金沢区・磯子区 教育
公開日:2025.11.12
磯子区洋光台の空き店舗の窓に児童が絵
地区内4つの小学校が交代で
磯子区の洋光台中央団地の空き店舗で11月4日、洋光台第四小学校の6年生がガラス窓に絵を描いた。子どもたちの思い出づくりを目的に、同地区で情報発信拠点を運営する一般社団法人まちまどが企画。地区内の全小学校が参加し、順番にガラスを彩っていく。
空き店舗は駅前の「ドトールコーヒーショップ洋光台店」の2階にあり、2021年12月まで書店「浜書房」が営業していた。以前にも第四小と一緒に同様のイベントを行ったまちまどが、団地や店舗を管理するUR都市機構に協力を依頼して実現。約50人の第四小の児童たちは水拭きできれいに消すことができる画材「キットパス」を使い、虹、団地、雪だるま、クリスマスをイメージした絵などを描き上げた。完成した絵を前に児童の一人は「ぜひ細かいところまで見てほしい」と話していた。
第四小の絵は11月半ばまで見ることができる予定。その後は11月28日から洋光台第一小、12月8日から洋光台第二小、12月17日から洋光台第三小と順番に絵を描き、水拭きで消す作業まで各校の児童たちが取り組んでいく。最後の第三小の絵を消すのは12月23日。まちまどの青山亜季さんは「子どもたちが大人になっても、絵を描いたことが思い出に残ってくれたら」と話した。
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