平塚・大磯・二宮・中井版【5月9日(金)号】
Live119を使用した様子(提供写真)

平塚市 119番通報を映像で システム導入で的確に

 平塚市は4月から、通報者のスマートフォンで撮影した映像を、消防指令センターに送信する映像通報システム「Live119」を導入している。通報者が言葉では伝えることが難しい場面でも、通信指令員が映像で確認できるため、早期に火災や交通事故などの災害状況を把握でき、迅速かつ的確な消防活動につなげていく。

 消防指令センターでは、平塚市・大磯町・二宮町の1市2町からの通報を受けている。

 平塚市では消防・救急業務の高度化に取り組んでいるほか、119番通報の6割以上がスマホなどの携帯電話からであることから、同システムを導入したという。

 救急通報では、けが人や急病人の様子を映像で確認することで、通信指令員が止血や胸骨圧迫(心臓マッサージ)などの応急手当を具体的に指示。応急手当の説明動画を通報者のスマホに送ることもできるため、救急車が到着する前に、効果的な応急手当が可能だ。

 また、災害発生場所が分からない通報者の場合でも、映像や位置情報を活用することで正確な通報場所が確定できるほか、状況を視覚的に確認できるため、これまで以上に的確な消防活動を行うことができる。

 導入に先駆け、平塚市では2024年10月1日から25年3月31日の期間、実証実験を実施。366件に協力を要請し、272件が映像通報に成功した。本格的に導入された4月1日から25日現在では、21件に協力要請をし、19件が成功。実証実験中には、心肺停止の患者に対し、心臓マッサージの指導を行った事例もあるという。

 市消防本部では「具体的に指導したいことがある場合や、電話通報だけだと把握が難しい場合、患者以外からの通報で複数人居合わせている場合などに、Live119を要請する場合があります。スピーカーモードに切り替えられるように、操作を覚えておいてほしい」と呼びかけている。

タブレットで通話しながら稽古する様子

日本空手協会相州二宮 ウクライナに道場分室 英語で交流「いつか日本に」

 日本空手協会相州二宮(原伸定代表・54)が、ウクライナの首都キーウ在住のユーリ・ポフクさん(46)主宰の道場を分室認定し、定期的にオンラインで稽古している。

 ロシアのウクライナ侵攻により戦争状態となっていることから、過去には避難警報が出て稽古が中止になったこともあるという。原さんは「現地の皆さんは戦争で疲弊しているとユーリ先生から聞いている。子どもも大人もみんなで空手を楽しめるようになるまで、オンライン稽古を続けていきたい」と話す。

 20年以上、キーウで道場を続けてきたというユーリさん。松濤會の空手道の教えを本場で学びたいと、度々日本の道場に足を運んでいたというが、戦争が始まったことで来日することも叶わなくなっていた。

 原さんのもとに、日本空手協会を通じて指導依頼があったことから昨年8月、オンライン稽古をスタート。月1回ほど、原さんの道場とユーリさんの道場がタブレットでつながって空手への理解を深めているという。

 ユーリさんの道場に通う、ヨーロッパチャンピオンのヴァレリア・ピスクンさん(23)が通訳を買って出て、英語で交流することも。ヴァレリアさんは「原先生のおかげで、武道の文化を分かち合える。いつか日本で学べることを願っています」と話し、ユーリさんは、「空手を通じて、ウクライナの人々が戦争の恐怖を忘れられるよう、サポートすることができると信じています」と前を向く。

 原さんは「一緒に稽古しているのに、協会主催の世界大会にウクライナチームは来られない。子どもたちも戦争のある日常について、感じていることがあると思う」と話していた。

平塚フィルハーモニー管弦楽団の代表を務める 升水 洋さん 平塚市黒部丘在住 73歳

多様な個性まとめる

 ○…ひらしん平塚文化芸術ホールで5月25日に第34回定期演奏会を開催する「平塚フィルハーモニー管弦楽団」。同団の代表に3年前に就任した。現在約50人が所属しており、大学生から70代と幅広い年代の団員をまとめる。「色んな価値観があるので、ぶつかることもあるけれど、意欲的でチャレンジ精神がある」と団員へ信頼を寄せる。


 ○…平塚市出身。「父親が若い時にやりたかったことだった」と5歳からバイオリンを習い始めた。中学高校ではテニス部に入部。音楽から一度離れたが、「家で兄が流していたオーケストラのレコードを聴いていたら、もう一度関わりたくなった」と振り返る。進学した信州大学では、入学式で大学のオーケストラが演奏する姿に心を打たれ、入団を決意。再チャレンジしたバイオリンに対しては、「人に聴いてもらえるレベルに音を出すまでが難しい。そこが魅力かな」と話す。

 ○…20代は長野県の建設会社に勤めていたが、父親の保険代理店を手伝うため平塚市に戻ってきた。まだ同団が存在していなかったため、近隣の町で音楽活動を継続。53歳の時に同団へ入った。4年前からは、秦野市民交響楽団でコンサートマスターも務める。10年程前に亡くなったチェリストの妻とも一緒に演奏してきた。「妻は大学の1つ下の後輩。子どもが2人いたので、協力しながらオケの活動をした」と懐かしむ。

 ○…定期演奏会では「アマチュアのオケではやらない難しい曲に挑戦する」といい、P・デュカスの交響詩『魔法使いの弟子』やC・ドビュッシーの交響詩『海』を含めた3曲を披露する。「人をまとめる役は大変だけれど、みんなでうまく演奏できた時に、次への意欲が湧いてくる」

活動メンバーと早田学芸員(右)

平塚人物史研究会 10人展で女性にエール 5月18日まで市博物館

 特別展「近代ひらつかの女性たち」が平塚市博物館で5月18日(日)まで開催されている。主催は市民グループ・平塚人物史研究会(星賀典子代表)と同館。

 同会は、平塚にゆかりのある先人の偉業を後世に伝えることを目的に2011年に発足され、現在6人で活動している。

 同年に神奈川県の女性史編纂の専門委員・江刺昭子さんが講師を務めた市民講座「地域人物史・女性史」をきっかけに活動開始。女性史が専門ではない同会だが、今回の展示では江刺さんの助言のもと、女性の人権が著しく制限されていた明治から昭和の時代に生きた10人の足跡を紹介している。

親族から証言得る

 同展は、国際女性年の宣言から50年のタイミングで企画した。星賀代表は、「過去の資料を参考にするだけではなく、親族からの新しい証言もまとめてきた」と話す。

 平塚市で初めて幼稚園を創立した比企キヨの孫娘からは、家族写真を提供してもらった。「関東大震災で怪我を負ってしまったという貴重な話も聞くことができた」と星賀代表。

 寺田縄に住んでいたという日本人初のオペラ上演で主演を務めた戸倉ヤマの資料は、市立金田公民館にも残されていた。ヤマのひ孫の男性が3〜4年前に同館を訪れていた縁で、昨年秋にヤマの孫娘から話を聞くことができ、知られざるヤマの生涯を浮かび上がらせる。ヤマが香淳皇后から贈られた花瓶も借り受け、展示している。

 星賀代表は、「メンバーはじめ、協力してくださった須賀史談会、四之宮郷土史同好会、早田旅人学芸員のお陰で多様な視点から人物の生き方を伝えられた」と感謝を述べる。

 「女性を元気にしたい」という思いを原動力にする星賀代表は、「まちをつくってきた女性や、生きづらさを抱える女性たち、地域のことを考えるきっかけにしてほしい」と呼びかけた。

 5月10日(土)午後2時〜3時は、同会による展示解説も行われる。

パネラーを務める小泉進次郎氏

平塚経進会 小泉進次郎氏招き講演会 5/17 サンライフガーデン

 平塚市周辺の平塚市・大磯町・茅ヶ崎市による有志で構成される平塚経進会(片倉章博会長)の「40周年記念講演会」が5月17日(土)、ホテルサンライフガーデンの江陽の間で開催される。午後5時30分受け付け、6時講演開始。

 講演会のテーマは、「日本を前に進める〜神奈川〜」。経進会会員の尾上達也氏がコーディネーターを、衆議院議員神奈川11区の小泉進次郎氏と、前神奈川県産業労働局長のわき雅昭氏がパネラーを務める。

 今年40周年を迎えた同会は、異業種交流を長身に会員親睦や社会貢献事業を行っている。

 当日は、神奈川県の良いところや中小企業振興の考え方、これからのDX・GXなどについて講演する予定という。

 参加無料。希望者は片倉会長【携帯電話】090・3237・1121。5月15日(木)申し込み締め切り。

玉ねぎ詰め放題も

「地元の野菜還元したい」 土屋農場でイベント

 荒井商事株式会社が運営する平塚土屋農場で4月26日、農場イベント「土屋の日」が初めて開催され、約370人が訪れた。

 朝9時の開店時には来場客が殺到し、レジには行列が。同農場のいちごのほか、平塚・秦野・伊勢原など地元農家の野菜を中心に販売された。

 秦野市から訪れた夫婦は「初めて来た。獲れたての大根やタケノコを買います。近所なのでまた来たい」とし、同農場の有馬常晃さんは「地元の野菜をお客様に還元できれば」と話した。次回は5月24日(土)に開催予定。(問)同農場【携帯電話】090・9681・8480

協定を結んだ両者

平塚市 災害時の物資輸送拠点に JA全農施設利用で協定

 平塚市は4月17日、全国農業協同組合連合会(JA全農)青果センター株式会社(小野俊明代表取締役社長)と、「災害時における物資輸送拠点としての利用等に関する協定」を締結した。

 地震や風水害などの災害発生時、同社の神奈川センター(平塚市東八幡5丁目5の1)が、支援物資の受け入れ、仕分け、配送業務を行う施設として利用するなどして、同市に協力する。

 同センターは東京ドーム1つ分に匹敵する1万4000坪の敷地を有し、普段は青果物の加工、製造、販売、仕入れなどに使用されている。同センターを活用することで、避難所への円滑な物資支援が可能になるほか、冷蔵設備を備えているため、食料品や食材を衛生的に管理できる。

 全国に3カ所のセンターを持つ同社は、大阪のセンターでも同様の協定を締結している。

 締結式に出席した落合克宏市長は「市民の安全・安心を守る上で、今回の連携は大変心強い。災害対策に大きな力となる」と述べた。

 同社の小野俊明代表取締役社長は「備えることが重要。締結を機に、平塚市との連携をより一層深めていきたい」と話した。

パンフレットを持つ実行委員会メンバー

海辺めぐる本好きの祭典 大磯ブックマルシェ

 本を通じて人と人、街なかの店舗をつなぐ「OISO BOOK MARCHE」(大磯ブックマルシェ)が、5月17日(土)と18日(日)に大磯町内で開催される。いそぼん実行委員会主催。

 今回の開催テーマは「海辺のめぐり」。町内のカフェやギャラリーなど合計38会場で、本と本にまつわるグッズの紹介や販売、ワークショップを実施する。

 38会場のうち、つきやまBooks Arts&Crafts、旧出口書店、大磯コネクト2階会議室、ノジマ大磯スクウェアの4会場では、個性豊かな個人参加ブースが並び、マルシェを盛り上げる。今年は過去最大の49ブースが出店するという。17日は午前11時〜午後5時、18日は午前10時〜午後4時。

 その他、スペシャルトークショー「真鶴出版の本ができるまで」(17日・要申込、有料、定員50人)や、俳人の堀本裕樹さんと共に大磯を巡る「作らない句会in大磯」(18日・要申込、有料、定員15人)なども企画。どちらも定員に達し次第締め切り。

 また、18日にはPost―CoWorkで「ZINE FEST」、大磯港で大磯市も同時開催される。詳細は公式HP。

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平フィルが定期演奏会 5月25日 ひらしんホール

 平塚フィルハーモニー管弦楽団(升水洋代表=人物風土記)の第34回定期演奏会が5月25日(日)、ひらしん平塚文化芸術ホールで開催される。午後2時開演(1時開場)。

 田部井剛さんの指揮でP・デュカスの交響詩「魔法使いの弟子」や、C・ドビュッシーの交響詩「海」など全3曲が演奏される。全席自由千円。

(問)【携帯電話】080・3095・3763【メール】hiratukaphil@yahoo.co.jp

建設車両に乗ろう 17日 ジ アウトレットで

 ジアウトレット湘南平塚で5月17日(土)、「湘南ひらつか建設フェスタ」が初めて開催される。午前10時〜午後3時。入場無料。(一社)平塚建設業協会主催。

 地域を支える建設業界を多くの人に知ってもらうためのイベントで、重機の試乗や操縦体験、書道パフォーマンスのほか、高所作業車の搭乗、建設に関わる工作を楽しむことができる。

(問)同協会【電話】0463・31・0687

高麗を満喫しよう 5月11日 高来神社境内で

 高麗ピクニック実行委員会が主催する「高麗ピクニック」が5月11日(日)、高来神社境内(大磯町高麗2丁目9の4)で開催される。午前10時〜午後4時。

 花苗やキムチ、お菓子が販売される「こまねこマルシェ」や、落語体験ができる「こま寄席」、スウェーデントーチを燃やす「こまぴくファイヤ」、境内に隠れた『こまねちゃん』を探しながら神社や高麗の歴史を探る「こまクエスト」などが楽しめる。

 特別企画として「こまねちゃんの心の毛づくろい」(参加費500円)も行われる。

 問い合わせは同実行委員【メール】oiso.koma.neko@gmail.com

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合同説明会をPRする福祉ショップありがとうの高橋眞木さん(左)と高田校長

57の福祉事業所一堂に 5月23日 合同説明会

 障害のある人やその家族などに向け、平塚市内外の福祉事業所が活動内容を紹介する「湘南ひらつか福祉事業所合同説明会」が5月23日(金)、トッケイセキュリティ平塚総合体育館で開かれる。

 今年で10回目を数える同説明会は、障害を理由に社会参加や将来について考える機会が失われることがないようにと、市内の支援学校に通う子どもの保護者の声を受け、2015年に始まった。ひらつか障がい者福祉ショップ「ありがとう」運営協議会や市内外の支援学校、市社会福祉協議会、行政などでつくる実行委員会が主催。

 説明会には57事業所が参加。各福祉事業所が普段の活動の様子を説明するほか、市障がい福祉課職員による障害者福祉制度について(11時)や、市成年後見利用支援センターによる成年後見制度の説明(11時50分)などが行われるという。

 実行委員長を務める平塚支援学校の高田君恵校長は、「学校や事業所が連携することが大切。事業所に関わることがあるであろう方たちに、来ていただいて知ってもらう機会になれば」と参加を呼びかけている。

 時間は午前10時〜午後1時。参加無料で予約不要、入退場自由。今年から、終日手話通訳も導入される。今後、見学会を実施する事業所の詳細を掲載した冊子が無料で進呈される。

 7月〜11月にかけては、各事業所の見学会も予定。日程は【1】7月1日(火)〜11日(金)【2】7月22日(火)〜8月29日(金)【3】10月27日(月)〜11月14日(金)。見学会は予約制で予約期間は5月26日(月)〜11月7日(金)。(問)実行委員会【携帯電話】090・3815・7541

シャル・ラスカ チャリティコンサート 6月22日 ひらしんホール

 (株)JR横浜湘南シティクリエイト主催のチャリティコンサート「若き才能と、円熟の響き」が6月22日(日)、ひらしん平塚文化芸術ホール大ホールで開催される。午後2時開場、3時開演。

 コンサートには、日本を代表し世界的に活躍する指揮者・広上淳一さんと、ピアニスト・阪田知樹さんを迎える。オーケストラは木野雅之さん(現日本フィル・ソロ・コンサートマスター)率いるラスカ祝祭管弦楽団。

 入場料2000円(全席指定)。チケットは同ホール窓口で発売中。なお、同コンサートの入場料の一部は、平塚市文化振興基金に寄付される。

 本紙読者10組20人に同コンサートのチケットを進呈。希望者はメールの件名を「ラスカチャリテコンサート」とし、氏名、〒、住所、年齢、【電話】を明記の上、hiratsuka@townnews.jpへ。5月31日(土)締切り。

開所式の出席者ら

小磯駐在所が新しい姿に 約50年ぶり建て替え

 大磯警察署(澁谷祐司署長)は4月21日、老朽化に伴う建て替え工事を行っていた小磯駐在所(東小磯385の15)の開所式を行った。

 同駐在所管内は東小磯・西小磯の東海道線北側の地域で約1733世帯、約4215人が暮らしている。新しくなった駐在所は多目的室ができたことで、事務作業がしやすくなるほか、被害者の一時保護などができるようになった。

 同駐在所は、1948年3月に住民からの要望がきっかけとなり、同町東小磯421番地に「大磯町・二宮町・国府村組合警察署山手駐在所」として設置された。改称を繰り返したのち、老朽化に伴い現在の場所に78年に新築移転され、名称も「小磯駐在所」となった。築50年近くが経過した昨年9月ごろから工事が進められていた。

 同駐在所に2014年から勤務する大崎誠巡査部長は「建て替え後も変わらず、地域住民の皆様が、安全で安心して暮らせるために努力してまいります」と意気込んだ。

 近年、神奈川県内では交番の統廃合が進む一方、同町では今年度中に大磯駅前交番の建て替えも予定している。

 開所式に出席した池田東一郎町長は「人口が少ない所こそ、抑止力となる駐在所や交番が必要。町民の安心安全を守ってほしい」と話した。

セクテルのメンバー(前列中央)と参加者

二宮町 タブーにしない 性のこと ウェルネスイベント開催

 二宮町のラディアンで4月18日、女性のためのウェルネスイベント「心地よい毎日になる」が開催された。同町内を中心に活動する「ママたちの保健室」が協力、AzUR&KOBAYASHI Co.,Ltd主催。

 湘南大磯病院の婦人科医・久保唯奈医師などが講演したほか、女性の健康に関する書籍の展示、生理用品の紹介、女性の体や健康、特にデリケートゾーンのケア全般を指す「フェムケア」習慣の啓発などが行われた。

 「タブーをクリエイティブに乗り越える」を掲げて活動する男子高校生3人が結成した性教育団体「セクテル」の講演では、日本の子どもたちを取り巻くSNS環境や、性教育の現状を紹介。学校教育における性教育は情報が古く、具体性に欠けるため「自分ごととして捉えにくい」という課題があると指摘し、クイズなどを交えたアイスブレイクの時間を設けて、主体的に学べる環境をつくる「理想の性教育」の手法を提唱した。また、信頼できる情報のプラットフォームとして性教育WEBメディア「セイシル」を紹介した。

高麗を満喫しよう 5月11日 高来神社境内で

 高麗ピクニック実行委員会が主催する「高麗ピクニック」が5月11日(日)、高来神社境内(大磯町高麗2丁目9の4)で開催される。午前10時〜午後4時。

 花苗やキムチ、お菓子が販売される「こまねこマルシェ」や、落語体験ができる「こま寄席」、スウェーデントーチを燃やす「こまぴくファイヤ」、境内に隠れた『こまねちゃん』を探しながら神社や高麗の歴史を探る「こまクエスト」などが楽しめる。

 特別企画として「こまねちゃんの心の毛づくろい」(参加費500円)も行われる。

 問い合わせは同実行委員【メール】oiso.koma.neko@gmail.com