茅ヶ崎・寒川版【1月31日(金)号】

広報ちがさき 県コンクールで最優秀賞 給食の独創的写真が評価

 神奈川県広報コンクールの入選作品が1月27日に発表され、広報ちがさきが広報写真(組み写真)で最優秀賞に、広報写真(一枚写真)で優秀賞(1席)を受賞した。新たに加わったメンバーと挑戦し勝ち取った結果に、茅ヶ崎市広報シティプロモーション課の面々は喜びを語った。また、広報さむかわも広報紙と組み写真でそれぞれ優秀賞(2席)を受賞した。

 広報コンクールは、自治体の広報活動の向上を目的に毎年実施されている。24年1月から12月までに発行・発表された「広報紙(市部・町村部)」「広報写真(一枚写真・組み写真)」「映像」の3テーマ5部門について、専門家が審査。各部門で最優秀賞、優秀賞が選ばれる。

 広報ちがさきの最優秀賞(広報写真)受賞は、2017年以来7年ぶり3回目。

 選出対象となった広報ちがさき12月号は、昨年10月から開始された中学校給食を特集。給食をおいしそうに食べる生徒4人のさまざまな表情とともに、「おいしそう、食べてみたい」と目を惹き手に取ってもらえるようにメニューを前に配置。「大胆な組み合わせにより相互反応してさらに楽しい仕上がりになっている点が秀逸で、食育の重要性が伝わる」との講評を得た。

 2位相当となる優秀賞(1席)に選ばれた10月号は、昨年7月市役所にALOHAモニュメントが設置され、茅ヶ崎の街並みがより魅力的で、ホノルルの雰囲気が感じられる写真と評価。青空が多く写るよう、寝転がりながら撮影したという。

自由な発想形に

 広報ちがさきを制作しているのは、市広報シティプロモーション課の10人。なかでも編集長として指揮をとってきたのが、昨年4月に異動してきた前田未来さんと、デザインを担当してきた北見由穂さんだ。「前任からコンクールがあることは聞いていた。やるからには狙いたかった」と前田さん。過去の受賞作品を集め、評価部分を研究するなど熱心に取り組んでいた。

 また、今まで組み写真は四角いままの写真を組んだものが通例だったが、切り抜き写真を多用。一枚写真はレイアウトの関係で縦型のみで今まで作成してきたが、紙面を横にしていっぱいに写真をレイアウトする大胆な構図に挑戦し、奏功した。

 前田さんは「発言しやすい職場環境で、自由な発想を形にできた。みんなで作り上げたものを評価してもらえて光栄だしうれしい」と振り返った。渡辺武課長は「今まで積み重ねてきたものがあってこそ。これからも挑戦を続けてほしい」と期待を寄せた。

「町民に寄り添った情報を」「さむかわ」は優秀賞

 広報さむかわは、8月号が広報紙(町村部)と広報写真(組み写真)で優秀賞(2席)を受賞。8月号は、「町民に近い広報紙」を目指し、行政の情報を届けるだけにとどまらず、町内のイベントや町民が取り組む企画にフォーカスを当てた。「共食」をテーマに特集を組み、老若男女の町民が笑顔で食事をする写真を多く掲載。また、子どもたちにも読みやすいようにイラストを多用した紙面を作り上げた。

 作成をメインに担当した町広報戦略課の茂垣雅大さんは「積極的に話しかけたりしながら笑顔や真剣な表情を撮影した。広報は全世帯に届けるものなので、受賞できて光栄」とし、「重要な情報を届けることを徹底し、日々精進していきたい」と話した。

第1体育室は天井をLED化し輻射式パネルによる空調設備(青い部分)も導入した=茅ヶ崎市提供

茅ヶ崎市総合体育館 改修終え2月1日再開 LED化や空調導入など

 茅ヶ崎市総合体育館は1年4カ月にわたって行われてきた大規模改修が完了し、2月1日から利用を再開することになった。初日には柔道家・小川直也さんらによる柔道教室など、記念イベントも行われる予定だ。

 茅ヶ崎市総合体育館は1989年に完成。30年以上が経過し施設の老朽化が目立つようになったことから、2023年10月から改修工事が行われてきた。

 第1、第2体育室には「輻射式パネル」と呼ばれる、パイプに冷・温水を流すことで空気を冷やしたり温めたりする空調設備を導入。効率が高く省エネになるほか、風が発生しないのでバドミントンや卓球などの競技への影響も少ないという。

 また照明のLED化や床の張り替え、トイレは車椅子などでも使用しやすいように広めのブースを設けるほか、オストメイトにも対応。エレベーターの改修も行われた。

記念イベントも

 再開初日は記念イベントを実施する。

 茅ヶ崎・寒川をホームタウンとするアニージャ湘南によるフットサルイベントが第1体育室で(午前10時から正午)、「スケートボードで遊ぼう」と題しスケートボードのルールなどを体育館前庭に設置(午前10時から正午)、柔道家・小川直也さんと小川雄勢選手による合同練習会と柔道教室が柔剣道場で(午後1時から3時)開催される。

一般社団法人寒川青年会議所の第52代理事長に1月1日付で就任した 坪川 正樹さん 湘南予防歯科室 院長 39歳

共に楽しみ、共に成長を

 ○…20〜40歳の青年経済人がまちづくりに取り組む(一社)寒川青年会議所(JC)の理事長に就任した。スローガンは「Think together Grow together」。共に探求し、新しい理解や解釈を深めていく中で、共に成長していきたいとの願いを込めた。「我々だからできることを模索し、JCでいる意味をしっかり理解する1年にしたい」と言葉に熱を込める。

 ○…数年前、先輩に誘われ入会。「町や人との関わり、組織のリーダーとしての振る舞い方など、さまざまな経験を積むことができた」と振り返る。今年も町民のための文化講演会を予定しているほか、子どもたちを対象とした映画制作事業も計画中だ。会員は意欲に満ちた精鋭が揃うが、課題は会員増強。「皆で学び、楽しむ場を作りたい」と意気込む。

 ○…茅ヶ崎で生まれ育つ。黙々と本を読んでいた「インドア派だった」幼少期。寒川町で歯科医院を営んでいた父から「愚痴を聞いたことがなく、楽しく仕事をしていると思っていた」といい、「子どもながら将来は自分も歯科医師になるのだと漠然とした使命感を抱いていた」と笑う。現在は父から事業を継承し、患者、スタッフ全員が信頼関係で結ばれるような医院を目指し、予防管理型の歯科医院「湘南予防歯科室」の院長として研さんを積んでいる。

 ○…妻、2人の子と藤沢で暮らす。通勤途中に見える寒川町の開けた景色や、穏やかな人々が「好き」。たまの休日に楽しむのは15年以上続けているテニスで、「体を動かさないと体調が悪くなる」と、子どもたちを連れて登山に行くことも。「日々忙しいけれど楽しい。寒川JCの活動もですが、チャレンジ精神を大切に、今だからできることをしっかりと取り組んでいきたい」

寒川町議会議員選挙 18議席に22人立候補か 2月4日告示、9日投開票

 任期満了に伴う寒川町議会議員選挙(定数18)が、2月4日告示、2月9日に投開票される。

 1月28日時点で、22人(現職15人、元職1人、新人6人)が立候補を予定していることがタウンニュース社の調べで分かった。また、昨年12月の立候補予定者事前説明会に参加した新人1氏は、立候補の意思を明らかにしていない。

 投票日は2月9日(日)の午前7時から午後8時で、投票所入場整理券に記載された投票所でのみ投票することができる。

 期日前投票は2月5日(水)から8日(土)の午前8時30分から午後8時まで、寒川町民センター展示室で可能。

 有権者の資格要件は、2007年2月10日までに生まれ、24年11月3日までに町に住民登録の届出をした人。昨年12月1日時点での選挙人名簿登録者数は4万613人。対象者には、2月4日(火)頃までに世帯主宛てに同整理券が郵送される。

前回投票率は42・22%

 4年前に執行された前回の寒川町議会議員選挙では、定数18に対し22人が立候補した。

 選挙人名簿登録者数4万421人に対し、投票者数は1万6891人だった。投票率は42・22%で、年代別では70代以上が55・55%で最も高かった。低かったのは20代で22・27%だった。

新年会

◆茅ヶ崎グリーンライオンズクラブ

 茅ヶ崎市勤労市民会館で1月21日に新年例会を行った。

 同クラブでは1月31日(金)、茅ヶ崎市民文化会館大ホールで歌手のBENIさんを招いたチャリティコンサートを開催予定(午後6時開演)で、参加者らに「午後4時30分から当日券も発売します。ぜひお越しください」と呼びかけた。

◆寒川ライオンズクラブ

 寒川神社参集殿で1月10日、新年例会を開催した。

 今年度の会長テーマを「みんなで楽しくライオンズ」としている皆川欽一会長は、「多くの方に支えられ活動ができている」と感謝の意を伝え、「会員も楽しみながら、これからも地域に根差した活動をしていきたい」とあいさつ。その後、活動報告や鏡開き、懇親会などが行われ、なごやかな雰囲気のなかで閉会した。

◆茅ヶ崎商工会議所女性会

 茅ヶ崎市のルアンホールで22日、新年最初の例会・新年会を開催した。

 当日は亀井信幸茅ヶ崎商工会議所会頭をはじめ、来賓が多数出席した。新年の抱負などなごやかにあいさつが交わされる中、山本裕子会長が登壇し、「皆さんの意見を聞きながら今後の事業を進めていきたい。これからの一年、よろしくお願いします」と述べた。

 歓談では琴古流尺八奏者の吉田長生さん、箏奏者の上田麻里名さんをゲストに演奏会が開かれ、会に彩を添えた。

◆茅ヶ崎・寒川地区警察官友の会

 茅ヶ崎市ラスカ茅ヶ崎6階ホールで1月24日に賀詞交歓会を開催した。

 田中賢三会長は、「昼夜を問わず、茅ヶ崎・寒川の治安維持に尽力されている警察官の方々に心から敬意を込め御礼申し上げる」とし、昨今の闇バイトなど一般市民を巻き込む犯罪に触れ「状況を鑑み、街中に警察活動の密度や頻度を高め、従来からの武道始式の開催方法を見直した改革は、会としても大賛成だった。茅ケ崎署の益々の活躍を祈念したい」と話した。

国道1号地下横断歩道エレベーター工事中

 茅ヶ崎市役所前の国道1号地下横断歩道内のエレベーターが更新工事のため1機ずつ運休する。

 南東側が2月14日(金)まで、ヤマダ電機側は2月17日(月)から3月31日(月)まで。ほか2機は終了済みだが、市役所側は3月上旬から下旬に再度運休する。

(問)市道路管理課【電話】0467・81・7191

工事中の地下道

茅ヶ崎ツインウェイヴ地下道 一部通行止めに

 茅ヶ崎ツインウェイヴ地下道が老朽化した屋根の更新工事に伴い、一部通行止めとなっている。

 3月下旬までの第1期工事では、南北両側のスロープ部が工事中となっている。また4月上旬から6月下旬に実施される予定の第2期工事では、南北両側の階段部の工事が行われる(スロープ部は通行可能)。

 茅ヶ崎市道路管理課は、「迂回路として茅ケ崎駅の自由通路や近隣の踏切等を活用するとともに、自転車等は下りて階段脇の斜路を通行ください」と呼び掛けている。

 詳細は同課【電話】0467・81・7191へ。

こども向けチラシ

子ども目線の意見を募集 こどまちプロジェクト

 茅ヶ崎市では、子ども施策を総合的に推進するために「こどまちプロジェクト2025─29〜ちがさきのこどもけいかく〜」の策定を進めており、現在パブリックコメントを募集中。

 対象は市内在住・在勤・在学の人。また今回は子どもたち自身の気持ちや考えていることを知るために、子どもからの意見も募集している。

 同計画に「書いた方がいいと思うこと」「素案のなかで直した方がいいと思うこと」について、市役所こども政策課や公共施設などで配布中の用紙に記入して郵便またはファックス、ホームページ(携帯版【URL】http://mobile.city.chigasaki.kanagawa.jp/public/index.html)から。締切は2月14日(金)。

 問い合わせは同課【電話】0467・81・7168へ。

神奈川県 新なでしこブランド披露 2月1日(土) マークイズMMで

 女性が開発に貢献した優れた商品やアイデアを県が認定する「神奈川なでしこブランド」事業。この新認定商品の認定式が2月1日(土)午後3時から、マークイズみなとみらい(横浜市西区)で催される。

 認定商品の展示販売会やパフォーマンスは午前10時から午後4時30分まで。トークショーでは、女性の働き方研究所を運営する中山ゆう子氏が「自分らしい働き方」を語り、女性活躍にエールを送る。

 問い合わせは同ブランド事務局【電話】045・210・5867へ。

市職員の説明を聞く参加者

考古学ファンら来場 下寺尾西方遺跡で説明会

 国指定史跡「下寺尾官衙遺跡群」の1つ、史跡下寺尾西方遺跡で1月25日、第22次確認調査現地説明会が開催された。

 下寺尾官衙遺跡群は、茅ヶ崎市北西部と寒川町にまたがる複数の遺跡で構成される。約1300年前の官衙(役所)跡が発見され、この場所が当時、相模国・高座郡の中心だったことが分かったとして、2015年に国の史跡に指定された。

 また、弥生時代中期後半に「南関東最大級」の2本の環濠(大きな溝)が巡らされた集落があったことも判明。19年に追加で国の史跡に指定された。「二重指定」は全国でも2例のみという。

 この日は午前と午後の部あわせて136人が来場。市職員が昨年11月から行われてきた調査について説明した。地層のなかに1707年の宝永噴火で堆積した富士山の火山灰があるなど「縄文から現代に至るまで常に人々の生活があった」ことのほか、今後の検証が必要だが同遺跡内では初めて弥生時代の可能性がある長方形の竪穴状遺構が発見され「ムラの西端部にこれまで発見された竪穴住居や環濠とは異なる施設が存在していた可能性がある」ことなどが明かされた。

 綾瀬市から参加した男性(44)は「全国の遺跡を巡るのが趣味だが、実際の遺構を見られる機会は少ない。昔の人々の生活を想像してワクワクした」と話していた。

「生わかめのしゃぶしゃぶがおすすめ」と田中さん

えぼしわかめ最盛期 Seasideマルシェ等で販売

 茅ヶ崎沖で養殖されている「えぼしわかめ」が収穫の最盛期を迎えた。

 市内で唯一の、ワカメを収穫する漁師の田中雄太さん(雄満丸)は「湯がくと、きれいな緑色に変わるのが朝採れのわかめの醍醐味。ぜひ味わって」と語る。

マルシェで販売

 茅ヶ崎市漁業協同組合が開催するシーサイドマルシェで生わかめを販売する。2月15日(土)午前9時から漁港駐車場南側多目的広場で、鮮魚や干物のほか、地元店がパンやマフィン等を販売する。わかめ1袋500円税込。500袋の販売を予定しているが、海の状況による。「例年30分ほどでわかめが完売してしまう人気イベント。ぜひ来場を」

 なお、柳島の雄満丸食堂(090・3109・9196)でも直接購入可能。前日に連絡を。「わいわい市寒川店」では各550円税込。いずれも数量限定。

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閉店の瞬間を多くの市民が見守った=1月5日

45年分の感謝と惜別を込めて 読者がつづるイトーヨーカドー茅ヶ崎店の思い出

 1月5日で45年の歴史に幕を閉じたイトーヨーカドー茅ヶ崎店。タウンニュース茅ヶ崎・寒川編集室では、同店にまつわる思い出を募集したところ、多くの読者からメールや手紙をいただきました。その一部を紹介します。

幼き日の思い出

 1階の入口にあった、メリーゴーランドのように回るお菓子売り場。石でできたゾウさん滑り台で弟と遊びながら母の買い物を待った事。

 ポッポでたこ焼きやソフトクリームを食べた事。なかなか遊ぶ事が許されなかった屋上遊園地や6階のペットショップやゲームセンター。大人の雰囲気だと思っていた地下のコーヒーショップで母とワッフルを食べた時の特別感。サンタさんにお願いするプレゼントを何にしようか下見したおもちゃ売り場や本屋さん。

 1985年5歳の時に茅ヶ崎に引っ越してきた私が、数えきれないほど利用し、そこにあるのが当たり前だと思っていたイトーヨーカドー茅ヶ崎店。

 閉店と知ってからも幾度と伺いながら、昔とは変わった部分が多いのに、各フロアを見渡すと思い返されるのは幼少期の姿だった事に自分でも驚きましたが、これだけの楽しい思い出を残してくれて感謝しています。ありがとうございます、大好きな場所です。

屋上のトランポリン

 1番思い出に残っているのは屋上のトランポリンです。高校生の頃、テスト終わりなどに友達とキッズに負けないくらい、パンツ見えるんじゃないかくらい跳んでました。大笑いしてました。

 雨の日の翌日、行ってクローズになっているとがっかりしたっけなぁ…。のんびりとした屋上遊園地が好きでした。屋上が閉鎖されてしばらく後、「ちがびー」というビアガーデンが開催されて久しぶりに屋上に入れて嬉しかったです!美味しいビールとサザンの(ものまね?)カバーバンドの演奏、吹き抜ける風、本当に気持ちが良くて素敵な空間でした。45年間ありがとうございました。

地域のオアシスだった

 長い間、茅ケ崎駅前にあった、イトーヨーカドーが閉店すると聞いてからずっと、寂しい気持ちでいっぱいになっている。まだ、茅ヶ崎市内に、大型商業施設が、今のようになかった頃、イトーヨーカドーは、オアシスのような存在だった。衣料品や食料品等の、ショッピングを楽しむだけでなく、5階のフロアには、飲食店街があり、ファミールでランチを食べたり、その日の気分で、他店でラーメンを食べたりした。

 屋上には、広い遊び場があり、子供たちが小さかった頃には、乗り物で遊んだりもした。変わり行くのは、世の倣いとはいえ、惜別の念を覚える。「長い間、思い出を、ありがとうございました。」

時代の終わり感じる

 開店した時に見物に行き、ラジオの公開収録で毒蝮三太夫が来ていた記憶があります。

 その後、縁あってヨーカドーが入居するカギサンで働くことになりました。そこで約20年ヨーカドーと一緒に仕事をしました。雰囲気が変わったのが創業者の伊藤雅俊さんが社長を代わった時でなんとなくギスギスした空気になりました。

 今から15年前に転職したのですがその時にはもう閉店対象になるかもという話が出ていました。

 今年私も定年を迎え、同時にヨーカドーも閉店になるとは、一つの時代が終わったと感じます。しかし駅前の一等地!またこれからどんな時代が始まるのか楽しみです。

テレビ収録を観覧

 40年くらい前だと思いますが、イトーヨーカドーに大木凡人さんの「街かどテレビ11:00」が来ると聞いて観覧に行きました。小さかった私はおばあちゃんに連れられて、ワクワクしながら見に行った忘れられない思い出です。

家族で買い物に

 私の娘は今長女46歳、次女43歳です。茅ヶ崎と言えばイトーヨーカドーで買い物をするのが定番でした。

 その娘が小学校低学年の頃だったと思いますが、地下の食品売場のすみの方にソフトクリーム屋さんがあって子供達2人でそこですわってソフトクリームを食べてなさいと言って私達夫婦2人で食品売り場で買物をするのが定番でした。

 考えたら今の時代そんな事をしたら大変な事になりますよね。思い出しながら涙が出てきました。長い間ありがとうございました。

鳩のマークにホッとした

 まだペデストリアンデッキもなく、茅ヶ崎駅といえばイトーヨーカドーとダイクマの存在感が大きかった高校時代。放課後になると、「とりあえず駅行く?」とヨーカドーに向かうのがお決まりでした。

 あのガラス張りのエレベーターに乗って外にいる仲間に向かい一発芸をしたり、ポッポでたこ焼きを食べながらいつまでもバカ話で盛り上がったり、婦人服売り場でバイトを始めたクラスメートをこっそり見に行ったり……。

 社会人になって都内に通うようになってからは、鳩のマークを見ると茅ケ崎に帰ってきたなとホッとしたものでした。

数多くの想い出がつまったヨーカドー。こんなにも閉店が寂しく感じたのは、人生で初めてです。

興味津々にオペラを鑑賞する園児

恵泉幼稚園 「本物のオペラ」園児らが堪能 プロの歌手が美声披露

 恵泉幼稚園(茅ヶ崎市中海岸)で1月22日、オペラ「パパゲーノ―冬の恋物語」の公演が行われた。

 同園では「子どもたちに本物を知ってほしい」と数年前からプロのアーティストを招き、園児や保護者に向けた歌やバレエなどの公演を行ってきた。今年はオペラ歌手の文屋小百合さんに依頼した。

 当日は3歳から5歳の園児320人と保護者、一般参加の観客らが来場。モーツァルトのオペラ「魔法の笛」をベースに子ども向けに作られた40分間のオペラが披露された。公演の途中には来場者が出演者とともにダンスや掛け声を一緒に楽しむ様子も見られた。

 園児らは「すごく面白かった」「歌う声が大きくてびっくりした」と「本物のオペラ」を堪能した。また来場した保護者は「子どもたちがとても楽しんでいるのが伝わった。こういう機会はなかなかないのでありがたい」と話した。斎藤哲夫理事長は「今後もこういった機会をつくり、夢や憧れをもってもらえたら」と話した。

茅ヶ崎公園体験学習センター うみかぜテラス市民アンケート募集 ご回答者から抽選で10名様にクオカード1000円分進呈

 茅ヶ崎公園体験学習センターうみかぜテラスは2024年4月から、指定管理者として(株)タウンニュース社が施設の管理運営を担っています。公的施設の管理者として社会的責任を果たしながら、市民の皆様の居場所となり、交流や学びの場、活躍の舞台として、より愛される施設を目指しています。

 うみかぜテラスのサービス向上に役立てるため、広くご意見を募集する「市民アンケート」を実施します。

 アンケートのご回答者の中から抽選で10名様に1000円分のクオカードを進呈します。応募締切は2月28日㈮まで。

各神社で「節分祭」

■本村八王子神社(茅ヶ崎市本村4の13の40)

 2月2日(日)午後2時から、年男・年女による豆まき

■菱沼八王子神社(茅ヶ崎市菱沼1の11の64)

 2月2日(日)午前10時30分頃から幼児対象の豆まき、菓子配布、10時40分頃から小学1〜3年生、10時50分頃から小学4〜6年生、11時頃から大人

■第六天神社(茅ヶ崎市十間坂3の17の18)

 2月2日(日)午後2時30分頃から福豆事前販売、3時30分から祭儀(拝殿)、4時頃から福豆撒き(境内特設舞台)

■鶴嶺八幡宮(茅ケ崎市浜之郷462)

 2月2日(日)午後1時から神事、1時30分から神楽殿で豆まき

■八大龍王神(茅ヶ崎市中海岸2の8の30)

 2月2日(日)午前10時から輿殿前で豆まき、菓子配布(無くなり次第終了)

申し込み用二次元コード

うみかぜテラス 茅ヶ崎の暮らしを体感 2月15日、午後1時から

 茅ヶ崎の暮らしを体感するワークショップ「先輩移住者と楽しくおしゃべり 親子焚火体験」が2月15日(土)、体験学習センターうみかぜテラス(茅ヶ崎市中海岸3の3の9)で開催される。午後1時から4時まで。無料。同市広報シティプロモーション課主催。

 茅ヶ崎に移住し2人の子どもを育てながら、子育て中の母親を支援する交流会「ママほぐ」の代表を務める高村えり子さんが参加。茅ヶ崎の暮らしや子育てについて話がきけるほか、親子で楽しめる「焚火体験」が予定されている。

 対象は、茅ヶ崎暮らしを検討中で市外在住の小学生以下の子どもがいる世帯、先着5組程度。参加者には市民便利帳2024年度版「ちがさき生活ガイド」が進呈される。申し込みは2月13日(木)の午後5時までに左記の二次元コードから。

ひとり親家庭総合相談会 2月から申し込み

 茅ヶ崎市役所こども政策課で2月21日(金)、午前9時(養育費のみ10時)から午後4時まで。

 生活/教育費・就労・養育費・子育て・住まいの5分野で相談会を開催。申し込みは2月1日(土)から19日(水)までで、先着30人。オンライン相談も可。

(問)同課【電話】0467・81・7169

優勝トロフィーを手に笑顔を見せる内田さん=1月24日

一輪車内田岬希さん ハーフマラソン4連覇 終盤落車も冷静に対応

 静岡県で昨年11月に行われた全日本一輪車マラソン大会で、東海大学1年の内田岬希(みさき)さん(19・茅ヶ崎市十間坂)がハーフマラソン(21・975Km・中学生から50歳まで対象)の部で4連覇を達成した。タイムは1時間3分00秒。

 今大会は前日の雨の影響で、走行コースの一部が浸水しスタート時間が延長するなど波乱の幕開けとなった。内田さんはコースに散乱した木くずを避けながら終始先頭を保っていたが、最終盤の21Km地点でバランスを崩し、一回転して落車するアクシデントに見舞われた。「最後の最後にダメージを受け、立て直すのが大変だった。ペースもわからなくなってしまうほどだった」と内田さん。それでもゴールが視界に入り、最後の力を振り絞ったという。マラソン大会で落車したのは初めてだったが、「終わってみて、そういうことも起こり得るんだと思った」と振り返る。

 途中にはさらなるトラブルもあった。監督を務める父の重之さんとは通常、5Kmごとに給水ボトルを受け取ったり、タイムなどの情報交換をするが、この日は5Kmの地点では互いに確認ができたものの、重之さんが止めていた駐車場が施錠され、移動できない事態に。10Km地点で重之さんの姿がなく異変を感じた内田さんだったが、気持ちを切り替え、風の影響などを加味して走行プランを設定。夢中でゴールを目指した。「とにかく自分のペースを守って走ることに専念した」

勝因は「気持ち」

 終始、「不安との戦いだった」と振り返る今大会の勝因について、内田さんは「気持ち」と言い切る。「緩まないペースを辛いまま走り続けた。だから気持ちで勝った」と笑顔を見せる。

 現在は体力トレーニングに励みながら、技能練習を続ける日々。6月には自身の総合優勝4連覇が掛かる、全日本一輪車競技大会のトラックレース部門を控える。「4連覇達成は大前提」とし、「片足走行50m競技でも優勝したい」

 意欲あふれる一輪車界のフロントランナーが、今年もタイトルの総なめを目指す。

優勝したFC東海岸

トーホー・サザンカップ FC東海岸が優勝 市内5冠を達成

 第24回トーホー・サザンカップ少年サッカー大会が1月25日と26日の2日間、柳島スポーツ公園と柳島しおさい公園を会場に行われた。

 同大会は茅ヶ崎市内に工場を置き、サッカー部が関東1部リーグに所属する東邦チタニウムが「サッカー部に対する、地域からの応援に恩返しをしたい」と毎年開いているもの。今回は茅ヶ崎市内13チーム、招待チーム3チームが参加した。

 初日の予選リーグの結果をもとに2日目に行われた上位トーナメントの決勝では、FC東海岸とFCグランツ梅田が対戦。前半は一進一退の攻防で0対0で折り返したが、後半に入って東海岸が小幡美南都選手のゴールで先制すると、大会MVPに輝いた佐藤春風選手の得点もあり、4対0の快勝で優勝を決めた。

 昨年7月に行われた神奈川県チャンピオンシップUー12で準優勝するなど、今年度突出した活躍を見せたFC東海岸は、これで市内大会「5冠」を達成。キャプテンの宮方夏土選手は「みんな元気が良くて、勢いに乗るといつも以上の力を出せるのが今年のチーム。2月に行われる県少年少女サッカー選手権中央大会でもいい成績を残したい」と笑顔を見せた。

 主催した東邦チタニウムの金子拓也さんは「大会を通じて私たちもいい経験をさせてもらっている。これからも茅ヶ崎の子どもたちの力になれたら」と話した。

寒川神社の鳥居と菜の花=寒川町観光協会提供

花咲く寒川、観光ボラが案内 2月22日開催 申し込み先着

 寒川町観光協会では、2月22日(土)に開催するイベント、「観光ボランティアガイドと行くさむかわ花散歩」の参加者を募集する。

 コースは平坦な約3キロで、寒川駅前公園(午前8時50分までに集合)〜安楽寺(紅梅・ツバキ)〜さむかわ中央公園(スイセン)〜梶原景時館址(白梅・菜の花など)〜一之宮緑道と寒川神社一の鳥居(白梅)〜水道記念館(紅梅・白梅)〜目久尻川沿い散策(河津桜・菜の花)〜西善院〜寒川神社(紅梅・アセビ)〜宮山神社(紅梅)〜レストラン紅葉前(解散・正午頃)。

 参加費は800円(資料・保険・ガイドイヤホン代等含む)。定員は申し込み先着30人。申し込み受け付けは2月1日(土)午前9時30分から16日(日)午後6時(定員に達し次第締め切り)。

 希望者は同会【電話】0467・75・9051へ。

スタンプラリーのチラシ

寒川町北口商店会 2月1日からスタンプラリー 対象店利用で景品が当たる

 寒川駅北口商店会(寒川駅前通り商店会・新仲通り商店会・共栄商店会・一番街商店会)が主催する「第9回スタンプラリー」が、2月1日(土)から28日(金)まで、寒川駅北口周辺で開催される。

 期間中、同商店会の対象店舗を利用してスタンプを3種類集めて応募すると、町共通商品券1万円分などの景品が抽選で当たる。

 対象は飲食店、美容室、整体、生花店など60店鋪あり、同商店会ののぼり又はスタンプラリーのポスターが掲出してある店が対象。台紙は対象店舗で配布されている。3つ目のスタンプを押した店の応募箱に投函すると応募が完了する。

 当選者は、参加店や寒川町商工会等で発表される。同会では「この機会にぜひ商店会にお越し下さい」と話している。

 (問)同会(ウスイ植物園)【電話】0467・75・3251

湘南青色申告会 確定申告相談を受付

 一般財団法人湘南青色申告会(松浦賢一会長)では、毎年恒例の会員向け確定申告相談を受け付けている。場所は青色申告会館(辻堂新町1の2の21)で、予約制。

 感染症対策として、各市民センター、自治会館などでの2、3月の実施はない。

 確定申告期は一部、休日も電話相談で対応する。対応日は2月1日(土)、9日(日)、15日(土)、24日(月)、3月9日(日)、16日(日)。受付は午前9時から正午と、午後1時から4時まで。

 青色申告は定められた帳簿内容を記帳し申告・納税を行うことが必要だが、節税効果のある数々の特典(制度)が設けられている。

 青色申告会は個人事業主を中心に、青色申告の帳簿作成から記帳方法、決算書づくり、申告までを分かりやすくサポートしている。随時会員を募集中。

 予約、詳細は【電話】0466・35・5888。

南駅前商店会 能登支援のコンサート 2月16日、午後7時から

 JR茅ケ崎駅南口正面と東側、雄三通りの店舗で構成される「南駅前商店会」(小森直宏会長)主催の「能登半島災害支援まちぐるみチャリティーコンサート」が2月16日(日)、MKホール(茅ヶ崎市幸町16の2)で開催される。午後7時開演(開場6時30分)、8時20分終演予定。

 同コンサートでは、能登半島被災地の義援金としてチケット代(一般3000円、会員2500円、小学生以下無料)のコンサート運営上の経費を差し引いた全額を寄付する。

 出演は「音楽は楽しくなくっちゃ」をテーマに、クラシックをはじめとするさまざまなジャンルを演奏するファミリーオーケストラ楽団TONTOS。

 チケットは、豆のさがみや(幸町24の3)、北村牛肉店(幸町22の25)、アーク(幸町23の2)で販売中。支払いは現金のみ。定員に達し次第締め切り。

 問い合わせは北村牛肉店【電話】0467・82・2334へ。

 

平和を願う展示会 茅ヶ崎市役所で3日から

 茅ヶ崎市内の小中学生が平和を願いつづった短文を展示する「平和への願い短文展With書道展」が2月3日(月)から7日(金)まで、茅ヶ崎市役所本庁舎1階市民ふれあいプラザで開催される。午前9時から午後5時まで(3日は1時から、7日は1時まで)。

 1921編の短文のほか、書道作品の展示や折り鶴コーナーも設置。7日の午前10時からは書道指導者有志による「書道体験ワークショップ」も開催される。

(問)野原富美子さん【電話】0467・88・0769

花粉を飛散する雄花の着花状況(南足柄市大雄町 令和6年11月11日撮影・県提供)

スギ花粉、例年より「多い」 県予測、ヒノキ「平年並み」

 神奈川県はこのほど、2025年春のスギ・ヒノキ花粉の飛散量予測を発表した。これによると、スギ花粉は例年より多く、ヒノキは例年並みになる見通し。

 スギ花粉の調査は今回が28回目で、24年11月に県内30か所で実施された。ヒノキ花粉は13回目の調査で、12月に40か所の林で行われた。いずれも花粉が飛散する雄花の着花状況を調べて数値化し、過去のデータと比較して飛散量を予測した。

 県が発表した調査結果によると、スギは24年の数値と過去28年間の平均値をいずれも上回り、過去5番目に高い値だった。ヒノキは24年の数値を下回り、過去13年間の平均値に近い値だった。

 スギもヒノキも夏が猛暑だと雄花の着花量が多くなる傾向で、前年が多いと翌年は減る傾向。スギの着花量は24年7月と8月の記録的な猛暑の影響と、23年の着花量が少なかったことによるもので、ヒノキは23年に多く着花した影響を受けたとみられる。

 スギ花粉は2月中旬から4月上旬まで、ヒノキ花粉は3月下旬から4月中旬ごろまで飛散する。スギ花粉症患者の7〜8割がヒノキ花粉にも陽性反応を示すといわれる。

 今春の飛散量は、自然環境保全センター研究連携課のホームページ(【URL】https://www.agri-kanagawa.jp/12kahun/index.htm)で公開されている。

Choice! CHIGASAKIのHP

Choice!CHIGASAKI ウェブ投票締め切り迫る 2月2日まで

 道の駅から発信する茅ヶ崎市のオリジナルブランド「Choice! CHIGASAKI」の第2回認定に向けた、ウェブ投票の締切が2月2日(日)午後11時59分に迫っている。

 エントリー商品38品目はウェブサイトで公開中。「新規」「モノ(飲食)」「モノ(雑貨)」「コト」の4分野それぞれに1人1票を投じることができる。

 投票結果により、2月に5〜10品目を新たに認定する予定。認定されるとシンボルマークを活用でき、道の駅に特設コーナーを設置、市の施策を通じたPRなどの特典がある。

 「Choice! CHIGASAKI」は、『再発見、茅ヶ崎。』をコンセプトに、まちの「宝物」を再び見つけて発展させていく、市が進めるブランディング活動。

 投票できるチョイスのウェブサイトは【URL】https://www.chigasaki-brand.jp/

国際ソロプチミスト茅ヶ崎 古楽器のアンサンブル 3月1日、スタジオベルソー

 国際ソロプチミスト茅ヶ崎(長谷川由美会長)が主催するチャリティーコンサート「古楽器で愉しむシェイクスピアエイジ」が3月1日(土)、スタジオベルソー(茅ヶ崎市共恵1の8の20)で開催される。午前の部は11時から、午後の部は2時から。

 同団体では毎年チャリティーコンサートを開催しており、市や社会福祉協議会などに収益を寄付している。今年は昨年結成10周年を迎えたバロックアンサンブル「ムジカ・メンティス」がリコーダーやチェンバロ、バロックギターなどの古楽器で赤とんぼやイエスタデイ(ビートルズ)、アメイジンググレースなどの名曲を披露する。

 チケット代は3500円。予約や問い合わせは同団体長谷川さん【携帯電話】080・6729・8008へ。