宮前区版【10月4日(金)号】
自転車マナーアップ指導員の巡回の様子(川崎市提供)

自転車の危険運転に罰則 改正道路法が11月施行

 自転車事故の防止を目的とする改正道路交通法が11月1日から施行される。酒気帯び運転やスマホを利用しながらの「ながら運転」などが取り締まりの対象になるが、自転車事故の多い川崎市でも、安全な自転車走行に関する啓発活動に力を入れている。

 改正道路交通法では自転車走行時の危険行為を罰則付きで禁止する。運転中に通話したり画面を見たりするスマホの「ながら運転」の違反者には6カ月以下の懲役か10万円以下の罰金が科され、事故などを起こした場合は1年以下の懲役か30万以下の罰金が科される。酒気帯び運転も違反者は3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられ、酒を提供した飲食店や同乗者にも懲役や罰金が科せられる。

 川崎市で2023年に発生した交通事故(2753件)のうち自転車関係の事故は34・2%を占める。神奈川県内でも自転車事故が多い傾向があり、市内7区のうち宮前区をのぞく6区が神奈川県交通安全対策協議会による「自転車事故多発地域」に指定されている。市の担当者によれば、平たんな場所と、生活道路での事故が多いという。

 市では12年度から「自転車マナーアップ指導員」が自転車事故の多いエリアを巡回し、二人乗りや「ながら運転」などの危険な走行者に是正を促し、「マナーアップカード」を配布する活動を続けている。23年度のカード発行枚数は6015枚で、このうち一時不停止が1436件と最も多く、イヤホン使用が1259件、信号無視が952件だった。

 11月からは、これまで「是正指導」で済んでいた行為が取り締まりの対象になる。市の担当者は「啓発を続けるが、自転車に乗る人自身が意識しなくては違反も事故も減らない。ルールを守り安全な走行を心がけてほしい」と話している。

電動ドリルを使って竹灯籠を作る児童たち

鷺沼小3年生 間伐材を竹灯篭に 市民団体の指導で

 鷺沼小学校の3年生180人が9月30日、放置された竹を活用して灯籠づくりを行った。竹林・里山保全の活動を行っている「かわさきあかり」のメンバーに教わりながら、動物などのデザインに合わせ、電動ドリルを使って穴あけに挑戦した。

 総合的な学習で竹をテーマに学んでいる3年生。生田緑地の初山地区一帯にあるとんもり谷戸の竹林や里山の大切さを灯籠を通じて広めている「かわさきあかり」の誘いを受け、灯籠づくりを体験した。

 竹灯籠は竹を使って灯りをつける照明器具のことで、日本の古き良き伝統として、最近ではイルミネーションイベントなどでも使われている。

 この日は、団体メンバーの中村ふみよさんらの指導を受けながら、模様が描かれた紙を貼った竹に電動ドリルで穴をあけていった。児童は、グループに分かれ順番に作業。最初は「ドリルが重い」「竹が硬い」などと戸惑った様子だったが、工具の使い方に慣れると、楽しそうに笑顔も見られた。

 灯篭づくりを行った南部竹一さんは「ドリルの使い方が難しかったけれど、うまく穴があけられたと思う。まちを明るくして自然にやさしい取り組み。体験ができ楽しかった」と話していた。

 児童は、灯籠を学校に飾り、色の経年変化などを学んでいくという。また、10月19日から始まる全国都市緑化かわさきフェアにちなみ、生田緑地に飾られる竹灯籠のデザインも行った。

歌手として宮前市民館で新曲を披露する しばた まいこさん(本名:柴田麻衣子) 宮前区在住 46歳

多難な人生、歌が支えに

 ○…ジャンルを問わず歌を通じて癒しを届ける自称「魂ヒーラーシンガー」。7月に念願のCDデビューを果たした。来月には市民館で「みんなで唄おう会」と題した新曲発表会を行う。「オリジナル曲を披露できることが夢のよう」と感慨深げ。祖母が芸能人にあやかって付けた名前をいつくしみ、「死んだおばあちゃんも喜んでいるかな」とほほえむ。

 ○…家庭の事情から生まれてすぐに祖父母に預けられた。「祖父は幼い私の歌をうれしそうに録音していた。物心ついてから聞いたら恥ずかしかった。歌手としての原点なのかもしれない」。数年して親元に戻ったが、そこに居場所はなく、さらに歌うことで自分を保った。中学2年生のときには難病に見舞われ、数カ月間の入院生活を強いられた。「ずっと試練の連続だったけど、支えになったのはいつも歌だった」と振り返る。

 ○…高校卒業後、飲食店で働きながら独学で歌い続けた。離婚も経験。芸能界にいた親戚から「向いている」と誘われ一念発起。34歳から本格的なボイストレーニングを始め、首都圏でライブ活動などを続けてきた。鷺沼駅前の飲食店を会場にしたイベント「お蕎麦屋DEライブ」は2カ月に1回開催。地域密着を掲げて15回目となった。「私の可能性を信じ、希望を与えてくれるホームグラウンドです」と感謝の言葉を口にする。

 ○…料理が得意で前回ライブでふるまった、いなりずしは好評だったという。「お店をやってほしいって言われる」。10月15日に行われる馬絹神社の例大祭では、歌謡ショーのゲストに招かれた。その後は、夢にまで見た大舞台が待っている。「少しでも多くの人に勇気と元気と感動を届けたい」。魂を揺さぶる歌を届けるつもりだ。

ワールドカップで投球する清水投手 ©WBFJ

女子野球 世界一、周りに支えられ 向丘中出身 清水美佑さん

 今年7月から8月にかけカナダで開かれた第9回WBSC女子野球ワールドカップ・ファイナルステージ。向丘中出身の清水美佑さん(26)が、決勝の米国戦に先発投手として出場し、日本の大会7連覇に貢献した。「両親や応援してくれた人の支えが力になった」と感謝を口にする。

 兄の影響で、7歳から野球を始めた清水さん。すぐに投手としてマウンドに立つようになったという。中学生の最後に、女子選手だけで試合をする機会があり、そこで同じ気持ちでプレーする女子選手と出会い野球の楽しさを実感。その後も女子野球部のある高校に進学、大学でもプレーを続け、現在は読売ジャイアンツ(女子)に所属している。今大会は選出を辞退した選手の代わりとして6年ぶり代表復帰。長年代表を目指し取り組んできた成果を発揮し、大会ベストナインにも選ばれた。

市長を表敬訪問

 清水さんは9月17日、同じ日本代表で川崎市出身の田中美羽さんと2人で川崎市役所を訪問し、福田紀彦市長に優勝報告を行った。

 清水さんは「川崎の女子野球は昔から盛ん。そうした環境があったからこそ、今の活躍に繋がっている」と伝えた。

多くの人で賑わう会場

顏の見える関係めざし ご近助ピクニック賑わう

 みやまえご近助ピクニックが9月23日、菅生緑地東地区で開かれ、約2500人が訪れた。

 顏の見える関係づくりをすすめ、災害時でも助け合いができる地域づくりを目指し、2019年から開催している。

 この日、会場には町内会・自治会の活動紹介のほかに、フリーマーケット、手作りアクセサリーや雑貨などの販売、制作体験を行うブースが多数設けられ、家族連れなどの来場者で賑わった。

 また、同時開催となった宮前区防災フェアでは、ペットの防災対策や災害時のトイレ問題、初期消火体験などのブースが設けられ、災害時のさまざまな対策について紹介していた。

 主催者団体のひとつ、宮前区自主防災組織連絡協議会の川田和子会長は「災害時には一人の力では乗り切れないことが多い。たくさんの人や団体が出会い、困った時はお互い様の心で助け合うきっかけになれば」とコメントした。
作成したパッケージを持つ子どもたち

「お米食べて長生きして」 (株)ヤマイチがイベント

 犬蔵の米専門店「(株)ヤマイチ」で9月14・15日、敬老の日のイベントが行われた。子ども29人が祖父母に新米をプレゼントするため、オリジナルイラストを描いた紙製パッケージを作成した。

 同店では、敬老の日に合わせ、孫から祖父母に感謝の気持ちを伝えてほしいとイベントを企画、今年で3年目となった。

 絵画教室を主宰する同展スタッフの島津乃州江さんが指導し、子どもたちはキャラクターや動物、花などをアクリル絵の具を使って表現。裏には「いつもありがとう」「大好き」「お米を食べて長生きしてね」など、贈る祖父母へのメッセージを記入した。

 子どもたちが製作に励む間、保護者には「五ツ星お米マイスター」の小嶋和江専務取締役が、米の選び方や食べ方などをについて説明。「お米をおいしくいただく方法を家庭でも取り入れるきっかけにしてほしい」と話していた。

感謝状を手にする山根会長(右から2人目)、矢島社長(同4人目)、関係者ら

能登半島地震 水道復旧作業に貢献 市内2者に感謝状

 能登半島地震の水道施設の応急復旧活動を行った功績をたたえ、(一社)川崎建設業協会(山根崇会長)と矢島建設工業(株)(多摩区/矢島秀一社長)に9月25日、福田紀彦市長から感謝状が贈呈された。

 川崎市の要請を受け、矢島建設工業は石川県志賀町で1月15日から21日に、川崎建設業協会は志賀町、輪島市で1月28日から5月1日に応急復旧作業を行った。

 福田市長は「長きにわたり献身的な作業を行っていただいた」と感謝した。山根会長は「被災地への協力は責務。川崎でもいつ起こるかわからない。十分に注意して準備しておきたい」、矢島社長は「作業員に住民から心底感謝されたと聞いた。何か起きたら行くのが使命」と話した。

川崎市議会

川崎市議会議員32人 8年ぶりに海外視察 経費高騰、一人120万円

 川崎市議会議員の海外視察が8年ぶりに実施されることが、9月12日の市議会本会議で決まった。32人の議員が3組に分かれ、10月20日から11月10日にかけてアジア、オセアニア、ヨーロッパを視察する。

 川崎市議会は地方自治法や市議会会議規則の規定に基づき、海外視察を実施してきた。市の記録によれば初回は1984年の北米視察。ほぼ4年に一度は実施してきたが、2020年度はコロナ禍で見送った。

 前回(16年)は、29人が2組に分かれてアジアとヨーロッパを視察し、計2320万円(一人当たり80万円)を支出。今回は32人で計3840万円(同120万円)の支出が見込まれる。経費に含まれるのは旅費と宿泊費、現地の移動費などで、円安やロシアのウクライナ侵攻などの影響で旅費が大幅に高騰したため、経費が前回の1・5倍程度に膨らんだ。

 今回はアジア視察団が10月20日からシンガポール、ベトナム、中国を回り、経済産業施策や環境エネルギー施策などを調査。続いてオセアニア視察団が11月2日からオーストラリアとニュージーランドを訪ね、多文化共生社会や社会福祉などを調査する。ヨーロッパ視察団は11月3日からデンマークとイギリスを訪問し、社会保障やICT施策、まちづくり施策などを調査する行程という。

 市の担当者は「調査の目的は市政の課題解決につながり、市民生活と市政の発展に寄与すること。目的を十分達成できる視察となるよう取り組んでいく」と話している。海外視察の報告書は帰国から2カ月以内に公表される。

福田市長に要望書を手渡す持田会長と副会長ら

市全町連 市へ要望書提出 宮前からは7件

 川崎市全町内会連合会(持田和夫会長)が9月24日、来年度の予算編成に対する要望書を福田紀彦市長に提出した。

 要望書は、同連合会が毎年9月に各区の町内会自治会の要望をまとめて市長に提出しているもの。持田会長は「厳しい財政状況だと思うが、当連合会の活動へのご理解をいただきたい」と述べ、福田市長は「継続要望は取り組みを進め、新規についても検討していきたい」と応じた。

 宮前区全町内・自治会連合会は、「町内会・自治会会館整備補助金制度の限度額引き上げ及び補助対象の拡充について」「向丘出張所正面駐車場(バス停)から出張所入口までの経路の改修(バリアフリー化)について」「菅生保育園跡地の地域での活用について」「鷲ヶ峰営業所管内の市バス減便の工夫と運転手確保について」を新規要望。「鷺沼駅前の再開発を契機とした宮前区全体の発展について」「昭和大学鷺沼校地の新たな土地利用の推進について」「市道・横浜生田線(水沢工区)の早期開通について」を継続要望した。

癒しの歌手が新曲披露 市民館で「唄おう会」

 宮前区内在住の歌手・しばたまいこさんの新曲発表が11月12日(火)、宮前市民館で行われる。

 『YOKOHAMA MIDNIGHT LOVE』『夢ひとつ』を含む5曲を予定。ゲストに北沢麻衣さん。「みんなで唄おう会」と題し、一般市民の歌唱部門も。フルコーラス(7000円)などを設け、ステージ上で歌える。申し込みは同後援会【携帯電話】090・4707・9781。

25組50人を招待

 25組50人にチケットをプレゼント。ハガキに〒住所・氏名・年齢・電話番号を記入し、〒211─0042中原区下新城3の14の7株式会社タウンニュース社川崎支社宮前区編集室「唄おう会」係まで。10月11日(金)必着。当選は発送にて。

優勝を飾った宮崎町内会(上)と花の台子ども会A

スポーツの秋 2種目で熱戦

ソフトボール

 第30回宮前地区町内会・自治会対抗ソフトボール大会が9月8日、西長沢公園多目的広場で行われた。

 大会は8チームによるトーナメント戦で争われ、初戦の接戦を勝ち抜いた宮崎町内会が、しり上がりに調子を上げていき、決勝戦で土橋町内会に11対8で競り勝ち優勝を飾った。

ドッヂビー

 第7回宮前区ドッヂビー大会宮前地区大会が9月14日、富士見台小学校体育館で開かれ、花の台子ども会Aが優勝した。

 大会は5チームによる総当たり戦で行われ、同チームが全試合10点以上の得点を獲得する圧倒的な強さを見せ、全勝で大会を制した。

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上野理事長(右)と沼尻音楽監督

神奈川フィル 「世界レベルに引けを取らない音楽を」 来シーズンのプログラムを発表

 神奈川フィルハーモニー管弦楽団は9月11日、来シーズンのプログラムを発表する記者会見を横浜ベイホテル東急で開いた。会見には同楽団理事長の上野孝氏、音楽監督の沼尻竜典氏らが出席した。

 会見で上野氏は来年3月に主催公演会場のひとつである神奈川県民ホールが休館となることに触れ、「ミューザ川崎シンフォニーホール」で新シリーズのコンサートを立ち上げることを発表。沼尻氏は、新シリーズで2027年に没後200年を迎えるベートーヴェンをテーマとし、「来年度は王道プログラム『田園』『運命』『第九』」を選曲した」と語った。

 またオペラに造詣が深い沼尻氏による「日本人による制作オペラ」ドラマティックシリーズは、来年度はワーグナーの「ラインの黄金」を取り上げるとした。上野氏は「地元神奈川の皆様に今後も世界レベルに引けを取らない音楽を届けていきたい」と意気込んだ。

社会福祉チャリティー 「新日」が川崎で大会 10月26日、読者20人を招待

 「新日本プロレス 川崎市社会福祉チャリティー」が10月26日(土)、カルッツかわさき=川崎市川崎区=で開催される。午後6時開始。主催は(株)創。新日本プロレス所属の人気選手約30人が出場予定。

 本紙では読者20人に招待券をプレゼント。チケットは1人1枚。希望者はハガキに川崎大会観覧希望・住所・名前・年齢・職業を明記し、〒250-0034 神奈川県小田原市板橋881の26 (株)創 TN川崎大会読者プレゼント係へ。10月10日(木)当日消印有効。

 問い合せは、(株)創【電話】0465・23・0905へ。

川崎市役所

感染症「リンゴ病」流行 市、6年ぶりに警報発令

 「リンゴ病」の通称で呼ばれる発疹性感染症「伝染性紅斑」が川崎市内で流行している。6月に感染者が増え始めて8月下旬から急増し、市内の患者発生状況を定点調査する「感染症発生動向調査」で基準値を超えたため、市は9月10日に流行発生警報を発令した。伝染性紅斑の警報発令は6年ぶり。

 伝染性紅斑は「ヒトパルボウイルスB19」というウイルスが引き起こす感染症で、主に就学前後の子どもを中心に流行する。接触で感染するほか咳やくしゃみなどの飛沫でも感染するため、市はこまめな手洗いや咳エチケットを呼び掛けている。

 感染初期には微熱やくしゃみなど風邪に似た症状がみられ、感染後10日から20日で両方の頬に赤い発疹が現れる。発疹が出てから1週間前後で感染力は消えるが、妊婦が感染すると胎児の心機能低下につながり、胸や腹部に水がたまる「胎児水腫」を引き起こすこともあるため、注意が必要だ。

 「感染症発生動向調査」は複数の医療施設で感染症の発生状況を定点調査し、1週間ごとの患者数の平均値から流行の度合いを判断するもの。今回は小児科37施設で、伝染性紅斑の患者が9月2日から8日の間に警報の基準値「2人」を超える2・19人となったため、警報発令となった。

行政主催だから安心

太陽光&窓 よろず相談会 10月14日(月祝)武蔵小杉住宅展示場

 エコで経済的な太陽光発電や窓断熱について知ってもらおうと、無料の「太陽光&窓断熱よろず相談会」が10月14日(月祝)午前10時〜午後4時、武蔵小杉住宅展示場で催される。川崎市環境局主催。

 相談会では各分野のエキスパートが集結。太陽光発電ブースでは、太陽光発電協会が設置のメリットや料金面の悩みをサポート。窓断熱ブースでは、住宅開口部グリーン化推進協議会が暑さや寒さ、結露など光熱費を左右する窓の困りごと に応える。1組30分程度。詳細は左記二次元コードから市HPへ。

影向寺で縁日 10月13日 野菜直売も

 威徳山影向寺(宮前区野川本町)で10月13日(日)、恒例の縁日が開催される。午前9時から午後4時30分。

 境内には各種露店が立ち並び、地産野菜の直売も行われる。

 この日は特別に薬師如来本尊が開帳されるほか、特設ステージでは、特別イベントとして歌手のすぎもとまさとさん、川野夏美さんのミニコンサートも開かれる。午後2時から4時。

 

認知症予防 楽しく学ぶ 宮前いきいきセンターで

 認知症予防講座が11月14日(木)、宮前いきいきセンター4階ホール(宮崎)で開かれる。午前10時から11時30分。参加は無料で要予約。

 認知症の基本知識をはじめ、身近な人が認知症になった場合の対応や相談先、予防に良い食事などを学ぶ。認知トレーニングと運動を組み合わせたコグニサイズも行う。

 対象は川崎市内在住の60歳以上の人、その家族や近隣の人。参加希望者は、10月15日(火)から同センター事務所窓口、または電話で申し込む。先着順。申し込み、問い合わせは【電話】044・877・9030。

福祉クラブ生協 区役所前でチャリティー 10月6日 ふくしまつり

 福祉クラブ生活協同組合が主催するチャリティーイベント「第29回ふくしまつり」が10月6日(日)、宮前区役所前の広場で開かれる。午前10時30分から午後2時。

 バザーやフリマ、太鼓演奏、介護相談、飲食模擬店、缶詰などの寄贈の受け付け、食品にこだわる生産者による試食・直販などを予定。収益金は福祉車両の導入費用にあてられる。雨天時は初山センター(初山2の1の7)が会場となる。

 問い合わせは同組合初山センター【電話】044・977・0705。

手ぶらで参加できるグラウンド・ゴルフ

GO!GO!!フロンターレ

フロンタウンさぎぬま健康長寿フェスタ

 フロンタウンさぎぬま(宮前区)で10月14日(月・祝)、シニア向け健康促進イベント「健康長寿フェスタ2024 人生100年時代〜こころも体もハッピーライフ〜」が開催される。

 「人生100年時代」―。いくつになってもこころも体も健康でワクワク・ドキドキした毎日を過ごしてもらおうと、さまざまな健康プログラムを用意。フロンタウンさぎぬまで開催されている人気のグラウンド・ゴルフやポールウォーキング、日本舞踊とJ―POPや現代フィットネスを掛け合わせた「日本舞踊deエクササイズ」、青空ヨガなど楽しく体を動かす企画が多数。

 鷺沼エリアに店舗を構えるフロンターレのサポートショップ協力による健康講義や足首のむくみケア、AIを使った姿勢の分析などもある。

 参加無料(出入自由)。午前10時〜午後0時30分。小雨決行。各プログラムの時間などはフロンタウンさぎぬまウェブサイトへ。問い合わせは同所【電話】044・854・0210(午前10時〜午後8時)。

画像はいずれも川崎フロンターレ