大和版【5月16日(金)号】
参加を呼びかける市の担当者

8市連携市長会議 海洋プラごみ削減へ 25日に「清掃の日」

 川や海に流出することで生態系を脅かすことから、世界的な課題となっている「海洋プラスチックごみ」の削減を目指そうと、大和市は5月25日(日)、市内全域でクリーンキャンペーン「清掃の日」を実施する。この取り組みは、横浜市に隣接する8つの市が連携して進めている「海洋プラスチックごみ削減啓発プロジェクト」の一環。

 同プロジェクトは、大和・横浜・川崎・横須賀・鎌倉・藤沢・逗子・東京町田の市長でつくる「8市連携市長会議」が進める取り組み。

 同会議は、居住や就労、教育など市民生活の範囲が市域を超えて密接につながる8市が連携し、圏域全体の行政サービス向上や共通する課題を解決しようと、2011年に立ち上がった。

 21年度には、鎌倉市の提案により、海洋プラスチックごみ削減のための啓発活動がスタート。

 23年度からは5月30日の「ごみゼロの日」に合わせ、各自治体が市民参加型のキャンペーンを実施、清掃だけでなく海洋プラスチックごみの問題に関心を持ってもらおうと啓発に努めてきた。

 大和市は海に面していないものの、漂流ごみや海岸に漂着するごみの7割から8割が陸上で発生していることから、市内全域を対象に自治会連絡協議会との共催で一斉清掃活動を実施してきた。

 今年の「清掃の日」は、5月25日(日)に実施される。午前9時までに自宅周辺の道路や公園などの公共の場所のごみを拾う。集めたごみは、燃やせるごみ・燃やせないごみに分別する。透明または半透明の袋に入れてリサイクルステーションに出しておく。

 市環境・公害対策課の担当者は「クリーンキャンペーンを通して、海洋プラスチックごみの問題に対する市民の意識が向上してもらえたら」と話している。

「星」と書かれた掛け軸を手にする古谷田市長と書道作品を手がけた竹内さん(左から2人目)=7日・市長応接室で

書道連盟 「シリウス」の書を寄贈 「希望輝く大和」願い

 大和市内在住・在勤の書道家や愛好家でつくる「大和市書道連盟」(三好翠泉会長)が7日、大和市に「星」の文字を力強く揮毫(きごう)した掛け軸を寄贈した。顧問で書道家の竹内鳳仙さん(92・福田在住)がこの作品を「シリウス」と命名。「希望が輝く大和」の発展への願いを込め、竹内さんから古谷田力市長に作品が手渡された。

 長さ約1メートルの掛け軸に仕立てられた書は、竹内さんが約1年前に制作した。300年ほど前の墨を使用し、重厚な趣の金文という書体で「星」の一字を表現した。この「星」は夜空で最も明るい恒星の一つ、シリウスを指し、大和駅前に立地する文化創造拠点「シリウス」にちなんだという。

 この日、市役所の市長応接室で行われた寄贈式には竹内さん、三好会長ら同連盟の関係者が出席して、古谷田市長が出迎えた。

 竹内さんから掛け軸を受け取った古谷田市長は「子どもから大人まで、幅広い世代の感性を磨く素晴らしい作品。心より感謝申し上げます」と深謝を述べ、三好会長に感謝状を贈呈した。

 制作について竹内さんは「気持ちを込め、一筆入魂で書き上げた。多くの方々に親しんでいただければ」と語った。

 三好会長によると、同連盟には現在、大和市にゆかりのある会員約70人が所属。自身も50年以上にわたり市内で生活しており、「会員たちの郷土愛は強い」と強調する。

 大和市への初めてとなった寄贈は、そうした大和と会員の強い結びつきから「郷土への愛着や思いを形にしたかった」との思いが結実したものとなった。

 同連盟は2008年に発足。「会派の垣根を超えて広く書道に親しんでもらおう」と、市民向けの書道講座や書道連盟展などを開催している。21年には三好会長が2代目の会長に就任した。

公募により大和市イベント観光協会の事務局長に就任した 岩本 亮さん つきみ野在住 37歳

街を誇りに思える活動を

 ○…大和市の魅力を市内外に伝えていこうと一念発起。事務局長の公募を知ったのは、友人からの連絡だった。これまでイベント関係に携わったことはなかったというが、市内の様々なボランティア活動に参加してきた経験から「大和市のためにもっと働きたい」とチャレンジ。「この街に住んでよかった、と誇りに思ってもらえるようなイベント企画や情報発信をしたい」と意気込む。

 ○…秦野市で生まれ育った。中学はバスケ部に所属し、高校ではアルバイトに励んだ。「人と話すことが好き」という理由から、卒業後は接客業の道に進んだ。25歳の頃、結婚を機に大和市へ。2人の子どもを育てる父として「子育てがしやすい」と大和の魅力を語る。「市外から引っ越してきた人が多いため、受け入れ態勢ができていて疎外感がなかった」と笑顔で振り返る。

 ○…27歳の頃、病気が発覚し「初めて人生の終わりを想像した」。同時に「改めて自分の身の回りの人やものに感謝するようになった」という。そんな時、街の掲示板で市民が講師を務める講座を知り「市民のために何かできるのでは」と自身も講師になった。年配の受講生が多かったが「若造の話を真剣に聞いてくれる姿や、学ぼうとする意欲に感銘を受けた。やっぱり大和市の一番の魅力は人」と話す。

 ○…事務局長に着任し「今まで知らなかった桜の名所や神社などがたくさんあることを知った」。魅力を発信する力に伸びしろを感じ、まずはインスタグラムやユーチューブなどのSNS活用を強化する方針。企画から撮影、編集まで担当した動画を投稿して、大和の魅力を広く伝えている。「最近は登録者数も増えているので、もっと増やしていければ」と抱負を語った。

あす骨董市 午前7時〜

 「神奈川やまと古民具骨董市」(主催/同実行委員会)が5月17日(土)、大和駅前の東西プロムナードで開催される。午前7時〜午後3時。雨天決行。

 骨董市は、毎月第三土曜日に開かれている。今回は約250店舗が出店を予定し、衣類や食器、古民具などお宝の数々が会場を埋め尽くす。

 問い合わせは実行委員会事務局【電話】046・240・0587へ。

前田剛司副市長

大和市 副市長に前田氏 任期は4年間

 大和市議会は8日、臨時会を開き、副市長に前田剛司氏(61)を選任する人事案に同意した。任期は、5月10日から2029年5月9日まで。

 前田氏は日本体育大学体育学部卒。86年に大和市に採用。これまで健康福祉部臨時福祉給付金担当課長、農業委員会事務局次長・事務局長、教育部長などを歴任した。上草柳在住。

 前副市長の小山洋市氏(66)は任期満了に伴い9日、退任した。

今まで手掛けた作品を紹介する荻野さん

セロハンテープで命宿す 荻野悠生さん(南林間)

 猫やカニ、蛇、カエル…。セロハンテープを使ってそれらを作り上げるアーティストが大和市にいる。南林間在住の荻野悠生さん(15)だ。

 「この猫は新聞紙を芯にして、15個のセロハンテープで作りました」。荻野さんは真剣な表情で創作過程を説明する。

 泉の森で見かけた猫から着想を得た後、記憶を頼りにセロハンテープを幾重にも巻き、まるで生きているかのような質感を表現。全体の形ができたら接着剤を塗り固めていく。最後の工程は着色。ニスを混ぜた絵具を塗り終われば、命が宿った作品の完成だ。

 着想から完成までは数週間以上。制作途中で納得がいかないと、何度もやり直す。その過程は「苦しさの連続」といい、「だからこそ気安く作り始めてはいけないし、作り始めたら完成させる」というルールを自身に課している。

 幼少期から手先が器用で、菓子の空き箱や段ボールで昆虫などの工作を始めた。小学生になるとセロハンテープの良さに気づき、現在の路線に。作品はこれまでに2千以上。その完成度は注目を集め、これまで造形コンテストでの入賞やテレビ出演も多数ある。

 この春から高校生となり「アートを仕事にできれば」と将来を見据える荻野さん。「ニーズがあれば数年後に個展を開きたい」というのが当面の目標だ。

来園者の目を楽しませているバラ=13日・ふれあいの森

ふれあいの森 バラが園内彩る 5月下旬まで見ごろ

 水と緑と花をテーマとした公園「ふれあいの森」のふれあい広場や緑の見本園でバラが見ごろを迎えている。同公園を管理しているグリーンアップセンターによると5月中旬から咲き始め、下旬ごろまでが見ごろとなるという。

 同センター担当者によると約40品種・80本のバラが、赤やピンク、白など色とりどりに咲き、来園者の目を楽しませている。問い合わせは同センター【電話】046・263・8711へ。

広い芝生で遊ぶ 相模カンツリーで

 中央林間地区社会福祉協議会主催の「マミー&キッズ」が5月19日(月)、相模カンツリー俱楽部(中央林間西7の1の1)で開催される。午前10時〜11時30分。

 これは広々とした芝生の上で、かけっこやシャボン玉などの遊びを楽しむことができ、子どもや保護者同士の交流の場としても最適なイベント。

 対象は0歳〜未就園児までの子どもとその保護者。運動靴の着用必須。参加費無料で予約不要。当日午前8時の時点で雨が降っていた場合は中止となる。駐車場の利用はできないため、公共交通機関での来場を。

 (問)金子さん【携帯電話】090・4944・1304
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大和市議会 議長に山田己智恵氏 副議長に井上氏

 大和市議会は8日、臨時会を開き、新たな議長に山田己智恵氏(公明党/4期)、副議長に井上貢氏(自民党・新政クラブ/4期)をそれぞれ選出した。

 任期は申し合わせにより1年。

 議員定数の28人で行われた議長選挙で、山田氏が23票を集めて当選した。堀口香奈氏(日本共産党)が1票、無効投票4票だった。

 副議長選挙は、井上氏が19票で当選。布瀬恵氏(神奈川ネットワーク運動)が2票、赤嶺太一氏(自民党・新政クラブ)が1票、無効投票6票だった。

 山田氏は1958年生まれ。67歳。つきみ野在住。創価大学卒。11年に市議初当選。副議長、監査委員、環境建設常任委員長、文教市民経済常任委員長、議会運営委員会委員長などを歴任した。

 井上氏は1970年生まれ。54歳。中央林間在住。東海大学卒。11年に市議初当選。議長、監査委員、総務常任委員長、前市長による公共工事のやり直しに関する調査特別委員長などを務めた。

委員会の顔ぶれ

 臨時会では、常任委員会などの所属委員も決まった。委員会の所属は次の通り(◎は委員長、〇は副委員長/敬称略/一部)。

▽総務常任委員会/◎古木邦明、〇木村賢一、渡辺伸明、青木正始、金原忠博、石田裕、北島康平

▽厚生常任委員会/◎町田零二、〇堀口香奈、町田浩文、福本隆史、山田己智恵、布瀬恵、村田玲

▽こども教育常任委員会/◎小倉隆夫、〇高久良美、中村一夫、河端恵美子、鳥渕優、吉田奈々、星野翔

▽環境経済常任委員会/◎吉澤弘、〇大波修二、西田恵美、赤嶺太一、井上貢、河内孝彰、堀合研二郎

▽議会運営委員会/◎福本隆史、〇河端恵美子、赤嶺太一、井上貢、中村一夫、鳥渕優、木村賢一、堀口香奈、吉田奈々、石田裕、堀合研二郎、星野翔

▽基地政策特別委員会/◎鳥渕優、〇渡辺伸明、町田浩文、井上貢、青木正始、小倉隆夫、山田己智恵、吉澤弘、木村賢一、高久良美、吉田奈々、大波修二、北島康平、村田玲

▽前市長による公共工事のやり直しに関する調査特別委員会/◎井上貢、〇堀口香奈、渡辺伸明、赤嶺太一、中村一夫、河端恵美子、鳥渕優、町田零二、布瀬恵、石田裕、堀合研二郎、星野翔

監査委員に赤嶺氏

 議会選出の監査委員には、赤嶺太一氏(自民党・新政クラブ/4期)を選出した。市議会の同意を得て市長が選任した。

※年齢は5月16日時点

支援に向けた研修に参加する担当者たち

市社協 地域支援担当を初導入 かけ持ちから「専任」へ

 大和市社会福祉協議会(石井敏英会長)がこのほど、職員体制を再編成して各地の福祉充実を図るため、地域支援担当制を初めて導入した。これにより課の垣根を超えて、各地域への支援強化をめざす。

 今回の体制変更で、従来のボランティア振興課が地域支援課とボランティアセンターに分かれ、市社協は、総務課と生活支援課と合わせて4課での運営となった。

 これまでは市内11カ所の地区をボランティア振興課の職員4人で担当。職員が一人当たり2〜3地区をかけ持ちしていた。今回の体制変更により、地域支援課に地域支援担当者が11人配属され、各地区社協に担当者が1人ずつ配置された。

 職員を増員することで地域で活動する個人・団体とのつながりを深め、各地域の特性に応じた柔軟な支援を展開していきたい考えだ。地域支援課の柴崎崇さんは「隠れているニーズを掘り起こし、支援をさらに強化できれば」と話す。

 4月17日には、保健福祉センターで地域支援担当者を対象とした研修会を実施した。本格的な支援活動は、5月下旬に予定される各地区社協の総会後から開始される。

 今後、支援担当者は、各地の地区社協の会議に加わり、地区社協が利用できる助成金などの情報を提供したり、住民からの意見や要望を吸い上げ、支援に生かす。併せて各種団体との橋渡し役も担い、民生委員児童委員や自治会連絡協議会、民間事業者との連携も密にしていく。

 柴崎さんは「セーフティーネットの目を細かくすることで誰もが安心して暮らせる地域社会を目指したい」と話した。

イベントのチラシ

Everly ファミリーコンサート 8月23日シリウスで

 シリウス1階メインホール(大和南1の8の1)で8月23日(土)、「Everly夏休みファミリーコンサート」が開催される。開演は午後2時(開場は1時15分・公演時間は休憩なしの約55分)。

 「Everly」とは「音の楽しみ」を追求し、ファミリーで楽しめるコンサートに定評のある音楽グループだ。

 当日はヴァイオリンやピアノ、ギター、ユーフォニアム、ドラム、尺八など多彩な楽器による演奏が披露される。観客が参加・体感できるファミリーコンサートとなっている。チケット料金は大人2500円、子ども1000円で全席指定(0歳から入場可・3歳未満の膝上鑑賞は無料)。問い合わせはやまと芸術文化ホールチケットデスク【電話】046・263・3806へ。

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高齢者の生活支援へ ボランティア募集中

 大和市南林間地区たすけあい協議会では、地域に暮らす高齢者の生活を支援するボランティアを募集している。

 同協議会には、今年4月末時点で168人が「生活支援ボランティア」として登録している。40〜70代の幅広い世代の有志が、電池交換やゴミ出しなど身の回りの支援のほか、通院付き添いや家事代行などの生活行動支援を行っている。

 ボランティアによる支援件数は4月だけでも106件、昨年1年間で1296件を数えるなど、社会の高齢化を背景にニーズは高まっている。

 協議会の拠点である「南林間地区たすけあいセンター」(南林間1の7の19)では、健康麻雀や健康測定などが定期的に行われ、市内外から多くの高齢者が訪れる。

 ボランティア申し込み、センター利用などに関する問合せは同協議会【電話】046・206・5310(月・水・金の午前10時〜午後3時)へ。

12人が立候補を表明 今夏参院選 本紙調べ

 任期満了(7月28日)に伴う夏の参議院選挙で、神奈川県選挙区(改選定数4)には本紙の調べでこれまでに現職3人、新人9人の12人が立候補の意向を示している。(5月9日起稿)

 自民党は2019年の前回改選時にトップ当選した島村大氏が23年に死去したことを受け、公募を実施。元神奈川県局長の脇雅昭氏(43)を選んだ。「県で働く中で国だからできることがあると感じた。行政のデジタル化を進めたい」と話す。

 立憲民主党の牧山弘惠氏(60)は07年に初当選し、4期目を目指す。「物価高から生活を守るための具体的な提案を行う。食料品に掛かる消費税をゼロに引き下げ、暫定税率の早期廃止でガソリン価格を25円引き下げる」と述べる。

 22年の合併選挙で欠員枠の5位で初当選し、任期が約3年だった立憲民主党の水野素子氏(55)は「物価高対策はもちろん、大学までの所得制限のない授業料無償化の推進など、未来を担う人材の育成や産業発展にも力を注ぎたい」と語る。

 13年に初当選し、現在、党女性局長を務め、3期目を目指す公明党の佐々木さやか氏(44)は「物価高克服のための減税や給付、中小企業支援などで給料アップ、全世代を守る社会保障の充実を求めていく」とコメントする。

 日本維新の会からは参議院議員秘書の千葉修平氏(52)が挑む。1999年から八王子市議を1期務め、03年から松沢成文氏の秘書を務める。「首相公選制の実現や飲食店の禁煙化などの受動喫煙対策を訴えていきたい」としている。

 共産党は党県委員会副委員長の浅賀由香氏(45)を擁立する。参院選に過去3回挑戦しており、「賃金の引き上げによる8時間働けば普通に暮らせる社会の実現や、大学をはじめとする高等教育の学費無償化を進めていきたい」と語る。

 国民民主党は元農林水産省官僚の籠島彰宏氏(36)を立てる。13年に農水省に入省し、20年から23年に経済協力開発機構へ出向していた。「日本を守るため、給料が上がる経済が必要。手取りを増やし、再び日本を強くしたい」と語る。

 れいわ新選組は元外務官僚の三好諒氏(39)を擁立する。21年に外務省を退職後、山本太郎参議院議員の秘書を務め、24年の衆院選では神奈川2区から立候補していた。「消費税廃止や社会保険料の減免などを訴えたい」と話す。

 社民党は元相模原市議の金子豊貴男氏(75)を立てる。1991年から2023年まで市議を8期務め、基地問題などに取り組んできた。「今の日本は平和を維持できるか、戦争国家に進むかの岐路に立たされている」と訴える。

 参政党は警備会社顧問の初鹿野裕樹氏(47)を立てる。警視庁に約23年間勤務し、24年衆院選で神奈川11区から出馬していた。「消費税や社会保険料を下げ、可処分所得を増やしたい。また、警察官など公安職の待遇改善を求めたい」という。

 日本改革党からはダンスインストラクターの畠山貴弘氏(45)が出馬意向。23年の南足柄市議選に立候補していた。「国民生活が苦しい中、消費税は5%にし、最終的には廃止。ガソリン暫定税率と再エネ賦課金の即刻廃止」と訴える。

 このほか1人が立候補の意向を示している。

日頃の成果を披露 花翠流の舞踊発表会

 第34回「花翠流舞踊発表会〜舞への誘い〜」が5月31日(土)、シリウス1階メインホールで開催される。開演は午前11時(開場は10時30分)。入場無料。

 日頃の練習成果を披露するため、年に一度実施されている同イベント。当日は花翠流一門や、大和市内外で活躍している諸流派舞踊家による新舞踊、日本舞踊、創作舞踊、健康体操が披露される予定だ。主宰者の花翠流家元・花翠照さんは「花翠流の魅力をぜひ会場でご観覧ください」と話している。

 (問)花翠流本部【電話】046・269・4785

モミヤマ幼稚園 周年イベントを開催 50年の感謝を込めて

 モミヤマ幼稚園(福田5の17の2)は5月24日(土)、同園内で創立50周年を記念したイベントを開催する。午前9時30分〜午後3時。雨天の場合は25日(日)に順延。

 当日はマジックショーやダンス、引地台中学校吹奏楽部による演奏など、多彩なショープログラムが予定されている。キッチンカーが4台に加えて、飲食物の販売や模擬店などの出店もある。園庭は一般開放され、イベント開催中は自由に遊ぶことができる。

 桜ヶ丘駅と高座渋谷駅周辺の協力店舗をめぐるスタンプラリーも開催される。スタンプを2個集めて同園に行くとプレゼントがもらえる。

 予約不要で参加無料。同園の駐車場は使用できないため、徒歩または自転車での来園を呼びかけている。同園の担当者は「卒園児や入園希望の方、そして地域の皆様、ぜひお気軽にお越しください」と話している。

 (問)同園【電話】046・269・4345

サポーターと笑顔で記念撮影に応じるラモスさん(左)=6日・大和なでしこスタジアムで

ラモスさんに歓喜 なでしこ2部公式戦で

 女子サッカー「なでしこリーグ2部」の公式戦が6日、大和なでしこスタジアムで行われ、男子サッカー元日本代表のラモス瑠偉さんがゲストとして登場、集まったサポーターを沸かせた。

 大和シルフィードとバニーズ群馬FCホワイトスターの一戦は、市内に本社を構える(株)TM(平田葬祭)の冠試合として行われた。同社の平田俊博代表と親交があることから、ラモスさんの来場が実現した。

 大型連休の最終日となったこの日は、あいにくの雨模様。それでも集まった200人以上のサポーターの声援を背に、ラモスさんは試合前のセレモニーに登場。「天気は少し残念ですが、サッカーを楽しんでください」とスタンドに呼びかけ、「また必ず大和に来ます」と約束した。

 試合後、ラモスさんは抽選に当たったサポーターたちと記念撮影などに応じ、束の間の交流を楽しんでいた。

 試合は3対3の引き分けとなった。

6年ぶり会員交流会 法人会と商議所が合同で

 大和法人会と海老名商工会議所による「会員交流会」が5月20日(火)、海老名商工会議所(海老名市めぐみ町6の2)で開かれる。午後6時〜7時30分。

 6年ぶりの開催となる会員交流会では、法人会と商工会議所の会員や非会員同士が異業種交流を通じて、人脈とビジネスチャンスの拡大を図る。

 定員は先着80人。両会の会員でなくても入会を前提としている人は参加可。参加費は1千円。申し込みの締め切りは4月18日(金)。

 申し込み、問い合わせは大和法人会【電話】046・260・0511へ。