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平塚フィルハーモニー管弦楽団の代表を務める 升水 洋さん 平塚市黒部丘在住 73歳

公開:2025年5月9日

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升水 洋さん

多様な個性まとめる

 ○…ひらしん平塚文化芸術ホールで5月25日に第34回定期演奏会を開催する「平塚フィルハーモニー管弦楽団」。同団の代表に3年前に就任した。現在約50人が所属しており、大学生から70代と幅広い年代の団員をまとめる。「色んな価値観があるので、ぶつかることもあるけれど、意欲的でチャレンジ精神がある」と団員へ信頼を寄せる。


 ○…平塚市出身。「父親が若い時にやりたかったことだった」と5歳からバイオリンを習い始めた。中学高校ではテニス部に入部。音楽から一度離れたが、「家で兄が流していたオーケストラのレコードを聴いていたら、もう一度関わりたくなった」と振り返る。進学した信州大学では、入学式で大学のオーケストラが演奏する姿に心を打たれ、入団を決意。再チャレンジしたバイオリンに対しては、「人に聴いてもらえるレベルに音を出すまでが難しい。そこが魅力かな」と話す。

 ○…20代は長野県の建設会社に勤めていたが、父親の保険代理店を手伝うため平塚市に戻ってきた。まだ同団が存在していなかったため、近隣の町で音楽活動を継続。53歳の時に同団へ入った。4年前からは、秦野市民交響楽団でコンサートマスターも務める。10年程前に亡くなったチェリストの妻とも一緒に演奏してきた。「妻は大学の1つ下の後輩。子どもが2人いたので、協力しながらオケの活動をした」と懐かしむ。

 ○…定期演奏会では「アマチュアのオケではやらない難しい曲に挑戦する」といい、P・デュカスの交響詩『魔法使いの弟子』やC・ドビュッシーの交響詩『海』を含めた3曲を披露する。「人をまとめる役は大変だけれど、みんなでうまく演奏できた時に、次への意欲が湧いてくる」

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