八王子版【5月22日(木)号】
初宿市長(左)に獲得した銀メダルについて説明する菊地原選手

スノボ菊地原さん 冬季アジア大会で銀 ハーフパイプ種目 市長に報告

 今年2月に中国で行われたアジア冬季競技大会スノーボード・ハーフパイプ種目で銀メダルを獲得した菊地原小弥汰選手が5月16日、八王子市役所を訪れ初宿和夫市長に報告を行った。菊地原選手は今大会を振り返ると共に、来年開催予定のミラノ・コルティナ冬季五輪について、「開催まで1年を切っている。死に物狂いでやっていきたい」と出場への意欲を見せた。

 菊地原選手は、市内在住の21歳。山梨県にあるカムイみさかスキー場のクラブであるネクストアムゼスノーボードクラブに所属している。小5の時に母親に連れられて始めたスノーボードに魅せられ、中学2年生の時にプロのスノーボーダーに。現在は町田市にある法政大学多摩キャンパスに通いながら、オンシーズンはスイスやアメリカなどの海外や国内に遠征し、オフシーズンは埼玉県や愛知県の施設で練習を重ねる。

急な出番重責に耐え

 ハーフパイプとは、円筒を切り落とした半円筒状のコースを滑り、ジャンプや空中での技で点数を競う競技。

 2月12日に中国・ハルビンで行われた第9回アジア冬季競技大会には、34カ国から1000人を超えるアスリートが参加。スキーやスケート、アイスホッケー、カーリング、バイアスロンなどの種目でアジアの頂点を競い合った。

 菊地原選手は当初、ハーフパイプ種目の補欠メンバーだったが、怪我をした選手の交代要員として出場することに。メンバーに選ばれた時は「気持ちは準備していたが、(いざ出場するとなると)自分に結果が出せるのか」と不安に襲われたという。

 菊地原選手によると、試合当日の会場の気温はマイナス30度。予測できない強い横風も吹きさらす中、他の選手たちが体勢を崩すのを見て「自分は安定した滑りを目指そう」と落ち着いたパフォーマンスを2回披露。悪天候で決勝が中止となり、高得点を獲得していた菊地原選手の2位が確定した。

迫るミラノ意気込みは

 16日に市役所を訪れた菊地原選手は、市長に大会結果の報告や、表彰式で授与された銀メダルを披露。「緊張したが、努力が実ってアジア2位になれた」と総括した。初宿市長から学生生活と競技生活との両立方法を聞かれると、高校時代、出席日数を減らさぬようできるだけ授業に出席した後で急いで練習会場に向かったエピソードなどを披露。大学で現在学んでいることや得意な科目、大学4年生であることから進路についても話題が広がった。

 イタリアのミラノとコルティナ・ダンペッツォで行われる冬季五輪は2026年2月に開催予定。今回の銀メダル取得で勢いに乗る菊地原選手は、話が五輪に及ぶと「開催まで1年を切っているため、死に物狂いで出場を目指したい」と目標を表明。初宿市長も「期待している。常に上を目指していると思うので、本番で後悔しないよう結果をつかみ取ってほしい」と激励した。

都議選 10人による争いか 定数5の八王子市選挙区

 任期満了に伴う東京都議会議員選挙(6月13日告示、22日投開票)まで、あと1カ月となった。八王子市選挙区では本紙の調べで現職5人、元職1人、新人4人の計10人が立候補の意思を示しており、定数5議席を争う情勢になっている。(5月17日起稿)

 現職は東村邦浩氏(63・公明党)、青柳有希子氏(46・日本共産党)、伊藤祥広(しょうこう)氏(56・自由民主党)、須山卓知(たかし)

氏(44・無所属)、滝田泰彦氏(42・無所属)の5氏全員が立候補の意向を表明。元職は両角穣(もろずみ みのる)氏(63・都民ファーストの会)、新人は馬場貴大氏(46・自由民主党)、細貝悠氏(32・立憲民主党)、須浪薫氏(63・再生の道)、與倉(よくら)さゆり氏(40・参政党)が名乗りを上げている。

現職は5氏

 前回トップ当選の東村氏は7期目の挑戦。公明党中央幹事や都議会公明党幹事長など長年の実績から要役を担う。羽田空港と八王子を直結するエアポートライナーの実現や首都高・永福料金所の早期撤去など具体的な政策実現を目指す。

 2期目に挑む青柳氏は、党都議団で取り組み実現したとする学校給食無償化やシルバーパスの値下げなどの実績を強調。バス・コミュニティバスの充実、シルバーパスや教育費のさらなる負担軽減、国民健康保険税の値下げなどを訴える。

 伊藤氏は3期目の挑戦。実直に取り組んだ8年の実績を振り返り、さらなる防災・防犯対策の充実を掲げる。豊かな自然、産業の集積、交通の要衝を市のポテンシャルに掲げ、「これを磨き上げればもっといい街になる」と話す。

 須山氏は3月に立憲民主党から離党し無所属で2期目を目指す。現職として「東京都障害者情報コミュニケーション条例」制定に尽力したことを強調し「とにかく手取りを増やす。都民の暮らしを支える施策が大切」と経済対策を重視する。

 昨年7月の補選で都議に返り咲いた滝田氏は「八王子の課題解決のため都と市をつなぐ役割を果たす」とし、公共交通の充実を訴える。約2兆円増収した都税のチェックと多摩地域への還元を重視。政治倫理を取り戻す活動に取り組む。

元職1氏・新人4氏

 2期を務めた元職の両角氏は「魅力的な世界都市・東京の実現」「国をリードする政策課題への取り組み」「都内自治体支援」が都政に必要な視点とし、子育て・ケアラー支援など昨年1月の市長選で掲げた政策を都政の立場から推進する。

 馬場氏は14年間、八王子市議会議員として活動した知見を活かし、「選ばれる街」として八王子特区構想を提案。教育特区や医療特区、創業支援等を行うベンチャー特区、便利な行政手続きなどを謳うデジタル特区など大胆な挑戦を掲げる。

 細貝氏は八王子市出身で、現在は目黒区議(1期)。「故郷のために働きたい」と党の公認候補に手を挙げた。「安心して暮らせるまちを守りたい」と地域公共交通の充実、テレワーク支援などによる可処分時間の増、物価高対策を掲げる。

 須浪氏は香川県出身で市内在住。母子家庭で経済的に苦しいながら、複数の企業を経て東証一部上場会社の役員などを務めた。自身の経験から「努力が必ず報われる社会」を目指し教育環境の底上げや都政の効率化などを掲げる。

 與倉氏は10年間の米国留学後、2020年に帰国。特別養護老人ホームや保育園での勤務を通じて健康寿命や予防医学の大切さを痛感。日本人としての自尊心教育や現場の声を尊重する社会福祉、自然環境保全や農業の活性化を掲げる。

決戦まで1カ月

 選挙に向けて各陣営では事務所開きをするなど準備が進む。5月14日に市役所で開かれた立候補予定者説明会には、上記10陣営の立候補予定者本人や代理出席者のほか伊藤あゆみ氏(54・無所属)が出席した。事前説明会に出席しなくても立候補の届け出は可能、また出席した陣営が立候補を見送ることもある。

 八王子市選挙区の選挙人名簿登録者数(25年3月時点)は47万2053人。前回の都議選(2021年)は定数5に対し10氏が立候補。投票率は42・94%だった。

 都政へ民意を届ける5人が来月、選ばれる。

今年2月のハルビン冬季アジア大会男子スノーボード・ハーフパイプ種目で銀メダルに輝いた 菊地原 小弥汰(こやた)さん 市内在住 21歳

五輪目指す、若きホープ

 ○...怪我による選手交代で急きょ手にしたアジア大会の出番。緊張しながらも、滑走の前には「横風が強いので安定した滑りが求められる」と大局を読んだ。優勝した韓国の選手の記録には惜しくも届かなかったが、表情は晴れやかな銀メダル。「ハーフパイプ競技は日本人が強いと言われている。自分もその一角だという思いを持って挑んだ」と自負する。

 ○...幼少期は体操クラブにサッカー、トランポリンなど、さまざまなスポーツに触れてきた。その中で、「どのスポーツより自分に合っている」と思ったのが、小5で出会ったスノーボードだ。1歳下に「追いつきたい」と思える天才的なライバルがいたことも大きかった。尊敬できるコーチにも出会い、共に技術だけでなく精神力も磨いていった。

 ○...大学進学を機に山梨から家族と八王子に引っ越した。オフシーズンの現在は大学の講義を終えた後、夕方頃に関東近郊の練習会場へ。その日の達成度に合わせ、午後10時まで自分を追い込むこともある。今年1月にスイスで行われたワールドカップ大会では、予選で転倒。2位から5位まで日本勢が席巻する中、悔しい思いをした。その悔しさをバネに、ひたすら練習に励んだ今シーズン。努力が花開いた銀メダルという結果を前に、来年開催されるミラノ・コルティナ冬季五輪への期待がかかる。

 ○...スノボ一色の生活だが、最近は一眼レフカメラで撮る写真にも夢中だ。仲間が宙を飛んでいる姿から浅川河川敷の桜並木まで、その被写体は幅広い。プライベートで息を抜きつつ、照準はミラノに合わせる。「夏は怪我しない体づくりを一番に、冬は一気に攻める」。メリハリをつけて、夢の大舞台への切符をもぎ取る。

学童保育所の在籍児童数と待機児童数の推移

学童待機児童数 4年連続ゼロ達成 空き教室など活用

 市は今年4月時点での学童保育所(以下学童)の待機児童数が、2022年から4年連続でゼロになったと発表した。

 共働き世帯の増加などに伴い、保護者に代わって放課後に子どもたちを保育する学童の需要は年々高まったが受け入れ態勢が追いつかず、待機児童数も増加していた。市内で学童の待機児童数がピークを迎えたのは16年度の370人で、保育園の待機児童が社会問題になった時期と重なる。市が学校施設の活用や町会・自治会館を借用するなどの対策を講じたことで20年にはピーク時の半分以下となる154人、21年には82人となり、22年からは0人を継続している。

 市は今年度の取り組みとして、学童の小学校内への移転に伴う定員の拡充(由木中央小)、小学校の特別教室などの保育場所としての活用(山田小など21校)、地域の町会・自治会館を借用した定員の拡充(4カ所)、子ども・若者育成支援センターの保育場所としての活用(1カ所)を挙げて「引き続き待機児童ゼロに向けた対策に取り組むとともに、子どもが安心して過ごせる居場所づくりの充実を図っていく」としている。

城跡から出土した陶磁器などを展示

はちはく 氏照の日常に触れる 八王子城跡の出土遺物展

 戦国時代に八王子城を築城し城主を務めた北条氏照の生活文化に焦点を当てた企画展「八王子城跡御主殿出土遺物展-北条氏照のおもてなし-」が、子安町の桑都日本遺産センター八王子博物館(はちはく)で6月29日(日)まで開催されている。午前10時から午後7時まで。入館無料。

 八王子城は小田原北条氏の一族である氏照により16世紀後半に築かれたが、1590年に豊臣秀吉旗下の軍勢によって落城した。企画展では八王子城跡で2023年から24年に実施された発掘調査で発見された遺物を中心に、これまでに出土した品々を通して氏照が城の御主殿でどのような文化に触れ、生活していたのかを紹介している。

 展示品には中国の明から運ばれてきた磁器と国内で作られた陶器の皿や椀、遠くイタリアのベネチアから持ち込まれた繊細なレースガラス器などが並び、戦国武将というイメージとは異なる氏照の美意識や教養を物語る。また火縄銃に使われた鉄製の弾丸や、それを鋳造するための型なども展示されている。

 6月1日(日)の午前10時30分からと午後2時30分からの計2回、学芸員による展示解説も実施予定。遺物を通して、戦国武将の知られざる一面に触れてみては。

 問合せは同館【電話】042・622・8939。

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横断幕の前でファイティングポーズを取る佐々木選手(中央)ら

ボクシング佐々木尽選手 邦人初 W(ウェルター)級世界王者に挑戦 6月にタイトルマッチ

 中屋ボクシングジム(南町)所属のプロボクサー・佐々木尽選手(23)が5月15日に八王子市役所を訪れ、6月19日(木)に大田区総合体育館で行われるWBO世界ウェルター級タイトルマッチに向けた決意を初宿和夫市長に表明した。勝利すれば日本人初のウェルター級世界チャンピオンという偉業を成し遂げることになる。

 同ジムの中屋一生会長らとともに市長表敬に訪れた佐々木選手は「NTTドコモPresents Lemino BOXING WBO世界ウェルター級タイトルマッチ」に挑むことを報告。日本人選手による同級の世界挑戦は16年ぶり、国内での挑戦では36年ぶりとなる。

 「日本人初のウェルター級世界王者になる男」を公言してきた佐々木選手にとって、この挑戦は長年追い求めてきた夢舞台。対戦相手はWBO世界ウェルター級現王者のブライアン・ノーマン・ジュニア選手(24)=米国=。27勝無敗(21KO)のチャンピオンに、同級2位で19勝(17KO)1敗1分けの佐々木選手が挑む。

 別所小、別所中、都立八王子拓真高校を卒業後、17歳でプロデビューした佐々木選手。2023年1月にWBOアジア・パシフィックウェルター級王座、24年5月に東洋太平洋ウェルター級王座を獲得するなど、若手ホープとして頭角を現してきた。4月25日に横浜市内で開いた今回の世界タイトルマッチ発表会見後にはこれらのタイトルを返上し、不退転の覚悟で世界王座にかける覚悟を示した。

八王子から世界へ

 市長応接室で開かれた表敬訪問で佐々木選手は「いよいよ世界タイトルに挑戦できる。八王子、日本から史上初のチャンピオンになります」と力強く宣言し、決意をみなぎらせた。

 サプライズとして佐々木選手を応援する横断幕を掲げて一行を出迎えた初宿市長は「決してあきらめることなく夢を追い続け、努力し挑戦してきたからこそ実現できたことと思う。その姿を市内の子どもたちに感じてもらいたい。ぜひ思い残すことのない試合をして、期待通りの結果が出ることを願っている」とエールを送った。

 同席した中屋会長は「チャンピオンを呼ぶにはお金だけではない、勝つ可能性があると多くの皆さんが協力してくださったおかげでここまで来れた」と周囲の支援に感謝の念を表した。また前会長で現在もトレーナーとして佐々木選手を支える中屋廣隆さんは「ジムを開いて30年。自分の人生の集大成である佐々木尽が『歴史を作る』と言っている。今までにない大きな舞台を一緒に、自分にとっても最後の挑戦と思って取り組んでいる」と感慨深げに語った。後援会長を務める黒須隆一さんは「チーム中屋が一丸となって支えてきたから今日がある」とジムの献身的なサポートを称えた。

市を挙げ応援

 佐々木選手の挑戦を市を挙げて応援しようと、市はJR八王子駅北口のマルベリーブリッジと南口のとちの木デッキ、市役所に横断幕を掲出する。さらに市民一体の応援ムードを盛り上げようと、市内の市立小中学校107校の学校給食で、佐々木選手応援メニューを提供すると発表した。献立は佐々木選手が子どもの頃に好きだったというマーボー豆腐など。6月6日(金)から18日(水)までの期間中に各校で1回提供される予定だ。

 地元が生んだ若きボクサーの挑戦に地域の期待が高まっている。

スタジオ オルウェイズでギターを弾く平田さん

円熟の音楽心、燃やせ スタジオがシニアを応援

 純粋に音楽を楽しむ時間はいかが――。台町の老舗音楽スタジオ「オルウェイズ」で、円熟した音楽心を持つミュージシャンが集まり、演奏を楽しんでいる。70・80年代の洋楽好きのミュージシャンや歌い手がその場でセッションして音楽を奏でる。演奏者は飲み物や軽食を片手に聞き役にも回り、同年代で交流する場となっている。

 「ライブよりも気楽に人前で演奏できる空間。60歳以上の人が多いから、間違えても『ごめん、もう1回』とか言ってやり直したりね」と話すのはスタジオオルウェイズで定期イベントを主宰する「Hachioji Musician Community(通称H.M.C.)」代表の平田肇さん(72)だ。

 平田さんは、プロのギタリストとして活躍してきたミュージシャン。約30年前に地元・八王子の音楽仲間とつながりたいとH.M.C.を発足させた。現在のメンバーは主に60代から70代の人が多く、ギターやベース、ドラムやキーボードのほかボーカルもおり、イベントに一声かけると30人くらいが集まるという。

 「バンドマンは一人で演奏しててもつまらない。やっぱり誰かと一緒にやるから楽しい。それを誰かに聞いてもらえればなおうれしいよね」と平田さん。

60歳以上に特別価格を

 スタジオ オルウェイズでは音楽を楽しむシニアを応援するキャンペーンを6月1日(日)から実施する。平日の午後1時から6時のバンドリハーサルの利用ならスタジオ料金を20%オフに。また、60歳以上なら期間中はどの時間帯でも10%オフ。シニアレコーディングパックとして録音1時間に簡易MIX1時間で6600円の特別価格に。

◆スタジオ オルウェイズ【電話】042・621・6403/台町4の23の1/正午から午前1時まで営業/水曜定休

ビートレインズ 会員限定 チアと交流 レイリーズがイベント

 プロバスケB3・東京八王子ビートレインズが6月1日(日)、専属チアリーダー「Raily's(レイリーズ)」の会員限定プレミアムイベントを開催する。

 今季、ホーム戦で応援をリードしたCHIHIRO、EMII、AMI、YUI、YUUNA、MANAHAの全メンバーが出演予定=写真。イベント内容の詳細は後日発表される。熱い声援でチームを盛り上げるレイリーズメンバーと触れ合える貴重な機会となりそうだ。

 午後4時から午後5時30分まで。会場は明神町にあるホテル・ザ・ビー八王子(旧八王子プラザホテル)2階にある「バグダッドカフェ/モータウン」。参加対象者は2024―25シーズンのファンクラブレイリーズ会員のみ。参加費は7700円で、入場時には会員証またはマイページの提示が必須となる。チケットの申込み締切は5月25日(日)。購入に必要なログインIDとパスワードは、対象者へメールで送付される。

 またクラブは、メンバーの入り待ち・出待ち行為を禁止。イベント中の動画撮影は個人利用目的のみ可能だが、SNSへの投稿は写真のみに限定。メンバーとの接触は一定の距離を保つよう呼びかけている。イベント終了後、贈り物がある場合にはメンバーへ直接手渡せるが、生ものや手作りの食べ物、密封されていない飲食物などは遠慮するよう求めている。

 ファンクラブレイリーズ会員への入会方法などの詳細情報は、クラブホームページまたはSNSへ。
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昨年の田植えの様子

はちぷろ 「農と酒に関心を」 田植え体験者募集

 酒米づくりを通じて農業への理解を深め、大切さを再認識する機会にしてもらいたいと、NPO法人はちぷろが6月7日(土)、高月地区の田園で「田植え体験イベント」を開催する。現在、会員以外にも広く参加を呼び掛けている。

 はちぷろは、八王子産米で造る日本酒「高尾の天狗」を軸として2014年にスタート。これまで、昔ながらの手作業による田植え体験や秋の収穫作業、収穫した酒米を使用した日本酒を味わったりと、日本酒ができるまでの農業体験を参加者に提供してきた。今回は初の試みとして、田植え体験で植えた酒米を使用し東京八王子酒造で1タンク仕込み、販売を予定しているという。

 当日は、午前8時50分に京王八王子駅付近に集合しバスで出発(有料/現地集合も可)。10時頃から田植えを開始し、正午ごろまでに終了。以降は参加者で昼食と酒を楽しむ交流会となる。

 定員は150人(定員になり次第)。参加費は田植え体験のみで高校生以上2000円、小・中学生1000円。交流会参加と送迎は別途料金が必要。小雨決行。汚れてもよい服装で参加し着替えやタオル持参を推奨。田植え時に必要となる足袋の貸出しあり(持参も可)。希望者は申込時にサイズを申告。足袋が苦手な人は厚手の靴下の準備を。サンダルがあると便利。問い合わせはNPO法人はちぷろ【電話】042・645・7763。

響け、和太鼓フェス 6月15日 北野町で

 郷土の力強い音色を響かせる「第28回和太鼓フェスティバル」が6月15日(日)、あったかホール多目的ホール(北野町596の3)で行われる。主催は桑都和太鼓連合会。入場は無料。会場では能登半島地震と八王子の子ども食堂への募金箱を設置し支援を呼びかける。集められた募金は、一部をフェスティバルの運営費に充て、残りは支援のために役立てられるとのこと。

 開場は午前10時30分、開演は午前11時。出演は、鳴神流雷神太鼓、八王子鼓一、飛翔祭太鼓、絹太鼓、都立翔陽高校和太鼓部、都立八王子桑志高校「爽瞬太鼓」など地元で活動する6団体。また、来場者が実際に和太鼓に触れて叩くことができる体験コーナーも設けられる(午後0時10分〜)。問い合わせは守屋さん【電話】080・6570・5995。

中野智行さん

「お金の正体」を考える 大善寺で文化講座

 大善寺(大谷町1019の1)が隔月で開く文化講座「お寺の学校」が、6月21日(土)に催される。今回は八王子在住のローカルユーチューバー中野智行さんが「フォロワー2万人の八王子YouTuberと考える『お金の正体』」と題して講演する。

 中野さんは八幡町の肌着専門店イツミヤの店主を務める傍らユーチューブチャンネル「八王子国の歩き方」を運営。地域の魅力や生活者目線の社会観を発信し続けている。今回の講演では「お金=道具」という原点に立ち返り、現代社会における通貨観・経済観を問い直す。難解なテーマも中野さんが身近でわかりやすく解説してくれる。

 午後2時から3時まで。参加費300円。事前申込制で定員50人。問い合わせは同寺【電話】042・642・0716。

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インドの今を知る 川口分館で講座

 生涯学習センター川口分館主催の国際理解講座「インド 成長するITと格差社会の現実」が、6月8日(日)に同館視聴覚室で開催される。午後2時から4時まで。

 北海道大学名誉教授でTAMA市民塾塾長の宮本謙介さんを講師に、インドがIT産業で急成長をみせている背景や同地が抱える格差社会の現状などについて受講者と一緒に考える。

 申し込み先着順で定員70人。参加費200円。申し込みは同館【電話】042・654・8450。