秦野版【4月17日(金)号】
落幡の地名の由来から考案された「幡懸け神事」

【秦野市】鶴巻の「落幡神社」合祀150年祝う 地域の発展と安寧願う新たな神事「幡懸(はたか)け神事」も

 落幡神社(鶴巻南)で4月11日、「合祀150年式年大祭」が執り行われた。当日は式典や神輿渡御のほか、地域の発展と安寧を祈念して考案した「幡懸け神事」も実施された。

 落幡神社は当時の落幡村にあった本社明神(第一地区)に、護穀神社(第二地区)、多賀神社(第三地区)、八剱神社(中部地区)を合祀し、改称した。祭神は大国主命。約300軒の落幡神社氏子会(露木正巳大総代)で管理し、伊勢原市の比々多神社の永井武義宮司が兼務している。

 150年の節目に令和大改修実行委員を立ち上げ、記念誌編纂や大幟復元、神楽殿改修などを推進。加えて式年大祭や、落幡の由来となった「幡懸け松」復元のための植樹、氏子参加型の新たな神事構築を計画した。

「落幡」の由来

 落幡の地名は「当麻中(たいまちゅう)将姫(じょうき)が織った幡に曼荼羅を書し、それが神社の巨木の松に落ちた」という「幡が落ちた」に由来している。この幡がかかった「幡懸け松」は安政3(1856)年に暴風雨で折れ朽ちたが、切り株が昭和まで現在の鳥居付近にあったという証言が残る。また、「北から飛来した鈴が付いた幡(旗)を弓の名手・善波太郎が射落とし、矢が飛んだ先が矢崎、鈴が落ちた川が鈴川、幡が落ちた場所が落幡となった」という別説もあるという。

「永栄・永安」願い

 式年大祭では永井宮司による式典と神輿への御魂移しが執り行われ、地域を渡御した。その後、御魂が戻され、境内で演芸奉納が披露された。

 最後は、幡懸け松を描いた横断幕に、幡に見立てた重り入り手ぬぐいをかける「幡懸け神事」を実施した。このために作った法被に身を包んだ各地区の代表4人が、「永遠に栄え、長く安寧が保たれるように幡を懸けて祈願」の意味を込めた「えいえい(永栄)えいあん(永安)はたかけ〜」の掛け声とともに投てき。4人連続成功に会場から拍手と歓声が起こった。

【1】秦野たばこ祭での真矢さん。ファンとの最後の交流となった(2025年9月)【2】お祭りに積極的に参加(24年9月たばこ祭)【3】母校の本町中で生徒とセッション(24年3月)【4】【5】【6】はだのふるさと大使の任命書授与式(23年5月)

LUNA SEA真矢さん偲び追悼コーナー 秦野市内にメッセージボックス設置 5月下旬に手形碑も

 はだのふるさと大使を務め、2月に急逝したLUNA SEAの真矢さんを偲び、秦野市は4月10日の記者会見で、市内3カ所に追悼コーナーを設け、メッセージを募ると発表した。5月下旬には、メンバー5人の手形碑設置も予定している。

 真矢さんは2023年にふるさと大使に就任。任命式で地元のお囃子団体「乳牛二番組」とともに演奏したのを契機に、「秦野祭囃し社中」を結成するなど、地域振興に尽力し、その人柄は多くの市民を虜にした。昨年9月の秦野たばこ祭では闘病中にもかかわらず車椅子でファンの前に姿を現し、「必ず復帰する」と話していたが、かなわず2月17日に死去した。

 市では真矢さんのこれまでの取り組みに感謝と追悼の思いを伝えるため、4月22日(水)から5月6日(水)までの間、秦野市役所教育庁舎1階玄関(桜町1の3の2/受付午前8時30分〜午後5時15分・土日祝日休庁)、秦野市観光案内所(秦野駅小田急マルシェ1階/受付午前9時〜午後5時)、秦野商工会議所1階エントランス(平沢2550の1/受付午前9時〜午後9時)の3カ所に追悼コーナーを設置。メッセージボックスを置くほか、真矢さんの活動を振り返るパネル展示、メモリアルムービーの放映なども行われる。

 投函されたメッセージカードは後日、真矢さんの家族に渡される。

全国ツアー前に手形碑公開予定

 会見では、全国ツアー秦野公演にあわせてメンバーの手形碑を設置することも明らかにした。

 昨年11月から秦野駅の列車接近メロディーにLUNA SEAの楽曲が使用されている。開始初日に行われた記念セレモニーで、真矢さんを除く4人のメンバーが手形の型取りを実施。その後、事務所を通して真矢さんも型取りをしていたため、メンバー5人全員の手形碑が揃う予定だ。設置場所は秦野駅北口のまほろば大橋。5月29日からスタートする秦野公演に合わせて公開できるよう調整中だという。

 また、まほろば大橋の手形碑近くと秦野駅南口駅前広場の2カ所に、駅メロ実現に向け署名活動をした「小田急線秦野駅発車メロディーLUNA SEA楽曲化計画実行委員会」が記念プレートの設置を企画。今後、実行委員会の公式X(@LUNASEA117031)で、設置費用を募るクラウドファンディングについて発信予定だ。

学生団体E4(イーフォー)の学生部代表を務める 田口 友莉さん 厚木市在住 17歳


「人を喜ばせたい」

 ○…カルチャーパークで3月28日に自主事業「インハイ」を開催。満開の桜の下、高校・大学生らの軽音楽ステージを企画し、盛況となった。「協賛企業や市役所の方など、多くの方に支えられているからこそ、そのプレッシャーは想像以上でした」と振り返る。学生部は現役高校生からなる。初参加の1年生を代表として引っ張りながら、「成功させたい」という強い気持ちで臨んだ。「これまでやってきたことの集大成。青春そのもので、思い出もたくさんできた」とやり遂げた充実感が溢れる。

 ○…E4を知ったのは1年生の時。秦野高校生徒会メンバーとしてE4のイベントに協力し、その際に楽しそうに活動する先輩たちの姿に惹かれた。幼い頃から持っていた「人の役に立ちたい、人を喜ばせたい」という思いから入会。2年時に参加した秦野たばこ祭では、OB・OGである青年部の支援を受けずに初めて運営側に回り、ブースを出店したほか、ジャンボ火起こし綱引きコンテストのサポートも。普通の高校生活では得られない学びを得た。

 ○…趣味はSNSでおしゃれなカフェを探して友人と巡ること。最近はパンケーキ店が気になっているそう。「人前で話すのは苦手な方」と話すが、実は本番になると度胸が据わるタイプ。昨年11月の全国報徳サミットでは、先輩と共にパネルディスカッションのコーディネーターも務めた。E4で培った経験を生かし、地域に貢献できる仕事に就くため、今後は受験勉強も見据える。

 ○…次は4月19日の丹沢まつりで、まちなか会場でのワークショップや紙飛行機大会で盛り上げる。「一緒に頑張れる仲間と出会えたことがうれしい」とにこやかな笑顔。若い感性で、新しい風を吹き込み続ける。

もりりんと森の音楽隊(昨年)

秦野市の自然観察施設くずはの家で4月29日(水・祝)、「春のつどい」を開催 5月2日(土)~6日(水)にもゴールデンウィークイベント

 自然観察施設くずはの家が4月29日(水・祝)、秦野ガス・ネイチャーパークくずは(くずはの広場)で「春のつどい」を開催する。午前9時30分から午後3時(受付は2時まで)。入場無料・事前申込不要(一部申込制あり)。雨天決行、荒天中止。

 自然のクイズで景品獲得に挑戦する「グリーン・オリエンテーリング」、秦野ガスワークショップ「鉢植え風メモスタンドづくり」(先着80個)、申込制の「広場でモルック大会」(午後1時から3時/定員25人)、秦野名水喫茶、キッチンカー出店を実施。午前10時30分から「もりりんと森の音楽隊」が行われるほか、午後1時にはもりりんが遊びにくる。

5月2〜6日も

 他にも、くずはの家ではゴールデンウィーク中にさまざまなイベントを開催。5月3日(日)には、生き物や自然の紙芝居を上演する「かみしばいはじまるよ♪」を、午後2時から3時に実施。申込不要で、くすのき広場(雨天時は研修室)で行われる。

 また、5月2日(土)から6日(水)の午前9時30分から午後4時30分には、もりりん登場30周年記念「30本の木をめぐるスタンプラリー」を実施。こちらも申込不要で、広場の樹木30種を回り葉っぱのスタンプを集めてミニミニ図鑑を作成する。

 イベントに関する問い合わせ・申し込みは、くずはの家【電話】0463・84・7874へ。

啓発品を手渡した

交通安全を呼びかけ フォルテ秦野でキャンペーン

 秦野市交通安全対策協議会が4月9日、フォルテ秦野でキャンペーンを行った。

 これは「春の全国交通安全運動」の一環で、同施設の来客者に交通事故防止と安全運転を呼びかけると共に、自転車利用者にヘルメット着用の啓発を行うことが目的。

 この日は同協議会に所属する秦野市、警察署、交通安全協会、安全運転管理者会などの団体のほか、交通安全活動推進委員や交通指導員など54人が参加。啓発品を配布したほか、秦野市が実施している「自転車ヘルメット購入費補助金」の紹介なども行った。

 市地域安全課の相蘇暢宏課長は「昨年は自転車事故が53件、うち高校生が関係する事故は12件で多い。事故を減らすために、ヘルメットを着用してほしい」と呼びかけた。また、秦野警察署の高橋祥一交通課長は「秦野では高齢者が関係する事故が増えている。被害者、加害者ともに多いので、注意喚起をしてほしい」と訴えた。

昨年の山開き式(提供写真)

登山シーズンの到来祝う 4月18日・19日 秦野丹沢まつり

 秦野の春の風物詩である「第70回秦野丹沢まつり」が、4月18日(土)・19日(日)に開催される。今年は、38年間の歴史に昨年幕を閉じた丹沢ボッカ駅伝競争大会を継承する「丹沢ボッカチャレンジ」を初開催。渋沢駅周辺の交通規制エリア「まちなか会場」も創出し、70回開催を祝うメモリアル事業を行う。

 かつて山での遭難者慰霊祭を中心に行われ、今では神奈川県で最も早い山開きとなっている「秦野丹沢まつり」。同イベントは登山者の安全を祈るとともに、表丹沢を広くPRし、地域のにぎわいを創出することを目的に行われている。

丹沢ボッカチャレンジ

 18日は、丹沢ボッカチャレンジを開催。7時30分からはだの丹沢クライミングパークで開会式・競技説明が行われ、8時から競技スタート。1チーム3〜5人のメンバーが、10〜30kgの小石袋を背負い、標高1300mにある花立山荘を目指す。県立秦野戸川公園で10時〜16時まで模擬店や体験ブースも楽しめる(19日も開催)。

山開き式&集中登山

 19日は、同公園と西中学校、まちなか会場(渋沢駅周辺)の3カ所が会場に。同公園では8時からメインイベントとなる山開き式と「集中登山TANZAWA!」を開催。山開き式では萌える表丹沢を背景に、和太鼓やコーラス、アルプホルンの演奏のほか、山伏による山門の開門が行われる。式のあとは、山伏の先導で登山客が塔ノ岳山頂を目指す「集中登山」へ。同公園から出発する「大倉隊」には登山系ユーチューバーの「やぎちゃん」が参加。集中登山は菩提峠からも行われ、「ヤビツ隊」にプロアドベンチャーレーサー・田中陽希さんが参加する。集中登山参加者先着1000人には、記念ピンバッジを配布。

 西中ではステージや模擬店、アクティビティなどを実施。11時50分からの「丹沢まつりステージ」にはレジェンド声優のものまね漫才でおなじみ「アイデンティティ」が登場(観覧無料)。13時からは西小〜渋沢駅周辺〜西中をめぐる「山開きパレード」とメモリアル事業の「米倉丹後守子供大名行列」も行われる。ステージにはシンガーソングライター・立石純子さんもゲストで登場し、14時30分からライブを行う。まちなか会場では、子ども体験コーナーや路上パフォーマンスを11時〜16時で楽しめる。このほか、柳町商店会が渋沢駅北口バスロータリーで先着200人に「丹沢登山ようかん」を配布する「登山者おもてなし」も行われる(6時30分〜なくなり次第終了)。渋沢駅北口から同公園までの無料シャトルバス運行も実施。詳細は「丹沢まつり」で検索。

【秦野市】移住・定住促進に全6回「いなか暮らし体験」

 秦野市の中でも豊かな自然が広がる上地区。この地域を定期的に訪れる機会を作り、地域活性化と移住・定住へつなげるため、今年度初めて「上地区いなか暮らしこども塾」を実施する。

 初回は6月13日(土)で、入塾式のほか、トマトなどの夏野菜の植え付けを実施。その後、12月まで月1回程度で全6回。内容は農体験、四十八瀬川の川遊び、調理実習など。上小学校(秦野市柳川25の3)及びその周辺で、時間は各日午前9時〜正午。参加費1組あたり6000円。定員は申し込み先着20人(8組)程度。申し込みは市森林ふれあい課【電話】0463・82・9631へ。

秦野市民に種を配布 ゴーヤーとカワラナデシコ

 秦野市は、ゴーヤーとカワラナデシコの種を配布している。

 ツル性のゴーヤーは、窓の外や壁面に張ったネットなどに這わせることで緑のカーテンになる植物で、カーボンニュートラルの推進を目的に配布している。カワラナデシコは、市の花「なでしこ」を市内に広げようと実施している。

 1世帯あたりゴーヤーは15粒程度、カワラナデシコは50粒程度。種がなくなり次第終了。市内在住者対象で、無料。希望者は市環境共生課(西庁舎1階)へ取りに行く。詳細は同課【電話】0463・82・9618へ。

秦野でともに働く仲間に 合同入社式に17人

 「秦野市合同入社式」が4月9日、秦野商工会議所で行われた。秦野市・秦野商工会議所共催の合同入社式には、市内中小企業などから10社17人が参加し、新たな門出を祝った=写真。

 昨年度からスタートしたこの合同入社式。中小企業の人材確保が課題となるなか、業種や企業の枠を超えた交流や仲間づくりの機会を通して、職場への定着と早期離職の防止につなげることを目的に実施されている。

 今年は(株)イズミ物産、(株)クレメント、(株)横浜銀行、渋沢建設(株)、多田プレス工業(株)、Naito事務所社会保険労務士法人、日新総業(株)、富士見斎場(株)、横浜油脂工業(株)、秦野市役所から今年度の新入社員のほか、おおむね1年以内に採用された中途社員などが参加。入社式では主催者を代表し、高橋昌和市長が「ともに秦野で働く仲間として、交流の機会になれば。自分の強みを発揮し、誇りと自覚を持って仕事に取り組んでほしい」と激励。続いて秦野商工会議所の石井時明会頭は「皆さんは秦野の財産。人のため、自分のために仕事をして、みんなの幸せにつなげてほしい」と話した。

 式に参加した(株)イズミ物産の池上紀子代表取締役は、「弊社では入社式がないので、こうして開催してもらえるのはありがたいこと。仲間を作るいい機会。来年も入社式に参加できるよう、会社を盛り立てていきたい」。また、同社に入社した社員たちは「なかなかない経験ができた。一緒に秦野で働く仲間として、自分の会社を知ってもらえる、また知る機会にもなった」と話した。

60チーム競演、笑顔も満開 出雲大社相模分祠でよさこい

 出雲大社相模分祠で4月11日と12日、「第4回よさこいご縁まつり」が開かれ、踊り手たちが境内を彩った=写真。

 今年は県内外から60チーム約1000人が参加し、同神社とジャパンニューアルファテームズで演舞。踊り手たちは楽器の「鳴子」を手に、華やかな衣装や独自の振付で観客を魅了した。イベントの塩谷雄一郎実行委員長(48)は、「新しいチームも加わり、よさこいの輪が広がっていると実感した」と話した。コンテストでは、「燦―SUN―」(東京)が大賞に輝いた。

あいさつする栗原ガバナー補佐

国際ロータリー第2780地区第7グループ  秦野・伊勢原6クラブが会合、絆深める

 社会奉仕団体である「国際ロータリー第2780地区第7グループ」のインターシティーミーティング(IM)が4月11日、秦野商工会議所で開催された。IMは、ロータリークラブ(RC)の会合のひとつで、今年は地区ポリシー「Have Fun Rotary」をテーマに、地区内6クラブ(秦野・秦野中・秦野名水・伊勢原・伊勢原中央・伊勢原平成)のメンバーら約160人が参加。ホストは秦野RC(大川渉会長)が務めた。

 開会式では、主催の第7グループガバナー補佐、栗原和子さん(秦野RC)があいさつ。会員の増強と維持がクラブ共通の課題であることを示し、「ロータリーの魅力を見つめ直し、共有していくことが大切」とした上で「ロータリーは単なる奉仕団体ではなく、人生の奥行きを深めてくれる場。IMでさらに交流を深めていただければ」と語った。続いて第2780地区ガバナーの松下孝さん(伊勢原RC) が登壇。「今はロータリーを推進できるチャンスの時。日本、伊勢原、秦野を発展させるためにこのIMで学び、交流し、結束をさらに強めてほしい」と呼びかけた。

 開会式後は、東海大学体育学部教授で同大学ラグビー部GM兼監督の木村季由さんによる講演、地区会員増強・維持委員会委員長の木本己樹彦さん(藤沢南RC)の卓話が行われたほか、懇親会も実施。会員らは楽しかった活動などを話し合い、親交を深めていた。

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