都筑区版【3月6日(木)号】
のはらネットワーク

都筑の「未来」育成に貢献 2個人・1団体に県表彰

 青少年の健全育成に貢献のあった個人・団体を表彰する「神奈川県青少年育成活動推進者表彰」で、都筑区から青少年指導員の清水秀昭さん(61)と岡村稔さん(59)、子育て支援事業などを行う「NPO法人のはらネットワーク(山田由美子理事長)」が表彰された。

 同表彰は、青少年の健全育成活動に熱意を持ってあたった個人・団体に対し、神奈川県子ども・若者施策審議会若者施策検討部会部会長が表彰するもの。今年度は個人88人と団体5組が受賞した。

住みやすい街に

 清水さんは、中川に住んで30年。40歳の頃に「住んでいる街にもっと関わろう」と地域活動に参加し始めた。中川地区青少年指導員になったのは2006年。18年からは地区長として、イベント企画や運営をはじめ、地域のさまざまな取組に参加している。青少年指導員のほかにも、杉山神社の若杉会会員や都筑民家園の理事など、多くの肩書きを持ち、地域活性化に向けた活動に尽力している。

 清水さんは「『都筑区をもっと住みやすい街に』と活動を続けてきた。今までの取組が認められてうれしい」と喜びを語った。

子どもたちの帰る場所に

 岡村さんは、かしの木台ハイツ自治会の会長時、会員の推薦を受けて、06年から荏田南地区青少年指導員に。以降、荏田南連合自治会主催のイベントなどに参加し、青少年育成に努めている。活動のやりがいは「地域の輪の広がり」を実感できること。

 受賞については、「特別なことは何もしていないので恥ずかしい」と照れ笑いを浮かべる。

 岡村さんは「荏田南が好き。子どもたちにとっても『帰ってきたいと思える場所』であるよう、少なくとも定年までは青少年指導員の活動を続けたい」と意気込む。

みんな違ってみんないい

 NPO法人のはらネットワークは、02年に区内の子育て経験を持つ12人で設立(当時の名称は「めーぷるここ」)。「自然の中であそぶ」ことを重視し、一時保育をはじめ、多様な子育て支援事業を行っている。

 山田理事長は「子どもも親もスタッフも、一人の人間として尊重して、それぞれの意思に耳を傾けることを大切にしている。こどもたちに『みんな違って、みんないい』と感じてもらえるように」と理念を語る。

 受賞を受け「都筑区は子育てがしやすい街。親と子、双方に優しい環境があることは、とてもありがたい」と周囲への感謝を語った。
災害用トイレトレーラー=横浜市提供

横浜市 機動的な避難設備導入へ 全国初「TKB」で環境改善

 横浜市は災害時の避難生活支援策として来年度、全国の自治体として初めて、トイレ・キッチン・ベッドの「TKBユニット」を導入する。公園などでの設置を想定し、今後、運用方法を検討していく。

 市は昨年の能登半島地震の状況などを踏まえ、地震防災対策を大幅に強化するため、3月中に「新たな地震防災戦略」を策定する予定。市民から避難所のトイレやプライバシー、就寝環境を心配する声があることを受け、誰もが安心して避難生活を送ることができるようにする備蓄品などの購入のため、25年度予算に9億7412万円を盛り込んでいる。

 災害時の避難所に必要とされる「トイレ・キッチン・ベッド」を略したTKBユニットは、従来の地域防災拠点とは別に、新たな避難生活支援策の一つとして取り入れる。25年度はトイレトレーラー5台、キッチンカー1台、簡易ベッド(コット)300台を購入する。被災状況に応じて公園や競技場などでの設置を想定している。

 能登半島地震では、災害後の避難生活による体調悪化などが原因で亡くなる「災害関連死」が300人を超えた。市は避難所の環境改善の一環として、全国の自治体に先駆けてTKBユニットの導入を決めた。電源や居住用テントなど付随する資機材も併せて購入、試験的に導入する。これらの予算額は3億2千万円。

能登での支援実績も

 市総務局によると、ユニットを使う対象者や具体的な運用方法は「イタリアなどの先進事例を基に、今後検討していく」としている。市は「災害用トイレトレーラー」を約1年間、輪島市の避難所に派遣し、支援活動を行った実績もある。トイレトレーラーは、水洗用のタンクや手洗い場が備え付けられた移動式の仮設トイレで、洋式便器が備わっている。仮設トイレは和式が多いため「きれいで使いやすい」という声もあったという。

バイオリニスト都筑区民文化センター「ボッシュホール」のこけら落とし公演に立つ 東 亮汰さん 大棚町出身 25歳

弓で奏でる文化の未来

 ○…区民待望の文化施設。そのこけら落とし公演に抜擢された。ホールの建つ場所が、更地だった当時を知る地元出身者として、「このような素晴らしいホールができ、うれしい。こけら落とし公演で演奏できるのは光栄」と満面の笑みを浮かべた。チケットは早々に完売。地元をはじめ聴衆の期待の高さがうかがわれる。自身の演奏を通し、「クラシックを身近に感じてもらい、リラックスして楽しんでもらえれば」と本番に挑む。

 ○…母がアマチュアオーケストラで弾いていたこともあり、生活の一部だったバイオリン。1歳の頃から玩具代わりにあてがわれた小さなバイオリンをきっかけに、4歳から習い始めた。「多くの楽曲に関われ、弦と弓の摩擦から生まれる美しい音色にロマンを感じる」とバイオリンの魅力を語る。

 ○…中川小、中川中を経て、桐朋学園へ。桐朋学園大学音楽部を首席で卒業し、NHK交響楽団などとの演奏のほか、国内外のコンクールで多数受賞。2019年、国内最高峰の日本音楽コンクールで第1位を獲得。昨年、第30回ヨハネス・ブラームス国際コンクールで第2位となり「都筑スポーツ・文化賞」を受賞した。

 ○…現在のスケジュールは公演で一杯。リハーサルと本番、それに備えた練習に明け暮れる毎日。「休みの日の方が落ち着いて練習できるし、はかどる。練習することで余裕が生まれ、気が休まる」と苦笑した。バイオリンと同様、憧れていたのが指揮者。「いずれ機会があれば」と勉強を重ねている。「欧州中心のクラシック界を『クラシックなら日本』となるような環境を作れたら」という大きな夢のため、「今自分にできる事をしていきたい」と未来を見据える。

賞品の一部(市提供)

横浜市庁舎で環境問題学べるデジタルスタンプラリー 3月24日まで

 横浜市は市民の環境問題への関心などを高めようと、「YOKOHAMA GO GREEN デジタルスタンプラリー」を市庁舎で開催している。3月24日(月)まで。

 このスタンプラリーは、市の脱炭素応援キャラクター「バクバク」などと共に市庁舎を探検しながら、市の脱炭素施策や環境問題への取り組みを学ぶというストーリー。プラスチックごみの分別や地産地消のほか、次世代型太陽電池などの知識が得られる。AR(拡張現実)技術が駆使されており、スマートフォンから参加できる。アプリのダウンロードなどは不要。

 市庁舎1階から3階にある6カ所のスポットに設置されたパネルにスマホをタッチすると、スタンプラリーが開始。全てのスタンプを集めると、コンプリート画面からバクバクのオリジナルスマホ壁紙がもらえる。

 さらに、横浜市民はコンプリート後にアンケートに答えると、プレゼント賞品が当たる。賞品は、イーオ・ミーオエコバッグ&リフレクターセットの「イーオ・ミーオ賞」、文房具セットの「横浜農場賞」、横浜みどりアップ葉っぴー巾着&ミニタオルセットの「横浜みどりアップ葉っぴー賞」の3種類。各賞15人、計45人。

互いに感謝を伝え合った、地域住民とハウスクエア横浜職員

ハウスクエア横浜 「30年間ありがとう」 感謝祭に2千人来場

 住宅展示場「ハウスクエア横浜」で2月24日、「最後の大感謝祭」が開催された。感謝祭は、28日の同施設閉館に伴い催され、別れを惜しむ地域住民ら約2千人が訪れた。

 会場では、横浜都筑太鼓やつづきジャズオーケストラが演奏を披露したほか、ご当地キャラクターの「つづきあい」、「つづきたい」、「えだきんぎょ」が駆け付け、子どもたちにバルーンをプレゼントした。エントランスのガラスには、地域住民から寄せられたメッセージやイラストが描かれ、足を止めて眺める人の姿も見られた。

 感謝祭の最後には「さよならPARTY」が開かれ、約130人が参加。作・編曲家の岩室晶子さんが作曲した「ありがとうハウスクエア横浜」を合唱し、笑顔で感謝祭を締めくくった。

 同施設を運営する、株式会社日本住情報交流総合センターの黒沢聡代表取締役社長は「地域住民に支えられてきた30年。皆様には感謝しきれない」と謝辞を述べた。

能登半島地震の教訓を語る区職員の鮫嶋さん

つづき防災セミナー 「絶対必要」、トイレの備え 能登半島地震の教訓訴え

 東日本大震災が発生した3月11日を間近に控え、 区内の地域防災拠点運営委員会の委員などを対象にした「つづき防災セミナー」が、都筑区福祉保健活動拠点「かけはし都筑」で開催された。都筑区災害ボランティアネットワークと社会福祉法人都筑区社会福祉協議会の共催。

 今回が2回目となるセミナーには約30人が来場。「能登半島地震の教訓を生かし災害に備える」をテーマに、発災時、社協に設置される災害ボランティアセンターの役割や実際に能登半島地震で支援活動を行った区職員による教訓、災害の備えとしての保険などについて紹介された。

同じでは足りない

 区総務課危機管理・地域防災担当係長の鮫嶋駿樹さんは、能登半島地震の被災地支援として、最大震度7を記録した石川県志賀町で活動した。鮫嶋さんは人口や人口密度、避難所の数などを志賀町と都筑区で比較し、「能登半島の被災地と同じ準備では足りない」と説明。自助、共助に対する事前の取り組みの重要性を語った。また「発災時は被災した区民や行政職員も災害対応に当たらなければならないため、災害対応の役割を担う役割の人は、より備蓄など『自助』の備えを」と呼びかけた。

「便器」を守る

 災害発生時、指定の避難所(地域防災拠点)ですべての住民を受け入れることは難しいため、市では「在宅避難」を提唱する。鮫嶋さんは「自宅損壊などの場合は迷わず避難して欲しい」と話す一方で、「普段から備蓄を徹底することで『在宅避難』の選択が可能となる。在宅避難ならプライベートの確保や、感染症、避難所生活による体調不良、ストレスのリスクを低減でき、避難所での支援が必要な人に必要な支援を回せる」とメリットを語った。

 備蓄は、食糧や飲料水と共に、非常時用簡易トイレの必要性を指摘。「空腹は我慢できても、排泄は我慢できない」と、最低1日5回×3日分の15個、できれば1週間分の備蓄を推奨した。

 トイレは、断水の場合流せなくなるため、発災後、断水の可能性がある時点で非常用トイレを使い。「便器を守って」とアドバイス。「簡易トイレは断水になってから調達しようと思っても、間に合わない。いざの時のために揃えておくのが安心」と提案した。また、トイレットペーパーの約4割が静岡県で生産されており、南海トラフ地震が発生した場合、東海地方は大被害に遭う恐れがあることから、「日頃から少し余裕を持って買い足して」と促した。

マンション防災を考える 23日、NPOがフォーラム

 認定NPO法人かながわ311ネットワークが主催する「よこはまマンション防災フォーラム」が3月23日(日)、横浜市役所スペースA・B(1階フロア)で開催される。午後1時から4時30分。

 内容は、基調講演と市内マンションの防災委員会による事例紹介、市からの情報提供、パネルディスカッションなど。

 基調講演では一般社団法人宮城県マンション管理士会会長の高橋悦子さんが「大地震に備えるマンション管理組合の防災」をテーマに、東日本大震災当時の様子や発災前にできる備えなどについて語る。

 また事例紹介では、よこはま防災力向上マンションソフト+(※)の認定を取得している都筑区内の港北ファミールハイツ防災委員会などが登壇する。

 参加費は無料。対象は市内マンションの防災担当者(各マンション2人まで)。定員は80人で、定員になり次第締め切り。参加者全員にマンション防災減災事例ブック(2冊セット)がプレゼントされる。

 問合せは同ネットワーク【電話】070・5577・0864まで。

※防災対策を実施しているマンションのうち、防災活動などのソフト対策を実施しているマンションを「ソフト認定」、建物全体の対策を実施しているマンションを「ハード認定」としてそれぞれ認定。地域との連携が図られているマンションは更にそれぞれ「ソフト+(プラス)認定」「ハード+(プラス)認定」として認定。

窓にペイント虹色アート ビーコルC(センター)

 センター北駅近くの横浜ビー・コルセアーズの拠点「ビーコルセンター」にカラフルなウインドウアートが登場した。

 絵は、岩崎学園横浜デジタルアーツ専門学校=港北区=の総合デザイン科1年生7人が、同センターを活用した地域の賑わいづくりのために描いたもの。学生が絵を描いた窓の大きさは、縦約1・8m、横約3mで、約40cm四方の小窓で縦4等分、横7等分に仕切られている。7人の学生たちは、それぞれ縦1列の窓を使い、バスケットボールや横浜、海賊などをテーマに作画。二日がかりで完成させた。
終了証を手にする橘さん

犯罪被害者に寄り添う ボラ養成講座を修了・橘さん

 中川中央で総合建設業を営む橘勝也さん(株式会社創造開発設計代表取締役)が、(公社)神奈川被害者支援センターの「犯罪被害者支援ボランティア養成講座」の上級を修了した。

 同講座は、同センターと神奈川県、神奈川県警の3者で組織する「かながわ犯罪被害者サポートステーション」=神奈川区=のボランティアに従事する人のための講座。同センターと自治体、警察が一体となって犯罪被害者を支援する組織は全国で神奈川県が唯一。

 加害者の更生を支援するため、10年以上前から保護司として活動している橘さんは、「被害者のために何かできないか」と考え、同センターへの寄付を続けていた。昨年、ボランティアとして自ら被害者の力になりたいと同講座を受講。このほど半年に及ぶ講座をすべて修了した。上級を修了した橘さんは、相談者として活動意思の聞き取りや面談を受け、理事会の承認を得た後、月2回程度の電話相談ボランティアとして従事できるようになる。橘さんは被害者の話を聞き、寄り添うことで「少しでも気持ちを楽にしてもらえれば」と話した。

関東大震災の虐殺事件 追悼実行委が講演会 3月22日、かながわ労働プラザ

 「関東大震災時朝鮮人虐殺の事実を知り追悼する神奈川実行委員会」は3月22日(土)、元県立高校教員で、日朝協会会長の関原正裕さんによる講演会を開催する。公益財団法人横浜YMCAと一般社団法人神奈川人権センターとの共催。会場はかながわ労働プラザ(石川町駅北口徒歩3分)4階。時間は午後6時から8時。

 講演のテーマは「埼玉の自警団事件と国家責任」。参加費は資料代1000円(同会会員は800円、学生は無料)聴講希望者は申込みフォームから。定員は70人。当日申込みあり。

 問合せは天野さん【携帯電話】090・8815・0150。

伊勢ヶ濱部屋の力士と相撲を取る子どもたち

新横浜公園に相撲場完成 照ノ富士親方が市に寄贈

 伊勢ヶ濱部屋・照ノ富士親方(元横綱)から横浜市が寄贈の申し出を受けた「新横浜公園相撲場」(土俵)が完成した。2月22日には「お披露目会」を開催。照ノ富士親方は、「横浜から、将来の関取、そして大関、横綱が誕生すれば」と期待を寄せた。供用開始は4月からの予定。

 相撲の競技人口が減少していることを懸念して、「国技である相撲に興味を持つ子どもが増えてほしい」という思いで寄贈を申し出たという照ノ富士親方。照ノ富士後援会の協力のもと、横浜市に相談し、スポーツが盛んに行われている新横浜公園に整備されることになった。相撲場は鉄骨造の屋形で、15m四方の大きさ、土俵は競技大会も開催できる規格になっている。照ノ富士親方は、「理想通りの立派な土俵になった」と話し、「無理やりにでも子どもたちを連れてきて相撲と触れ合う機会を作ってほしい」と来場者を笑わせた。

 式典では、寄贈を受けた山中竹春市長が照ノ富士親方に感謝の意を示し、「港北区は子ども相撲大会が行われるなど相撲が盛んな地域。この相撲場が子どもたちの成長と交流の場になれば」と期待を寄せた。

「ちびっこ相撲」開催

 お披露目会では、同部屋力士と小学生25人による「ちびっこ相撲」や中・高生17人との模範稽古も行われた。「ちびっこ相撲」では、子どもたちは3人ずつ力士に挑んだ。力士らは、子どもたちを抱えたり、まわしに手をかけ持ち上げるなどする場面も。模範稽古では、新名学園旭丘高等学校=小田原市=相撲部(岸田光弘監督)14人と中学生3人が参加。迫力のある稽古に、来場者らは感嘆の声を上げた。

 相撲場披露にあわせ、相撲人口増加に向けて「伊勢ヶ濱部屋横浜相撲クラブ」も立ち上がった。小中学生を対象としており、4月から活動を開始する。岸田監督が指導を務める予定で、「相撲に触れ合いながら子どもたちの人間力を養っていきたい」と話した。

 相撲場の窓口は同公園指定管理者、運営は同クラブが担当する。

<PR>
【LINE読者限定プレゼント】
【LINE読者限定プレゼント】
毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼント!ギフト券以外のプレゼントもあるかも!是非チェックしてみてください。 (続きを読む)
賞品総額150万円

商店街巡りで豪華賞品 デジタルスタンプラリー

 (一社)横浜市商店街総連合会(石川清貴会長)が主催する「よこはま あっち!こっち!商店街ウォーク デジタルスタンプラリー」が、3月31日(月)まで開催中だ。

 これは同事業に参加する約150の商店街に一つずつ設置されたスポット店舗の店頭ポスター内二次元コードを読み込むと、スタンプを貯めることができる。取得スタンプ数に応じて、横浜の人気ホテルのペア宿泊券(10万円相当)やペアランチ券(1万円相当)、5000円相当の共通商品券が抽選で126人に当たる。参加は無料でアプリのインストールも不要。詳しくは市商連のホームページで確認を。

女性の不安・困りごとは 神奈川県の相談窓口へ

 神奈川県では、不安や困りごとに悩む女性を対象に、LINEや電話、メールで相談できる窓口を設置している。

 『かながわ女性の不安・困りごと相談室』では、「生活が苦しい」「どこにも居場所がない」など不安や生活上の課題を抱える県内女性を対象に相談を受け付けている。

 パートナーから「暴言を吐かれる」「生活費を渡してもらえない」「交友関係を監視される」など、様々な暴力に関する相談は『かながわDV相談LINE』へ。匿名でも相談可能。どんな小さな困りごとでも一人で悩まずに相談を。

みぞれ降る中、神輿渡御 淡島社で例大祭

 縁結びや厄除けの女神を祀る淡島社=折本町=で3月3日、例大祭が開催された。

 例大祭は江戸時代から続く伝統行事で、桃の節句に合わせて行われている。

 この日は、最低気温1・5℃。みぞれの降る中、神輿会「淡島睦會」のメンバーらが「セヤ、サー」と大きな掛け声を上げて神輿を担ぎ、街中を練り歩いた=写真。

会場となる横浜BUNTAI

8月、横浜に卓球の世界トップ選手が集結 BUNTAIで「WTTチャンピオンズ」

 卓球の世界トップ選手が集まる国際大会「WTT(ワールドテーブルテニス)チャンピオンズ」が8月7日から11日まで、横浜BUNTAI=中区=で開催されることが発表された。

 WTTチャンピオンズは男女ともに世界上位の32選手が出場する大会。今年は3月の中国・重慶を皮切りに全6大会が行われ、横浜大会は3大会目となる。WTTチャンピオンズが日本で行われるのは初めて。横浜では世界卓球選手権が2009年に横浜アリーナで行われたことがある。

 主催のWTTのスティーブ・デイントンCEOは「このイベントは卓球の素晴らしさを称えるだけではなく、卓球が最も熱狂的な地域である横浜で卓球を発展させるという我々のコミットメントの継続を象徴している」とコメントしている。

寄付求む、子ども向け本  22日、区民ホール

 つづきっこ読書応援団は、読書推進とごみの減量化を目的に3月22日(土)、家庭で不要になった子ども向け本を「リユース図書」として募集する。区総合庁舎1階区民ホールで、午前10時から午後3時。

 提供された本は、都筑図書館や学校図書館、幼稚園、保育園、市民利用施設などの図書コーナーで活用される。汚れや破損の著しいもの、政治、宗教活動の普及宣伝を目的とするものなどは不可。問合せは区地域振興課資源化推進担当【電話】045・948・2241。

子育ての「気まずい」を相談 かけはし都筑で3月23日

 親と子のつどいの広場「ハッピーひろば」の5周年記念事業「気まず〜いはチャンス」が3月23日(日)、かけはし都筑(荏田東4の10の3)で開催される。午前10時から11時30分。

 講師に「NPO法人せたがや子育てネット」代表理事の松田妙子さんを迎え、「周りの親が気になる」、「おもちゃの取り合い」など、子育ての際に起こる「気まずいシーン」を受け止めるヒントについて話し合う。

 参加費は500円。興味のある人なら、誰でも参加可能。定員は15組。申し込みは、3月15日(土)までにフォーム、または【1】参加者全員の氏名、【2】子どもの月齢・年齢、【3】携帯番号を記載のうえメール(info@h-k.yokohama)で。

 問い合わせは、ハッピーひろば【電話】045・777・9133へ。

<PR>
【26卒】【3/13会社説明会】神奈川県・東京多摩地域の地域情報紙「タウンニュース」新卒採用
【26卒】【3/13会社説明会】神奈川県・東京多摩地域の地域情報紙「タウンニュース」新卒採用
神奈川県全域・東京多摩地域で地域情報紙を発行している「株式会社タウンニュース社」(本社・横浜市青葉区荏田西)では、2026年4月入社の新卒社員を募集しています。 (続きを読む)
各地の特徴が盛り込まれた「御庁舎印」(表)

役所で「御庁舎印」巡り 市の若手職員が初企画

 横浜市は市役所と全18区役所で、各庁舎をモチーフとした御朱印の庁舎版「御庁舎印」の販売を2月10日から始めた。市の若手職員が区局横断で新規事業の立ち上げなどにチャレンジする仕組み「横浜創造100人隊」による取り組みの一つ。

 市民や観光客が「御庁舎印」収集のため各庁舎を巡ることで、まちの新たな魅力発見につなげる目的で企画されたもの。通常はがきサイズの紙製で、表面には庁舎や区の木・花、名所など、裏面には庁舎やまちに関する情報が掲載されている。

 6区ずつ3期に分けての実施で、2月21日までは神奈川、南、金沢、中、港南、栄、25日から3月7日(金)までは鶴見、保土ケ谷、戸塚、西、旭、瀬谷、3月10日(月)から21日(金)までは磯子、緑、都筑、港北、青葉、泉の各区役所で、売店及び庁舎内の自動販売機で平日のみ販売する(都筑区は1階売店)。時間帯は各区庁舎により異なる。市役所では市庁舎の印を3月21日まで毎日販売している。

 一枚300円(税込)で、10種類購入した人は集めた印を収納できる「御庁舎印帳」が市庁舎でもらえる(数量限定)。企画の担当者は「足を運んだことのない区庁舎を訪れ、楽しみながらまちへの理解を深めてほしい」と語った。問い合わせは市総務局行政マネジメント課【電話】045・671・4774。

受賞した個人・団体・企業

交通安全の功労者を表彰 4者合同で授与

 都筑区交通安全功労者合同表彰式が2月27日、都筑区役所で開かれ、積極的に交通事故防止に取り組んだ個人や団体、企業などが表彰された。主催は都筑区交通安全対策協議会、都筑警察署、都筑交通安全協会、都筑安全運転管理者会。

 都筑区交通安全対策協議会の会長を務める佐々田賢一区長は「これからも『安全・安心なふるさと都筑区』として、交通安全活動にご協力いただきたい」と呼びかけた。 

 受賞者は以下の通り(敬称略)。

■都筑区交通安全対策協議会功労者表彰/【個人】▽塚越竹四郎(東山田連合町内会)▽中井正人(山田連合町内会)▽早川秋四(中川連合町内会)▽岸幸夫(勝田茅ケ崎地区連合町内会)▽佐藤嘉一(佐江戸加賀原地区連合自治会)▽角田忠男(川和地区連合町内会)▽志村一夫(荏田南連合自治会)▽鈴木正明(渋沢連合自治会)▽上月美希子(都筑交通安全協会)▽大橋智惠子(都筑交通安全母の会)▽高野美津夫(都筑区老人クラブ連合会)【団体】▽株式会社グリーンディスプレイ(都筑安全運転管理者会)▽南山田小学校下校時パトロール「見守りタイ」(都筑区PTA連絡協議会)

■都筑警察署長・都筑安全運転管理者会会長連名表彰/【優良事業所】▽ボルボ・カー横浜港北

■都筑安全運転管理者会会長表彰/【優良事業所】▽千代田建設株式会社▽株式会社ヤナセ横浜港北支店【優良管理者】▽長行司芳久(株式会社ヤナセオートシステムズ)

横浜市内40代男性がはしか感染 ベトナムから帰国後に発症、発表は2日連続

 横浜市は2月27日、市内の40代男性がはしか(麻しん)に感染したと発表した。26日には20代女性の感染が発表されており、今年、市内では2例目。両者の関連性はないという。

 男性は2月9日にベトナムから帰国し、18日に倦怠感、19日に発熱と下痢、23日に咳と発疹が出た。25日に市内の医療機関を受診し、27日に遺伝子検査ではしかと判明した。予防接種は1回受けているという。

 感染可能期間中、男性は2月18日午後0時30分から1時頃まで「すき家」厚木長谷店、23日午前1時から2時頃まで羽田空港第3旅客ターミナル2階到着ロビーを利用していた。市はこれらの施設を同時間帯に利用し、利用後10日前後経ってから発熱などはしかを疑う症状が現れた場合は、医療機関に事前連絡の上、受診するよう呼びかけている。

 市によると、現在、はしかは東南アジアやアフリカなどで流行しており、海外感染後に帰国して発症するケースが増えているという。非常に感染力が強く、空気感染、飛沫感染、接触感染し、抗体がない人はほぼ100%発症する。市は海外渡航予定者に対し、渡航前にはしかの抗体確認や予防接種を検討するよう促している。

 夜間・休日の医療機関案内は、かながわ救急相談センター(♯7119)(直通ダイヤルの場合は【電話】045-232-7119または【電話】045-523-7119)へ(24時間、年中無休)。

表彰式で笑顔を見せる受賞者

美化推進活動に表彰 7人、4団体が受賞

 「つづき3Rまちの美化推進功労者」の表彰式が2月26日、都筑区役所で行われ、個人7人・団体4組が表彰を受けた。

 表彰は、区内の美化や横浜市一般廃棄物処理基本計画の推進に功績のあった個人、団体に贈られるもの。受賞者らは、長年のごみの清掃や地域の美化活動への参加などが評価された。

 佐々田賢一区長は「都筑区は緑道などの自然が豊かな街として、地域住民に愛されている。これは、長年にわたり美化活動に努めてくださった地域の皆様のおかげ」と感謝を述べた。

 受賞者は以下の通り(敬称略)。カッコ内は推薦連合町内会自治会。

 【個人の部】▽野茂末広(山田連合町内会)▽佐藤智恵子(かちだ連合自治会)▽佐藤由夫(新栄早渕連合町内会)▽白川武治(池辺町連合自治会)▽清水順子(佐江戸加賀原地区連合自治会)▽神原茂(渋沢連合自治会)▽川田実(茅ケ崎南MGCRS連合自治会)▽大坂浩二(ふれあいの丘連合自治会)

 【団体の部】▽東光会(東山田連合町内会)▽茅ケ崎中央町内会(勝田茅ケ崎地区連合町内会)▽影渕公園愛護会(川和地区連合町内会)▽荏田南二丁目自治会(荏田南連合自治会)

N.U.の歌にあわせ踊るスタッフら

「いじめストップ!」を約束 横浜でピンクシャツデー

 「いじめストップ!」を合言葉に、多様性を尊重し、誰もが生きやすい社会を目指すイベント「ピンクシャツデー2025in神奈川」が2月26日、横浜駅東口地下2階の新都市プラザで開催された。

 ピンクシャツデーは、ピンクのシャツを着用したり、ピンク色のものを身に付けることで「いじめ反対」の意思表示をする日のこと。カナダで始まったアクションで、2月の最終水曜日をピンクシャツデーとし、世界180カ国以上でさまざまなイベントが開催されている。神奈川県では2月をピンクシャツデー月間とし、26日を中心に、県庁や横浜市役所、小田原城など県内の公共施設や観光施設をピンクでライトアップするなどの啓発イベントや周知活動を展開した。

 イベント当日は、県やいじめ問題に取り組む団体の活動などが紹介されたほか、横浜で活動するアコースティックデュオで、ピンクシャツデーのキャンペーンソングを歌う「N.U.」のミニライブなどが行われた。

 イベントの代表推進委員で、特定NPO法人神奈川子ども未来ファンド=中区=常任理事の山崎美貴子さんは「今日のイベントを自分の行動を振り返るきっかけとし、『いじめストップ!』を皆で約束して欲しい」と呼びかけた。

 

 

じつなり代表(右)と佐々田区長

ことさんちを区長が視察 県の表彰受けて

 昨年12月、「かながわ子ども・子育て支援大賞」の「大賞」を受賞した「ことさんち(じつなりことみ代表)」を2月23日、佐々田賢一区長が訪問した。佐々田区長は受賞の祝辞を述べたほか、活動にも参加した。

 ことさんちは「いろんな形の親子が特別視されることなく生きやすい社会をつくる」ことを目的に、里親子や養子縁組親子の交流の場、子育て相談や人生相談も可能な「あかちゃんの会とおもちゃ広場」などの提供を行っている。

 この日は、市内から養育里親子・養子縁組親子合わせて14組が訪れ、ことさんちの活動に参加。子どもたちから声をかけられ、区長が笑顔で応答する様子も見られた。

 じつなり代表は「今後は区役所で啓発パネル展を開催するなど、区とも連携しながら活動の幅を広げられたら」と展望を語った。

 

 

ソニーブースの体験コーナー

カメラの祭典「CP+2025」が開幕 パシフィコで3月2日まで、新製品体験が人気

 カメラと写真映像の展示会「CP+(シーピープラス)2025」が2月27日にパシフィコ横浜で始まり、3月2日まで行われる。主催は一般社団法人カメラ映像機器工業会。

 過去最多の125の企業・団体が出展し、会場スペースも例年より拡大した。多くのカメラメーカーがこのイベントに合わせて新製品を発表しており、ソニーの新しい単焦点レンズ「FE 16mm F1.8 G」を体験できるコーナーには長い列ができていた。そのほかのブースでは、動画撮影を意識したカメラや画像や映像が簡単に編集できるアプリやソフトが多く見られた。

 午前10時から午後6時(最終日は午後5時まで)。入場無料(要事前登録)。登録は公式サイト(https://www.cpplus.jp/)から。