藤沢版【5月23日(金)号】

GW観光客数 1日当たりは2千人減 過去3年で微減

 (公社)藤沢市観光協会はこのほど、ゴールデンウイーク(4月26日〜5月6日)に江の島周辺を訪れた観光客数(速報値)を発表した。今年は前年よりも調査期間が1日長かったため昨対比は約1万7000人増加するも、1日当たりで換算すると約2000人減少。過去3年間でみても微減している。

 調査は連休中の江の島、片瀬海岸、鵠沼海岸の3カ所で実施。駐車場の台数や歩行者、自転車利用者、鉄道3線の乗降客数などから算出した。

 調査によると、11日間で延べ49万4000人が訪れ、前年の47万7000人と比べると3・5%増加。しかし今年の1日当たりの平均は約4万4900人で、前年比は94・1%にとどまった。

悪天候が痛手に

 1日ごとの観光客数をみると、最も人出が多かったのが4日と5日で、6万5000人が訪れた。一方、雨に見舞われた6日は2万6000人と、人足も遠のいた。市観光協会の湯浅裕一会長は「天気のことは仕方がないが、晴れていればもっといい結果だったと思う」と肩を落とした。

 1日平均が5万2000人だった2019年と比べると今年は7000人ほど減少したが、コロナ禍の21年比は1・6倍、22年比は1・07倍に増加。過去5年で最も多かった23年以降は微減となっている。

 23年の年間市観光客数は約1960万人で、過去最高となったことを踏まえ、湯浅会長は「コロナ前からV字回復してると肌身で感じるとはいえ、江の島は面積も狭く、受け入れに限界もあるので、今くらいの観光客数を何十年先まで保てれば」とした。

一極集中へ対策も

 特定の観光地に観光客が過度に集中するオーバーツーリズムの対策としては、仲見世通りや江島神社、江の島エスカーの乗り口などに警備員を配置。そのほか、昨年導入されたエスカー自動改札の運用や、島内の各店舗で近隣宅前にとどまらないよう観光客への呼びかけなども行われた。

ふるさと納税ポータルサイトに掲載されている「体験型」お礼品のサムネイル=藤沢市提供

ふるさと納税返礼 「モノ」から「コト」へ 市内の寄付額 3年で3.5倍

 ふるさと納税の返礼品で、地域資源を生かした「体験型」が広がりを見せている。藤沢市内でもスパや水族館、シーフードレストランの利用からサーフィン体験までさまざま用意。寄付額は過去3年間で約3・5倍増えた。アフターコロナの外出需要の高まりが背景にあるとみられる。

コロナ後に大幅増

 市ふるさと納税担当によると、市内で登録されている2024年度の返礼品数は全体で700件。そのうち体験型は253件で36・1%を占め、23年度の147件と比べ約1・7倍増えた。

 寄付額は24年度、過去最多の約6億6千万円となった。そのうち体験型は約1億2500万円で、22年度の約3531万円と比較し、約9千万円増加した。

 これら体験型にまつわる数字の伸びについて同担当は「外出自粛を強いられたコロナ禍が落ち着いたことが要因なのでは」と推測する。

五輪選手とヨット

 市は15日、新たな体験型お礼品を追加した。

 16年リオデジャネイロオリンピック49erFX級日本代表の宮川恵子さんと一緒にヨットに乗れる体験(60分間3人まで/寄付額10万円)と、砂浜から海へそのまま移動可能な水陸両用モーターボート操船体験(15分間2人まで/同3万9千円)の2つ。市側が返礼品提供事業者のbiid(株)に体験型お礼品のイメージを伝え、実現に至った。現在受付ポータルサイト「楽天」「ふるさとチョイス」「ふるなび」など約10サイトで提供されている。

現地決済型じわり

 また市は2月から「現地決済型」の「ふるさと応援納税」も導入した。

 市内の飲食店や宿泊施設などを訪れた利用者が、滞在先でスマートフォンから二次元コードを読み取り、およそ5分で市ふるさと納税へ寄付。お礼品としてすぐに加盟店で利用可能な電子クーポンを受け取り、サービスを利用できる仕組みだ。料理店のほか、船舶免許教習所など20カ所弱が加盟している。

 「モノ」から「コト」への返礼品が急増する一方、自治体間でも体験型に魅力の差が出てきている。同担当は「藤沢に人が来れば経済効果も得られる。都心部から近い場所に求められるモノとコトの両輪をさらに強化し、ファンを増やし続けていきたい」とした。

 詳細は市ふるさと納税特設サイト(https://furusato.city.fujisawa.kanagawa.jp/)から。

藤沢市建設業協会青年部「藤友会」の会長に5月16日付で就任した 西山 幸太さん 羽鳥在住 42歳

業界の次世代に向け尽力

 ○…市内38社が加盟する藤沢市建設業協会の若手経営者が集い、親睦を深めながら業界の発展、社会貢献を行う藤友会。活動の魅力を「先輩方や同業種の人と発想やエネルギーを分かち合える場であること」と話す。入会して20年。その身に受けてきた恩恵だ。会長に任命された今、第一に掲げるのは次世代の担い手を作ること。「最近の建設業界が、若い子や女性でも働きやすい環境を整えていることをアピールしていきたい」と意気込む。

 ○…まちづくりに大きな役割を果たす地元建設業では、今、デジタル技技術の発展も目覚ましいという。現場への導入を手掛け、データ管理、事務作業が「1時間が5分になった」と業務の効率化を実感。その内容を共有し、業界全体の働き方のさらなる意識向上を進めたいとし、「ワークライフバランス含め、次世代に向け働きやすさをつくり上げていく」と意欲を示す。

 ○…建設業の専門学校を卒業後、父の紹介で協会内の他の会社へ修行に出た。「『ネコ持ってきて』と言われ、それが一輪車であることが分からなかった」と言葉一つ覚えることからスタートした。振り返れば修行とはいえ辛さよりは温もりを感じた。「一通りの仕事ができるようになったのは当時の皆さんのおかげ」と感謝を口にする。現在は修行を受け入れる立場。その恩返しとして丁寧な指導を心がける。

 ○…地域貢献としては、市民まつりや、ビーチクリーンなどに会を挙げて取り組んでいる。地域があってこその業界との思いからだ。現在、気になるのが犯罪被害。「市内でリフォーム詐欺が増えていると聞く。未然に防ぐための啓発活動を警察署と連携して行い、市民を護りたい」と思いを語った。

採取した海水を確認する市職員

水質速報値「問題なし」 海開き控え市が調査

 海開きを前に、藤沢市は15日、片瀬東浜、片瀬西浜・鵠沼、辻堂の3海水浴場沖で水質調査を実施した。当日の速報値ではすべての地点で開設「適」に相当する数値だった。

 この日は水深1〜1・5mほどの合計6地点で海水を採取。油膜の有無や透明度、水素イオン濃度、水質汚濁の指標となる化学的酸素要求量(COD)など8項目を調査した。すべての地点で油膜はなく、透明度は1m以上の「全透」、CODは昨年度の開設前調査確定値を上回ったが、市環境保全課は「開設基準の範囲内」とし、「速報値ではあるが、現時点では開設に何ら問題のない数値」と話した。

 ふん便性大腸菌群数や腸管出血性大腸菌(O―157)の有無は現在分析中。調査結果については、県が県内海水浴場の結果をとりまとめ、6月上旬に公表する予定。

 市によると、3海水浴場には昨夏、約150万人が来場。今夏は7月初旬から順次開場する見通しだ。

完成したばかりの管理用階段に立つ湯浅会長

「トンボロ」管理用階段が完成 江の島で安全祈願

 干潮時に江の島と片瀬海岸が地続きになる自然現象「トンボロ」の発生シーズンが始まった。島に上陸するための管理用階段も設置され、14日には関係者がトンボロを往来する観光客らの安全を祈願した。

 トンボロはイタリア語で、日本語では「陸繫砂(りくけいさ)州(す)」という。波が島を回り込みながら進むと同時に、運ばれた砂が島と海岸の間に集まって現れる。江の島では潮位が20cm以下になる年間60日ほど、干潮時に約1時間の「海の道」ができる。鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡』や江戸時代に描かれた浮世絵などに、その様子が残されている。

 国内でも珍しい現象を新たな観光資源にしようと、市観光協会は2023年度からPRを強化した。片瀬海岸から歩き始めると、島に上陸する際に子どもや高齢者などはフェンスを乗り越えることが難しいため、4〜8月にかけて仮設階段を設置。24年度には5日で約1万7千人が利用したが、幅約60cmと狭く一方通行しかできなかった。

 そこで市観光協会は利便性向上や集客増を視野に、県に常設階段の設置工事を依頼。港湾管理の設備として許可が下り、幅2m以上、中央部に手すりのある階段が設けられることになった。江島神社による神事が執り行われた後、市観光協会の湯浅裕一会長は「波打ち際で楽しそうに貝殻を拾う子どもたちも見られる。多くの歴史とともにトンボロを後世につなげたい」とあいさつした。

 トンボロが現れる可能性のある日程、管理用階段の利用可能日は藤沢市観光公式HP(https://www.fujisawa-kanko.jp/)で公表している。

元工場でマルシェ 25日 会場は川名

 元藤沢機器の工場を活用したものづくりシェア施設「KIKI BASE FUJISAWA」(川名1の11の42)がオープン2周年を迎えた。それを記念した催し「キキマルシェ」が25日(日)、現地で開かれる。午前10時から午後4時。入場無料。

 ”気軽さ”を追求した次世代ポータブルミニクルーザーを手掛ける会社、monoto designによる箱無しやキズ有りB品の販売や、HONU HENNAによる植物の葉をペースト状にした自然塗料で肌を染める新感覚ボディーアート「ヘナタトゥー」の施術がある(絵柄は1週間〜10日ほどで消える)。またリサイクルやオーガニック素材のアップサイクル品のほか、ボリューム感のあるホットドッグやサンドイッチ、デザートの販売など、ワークショップを中心とした体験型マルシェだ。

 詳細は同施設のインスタグラム、またはHP(https://kikibase-fujisawa.com/)から。

作品の一例=提供

繊細で上品刺繍の世界 20周年記念作品展

 ハーダンガー刺繍の会20周年記念作品展が27日(火)から来月1日(日)まで、藤沢市民ギャラリー第2展示室で開かれる。午前10時から午後7時(最終日は5時)まで。

 ノルウェーの伝統技法で、繊細で上品な透かしと幾何学模様を表すハーダンガー刺繍。会期中は同会の29人が手掛けた約200点が展示される。

 詳細は近藤さん【電話】0466・45・5144。

今回のイベントチラシ

最先端に触れる2日間 あすから産業フェス

 市内の商工業や観光、農業、畜産などの事業者らが自慢の製品や特産品を紹介する「ふじさわ産業フェスタ」が24日(土)と25日(日)、鵠沼東の藤沢市民会館とその周辺、秩父宮記念体育館で開かれる。午前10時から午後5時(最終日は4時)。

 23回を数える今年も80を超える参加があり、老若男女問わずに楽しめるブースが設置される。

 第1会場の秩父宮記念体育館では、工業製品や住宅関連機器のほか、介護施設で活躍する高齢者の話し相手になるロボットなどが展示される。

 第2会場の会館では、建設現場で活躍する高所作業車の試乗や1日職人体験に加え、最新自動車の展示。プロバスケットボールの湘南ユナイテッドBC、サッカーのエブリサ藤沢ユナイテッド、野球の県民球団と地元スポーツチームが集結し、競技の魅力をPRする。飲食ゾーンも。

 第3会場の会館前、多目的広場では、農産物・畜産物の即売、藤沢工場で作ったメルシャンのワインや宝製菓の菓子販売も行われる。

 また各会場に設けられたスタンプを6つ集めると景品が当たる企画や、地元ミュージシャンによるジャズライブ、チアダンスといった熱いステージも同時開催。

 詳細は同フェスHPから。問い合わせは実行委員会(藤沢商工会議所内)【電話】0466・27・8888。

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YouTube投稿者・菊池久登さん(71) いきいきシニア「元気の源」は

 「じいじです。それではよい子のみんな、きょうは磯の生き物を観察しよう」――。辻堂在住の菊池久登さん(71)が手にしたスマホ画面の中から、船長の帽子をかぶったキャラクターが落ち着いた声で呼びかける。2年半ほど前から投稿しているYouTube動画は、いつもこのお決まりのセリフから始まる。

水面に映る童心の笑み

 初夏の日差しが照らす江の島。鳥居や仲見世を通り過ぎて防波堤の方へ進むと、穏やかな磯の風景が広がっている。観光客でにぎわう島内とはガラリと雰囲気が変わり、優しい波音が響く。ゆったりとした時間を過ごす釣り人や散策に訪れたカップルに交じり、菊池さんは真剣なまなざしで磯をのぞき込む。

もったいない

 もともとは山育ち。長野県の農家に生まれ、少年時代は山や川を遊び場にして過ごした。休日も家族と田植えや野菜の収穫をするなど、故郷の記憶はいつも自然や生き物と共にある。「海にはずっと憧れていた」といい、25歳で理科教師として辻堂に移住。以来、中高生に生き物の魅力や自然環境を記録することの大切さを伝え続けてきた。

 動画投稿を始めたのは定年退職後。自宅から15分ほどの江の島の海。展望台や水族館に遊びに来る人、ハヤブサを撮影に来る人は大勢いるが、磯へ足を運ぶ人は多くないことが気になった。生き物はたくさんいるが、磯遊びをする子どもは少ない。「こんなにいいところがあるのに、もったいない」。自分に何かできないか考え、たどり着いたのがYouTubeだった。

面白く誰でも分かる動画に

 菊池さんのYouTubeチャンネル「磯の生きもの図鑑 アッ君・イッ君・じいじの観察日記」では、江の島の磯に生息する魚や生き物を紹介。「アッ君」「イッ君」と名乗る子どもと「じいじ」と呼ばれる男性キャラクターが掛け合いながら観察のポイントや生態の特徴を分かりやすく解説していくのが特徴だ。

 「目指すのは面白くて誰でも分かるコンテンツ。教科書を読むだけの授業はつまらない」。専門用語を使わず、名前の由来や食べられるのかどうかなど、身近な生活に結び付く情報を盛り込む。会話形式でメリハリをつけ、興味を持ってもらえるような動画にするのがこだわりだ。

 撮影から動画の編集、アップロードまでの作業は全て自分の手で行う。これまで投稿してきた動画は約1分間の縦型と約10分間の横型を合わせて、およそ230本。当初は職場でYouTube投稿を担当している息子の手を借りることもあったが、今では1分間の動画であれば、撮影してからアップロードまで3時間ほどで完了する。

 満潮と干潮の差が大きく観察しやすくなる大潮の日が、絶好の撮影日和。春には麦わら帽子に長靴、夏には短パンにマリンシューズ、水中ゴーグルという出で立ちで、年間70回ほど磯に足を運ぶ。目当ては決めずに、その日、その場にいた生き物を撮影するスタイルで、「1日いても飽きないね」と少年のような笑みを浮かべる。

孫と楽しむ

 動画に登場するアッ君とイッ君は、自身の7歳と4歳の孫をモデルに作成したキャラクター。動画ではいつも一緒に磯観察をしているが、現実の孫2人は磯に出かけたことはまだない。「今年の夏は2人を連れて行って、実際に磯遊びができたら」。”じいじ”は顔をほころばせた。

前回の優勝チームの踊り(主催者提供)

最優秀賞には10万円 遊行の盆、参加者募集

 藤沢の夏の風物詩「遊行の盆」の実行委員会では7月26日(土)、藤沢駅北口ミナパーク前でメインイベントとして行われる「流しおどり 遊行ばやし」の参加者を募集している。時間は午後4時45分から予定。

 募集しているのは、会場で踊りを楽しむ「自由参加部門」と、「コンテスト部門」の2つ。自由参加部門は7人以上、コンテスト部門は10人以上のグループが条件。踊りは遊行ばやしで、6月25日(水)と7月2日(水)に講習会もある。希望によって講師派遣も可能だ。

 コンテスト部門では、専門家らが踊りを審査し、表彰。最優秀賞には10万円の賞金が用意されているほか、両部門共通で個人賞もある。

 参加は無料。締め切りは6月6日(金)。説明会が6月13日(金)午後3時から、藤沢商工会館ミナパークで開かれる。

 詳細、申し込みは藤沢商議所遊行の盆係【電話】0466・27・8888。

市長の資産公開 HPで閲覧可

 藤沢市は9日、「政治倫理の確立のための藤沢市長の資産等の公開に関する条例」に基づき、鈴木恒夫市長が所有する資産、所得を公表した。

 資産等補充報告書に記載のある土地は、藤沢市藤沢555(面積4764・46平方メートル)を含む3カ所を所有しており、固定資産税の課税標準額は計1773万5266円。建物は4カ所あり、同額計1258万9175円。貯金は350万円。有価証券は2千万円で、所有する株券は資生堂化粧品販売(株)ほか2銘柄1万755株だった。

 昨年度分の所得、贈与を受けた資産の報告となる所得等報告書では、不動産所得と給与所得、雑所得を合わせ、所得総額は計2070万2110円だった。

 各報告書は現在、秘書課窓口または市ホームページで閲覧できる。

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在宅医療を考える講座 テーマは「認知症」

 市民公開講座「認知症の方に寄り添う在宅医療と看護」が6月28日(土)、藤沢市役所本庁舎5階(5―1・2会議室)で開かれる。市地域医療推進課と市在宅医療支援センターの共催。

 人に寄り添い、生活を支える在宅医療。講座当日は、現役の訪問診療医で「つながりクリニック」共同院長の竹島望氏、訪問看護師で「ナースであんしん湘南」管理者の大慈めぐみ氏が講師を務め、「認知症の人とその支援者の生活を支えるために在宅医療で何ができるのか」を参加者と共に考える。

 時間は午前10時(受付開始は9時30分)から11時30分。定員60人で先着順。参加無料。

 参加希望者は同センター【電話】0466・41・9980、または【FAX】0466・41・9981から申し込む。6月25日(水)締め切り。

藤沢市議会 議長に山口氏副議長安藤氏

 藤沢市議会は13日、臨時会を開き、議長に山口政哉氏(53・市民クラブ藤沢)、副議長に安藤好幸氏(56・民主クラブ)を選出した。任期は慣例でいずれも2年。

 議長選には山口氏と大矢徹氏(60・民主クラブ)が立候補。投票ではともに18票と同数になったため、くじ引きの結果、山口氏に決定した。

 山口氏は2015年に初当選。現在3期目で、議会運営委員会、災害対策等特別委員会で委員長などを歴任した。横浜商科大卒、片瀬海岸在住。

 安藤氏は19年に初当選。2期目で、行政改革等特別委員会、建設経済常任委員会で委員長などを歴任した。東京工科専門学校卒、湘南台在住。

過去のイベントの様子

50年の歴史を祝う 31日、太陽の家まつり

 市心身障がい者福祉センター「太陽の家」(鵠沼海岸6の6の12)で31日(土)、「太陽の家まつり」が行われる。午前9時から午後3時。

 毎年恒例で行われ、50回目を数える人気イベント。当日は市消防音楽隊の演奏や地元チームによるキッズダンスなどのステージパフォーマンスが披露されるほか、ボッチャなどの障害者スポーツや車椅子リフトなどの体験コーナー、縁日、恐竜レース、白バイ展示など盛りだくさんの内容が楽しめる。キッチンカーと屋台が登場し、唐揚げやチュロスなどの食事販売も行われる。

 また同施設は今年開設50周年。午前9時からは体育館で記念式典が催される。

 同施設では「太陽の家は藤沢市の重要な障害者拠点。50年の節目を地域の皆様とともにお祝いしたい」と来場を呼びかけている。

 問い合わせは同施設【電話】0466・33・1411。

市少年の森基本構想発表 「エウレカ」満載の施設へ

 藤沢市はこのほど、建設から40年以上経過し、再整備が決まっている青少年野外活動施設「藤沢市少年の森」(打戻)基本構想を発表した。

 市北部の魅力向上を図り、豊かな自然環境を守り育てながら、子どもから大人まで学び合える体験型の「森と水のキャンパス」を目指す考えなどを示す基本方針に沿って、施設コンセプト、敷地内の各区画の役割、運営手法などを定めた。

 再整備後の同施設のテーマとして掲げられたのは、古代ギリシャのアルキメデスが浮力の原理の発見に叫んだとされる言葉にちなみ「エウレカの森」。副題として「出逢いを通して発見・わくわくが生まれる場所」としている。市では「施設の豊かな自然を通して、子どもたちのさまざまな気づき、発見につなげていく施設にしたいとの思いを込めた」と話す。

 再整備のコンセプトは「体験・創造」の下、「あそぶ、まなぶ、たべる、つくる」とのキーワードを設定。楽しく学び、考える力を育む、創造や研究、発明につなげていくとの考えだ。

 区画ごとの役割もゾーニングとして発表され、5つのゾーンを機能の想定も踏まえ定めた。内容は【1】じゃぶじゃぶ池やプレーパーク、管理棟を備える中央広場【2】バーベキューやキャンプができるアウトドア【3】体を動かすアスレチック【4】森や泉で自然を学ぶ環境保全・活用【5】イベント開催などで使える多目的広場の運動となっている。

 供用開始は2029年度を予定。今年度は運営実施予定者を選定、基本計画を策定する。運営実施予定者は基本計画段階から選定し、設計事業者と連携し施設理念の共有を行ないながら準備を進めていくとしており、27年度からの整備を予定している。

横断歩道を渡る藤沢いずみ幼稚園の園児ら

命を守る交通ルール 三共自校で園児ら学ぶ

 本藤沢の三共自動車学校で19日、交通安全教室が開かれた。恒例の教室で、来年小学校入学を控えた園児に交通ルールを身に着けてもらおうと、市を仲介役に藤沢北警察署の協力のもと実施されている。

 この日は認定こども園「藤沢いずみ幼稚園」の年長62人とその保護者らが参加。講師を務めた署員は、園児らに横断歩道の渡り方や交通ルールを守ることの大切さを伝えた。

 今回は市公式マスコットキャラクター「ふじキュン♡」も登場。署員の指導を受け、「横断歩道から少し下がって待つ」「渡り終わるまで大きく手を挙げる」「左右を確認する」などポイントを確認しながら横断歩道を渡ってみせた。

 その後、園児らも実践。署員やふじキュン♡が見守る中、正しいルールで横断歩道を渡った。

 同園の神崎洋輔園長は「みんな真剣に取り組んでくれた。自分の命は自分で守るということを学んでもらえたら」と話した。

24・25日見学会 介護ヘルパー・デイサービス併設の安心な住まい

 サービス付高齢者向け住宅「ウィズリビングへいあん亀井野」(亀井野3286)が5月24日(土)と25日(日)の2日間、試食付き見学会を開催する。事前予約制、各日午前10時〜午後3時。

 ホテル・レストラン部門口コミランキング神奈川エリア第1位のシェフが料理を監修。モデルルームを用意し、安心と安全に配慮した充実の設備やサービスを公開する。「ご来場の際は感染対策にご協力を」と担当者。小田急線「善行駅」往復の送迎バスあり。

 申し込み・詳細は【電話】0466・90・0180(担当/大津・山口)

手作りのクリームを容器に入れる子どもたち(前回)

科学体験いっぱい 湘南アイパークでフェス

 医療や健康分野の研究開発拠点、湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク/村岡東2の26の1)で24日(土)、「湘南アイパークフェスタ2025」が開催される。午前10時から午後5時。入場無料。

 「最先端研究施設で学ぶ・楽しむ・やってみる」をテーマに施設の一部を公開し、入居する企業や団体、大学がサイエンスの体験プログラムを企画。今年で3回目を迎える人気イベントで、前回は親子連れなど約3500人が来場し、大いに盛り上がった。

 当日は「ぬりぐすり」クリームづくり体験(マルホ(株))やオリジナル香水づくり(横浜国立大学×CurioSeeds)、電子顕微鏡を用いた観察(日本電子(株))など計18社が、自社のサイエンスの魅力を伝える。

 また新企画「湘南アイパーク学生研究発表会〜集まれ未来の研究者!」も同時開催。全国から公募した高校生・大学生が研究発表を行い、同パークの研究者がアドバイス。未来の研究者育成に貢献する狙いだ。

 そのほかトークショーやセミナーなど計25の企画も用意。同パーク担当者は「未来を担う子どもたちがライフサイエンスに携わる仕事に興味を持つきっかけになれば」と来場を呼びかけている。

 同パークは、武田薬品工業(株)が自社研究所を外部に開放し、2018年4月に開設。現在約190社が入居し、約2500人が就業している。

 詳細は同フェスHP(https://www.shonan-ipark.com/iparkfesta2025/)から。

市教委 仕事体験教材に感謝 新たに6社が参加

 藤沢市教育員会が16日、「地域のお仕事ガイドブックDX藤沢市・鎌倉市版」=写真=の寄贈を受け、ガイドブックを発行する静雲堂や湘南ベルマーレなど8社に感謝状を贈呈した。

 この教材は、子どもたちに身近な地域の仕事を学んでもらうため、静雲堂や湘南ベルマーレが事務局となり、企業を募集。各業種の詳しい仕事内容を写真や動画、文章で説明するデジタル副教材となっている。2023年に初めて作成、寄贈され、これまでに市内の学校で副教材として使用されたほか、掲載している企業が出前授業を行うなどしてきた。今回は新たに、(株)門倉組、(株)ネクサス大浩、神田交通(株)、かながわ信用金庫藤沢営業部、(株)さんこうどう、湘南乃えん(株)、グリーン警備保障(株)藤沢支社の6社が掲載された。

 寄贈を受け、岩本將宏教育長は「子どもたちにとって身近な地元の企業が掲載されていて、実際に足を運びやすいと思う。出前授業もしていただきありがたい」と感謝を述べた。

海岸清掃に精を出すボランティア(昨年)=市提供

「ゴミゼロ」目指し海岸清掃 市内5会場でキャンペーン

 5月30日の「ゴミゼロの日」にちなみ、市域海岸一帯で清掃活動を行う「第49回 ゴミゼロクリーンキャンペーン〜ビーチクリーンアップかながわ2025〜」が25日(日)、市内の5会場で実施される。市と(公財)かながわ海岸美化財団の主催。

 環境省と日本財団の海洋ごみ対策を目的とした全国一斉清掃キャンペーン「海ごみゼロウィーク」の一環。市内では昨年度、4160人のボランティアが参加した。

 時間は午前9時から10時(8時50分から受け付け)。会場は片瀬東浜(本部/地下道出入口付近)、片瀬西浜(西浜特設ステージ前)、鵠沼海岸(平和の像付近)、辻堂東海岸(浜見山交番前付近)、辻堂西海岸(辻堂橋付近)※カッコ内は集合場所。荒天中止。

 市有料指定収集袋以外の可燃、不燃分別用のごみ袋2枚以上、軍手、タオル、帽子、飲み物などを持参する。集めたごみは指定されたごみ置き場に可燃と不燃に分けて置き、解散となる。希望者には受け付けでざるが貸し出される(事前申込制で先着100人/子ども優先/1団体10個まで)。マイクロプラスチック拾いに使える。

 海岸清掃の実施結果は、当日午後3時までに市HP(環境総務課のページ)に掲載される。

 問い合わせは同課【電話】0466・50・3529。

ユニークな作品(提供)

幻想世界にうっとり 一点物のガラス作品ずらり

 ガラス作家、金子博子さんの個展「ガラスで綴るものがたり」が現在、Art&Cafe湘南くじら館(片瀬目白山1の3)で開かれている。6月8日(日)まで。

 金子さんは神奈川県生まれ。粘土やワックスなどで原型を作り、耐火石膏で型を取り、その型にガラスを流し込む「キルンキャスト」、ガラスの粉末を型に詰めて焼成する「パート・ド・ヴェール」といった鋳造技法による立体造形を中心に、これまで国内各地で展覧会を行ってきた。

 会期中は、工業的なガラス製品とは異なり、一つとして同じものはない作品を約100点展示。「受賞歴も多い金子さんの幻想的とも言える世界を楽しんで」と館主の小山田知子さんは話す。

 開館は金・土・日曜の正午から午後5時。31日(土)午後2時からは、ギャラリートークも。問い合わせは同館【電話】0466・21・9262。

完成した「令和洪鐘祭絵巻」

多摩美大生ら日本画 洪鐘祭絵巻が完成 26日から江の島で展示

 2023年10月に江島神社と円覚寺(鎌倉市)が行った「洪鐘(おおがね)祭」の行列を描いた絵巻が、このほど完成した。制作は多摩美術大学日本画研究室の学生が授業の一環で行った。

 円覚寺の梵鐘の鋳造に成功したことを祝い、鎌倉時代から続く60年に一度の祭礼。明治に行われた際にも絵巻物が制作されていた。同神社の「絵巻は燃えない限り残る。未来のある若い人の目線で祭りの風景を残したい」との思いにより、開催前からプロジェクトを始動。学生たちによる当日取材を経て、約2年で完成した。

 長さは全長約20メートル。紙には薄く強度のある雁皮紙(がんぴし)を使用した。岩絵具を用い、当日の道中を鮮やかに彩った衣装や神輿、のぼり旗などを細やかな模様まで写実的に描いている。また、スニーカーや軽トラックなど、行列に登場した現代のものも描かれている。同神社の相原圀彦宮司は「個々のパートごとに描き方が少し異なるのも見どころ」という。

 作品は5月26日(月)から28日(水)まで、江の島サムエル・コッキング苑内UMIYAMAギャラリーで一般展示される。また、同ギャラリーでは27日(火)午前11時から完成発表会が開催され、制作した同大生と教員、仕立てを行った半田九清堂による解説と質疑応答を聞くことができる。

フラセンでバラ満喫 夜間開園やコンサート

 日比谷花壇大船フラワーセンター(鎌倉市岡本1018)で現在、可憐なバラが見られる「バラフェスタ」が開かれている=写真は昨年。

 24日(土)と25日(日)には、ライトアップされたバラが楽しめる「夜間開園」を実施。通常午後5時までの閉園時間を土曜は午後8時、日曜は7時30分まで延長する(入園は30分前まで)。

 また日曜午後6時からは、鎌倉交響楽団のメンバーによる弦楽五重奏の無料コンサートが行われる。会場はバラ園(雨天時本館2階フラワーホール)。申し込み不要。

 開園は午前9時から。入園料は20歳以上400円。高校生と65歳以上150円、中学生以下と障害者は無料。

 問い合わせは同センター【電話】0467・46・2188。

愛車の前で賞状を手にする尾後家優斗選手

藤沢のBMXライダー 若き3選手が活躍

 藤沢市に住む若きBMXライダーが、全国を舞台に目覚ましい活躍を見せている。

 昨年度に好成績を収めた尾後家優斗選手(12)、小島瑠夏選手(8)、小島羽陽選手(5)の3人が21日、市長へ表敬訪問を行った。

 尾後家選手は全国で年間ランキング(ボーイズ11―12クラス)3位。全日本BMXフリースタイル選手権でも2位になるなど、全国トップクラスの実力を持つ。

 今シーズンも4月、初戦となる「マイナビJapan Cup HIROSHIMA」で3位と好調な滑り出しを見せた。「表彰台に登れたことは良かった」とした上で、悪天候で決勝が行われなかったことに触れ、「まだ実力を出し切っていない」と話す。

 今年、高浜中学校に入学した尾後家選手。これまで通り、放課後や休日に練習する日々を送る。海外選手の動画を参考に、改善点を研究。週に1度英会話に通うなど世界での活躍に、より一層の意欲を見せる。

 小島瑠夏・羽陽選手は兄弟ともにライダーだ。瑠夏選手は昨年の全国年間ランキング(ボーイズ7―8クラス)2位、羽陽選手も今年度の同大会で2位の好成績を収めている。

 どちらも2歳でBMXバイクに乗りはじめ、3歳からジャンプ台を使っている。バランス感覚の良さに加え、好奇心が原動力。2人は「高く飛んだ時がとても気持ちいい」と語り、「楽しむ」をモットーに笑顔のライディングを心がける。「世界中のパークで走りたい」と笑みを浮かべながら今後の展望を描く。

歩道に設置された新デザインマンホール

ご当地マンホール 新デザインは「藤澤宿」 足元に注目!「下水道に関心を」

 西富のふじさわ宿交流館近く、藤沢橋自動車排出ガス測定局の前に15日、新しいデザインのご当地マンホールが設置された。絵柄のモチーフは「藤澤宿」にゆかりの深い小栗判官を描いた浮世絵だ。

 市内の魅力を再認識してもらおうと、地域の特性を生かした郷土愛あふれるまちづくりを進める藤沢地区郷土づくり推進会議から市に、藤澤宿を連想させるデザインマンホールづくりの提案があり、設置に至った。

 同会議が素案を作成し、庁内の障害者雇用の場として運営しているJOBチャレふじさわメンバーの協力を得て、デザイン化。近々同館でも同様のマンホール蓋が展示されるほか、下水道広報プラットフォームが企画・監修し、全国各地で配布されている人気のマンホールカードの作成、配布も今年度内に予定されている。

 市下水道計画業務課によると、市の下水排除方式には汚水と雨水を同一の管渠(かんきょ)で排除、処理する「合流式」、別々に排除、処理する「分流式」があり、合流式と分流式の雨水管蓋には市の花「フジ」、分流式の汚水管蓋には、市の木「クロマツ」がもともと描かれているという。

 また近年では、江の島臨港道路沿いの歩道に、島に伝わる龍神伝説をイメージした蓋、5カ国語の「ようこそ」のメッセージと市公式マスコットキャラクター「ふじキュン♡」がセーリングをするイラストが描かれた蓋なども設置された。

 「今や当たり前になった下水道に関心を持ってもらうためのコンテンツとして、足元に注目してもらえれば」と同課は市民に呼びかけている。

集まったスポンサーを前にあいさつする小河代表(右)ら

「最後まで戦い抜けた」 湘南BC スポンサーに感謝

 藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町を拠点に活動する男子プロバスケットボールチームの湘南ユナイテッドBCは16日、新江ノ島水族館で「スポンサー感謝のつどい」を開いた。

 昨季は8強入りし、プレーオフ進出を果たしたものの、今季はB3リーグ17チームのうち11位、23勝29敗で終えた湘南BC。2年連続での目標達成は叶わなかった。

 冒頭マイクの前に立った(株)湘南ユナイテッド藤沢の小河静雄代表は「これまでで一番厳しいシーズンだった。14選手で始まったが、外国籍選手らのけがで最後は8選手となり、チーム体制づくりが難しく、12連敗という残念な結果に。しかし選手はあきらめずに粘った。これからも『レッツゴー湘南』の気持ちを持ち、より一層高く邁進していく」とあいさつすると会場は拍手で沸いた。

 今季で契約満了になった堀田剛司ヘッドコーチは「目標は達成できなかったが、選手たちが成長できたシーズンだった。3年間指導を続けてこられたのも皆さんのおかげ。感謝しています」と深々と頭を下げ、来季の活躍を期待した。

大会4ブロック全てを制した藤沢勢。上から藤沢クラブ、翔陵アカデミー、鵠沼中学校、藤が岡中学校

3市1町中学バレー 藤沢勢が全制覇

 藤沢、鎌倉、茅ヶ崎、寒川の3市1町の中学生チームが争うバレーボール大会黒田杯が先月29日、秋葉台文化体育館で開催され、4ブロック全てを藤沢勢が制した。

 今年で62回を数える同大会には、部活を中心に男子25チーム、女子44チームが参加した。

 男女とも2ブロックに分かれ優勝を競い、男子ではAブロックで藤沢クラブ、Bブロックで翔陵アカデミーがそれぞれ制し、女子ではAブロックで鵠沼中学校、Bブロックで藤が岡中学校が優勝した。同大会を主催する藤沢市バレーボール協会の荒井勝男会長は集まった選手たちの頑張りを称え、藤沢勢の活躍に対し、「市内全体で実力が上がってきている。これからも切磋琢磨しながら成長していってほしい」とエールを送った。

 黒田杯は藤沢商業高校(現藤沢翔陵高校)バレー部の監督として全国制覇9回や、協会の特別顧問として活躍した黒田裕氏の功績を称え、2016年から同大会の優勝チームに贈られている。

シニア落語今年度開幕 25日 やすらぎ荘で

 いきいきシニアセンターやすらぎ荘(稲荷586)で25日(日)、今年度初の「やすらぎ寄席」が開催される。出演者はシニアサークル「やすらぎ落語塾」の会員。午前10時45分から午後0時15分。入場無料、靴袋を持参。市内在住の60歳以上の人先着40名まで鑑賞できる(事前予約不要)。また「藤沢市老人福祉センター利用カード」の提示が必要となる。未発行の場合は当日作成ができるので身分証も持参。主催元は公共交通機関での来場を推奨している。

 以降の開催予定は、【2】7月27日、【3】9月28日、【4】11月23日、【5】1月25日、【6】3月29日いずれも日曜日で全6回。やすらぎ荘1階大広間で今回と同じ時間で開催される。

 同落語塾は、発足から今年で10年を迎え、在籍者は19人。各地区の市民センターや公民館、老人会、デイサービスなど市内各地で出前寄席を行っている。

 問い合わせはやすらぎ荘【電話】0466・81・6068

SSTで地域交流 25日 マルシェイベント

 第3回「ウェルネスマルシェ」が25日(日)の午前10時から午後3時に、 Fujisawa SST Wellness SQUARE (辻堂元町6の17の1)で開催される。雨天決行。入場無料。

 「Fujisawa サスティナブル・スマートタウン (SST)」プロジェクトを推進している「Fujisawa SST コンソーシアム」が企画し、地域の人々に楽しみながら健康・福祉・教育について知ってもらう目的で開催される。

 キッズイベントでは、射的とお菓子すくいやオリジナルプラバン作り、子ども薬局や学研教室の科学実験など各種体験ができる。またマルシェとしてパンや米、野菜の販売、健康ブースでは熱中症対策水分補給ゼリーの試飲などが行われる。その他各種キッチンカーなどの用意や、地元小学生による屋外ステージ、トルコランプ製作教室など、大人も子どもも楽しめる地域交流の場として展開される。