鎌倉版【5月16日(金)号】
表敬訪問の様子(上)、開発されたボードゲーム

遊んで学ぶフェアトレード 鎌倉市の提案でゲーム化

 鎌倉市をイメージした「フェアトレードタウン・カマクラ」が舞台のボードゲーム『フェアトレードのおみやげ』が5月23日(金)、株式会社オインクゲームズ(東京都)から発売される。フェアトレードは、立場の弱い生産者の労働環境等に配慮された商品取引のこと。ゲームでの遊びを通じて、普及啓発につなげたい狙いだ。

 鎌倉市は、官民協働でフェアトレードを推進し、今年3月に国内7番目の「フェアトレードタウン」に認定された。市地域共生課では、認定前、楽しみながら学べるフェアトレードゲームの開発を思いつき、ゲーム会社のオインクゲームズに提案。市は情報提供やフェアトレード関連組織との調整などで協力する形で、ゲーム開発が進められた。

 『フェアトレードのおみやげ』は、サイコロでこまを進めながら、ワインやチョコレート、コーヒーなどの「おみやげ」を集めていくすごろく形式のゲーム。中には、手に入れるためには通常よりコインを多く使うが、揃えればボーナスにつながるというフェアトレード認証ラベルのついた「おみやげ」もある。

 「おみやげ」の種類は、NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパンの協力を得て選定。中でもコーヒーは昨年8月、市民による推進組織「鎌倉エシカルラボ」と地元メーカーらがコラボした「鎌倉焙煎珈琲 フェアトレードかまくらブレンド」が発売されていることを意識し、登場させているという。

 9日には、同社の佐々木隼代表らが松尾崇市長を表敬訪問した。市では、市内16カ所の子どもの家(学童保育)や中高生の居場所「COCORUかまくら」(二階堂)などに今年度中に導入しようと検討を進めている。「子どもたちにも遊びながらフェアトレードについて知ってもらえたら」と市担当者。

 ゲームは5月23日からオインクゲームズのオンラインショップ限定で販売。税込3520円。

御成祭の様子(実行委員会提供)

GWの人出 前年比2〜3割増 江ノ電優先入場実施無し

 鎌倉市は5月8日、ゴールデンウィーク期間中(4月26日〜5月6日)の市内観光客について、「前年比2〜3割増加の混雑状況だった」と発表した。比較的好天にも恵まれ、コロナ禍以降の訪日外国人観光客の増加などを理由に挙げている。

 (株)NTTドコモのモバイル空間統計によると、期間中の鎌倉駅周辺の混雑状況は、昨年比2〜3割増加で、混雑ピークは5月4日午後2時頃で昨年比約136%だった。

 鎌倉駅の乗降客数はJRが1割弱、江ノ電が2割弱の増加だった。

インバウンド対策も

 期間中の混雑対策として市は、各鉄道やバス会社ほか関係機関と連携し、安全対策や観光の分散化、行き先案内や観光マナーの周知などを図ってきた。

 今年は、JR鎌倉駅西口と江ノ電鎌倉駅前に長谷エリアへの誘導看板を初設置するとともに、約1000部の案内マップを配布し、徒歩移動を促した。

 また、昨年に引き続き、多言語ボランティアを延べ54人配置し、5701人の観光客を案内した。加えて、X(旧ツイッター)やFacebook等のSNSで「鎌倉観光混雑マップ」や観光マナーなどを公開し、啓発につなげた。

 江ノ電鎌倉駅西口改札の沿線住民等優先入場の社会実験では、同証明書を887枚発行していたが、特に混乱などは無く、優先入場は行われなかった。

 他にも、ごみのポイ捨て防止のため啓発品のポケットティッシュを1500個配布した。

御成祭に6千人強

 鎌倉駅周辺では例年、観光客が小町通りなど駅東口側に集中することが多かった。駅西口側に位置する御成町地区を、鎌倉観光のもう一つの玄関口にしようと、5月4日にイベント「御成祭」が初開催された。

 同実行委員会によると、約6200人の来場があったという。同会では、「手ごたえを感じている。継続していくことが大切だと思っているので、来年も開催できれば」とコメントした。

鎌倉市市民活動センター運営会議のセンター長を務める 渥美 貴司さん 梶原在住 62歳

出会いと学びに心躍る

 ○…約340の登録団体を縁の下で支える鎌倉市市民活動センターのセンター長に就任して1カ月。「毎日が勉強」と忙しくも充実した日々を振り返る。「皆さんの鎌倉愛は本当に凄い。一緒に活動を盛り上げたい」。口調は穏やかなれど、近隣他市の支援団体に熱心に視察に赴くなど鎌倉への情熱は負けていない。

 ○…仕事ばかりではなく、まちのために何かしたいと思っていた矢先に知人から「やってみない?」と勧められてセンター長の公募に手をあげた。「久しぶりに小論文を書きました」と頭をかく。テーマは「市民活動が必要とされる理由」。自由で柔軟な発想の活動や、共通の目標を追う仲間づくり、そしていつまでも成長を実感できる。その一助となりたい。思いのたけをぶつけた論文は審査員の心に響いた。

 ○…東京都出身。金融機関に就職し、転勤が続く中で神奈川を知った。「山に海に都市と何でも揃っていて、都内のようにごちゃついていない」。大手飲料メーカーに転職し経営企画や雇用責任者なども担った。肩肘張らず、胸襟を開いて相手の声に耳を傾ける懐の深さはここで身に付いた。社宅があった縁で鎌倉に住み、穏やかなこのまちにほれ込んだ。独立した長男長女も孫たちと鎌倉に住む。「今度長男の方に2人目の子どもが生まれるんだ」と、一瞬重責を忘れ頬が緩む。

 ○…約30年続けているジョギングがリフレッシュの秘訣。鎌倉の山坂は「ちょうど良い運動量」と、2時間程汗を流す。じっくり周囲を見渡せるから、知らなかった店や面白い建物などの発見が毎回あるという。センターでも毎日登録団体のメンバーが顔を出す。学びと出会いは、新しい発見と同じ。明日はどんな瞬間があるのか、刺激的な毎日に心が躍る。

昨年の様子(主催者提供)

由比ガ浜大通りを縞模様で埋め尽くせ ボーダーフェスティバル

 ボーダー柄をドレスコードにした「ボーダーフェスティバル」が今年も5月25日(日)に開催される。午前11時から午後4時。2014年に鎌倉市で誕生した同イベント。当日は、シャツやズボン、帽子など、何かしらのボーダー柄を身に付けて由比ガ浜大通り周辺で買い物や飲食をすると、さまざまな特典が受けられる。

大船小学校の児童がデザインしたポスター

恒例「大船まつり」 18日 パレードや模擬店など

 JR大船駅東口周辺で5月18日(日)、地域に親しまれてきた恒例のイベント「第22回大船まつり」が開催される。時間は午前9時から午後4時。雨天中止(鎌倉芸術館内催事は実施)。

 イベントスケジュールは以下の通り。▷大パレード(午前10時〜11時/芸術館通り〜仲通商店街)、▷コンサート・パフォーマンス(10時30分〜/本部前や路上パフォーマンス会場など4会場)、▷フリーマーケット(9時30分〜午後3時30分/鎌倉女子大・菩提樹の道)、▷消防・警察車両展示会(11時〜0時30分/三菱電機照明構内)、▷模擬店・PRブース(10時〜3時30分/芸術館通り(11時〜)など各所、▷鎌倉芸術館オープンデイ2025共催企画(10時30分〜4時/鎌倉芸術館(コンサート前庭会場は3時30分まで)。

 詳細は公式ホームページ、Instagramで確認を。
新しいユニフォームに身を包んだ鎌倉ガーディアンズのメンバー

鎌倉ガーディアンズ×鎌倉シャツ コラボユニで地域防犯

 市内で活動する防犯・防災ボランティア「鎌倉ガーディアンズ」(大津定博代表)が、市内に本社を構えるアパレル企業「メーカーズシャツ鎌倉」(貞末奈名子代表取締役社長)と協同し、活動時に着用するユニフォームを製作した。

 これまで使用していたユニフォームは、10年以上が経過していたこともあり、「色褪せなども気になっていた」と大津代表。同団体は、鎌倉まつりや鎌倉花火大会での会場警備や、社寺などでも活動することから、フォーマル感や快適さ、速乾性などを考慮。同社に相談したところ快諾され、製品化が決定した。

 素材は、マイクロファイバーの糸を使用した高級感のあるニット素材で、伸縮性と吸水性、速乾力を兼ね備えている。背面にロゴがプリントされ、インバウンドを意識し英語表記を追加した。右腕には鎌倉シャツの企業名が入っている。

 大津代表は「快適で格好良い。しっかりと活動していきたい」と話し、同社は「今後も上質で洗練されたシャツを作り続けていきたい」とコメントした。

会員募集

 2009年に発足した鎌倉ガーディアンズ。100人を超える会員が活動しており、現在会員を募集している。

 2年前に他県から材木座に移住した佐野箇美さん(62)は、定年後に地域のために時間を使いたいと入会。「年齢を重ねても活動しやすい。大変さや緊張感はあるが、地域とのつながりもでき、充実もしている。仲間になってもらえれば」と話している。

 希望者は、メールno.crime.kamakura@gmail.comへ連絡を。

昨年の様子(提供)

花の侘び寂び見て触れて 20日から展示会

 アジサイを楽しむ「第26回日本の自生アジサイ展」が5月20日(火)から25日(日)まで、大船フラワーセンター(岡本1018)で開催される。午前9時から午後4時30分(最終日は4時)まで。展示会入場は無料だが入園料別途。主催は鎌倉アジサイ同好会。

 同センターの第一展示場に約250種類350鉢の自生アジサイが並び、侘び・寂びを感じさせる趣向で演出する。

 また、期間中の午前9時からアジサイ苗の販売が行われるほか、午前11時からは同会会員が講師となってアジサイの育て方や品種についての無料講習会(雨天中止)も行われる。詳しくは同センター【電話】0467・46・2188へ。

春の褒章・叙勲 市内から7人が受章

 内閣府は4月29日、2025年春の叙勲・褒章の受章者を発表した。鎌倉市からは7人が受章した。

 市内の受章者は以下の通り(敬称略、年齢は発表時現在)。

▷旭日双光章=石渡徳一(72・元鎌倉市長)▷瑞宝中綬章=増沢隆久(81・東京大学名誉教授)▷瑞宝小綬章=上田隆茂(71・元東海農政局統計部長)、鈴木正一(72・元陸上自衛隊青森駐屯地業務隊長)、高橋卓(70・元鎌倉市消防正監)▷瑞宝単光章=小野田誠ニ(63・千代一工業(株)移動式クレーン運転士▷黄綬褒章=畠山純一(61・はたけ工房自営)
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和賀江嶋を掃除しよう 25日開催

 (一社)材木座自治連合会主催の第49回和賀江嶋クリーンアップ・イベントが5月25日(日)に開催される。

 毎年開催されている恒例企画。和賀江嶋石碑横のテントで午前9時15分受付開始。11時頃解散予定。トング・軍手・ごみ袋は主催者が用意。タオルや飲み物は持参を。雨天中止。

 中止の判断は、当日8時30分までに自治会ブログ「鎌倉東水会ジャーナル」に掲載される。

大蔵幕府跡桜道バザー 24日開催

 大蔵幕府跡の桜並木(雪ノ下3の6の29)で「桜道バザー」が5月24日(土)に開催される。

 大蔵頼朝桜道の会と大蔵頼朝商店会の共催。午前11時から午後3時まで。食器や服、雑貨などの寄付品のほか、弁当・スイーツ・焼きいも・めだか・花・フェアトレードコーヒーなども販売。寄付品の売上は、桜道の会の活動費に充てられる。雨天時は翌日開催。

著書を手に持つ長谷川さん

自閉症児の記録、本に 鎌倉市の図書館に寄贈

 『わが家の双子はASD:発達障害の子どもが生きやすくなる工夫』(中央法規出版)を上梓した長谷川桂子さんが、このほど同書を鎌倉市の図書館に寄贈する。

 長谷川さんは、表題の通りASD(自閉スペクトラム症)の双子の母。息子は2歳の時、娘は中学3年生の時にそれぞれ自閉症と診断された。

 鎌倉市内の生活介護事業所に通う息子は、言葉でコミュニケーションを取るのが難しく、偏食など日常生活における強いこだわりがある。娘は「知的障害のない自閉症」と診断。人間関係や成績不振に悩んだ。

 本書は、長谷川さんが20年前に始めたブログ「手をつないで行こう」を一部加筆・修正したもの。首都圏の特別支援学校や大学などに、約700冊を寄贈してきた。

 掲載しているのは、双子の誕生から、娘が自閉症と診断された時までが中心。自閉症児とのコミュニケーションの取り方など、当事者の参考になる情報も記している。

当事者に有益な情報を

 出版の理由は、同じ境遇の親へ参考になる情報を届けたいから。息子が自閉症の診断を受けた当時は「参考になる情報が少なかった」。だからこそ、「読み手にとって有意義」な内容を意識し、執筆したという。

 現在、息子は鎌倉の事業所で「刺し子」作業にも挑戦している。年に一度の展示会では商品として販売され、購入してもらったこともある。「毎日元気に通う場所があり、創作や生産的な活動ができることに感謝している」と語る長谷川さん。「同じ境遇の人に向けたエールになれば」

 書籍は、現在鎌倉市中央図書館で貸し出しが始まっている。インターネットで購入も可能。税込1980円。

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18日は鎌人いち場 海浜公園由比ガ浜地区で

 鎌倉の人がつながる場として2009年から年2回行われている「鎌人(かまんど)いち場」が今年も5月18日(日)、鎌倉海浜公園由比ガ浜地区で開催される。

 タンコロのあるグラウンドエリアでは、食事やステージ企画、フリーマーケットが楽しめる。遊具のあるエリアでは、乗馬体験や魚・野菜・地元の商品を中心とした物販、市民団体らの展示などを実施。丘エリアでは、ヒーリングブースやアート・クラフト作品の販売、ワークショップ、ステージ企画などを予定している。出展者数は200を超える。

 午前9時から午後4時まで。会場では、ゴミを出さないためにバッグ・食器・箸などの持参を推奨している。出展者の詳細や天候による開催の有無は、ホームページへ。

運営・ボラ募集

 鎌人いち場では、企画運営などに携わる実行委員や前日準備などのボランティア「お助けたい」を募集している。詳細はホームページへ。

12人が立候補を表明 今夏参院選 本紙調べ

 任期満了(7月28日)に伴う夏の参議院選挙で、神奈川県選挙区(改選定数4)には本紙の調べでこれまでに現職3人、新人9人の12人が立候補の意向を示している。(5月9日起稿)

 自民党は2019年の前回改選時にトップ当選した島村大氏が23年に死去したことを受け、公募を実施。元神奈川県局長の脇雅昭氏(43)を選んだ。「県で働く中で国だからできることがあると感じた。行政のデジタル化を進めたい」と話す。

 立憲民主党の牧山弘惠氏(60)は07年に初当選し、4期目を目指す。「物価高から生活を守るための具体的な提案を行う。食料品に掛かる消費税をゼロに引き下げ、暫定税率の早期廃止でガソリン価格を25円引き下げる」と述べる。

 22年の合併選挙で欠員枠の5位で初当選し、任期が約3年だった立憲民主党の水野素子氏(55)は「物価高対策はもちろん、大学までの所得制限のない授業料無償化の推進など、未来を担う人材の育成や産業発展にも力を注ぎたい」と語る。

 13年に初当選し、現在、党女性局長を務め、3期目を目指す公明党の佐々木さやか氏(44)は「物価高克服のための減税や給付、中小企業支援などで給料アップ、全世代を守る社会保障の充実を求めていく」とコメントする。

 日本維新の会からは参議院議員秘書の千葉修平氏(52)が挑む。1999年から八王子市議を1期務め、03年から松沢成文氏の秘書を務める。「首相公選制の実現や飲食店の禁煙化などの受動喫煙対策を訴えていきたい」としている。

 共産党は党県委員会副委員長の浅賀由香氏(45)を擁立する。参院選に過去3回挑戦しており、「賃金の引き上げによる8時間働けば普通に暮らせる社会の実現や、大学をはじめとする高等教育の学費無償化を進めていきたい」と語る。

 国民民主党は元農林水産省官僚の籠島彰宏氏(36)を立てる。13年に農水省に入省し、20年から23年に経済協力開発機構へ出向していた。「日本を守るため、給料が上がる経済が必要。手取りを増やし、再び日本を強くしたい」と語る。

 れいわ新選組は元外務官僚の三好諒氏(39)を擁立する。21年に外務省を退職後、山本太郎参議院議員の秘書を務め、24年の衆院選では神奈川2区から立候補していた。「消費税廃止や社会保険料の減免などを訴えたい」と話す。

 社民党は元相模原市議の金子豊貴男氏(75)を立てる。1991年から2023年まで市議を8期務め、基地問題などに取り組んできた。「今の日本は平和を維持できるか、戦争国家に進むかの岐路に立たされている」と訴える。

 参政党は警備会社顧問の初鹿野裕樹氏(47)を立てる。警視庁に約23年間勤務し、24年衆院選で神奈川11区から出馬していた。「消費税や社会保険料を下げ、可処分所得を増やしたい。また、警察官など公安職の待遇改善を求めたい」という。

 日本改革党からはダンスインストラクターの畠山貴弘氏(45)が出馬意向。23年の南足柄市議選に立候補していた。「国民生活が苦しい中、消費税は5%にし、最終的には廃止。ガソリン暫定税率と再エネ賦課金の即刻廃止」と訴える。

 このほか1人が立候補の意向を示している。

フラセンでバラ満喫 夜間開園やガイドツアー

 大船フラワーセンターで、見頃のバラが楽しめるバラフェスタが開催されている。5月17日(土)・18日(日)・24日(土)・25日(日)の4日間は、ライトアップされたバラが楽しめる夜間開園を実施。土曜は午後8時、日曜は7時半まで延長する(入園は30分前まで)。

 22日(木)1時30分からは、雑誌「New Rose」編集長の玉置一裕さんによる無料のバラのガイドツアーを開催。定員20人、バラ園休憩所集合(申し込み不要)。

 25日(日)の6時からは、鎌倉交響楽団メンバーによる弦楽五重奏の無料コンサートが行われる。会場はバラ園(雨天時本館2階フラワーホール)。申し込み不要。

 入園料は、20歳以上400円。中学生以下無料。シニア割・学割あり。(問)【電話】0467・46・2188 

音楽デュオの世界 大船で17日にコンサート

 ピアノとバイオリンの音色を楽しむ「MUSIK SPIELENvol・17 Lunch Concert」が5月17日(土)、レストラン「パラッツオヴィオラ」(大船1の22の11)で開催される。正午開場、午後0時30分開演。全席自由(要予約)。入場無料(ランチ代別途1500円)。

 当日は、五味俊哉さんのバイオリンと御室美佐子さんのピアノでヘンデルの「バイオリンソナタ第4番ニ長調」、ベートーべンの「バイオリンソナタ第5番」などを披露する。申し込み・問い合わせは同店【電話】0467・44・4005へ。

 

ファミサポ有償ボラ 講習受け、支援会員に

 鎌倉市ファミリーサポートセンターは、有償ボランティアで子育て家庭を手助けする「支援会員」を募集している。

 5月28日(水)、6月6日(金)、10日(火)、19日(木)には、鎌倉市福祉センターで支援会員の無料登録講習会を実施。各日午前9時30分〜午後0時20分(28日のみ2時30分)。4回に分けて子どもの発達や食生活などについて学んでいく。対象は市内在住の子ども好きな人。資格不問。

 活動例は、保育園・学童保育・習い事などの送迎、産前産後の家事支援、保護者外出時の保育など。登録後の活動や依頼会員とのマッチングなどはセンターがフォローする。謝礼金は1時間あたり平日7時〜19時が800円、土日祝などは900円。

(問)同センター【電話】0467・42・7415