さがみはら緑区版【2月20日(木)号】

相模原市 予算案一般会計 4年連続で過去最大 子育て・まちづくり手厚く

 相模原市は2月10日、2025年度当初予算案を発表した。一般会計総額は前年度と比べて335億円増(9・8%増)の3750億円となり、4年連続で過去最大を更新した。重点的な施策では少子化対策、雇用促進対策、中山間地域対策に加え、相模原市の個性を生かす分野として子育て・教育・まちづくりを掲げ、手厚い経費を計上した。17日に開会した市議会に提出した。

 歳入をみると、市税は1438億円で前年度比96億円増(7・2%増)だった。個人所得の増加が市税の増収に直結する構造となった。

 個人市民税は定額減税の終了や所得増加の影響により前年度比64・9億円増(10・9%増)の662・2億円。法人市民税は62・1億円で前年度比2・5億円増(4・3%増)となったものの、個人市民税の伸びには及ばなかった。固定資産税は新築物件の増加などを背景に前年度比26億円増(5・3%増)の517・4億円だった。

 市債は前年度比24・9%増の261億円。そのうち建設債は小中学校の校舎の長寿命化改修にかかる経費が増加して253億円で過去最大。25年度末の市債残高は33億円増の2499億円となる見込み。

老朽化対策膨らむ

 歳出を性質別にみると、義務的経費は人件費・扶助費が膨らみ、前年度比82・2億円増(3・9%増)の2214・6億円で全体の約6割を占めた。また投資的経費は前年度比120・7億円増(47・8%増)で過去最大の373・1億円。小中学校校舎や公共施設の改修、道路の改良などの老朽化対策の経費が膨らんだ。

 子育て関連では、新規事業として学校給食費の一部無償化に2億4096万円を計上したほか、1カ月児健康診査事業に2349万円、低所得世帯の学習塾代を支援するスタディクーポン事業に5460万円を計上。

 教育関連では主にキャリア教育推進事業に9672万円、中学校給食の環境整備などに関連した学校給食推進事業に1億9406万円、宇宙教育普及事業に3億3353万円を計上した。

 まちづくり関連ではリニア中央新幹線の開通を見据え、橋本・相模原両駅のまちづくり関連推進事業に7億6207万円を計上。道路整備事業として32億9353万円、麻溝台・新磯野地区の市街地整備費として19億9839万円を計上した。

2027年3月で閉鎖される銀河アリーナ

民間アイススケート場 厳しい条件浮き彫り 中間報告まとまる

 銀河アリーナ(中央区・淵野辺公園内)の閉鎖に伴い、民間アイススケート場の設置・運営の可能性を検討している相模原市は2月3日、中間報告を発表した。民間の調査委託事業者が取りまとめたもので、敷地規模の条件や法令上の制約の課題に加え、独立採算型の事業として実現性のハードルが高いことが示された。

 中間報告は同市が調査を委託した事業者「PwCアドバイザリー合同会社」が取りまとめた。

 同アリーナは夏はプール、冬はスケートが楽しめる運動施設として1991年に開設した。ただ30年以上が経過し、運営費用に加え、老朽化によって施設の維持のために多額の改修費用を要することが課題にある。運営を巡っては2021年4月に策定した「行財政構造改革プラン」で、廃止を含めた施設の在り方を検討すると発表した。市民や団体から存続を求める声が上がる中、市は23年3月、当初は24年3月末で終了するとしていた計画を27年3月末まで継続すると発表した。

事例やヒアリング

 今回の中間報告を取りまとめるにあたり、他の民間アイススケート場の事例の調査や民間事業者へのヒアリングのほか、銀河アリーナの利用者や競技団体へのアンケートも実施した。

 他の民間アイススケート場の立地をみると、鉄道駅からアクセスしやすい「交通結節点型」と大型商業施設やレジャー施設に隣接する「商業レジャー型」のパターンに分類できるという。また収入面のビジネスモデルでは、利用料収入を中心とする「練習中心型」と大会やアイスショーなどの興行を核とする「興行併用型」に分類できるという。

 民間事業者5者に実施したヒアリング調査では、2者が地代減免などの条件が揃えば参画の可能性があるとする意向を示したものの、1者が「条件次第で参画の可能性が考えられる」とし、2者は「自ら事業を行う可能性は低い」「参画するハードルは高い」と答えた。

幅広い視点が必要

 中間報告のまとめでは「民間アイススケート場に適した敷地の条件」と「独立採算型の事業スキームの視点」から課題を整理している。

 敷地面では▽交通利便性や商業・レジャー施設との近接性などの立地条件や駐車場の確保など敷地規模の条件に合致する必要がある▽条件に適した敷地は限られ、今後、法令上の制約に関する課題分析や関係者との合意形成が必要である--の2点を指摘。

 事業スキームの実現性では▽他の事業との相乗効果を期待して実現した場合など、それぞれの背景があって成立している▽アイススケート場単体で、独立採算型の事業スキームを成立させるにはハードルが高い▽事業が成立するための条件を幅広い視点から検討していく必要がある--としている。

3月下旬に最終報告

 調査は今後、新たな事業者と参画の意向がある事業者を対象とした2回目のヒアリングを実施する。3月下旬に最終報告を取りまとめる計画。

 相模原市は最終報告を踏まえ、対応方針を検討するとしている。

 相模原市スポーツ施設課の担当者は「現状としては調査の結果を事実として受け止めている。市の対応としては3月の最終報告を踏まえて示していきたい」と話す。

NPO法人学びサポート研究会の代表理事を務める 宍戸 佳子さん 中央区在住

自分を生かせる社会に

 ○…「私たちも参加者も元気になる講座です」。NPOは5年ほど前から「人生100年」をテーマに講座を開催している。定年後も好きなことや得意なことで活躍しようと日々学習を続けるメンバーが自ら講師になり、太極拳やマジックなどの学習成果を発揮している。「フレイル予防には社会参加がすごく重要」と力をこめる。

 ○…2001年に桜美林大学オープンカレッジ「生涯学習ボランティア養成講座」の受講生有志でNPOを結成した。専門分野の異なるメンバーが「生涯学習」をキーワードに活動しており、現在も20人ほどが所属している。銀行に勤めていた人が会計事務局を担当するなど、法人の運営においてもメンバーが自分を生かせる関係づくりをしている。「役割があるとやり続けられる」と力強く話す。

 ○…大学卒業後は理化学研究所で脳の神経細胞などについて研究を行った。当時の経験が介護予防などの話をするときに現在でも役立っている。仕事をきっかけに渡米した際、アメリカ社会の自由さに感銘を受けた。「何でも発言でき、助け合える社会がとても楽だった」。日本との違いの理由を探ろうと、コミュニティが自分たちの力でできることをできるよう促す地域援助の手法「コミュニティワーク」を現地で学んだ。帰国後すぐ、持ち前の行動力を発揮して福祉サークルを立ち上げ実践した。

 ○…現在は「人間について学んでいる」。健康寿命やストレスマネジメントなどについて学びを深め、介護予防や生涯学習、定年後の生き方などについて講座を行うことが多い。「閉じこもらないで活動して、コミュニケーションをとれば元気でいられる。健康寿命を延ばしたい」と真剣な眼差しで語った。

認知症世界を知る旅 人気書籍著者の講演会

 「認知症」がテーマの講演会が3月8日(土)、あじさい会館ホール(中央区)で開かれる。午後1時30分〜3時20分まで。

 累計発行部数が20万部を超えた「認知症世界の歩き方」の著者・筧裕介氏が講師を務める。書籍は認知症の当事者の目から見た世界を異世界への旅行記のスタイルでまとめ、2021年9月に発売された。本を開くと最初のページに宝島のような島の地図のイラストがある。その島こそ「認知症世界」。読者は認知症とともに生きる世界で多くの人が経験するハプニングを、異世界を旅しているように体験できる。

 問い合わせは市在宅医療・介護連携支援センター【電話】042・769・9250(平日午前8時30分〜午後5時)。

大正時代のものと伝わるひな人形(吉野宿ふじや)

古民家でひなまつり スタンプラリーも

 3月3日の桃の節句に合わせ、市内ではさまざまなイベントが行われている。江戸時代の五街道の一つ甲州道中の宿場で、かつて「藤屋」という旅籠だった「吉野宿ふじや」(吉野214)では3月9日(日)まで、「甲州道中のおひな様」展を開催中。相模湖や藤野、山梨県上野原市に伝わる時代物のひな人形が館内に展示されている。午前10時から午後4時まで(2月25日(火)は休館)。入場無料。

 また、市内の歴史を伝える古民家など8カ所を巡る「春のおでかけスタンプラリー2025」も3月4日(火)まで開催中。ひな飾りが展示された各施設でスタンプを6つ以上集めると、記念品がもらえる(先着順)。

 対象施設は、吉野宿ふじや・小原宿本陣(小原698の1)・小原の郷(小原711の2)・久保田酒造(根小屋702)・相模原市古民家園(大島3853の8)・相模田名民家資料館(中央区田名4856の2)・旧石器ハテナ館(中央区田名塩田3の23の11)・相模原市立博物館(中央区高根3の1の15)。

 問い合わせは市立博物館【電話】042・750・8030。

賞状を手に優勝を喜ぶ飛陽さん(左)とひよりさん

中里兄弟が揃って優勝 青少年育成硬式空手道交流大会 

 第2回青少年育成硬式空手道交流大会が2月2日、横浜武道館で行われ、湘南小学校に通う中里飛陽さん(10)、ひよりさん(6)兄弟がそれぞれ各部門で優勝した。

 2人は、厚木市で活動する空手教室「錬桜会湘北支部」に所属。兄の飛陽さんは組手・男子小学4年生の部で優勝。「前回は負けてしまった相手に勝つことができた。カウンターや突きなど練習の成果を出せた」と振り返る。

 妹のひよりさんは大会に出場するのは初めてで、形・男女混合小学1年生の部で優勝、組手・女子小学1年生の部で3位の好成績を収めた。「形を覚えるのが好きですぐに覚えることができた。優勝できてうれしい」と喜んだ。

持ち込まれた本を真剣に査定する児童

当麻田小 学校ブックオフでリユース体験 児童「捨てる本を減らしたい」

 当麻田小学校(今野功校長)で2月14日、4年生の授業参観日に合わせてリユースについて学ぶイベント・学校ブックオフが開催された。

 4年生は総合的な学習の時間で「より良い環境を目指して」をテーマに学んでいる。これまでに地域の団体や企業と協力してマイバッグづくりや下水道、地球環境などについて理解を深めてきた。児童は資源やエネルギーには限りがあり、環境や自然は守っていかなければならないと実感。その中でモノの命を延ばすリユースについて学び、南区古淵に本社を構えるブックオフグループホールディングス株式会社の協力を得て、今回の学校ブックオフの準備を進めてきた。

児童の知恵が光る

 当日は体育館で開催。

1組と2組に分かれて、それぞれが持ち込まれた本を査定し買い取り、その本をすぐに販売していった。利用者は売った本のお金を使って別の本を購入した。売買は、この日限定の独自通貨「ブック」を発行してやりとりした。

 児童は保護者らが持ち込んだ本を真剣な表情で査定。「傷や折り目、日焼けがないか、裏表紙もしっかり見て、きれいかどうかを確認した」と話す。さらに、販売時間が少なくなると、売れ残り対策としてタイムセールを開催するなど、児童の知恵が随所に光った。

 閉店時間を迎え各クラスの店長は、「たくさん買い取ることができて、予想したよりも売ることができた」、「お店全体をまとめることを意識した。捨てる本を少しでも減らすことができたら」と話し、2人とも「大成功でした」と笑顔を見せた。

 イベントを終え、同社の担当者は、「事前に校内で学校ブックオフを開催し、その時の反省点が生かされていた。自主的に作業台を作り、買い取った商品をすぐに販売するのはブックオフがやっていることと同じだった」と児童の取り組みに感心を示した。

 同校の担当教諭は「児童はリユースについて体験的に学ぶことができたと思う。これまでの振り返りや反省点が成果につながっていて、問題解決学習ができた」と手応えを口にした。

料理と食事で交流 串川で「こどもキッチン」

 食事を提供したり、交流の場として全国で広がりを見せているこども食堂。

 串川地域で開催されているのは食事を提供するだけでなく、参加者が食事を1からつくる「こどもキッチン」。串川地域センターで2月15日に開催され、子どもから高齢者まで13人が参加。太巻きやいなり寿司をつくり、食事を楽しんだ=写真。

 このこどもキッチンは、地域に住む小林節子さんら有志が運営。串川地域にこども食堂がなかったことから、小林さんらが2年前に立ち上げた。その際に、「ただ食べるだけではなく、一緒につくった方が楽しい。料理することで食への意識も変わるのではないか」とこどもキッチンとしてスタートした。イベントなどで仲間を増やしていき、現在は8人で運営する。2カ月に1回ほどの開催で、これまでにハンバーグやブッシュドノエル、草団子、餃子などをつくってきた。

 小林さんにはこの地域に伝わる家庭料理や伝統料理を次の世代に伝えていきたいという思いがある。「年代に関係なく、誰でも気軽に参加できて楽しい時間を一緒に過ごせるような場にしたい」と話す。

 なお、次回は4月19日(土)午前10時から串川地域センターで開催。材料費200円は当日徴収。申し込み、問い合わせは小林さん【携帯電話】090・7204・2376。
自己流の墨絵。楽しむが基本スタンス

好奇心の駆られるままに 俳優の石丸さん「ネバ―・トゥー・レイト」の精神

 ウインドサーフィン、登山、スキー、自転車、ピアノ、墨絵…と多趣味で知られる俳優の石丸謙二郎さん。そんな石丸さんを突き動かすのは好奇心。「興味が湧いたらまずやってみる」のスタンスが人生をより豊かに、楽しくしてくれるのだとか。”石丸流”の人生100年時代を生きるヒントを聞いた。

 ――熱中できる楽しみをたくさんお持ちです。

 「ベースとなるのは『海と山』。風が吹いたらウインドサーフィンを楽しんでいるが、毎回コンディションが整うとは限らない。のんびり風待ちをして過ごす人もいるが、性格的にぼーっとできないのでそんな時は自転車を漕いだり、山に出向いてクライミングをしたり。欲張ってあれもこれも楽しんでいる。よく動いて、よく食べて、よく寝る。遊びが心身の健康維持に欠かせない」

 ――37歳まで趣味を封印していたそうですね。

 「役者という仕事柄、怪我をすることができない。日焼けもご法度。自分の立ち位置を確立しなければならないという思いもあり、あえて遠ざけていた。余裕を持てるようになって、一人で楽しめるものはと考えてウインドサーフィンにチャレンジしたが、簡単にはいかない。その悔しさがのめり込むきっかけとなった。上達の早道は実戦だと教えられ、レースにも参加。10年でアマチュアのトップレベルになり、61歳の時に73・71Kmという当時の日本第2位のスピード記録を出すことができた」

 ――スキーも60歳になってからです。

 「スノーシューを履いて雪山を歩いていた時、スキーならもっと楽に動けることに気付いて。これも夢中になって練習して1日にリフト80本乗った日もあった。上達すると世界が広がって、もっと楽しくなる。今シーズンはスノーボードにも初挑戦する。5年周期くらいで自分を突き動かす何かとの出会いがある。いつも心を開いているからこそ、新たな価値観を受け入れられる」

 ――ピアノもその一つですか?

 「ウインド仲間にジャズピアニストがいて、教えてもらった。1曲だけに絞って練習を重ね、駅にあるストリートピアノをこっそり弾いたことも。指先を通して身体と音が一体化する感覚が新鮮で、ピアノの魅力を理解できた。自分とは無縁の世界だと思っていたが、やってみることが大切。年齢は関係ない。『ネバー・トゥー・レイト』の言葉通りだ」

《石丸謙二郎(71)/俳優でナレーター。登山をテーマにしたラジオ番組『山カフェ』が人気》

岸野支部長

「若い世代に興味を」 自動車整備相模原支部

 国から認められた市内の整備工場で構成される神奈川県自動車整備相模原支部。関連団体や地元選出の衆議院議員、市長ら来賓を合わせて約100人が出席し、自動車整備業界の発展を誓った。

 会の冒頭で岸野富士雄支部長が役員とともに登壇。あいさつの席上では「自動車関連業界では相次ぐ認証不正問題により、日本の車の信頼がなくなりつつある。一刻も早く信頼を回復し、若い世代に興味を持ってもらうことが必要。マイカー点検や市民祭りへの参加を通じてこれからも自動車整備業界のPR活動に努めていきたい」などと話した。

※2月1日、けやき会館(中央区)

横山支部長

困っている市民のために 県行政書士会相模原支部

 本村賢太郎市長をはじめ、来賓含む約60人が参加し、新年のあいさつを交わした。

 神奈川県行政書士会相模原支部(横山正直支部長)・神奈川行政書士政治連盟相模原支部(小峰望支部長)のほかに、成年後見活動に取り組む行政書士団体、(公社)コスモス成年後見サポートセンター神奈川支部相模原地区(山口淳地区長)は、今年から共催に加わった。

 あいさつに立った横山支部長は「行政書士は地域の支えがあるからこそ成り立つもの。市民の皆さまが困っているいろいろなことを解決していきたい」と抱負を語った。

※1月25日、相模原市民会館(中央区)

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チェロの音色に身をゆだねて~玉川克コンサート 2月24日東海大学前タウンニュースホール

 人の声に近いといわれる楽器「チェロ」。その演奏で多くの人を魅了するチェリスト・玉川克さん=写真=が2月24日(月・祝)、東海大学前のタウンニュースホール(小田急線東海大学前駅南口徒歩1分)でコンサートを行う。

 玉川さんは、国内の主要オーケストラから客演首席奏者として招聘されるほかクラシック、ポップスなどジャンルを問わずレコーディングへの参加も多数。スーパー・チェロ・アンサンブル・トウキョウ、「硬派弦楽アンサンブル石田組」のメンバーとしても定期的に演奏を行う実力派。当日の演奏予定曲目は「無伴奏チェロ組曲第1番」(バッハ)、「セレナーデ」「トッカータ」(カサド)、「シチリアーノ」「夢の後に」「エレジー」(フォーレ)、「チェロソナタ第1番」(ブラームス)。奥深いチェロの音色に存分に浸れる。ピアノは宮㟢琴音さん。

 午後2時開演(1時30分開場)、3時30分終演予定。入場料2000円(予約制・自由席・未就園児入場不可)。予約は公演事務局【電話】0463・81・1211へ。

学びサポート研究会 70・80は華ざかり ソレイユで無料講座

 年齢にとらわれず、楽しいことに挑戦する無料講座「『人生100年』70・80は華ざかり!」が橋本のソレイユさがみで開催されている。主催はNPO法人学びサポート研究会(宍戸佳子代表理事=人物風土記で紹介)。全4回の講座で初回は終了したが、2回目以降の参加も可能。

 次回は2月25日(火)「マジックで遊ぼう!」、3月4日(火)「お話の世界を楽しもう〜朗読・紙芝居・絵本〜」、3月11日(火)「91歳が語る楽しい人生・まとめ」で、午後2時〜4時。定員25人。

 申し込みは同所【電話】042・775・1775。

初の県優勝 全国の舞台へ 広田ミニバスケットボールクラブ

 第45回県ミニバスケットボール決勝大会の決勝戦が1月25日、平塚総合体育館で開催され、広田ミニバスケットボールクラブが38対30で汐見台を破り、初の県制覇で全国大会への出場を決めた。

 チームは昨年の地区予選を3位で通過。年明けすぐに始まった決勝大会では快進撃を続け、県内の代表校を次々と退けていった。大会を振り返りゲームキャプテンの辻野璃風さんは「堅い守りから相手にシュートを打たせて、リバウンドを取り、走って点につなげられた」と勝因を話す。チームキャプテンの飯田瑛斗さんは「たくさんの人の支えに感謝したい。仲間と協力して勝てたからうれしい」と喜ぶ。

 これまでのチームの最高成績は県ベスト16。小柄な選手が多かったことから「堅守速攻」でしっかりと守り、走り切り、外から積極的にシュートを打つバスケを信条としてきた。今年は経験豊富な6年生が多く、大柄な選手が揃ったことで、チームコンセプトを上回る集団に成長したと内谷達郎監督は分析する。

 全国大会は3月末に開催。辻野さんは「初の全国大会なので楽しくやりたい」、飯田さんは「6年生最後の試合。全勝したい」と意気込む。

参加者同士で点てた茶をふるまう様子。中央が青山さん

相模原・淵野辺で外国人向け茶道体験 10人が日本の伝統文化に触れる

 在住外国人向けの茶道体験イベントが2月15日、「春露庵(しゅんろあん)」=相模原市中央区=で開催された。市のさがみはら国際交流ラウンジが主催する「International Salon mini」の一環として開催されたもの。

 当日はアルゼンチンや台湾など様々な出身地の参加者10人が集まった。初めて茶道に触れるという参加者ばかりで、最初は緊張した面持ちだったものの、講師の点てた茶を飲み、実際に自分でも茶を点てる体験をするうち、次第にリラックスした表情に変わっていった。

「おもてなしの心に触れられた」

 参加者の中には、初めて味わう抹茶の苦さに驚く人や、生菓子の美しさに感心する人も。終了後、参加者は「茶道を通して、日本の文化や歴史、おもてなしの心に触れることができた」、「茶室は居心地がよくて、帰りたくないくらい」などと感想を話した。

 主催者は、「いつもは外国の方々に向けて、生活上のルールやマナーをお伝えする生活ガイダンスを定期的に開催しているが、今回のようなイベントを通して、日本の文化に触れる良い機会を提供できたと思う。今後も様々なイベントを開催し、国際交流を促進していきたい」と語った。

茶室「春露庵」とは

 今回のイベントが開催された茶室「春露庵」は、約30年の歴史を持つ本格的な茶室。オーナーが高齢化のため手放す意向を示し、一時は解体の危機に直面していたが、茶道講師の青山多佳子さんの熱意と、所有者である谷津建設の谷津弘社長の理解により、昨年存続が決まった。現在は、青山さんが主宰する茶道教室「白珪会」として使用されている。青山さんは「一人でも多くの人に茶道の素晴らしさを伝えたい」と話しており、今後もこうした催しを積極的に受け入れていく方針だ。

署の講堂で働きがいについて話す田中社長

「働きがい」北署で力説 永田屋・田中社長が講演

 相模原北警察署で1月29日に署員の教養を広めるための研修会が行われ、橋本に本社を構える葬祭業の株式会社永田屋の田中大輔代表取締役が働きがいについて講演した。

 昨年末に、金成保廣署長が永田屋で実践する働きがいへの考え方に共感し、今回の研修が実現。「働きがい〜組織を一枚岩にする理念目的の力」と題して行われた。

 田中社長は約70人の署員を前に40分ほど力説。葬儀会社と警察の共通点として、「24時間365日、緊急性が高く、働きやすさの視点では難しさがある」としたものの、「働きがいを高めるために、一緒に働く人との人間関係や職場環境は自分たちでより良くしなくてはならない。自分の働く目的を警察の存在意義とつなぎ合わせることで、間違いなく働きがいは高まる」と説いた。研修を受けた署員は「初心に戻って自分の目的を見つめ直す良い機会になった」などと話した。

 田中社長は「自分の人生観や価値観が警察の仕事に結びつき組織の自信を高めて、市民生活や命を守るため、さらなる社会秩序の維持、業務を全うすることの一助になってもらえればうれしい」と話した。

犬の散歩をかねた「ながら見守り」事業の説明も行われる(写真はイメージ)

イヌとの生活を考える  緑区合同庁舎で講演会

 相原・橋本合同地域ケア会議地域づくり部会が主催する講座「ヒトとイヌとの生活を考える〜その効果と可能性〜」が3月7日(金)、午前9時30分から11時15分まで緑区合同庁舎4階集団指導室で開催される。

 犬の散歩をかねた地域の「ながら見守り」を通じ、介護予防・認知症予防と安心・安全な地域づくりを進めることを目的とした事業「わんわんウォーキングdeパトロール」のキックオフ講座として開催される。

 講師を務めるのは麻布大学獣医学部の菊水健史教授。菊水教授は東京大学農学部獣医学科卒業で、イヌとヒトとの絆を科学的に証明した研究で、科学雑誌「サイエンス」の表紙を飾るなど、さまざまなメディアへの出演歴を持つ。当日は、表題の講演のほかに事業の説明も行われる。

 参加無料。定員は先着70人。対象は橋本地区在住の人のほか、今回のテーマに関心のある人。なお、わんわんウォーキング事業については、介護予防活動支援の位置づけのため、おおむね50歳以上が対象となる。

 申し込み、問い合わせは市社会福祉協議会緑区事務所【電話】042・775・8601(平日午前9時から正午、午後1時から5時)。

「はて?」をテーマに演じた市民参加型演劇

「良いきっかけづくりになった」 男女共同参画さがみはら主催 サーラまつり 

 特定非営利活動法人男女共同参画さがみはら(NPO法人サーラ/福原信広代表理事)が主催するサーラまつりが2月11日、ソレイユさがみで行われた。

 当日は「女性活躍推進」をテーマに、午前は講演やパネルディスカッションが行われ、多くの観客が耳を傾けた。午後には、市民参加型演劇「はて?から紡むぐ、わたしたちの物語」が上演され、生活の中で出てくるジェンダーの「はて?」などについて疑問を投げ掛けた。

 イベントを終え、福原代表理事は「午前中の講演では、新たな気付きや問題意識が芽生え、男女共同参画を考えるきっかけになった。また、演劇では、他人の『はて?』を自分事に考えることが自分の成長にもつながるし、それを発言し合えること、コミュニケーションをとることが大事ということに気付かされた。それぞれがそれぞれに良いきっかけづくりになったのでは」と話した。