厚木・愛川・清川版【10月4日(金)号】
参加者が一体となってパトロールをする様子

厚木一番街商店街振興組合 スピーカー6基を新設 客引き、路上喫煙防止図る

 厚木一番街商店街振興組合(越智辰藤理事長)が9月26日、街路灯スピーカー6基の新設に伴う運用開始式を行った。客引き行為や路上喫煙の防止を呼びかけるもので、式の後には同組合員や厚木市職員、厚木警察署員らによるパトロールも実施された。

 この取り組みは「厚木一番街商店街に訪れる人たちがより安心・安全に楽しめるように」と、同組合が独自に新設したもの。6基の街路灯スピーカーが設置され、日曜日を除く毎日午後6時から8時の間、5分おきに客引き行為への注意喚起や路上喫煙の禁止を促すアナウンスが流れる。

 運用開始式はあつぎセーフティーステーション番屋(中町)で行われた。組合員をはじめ、山口貴裕市長や厚木警察署の横田和道署長ら約40人が参加。用意された運用開始のボタンが押されると、会場内では大きな拍手が上がった。山口市長は「近頃、客引き行為や路上喫煙が散見される。安心して歩けるよう、これからも協力をお願いしたい」とあいさつ。横田署長は「スピーカーの設置による注意喚起だけでなく、客引き行為への警告にもなる。今後も地域の方や組合と一体となり、取り組んでいきたい」と話した。

 式後に実際のアナウンスや設置場所の確認を行いながらパトロールを実施。通行する人に口頭でも客引き行為や路上喫煙の注意を呼びかけた。

 越智理事長は「対策を実行し続けることが大切。安全・安心な商店街のために今後もまい進していきたい」と話した。

今年の通報は115件

 厚木署生活安全課によると、今年1月から8月末までに厚木一番街商店街内で同署に通報された件数は115件(前年同期間129件)だった。内訳は客引き51件、ぼったくり26件、騒音9件、その他29件と客引きが最多だった。8月には客引きが原因とされる金銭トラブルが3件発生しているという。

 同課では「声を掛けられても、不審に思ったら応じないように」と、注意を呼びかけている。

完成当時の木造校舎(動画より抜粋)

愛川町 映文連アワードで優秀賞 写真、映像で町の歴史辿る

 愛川町が製作した歴史動画「歴史ノ教室」(製作/モバーシャル(株))が、(公社)映像文化製作者連盟主催のコンクール「映文連アワード2024」でソーシャル・コミュニケーション部門の優秀賞を受賞した。

 「歴史ノ教室」は、町が歩んできた歴史をたどる動画「愛川百年旅」シリーズの第3弾として、今年2月に製作。県内最古の木造校舎である半原小学校の旧木造校舎、甲斐の武田氏と小田原の北条氏による三増合戦、宮ヶ瀬ダム建設史の3部構成で、町民から集めた古写真や映像を交えながら、町郷土資料館の学芸員の解説を基に進行していく。

 今年の映文連アワードには3部門に計105作品の応募があり、映画監督や広告関係者、映像評論家などが審査。歴史ノ教室は、教養を目的とする作品や社会性のあるテーマを伝える作品を評価するソーシャル・コミュニケーション部門で優秀賞を受けた。2021年の第2弾作品「復活の台地」でも優秀企画賞を受賞しており、2作品連続での受賞となった。

戦国時代からダム建設まで

 1926(大正15)年に建てられた半原小の旧木造校舎をテーマにした第1部の「生きている木造校舎」では、建設に携わった「半原宮大工」や、「隅合掌」と呼ばれる高度な屋根作りの工法などを紹介。学校生活を送る当時の子どもたちを写した古写真をはじめ、卒業生も登場して「立派な図書室があって夢のような場所だった」「今後の世代に伝えていきたい」などと学び舎の思い出を振り返っている。

 第2部「昔とミライの峠みち」では、小田原城攻めから甲斐の国に撤退する武田軍と、追撃する北條軍が戦った1569(永禄12)年の「三増合戦」に迫った。武田信玄が「風林火山」の旗を立てたとされる松の木の跡に建つ「旗立松蹟址碑」や、合戦の戦死者を慰霊するために行われていた「三増合戦まつり」など、現代まで語り継がれる戦国時代有数の山岳戦を学芸員が解説している。

 第3部「ダムからの贈り物」では、1969(昭和44)年の建設計画発表から30年以上の歳月を経て完成した宮ヶ瀬ダムの歴史を振り返った。建設地周辺はかつて中津渓谷と呼ばれ、首都圏から近い風光明媚な観光地として旅館や食堂、土産店が立ち並んでいたという。当時を知る旅館店主は「土日は東京の竹下通りよりも混んでいるようで、1日2万人くらいは訪れた」と回顧する。

 2作連続となる映文連アワードでの受賞を受け、町政策秘書課では「このような賞を受賞できうれしい。今後も地域の歴史を後世に伝えるために役立てていきたい」と話している。

 「歴史ノ教室」は動画投稿サイト「ユーチューブ」の町公式アカウント「愛川町チャンネル」で公開しているほか、DVDを町役場政策秘書課で販売している。1枚1500円。

 問い合わせは同課【電話】046・285・2111(内線3213)へ。

「ワールドヒップホップダンスチャンピオンシップ」で準優勝を果たした 依田 琉音(りゅうと)さん 厚木市三田在住 20歳

踊り一貫、世界を股にかけ

 ○…祈るような気持ちで審査結果を待つ緊張の時間。自分たちのチーム名が呼ばれると喜びが爆発した。ダンスのオリンピックとも称される世界大会「ワールドヒップホップダンスチャンピオンシップ」で、3人1組のミニクルー部門に出場し準優勝。「大勢の観客を前に踊ることができて本当に楽しかった。結果がついてきてうれしい」と、仲間と手にしたシルバーメダルをアリゾナの地で誇らしげに掲げた。

 ○…幼い頃から患っていたぜんそくを緩和するため、小学2年生で始めたヒップホップダンス。4年生になると、コナミスポーツクラブの選抜チーム「KONAMI J.B.STAR」のメンバーに抜擢され、10歳で世界大会のステージに立った。コロナ禍の2021年にはオンライン方式で行われた同大会で世界2位を獲得するなど、これまでに8度の出場経験を持つ。

 ○…ダンスを始めて間もない頃はあつぎ鮎まつりのダンスイベントにも出演したほか、厚木市文化会館の40周年記念フェスティバルでも踊りを披露するなど、市内でのパフォーマンスも印象深いという。「荻野や清川村の自然が大好きで」と、中学生の頃は友人と自転車で厚木中を走り回るなど、「思い出がたくさん詰まった厚木はホームのような場所」と屈託のない笑顔を浮かべる。

 ○…今年1月には、アメリカの人気ヒップホップグループ「ブラック・アイド・ピーズ」の来日公演にバックダンサーの一員として参加。さいたまスーパーアリーナに集まった4万人の観客を前に踊る機会にも恵まれた。将来は「海外でワークショップを開けるようなダンサーになって、自分のダンススタジオをオープンできたら」。弱冠二十歳のダンサーが見据える将来像は明確だ。

10月5日 三川合流点でイベント プレ内水面まつり

 第2回プレ「内水面まつり」が10月5日(土)、相模川の三川合流点そばの厚木青少年広場で開催される。時間は午前9時から午後4時。参加無料。

 当日は鮎のつかみどりをはじめ、放流・釣り体験ができるほか、メダカの無料配布も実施(すべて先着順)。会場では伝統漁法の実演や鮎の展示、金魚すくいやヨーヨーなどのコーナー、鮎やわかさぎの唐揚げ・やまめ塩焼きなどの飲食ブースも出店する。

 また当日は2024「あつぎ鮎×コロまつり」も実施。鮎・シロコロホルモン・とん漬をセットで味わえるグルメイベントでキッチンカー等の出店も予定する。※参加受付終了、キッチンカーのみ利用可

 問い合わせは内水面まつり【電話】045・212・4016(実行委員会)、あつぎ鮎×コロまつり【電話】046・240・1220(市観光協会)

東関東での銀賞を報告 厚木中学吹奏学部が表敬

 厚木市立厚木中学校(佐藤弘幸校長)吹奏楽部の3年生21人(=写真)が9月26日、佐後佳親教育長を表敬訪問し、栃木県で開かれた第30回東関東吹奏楽コンクールの中学生の部A部門で銀賞を受賞したことを報告した。

 同校の吹奏楽部は、8月に横浜市で開催された第73回神奈川県吹奏楽コンクールに出場。中学生の部A部門で金賞を受賞し、県代表として4年連続となる東関東コンクールへの出場を決めた。

 県大会での演奏は技術や体力が足りておらず、演奏の完成度に納得がいかなかったという同部。東関東では部員全員の気持ちのつながりを大事に「吹奏楽のための風景詩『陽が昇るとき』」の演奏に臨んだ。顧問の山田美月教諭は「初めて自分たちの音楽が表現できた」と振り返った。

 東関東コンクールでの銀賞を受け、部長の幸田千波さんは「先生からの厳しい言葉やたくさんの試練を乗り越えてきた。良い演奏ができたことを誇りに、今回の経験を後輩たちにつないでいきたい」と話した。佐後教育長は「銀賞おめでとうございます。作り上げてきた音楽は宝物、誇りをもって次に進んでいただきたい」と激励した。

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7月に行われた制作発表の様子

市制70周年記念映画 厚木市 高校生役を募集

 厚木市は、市制70周年を記念して制作する映画「キリコのタクト・YELL」に出演を希望する高校生役のオーディションを実施する。

 同映画は、厚木出身で映画プロデューサーの神品信市さん、監督の雑賀俊朗さんからのオファーを受け、市が記念事業のひとつとして協力したもの。制作はオール厚木ロケで行われるという。

 雑賀監督が本厚木駅前で音楽グループ「いきものががり」の楽曲『YELL』を聴き、着想を得た作品。数々の合唱コンクールで全国一位を勝ち取ってきた音楽教師の原田貴理子が突然退任し、失踪したことを受け、教え子が仲間と記憶をたどり彼女の謎に迫っていく物語で、別れや再会、新たな旅立ちなど、悩める若者たちの友情と恩師とのストーリーを描く。

 募集する役柄は、音楽コンクールや合唱シーン、練習シーン、学校シーンに登場する高校生で、【1】合唱部員役20人、クラスメート役80人程度。市内在住・在学の15〜25歳が対象。

 オーディションは11月2日(土)・3日(日)午前10時から午後5時(予備日4日(月))に実施。30秒程度の自己PRと『YELL』のアカペラ歌唱、当日配布される課題に沿った演技で審査する。合格者は数日の稽古を行い、合唱部員役は合唱練習がある。

 申し込みは10月10日(木)までに特設サイト(「キリコのタクト オーディション」で検索)から行う。後日、応募者全員にオーディションの会場・時間などが通知される。

(問)市広報シティプロモーション課【電話】046・225・2040

募金活動をする山口貴裕市長

能登半島大雨 各地で募金活動 支援を呼び掛け

 厚木市と市社会福祉協議会は、9月21日の記録的な大雨による被害を受けた能登地方を支援するため、30日に街頭募金活動を行った。

 当日は本厚木駅と愛甲石田駅で募金活動が行われ、山口貴裕市長をはじめ、職員ら30人以上が参加。駅利用者に向けて募金を呼び掛けた。集まった浄財16万7747円は、日本赤十字社神奈川県支部厚木市地区から県支部を通じて被災地に送金される。

 また同市では、市役所本庁舎1階総合案内、第二庁舎1階福祉総合支援課、同5階地域包括ケア推進課の3カ所に能登半島大雨の募金箱を設置している。設置期間は来年3月31日まで。

愛川町

 愛川町では、町役場本庁舎1階、半原公民館、中津公民館、町文化会館に義援金の募金箱を設置している。

清川村

 清川村保健福祉センターやまびこ館に募金箱を設置している。

活動の様子

厚木第一地区会 3市町村で登校見守り 交通事故撲滅願い

 神奈川トラック運送事業団体・厚木第一地区会(会員58社・鈴木紀夫会長)は9月24日・25日・26日の3日間、秋の交通安全運動期間に合わせて、厚木市・愛川町・清川村の6カ所で、小・中学生の登校時の見守り事業を行った。

 厚木第一地区会では、公共道路を使用して仕事をするトラック事業者として、子どもの事故防止に協力するため18年以上前から年2回、継続して見守り活動を実施してるという。

 今回も会員企業15社から延べ55人の有志が活動に参加。厚木市の北小学校前と上依知小学校の通学路、愛川町の第1号公園前と田代小学校付近、中津第二小学校前、清川村の尾崎交差点といった、見通しの悪い場所や交通量の多い場所に立ち、朝7時半から登校が終わるまで横断旗を使って見守り活動をした。

 鈴木会長は「明るい児童の朝のあいさつが心地よく、交通事故を少しでも無くさなければとも思う。会員みんなが毎年の大切な活動だと、意義を感じて行っています。これからも継続して地域に少しでも貢献していきたい」と話した。

現地で診療する難波さん

妻田ナンバ歯科難波院長ら ラオス訪問し歯科診療 歯科医療団の奉仕活動で

 妻田ナンバ歯科医院(厚木市妻田北)院長で厚木歯科医師会に所属する難波勝文さんが、NPO法人神奈川海外ボランティア歯科医療団(KADVO)の一員として9月15日から18日に東南アジアのラオスを訪れ、現地歯科医師らと協力して診療活動を行う「第10回ラオスフリーデンタルクリニック」に参加した。

 医療団は1982年から40年以上にわたり、フィリピンやラオスで歯科医療に恵まれない人に対して診療活動を行っている。今回は歯科医師13人と歯科衛生士6人、ボランティア4人の計23人が派遣され、ラオスの首都ビエンチャンでノンコーン小学校の児童ら300人以上を診療した。

 難波さんは医療団立ち上げ時の役員として活動に携わった経緯もあり、これまでに20回以上現地診療に参加している。今回は同医院で歯科衛生士として勤務するシータラ・カンタリーさんも同行。シータラさんはラオス出身ということもあり、現地では通訳としても活躍したという。

 難波さんは「今回のボランティアでも多くの子ども達を診ることができた。シータラさんが現地に詳しいこともあり、非常に助かった」と振り返った。

サポーター養成講座の様子

養成講座で認知症を理解 「臨床美術」の作品展示も

 認知症対応型グループホームなどを運営する株式会社ミューみどりの丘(山崎慎也代表/戸室)は9月18日と21日、認知症サポーター養成講座を実施し、20代から80代の地域住民ら50人以上が参加した。

 同社の職員で神奈川県オレンジチューターとしても活動する幸田裕介さんが講師を務め、事例を挙げながら認知症の症状や患者への接し方などを講義した。参加者からは「認知症は怖いイメージだったが、考えが変わった」「思いやりを持った行動をしていきたい」などの声が上がった。

 会場では、創作活動やコミュニケーションを通して、認知症の予防や改善、心の問題のケアを目的とする「臨床美術」の一環として、認知症患者が描いたカニの絵も展示された。

 幸田さんは「認知症について正しく理解をする方が一人でも増えてもらえたら」と話していた。

一新されたトレーニング器具

第1号公園体育館 トレーニング器具一新

 第1号公園体育館(愛川町中津4043)のトレーニングルームにある器具がこのほど更新され、10月2日にリニューアルオープンした。

 老朽化に伴い、全ての器具を最新のマシンに入れ替えた。プロのアスリートも使用するメーカー製で、これまでの器具と比べて操作性が向上。初心者でも扱いやすいという。

 新たに導入した内転筋を鍛える器具は尿漏れを防ぐ効果が期待できるといい、体育館関係者は「高齢者も気軽に利用して」と話している。

 町によると、2023年度のトレーニングルーム利用者は約1万8千人。器具の更新を受け、10月からは利用料を100円から300円に改定し、使用時間を2時間から3時間に延長した。

 問い合わせはスポーツ・文化振興課【電話】046・285・1818へ。

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展示作品を眺める来場者

日ごろの活動成果を披露 ラビンプラザまつり

 ラビンプラザまつりが、9月27日から29日に半原公民館で行われた。

 同公民館で活動する団体などの発表の場として開催しており、今年で22回目。会場では水彩画や切り絵、手芸などのサークル団体による作品が展示されたほか、押し絵や手打ちそば、囲碁、切り絵体験教室なども実施。最終日の29日に行われた芸能発表では、児童の合唱や舞踊、民謡、フルート演奏、大正琴など多彩な演目が披露され、会場をにぎわせた。

ドリアを手にする関口総料理長(JA提供)

JAあつぎ ドリアで地産地消に期待 横浜のホテルとコラボ

 日本独自の洋食「ドリア」の発祥となるホテルニューグランド(横浜市中区)で、9月22日からJAあつぎのブランド米「あつぎせせらぎ米」を使用したコラボメニュー「ビーフデミグラスドリア」が登場した。JAあつぎでは地産地消の推進などに期待する。

 ドリアは1927年に開業した同ホテルの初代総料理長のサリー・ワイル氏が考案した料理で、現在も同ホテルの名物として多くの人に親しまれている。

 新作のビーフデミグラスドリアは、第6代総料理長の関口真司氏が手掛けたもの。考案に当たり、地産地消を通じて地元の魅力をPRしようと「あつぎせせらぎ米」に辿り着いた。最適な調理方法のため、生産現場にも足を運び、米の特徴や魅力などについて生産者との意見交換も行ったという。関口総料理長は「あつぎせせらぎ米の味や食感は、ドリアと相性がとても良い。秋メニューの名物として、多くの人に味わってもらえたらうれしい」と話す。

 ビーフデミグラスドリアは、11月15日までの期間限定、同ホテル本館1階「コーヒーハウス ザ・カフェ」、横浜高島屋8階ローズダイニング内の姉妹店「ル グラン」で数量限定で提供している。

 問い合わせはJAあつぎ総合企画部企画課【電話】046・221・1512

生徒らを前に講演する馬場さん(右)と半谷さん

愛川中原中 違い認め福祉に理解を 当事者家族らが講話

 愛川中原中学校(中村慎輔校長)で9月30日、2年生を対象に福祉講話が開かれた。学校運営協議会委員で社会福祉法人愛川舜寿会理事長の馬場拓也さんと、障害があり支援学校に通う半谷大知さんの母・尚子さんが講師を務めた。

 馬場さんは、日本や愛川町における福祉の現状を生徒に説明し、講話では「心の壁をなくす」をキーワードに、「地域とのつながりを大切にし、違いを認め合い、相互作用が生まれる開かれた福祉が重要」と伝えた。半谷さんは、大知さんと暮らす日々や高峰小学校時代の思い出を振り返り、「福祉の現状や障害のある人について知ってほしい」と語りかけた。

 生徒は「心の壁をなくして、福祉に自然と触れ合っていきたい」などと感想を話し、大知さんと小学校の同級生だった生徒が思い出話も披露する一幕もあった。

魅力を教えてくれた(右から)清田さん、福原さん、高橋さん

ストーリーテリング 言葉で紡ぐ物語届ける 厚木おはなし会に聞く

 厚木市立中央図書館で11月から12月にかけて全3回の「ストーリーテリング養成講座」が開かれる。9月15日からの申し込みに定員15人の枠はすぐに埋まった。

 ストーリーテリングは語り手が話を覚え、本を見ないで子どもに物語を語る活動で「素話」ともいわれる。神奈川県内でも図書館や小学校で活動する団体は多い。

 ストーリーテリングの魅力について、40年前から厚木市で活動する「厚木おはなし会」メンバーの高橋充代さん、清田敦子さん、福原圭子さんに話を聞いた。

 高橋さんは「生の言葉で伝えることで、子どもに物語を受け取ってもらえているかどうかが分かる」と話す。清田さんは「本を使わずに自分が覚えた話を、その場の子どもにあわせて伝えていくと、子どもの目に吸い込まれそうになる」といい、福原さんは「子どもたちと同じ時間と空間を味わうことに魅了された。最初は本がないことに慣れない子どもも自分の頭の中で物語が見えてくる」と笑顔で答えた。

 毎週土曜日・日曜日の午後2時から2時30分の間に、中央図書館の「おはなし会」で同会のストーリーテリングを聞くことができる。

 問い合わせは中央図書館【電話】046・223・0033へ。

佐藤教育長

愛川町議会 佐藤教育長の再任同意 第3回定例会、全議案可決

 第3回愛川町議会定例会は、一般会計補正予算や条例改正案など、町長提出の20議案、議員提出の4議案などを可決し、9月25日に閉会した。

 佐藤照明教育長の4期目となる再任も全会一致で同意された。任期は10月28日から3年間。

 佐藤教育長は、厚木市内の中学校や厚木市教育委員会で勤務。厚木中学校教頭、厚木市教育委員会青少年教育相談センター所長、林中学校校長、厚木中学校校長を歴任した。

10月6日 ふくしまつり 厚木市旭町・みんなの手

 福祉クラブ生協主催の第29回ふくしまつりが10月6日(日)、みんなの手事務所(厚木市旭町5の41の15メゾンコヒラ102)で開催される。午前10時から午後1時まで。

 プチバザーや喫茶コーナーをはじめ、クリスマス・正月用食材の試食、医療生協による健康チェック、ハーブティー試飲や生活アドバイスなどの催しが用意される。

 同イベントは県下一斉で行われ、チャリティーの収益は高齢者や障害者の外出支援で利用される福祉車両の購入に充てられる。(問)みんなの手【電話】046・226・1580(平日9〜17時)

ショーケースの前で商品を手にする 岩澤村長

清川茶で「一服」いかが? たばこ風「ちゃばこ」発売

 清川村産の茶葉を広く周知するための商品「KIYOKAWA CHABACCO(清川ちゃばこ)」が、9月20日に開かれた「きよかわむら祭」で披露された。

 「清川ちゃばこ」は、たばこのパッケージを模した箱にスティックタイプの粉末茶が入った商品。水やお湯に溶かすだけで気軽に清川茶を味わえる。

 昨年横浜で開かれたイベントで、初めて神奈川県産の茶葉を使った「神奈川ちゃばこ」が作られた。原料に清川村産の茶葉が使われたことが縁で、今回の村オリジナル商品となる「清川ちゃばこ」が誕生した。

 「ちゃばこ」は、静岡県に本社がある企業が「世の中を、茶化そう」をコンセプトに製造。今年度は3千個を用意し、「道の駅清川」や「清川村ふれあいセンター別所の湯」、清川村商工共栄会加盟店で販売。1個500円(税込)。

 担当する建設農林課の職員は「豊かな自然の中で育まれた清川村産の緑茶は粉末状にしても香りが高く、甘みと旨みが特長」と太鼓判を押す。岩澤吉美村長も「温かくして飲んでも、冷たくして飲んでもおいしい。村の湧き水を生かしたペットボトル飲料水と一緒に楽しんで」と話した。

 問い合わせは建設農林課【電話】046・281・9436へ。

湘南ユナイテッドBC チケット市民割引

 厚木市は、プロバスケットボールチームの湘南ユナイテッドBCとスポーツを通じた地域づくりに関する協定を締結したことを受け、市内で開催される試合チケットの市民割引を行っている。

 日程は【1】10月12日(土)午後3時〜、【2】13日(日)午後2時〜、会場は荻野運動公園2階自由席で価格は千円(市内在住在学の小・中学生、高校生無料)。購入時に本人確認書類が必要。(問)スポーツ魅力創造課【電話】046・225・2531

大矢さんの作品

大矢鳳城さん回顧展 書家としての足跡辿る

 書家として活躍した故・大矢鳳城さんの作品を展示する回顧展が、愛川町文化会館(角田250の1)で10月5日(土)から開かれる。

 大矢さんは1948年生まれ。愛川町の風景を愛し、郷里の自然を題材にした漢詩や書の作品を多く残した。台湾や香港、中国などでの個展をはじめ、町内では宮ヶ瀬ダム完成を記念した個展などを開催。2013年に65歳で逝去した。

 回顧展は、書家としての足跡を辿り町内外の人に作品を鑑賞してもらおうと、遺族の宗藤崇さんが主催。墨で書かれた巻子や絵画のような額装、篆刻作品、筆や硯などの道具が並ぶ。10月14日(月)まで。

(問)宗藤さん046・221・8218

交通監視の様子

15カ所で交通安全啓発 市交対協の活動に300人

 厚木市交通安全対策協議会が9月24日、市内15カ所の交差点で交通事故防止を目的に「民間交通監視所」を設置した。同協議会から地域の自治会員、交通安全指導員など約300人が参加し、飲酒運転の根絶や高齢者・子どもの事故防止を呼びかけた。

 この活動は、9月21〜30日の「秋の全国交通安全運動」に合わせて毎年実施されており、交通ルールの遵守や意識向上のため啓発活動などに取り組んでいる。

 当日は、監視所の前に交通安全ののぼりや赤色灯など掲出。参加者たちは下校中の学生や高齢者、親子連れの歩行者、信号待ちの自転車などに、事故防止を呼びかけるチラシや夜間に車の光を反射するリストバンドなどの啓発物品を手渡した。

 参加した戸室5丁目南自治会長の新倉啓一さん(79)は「地域では日頃から小学生の見守り活動などで声かけも実施しているが、継続して安全確保に努めていきたい」と話した。

 市内では、今年1月から8月末までに408件の交通事故が発生している。昨年に比べ事故件数や負傷者数は減少傾向にあるが、今年は交通事故で1人亡くなっているという。

自民党総裁選県内党員投票 トップは小泉進次郎氏 河野氏は4位

 事実上の次の首相を決める自民党総裁選挙が9月27日に投開票され、石破茂氏が当選した。総裁選は過去最多の9人で争われ、神奈川県内からは小泉進次郎氏(衆院11区)と河野太郎氏(衆院15区)の2人が立候補していた。

 県内の党員投票では、小泉氏が得票数の約35%となる1万5082票でトップだった。3度目の総裁選挑戦となった河野氏は、県内では全体の約1割の得票で4位だった。

 規定により、1回目の投票では全国の党員投票の割合に応じて368票が各候補者に配分された。小泉氏は党員票では61票、河野氏は8票だった。

 小泉氏は1回目の投票で議員票も合わせて136票にとどまり、党員票で上位だった高市早苗氏、石破氏に次ぐ3位となり、上位2人による決選投票に進めなかった。河野氏は30票で8位だった。

小泉氏の支持、全国に広がらず

 小泉氏は告示前の9月8日に横浜市中区の桜木町駅前で演説会を行い、菅義偉前首相や県内選出の多くの国会議員、地方議員が集まり、支持の広さを示していた。

 総裁選で3位に終わったことを受け、小泉氏を支援した県会議員は「予想以上に小泉氏の支持が全国に広がらなかった」と話した。

弁当を受け渡す様子

ファンライフ 公民館でみんなの食堂 マルハンスタッフも協力

 厚木市内のボランティア団体「ファンライフ」が9月23日、睦合西公民館で「みんなの食堂」と題した交流イベントを開いた。100食分の弁当やお菓子などを提供し、にぎわいを見せた。

 同団体は2カ月に1度、市内の公民館で活動。2009年の結成当初からこども食堂として運営していたが、コロナ禍を契機に大人も利用できる「みんなの食堂」に名称を変更した。活動にはマルハン厚木店・厚木北店ほか地元企業が協力する。

 当日は同店から8人のスタッフが参加し、調理や弁当の受け渡しを手伝った。同店ではお菓子の購入資金も寄付している。参加した店員の土屋智義さんは「100食の調理をするのは大変だったが、子どもたちの笑顔の表情を見れてうれしく思う」と笑顔で話した。
地震体験をする参加者

すぎな会 地域住民招き防災訓練 消火器の扱いなど学ぶ

 厚木市小野で障害者支援施設を運営する社会福祉法人すぎな会(三浦公男理事長)が9月24日に防災訓練を実施し、職員や地域住民ら23人が参加した。

 この訓練は、同法人が毎年自主的に行っているもの。今年は近隣自治会で予定されていた防災訓練が中止になったこともあり、地域住民にも参加を呼びかけた。

 当日は相日防災株式会社厚木支店(岡田)の社員による指導のもと、水消化器を使った消火訓練や、起震車で最大震度7までの地震体験などが行われた。

 職員の松木みづ穂さんは「来ると分かっていても震度6以上は別格。職場に戻ったら、落ちてきたら危ないものがないかなどを改めて確認しようと思う」と振り返った。

 回覧板で訓練を知ったという近隣に住む岡田孝江さん(74)は「訓練しておかないと、いざという時に慌ててしまう。こういう機会をいただけてとてもありがたい」と話した。

里山を彩るヒガンバナ 七沢で見ごろ迎える

 厚木市七沢と伊勢原市の間を流れる日向川に架かる「大畑橋」近隣(七沢)の田んぼで、秋の代名詞ヒガンバナが満開を迎えている(=写真・9月30日撮影)。

 この時期は、刈り取りを待つ黄金色の稲穂と真っ赤なヒガンバナの共演が楽しめる。

 日向川沿いを歩けば、「かながわ花の名所100選」に選ばれる伊勢原市日向薬師周辺のヒガンバナの群生地を見ることもできる。

入場整理券は、会場確保は― 27日投開票、選管準備急ぐ

 自民党の石破茂新総裁が衆院選を10月27日投開票の日程で実施する意向を示したことを受け、各自治体の選挙管理員会は準備に追われている。

 厚木市選挙管理委員会では「マスコミ報道などで10月の選挙も視野に入れてはいたが、方向性が早めに示されたので助かっている」と話す。開票所となる荻野運動公園は、10月27日があつぎマラソンの会場となっているが、開票を行うメインアリーナの調整を進めている。また期日前投票所となる公民館の調整は完了しているという。

 市内325カ所のポスター掲示板は3日から順次設置が始まる。

 愛川町の選管は「11月10日投開票の線もにらみつつ、10月27日でも対応できるよう準備を進めてきた」と話し、町内12カ所の投票所、開票所となる町文化会館の会場はすでに押さえたという。

 期日前投票までに入場整理券が送付できるよう急ピッチで印刷作業を進めるほか、町内87カ所のポスター掲示板は週明けの7日から設置を進めるとしている。

 清川村でも村内の投票所2カ所と期日前投票所1カ所、開票所の使用は問題ない。担当者は「現在、準備をしっかり進めている」と話した。

 各自治体の有権者数(9月2日現在)と前回衆院選の投票率は以下。▽厚木市18万6048人/54・18%▽愛川町3万1713人/52・86%▽清川村2355人/66・82%

手形でもみじの葉を描く

手遊び歌を楽しむ もみじの手でコンサート

 アミューあつぎ8階の子育て支援センターもみじの手で9月28日、親子で手遊び歌などを楽しむ「こどもコンサート」が開催され、未就学時と保護者ら約150人が参加した。

 アミューあつぎの10周年記念事業の一環として、センターの認知度向上を目指して行われたもの。センターは子育て家庭の交流の場として1998年に保健福祉センターに誕生。2014年に現在の場所に移転している。

 コンサートには、手遊び歌などを制作する保育シンガーソングライターの荒巻シャケさんが出演。ハンカチなどを使った手遊び歌などで、子ども達も盛り上がった。

 会場には樹木が描かれた模造紙が張られ、センターの名称にちなんで子ども達の手形でもみじの木を作り上げた。参加した田沼恵美都さん(34)は「センターは週3回くらい利用する。コンサートも来てよかった」と話した。

横断歩道を渡る練習

厚木緑ヶ丘幼稚園 横断歩道、手を上げて 厚木署が交通安全教室

 厚木緑ヶ丘幼稚園(宮崎昌彦園長)で9月26日、園児向けに交通安全教室が開かれた。

 秋の全国交通安全週間に合わせて行われた同教室は、厚木警察署の道路交通課の協力で実施。園児らは、紙芝居とクイズによる交通ルール教室、横断歩道の渡り方の練習を通して交通安全について学んだ。終了後には展示されたミニパトカーや白バイを興味津々に見学する様子や、写真撮影する光景も見られた。

 同園では子どもが自ら交通ルールを守り、安全な横断歩道や道路の歩き方などを体験できる教室を定期的に開催しており、宮崎園長は「子どもの頃から意識を高めておくことが重要。命を守るためにも今後も教室は続けていきたい」と話す。

城所さんと作品展のために用意した「邂逅」

有終の作品展に400人 呂久呂屋陶芸教室

 厚木市長谷で約40年続く呂久呂屋陶芸教室が9月26日から30日まで、アミューあつぎで作品展を開いた。

 講師を務める城所弘光さん(70)は「住宅兼作陶拠点がある長野から、教室のある長谷に通うことは70歳になり容易でなくなった」と話し、2年に一度実施していた作品展を今回で終えることにした。

 会場正面を飾ったのは、城所さんが作品展のために用意した信楽焼の焼き締め作品「邂逅」で、初めての出会いをイメージしたという。生徒24人の作品も会場いっぱいに並べられたほか、作品を販売する陶器市も開催。5日間で約400人が訪れ、大盛況のうちに幕を閉じた。

楽しいイベント盛りだくさん 厚木中央ふれあいまつり

 厚木中央自動車学校で10月6日(日)、「厚木中央ふれあい祭り」が開催される。時間は午前10時から午後3時。雨天決行、荒天中止。

 教習所を一般開放し、さまざまなイベントを開催する同校の恒例行事。会場ではマジックショーや鎌倉女子大学の学生による沖縄舞踊、じゃんけん大会などのステージコーナーをはじめ、パトカー、白バイとの記念撮影や消防車、神奈中バス、トヨタのサポートカー、バイクなどを展示。射的コーナーや各種キッチンカーによるフードコーナーなども用意されるほか、各種教習車の乗車体験や指導員体験、大抽選会(午後2時30分〜)なども楽しめる。

 駐車場完備。本厚木駅北口、厚木市内、愛川町の各方面からの無料送迎バスも運行する。

 問い合わせは厚木中央自動車学校【電話】046・241・8310へ。

山本瑞恵氏

衆院選神奈川16区 共産、山本瑞恵氏を擁立

 日本共産党神奈川県委員会は10月1日、次期衆院選の県内候補者7人を発表した。16区(厚木市・海老名市・伊勢原市)には、新人の山本瑞恵氏(57)を擁立した。

 山本氏は党16区福祉対策委員長を務める。介護保険制度の改善を訴え、「ヘルパーがもっと利用者に寄り添いたいと思っていても、今の制度ではより良いサービスは提供できない。このままでは介護難民を増やすばかり。 利用者の命と尊厳を守りたい」と語った。

優雅な踊りを披露する

海老名で越中おわら節 四季の会が発表会

 海老名市を拠点に風の盆で知られる「越中おわら節」の練習に取り組む海老名おわら四季の会が、10月29日(火)に海老名市文化会館(海老名駅西口から徒歩5分)で発表会を開く。午後1時開演(正午開場)、3時30分終演。入場無料。

 越中おわら節は富山市八尾地域の郷土芸能。公演は相模の情景を歌詞に織り込んだ唄と演舞を合わせた創作おわらを披露する。(問)【電話】046・232・8182若山さん。

青空アート展 6日から開催

 厚木市温水のぼうさいの丘公園で10月6日(日)から14日(月)まであつぎ青空アート展が行われる。午前10時から午後3時。入場無料。

 プロの造形作家から保育園児までの幅広い作品を集め、公園が美術館に変わる。

 まが玉づくり教室(14日・参加費200円)や日本の伝統文化に触れる野点(12、13日)などのワークショップやキッチンカーの出店もある。

 各ワークショップの日程や時間など、詳しくは厚木市文化魅力創造課【電話】046・225・2508へ。

胸骨圧迫を行う参加者

厚木市シルバー人材センター 応急手当、会員ら学ぶ

 厚木市シルバー人材センターが9月19日、会員向けの応急手当講習会を生きがいセンターで実施した。

 当日は11人が参加し、厚木市消防本部から招いた職員のレクチャーで心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の使用法、異物除去、止血法など、基本的な応急手当の方法を学んだ。

 専用の人形を使って行った胸骨圧迫による新派蘇生法では、胸が5cmほど沈み込む強さで、1分間に100〜120回のペースを維持しながら圧迫することを学習。参加者は真剣な表情で取り組んでいた。

 受講者には、同署から普通救命講習I終了証が交付された。

「ひろしまのピカ」を朗読 アミューで10月19日

 戦争への怒りと鎮魂と平和への願いをこめて描かれた絵本「ひろしまのピカ」の朗読会が10月19日(土)、アミューあつぎ6階で開かれる。平和を求める会主催。

 当日は解説を交えながら、広島・長崎に投下された原子爆弾の恐ろしさや平和の大切さを伝える。また、被爆者の松本正さん(93)を招き、講演会「命ある限り原爆の語り部を」も行われる。

 午後2時30分から4時30分(2時開場)。参加費無料で要電話予約。先着50人。

 問い合わせは岩井さん【携帯電話】090・2238・0837へ。

 

  

あつぎ消防フェア開催 消防車両展示や体験乗車

 第2回あつぎ消防フェアが10月6日(日)、ぼうさいの丘公園展望広場(温水783の1)で開催される。

 同イベントは火災予防の普及啓発や救急車の適正利用、防火に対する意識の高揚を目的に厚木市が主催。

 当日は県内唯一の拠点機能形成車のほか、はしご車や消防ポンプ車、救急車、ミニ消防車などの消防車両の展示や乗車体験、写真撮影が行われる。また防火服の着装体験、小学生以下対象のスタンプラリーでは記念品のプレゼントも(数に限りあり)。

 時間は午前10時から午後3時で入場無料。雨天中止。開催の有無は当日、市ホームページか厚木市消防本部の公式インスタグラムとフェイスブックで確認できる。

 詳細は市消防本部【電話】046・221・2331へ。