平塚・大磯・二宮・中井 社会
公開日:2025.05.30
平自連
陶山さんが会長就任
連携して発展目指す
平塚市内27地区の連合自治会の代表者で構成される平塚市自治会連絡協議会(平自連)の会長に、港地区自治会連絡協議会(港自連)の会長を務める陶山(すやま)正明さん(79)が就任した。「自分たちのまちは自分たちで守るという気持ちで、取り組んでいきたい」と意気込みを語った。
平自連は、市内の各連合自治会相互の連携を図り、地域の発展をめざす組織。7万6403世帯(65・1%)が会員となり、224自治会が活動している(2024年4月1日時点)。
平塚市夕陽ケ丘在住の陶山会長は、サラリーマンとして働いていた42歳の時に知人の勧めで地域活動に関わり始めた。「今では、多くの人と出会えるこの活動が、人生の宝物になっている」とほほ笑む。その後、夕陽ケ丘自治会の会長、港自連の会長、平自連の役員に就任した。
担い手不足も
自治会の役割の一つに、「ごみ分別活動」がある。「市内で戸別収集が6割まで進んだので可燃ごみの不法投棄は減ったが、資源ごみや空き缶、ペットボトルなどの分別をしない人が多い」と陶山会長。
子どもの思い出作りの場や防災・防犯の取り組みも自治会の役割だが、役員の成り手不足が課題という。陶山会長は「少子高齢化で対策がない状況。3月に休会した浅間町自治会のことは、いつか自分たちにも降りかかってくる問題だと思っている」と案じる。
月1で情報交換
平自連は月に1度、代表者が集まり情報交換をしている。「各地区によって問題や取り組みが違う。共有して参考にできることをお互いに取り入れている」と陶山会長は話す。
平自連では、時代に合わせ「IT化を進めたいという話が出ている」が、具体的には進んでいないという。「加入率が低下している。若い人たちにも参加してもらうために対策していきたい」
ピックアップ
意見広告・議会報告
平塚・大磯・二宮・中井 ローカルニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











