名曲から日本の歌まで誰もが楽しめる内容だ。「1日も早く戦争が終息するよう、音楽を通じて平和への願いを届けたい」と主催者。

 入場無料。2部制で昼は14時、夜は19時開演。申込フォームか【携帯電話】090・5341・1418まで事前予約が必要。

県仏教青年会 青年僧の未来を語る 創立50周年記念し講演

 神奈川県仏教青年会の創立50周年記念講演「青年僧の未来〜これからの寺院とご縁〜」が11月25日(火)、横浜ベイホテル東急地下2階クイーンズボールルームAで開催される。午後2時から4時。参加無料。

 青年僧が抱える不安や課題を共有しながら、様々な分野で活躍している4人の講師・コーディネーターを招き、それぞれの立場から見た「仏教と現代社会のつながり」「お寺のこれから」についてのパネルディスカッションを行う。

 講師はジャーナリストで浄土宗僧侶の鵜飼秀徳師、一般社団法人お寺の未来代表理事の井出悦郎さん、仏像好きフリーアナウンサーの久保沙里菜さん。コーディネーターに久保山光明寺住職の石田一裕師。フォームかメールから申し込みを。【メール】kanagawabutusei.50th@gmail.com。(問)同会事務局【電話】090・7241・6289
1グループ貸切でゆったり過ごせる

快適な空間で競馬を楽しもう ウインズ横浜 プライベートエリアに招待 11月21日(金)まで応募受付中

 ウインズ横浜内に12月までの期間限定で「プライベートエリア」がオープン。応募者の中から抽選で、1日1組を招待する。現在11月29日・30日・12月6日・7日・13日・14日(GI開催週)の応募を11月21日(金)まで受け付けている。

 広々としたプライベート空間で、レース実況とオッズ用モニター、馬券購入機を揃えている。アルコールなど飲食の持ち込みも自由で、グループみんなでわいわい楽しめる。冷蔵庫や電子レンジ、ポットも完備。競馬専門紙、スポーツ紙も数部用意されており、至れり尽くせりの内容だ。

 4〜6人のグループ(参加者全員20歳以上)で参加。当日利用前に当UMACA会員(入会金・年会費永年無料)の登録が必要。応募は専用サイト(https://rarea.events/event/203639)から。
ガラスに団地などの絵を描く児童たち

磯子区洋光台の空き店舗の窓に児童が絵 地区内4つの小学校が交代で

 磯子区の洋光台中央団地の空き店舗で11月4日、洋光台第四小学校の6年生がガラス窓に絵を描いた。子どもたちの思い出づくりを目的に、同地区で情報発信拠点を運営する一般社団法人まちまどが企画。地区内の全小学校が参加し、順番にガラスを彩っていく。

 空き店舗は駅前の「ドトールコーヒーショップ洋光台店」の2階にあり、2021年12月まで書店「浜書房」が営業していた。以前にも第四小と一緒に同様のイベントを行ったまちまどが、団地や店舗を管理するUR都市機構に協力を依頼して実現。約50人の第四小の児童たちは水拭きできれいに消すことができる画材「キットパス」を使い、虹、団地、雪だるま、クリスマスをイメージした絵などを描き上げた。完成した絵を前に児童の一人は「ぜひ細かいところまで見てほしい」と話していた。

 第四小の絵は11月半ばまで見ることができる予定。その後は11月28日から洋光台第一小、12月8日から洋光台第二小、12月17日から洋光台第三小と順番に絵を描き、水拭きで消す作業まで各校の児童たちが取り組んでいく。最後の第三小の絵を消すのは12月23日。まちまどの青山亜季さんは「子どもたちが大人になっても、絵を描いたことが思い出に残ってくれたら」と話した。
お披露目されたパッカー車=同社提供

南吉田小児童が横浜環境保全(株)のパッカー車にデザイン 創立120周年記念 除幕式も

 南吉田小学校=南区高根町=の児童がデザインした横浜環境保全(株)=中区山下町=のパッカー車(ごみ収集車)のお披露目会が11月4日、同校で行われた。

 同校の創立120周年記念事業として全校児童が参加しデザインを作成。応募された約500点の作品から、学年ごとに投票し、7作品が選出された。

 除幕式には、同校卒業生で横浜環境保全(株)の高橋義和代表取締役が参加し、「ごみ収集車は臭いもするし、大きな音も出す。そんなごみ収集車に皆さんがデザインしてくれたことで街に笑顔が生まれる」などとあいさつ。デザインが採用された児童からは「みんなでまちをきれいにして世界中がきれいで過ごしやすくなるように願いを込めてつくった」などと作品に込めた思いが発表された。

金沢区 ロードレース大会と小学生駅伝大会の参加者を募集 来年2月21日、海の公園周辺で

 金沢区の第53回ロードレース大会と第32回小学生駅伝大会が2026年2月21日(土)、海の公園と八景島で開催される。雨天決行、荒天中止。大会の参加者の金沢区先行エントリー(同区在住・在勤・在学・在スポーツクラブ)を11月11日(火)から17日(月)まで受け付けている。一般エントリーは18日(火)から来年1月7日(水)まで。

 プレイベント「初心者向けランニングクリニック」を12月7日(日)に海の公園なぎさ広場で開催。午前9時から10時と10時30分から11時30分、各回定員30人。F・マリノススポーツクラブのスタッフから走り方やクールダウンなどを学べる。参加費無料。申し込み期間は11日から25日(火)まで。

 主催は金沢区ロードレース及び小学生駅伝大会実行委員会。申し込みや参加対象者・参加料など詳細は「金沢区ロードレース 小学生駅伝大会」で検索を。

 問い合わせは同実行委員会(金沢区役所地域振興課内)【電話】045・788・7805(平日午前8時45分から午後5時)。
花びらの形をした紙に色を塗る園児

金沢文庫駅西口広場がリニューアル 金沢区の「新しい名所に」

 京急線金沢文庫駅西口広場がこのほどリニューアルされた。11月4日には「GREEN×EXPO 2027」500日前イベントとして、金沢さくら保育園=金沢区泥亀=の年長の園児19人が、壁画を制作した浅葉弾さんと虹の遊び隊の二見翼さんとともに、ワークショップ形式のアート作品作りに挑戦。花びらの形をした紙に、一人ひとり絵具で色を塗り、6枚で1つの花を完成させ、壁面に貼り、絵を完成させた。

 これまで西口のエスカレーターを降りたスペースは、喫煙やゴミが捨てられるなど、駅前の立地をうまく活用できていなかったため、今年度、「寄り道×Kanabun」整備事業としてリニューアル。ベンチと机を撤去し、歩道を整備するとともに、エスカレーターの壁面に金沢区を象徴する絵が貼られ、明るい雰囲気になった。

 壁画には、区の広報キャラクター「金沢区幸せお届け大使ぼたんちゃん」や金沢動物園のコアラ、横浜・八景島シーパラダイスのシロクマやシロイルカなどの生きものたちがダンスをしている絵が描かれている。また、壁画にはハートが20個隠されているため、絵を描き終えた子どもたちは、ハート探しに夢中になっていた。

 区の担当者は「にぎわいや憩いの場になるように地域の人たちがイベントを開催するなどソフト面を考えていきたい」。浅葉さんは「明るい場所になることを願いながらデザインした。金沢区の新しい名所として、フォトスポットになれば」と話していた。
配布されるチラシ

旭化成ホームズと三井住友信託銀行、横浜市消防局と連携で火災予防啓発 チラシ作成、戸別訪問で配布

 旭化成ホームズと三井住友信託銀行が横浜市消防局と連携して火災予防を呼びかけるチラシを作成し、両社が顧客を戸別訪問する際などに配布することが11月7日に発表された。

 2社が市に対し、防火・防災の市民啓発に関する連携を提案して実現。チラシには、消防局が行っている防災士が各家庭を訪れ、防火・防災についてアドバイスをする「訪問防災」が紹介されている。

 消防局は訪問防災の認知度向上が課題だと感じていた。そこに業務で戸別訪問を行う2社から提案があり、チラシ作成と配布の話が進んだ。

 チラシには住宅火災を防ぐポイントが書かれており、裏面には2社の広告も掲載されている。2社は合計で約7千世帯へ戸別訪問を行い、チラシを配布。消防局を含めた3者で合計3万枚を配布する予定だ。

 訪問防災に関する問い合わせは各消防署へ。

マリノスも

 消防局は横浜F・マリノスとも連携し、協働で作った「防火啓発ステッカー」と「あんしん救急啓発ステッカー」を11月9日から来年3月7日まで、消防車両216台と救急車両111台に取り付ける。すでに港北消防署では取り組みが始まっている。
横浜市役所(資料写真)

横浜市、職員のわいせつ事案は原則「免職」に 懲戒処分を厳格化

 横浜市は11月から、職員の懲戒処分の標準例を改正し、わいせつ事案に対する処分を厳格化した。

 改正では、職員による「淫行」「痴漢行為」「盗撮行為」の処分を「免職」のみにした。従来は「不同意わいせつ」だけが免職で、淫行が免職または停職、痴漢行為と盗撮行為が免職、停職または減給とされていたが、これらを最も重い免職に統一した。

 また、「その他わいせつな行為」も従来の免職、停職、減給または戒告から免職、停職または減給に改め、最も軽い戒告処分を除外した。

 市は改正の理由について、社会情勢が変化していることを挙げている。

 11月5日の記者会見で山中竹春市長は「市民の信頼を損なうわいせつ行為に対して、より厳格に対応する姿勢を改めて明確にすることで、再発防止につなげたい」と述べた。