高津区版【2月7日(金)号】
「閉店まで楽しんでもらえたら」と呼び掛ける支配人の徳山さん(右)と、スタッフたち

ラウンドワン高津店、4月に閉店へ 26年間 地域に親しまれ

 高津区二子にある屋内型複合レジャー施設「ラウンドワン高津店」が4月13日に閉店する。長年にわたり親しまれた同店閉店の知らせに、地域からは惜しむ声が聞かれている。

 1999年4月にオープンし、今年で26年となる高津店。ボウリングのほか、ダーツやビリヤード、ゲーム等アミューズメントコーナーの設備を備え、区内外から利用客が訪れていた。閉店は、賃貸借契約の終了によるものだという。

 同店によると、職場体験の場として地元中学生を受け入れたり、社会見学に小学生が訪れるなど、地域との距離も近かった。特に新型コロナウイルス流行前は、町内会の行事の場にも使用されたりしてきたという。

 閉店発表後の週末も、高校生や家族連れ等の利用客で賑わいを見せていた同店。閉店を知って訪れたという人々もいた。

 よく利用していたという40代男性は「大学時代に通った思い出の場所。当時は、見たことのない機械や映像などの設備が画期的で新鮮だった。寂しいですね」と残念がっていた。

 同店で6年前から支配人を務める徳山大助さんは、地域に向け「本当に長い間、ご愛顧いただいた」と感謝。「近隣の小学生たちが歩いて遊びに来ても、保護者の方にラウンドワンなら安心と思ってもらえるお店作りをしてきた。老若男女、年齢が違っても安心安全に一緒に身体を動かせる場が強みだった」と思いを語る。高齢世代を中心に10年以上開催してきたという「健康ボウリング教室」は、現在も約250人が通っている。徳山さんは「教室は認知症予防なども目的で、友だちと話したりとコミュニケーションの場でもあった。せっかく始めたボウリングを閉店でやめてしまうのではなく、今後も続けてほしい」といい、近隣ボウリング場を勧めるなどしているという。

 1970年台に大ブームとなり、それ以降は安定した人気を誇るボウリング。同店ではキャンペーン効果もあり、昨年には年間500人近くがマイボールを購入するなど、新たに「マイボウラー」となる人も多かったという。「あと2カ月少し、ここでの思い出を振り返りながら色んな人を誘って1回でも多く楽しんでもらえたら」と徳山さん。営業最終日の4月13日は深夜0時まで。

市長らを乗せて出発するバス

川崎市自動運転バス 全国初の「実証実験」 27年度の実装を目指す

 川崎市は先月から、路線バスによる自動運転の実証実験を行っている。ルートは、羽田連絡線「大師橋駅(川崎区)〜天空橋駅(東京都大田区)」、川崎病院線「川崎駅〜市立川崎病院」までの2ルートで、都県をまたいでの実証実験は全国で初。運転手不足による路線バスの減便解消に向け、2027年度中にドライバーが不在の中でも自動で運転する「レベル4」の実装を目指している。

 今回の実証実験は、特定地域でシステムが周辺環境を認識し、ドライバー不在で走行する「レベル4」の実装に向けて行われているもの。事業主体は川崎市、運行主体は川崎鶴見臨港バス(株)が担い、8社が協力企業として参画している。

 実証実験は、きょう(2月7日)まで運行される「羽田連絡線」(走行距離約4・4Km)と、既に運行を終えた「川崎病院線」(約1・3Km)の2ルートで実施。羽田連絡線は、運転手が乗車し、車両走行中にハンドル操作や加減速操作をシステムで行うレベル2(一部区間は手動)で行い、車両側で信号情報を取得しながら走行する信号連携を検証。川崎病院線は、自動運転バス車両を多くの人に見てもらうことで認知度をあげることなどを目的に、運転手がすべての操作を行い、センサー類を起動しながら走行データを蓄積した。また、交通量が多く、大型車の走行、路上駐車が多い都市部で実証実験を行うことで、自動運転の走行に与える影響の検証も行っている。

 市の担当者は「自動運転レベル4の実装に関するノウハウを全国に展開する『川崎モデル』の構築に向けた一歩にしたい」と力説する。

バス減便対策に

 実証実験の背景には、バスの運転手不足による路線バスの減便が挙げられる。市によると、市内の人口が年々増加しているのに対し、バス便数は運転手不足の影響から、18年の1万2400便(1日)をピークに、23年は1万100便(1日)と、一日当たり2300便減少している。10年後には、現状よりも3割程度運転手が減少する見込みだという。

 そうした交通課題の解決策として、150万人が暮らす政令市で、川崎市は国や警察、事業者らと連携して取り組んでいく。また市では、今後、得られた知見やノウハウを生かし、他のバス路線への導入、臨海部における自動運転をいかしたまちづくりにつなげていく意向を示している。

走行「ストレスない」

 1月27日に「川崎生命科学・環境研究センター」(川崎区)で行われた出発式で、福田紀彦市長は「運転手不足によるバスの減便から地域の足をしっかり守っていくためには、最新の技術を駆使して補っていく世界観をいち早く作っていかなければならない」と話した。

 その後、福田市長をはじめ、関係者らは天空橋駅まで試乗。福田市長は「スピードは35Kmくらいでストレスなく乗れた。車線またぎや、カーブもスムーズで技術の高さに驚いた。センシティブにブレーキがかかることもあったが、こういうことを検証の中で微調整していく。27年度までにレベル4を実現させたい」と乗車の感想を話し、展望を語った。

中学校給食献立コンクールで保護者部門の最優秀賞を受賞した 柿本 勝栄さん 高津区在住 43歳

街の風景を献立に

 ○…中学校給食への関心を深めてもらおうと開催されている給食献立コンクールで保護者部門の最優秀賞に輝いた。応募した献立は「小松菜、厚揚げ、しめじの煮浸し」。野菜をたくさん食べて健康になってほしいと、子どもたちへの思いを込めた。受賞の知らせには「まさか」と驚いたという。「昔ながらの家庭料理で、どちらかというと地味な献立なので」と謙遜する。

 ○…横須賀で生まれ育った。2人姉妹の妹で子どもの頃は外で遊ぶ活発な性格だった。料理は結婚を機に「必要にかられて」。最初はレシピサイトを活用していたが、「おいしい」と言って食べてくれる人がいることが喜びとなり、味はもちろん栄養面にも気を遣うように。見た目もきれいにと盛り付けには彩りを添えるひと工夫を心がけている。

 ○…「給食には感謝しているんです」。宮崎中学校の一年生になる娘は、幼少の頃、偏食で幼稚園で出されたお弁当を残してばかりいる子どもだった。小学校で給食を食べられるか心配していたが、通い始めると、給食がおいしいと笑顔で帰ってくるように。食べられなかったものも少しずつ食べられるようになり「もう給食さまさま」と笑う。今回の献立には、地元で生産されている冬が旬の小松菜を使うことで、季節を感じ、街の風景を思い浮かべてほしいと、娘や同じ世代の子どもへのメッセージも込めた。

 ○…趣味は7年前から続けている習字。「自分の時間を持てること。あと、先生に褒めてもらえることがうれしい」。子どもの手が離れるようになってから、飲食店でパートを始め、その経験を生かそうと昨年調理師免許を取得。コンクール受賞を機に、ますます食への興味を深めている。

市制100周年記念式典の記念演奏で指揮を執る秋山さん(川崎市提供)

川崎市名誉文化大使 秋山和慶さんが死去 記念式典でも指揮

 東京交響楽団桂冠指揮者で、川崎市名誉文化大使の秋山和慶さんが1月26日、肺炎のため死去した。享年84。

 2月1日から3日にはミューザ川崎(幸区)に一般向けの記帳台が設けられ、全国各地のオーケストラ関係者や教え子など約800人が足を運び、故人を偲んだ。

 秋山さんは川崎市市民文化大使を務め、2007年に市文化賞を受賞。昨年7月の川崎市市制100周年記念式典では、総勢520人の市民合唱団・オーケストラによる記念演奏を指揮した。

 国内外で活躍する一方、ミューザ川崎シンフォニーホールでは04年の開館以来、チーフ・ホールアドバイザーとして、市の文化芸術振興に貢献。昨年12月31日に同ホールで開かれたジルベスターコンサートが最後の公演となった。

 市制100周年記念演奏でステージを共にした川崎市合唱連盟の事務局長・中山寛隆さんは「『この棒についてくれば大丈夫』といった雰囲気で、指針をタクトで示してくれた。大きな存在だった」と振り返った。

 また、最後の公演を鑑賞した福田紀彦市長は「終演後、いつもの優しい笑顔で声をかけてもらったことは忘れられない」とコメントした。

洗足学園、感謝の意

 高津区久本にある「洗足学園音楽大学」では芸術監督と特別教授を務め、昨年10月の同大創立100周年記念音楽祭・記念式典では両日ともに指揮を執った。

 同大学は「秋山先生には毎年多くの演奏会で指導を頂いた。先生の指導を受けて音楽の神髄に触れた者、音楽の道に進んだ者、音楽と共に生きる者等、その影響は次の世代にまで受け継がれている」とコメント。同大創立100周年記念音楽祭・記念式典での指揮については「音楽の多様性に満ち溢れた集団が秋山先生のタクトで見事に歩調を合わせて融合し、素晴らしい芸術空間となった。本学における多大な功績は数えきれない」と感謝の意を述べた。

川崎市公立学校 体育館の空調整備へ 市議会、全会一致で可決

 猛暑による熱中症対策や防災拠点となる避難所の安全を確保しようと、川崎市議会は先月、公立学校の体育館などへの空調設備の整備促進を求める決議案を全会一致で可決した。国も整備に向けた財政支援の拡充を表明。市内の学校体育館への設置率は約5%にとどまっており、状況改善に期待がかかる。

 地球温暖化などの影響で夏の猛暑が深刻さを増す中、市は2021年度までに、全ての公立学校の体育館に「冷風扇」を配置するなどの熱中症対策を講じた。しかし、より快適な環境を求める市民の声は根強い。そこで市議会は、子どもたちや避難者の安全確保を目的に、第4回定例会で学校体育館への空調設備の整備促進を求める決議案を全会一致で可決した。

設置率は約5%

 教育現場では近年、空調設備の整備が急速に進み、昨年9月時点の市内公立小中学校の設置率は、普通教室が100%、特別教室が約98%となっている。一方で、学校行事や部活動などで使用する体育館等については、全国平均が約19%のところ、約5%にとどまる。

 現時点で空調設備が設置されている体育館は、中学校3校と特別支援学校3校、工事中1校の7校。換気上の問題や、障がいのある児童生徒の体温調節への配慮から整備された。市教委の担当者は「普通教室の整備を最優先課題として取り組んできたため」と全国平均を下回る理由を話す。

費用面に課題

 地域の学校は、防災拠点としての役割も担う。それでも空調設備の整備が進まないのは、費用面が課題の一因ではないかとも考えられている。体育館は床面積が広いため熱効率が悪く、断熱対策にも多額の費用が掛かるという。

 国も令和6年度補正予算で新たな臨時特例交付金を創設し、体育館への空調設備の整備を後押しする。補助制度については市議会でも議論され、市は「算定割合が2分の1、対象期間は令和15年度までと示された」と答弁。次年度予算案に向けた重要課題の一つとして検討するとしている。

盲導犬について学ぶ てくのかわさきで2月27日

 視覚障害者の支援や盲導犬に関心のある人などに向けた研修会「盲導犬について知ろう!視力障害者、ガイドヘルパー、盲導犬協会それぞれの立場から」が2月27日(木)に開催される。場所は「てくのかわさき」2階てくのホール。対象は高津区在住・在学者など。

 当日は視覚障害者、日本盲導犬協会の神奈川訓練センター、盲導犬ユーザーの人がそれぞれ語る。午後2時から4時で無料。申込不要、先着80人。主催は川崎市高津区身体障害者協会。(問)高津区役所高齢・障害課【電話】044・861・3252

メッシュ素材のポーチとトート

川崎市と大田区でコラボ 銭湯で「スタンプラリー」 Tシャツなど景品多数

 川崎市と東京都大田区の銭湯などを巡るデジタルスタンプラリーイベント「ラブ湯オンリー 銭湯が好きだ!」が2月16日(日)まで行われている。

 銭湯は全国的に減少傾向が続いており、川崎市内でも、昭和40年代の170軒をピークに減り続け、現在は29軒が営業している。そのため川崎浴場組合連合会では銭湯の魅力を伝えるため、多摩川をはさんで隣り合う大田区の浴場組合連合会と連携し、様々なイベントを開催してきた。

 京急と合同のスタンプラリーは今回で7回目。市内の銭湯や大田区内の31の銭湯と、ふたつの自治体をつなぐ京急線の3駅(大森町駅、雑色駅、大師橋駅)で二次元コードを読み取りスタンプを集めると、景品がもらえる。

 スタンプ1つでも、先着1500人までステッカーをもらえるが、スタンプ4つでは手拭いをもらえ(先着750人)、6つで抽選のうえ、お風呂やサウナで使えるメッシュ素材のオリジナルポーチかトートバッグがもらえる。7つ集めると、抽選で100人がロゴ入りTシャツをもらえ、やはり抽選で50組100人が貸し切り列車イベント「銭湯トレイン」などに参加できる。

男性向けの安心・対話術 オンライン講座 2月16日に

 男性対象で「お互いにしんどくならない、安心な対話を体験してみませんか」をテーマにしたオンライン講座が2月16日(日)に開催される。

 溝口の川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)の主催で、同施設の「男性のための電話相談」には、職場や家庭内での会話に悩んだり、疲れたり、孤独を感じている人などからの相談が寄せられているという。

 当日は公認心理師の天野健児さんを講師に、前半(午後1時30分〜)で修復的対話の進め方などの講義、後半(2時20分〜)で同対話の体験を行う。講義のみの受講も可。先着16人で無料。

 (問)同施設【電話】044・813・0808



天野さん(左)の隣で試食する福田市長

中学校給食献立コン 東高津・天野さん市長賞 福田市長「バランスに感動」

 中学生が給食の献立を考える「中学校給食献立コンクール」で、東高津中学校2年生の天野塁さんが、最高賞に相当する市長賞に輝き、1月31日、同校で表彰式と試食会が行われた。

 コンクールは、市立中学に通う生徒たちに食への理解を深めてもらうことを目的に、2018年度に始まった。市制100周年の今年は、「これからの100年に向けて川崎の子どもたちに伝えていきたい献立」がテーマ。計28校から過去最多の2075点の献立案が集まり、6千票を超える生徒投票などによる審査の結果、最優秀賞にあたる市長賞に天野さんの献立が選ばれた。

 天野さんは、「栄養バランス満点! 風味豊かな彩り給食」をテーマに、「じゃがいもと鶏肉の甘辛炒め」を主菜、「ピリ辛ナムル」を副菜に、汁物には冬らしい「しょうがの根菜汁」を考案。市内の強豪チームでサッカーに打ち込む天野さん。体力づくりを意識し、鶏肉を中心にメニューを組み立てた。しょうがを入れる汁物のアイデアは、「お母さんに相談したらアドバイスをくれた」という。

 この日は東高津中で表彰式の後、福田市長が天野さんのクラスで生徒と一緒に市長賞の献立を試食。笑顔で完食し、「バランスが素晴らしい」と感心しきりだった。

 またコンクールの「保護者部門」は、柿本勝栄(かつえ)さん(宮崎中/宮前区)の献立が最優秀賞を受賞。この献立も、2月に給食として提供される。

かわさきマイスター競演  市制100周年の記念品 市役所本庁舎で展示

 川崎市市制100周年を記念し、卓越した技術を駆使してものづくりを続ける「かわさきマイスター」たちがコラボレーションした記念品が誕生した。3月6日まで、市役所の本庁舎(川崎区)1階で展示している。

 市の「かわさきマイスター記念品制作支援事業」により、業務委託を受けた佐野デザイン事務所(中原区)の代表・佐野正(まさし)さん(58)が、4種類の記念品のデザインとマイスターの組み合わせを考案した。

 企画に参加したマイスターは計8人。「KAWASAKIマイスタースツール」では、特殊な金属加工「ヘラ絞り」の匠・大浪忠さん(高津区)、友和さん親子(同)と、家具職人の昼川捷太郎さん(宮前区在住)が技術を集結。また「KAWASAKIマイスタースイーツ」では、パティシエの宍戸哉(ちか)夫さん(麻生区)と、複雑なデザインに対応できる板金加工の技術を持つ比屋根卓(たかし)さん(川崎区)が、異色のコラボ。川崎の多様性を焼き菓子で表現し、人形のクッキーが「つながる」仕掛けも楽しい。

 「KAWASAKIマイスターヒーリング」は、溶接の技巧を生かして楽器づくりも手掛ける飯田誠二さん(川崎区)の鈴に、昼川さんの手による木工の台座を組み合わせ、視覚と音で癒しを表現した。

 佐野さんが「一番難しかった」と語るのが「KAWASAKIマイスタークロック」だ。精密研削加工技能者の三田村宏宣さん(高津区)、特殊な塗装技能をもつ綾部淳さん(同)と大浪さん親子の4人が共同制作。佐野さんの発案で、文字盤を彩る3色の輪を時針と分針に連動させ、正午と午前零時の2回、「川」の字がそろう仕掛けになっている。

 佐野さんは「職人の技が伝わりやすいデザインを心がけた。マイスターの方々の技と熱意のおかげで完成することができた」と感謝を述べた。市の担当者は「記念品を通し、川崎のものづくりの力を広く周知していく」としている。

天野さん(左)の隣で試食する福田市長

川崎市の中学校給食献立コン 東高津・天野さん市長賞 福田市長「バランスに感動」

 中学生が給食の献立を考える「中学校給食献立コンクール」で、東高津中学校(高津区)2年生の天野塁さん(14)が市長賞に輝き、1月31日、同校で表彰式と試食会が行われた。

 コンクールは、市立中学に通う生徒たちに食への理解を深めてもらうことを目的に、2018年度に始まった。市制100周年の今年は、「これからの100年に向けて川崎の子どもたちに伝えていきたい献立」がテーマ。計28校から過去最多の2075点の献立案が集まり、6千票を超える生徒投票などによる審査の結果、最優秀賞にあたる市長賞に天野さんの献立が選ばれた。

 天野さんは、「栄養バランス満点! 風味豊かな彩り給食」をテーマに、「じゃがいもと鶏肉の甘辛炒め」を主菜、「ピリ辛ナムル」を副菜に、汁物には冬らしい「しょうがの根菜汁」を考案。市内の強豪チームでサッカーに打ち込む天野さん。体力づくりを意識し、鶏肉を中心にメニューを組み立てた。しょうがを入れる汁物のアイデアは、「お母さんに相談したらアドバイスをくれた」という。

 この日は東高津中で表彰式の後、福田市長が天野さんのクラスで生徒と一緒に市長賞の献立を試食。笑顔で完食し、「バランスが素晴らしい」と感心しきりだった。

 またコンクールの「保護者部門」は、柿本勝栄(かつえ)さん(宮崎中/宮前区)の献立が最優秀賞を受賞。この献立も、2月に給食として提供される。

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川崎市役所

放課後の子どもの居場所 川崎市 方向性に意見募集

 川崎市はこのほど「放課後等の子どもの居場所に関する今後の方向性(案)」をまとめ、市民からの意見を募集している。2月28日まで。

 こども家庭庁は2023年12月、子どもの居場所づくりを全国で推進する「こどもの居場所づくりに関する指針」を閣議決定。指針では、居場所づくりによってすべての子どもの権利が守られ、子どもたちが将来にわたり幸福な生活を送れることを目的としている。

 これを受けて各自治体で「子どもの居場所」に関する取り組みが続いているが、川崎市は、25年度が「総合計画第4期実施計画」の策定年度にあたるため、放課後の子どもたちの居場所に関する調査や方向性の検討を進めている。

子どもの声を大切に

 案では、まず基本的な考え方として「子どもの声・主体性・価値観を大切にする居場所づくり」、「発達段階に応じた目的・空間を有する居場所づくり」、そして主に不登校の状態にある子どもたちに対する「子どもの状況に応じた支援の実施」を掲げる。発達段階に応じて「学童期」と「思春期」に分け、現状の居場所に関する調査などをふまえ、それぞれに考え方をまとめた。

 「学童期」の居場所に関しては、子ども自身だけではなく保護者にとっても安全・安心な場であることが必要なことから、小学校での放課後の居場所を軸に検討した。その結果、「子どもにとって居心地のいい空間の実現」「大人の見守りなどを交えた安全・安心の確保」「(わくわくプラザなど)現状施策の一体的な取り組み」の3点の方向性を打ち出した。

 一方、「思春期」では、思春期の子どもたちの特性に対応した居場所づくりに取り組むとし、「子どもの多様な主体性や価値観への対応」「思春期特有の悩みなど、状況が深刻化することを防ぐ対応」「地域と連携し、小地域での居場所づくり」といった方向性を示している。

 「方向性(案)」の資料は、市の公式サイトのほか、各区役所や図書館、こども文化センターなどで閲覧可能。意見の提出方法は、市の専用サイトから電子メールで送るか、市の青少年支援室までファックスか郵送、または持参する。今回の募集に限らず、子どもからの意見は常時、市の「こども・若者の”声”募集箱」で募集している。

 問い合わせは市青少年支援室(【電話】044・200・1425、【メール】45sien@city.kawasaki.jp)。

GO!GO!!フロンターレ

100m走を全力で楽しく走ろう!

 サッカーJ1・川崎フロンターレは2月22日(土)午前10時〜午後3時、富士通スタジアム川崎で未就学児・小学生を対象とした「DreamChampionship2025〜かわさき100m走グランプリ〜」を開催する。小雨決行。

 100m走を「全力で、楽しく走ろう!」をテーマに、従来の陸上競技とは一線を画すエンターテイメント性あふれるイベント。当日は他にもボッチャなどを楽しめるパラスポーツ体験会など、多彩なプログラムを用意。

 総監督を務めるのは元お笑い芸人のおねだり豊さん。各学年の優勝者には特製トロフィー、参加者全員には参加賞が贈られる。

 川崎市内在住1200円(税込)、市外在住1500円(税込)。対象は年中・年長各25人、小学1〜2年生各25人、3〜6年生男女各20人。

 申し込みは同所公式ウェブサイト専用フォームから。2月14日(金)締切。当選者には15日以降メールが送られる。



不定期連載 市民健康の森だより 第170回 「ホタルの沢」泥上げを行いました

 「自然復元協会」というNPO法人は、私たちのようないわゆる「自然を守る系の奉仕団体」へ、ボランティアを派遣してくれます。この法人は「レンジャーズプロジェクト」という呼称で大勢のボランティア志願者の登録を有し、私たちのような団体からの要請に基づき案件毎にボランティアを派遣してくれます。私たちは3年前に受入れ団体として登録し、年に2回ほど受入れています。

 今回、1月26日にふれあいの森ホタルの沢の整備目的で派遣をお願いし、6名のボランティアを受入れました。私たちの会員と比べると圧倒的な若さです。リーダーの方は埼玉県から、他の方も相模原や横浜青葉区からなど遠くから来てくれました。若者が「自然を守る」ボランティアに進んで従事してくれるのでとても嬉しくなります。自然を守りたいと考える若者は潜在的には沢山いるのだろうと感じることが出来ます。

 6人の助っ人と共に作業を完了

 当日の作業は「ホタルの沢の泥上げ(作業)」と伝えていましたので、ボランティアの皆さん、長靴持参で来て頂けました。泥上げはとてもきつい作業です。沢に溜まった泥をシャベルですくって取り除きます。水分量の多い土ですから重く身体にこたえます。最近は沢の水量が減っている為に泥が厚く重なり、これを取り除かないとホタル幼虫を放流する水場が確保できない状態です。

 レンジャーズのボランティア6名に私たちの会員を加えて10名程でシャベルをふるい、何とか泥を取り除くことが出来ました。4日後の1月30日に確認した所、沢には思っていた以上に水は溜まっていました。この後、雨が降る日もありそうな天気予報なので2月13日に予定しているホタル幼虫放流は無事に迎えることが出来そうです。今年も近くの橘小学校の児童たち150名余りをふれあいの森へ迎えて全員に放流体験をしてもらう予定です。