足柄版【12月21日(土)号】
松田警察署の竹田文明副署長

年末年始は特に注意 松田警察署に聞く「防犯」

 全国的に一般住宅や店舗等を狙った強盗事件等が相次いでいる。年末年始は特に犯罪が増える傾向にあると言われる中、被害に遭わないために、どのような対策ができるのか、松田警察署の竹田文明副署長に話を聞いた。     聞き手/足柄編集室

――年末年始の松田署の取り組みについて教えて下さい。

 「『年末年始を安全に』をスローガンに、12月15日から来年1月3日までを年末年始特別警戒実施期間としています。特殊詐欺・侵入犯罪・雑踏事故などの防止活動に重点を置いています」

――最近、全国的に強盗事件等のニュースが多いように思います。

 「自分もいつ被害に遭うかは分からないという位に、個々が防犯意識を高めなければなりません。『これまで大丈夫だった』は通用しない時代になっています」

――被害に遭わないために、どのようなことができますか。

 「暮らしの中で、普段と違うことに徹底して目を光らせることです。強盗事件等が起きる前には、自宅等に不信な電話がかかってくることや業者を装った訪問がある可能性があります。このほか、複数人が乗車した見慣れない車が近所に長時間駐車している、見慣れない人物が携帯電話で通話しながら付近を歩いているなどは注意です」

 ――そのような場合はどうしたらいいですか。

 「不審な点や不安を感じることがあれば、警察に情報提供して下さい」

 ――具体的な対策をいくつか挙げて下さい。

 「一部ですが、在宅時でも短時間の外出でも必ず全ての窓や出入口を施錠、自宅に現金を置かない、来訪者はドアスコープ越しにドアチェーンを外さずに対応、防犯フィルムや補助錠の活用、センサーライトや防犯アラーム・防犯カメラ・録画機能付きインターホンの設置などがあります」

 ――その他、大切なことは何でしょうか。

 「これをしていれば大丈夫という対策はありません。常に防犯意識を高く持っておくことです。また、隣近所のつながりを大切にしてほしいです。日常的に会話をして情報交換しておくことで人の目を増やし、犯罪が発生しにくい地域になると思います」

――メッセージを。

 「繰り返しになりますが、『自分の地域は大丈夫』というのは通用しません。自分の行動で防犯力は高まります。意識を高く持ちましょう」

千村社長(左)と阿部校長

松田自動車学校 優良教習所表彰を受賞 3年連続で高評価

 開成町吉田島の株式会社松田自動車学校(千村憲一代表取締役)が12月13日、神奈川県警察本部交通部運転免許本部長から2024年優良教習所として表彰された。

 表彰は、県下38の指定自動車教習所の中から、例年5校に与えられるもの。自動車を安全に運転するために必要な知識や技能教育を提供する使命と責任を自覚し、指導員の資質向上と効果的な運転者教育の推進に努めている点が評価された。同校の表彰は今回で3年連続となる。ここ15年ほどで7回目の受賞だといい、指定自動車教習所として、常に高いレベルで運営されていることを示す結果となった。

地域の安全見据え

 松田自動車学校は1962年7月創立。「あんぜん・あんしん・よろこびを社会に」「教習の達人を目指そう」をスローガンとしている。近年多発する高齢者の交通事故問題では地域会議等にも積極的に参加し、当事者に対し、周囲の人間ができるサポートの大切さなどを説いている。

 今回の受賞について阿部正彦校長は「当たり前のことを当たり前にやる。指導員には日々、これを徹底しています。運転免許を取らせるのが教習所ではなく、安全運転ができる運転者を育てることを一番に意識しています」と話す。よりよい講習を行うために必要なものがあれば職員間で意見を出し合うなど、質の高い教習を行うことに真剣だ。

 千村社長は「こうして現場の仕事が評価されていることをうれしく思います。私たちの教習所は規模は大きくありませんが、指導員間の情報交換や相互チェックといったコミュニケーション面では強みになります。引き続き、サービス向上に努めていきたい」と話している。

開成町吉田島で楽しい絵本を広める会「子どもの本箱」を立ち上げ、中心で活動する 田口 黄施子(きせこ)さん 小田原市在住 69歳

良質な絵本届けたい

 ○…子どもが心から楽しめる良質な絵本を紹介する活動を行う「楽しい絵本を広める会『子どもの本箱』」。10数人の会員が在籍する。開成町吉田島にある民家を改修した会員制私設図書館「子どもの本箱」を拠点に、絵本の貸し出しを行う「くんちゃん文庫」、絵本の勉強会、絵本カフェ、絵本の紹介や販売といった活動を行っている。「絵本を通じて、子どもだけでなく、周りの大人も笑顔にしていきたいですね」とにこやか。

 ○…母として2人の子どもを育て上げた。「自分の子どもに読んであげた良い絵本を、多くの人にも伝えたい」との思いから、2000年に小田原市栢山の自宅で会を創立した。当初は地域の公民館などで活動を行ってきたが、「活動拠点が欲しい」と、08年に大井町へ、そして本の展示や貸出も行うことができる広いスペースをと、21年には吉田島へ移転。「絵本を気軽に楽しめる空間になっています」と気に入っている様子。同時に代表も後進に譲ったが、今でも多くの仲間に頼りにされている。

 ○…茨城県生まれ。手先が器用で、趣味はアクセサリー、ネックレス、ピアスなど小物作り。県内と埼玉県に2歳、3歳、4歳の3人の孫がおり、遊びに来ると決まって絵本の読み聞かせ。「子どもたちの想像力は無限大です。いつも喜んで話を聞いてくれるのが何よりもうれしいですね」と目を細める。

 ○…「子育ての経験も活かして活動する会の存在をもっと知ってほしい」と、9月から絵本の魅力を紹介する「親子で楽しい絵本の会」を毎月第3木曜に開成町福祉会館で開催している。「小さい子どもを持つお母さんは孤独になりがちです。子育ての悩みなど、何でも相談できる場になれば」

小田原青色申告会 広報紙「青色十色」12月号を発行

 公益社団法人・小田原青色申告会が会員と県西地域の住民向けに発行する広報紙「青色十色」の12月号を発行した。

 確定申告や税制度などをわかりやすく伝える同広報紙。12月号では、同会が企画する確定申告に向けた青色個別指導会や決算確認指導会などを特集。トピックスとして「小学生の税の書道展」の特選受賞者なども掲載されている。また、「よりみちこみち」では、南国カフェレストラン「CoComi〜ha」のほか、風祭駅周辺の散歩コースを紹介。「おしごと図鑑」では南足柄市のハンモックのある美容室「シェノン」をピックアップしている。

啓発運動に出発する参加者ら

交安協らキャンペーン 事故防止呼びかけ

 飲酒運転根絶運動(12月1〜31日)、年末の交通事故防止運動(12月11〜20日)期間に合わせ、12月11日、松田警察署管内の交通関連団体の役員らが街頭キャンペーンを実施した。

 この日は、足柄交通安全協会、足柄地方安全運転管理者会、交通指導員、地域交通安全活動推進委員らおよそ30人が参加。のぼり旗等を片手にJR松田駅を出発し、近隣の飲食店を回り啓発グッズを置いて回った。

 足柄交通安全協会の倉橋光男会長は「年末は交通量も増加する。安全運転の意識を忘れず」と話した。

田村俊二氏

大井町 新副町長に田村俊二氏

 大井町議会は、12月定例会の最終日となる11日、一身上の理由で辞職願いを提出していた井上仲治副町長(67)の後任に、田村俊二氏を充てる人事案に同意した。

 井上副町長の辞職願いが受理されたのは11月8日。これを受け、小田町長は「内部からの昇格となるより外部の人になってもらいたかった」と12月5日、2期町議を務め、22年9月から2年間議長を務めていた田村氏を副町長とする選任案を議会に提出していたもの。審議の結果、賛成、否決が6対6の同数となったが、伊藤奈穂子議長が賛成にまわり、議案は同意された。

 伊藤議長は「議会運営委員会に、人事案件があがってこなかったことは遺憾に思うが、事務手続き上問題があったとまではいえない。町政上、副町長が空白になる期間は避けたかった」と話す。

 田村氏は1949年生まれの75歳。任期は25年1月1日から4年間。

 小田町長は「可否同数・議長裁決で可決されたことは安堵するとともに、大井町の更なる発展のために力を尽くす覚悟を持った」と話した。

大祭の看板が案内されている

大祭に向け準備進む 大井町の東福院

 大井町の東福院(金子2754/山地智裕住職)では来年1月7日(火)に開催される「毘沙門天大祭」の準備が進められている。

 住職をはじめ真言宗の僧侶十数人が厄除けや家内安全、開運など祈祷する同祭。

 午後5時から。笹酒や甘酒が振る舞われ、福菓子がもらえるゲームも開催される予定だ。

表彰盾を持つ小山田代表(左)と山神町長

かなごてファーム、開成町長に受賞報告 「ソーラーウィーク大賞」で優秀賞

 合同会社小田原かなごてファーム(小田原市成田)の小山田大和代表が12月11日、開成町役場を訪れ、山神裕町長に2024年度「ソーラーウィーク大賞」優秀賞の受賞を報告した。

 一般社団法人太陽光発電協会が昨年度から行っているソーラーウィーク大賞は、法人や組織などを対象に公募し、学識経験者による審査を経て、地域貢献や他の模範ともなる太陽光発電の普及拡大に資する事業・取組を表彰するもの。10月に都内で表彰式が行われた。

 耕作放棄地の解消や再生可能エネルギーの普及促進に取り組む同社。その一つとして、農地に太陽光発電パネルを設置しその下で農作物を育てる「ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)」を展開している。

 準大賞にあたる優秀賞に選ばれた同社の事業は、「広域連携(酒匂川流域循環共生圏)による営農型太陽光発電を基軸にした食エネ自給のまちづくり」。県西部の2市8町を「酒匂川流域圏」として、発電事業を通じた農業の再活性化や次世代人材育成、広域的な食エネ自給の仕組みづくりなど、地域に根差した事業展開が評価された。

 山神町長から激励の言葉を受けた小山田さんは、「ソーラーシェアリングが一つの市民権を得てきたと感じています。引き続き耕作放棄地の解消や農業振興など地域課題の解決に取り組んでいきたい」と抱負を述べた。

 町内では、同社による「開成あじさいの里ソーラーシェアリング」(パネル容量121kW)が12月に完成し、来年1月の稼働を予定している。それに先駆け今年7月には、両者で「災害時におけるソーラー発電設備による電力供給に関する協定」が締結されている。

落葉を丁寧に拾う生徒たち

清掃で地域美化に貢献 南足柄中生徒会

 南足柄中学校(南足柄市関本)の生徒が12月13日、地域清掃ボランティア「ごみゼロプロジェクト」を行った。主催は同校生徒会本部。

 コロナ禍で活動が中断されていた時期があったが、昨年度から活動を再開。今年度は11月に予定していた活動が荒天のため中止になっていた。この日は、生徒会本部が募った同校生徒の有志約90人が参加した。3グループに分かれて南足柄中学校グラウンドをスタートし、南足柄市役所周辺、総合グラウンド、関本公園、大雄橋周辺などを清掃していった。

 参加した生徒たちからは「落ち葉も多く、思っていたよりゴミが多かった」「少しでも誰かの役に立ってると思うと、うれしい」「一つの目的のために活動できるというのは、とてもいいことだと思う」などといった声が聞かれた。清掃ボランティアは来年1月に実施する予定。

道了尊初詣の臨時便 大雄山線・伊豆箱根バス

 伊豆箱根鉄道大雄山線と伊豆箱根バスは大みそかの深夜から元旦にかけて大雄山最乗寺へ参拝する人のための「初詣臨時電車・路線バス」を運行する。

 電車は小田原駅〜大雄山駅で12月31日(火)午後11時35分から1月1日(水)午前5時45分まで運行。路線バスは大雄山駅〜最乗寺で12月31日の夜間から翌朝まで随時増発便を運行。乗降場所は大雄山駅前の臨時バス停(通常バス停と異なる)。同バスは1月3日(金)までの3日間、日中時間帯も増発便を運行する。

 詳細は伊豆箱根鉄道グループHPで確認を。

22日、山北で映画観賞会

 やまきたシアタークリスマス映画鑑賞会が12月22日(日)、山北町立生涯学習センター多目的ホールで開催される。時間は午後1時半から3時10分。

 アンデルセンの童話を原作とした最新長編アニメーション映画『リトル・マーメイド〜プリンセス・セレイア〜』が上映される。人間の世界の王子と海にすむ人魚姫の愛の行方を描いた不変のファンタジーだ。定員は当日先着順の288人。来場無料。希望者は直接会場へ。

 問い合わせは、同センター【電話】0465・75・3131。 

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松田町で英語で遊ぶ1日

 松田町生涯学習センターで12月22日(日)、「クリスマス イングリッシュ デイ」が開催される。

 「冬に関係する英語を使ってあそぼう」は未就学児から小学2年生向けで午前9時半から。対象は15人。「英語で自己紹介ができるようになろう」は初心者向けで午前9時35分から。対象は10人。「国内での道案内と旅行先での会話」は中級者以上向けで午後2時からと3時半の2回実施。対象は各回10人。各講座当日参加も可能。詳細はhttps://forms.gle/3uvuotcFjYEhuIV27から閲覧可能。