熱中症対策 あの手この手 児童の声で注意喚起
今年も猛暑が続くなか茅ヶ崎市消防署は、茅ヶ崎市と寒川町の小学生と連携し、消防車等が巡回する際に熱中症対策を呼びかける音声広報を開始した。また「暑さ指数」の表示板の設置も昨年に続き行われている。
市消防によると、今年5月1日から7月30日までの熱中症患者の搬送数は120件、うち在宅時は52件(昨年の同時期は125件・在宅時44件)。依然として高い水準で推移しており担当者は「元気な高齢者が、外出先で具合を悪くすることが多い」という。
車両から呼び掛け
そこで消防は、初の試みとして小学生の録音音声で熱中症予防を呼びかける消防・救急車両の巡回広報を8月1日から開始した。
校長会と教育委員会に打診し、有志小学生(市18人・町9人)が録音。児童の声が消防車から流れることで注目を集め予防意識向上につなげるとともに、児童にとっても体験を通じ意識や責任感が育まれることに期待を寄せる。9月30日まで。
「暑さ」指数で表示
茅ヶ崎市は昨年に引き続き、「暑さ指数」の表示板を市役所本庁舎前に設置した。
これは人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、【1】湿度【2】日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境【3】気温-をもとにした暑さ指数(WBGT=Wet Bulb Globe Temperatureの略)がリアルタイムで表示されるもの。
市環境政策課の担当者は「指数が高い日は、熱中症対策を適切にとってほしい」と呼び掛けている。稼働時間は午前7時から午後7時まで。測定は終日行う。天候等により一時的に撤去する場合もあるという。
市消防によると、今年5月1日から7月30日までの熱中症患者の搬送数は120件、うち在宅時は52件(昨年の同時期は125件・在宅時44件)。依然として高い水準で推移しており担当者は「元気な高齢者が、外出先で具合を悪くすることが多い」という。
車両から呼び掛け
そこで消防は、初の試みとして小学生の録音音声で熱中症予防を呼びかける消防・救急車両の巡回広報を8月1日から開始した。
校長会と教育委員会に打診し、有志小学生(市18人・町9人)が録音。児童の声が消防車から流れることで注目を集め予防意識向上につなげるとともに、児童にとっても体験を通じ意識や責任感が育まれることに期待を寄せる。9月30日まで。
「暑さ」指数で表示
茅ヶ崎市は昨年に引き続き、「暑さ指数」の表示板を市役所本庁舎前に設置した。
これは人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、【1】湿度【2】日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境【3】気温-をもとにした暑さ指数(WBGT=Wet Bulb Globe Temperatureの略)がリアルタイムで表示されるもの。
市環境政策課の担当者は「指数が高い日は、熱中症対策を適切にとってほしい」と呼び掛けている。稼働時間は午前7時から午後7時まで。測定は終日行う。天候等により一時的に撤去する場合もあるという。