平塚・大磯・二宮・中井版【5月30日(金)号】
賞状を手に笑顔の(左から)清水さん、嶋田さん、外山さん

平塚学園高校 3人が関東出場決める 清水さんが女子円盤で優勝

 第63回神奈川県高校総体兼第78回関東高校陸上競技大会県予選が5月18日まで三ツ沢公園陸上競技場(横浜市)で開催され、平塚学園高校(高浜台)の清水芽衣さん(2年)が女子円盤投げで優勝、嶋田好希(よしき)さん(3年)が男子ハンマー投げで2位に、外山和花(のどか)さん(2年)が女子ハンマー投げで4位に入り、関東大会への切符をつかんだ。

自己ベストで優勝

 前半3投の上位8位までが、後半に再度3回投げられる円盤投げ。清水さんは1投目で、今年3月の西相地区記録会で出した33ⅿ62の自己ベストを1ⅿ以上更新する34ⅿ64を叩き出した。「関東出場を決める大きな大会なので、緊張していた。自己ベストを出しても実感がなかった」と振り返るも、「表彰台を目指して頑張ってきたので、優勝できてうれしい」と笑顔がこぼれる。

 初めての関東へ向け「他県の選手の投てきを見て勉強できれば」と清水さん。目標は10月に行われるU18の日本選手権といい、「参加標準記録の36ⅿを目指したい」と前を向いた。

目指すはインターハイ

 昨年も同大会同種目で2位だった嶋田さん。2年の冬まで50ⅿの壁を乗り越えることができず、スランプだった。フォームの改善や筋力トレーニングに励んだ冬季練習の成果が実り、3月に行われた東海大学での記録会で自己ベストとなる51ⅿ87を記録。大会当日はリラックスした状態で臨めたといい、決勝5投目で自己ベストを2ⅿ以上更新する53ⅿ92を出した。1位の吉村空さん(小田原城北工)は幼馴染でライバルの存在。「ずっと負けていたけど、今回は調子が良く勝てると思ったから悔しい」と吐露する。

 嶋田さんは「県大会は通過点。関東では55ⅿを投げて、インターハイ出場を狙いたい」と力を込めた。

40ⅿまであと少し

 1週間前の調整練習から当日のアップまで調子が良かったという外山さん。ところが試合が始まると、初めての大きな大会で緊張に襲われたという。1投目にファウルをし、2投目の前に井上行雄顧問やチームメイトに「大丈夫」と背中を押してもらい、自己ベストを更新する39ⅿ63を記録。4位までが関東への出場権を得られる女子ハンマー投げ。外山さんはギリギリ4位に滑り込み切符をつかんだ。「40ⅿ超えを目標としていたので、あと少し届かなかった」と悔しさをにじませるも、「まだハンマーに引っ張られることもあるので、上手な人の動画を見たりして、いいところを吸収したい」と話す。

関東大会へ

 3人は6月13日から栃木県で開催される関東大会へ出場する。インターハイに出場できるのは、女子円盤投げと男子ハンマー投げは上位6位、女子ハンマー投げは上位4位以内。インターハイ挑戦ラストの年となる嶋田さんは、「今回自己ベストを出せたので、もっと上の記録を目指す」と自信をのぞかせた。

目合わせ会の様子

大磯湘南レッド出荷開始 生食の赤タマネギ

 かながわブランドにも登録されている「大磯湘南レッド」の出荷に合わせ5月23日、JA湘南大磯支所で生産者や市場関係者らが出荷規格や出荷日などを決める「目合わせ会」が開かれた。露地野菜部会大磯支部湘南レッド部には11人の農家が所属している。

 湘南レッドは艶やかな赤紫の色合いが目を引く赤タマネギ。名前の由来でもある赤い色味は、ポリフェノールの一種のアントシアニンによるもので、黄タマネギに比べて辛味や刺激臭が少ないため、生のままでほのかな甘みやシャキシャキとした食感を楽しめる。

 目合わせ会では、市場関係者から「ほかの県外の生産地では不作気味であったり、カビの発生などあると聞く。乾燥の徹底をお願いしたい」とリクエストがある場面も。「高い品質であることをしっかりアピールしたい」という市場関係者の声に、参加した農家たちも大きく頷いていた。

 湘南レッド部の蓑島格造部長(87)は、15年ほど前から湘南レッドを生産している。蓑島部長は「例年通り順調に育っています。生でスライスして食べるのがおすすめ。サラダの彩にも使ってほしい」と話していた。

 JA湘南によると、湘南レッドの栽培面積約20アール、今年の出荷計画量は約7トン。県内6市場に、7月上旬までの出荷を予定している。

第57代平塚市議会議長に就任した 佐藤 貴子さん 平塚市西八幡在住 57歳

自分らしく自然体に

 ○…平塚市議会初の女性議長に就任。「ヒラリー・クリントンはガラスの天井を破ると言ったけど、私の場合は周りが開けてくれた感覚。重責ではあるが、推薦してくれた人の気持ちと市民との距離感を大切に、自分自身は変わらずにいたい」と前を向く。これまで議会運営委員長や所属する清風クラブの団長など、責任ある立場も務めてきた。その経験を生かし、「対話と会話の上に議会がある。互いに対話ができる市議会にしていきたい」と意気込む。

 ○…2011年に初当選、現在4期目。当選時から大切にしているのは「人権」。選択的夫婦別姓やパートナーシップなど、様々な問題に取り組んできた。「私自身、性別を感じさせないと言われる。良い悪い含め、はっきり言う性格だから。男女関係なく対等な社会を築くため、声をあげていきたい」

 ○…2度のスペイン留学が大きな経験となった。2度目は2000年から6年間滞在。「言葉は自信がなかったけど、チュニジア人やモロッコ人など色んな国の人と交流して楽しかった」と振り返る。スペインから帰国後は、ずっとやりたいと思っていたボランティア活動を開始。野宿者支援は現在も続けている。

 ○…2016年に子ども食堂を、昨年はフリースクールを立ち上げるなど、子育て世代との関わりを続ける。大切にしているのは、子どもたちが大人になったときにどんな社会を残したいかだという。「料理や畑いじりが好き」というように、ベランダで育てるバジルやレモンの手入れが息抜き。「初の女性議長でプレッシャーを感じることも多いと思う。議長だからこそ経験できることもあるので、自分らしく自然体で積み重ねていれけば」。明るい笑顔の奥に強い意志を感じた。

チラシを手渡す石井署長

平塚警察署 タクシー強殺 情報募る 事件から15年

 平塚市横内でタクシー運転手が殺害され、売上金が奪われた強盗殺人事件から15年が経過した。平塚警察署(石井清一郎署長)による必死の捜査も実らず、今も有力な手掛かりは得られていない。事件が起きた日と同じ5月20日、同署が平塚駅北口で情報提供を呼び掛けた。

 同署のほかに、平塚警察署協議会や神奈川県警親会、神奈中タクシー(株)の社員など計35人が参加し、チラシ500枚を駅利用者に配布。石井署長は、通行人一人ひとりに声をかけ、「少しでも情報があれば提供をお願いします」と訴えながらチラシを配っていた。

 同事件は15年前の5月20日未明に発生。タクシー運転手の荒井庄次郎さん(当時62)の遺体が、横内の東海道新幹線高架脇に停車したタクシーのトランク内で発見された。首には刃物で切られた傷があり、運転席が燃やされ、売上金が無くなっていた。

 平塚駅のタクシー乗り場には事件の情報提供を呼び掛ける看板が設置されているほか、同署では聞き込みや防犯カメラの映像をもとにした捜査などを続けている。

合同説明会の様子

障害者の進路相談 福祉事業所が合同説明会

 障害のある人やその家族などに向け、市内外の福祉事業所が活動内容を紹介する「湘南ひらつか福祉事業所合同説明会」が5月23日、トッケイセキュリティ平塚総合体育館で開かれた。

 合同説明会には、平塚市を中心に57の事業所が参加。各福祉事業所が普段の活動の様子を説明したほか、障害者福祉制度や成年後見制度について説明する場も設けられた。

 6年ほど前から参加しているという知的障害のきょうだいを持つ保護者は、「自分たちで事業所を探すとなると手探りなので、こういう場があって助かる」と話した。

 7月から11月にかけては、各事業所の見学会も予定されている。日程は【1】7月1日(火)〜11日(金)【2】7月22日(火)〜8月29日(金)【3】10月27日(月)〜11月14日(金)。予約制で、予約期間は11月7日(金)まで。見学可能な事業所が記載された冊子は、平塚市役所1階の「ありがとうショップ」、市障がい福祉課などで配布されている。

 問い合わせは実行委員会の高橋さん【携帯電話】090・3815・7541。

平自連の会長に就任した陶山さん

平自連 陶山さんが会長就任 連携して発展目指す

 平塚市内27地区の連合自治会の代表者で構成される平塚市自治会連絡協議会(平自連)の会長に、港地区自治会連絡協議会(港自連)の会長を務める陶山(すやま)正明さん(79)が就任した。「自分たちのまちは自分たちで守るという気持ちで、取り組んでいきたい」と意気込みを語った。

 平自連は、市内の各連合自治会相互の連携を図り、地域の発展をめざす組織。7万6403世帯(65・1%)が会員となり、224自治会が活動している(2024年4月1日時点)。

 平塚市夕陽ケ丘在住の陶山会長は、サラリーマンとして働いていた42歳の時に知人の勧めで地域活動に関わり始めた。「今では、多くの人と出会えるこの活動が、人生の宝物になっている」とほほ笑む。その後、夕陽ケ丘自治会の会長、港自連の会長、平自連の役員に就任した。

担い手不足も

 自治会の役割の一つに、「ごみ分別活動」がある。「市内で戸別収集が6割まで進んだので可燃ごみの不法投棄は減ったが、資源ごみや空き缶、ペットボトルなどの分別をしない人が多い」と陶山会長。

 子どもの思い出作りの場や防災・防犯の取り組みも自治会の役割だが、役員の成り手不足が課題という。陶山会長は「少子高齢化で対策がない状況。3月に休会した浅間町自治会のことは、いつか自分たちにも降りかかってくる問題だと思っている」と案じる。

月1で情報交換

 平自連は月に1度、代表者が集まり情報交換をしている。「各地区によって問題や取り組みが違う。共有して参考にできることをお互いに取り入れている」と陶山会長は話す。

 平自連では、時代に合わせ「IT化を進めたいという話が出ている」が、具体的には進んでいないという。「加入率が低下している。若い人たちにも参加してもらうために対策していきたい」

明琳さん(右)と琉太さん

二宮町立山西小学校 卓球・吉野兄弟 全国へ 予選勝ち抜き県代表に

 二宮町立山西小学校3年生の吉野明琳(めいり)さん(8)と同1年生の琉太(るた)さん(6)兄弟が、5月3日に川崎市で行われた全農杯全日本卓球選手権大会神奈川県予選会でそれぞれ4位と2位に入賞し、7月25日から兵庫県で開催される全国大会に出場する。明琳さんは2回目、琉太さんは初の全国進出。

 3・4年生クラスの「カブ」で出場した明琳さん。現在所属している「たなかクラブ」(小田原市)の田中昇監督がベンチコーチとして、試合中も背中を支えてくれたという。

 「いつもはリードしていると油断があって逆転されることがあったけど、今回は監督がたくさん声をかけてくれて気を付けることができた」。これまで1セットもとったことがなかった対戦相手にストレート勝ちするなど成長を感じられた大会でもあったといい、「得点チャンスのサーブをもっと鍛えていきたい」と全国を見据えた。

 琉太さんは1・2年生クラスの「バンビ」で出場。卓球経験者でもある父からの「会場で誰よりも大きな声を出そう」というアドバイス通り、どんな場面でも強い気持ちで試合に臨めたという。

 「前は悔しくて泣いちゃうこともあったけど、予選大会ではミスしても『ドンマイ』『これから』と前向きな声を出せた」と琉太さん。「練習をもっと頑張ります」と笑顔で意気込んだ。

日本赤十字社 救急の基礎を学ぼう 平塚で3日間講習

 日本赤十字社の救急法基礎・救急員養成講習が7月6日(日)、12日(土)、13日(日)に開催される。6日は平塚市中央公民館、12日、13日は平塚市福祉会館で午前9時30分〜午後5時30分。

 「救急法基礎講習」と「救急法救急員養成講習」を実施する。全日程の参加が条件で、対象は満15歳以上(中学生を除く)の県民で、平塚在住・在勤・在学者優先。受講料は3600円(教材費・保険料等)。定員20人で抽選。

 申し込みは6月10日(火)締切。抽選結果は6月15日(日)までにメールで連絡。

 問い合わせは平塚市赤十字奉仕団(山口さん)【メール】hiratsuka.rc@outlook.jp

<PR>
『Amazonギフト券1,000円分』など読者プレゼントはこちら
『Amazonギフト券1,000円分』など読者プレゼントはこちら
メール版タウンニュース、タウンニュース for LINEの読者それぞれ毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼントします。ギフト券の進... (続きを読む)

50周年記念大会に50人 平塚ゲートボール協会

 平塚ゲートボール協会(上原清孝会長)の創立50周年記念大会が5月18日、市内の四之宮ふれあいセンターで開催され、約50人が参加した=写真。

 上原会長は「会員が減少しているので、若い人に普及させていきたい。年に1度、協会で開いている教室を、2〜3回に増やしていきたい」と今後の取り組みを語った。

講演をする小泉衆議院議員

平塚経進会 小泉進次郎氏が講演 日産車体についても言及

 平塚市・大磯町・茅ヶ崎市による有志で構成される平塚経進会(片倉章博会長)の「40周年記念講演会」が5月17日、ホテルサンライフガーデンの江陽の間で開催された。

 講演会では衆議院議員の小泉進次郎氏らがパネラーとして出演し「日本を前に進める〜神奈川〜」をテーマに話した。

 小泉氏は平塚市の人口増加の話題の中で七夕まつりについて、「行政の努力や地域のみなさんの思いが結集して成し遂げられていることに敬意を表したい」と称賛した。

 この日報道された日産車体湘南工場閉鎖の報道についても言及。「工場で働く人だけでなく、関連企業、地域の飲食店への影響の最小化を図っていかなければならない」と話した。

簑島利文会長

平塚歯科医師会 マイナ保険証の利用状況 簑島利文会長に聞く

 昨年12月からこれまでの健康保険証が廃止となり、マイナ保険証へと移行された。平塚市・大磯町・二宮町で活動する平塚歯科医師会の簑島利文会長に、マイナ保険証の利用状況や、今年度の会の取り組みについて話を聞いた。

電子カルテに移行

 簑島会長が院長を務める簑島歯科医院(大磯町)では、今年1月までの利用状況は42%という。全国平均は40%ほどとのことで、少し超えている状況だ。

 また国では、マイナンバーカードの診察券利用を推進しており、再来受付機の改修に補助金を出している。

 簑島会長は「今後、国は電子処方箋と電子カルテを9月までに整備するように言っていますが、電子処方箋について、歯科では扱う薬が少ないことに加え、院内処方の歯科が多いので、導入している医療機関が少ないのが現状」と課題をあげる。

若手会員の増加

 近年、歯科医院の増加もあり、平塚歯科医師会には現在、30代から80代まで150人ほどの会員が所属する。若手の歯科医師も増え、会の委員会活動などの活性化にもつながっているという。

口腔検診を実施

 昨年度から隔年の実施になった「集団口腔がん検診」を今年度は開催。時期は未定という。「口腔がん検診は、市や町の成人歯科健診のオプションで受けることができるので、かかりつけ歯科で受診してほしい」と呼びかける。

歯の健康フェスタ

 6月1日(日)には、二宮町にある生涯学習センターラディアンで「歯の健康フェスタ2025」を実施する。フェスタでは「災害時における口腔ケア」と題した講演会を開催。講師は、平塚保健福祉事務所の古川清香歯科医師が務める。

 7月13日(日)には、ひらしん平塚文化芸術ホールでフェスタを開催。同会では「ブースを回ると景品がもらえるので、家族みなさんでご来場ください」と参加を呼びかけている。

DX化を推進

 2年前から実施しているDX化では、これまでFAXだった会員向けの案内をメールに変更。また、昨年度はホームページもリニューアルし、会員ページの充実を図った。今後は、市民や町民に対しても情報を発信できるよう、取り組んでいくという。

<PR>
【LINE読者限定プレゼント】
【LINE読者限定プレゼント】
毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼント!ギフト券以外のプレゼントもあるかも!是非チェックしてみてください。 (続きを読む)
織り姫に選ばれた3人。左から横手春菜さん、石川愛梨さん、佐藤妃来さん

今年の織り姫3人決まる 平塚PRに92人から選出

 第73回湘南ひらつか七夕まつりから活動をスタートし、平塚市のイメージアップに努める織り姫3人が決定し、20日に平塚市役所で、お披露目が行われた。

 選ばれたのはいずれも市内在住で学生の横手春菜さん(24)、石川愛梨さん(21)、佐藤妃来(きら)さん(20)。

 3人は同まつりが開催される7月4日(金)から活動を開始する。1年間、同まつりの関連事業や市の公式行事に参加するほか、SNSを利用して市のPRとイメージアップ活動を行う。

 横手さんは「親しみやすい織り姫をモットーに活動したい」と意気込み、石川さんは「生まれ育った平塚で織り姫として活動できることは光栄です」と喜んだ。佐藤さんは「持ち前の明るい笑顔で平塚の魅力を発信していきたい」と話した。

出荷作業する大沢さん

平塚特産品 切りバラ出荷ピーク 受賞品種「マフィーユ」も

 平塚市の特産品に選ばれているバラが出荷のピークを迎えている。

 市内生産農家の一つの大沢園芸(片岡)では、10品種のバラを栽培中。シックな色合いが人気の「カフェラテ」や、オレンジが鮮やかな「カルピディーム」、淡いピンクとグリーンが特徴の「マフィーユ」など、年間30万本を出荷するという。

 特に「マフィーユ」は今年、日本ばら切花協会の品評会で、特別賞の園芸文化協会長賞を受賞。同園の大沢知明さん(45)は、「うちのバラは土耕栽培で育った粘り強さが特徴。長く楽しめるので父の日はもちろん、花を飾ったり、贈るよろこびを味わってもらえれば」と話していた。

 大沢園芸のバラは小田原厚木道路の平塚PAと大磯PAで販売。問い合わせ、入荷情報などは同園フェイスブック。

七夕前のまちを見よう 観光協会がツアー

 七夕まつりの準備を見学する「湘南ひらつか七夕前ツアー」が6月28日(土)に開催される。平塚市観光協会主催。

 午前9時に平塚駅北口に集合し、七夕飾りの制作現場を見学後、市民活動センターで七夕笹飾り作りを体験。午後0時30分頃解散する。小学生以上が対象で大人1500円、小学生以下800円。定員20人で超えた場合は抽選。参加希望者は同協会HPから申し込む。6月16日(月)締切。(問)同協会【電話】0463・20・5110

防災を学ぶ 6月21日 講演会

 ひらつか防災まちづくりの会が主催する防災講演会が6月21日(土)、平塚市民活動センターで開催される。午後1時〜3時30分。入場無料。

 第1部で同会の福島優希さんによる「地震火山地質こども春休み探検隊」の活動報告、第2部で生命の星・地球博物館名誉館員の笠間友博さんの講演が行われる。定員60人。ZOOM参加可能。事前申し込み。(問)同会山田さん【携帯電話】090・1659・4343

梅の収穫を行う小嶋さん夫妻

名物の梅 今年も豊作 中井町小嶋さんの農園

 中井町松本にある小嶋さんの梅園で、今年も梅の収穫が最盛期を迎えている。小嶋吉治さん(76)、幸枝さん(72)夫妻の農園では梅酒や梅シロップに使われる品種「白加賀」や梅干し用の「十郎」、「南高」の梅が育てられている。

 吉治さんは「春先の天候が良かった」と、今年は6月下旬までに約3000kgの収穫を見込んでいる。

 今年は例年よりも有機肥料を多くしたため、梅の味、形、栄養価などが昨年を上回る出来栄えになっているという。

 2024年11月には収穫した梅を使った梅干しが同町の品評会で金賞を受賞した。吉治さんは「暑くなってきたので熱中症対策にも良い。おにぎりや梅干しなどにして味わってほしい」とほほ笑んだ。

 梅は二宮町のスーパーマーケット「わくわく広場」でも販売している。

公開練習の参加募集 あがつま合唱団

 二宮町を拠点に活動する「あがつま合唱団」(脇伸一会長)が6月14日(土)、県営二宮なのはなハイツのコミュニティールームで体験公開練習を実施する。午後6時〜8時。町内外誰でも参加可能。参加費無料。

 来年開催予定の第32回定期演奏会に向けて行う。片倉潤子さん指揮のもと、『見上げてごらん夜の星を』『広い河の岸辺』などの曲目を練習する。(問)脇さん【電話】0465・36・7255

ルイス・フェリッピ選手による最大のプレゼントを活かし切りたかった

ベルマガ通信 5月25日アウェー湘南1-2新潟 気温も結果も寒い新潟 降格圏相手に連敗を喫す

 雨と共に季節が逆戻りし、最高気温18℃と4月上旬頃の寒さの中、湘南はアウェー新潟で試合に臨んだ。

 指揮官は「立ち上がりは悪くなかった」と語ったが、試合開始早々、縦パスを相手選手に詰められ、ボールを失いシュートを浴びた。

 ルイス・フェリッピ選手が相手GKの位置を見極めたロングシュートで先制するも、その後の湘南は、敵陣深くまで迫れず、得点の気配は感じられなかった。

 オフサイドだったものの2度湘南が守るゴールのネットは揺れた。新潟による再現性のある攻撃を受け続けた結果、2失点を喫し、敗北した。

 元湘南の相手指揮官、樹森監督は「(湘南は)もっとプレスに来ると思っていた」と語り、湘南のイメージと異なることを示唆していた。

 長らく練習公開も無いため、チーム状況が分からないが、この現状を打破しようと気概を持った選手の奮起を待ちたい。

(ベルマガ・浜地隆史)