青葉区版【10月24日(木)号】

NPO法人ぷかぷか 「でんぱた」が移転、開所 製造品の販売も予定

 NPO法人ぷかぷかが運営する生活介護事業所「でんぱた」(魚住亮施設長)が青葉区田奈町から鴨志田町66の1(環状4号線沿い/鴨志田東交差点そば)に移転、開所した=上写真。10月12日にはお披露目の会も行われ、110人の近隣住民や関係者が訪れた。

 2020年5月に開所し、知的障害のあるメンバーが日中を過ごしている同事業所。現在は19人が利用中だ。でんぱたの名の通り、田んぼと畑での農作業が活動の中心で、たちばな台の農地を借りてさまざまな野菜を栽培している。元々事業所があった田奈町から農地まで距離があって不便だったため、農地まで徒歩で行ける場所への移転を決めたという。

 新しい事業所は2階建てで延べ床面積は約240平方メートルに拡大。調理室も設置されたことで自ら栽培・収穫した野菜を使ってメンバーとぷかぷか全体の職員の昼食約80食分を調理したり、ヴァリエ(室内作業)で手芸やアートなど、メンバーたちは農作業に加えて新たな作業を始めている。

お披露目の会賑やかに

 12日に行われたお披露目の会には近隣住民や地域ケアプラザ、行政関係者、メンバーとその家族が招かれ、用意された軽食と共に自由に交流をして楽しんだ。女性ボーカルグループの「ヨコハマ・オーバーガールズ」による歌もあり、賑やかだった=左写真。

 「将来的には地域の人が自由に出入りできる場所になれば」と魚住施設長。同じくぷかぷかが運営する「おかし工房にじいろ」「ベーカリーぷかぷか」で製造している菓子やパンなどの販売も来年から始める予定だ。また、でんぱたで作っている廃油せっけんやへちまたわし、藁のほうきは現在も販売している。開所時間は平日午前9時から午後4時。【電話】045・500・9477

横浜市 65歳のがん検診無料化 退職での受診離れ防止へ

 横浜市はこのほど、65歳の市民のがん検診を無料化した。同年代を境に受診率が下がっていることが背景。市は退職などで会社での受診機会がなくなることが原因の一つと分析し、無料化を機に「がん検診を習慣づけてもらいたい」と話す。

 がんは年齢を重ねるごとに罹患リスクが高まるとされ、日本でも高齢化に伴いがん全般の罹患者数が増えている。早期発見・治療が基本対策となるが、そのために重要となるのが検診だ。

 横浜市ではこれまで70歳以上を対象にがん検診の無料化を実施していた。しかし2022年国民生活基礎調査では、横浜市民の胃がん検診の受診率(男性)は50〜64歳は58%を超えるが、65〜69歳で52・3%と約6ポイント減と大きく受診率が落ち込む。70歳以上は半数以下となっており、リスクが高まる高年齢層ほど受診率が下がる傾向となっている。

 横浜市では、勤務先の会社などで検診を受けていた層が、定年退職を機に会社での受診の機会がなくなることも影響していると分析。そこで、前期高齢者に入るタイミングで定年の場合が多い65歳(4月1日時点。該当年度に66歳になる人)を対象に無料化を実施する。対象は、胃がん・肺がん・大腸がん・乳がん・子宮頸がん・前立腺がん(大腸がんは19年から40歳以上が無料)の検診。対象となる約4万人には、9月26日から順次、指定医療機関で使える「無料クーポン券」が発送されている。有効期限は25年3月31日。

 厚生労働省では、受診率60%以上を目標とするが、横浜市の受診率(胃がん)は50・2%(22年)。市の担当者は、「がんのリスクが高まる年代でもあり、勤務先を退職する年代でもある65歳を無料化し受診を促進することで、定期的にがん検診を受ける習慣をもっていただきたい」と話し、「まずは6割を目標に、数字を上げていきたい」と話す。無料化は次年度以降も実施予定。

第23回全国障害者スポーツ大会陸上競技に出場する 北川 知彦さん 桂台在住 56歳

限界超え、進み続ける

 ○…佐賀県で10月26日から開催される第23回全国障害者スポーツ大会「SAGA2024」で、陸上競技の50m走とジャベリックスローに出場する。大腸癌手術によって身体障害になり、昨年初出場した全国大会で、ジャベリックスローの日本記録を更新。2度目の出場を前に、「昨年の日本記録を今年塗り替える。目標完遂に向けて精一杯出し切る」。

 ○…46歳で大腸癌が発覚、手術を受けた。1度は快方に向かったが、2020年に再発。2度目の手術で人工肛門を造設し、直腸機能障害になった。再発に「絶望を感じた」一方、考え方が変化。「障害者だからできることをしよう」と模索を始めた。新型コロナに罹患、重症化したのはその矢先。後遺症で右脚に麻痺が残るも、リハビリの中でパラスポーツに可能性を見出し、本格的に競技を始めるに至った。

 ○…名古屋市に生まれた。高校時代は陸上部に所属。20歳で上京した後、バイク教習指導員になるため自動車教習所に就職した。「有名人に教えたこともある」と得意げな笑み。現在は教習所で人事に携わる傍ら、陸上に打ち込む日々を送っている。さらに、息子が入団していたのをきっかけにフラッグフットボールのコーチに。忙しい毎日だが、家族と共に「好きなことをして、好きなように生きている」。

 ○…パラスポーツを通して様々な出会いがあった。「どの人も前向きで、ワクワクしているんです」。だから自分も前向きに。癌は転移、増大し、抗がん剤治療が続いているが、「来年の”今日”は来ないかもしれない」と語る表情に絶望の色はない。「来年も、再来年も、行けるところまで。進み続ける姿をみんなに見ていてほしい」。まぶしい笑顔に覚悟をにじませ、前を見据える。

音読体験でリフレッシュ 11月1日、市ケ尾で

 「心とカラダで楽しむリフレッシュ音読体験」が11月1日(金)、午前10時30分から正午まで行われる。会場は、スペースbaobab(市ケ尾町1154の2プラーザビル1階/市が尾駅西口徒歩1分)。参加費500円(別途初回のみテキスト代500円)。

 詩や小説、歌など講師と一緒に声を出し合う和やかな同講座。(一社)日本朗読検定協会の認定プロフェッサー、安井裕子さんが講師を務める。

 予約不要。定員10人の先着順。持ち物に、飲み物と消せる筆記用具が必要。なお、12月20日(金)と1月17日(金)にも開催。連続参加も可能。(問)045・975・2251 

千弥さん(右)と店を訪れた地域の人たち

奈良町 昔懐かし駄菓子屋さん 「ぴっちょうね」オープン

 うまい棒、ビッグカツ、フーセンガム。冷蔵庫には瓶のラムネやコーラ。懐かしのお菓子やジュースが並ぶ駄菓子屋が10月15日、奈良北商店会にオープンした。

 駄菓子屋ぴっちょうね(奈良町2998の8)を運営しているのは、奈良町在住の金子亜貴さん(49)、千弥さん(39)夫妻。地元で40年以上の老舗生花店が6月に閉店し、借り手のいない空き店舗をどうにか活用したいと考えたという。商品棚は生花店のものを塗装して活用。内壁も自分たちで塗り直した手作りの店舗だ。店名は昔、亜貴さんの父親がビルの2階で営んでいたレストランから名付けた。

 奈良町で生まれ育ったという二人。「昔は、商店会のずっと向こうまでいろいろな店で賑わっていた。子どもが集まる駄菓子屋さんもあって、そんなお店をまた作りたいと思って」と千弥さんは話す。奈良北商店会が31日に行うハロウィーンイベントでは、子どもたちにラムネを配るそう。「子どもたちや地域の人のたまり場になれば」

少年野球連盟 30周年記念で祝賀会 「子ども第一」これからも

 青葉区少年野球連盟(菊池侃二会長)は10月13日、青葉台フォーラムで発足30周年と少年野球第60回大会の開催を記念し、祝賀会を開催した。

 1994年の青葉区制スタートと合わせて誕生した同連盟。「将来ある子どもたちを大切に育てよう」をモットーに、20のクラブチームと連盟役員、審判が助け合い、協力し合って作り上げた30年だったと菊池会長は振り返る。

 祝賀会は連盟役員やチーム関係者など100人が集い、永年功労者の表彰も行われるなど賑やかだった=写真。菊池会長は「この30周年を節目にもう1度原点に戻り、子どもを第一に考え、指導し、活動していきたい」と話していた。

 なお、第60回大会のAクラス決勝は11月10日、日本体育大学の協力で健志台キャンパスのグラウンドで行われる予定。

激励を受けた代表選手ら=提供写真

市選手団が結団式 激励受け全国へ

 佐賀県で10月26日から28日にかけて、第23回全国障害者スポーツ大会「SAGA2024」が開催される。同大会は、障害のある選手が競技などを通じ、スポーツの楽しさを体験するとともに、多くの人が障害に対する理解を深め、障害のある人の社会参加を推進することを目的としている。開幕に向け、13日に横浜ラポールで結団式が開かれた。

 ハマピック個人競技により選考された49人と、関東ブロック予選会で優勝した車いすバスケットボール11人、バレーボール(精神障害)12人、総勢72人が横浜市代表選手として全国の舞台に挑む。出場する競技は、車いすバスケとバレーボール(精神)のほか、陸上競技、水泳競技、卓球・サウンドテーブルテニス、アーチェリー、ボウリング、フライングディスク、ボッチャ。

 佐藤広毅副市長は選手らに「自信と誇りを持って、堂々と努力の成果を発揮され素晴らしい成果につながることを願っています」と激励の言葉を送った。栁下一路選手は選手団代表として「日頃の練習の成果を発揮し、支えてくれたコーチや家族に感謝しながら正々堂々と戦う」と誓った。

北川知彦さんを紹介

 青葉区桂台在住で同大会に出場する北川知彦さん(56)を人物風土記で紹介。北川さんは大腸癌手術で人工肛門を造設、直腸機能障害になった。陸上競技の50m走とジャベリックスローに挑む。

田奈高生徒 恩田小で挨拶運動 運動会にも協力

 田奈高校の生徒会役員6人が10月15日と17日、隣接する恩田小学校で挨拶運動を行った。

 挨拶運動は午前8時から開始され、続々と登校する児童に6人は「おはようございます」と声掛け。それに応えて、元気に返事をする児童が見られた。約20分の挨拶を終え、生徒会長の工藤彩乃さん(高2)は「元気よく挨拶してくれてかわいかった」と話していた。

 両校の関係は昨年、恩田小の運動会を田奈高の生徒が手伝ったことからスタート。下級生の面倒をみたりしていたという。今年は19日に行われた運動会の本番前に、児童と生徒の仲を深める目的で挨拶運動が初めて行われた。

26年に統合へ

 公立中学校の卒業生の減少や今後の推移などを理由に、田奈高校は2026年に麻生総合高校=麻生区=と統合される。

贈呈式に参加した(左から)市スポーツ協会の山口宏会長、山中市長、岡選手、村尾選手、藤波選手、鈴木太郎市会議長

メダリスト6人に「栄誉賞」 市、体操・岡選手ら表彰

 パリオリンピックとパラリンピックでメダルを獲得した横浜市ゆかりの選手6人が「横浜市スポーツ栄誉賞」を受賞し、10月10日に市役所で贈呈式が行われた。

 受賞者は、体操で3個の金メダルを獲得した岡慎之助選手、フェンシング男子フルーレ団体金メダルの飯村一輝選手、柔道男子90kg級銀メダルの村尾三四郎選手、レスリング女子68kg級銅メダルの尾崎野乃香選手、同53kg級金メダルの藤波朱理選手、パラ陸上男子400m銀メダルの福永凌太選手の6人。

 岡選手は都筑区の星槎国際高校横浜出身、飯村選手と尾崎選手は港北区の慶應義塾大学に在学中、村尾選手は青葉区の桐蔭学園高校出身、藤波選手は青葉区の日本体育大学に在学中、福永選手は日体大大学院在学中。

 贈呈式には岡選手、村尾選手、藤波選手が出席した。岡選手は「メダルを獲得できて見ている皆さんに少しでも元気や勇気を与えられたと感じている」、村尾選手は「たくさんの方に応援していただき、力になった。これで終わるわけにはいかないので、ロス五輪へ向けて全力でやっていきたい」、藤波選手は「初めてのオリンピックだったが、応援のおかげで皆さんの力と一緒になって戦えた感覚だった」と語った。山中竹春市長は「子どもたちをはじめ、多くの人に夢と希望を与えてくれた」と述べた。

光に願いを込めて  もえぎ野公園で「光る池」

 もえぎ野公園の池と周辺をライトアップするイベント「光る池」が、10月26日(土)午後5時から8時まで行われる。主催は上谷本連合町内会(梅木清会長)。

 健やかで穏やかな日々を願い、光に祈りを込めて行われる同イベント。公園内の池に浮かべたイルミネーションが、幻想的な景色を演出する。昨年はおよそ1500人が訪れたという。今年は装飾にひと工夫を加え、新たなライトアップが来場者を迎える。会場では、願い事を書いた短冊を飾る恒例のブースの他、ショウガ湯の無料配布もある。

 会場には駐輪場・駐車場がないため、徒歩または公共交通機関の利用を。また、自宅で検温・体調チェックの上、来場を。雨天中止。問い合わせは、【携帯電話】090・6939・1590(吉田さん)。

申し込みはこちらから

「社会的孤立」テーマに講演 11月6日、青葉区役所

 「社会的孤立を防ぐ」をテーマに11月6日(水)、講演会が青葉区役所4階で午前10時から正午まで行われる。参加無料。参加者を募集中だ。

 地域の繋がりや社会の繋がりが希薄になりつつある昨今、「人の繋がりを取り戻すために地域でできること」を考える。

 講師は、早稲田大学文学学術院教授の石田光規氏。シンポジストは、TanoBa合同会社代表社員の宮本義隆氏、NPO法人街の家族理事の秋山紀子氏。

 定員200人(会場100人/オンライン100人)。申し込みは、左記二次元コードか高齢・障害支援課障害者支援担当【電話】045・978・2453へ。締切は11月1日(金)まで。

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林家ひろ木さん

真打・林家ひろ木さん出演 デンエン葬祭で秋の落語会

 真打の落語家、林家ひろ木さんらが出演する「でんえん落語会」が11月17日(日)、デンエン葬祭(もえぎ野1の22)で開催。木戸銭500円。

 青葉区在住のひろ木さんの他に、主催者でもある女性落語家の遊馬亭保育さん、花伝亭長太楼さん、三流亭弥の助さんが出演する。

 開催時間は午後1時から2時30分(20分前受付開始)。先着50人。申込は【携帯電話】090・4221・6119(事務局)。

元気いっぱいに体操する児童ら

山内小6年 ラジオ体操のコツ学ぶ 運動会に向け練習

 横浜市立山内小学校(持尾博之校長)で10月15日、ラジオ体操教室が開かれた。NHKテレビ・ラジオ体操インストラクターで、NPO法人全国ラジオ体操連盟指導委員の舘野伶奈さんが体操のコツや正しい動作を児童に伝授した。

 参加したのは、26日に行われる運動会で準備体操係を務める6年生8人。全校児童の前でラジオ体操を行うため、手本を見せられるよう動きを左右反転して練習した。姿勢や目線、動きの大きさや勢いなど、舘野さんの指導を受けた児童は、終始賑やかにラジオ体操を楽しんでいた。児童は「分かりやすく教えてくれた。ラジオ体操の知らなかった所をいろいろ知れてよかった」と感想を口にしていた。舘野さんは「最初は恥ずかしがる様子もあったが、表情から興味を持ってくれていることが伝わり嬉しかった」と話していた。

 跳躍運動では、「や・ま・う・ち・じゃ・ん・ぷ」と掛け声を発しながら元気に飛び跳ねていた児童。「やまうちジャンプ」は昨年、同様の教室を開いた際に当時の6年生が覚え、今では全校に浸透しているそう。昨年講師を務めた同連盟理事の藤元直美さんもサポートに訪れており、嬉しそうに子どもたちを見守っていた。

感謝状を持つ志村さん(左)黒岩知事

黒須田在住志村さん 日赤に100万円、今年も 「自分にできることを」

 黒須田在住の志村善一さん(84)がこのほど日本赤十字社神奈川県支部に100万円の寄付を行い、同支部支部長を務める黒岩祐治県知事から感謝状が贈られた。贈呈式は10月16日に県庁で行われた。

 志村さんは、自身の畑で収穫した野菜やシャクヤクの売上で2004年から寄付を続け、累計額は2千万円を超える。同支部によると、寄付金は主に、災害などが起こった際の救護班派遣の他、救急法講習会やボランティア育成などに活用されるという。

 贈呈式で黒岩知事から、長年の社会貢献への感謝の言葉を受けた志村さん。「努力は上を、奉仕は下を見るもの。今後も自分にできることを続けていきたい」と応え、「毎年の寄付が生きがいになっている。元気の秘訣」と笑顔を見せた。

共に学ぶ産後ケア 11月4日、あざみ野で

 産後の女性とそのパートナー向けの講座「パートナーと学ぶ、産後のからだとケア」が11月4日(月)、アートフォーラムあざみ野で開かれる。午後1時30分から3時30分。乳児保育付き。

 講師は、横浜市で母子保健事業を担当し、妊産婦やその家族が”親になる支援”をしている助産師の川上千鶴さん。産後うつやホルモンバランスの変化といった女性の産後の心とからだ、パートナーの心境の変化などについて話す。2時30分からの交流会では、参加者同士で子育ての悩みや不安について話し合う。

 参加費2000円(乳児保育料1人分を含む)。対象は、2カ月から1歳5カ月の子どもを持つ産後の女性とそのパートナー、先着10組。女性1人、または男性1人での参加も可。申し込みは来館、または【電話】045・910・5700へ。詳細は下記二次元コードから。

登録マークの見本(市提供)

ハマの元気 提供店登録制度を新設 横浜市、健康づくり促進へごはん

 市民の健康寿命延伸を目的に、横浜市は今年度から2035年度までを期間とする計画「第3期健康横浜21」に取り組んでいる。同計画には新規テーマとして「食環境づくり」が盛り込まれ、新たに「ハマの元気ごはん提供店登録制度」を創設。10月1日から運用を開始した。

 「第3期健康横浜21」は、市の総合的な健康づくりの指針と位置付けられている。「生活習慣の改善」などへの取組に加え、健康への関心の有無にかかわらず、誰もが市内のスーパーマーケットなどで栄養バランスの良い食事を選択できるようにする「食環境づくり」も推進されている。

 市によると新計画策定の背景には「栄養バランスの良い食事をする市民の減少」がある。市は策定に向け、21年に「健康に関する市民意識調査」を実施。その結果「1日2回以上、主食・主菜・副菜全てを毎日食べる人の割合」が、42・8%だった前回(16年度)調査時点より8・5ポイント減少し、34・3%だったことが分かった。

 調査結果や国が定めた目標値などをもとに、市は「主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を1日2回以上、ほぼ毎日食べている市民の割合」を、32年度までに50%以上にするとの目標を設定。達成に向けた取組の一環として同制度を開始した。

登録マークを交付

 この制度は「1食あたりのエネルギーが450〜650キロカロリー未満」など、市の基準を満たしたメニューや弁当などを「ハマの元気ごはん」とし、提供する市内店舗を登録するもの。店舗は市の電子申請フォームなどから申し込み、申請された書類を市や区の管理栄養士らが確認して登録の可否が決まる。カロリー数や野菜の量などにより6つの登録基準があり、登録店舗には「登録マーク」を交付。店舗はマークをポップとして店内に掲示するなどして商品のPRに活用できる。また、市はHPなどを通じて登録店舗を積極的に周知していく。

 市によると、10月4日時点で64店舗が登録。市健康推進課は「制度を運用し、皆さまがハマの元気ごはんを利用することで食生活が健康的なものになることを願っています」としている。

横浜市認定歴史的建造物 中山恒三郎家を一般公開 10月27日、都筑郡一の豪商と名高い

 横浜市認定歴史的建造物の「中山恒三郎家」=都筑区川和町=が10月27日(日)、一般公開される。午前10時から午後3時まで。見学は無料。

 公開施設は、認定建造物の書院=写真=と諸味蔵が内部見学、書院と同様に認定建造物の店蔵と麴室、八号蔵が外観見学できる。

 明治時代に接客施設として竣工された書院は、2016年に敷地内の整備で現在地に曳家された。明治以来、各界の賓客を迎えた中山家の歴史が偲ばれる書などが展示される。醤油の元となる諸味を保存していた諸味蔵も内部見学可能。民俗資料と市歴史博物館の学芸員による整理作業が公開される。店蔵は、敷地内で最も古い建物の一つ。中山家の家業だった「中山恒三郎商店」の主に酒の卸売を取り扱っていた建物。醤油の醸造に必要な麹を作っていた煉瓦造りの麴室や八号蔵を含め、外観から往時を偲ぶことができる。

 中山恒三郎家の住所は都筑区川和町890。駐車場がないため公共交通機関の利用を(市営地下鉄川和町駅徒歩10分/東急バス・市営バス川和団地下バス停徒歩2分)。

菊園としても有名

 中山恒三郎家は、江戸時代から川和町で酒類販売のほか荒物雑貨や呉服織物を扱い繁栄。明治時代には醤油醸造、煙草・塩の販売、製糸業なども営み、昭和初期には都筑郡一の豪商といわれた。

 また菊栽培にも力を注ぎ、明治末期には1500種の菊を栽培したと伝えられる。自宅に菊園「松林圃」を作り、観菊会を開き、皇族や各界の著名人から注目を集めたという。

JAPAN CARAWARDS  本当に乗りたい車は 10月31日まで投票受付

 カー&バイク用品のリユース専門店「アップガレージ」を展開する(株)アップガレージグループは10月31日まで「JAPAN CAR AWARDS 2024-2025」の投票を受け付け中だ。

 ”本当に乗りたい車”をユーザー投票で決める同賞。投票者50人に抽選でアマゾンギフト券を進呈。また、投票数×1円を(公財)交通遺児等育成基金へ寄付する。ノミネートは8車種。【1】トヨタ ランドクルーザー250【2】ホンダ WR-Ⅴ【3】メルセデス・ベンツ AMG GTクーペ【4】レクサス LM【5】トヨタ クラウン(セダン)【6】ホンダ N-BOX【7】フォルクスワーゲン GOLF【8】スズキ スイフト

アトピーを学ぶ講演会 「皮膚の日」記念イベント

 「皮膚の日」を記念したイベントが11月3日(日)、横浜情報文化センター情文ホール(日本大通り駅直結)で行われる。午後2時から3時30分(開場1時)。無料。

 11(いい)月12(ひふ)日の皮膚の日を前に、神奈川県皮膚科医会や日本臨床皮膚科医会神奈川県支部他が共催する催し。当日は「正しく知りたい!アトピー性皮膚炎」と題した講演やQ&Aコーナー、肌トラブル相談コーナー、スキンケア製品展示・紹介・配布コーナーなど。定員239人。申込は二次元コードから。

國學院大學 共育フェスティバル 10月27日、たまキャンで

「第15回 共育フェスティバル」が10月27日(日)、國學院大學たまプラーザキャンパス(新石川3の22の1)で行われる。午前10時から午後3時まで。入場無料。

 同大学の人間開発学部が主催の同イベント。学生が日頃の学業や活動の成果を生かして、楽しみながら学べる体験プログラムを提供する。昨年度は近隣住民や親子ら約800人が参加した。

 当日は、「シャボン玉に入って知って楽しもう!」「Let's Play ボッチャ‼」「ふってつくろう!シャーベットづくり」「みつばちクイズラリー」「We are sportsman!」「きみはここから抜け出せる?脱出ゲーム‼」など約17の企画を用意。一部企画では午前・午後で整理券を配布する。

 当日受付。来場の際は、公共交通機関の利用を呼び掛けている。(問)たまプラーザ事務課【電話】045・904・7700

ろうがんず たまプラで作品展 プラモデルがずらり

 俳優の石坂浩二さんが会長を務めるプラモデルクラブ「ろうがんず」が11月2日(土)・3日(日)、プラーザホール(たまプラーザ駅直結)で作品展を開催。両日午前10時から午後5時。入場無料。

 会場にはウォーターラインシリーズの連合艦隊や外国艦が200隻超並ぶ他、50年前のタミヤ公式ジオラマを再現。山下ふ頭で人気だった「動くガンダム」を1/48で完全可動再現した作品も。

 フェスティバルコートでは子ども向けタンクジオラマレースを開催(雨天中止)。時間など詳細はウェブサイトを参照。

かたらいフェスタ 10月26日、えだ福祉ホーム

 かたらいフェスタが10月26日(土)、えだ福祉ホーム(青葉区荏田町494の7/江田駅徒歩15分)で行われる。午前11時から午後2時まで。

 当日は、同ホームの手作り製品の販売やJA横浜荏田支店の野菜無料配布(数量限定)、巾着袋作り、フリーマーケットなどのほか、電動車椅子試乗体験、囲碁体験、太極拳体験など催し盛りだくさん。コーヒーやかき氷、フランクフルトなど飲食の販売もある。

 雨天決行、荒天中止。(問)【電話】045・911・9995

横浜DeNAベイスターズが日本シリーズへ 1998年以来の日本一へ、26日横浜スタジアムで開幕

 プロ野球の横浜DeNAベイスターズが10月21日、セ・リーグクライマックスシリーズファイナルステージで読売ジャイアンツを4勝3敗で破り、日本シリーズ進出を決めた。

 ファイナルステージは、ベイスターズが3連勝で王手をかけた後、ジャイアンツが連勝し、アドバンテージの1勝を含めて3勝として第6戦を迎えた。ベイスターズは2対2の9回表、牧秀悟選手のタイムリーヒットで勝ち越し、その裏を森原康平投手が3人で抑えてペナントレースの覇者のジャイアンツを下した。

 セ・リーグ3位のベイスターズの日本シリーズ進出は、同じく3位から勝ち進んだ2017年以来。26日から始まる日本シリーズの相手は、17年と同じ福岡ソフトバンクホークス。1、2、6、7戦が横浜スタジアムで行われる予定。ベイスターズは1998年以来、26年ぶりの日本一に挑む。

山中市長が祝福コメント

 ベイスターズの日本シリーズ進出を受けて横浜市の山中竹春市長が以下のコメントを発表した。

 「このたびは日本シリーズ出場、誠におめでとうございます。横浜市民の皆様とともに心よりお祝い申し上げます。『横浜進化』をスローガンに、三浦監督のもと、選手、スタッフが一丸となり、クライマックスシリーズを勝ち上がり、掴み取った日本シリーズ出場。横浜市民の悲願である26年ぶりの日本一を目指した熱い戦いを期待しています。市民の皆様とともに、全力で応援してまいります」

衆院選の期日前投票 前回比3割減 開始から5日間の状況

 横浜市選挙管理委員会が10月21日、衆議院議員選挙の16日から20日までの5日間の期日前投票の状況を発表した。

 5日間で期日前投票を済ませたのは9万3,845人。2021年10月の前回選では、期日前投票開始から5日間で13万6,314人が投票しており、前回に比べて3割以上少ない。

 区別では、瀬谷区は前回選より増えたが、残りの17区では減少。減少幅が最も大きかったのは港北区で、6割近く減っている。

 早期解散によって、市選管からの投票案内の郵送が遅れており、それが期日前投票の少なさに影響している可能性がある。投票の案内が手元になくても期日前投票は可能。

SHIMURAbros 「光」の作品展 あざみ野で27日まで

 横浜市出身の姉弟ユニットSHIMURAbrosの個展が、横浜市民ギャラリーあざみ野で10月27日(日)まで開かれている。午前10時から午後6時開場。入場無料。

 映画表現の本質「光」の物質的表現を試みているSHIMURAbros。ドイツ、日本を拠点にカンヌ及びベルリン国際映画祭での上映、展覧会、映画祭への出品など活動の場を広げている。同個展では映画、映像作品を始め、光学ガラスや3Dプリンターを使った立体作品、インスタレーションなど様々な実験的作品群を展示している。

上映会&トークショー

 SHIMURAbrosと俳優・ダンサーの森山未來さんによる作品上映会とトークショーを26日(土)2時30分から開催(開場30分前)。現在、申込受付中だ。前売りweb1200円、当日1500円。全席自由席。申込は二次元コードから。25日(金)締切。

申し込みはこちらから

フレイル予防講演会 青葉区役所で11月13日

 フレイル予防講演会が11月13日(水)、青葉区役所で午後2時から4時まで行われる。参加無料。現在、参加者を募集中だ。

 フレイルとは、身体と心の機能が低下し、将来介護が必要になる危険性が高まっている状態のこと。当日は、「ちょっと心配これからの私 元気に過ごすためのフレイル予防」と題して、講演を行う。講師は、筑波大学教授の山田実氏。

 さらに、同日1時から2時まで測定会とeスポーツ体験も。測定会では、握力測定や立ち上がりテスト、口腔機能測定など、eスポーツ体験(当日先着20人)では「太鼓の達人」を楽しむことができる。

 定員80人の先着順。申込は、左記二次元コードか高齢・障害支援課【電話】045・978・2452へ。締切11月6日(水)。

トークショーの様子

まちの保健室 笑顔絶えない感謝祭 すすき野で開所2年半

 ナースの家すすき野・まちの保健室(青葉区すすき野3の7の12)で10月6日、開所2年半を記念して感謝祭が行われた。

 当日は、クラリネット奏者の工藤尚樹さんと榊文子さんによるコンサートに始まり、アロマ講座、軽体操、マッサージ体験、ネイルケア、体力測定、地域団体による手芸・雑貨販売などが催された。医療・福祉関係者によるトークセッションでは在宅医療に関する質問が飛び交い、納棺の儀の実演、入棺体験では「いってきまーす」など笑いを誘うやり取りも見られ、前向きに楽しく終活を考える場になったという。

 同保健室を運営する(株)パーソナル・ナースの横山郁子代表は、「2年半が経ち、協力してくださる事業者さんも増えてきてありがたい。皆さんのおかげで笑いの絶えないイベントになって良かった」と振り返った。

教えて!職人さん vol.16 外壁塗装の素朴な疑問に答えます!【5】

 Q...「外壁塗装に関する素朴な疑問」にお答え頂くシリーズの5回目。今回はまず、過去の当欄でも頻繁に紹介してきた「業者の良し悪しについて」お聞かせください。

 A...塗装業界のみならず、現在リフォーム業界には沢山の業者が存在します。そんな中、同業者として言わせてもらえば「大幅な値引きを売り文句に値段で勝負する業者」「過剰に危機感をあおるような業者」そして「契約を急ぐ業者」の3タイプに当てはまるようでしたら、あまり良い業者とは言えません。

 Q...塗り替え後のアフターサービスには、どんなものがありますか?

 A...最近では「1年点検」を実施している業者が増えました。当社はそれ以外にも、要望があればいつでも点検、修理をさせて頂いております(当社での施工以外の箇所、天災による場合は別途費用を頂く場合もあります)。また工事完了後に5〜16年の保証書を発行しています。これは塗装膜の剥離を保証するもので、それぞれの塗料の性能に合わせた保証を約束させて頂くものです。さらに多くの方が心配される「追加料金の徴収」ですが、当社では基本的に追加料金が極力発生しないよう事前打合わせを入念に行います。万一追加が必要な場合は事前にお伝えしてからの作業になります。勝手に作業してから追加料金を請求することは絶対にありませんのでご安心ください。

コラム「学校と社会をつなぎ直す」㉟ 「教師が教えない授業」??? 桐蔭学園理事長 溝上慎一

 「教師が教えない授業」なるものがもてはやされているが、誤解と混乱を招く喧伝である。これは「子ども中心の授業」「子どもを主語にした授業」と呼ばれるべきもので、学術的には、教授パラダイム(教師中心)から学習パラダイム(学習者中心)への転換と謳われてきたものである。教師が何を教えたかではなく、子どもが何を学び身につけたかを教育成果の指標にしようという時代的趨勢に基づく転換が求められて久しい。

 残念ながら、学校教育で教えられることを習得しても、それだけで将来の仕事・社会で力強く生きるには不十分な時代になっている。習得した知識や情報の有効期限は短く、かつ新しい知識や考え方、技術がすさまじいスピードで出てくる現代社会で、学校教育を基礎として、人は学び続ける主体的な学習態度を身につけなければならない。

 この主体的な学習態度を身につけさせるために教師は知識・技能等の基礎・基本を教えながら、他方で子どもの主体的な学習を促す学習(環境)デザインをお膳立てする。教師の知っていることを教えるだけのかつての授業に比べると、今の教師に求められる授業力は著しく高いものとなっている。そこまでしても学ばない子どもは多い。「教師が教えない授業」などと、まるで教師が不要であるかのような、放任主義を助長するような喧伝は即刻やめてもらいたい。

コラム(51)専門医が分かりやすく解説 目のお悩みQ&A 『アドオンレンズとはどんな治療でしょうか?』

 アドオンレンズ(add-on lens)は白内障の術後の見え方を変えるために、もう一枚追加で入れるレンズのことです。白内障手術の時には多焦点レンズか単焦点レンズか、単焦点レンズであればピントの遠方・近方を決めます。また、レンズの度数は計算で決まります。術後、見え方が予定通りにいかない場合や、しばらくして不便を感じるようになった場合は、レンズを入れ換える再手術が対処の基本になります。しかし、手術から時間が経つと入れ換えが困難な場合があります。そんな時に有効なのがアドオンレンズです。

 アドオンレンズの手術は点眼麻酔で白内障の手術と同程度の創を作り、レンズを入れ、眼の中を洗浄して創を閉じます(通常、無縫合)。5分程度で終わる侵襲の少ない手術です。計算がズレた度数の調整、ピントの遠方・近方を変えたい、単焦点レンズから多焦点レンズに変えたい等の場合が適応になります。

 一方で、多焦点レンズから単焦点レンズに変えたい場合は適応にならず、レンズの入れ換えをするしかありません。また、あくまで見え方を変えるレンズなので、遠くが見えている眼に近くに合う単焦点のアドオンレンズを入れても両方が見えるようにはなりません。術後しばらくして見え方にお困りの方にはよい治療だと思います。

※アドオンレンズは自費の治療になります。

■たまプラーザやまぐち眼科/青葉区新石川3の14の14/【電話】045・913・0333/https://tamaplaza-eyeclinic.com

吹き抜けの店内を彩るステンドグラス

横浜ほっこり純喫茶【2】 赤レンガの洋館「馬車道十番館」で文明開化気分に浸る 本紙記者のひと息時間

 どこか懐かしい雰囲気やメニューで、若い世代の注目も集める純喫茶。純喫茶とはアルコールの提供がなく、純粋にコーヒーや軽食を楽しむための空間だ。日々地域を回るタウンニュース記者が、取材の合間に立ち寄り、ほっとひと息ついている純喫茶を紹介する。

開港当時の西洋建築を再現した洋館

 今回訪れたのは、JR関内駅北口、市営地下鉄ブルーライン関内駅、みなとみらい線馬車道駅からほど近い「馬車道十番館」。店の入口前にはレトロな電話ボックスや馬車道のシンボル的存在であるガス灯が並び、ここだけ165年前の開港当時にタイムスリップしたかのようだ。

 でも、実は馬車道十番館の開館は1970(昭和45)年と、印象よりも新しい。地元の老舗とんかつ店「勝烈庵(かつれつあん)」の10番目の系列店として1967年に洋食の「山手十番館」がオープンし、その3年後に開業したのが馬車道十番館。開港当時の建築様式を参考に、明治の西洋館を再現した。場所はガス事業の創始者、高島嘉右衛門家の跡地で、店のロゴマークにはガス灯が使われている。

ステンドグラスの柔らかな光が降り注ぐ

 店内は1階が喫茶室で、2階に英国風酒場、3階はフランス料理店、4・5階には宴会場があり、利用目的ごとに分かれている。喫茶室は、なんといってもアーチ形のステンドグラスが目を引く。3色のガラスを通した光は柔らかく、どこかノスタルジックな気持ちに。ファンが回る吹き抜け天井の下、アンティークな調度品、横浜の風景の絵画や写真が配され、地元愛が感じられる。

 他にも大きな柱時計やグラスコレクション、日露戦争当時の欧州航路船「信濃丸」で使用されていた椅子、旧帝蚕倉庫の赤レンガなど、館内には歴史を感じさせる品々がさりげなく配されていて、博物館に来たかのような気分に浸れる。 

レンガをイメージしたプリンをアラモードで

 ここでのお目当ては「十番館プディング ロワイヤル」と「メロンクリームソーダ」。前者はレンガ型のプリンと色とりどりの季節のフルーツ、2色のアイスクリームがのった、いわゆるプリンアラモードだ。主役のプリンは適度なかたさがあるタイプで、卵の味と上品な甘味が心の疲れをほどいてくれる。添えられたバニラとチョコのアイスクリームと複数のフルーツがプリンのおいしさを際立たせる。

 純喫茶の定番、メロンソーダには本物のメロンの果肉を使用。ソーダは自然で程よい甘さのため、バニラアイスクリームとの相性もいい。味の違いが分かる大人にも味わってほしいクリームソーダだ。

■中区常盤町5-67 【電話】045-651-2621(メニュー、価格は取材時のものです)