神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2024年10月4日 エリアトップへ

川崎市議会議員32人 8年ぶりに海外視察 経費高騰、一人120万円

社会

公開:2024年10月4日

  • X
  • LINE
  • hatena
川崎市議会
川崎市議会

 川崎市議会議員の海外視察が8年ぶりに実施されることが、9月12日の市議会本会議で決まった。32人の議員が3組に分かれ、10月20日から11月10日にかけてアジア、オセアニア、ヨーロッパを視察する。

 川崎市議会は地方自治法や市議会会議規則の規定に基づき、海外視察を実施してきた。市の記録によれば初回は1984年の北米視察。ほぼ4年に一度は実施してきたが、2020年度はコロナ禍で見送った。

 前回(16年)は、29人が2組に分かれてアジアとヨーロッパを視察し、計2320万円(一人当たり80万円)を支出。今回は32人で計3840万円(同120万円)の支出が見込まれる。経費に含まれるのは旅費と宿泊費、現地の移動費などで、円安やロシアのウクライナ侵攻などの影響で旅費が大幅に高騰したため、経費が前回の1・5倍程度に膨らんだ。

 今回はアジア視察団が10月20日からシンガポール、ベトナム、中国を回り、経済産業施策や環境エネルギー施策などを調査。続いてオセアニア視察団が11月2日からオーストラリアとニュージーランドを訪ね、多文化共生社会や社会福祉などを調査する。ヨーロッパ視察団は11月3日からデンマークとイギリスを訪問し、社会保障やICT施策、まちづくり施策などを調査する行程という。

 市の担当者は「調査の目的は市政の課題解決につながり、市民生活と市政の発展に寄与すること。目的を十分達成できる視察となるよう取り組んでいく」と話している。海外視察の報告書は帰国から2カ月以内に公表される。

宮前区版のローカルニュース最新6

がんの不安向き合い方

がんの不安向き合い方

市民公開講座

1月17日

工作楽しみ創造性磨く

少年少女発明クラブ

工作楽しみ創造性磨く

新年度会員を募集

1月17日

地元企業の挑戦後押し

川崎商議所

地元企業の挑戦後押し

草壁会頭が年頭あいさつ

1月17日

二十歳の節目 感謝口々に

二十歳の節目 感謝口々に

旧友との再会に喜び

1月17日

災害時の食事を考えよう

災害時の食事を考えよう

2月8日 福祉パルで講座

1月17日

9党県代表が年頭所感

9党県代表が年頭所感

経済政策などで抱負

1月17日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月17日0:00更新

  • 1月10日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年1月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook