秦野版【10月25日(金)号】
優勝を喜ぶチームのメンバー

県央6年生大会で優勝 少年サッカー・秦野本町SS

 秦野市立本町小学校をホームグラウンドに活動する少年サッカーチーム「NPO法人秦野本町SS」(高橋勝監督)がこのほど、第50回県央少年サッカー大会6年生大会で優勝した。

 ボランティア団体「本町スポーツ少年団」として1970年に設立された同チーム。2023年10月にNPO法人化され、現在は秦野市内の小学生を中心に約90人が所属している。

 県央少年サッカー大会6年生大会は、県央地区の各市予選で選ばれたチームから県央地区のチャンピオンを決める大会。今大会には秦野市、相模原市、厚木市、大和市、座間市、綾瀬市、海老名市、伊勢原市から計32チームが出場。秦野市からは秦野本町SS、秦野FC、秦野西FC、南が丘SCの4チームが参加し、9月14日・15日・21日の3日間でトーナメント戦が行われた。

 秦野本町SSは初戦と2回戦を5対1で快勝。準々決勝ではFCヴィンクーロ(相模原)と対戦し、1対1の同点に。白熱したPK戦の末、6対5で勝利した。準決勝では、FCグラシア(相模原)と対戦し1対0で勝利。決勝戦の相手は、昨年の大会で対戦し、敗北した因縁の相手であるGEO-X(大和)。1対1の同点でPK戦までもつれこみ、最後は2対1で勝利した。

 6年生大会での優勝は初めてだという同チーム。大会初日は6年生選手が足りず、5年生選手も出場した。また、正キーパーの選手がけがで欠員の中、普段フィールドの選手がキーパーとして出場するなど総力戦で勝利をつかんだ。キャプテンの木村将さん(末広小6年)は「最後の県央大会で初めて優勝できてすごく嬉しい。このメンバーでプレーできるのもあと半年。一日一日を大切にしてさらに上を目指したいと思います」と今後の抱負を語った。日頃、挨拶などの礼儀や荷物の整理整頓など「オフザピッチ」の指導も大切にしているという高橋監督。「格上のチームにも勝利し、その意味で価値のある大会になった。これから全県大会、全日本大会の予選を控えているので選手には期待しています」と話した。

ステージパフォーマンス(昨年)

秦野市市民の日 クラファンを初導入 3日、LUNA SEA 真矢さんも

 「秦野市市民の日」が11月3日(祝)、秦野市カルチャーパークで開催される。今年はインターネット経由で広く資金を募るクラウドファンディングが導入されたほか、LUNA SEA 真矢さんが出演する秦野祭囃子社中のパフォーマンスも初めて行われる。

 「秦野市市民の日」は、市民が自主的に企画・運営するイベント。1980年に「市民の日」が制定され、87年に定着しやすいように「11月3日」に固定。今年で45回目を迎える。

前年上回る出店

 コロナ禍で2020年・21年に開催が中止になるなどした「市民の日」は、昨年から通常規模での開催に戻った。今年は飲食・手作りアクセサリー・農産物などの販売が行われる「私の個店、各種団体および行政コーナー」に、前年を20店上回る240店が出店予定(午前9時30分から、第2・第3駐車場、スポーツ広場、けやき広場、多目的広場、噴水広場)。そのほか「消防パレード」(午後0時15分から、水無川沿い歩行者天国)や恒例の「大抽選会」(午後3時から、第3駐車場・抽選券は午前10時から午後2時まで第2駐車場、多目的広場総合案内所で配布)などが行われる。

 「ステージパフォーマンス」は第3駐車場で午前9時30分から午後3時まで実施(開会式は午前10時から)。キッズダンスやフラダンスなど公募枠15団体のほか、秦野高校チアリーディング部などの招待枠団体がステージで演舞を披露する。

 また、午後2時30分からの「スペシャルフィナーレ」には秦野祭囃子社中が出演。はだのふるさと大使でもあるLUNA SEA 真矢さんも登場し、会場を盛り上げる。

広く資金を募る

 「秦野市市民の日」開催にあたり、同実行委員会は、今回初となるクラウドファンディングを実施。支援者には「秦野市市民の日」オリジナルグッズや「秦野の湯めぐり券」、消防パレードでの「消防車乗車体験」などが用意されている。目標額は50万円。「秦野を愛する皆さまの力を合わせ、市民手づくりの『市民の日』を開催したい、続けていきたい。次代を担う子どもたちにとって楽しいイベントにしたい」と同実行委員会は思いを語る。クラウンドファンディングは、開催前日の2日(土)まで行われる。問い合わせは同実行委員会【電話】0463・82・5118へ。

湘南助産師会の会長を務める 森 明子さん 茅ヶ崎市在住 66歳

「女性の力」信じ寄り添う

 ○…湘南エリアを中心に活動する助産師65人で組織される「湘南助産師会」。秦野市の助産師も所属している。同会ではベビーマッサージやいのちの学習出張講座、専門職向けの研修や産後ケアの普及などに取り組む。10月29日には初の試みとして、テラスモール湘南(藤沢市)で足形アートや助産師への相談コーナー等のイベントを開催する。「若い助産師たちが中心となり企画した。会員が最大限、力を発揮できる会を目指したい」

 ○…愛知県出身。父の仕事の関係で転校が多かったものの、新潟で過ごした中学校3年間は転校がなく「楽しかった」と振り返る。当時の旧友とは今でも定期的に集まり昔話に花を咲かせる。ウィメンズヘルスに関心を持ち看護師になるために大学へ。母性看護学の実習で出産に立ち会い「母親や赤ちゃんのケアをする助産師の動きに圧倒された」と言う。助産師を目指し、卒業後は都内の産科病棟へ。深夜勤務中の6時間で6人の赤ちゃんが誕生したこともあった。「無事に家に帰っていくことが喜び」と笑顔を見せる。

 ○…一方で流産や死産、乳児死などとも向き合ってきた。「家族はペリネイタル・ロスと呼ばれる大きな悲しみに向き合うことになる。どのように寄り添えばいいのか、いまだに苦悩の連続。ただ、女性は乗り越えていける力があると信じている。信じる強い気持ちが大切なこと」

 ○…20代後半で大学院に通い、その後は教育機関へ。同じ頃、結婚を機に茅ヶ崎で居を構えた。現在も湘南鎌倉医療大学や聖路加国際大学で教壇に立つ。「出産や育児、助産学は科学と文化や人々の価値観が交差する微妙な領域。これからも謙虚に学び続け、助産に生かしていく重要性を伝えていきたい」

献血を呼びかけた会員ら

秦野あづまLC 駅前で献血活動 約50人が協力

 秦野あづまライオンズクラブ(=LC/尾谷憲一会長)が10月15日、鶴巻温泉駅北口で献血活動を行った。

 同クラブは年2回、東海大学前駅と鶴巻温泉駅で献血活動を実施している。この日も駅前の広場にクラブ会員が集まり、午前10時から午後4時まで街頭に立って駅利用者に献血への協力を呼びかけた。

 この結果、受付をした46人のうち37人から1万4400ミリリットルの血液を採ることができた。同クラブでは「献血にご協力いただいた地元の皆様、企業の方々ありがとうございました」と話している。

 同クラブの次回の献血は、来年4月に東海大学前駅で実施される予定だ。

昨年の大会の様子

平塚YEG 来たれ健脚小学生 駅伝大会の参加者募集

 YEGベルマーレカップ2024小学生駅伝競走大会が12月8日(日)午前8時〜午後2時、平塚市総合公園内のレモンガススタジアム平塚で開催される。主催の平塚商工会議所青年部では現在参加チームを募集している。

 小学4〜6年生が対象。男女別5人1チームで5区間(男子1700m〜2100m、女子1300m〜1700m)を走る。監督1人、補欠2人以下、駅伝後に行われるロードレース(男子1700m、女子1300m)2人以下を含む計10人までの編成で申し込む。男女混合は男子チームとして参加できる。

 参加費1人700円。荒天中止。大会詳細や応募は公式ウェブサイトから。10月28日(月)締切。(問)事務局【電話】0463・22・3939(平塚商工会議所内)

福祉作業所の作品展 11月5日から丹沢美術館

 「ちっちゃな星の会の仲間たち展II」が11月5日(火)から10日(日)まで、丹沢美術館(秦野市寿町6の19みどりやビル2階)で開催される。

 展示されるのは、特定非営利活動法人ちっちゃな星の会・福祉作業所リトルスターで活動するメンバーの作品。余暇時間などに創作された絵画・陶芸・書道など約50点が展示される。午前11時から午後6時。入場無料。(問)福祉作業所リトルスター【電話】0463・84・4502

月例マラソン参加募集 秦野市陸上競技協会

 秦野市陸上競技協会は、「第61回秦野市月例マラソン大会」の参加者を募集している。会場は秦野市カルチャーパーク陸上競技場及びランニング周回コース。日程は11月24日(日)、12月15日(日)、2025年1月19日(日)。

 秦野市在住・在勤・在学の人と同協会登録者を対象とした月例マラソン大会。年齢・性別ごとに選べる種目(距離)は異なる。

 参加料は小学生無料、中学生200円、一般・高校生1000円。申込締め切りは11月2日(土)。大会・申込方法の詳細、問い合わせは同協会ホームページまたは【メール】hadanorikkyo20xx@yahoo.co.jpへ。

大山の自然を満喫

秦野市山岳協会と歩く 中級者向け紅葉登山

 秦野市山岳協会と行く中級者向けの「秋の紅葉登山-大山金毘羅尾根 -」が、11月23日(土)に開催される。現在、参加者を募集中。参加費3千円(交通費・ガイド料・登山保険料込、往復バス代別途1140円)。定員20人。75歳以下対象。

 山岳協会の案内で、自然そのままの静かなルートを登り大山の山頂を目指す催し。当日は午前7時30分に秦野駅改札前に集合し、バスでヤビツ峠に向かい、門戸口コースから青山荘を経由し諸戸神社へ。金毘羅尾根から大山山頂に到着した後は、イタツミ尾根から下り午後3時にヤビツ峠で解散予定。登山装備、昼食、飲み物などは持参。

 申し込みは秦野市観光協会【電話】0463・82・8833へ。

11月24日 出張ティータイムコンサート タウンニュースホール

 クアーズテック秦野カルチャーホール(秦野市文化会館)の人気イベント「ティータイムコンサート」。プロデュースするのは幅広い音楽活動で文化振興に尽力している加藤雅彦さん。現在、文化会館の改修工事休館に伴い、”出張コンサート”として東海大学前駅南口のタウンニュースホールで開催中。

 次回の開催日は11月24日(日)。観覧料は2500円。当日払い。「秋の終わりのハーモニー」と題し、栁沼満美さん(フルート)、菱沼瑞江さん(ピアノ)、加藤雅彦さん(テノール)が出演する。予定曲目は『薔薇』(トスティ)、『3つのロマンス』(シューマン)、『愛の讃歌』(モノー)ほか。

 午後2時開演(開場は午後1時30分)。午後3時30分終演予定。休憩あり。出張コンサートはデザートセットの提供なし。予約制・定員100人。自由席。

 予約は会館事務室【電話】0463・81・1211へ。午前9時から午後5時。火曜日休業。

会場の「桜土手古墳公園」。雨天中止。

11月2日はサタフェス 出張会場は「桜土手古墳公園」

 10月に雨天で中止となった、地域交流イベント「サタデーフェスティバル」(通称サタフェス)が改めて再開する。

 開催日は11月2日(土)。会場は桜土手古墳公園(秦野市堀山下380の3)。午前11時から午後1時30分の予定。観覧無料。

 出演予定は、秦野観光和太鼓=写真下=、秦野少年少女ラッパ鼓隊、オカリナ「ほっと歩夢歩夢」、南京玉すだれ保存会、黒田隆子さん、ベリーダンス・アルナスマほか。キッチンカーも来場予定。会場の古墳公園は、気持ちよい芝生が広がる癒しの場。園内のはだの歴史博物館もぜひ来場を。雨天中止。問合せは、事務局【電話】0463・81・1211へ。

出演・講師の猪俣昌也さん

みんなで楽しむ音楽の時間【5】 11月30日 タップダンス編  タウンニュースホール

 「ランチタイムコンサート みんなで楽しむ音楽の時間【5】〜タップダンス編」は、11月30日(土)の開催。会場は東海大学前タウンニュースホール(東海大学前駅南口2分)。時間は午後2時から(午後1時30分開場、終演予定は午後3時20分)。参加費は一般2000円(子ども1人同伴可)、子ども1人追加の場合はプラス500円。2歳以下無料。※一般=中学生以上、子ども=3歳から小学生。大人のみの参加も歓迎。

 当日は幅広い活動で注目を集めているタップダンサー・猪俣昌也さんによるコンサートと体験が楽しめる。加々美皓太さん(バンジョー・ギター・唄)、西村崇史さん(トロンボーン・唄)も出演。

 来場希望者は主催のクアーズテック秦野カルチャーホール(秦野市文化会館)【電話】0463・81・1211へ。当日払い。※この公演は、改修工事休館中の同館が、他施設への出張スタイルで実施しているもの。

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万葉の湯 はだの館 11月イベント情報

 秋のポイント大還元祭11月10日(日)まで◎月曜「レディースデー」女性入館料1850円◎火曜「シニアデー」60歳以上入館料1850円※年齢確認有◎水曜「サウナイベント開催」◎木曜「ポイント入館優待デー」※1250Pで入館◎金曜「メンズデー」男性入館料1850円◎土曜「ちびっこデー」小学生/幼児入館料400円引▽2日(土)・10日(日):13〜23時/会員限定大抽選会▽3日(日)・24日(日)/17時半〜:男性ロウリュサウナ「熱風祭ロウリュ隊」▽4日(月)/11〜16時:出張ネイルサロン(事前予約制)▽9日(土)/19時〜:マジック&ジャグリングショー▽13日(水)・25日(月)/10〜21時:男女石風呂「備長炭風呂」▽17日(日)/10〜21時:男女石風呂「フラワーバス」▽20日(水)/14時〜先着15人:みずき小夜子カラオケ教室▽23日(土)/15時〜先着12人/ヨガ体験教室※男女対象▽26日(火):「風呂の日」ポイント3倍デー▽26日(火)/14時〜:歌謡ショー♪宴次郎さん・三木ゆかりさん▽30日(土)/10〜21時:男女石風呂「みかん風呂」※各催し人数制限、変更の可能性有(問)【電話】0463・85・4126

心肺蘇生法を学ぶ シニアクラブが勉強会

 秦野青年会議所シニアクラブ・公益社団法人秦野青年会議所が主催する「AED勉強会」が10月19日、秦野商工会議所で行われた=写真。

 当日はメンバーのほか、一般市民も参加。秦野市消防の協力を得て、胸骨圧迫などの心肺蘇生法とAEDの使い方を学んだ。「AEDは心室細動(心臓のけいれん)を止める機械。電気ショックのあとは心臓の動きが止まるため、必ず胸骨圧迫と組み合わせて使ってください」という説明を受けたあと、参加者らは傷病者の発見から呼びかけ、呼吸の確認、胸骨圧迫、AEDの使用など一連の流れを経験。消防職員は「AEDが自宅の近くにあるかなど、日頃から確認してほしい」と話していた。

新ホームページ

秦野市交通安全協会 新ホームページを公開 免許更新の流れも紹介

 秦野市交通安全協会(宇佐美一生会長)が10月からホームページをリニューアルした。

 新しいホームページでは、同協会の紹介や活動の内容について随時更新されているほか、運転免許の更新についても解説。「一般」と70歳以上の「高齢者」にわけて、「更新連絡書」(案内はがき)や高齢者講習で受け取る各種証明書の見本などをまじえ、更新の流れを詳しく紹介している。

 そのほか、会費の使い道についても公開。事業費では、交通安全啓発のぼり旗やイベント配布用啓発グッズ、新小学1年生の黄色いランドセルカバーなどが挙げられている。

 新ホームページには二次元コードから飛ぶことができる。アドレスは【URL】https://rarea.events/features/hadano-ankyo

参加者にカプセルトイで遊んでもらいながら、特殊詐欺や自転車盗被害の防止を呼びかけた

自転車W施錠呼びかけ 秦野市が啓発

 秦野市と秦野防犯指導員連絡会が10月12日、東海大学湘南キャンパスで行われた「グローカルフェスタ」に参加し、特殊詐欺や自転車盗の被害防止活動を行った。

 親子連れも多く参加した同フェスタでは、メンバーらがチラシや啓発品などを配布。また、ブースで子どもが楽しめるカプセルトイを導入し、子どもとその保護者に自転車のダブルロックなどを呼びかけた。

 秦野警察署によると、東海大学周辺で自転車盗が多発しているという。今年は9月末までに約95件発生しており、その約6割が無施錠。被害に遭った場所は自宅や構内などもあり、同署では「自宅であっても、短時間でも施錠してほしい。ダブルロックも検討してもらえれば」と話す。

 また、全国的に急増しているのが投資型詐欺とロマンス詐欺。投資型詐欺はSNSを通じて著名人や投資家を騙り、信用させてから投資を持ち掛け金銭をだまし取るもの。ロマンス詐欺は、SNSやマッチングアプリなどで知り合い、恋愛感情や親切心を抱かせ金銭等をだまし取る手口。発生件数は特殊詐欺の総数からすると少ないものの、被害金額が高額なのも特徴となる。同署では「会ったことのない人から金銭を求められたら詐欺だと考えてほしい」と話している。

両店の従業員と、目録を手にする磯辺代表理事

ダイナムマルハン 「子どもたちに菓子を」 ハロウィーン企画に協力

 ダイナム神奈川秦野店(平本光一アシスタントマネジャー・秦野市曽屋16の1)とマルハン平沢店(坂井智哉店長・秦野市平沢312の2)が10月18日、「地域の居場所たまりば」が行うコミュニティー食堂のハロウィーンパーティーに協力。両店の従業員らが会場を盛り上げた。

 両店はこれまでも、秦野市社会福祉協議会を通じて食品の寄付を行うなど、社会貢献活動に取り組んでいる。当日は両店のキャラクターも登場し、参加した子どもたち約30人に菓子をプレゼントした。平本アシスタントマネジャーは「地域に根差した店舗づくりを行う一環として参加しました。子どもたちが喜んでくれて良かった」、坂井店長は「これからも地域に寄り添った活動を継続していきたい」と思いを語った。また、「たまりば」を運営する一般社団法人えんの磯辺友里代表理事は「このようなイベントに協力していただき感謝します」と話した。

福嶋さん(右)に援助金と感謝状を手渡す上瀬会長

国際ソロプチミスト秦野 被災地支援活動に援助

 国際ソロプチミスト秦野(上瀬節子会長)が10月15日の例会で、南相馬子ども保養プロジェクトに支援金を手渡した。当日はプロジェクト発起人の一人である福嶋秀樹さんが代表し受け取った。

 公益財団法人ソロプチミスト日本財団への推薦や、クラブ独自の支援などで市内で活動する団体を支援している国際ソロプチミスト秦野。今回支援を受けた南相馬子ども保養プロジェクトは、被災した子どもたちの保養のため2015年から実施しており、10年間で延べ約150人を秦野に招いている。

 昨年からは少し形を変え、夏の秦野開催に加え被災地の今を知ってもらうとともに現地の経済に寄与することを目的とした東北開催も実施している。今年も10月12日、13日の日程で福島県南相馬市と、宮城県南三陸町を訪れた。

 当日、例会を訪れた福嶋さんは総勢56人が参加した東北開催の様子について報告。「ご支援いただけるのは、とてもありがたいです」と謝辞を述べ、来年も実施が決まっていることを伝えた。

ミニ運動会などで交流した参加者たち

南相馬子ども保養PJ 東北開催で56人が交流 開始から10年の節目に

 フードバンクはだのを運営する「南相馬子ども保養プロジェクト(PJ)」が10月12日と13日、今年2回目となるPJを福島県南相馬市と宮城県南三陸町で実施。総勢56人が参加し、交流を深めた。

 東日本大震災で被災した南相馬市の子どもたちを秦野に招き楽しんでもらおうと、2015年に始まった同PJ。発起人の一人、福嶋秀樹さんが災害ボランティアで南三陸町と関わっていたこともあり、被災地の経済に寄与しようと昨年から夏の秦野と秋の東北の2回実施している。

 また、自身が支援学校のボランティアとしても活動していること、秦野のフードバンクで一人親世帯の支援も行っていることから、今年は過去の参加者に加え支援学校の生徒や保護者、一人親世帯など横のつながりで参加者を募った。

ミニ運動会初開催

 初日は南三陸町で、ボランティアで関わった漁師の船に乗り釣りをしたり海産物を食べたりと、交流を図った。また、親世代には震災から10年以上経った今の被災地の現状を学んでもらった。

 2日目は南相馬市に場所を移し交流。福島県立支援学校が運動会をしていないことを知った福嶋さんは、学校の保護者もスタッフとして巻き込みミニ運動会を企画。参加者はパン食い競争や借り物競争などを楽しんだ。

 10年という一つの区切りを迎えた同PJ。「今は子どもの保養より、いまだに傷を抱えている保護者のケアが必要だと感じる」と福嶋さん。また、参加者同士の横のつながりの強さや、災害・支援学校のボランティアなどこれまでの活動も含めた一つの集大成を感じたという。「要望を多くいただき、すでに来年10月の開催は決まっている。今後は情勢に合わせ形を変えることはあるかもしれないが、可能な限り続けたい」と語った。

東海大学前駅に設けられた会場に、多くの人たちが訪れた

東海大学前駅で秋満喫 商店会・大学生、祭りで協力

 東海大生と地元商店街が地域を盛り上げる恒例の企画「おおね秋祭り」(同祭り実行委員会主催)が10月19日・20日、東海大学前駅南口ロータリーで開催され、2日間で延べ1万人が訪れた。

 11月1日(金)から3日(日)まで行われる、東海大学「建学祭」のプレ企画として行われた同イベント。両日とも、東海大学前駅南口に設けられた特設会場で、音楽・ダンスなどのほか、さまざまな模擬店が出店され、多くの人たちで賑わった。また、2日目は、お笑い芸人のバイク川崎バイク、ネルソンズが登場し、会場を盛り上げていた。山口尚男実行委員長は「2日間とも多くの方に来場していただけてうれしく思います。今年は新たな試みとして、エコステーションを設けて東海大学の学生さんたちがゴミ回収の運営していただき、スムーズに分別回収をすることができました。すべての皆さまに感謝申し上げます」と話した。

制作イメージ=提供

湘南助産師会 助産師と手足形アート作り 10月29日 テラスモール湘南

 テラスモール湘南(藤沢市辻堂神台1の3の1)で10月29日(火)、子育て支援イベント「テラスモールde助産師と手足形アート」が開催される。時間は午前11時から午後2時。参加無料。

 主催する湘南助産師会(森明子会長=人物風土記で紹介=)が初めて試みるイベント。当日は、月齢に合わせたふれあい遊びコーナーや足形アート(当日整理券配布予定)、助産師による育児相談などを予定。対象は生後1カ月から1歳までの子とその保護者。

 同会は「家の中だけでは息が詰まりがちです。助産師に相談しやすい環境になっているので、子どもと一緒に外出を楽しみながらぜひ参加を」と来場を呼び掛けている。

音楽情報 湯原昌幸ライブ 東海大学前タウンニュースホール

 今年デビュー60周年&喜寿を迎えた歌手・湯原昌幸さん=写真=が、東海大学前タウンニュースホール(小田急線東海大学前駅南口徒歩2分、秦野市南矢名1の5の13)で12月7日(土)「湯原昌幸ハッピーLIVE」を行う(午後3時開演・2時30分開場)。予定曲は「雨のバラード」「冬桜」「たそがれロマン」「GSメドレー」ほか。昭和〜令和の名曲を歌い紡ぐ貴重なライブとなる。タウンニュースホールは希代のボーカリスト・湯原昌幸の歌声を間近で堪能できる全150席のサロン感あふれる会場。

 チケットは全席指定5000円。購入はチケットぴあ(Pコード281―249)で。会場窓口でも直接購入可能(予約制)。問合せは同ホール【電話】0463・77・0025へ(水曜休館・午前10時〜午後5時まで)。

電子地域通貨セミナーの参加者募集 10月26日 秦野商工会議所で

 電子地域通貨セミナーが10月26日(土)、秦野商工会議所で行われる。午後2時から3時まで。参加費無料、定員先着50人(事前申込制)。

 テーマは「デジタルで地域を元気に!OMOTANコインで地域経済活性化」。12月から秦野市でスタートする電子地域通貨「OMOTANコイン」のシステム受託事業者である(株)フィノバレーの川田修平代表取締役が、OMOTANコインのこれからについて講演する。当日はOMOTANコインの体験ブースも設置予定。

 参加希望者は市ホームページから電子申請、または市産業振興課に電話【電話】0463・82・9646またはメール【メール】sangyou@city.hadano.kanagawa.jpへ申し込みを。

大垣ミナモ戦でホームランを放つ藤森選手

JDリーグ秦野ラウンド 日立が3連勝 ノーヒットノーランも

 女子ソフトボールリーグ「JDリーグ」秦野ラウンド(第12節)が10月18日から20日まで中栄信金スタジアム秦野で行われ、秦野をホームグラウンドとする「日立サンディーバ」が3連勝を飾った。試合にはファンがつめかけ、3日間で約2800人が来場した。

 初日の太陽誘電ソルフィーユ戦で、先発の主将・坂本実桜投手が7回までヒットを許さずノーヒットノーランを達成。2対0で勝利すると、続く19日の大垣ミナモ戦では、先頭打者の藤森捺未選手のホームラン、デジャ・ムリポラ選手のタイムリーヒットなどで3点を先制。その後も藤森選手の2打席連続ホームラン、山内早織選手の2打席連続ツーランホームランなど打線が爆発し14対5で勝利した。

 最終日の20日はデンソー ブライトペガサスと対戦。1回裏に山内選手のタイムリーヒットで1点を先制すると、5回裏には代打の加減愛華選手がスリーランホームランを放ち3点を追加。先発の田内愛絵里投手もノーヒットノーランを達成し4対0で快勝。秦野ラウンドを3連勝で終えた。

 現在、東地区首位の日立。「残り2試合、このまま突っ走って、2勝したいと思います」と話している。