プロレス「ヒートアップ」 障害者支援へ法人設立 社会貢献の拡大目指し
多摩区菅北浦に道場を構える「プロレスリング・ヒートアップ(株)」(田村和宏代表)は7月、障害者支援や青少年育成の活動を広げようと「一般社団法人スマイルリング」を設立した。加えて、子どもが集う場づくりも始まり、社会貢献活動の輪を広げている。
同社は「プロレスで社会貢献」を理念にこれまでさまざまな取り組みを実施。障害者施設で作られたポップコーンなどの製品を仕入れてコラボ商品を開発したり、興行の際に障害者を短期雇用するなど「ともに作り上げる」ことを重視してきた。取り組みを通じ、障害者の施設での作業効率向上や利用者同士の交流が活発になるなどの効果があったとし、活動を広める必要性を感じたことから社団法人の立ち上げを決めた。将来的には公益化も視野に入れ、社会貢献の輪を広げたいとしている。「多くの方のサポートを受けて活動をさらに拡大したい。企業と障害のある人との接点を作ることも必要。いろんな国をプロレスで回っているので、世界に向けて支援活動を広げたい」と田村代表は思いを語る。
法人としてはプロレスを通じた障害者支援、青少年育成を推進し、「全ての人が笑顔になれる場」の提供を目指す。具体的には、障害者の外出機会や仲間と観戦する場の提供を目的に、プロレス大会への招待を計画。また、勤労意欲の向上や地域とのつながりをサポートするため、月に1回程度、障害者施設の製品や地域名産品などを購入し、児童養護施設なども含めて希望のあった施設にそれらを寄付する取り組みを掲げる。趣旨に賛同する企業や個人から寄付を募り、運営する。
子どもの交流の場にも
また、ヒートアップとしては、新たな取り組みとして7月に「子供広場」を開設した。子ども食堂の運営を引き継いだ際に「子どもの未来を創る」に趣旨を変更。食事だけでなく子ども同士の交流が深まり、地域のことを学べる「安心して集える場」として、交流や学び、体験を通じて「未来を創る力を育む」ことを目指している。「子どもたちがコミュニケーションを深められる場にしたい。地元の大人に地域のことを教えてもらう勉強会も開き、地域を好きになってもらう機会にもなれば」と田村代表。協賛も募りながら、今後は月に一回、不定期で開催していく方針だ。
8月17日(日)には、東急ドレッセとどろきアリーナ(中原区)で行う大会にあわせ、法人名を冠した「スマイルリング川崎まつり」も開催予定。詳細はウェブサイト。
同社は「プロレスで社会貢献」を理念にこれまでさまざまな取り組みを実施。障害者施設で作られたポップコーンなどの製品を仕入れてコラボ商品を開発したり、興行の際に障害者を短期雇用するなど「ともに作り上げる」ことを重視してきた。取り組みを通じ、障害者の施設での作業効率向上や利用者同士の交流が活発になるなどの効果があったとし、活動を広める必要性を感じたことから社団法人の立ち上げを決めた。将来的には公益化も視野に入れ、社会貢献の輪を広げたいとしている。「多くの方のサポートを受けて活動をさらに拡大したい。企業と障害のある人との接点を作ることも必要。いろんな国をプロレスで回っているので、世界に向けて支援活動を広げたい」と田村代表は思いを語る。
法人としてはプロレスを通じた障害者支援、青少年育成を推進し、「全ての人が笑顔になれる場」の提供を目指す。具体的には、障害者の外出機会や仲間と観戦する場の提供を目的に、プロレス大会への招待を計画。また、勤労意欲の向上や地域とのつながりをサポートするため、月に1回程度、障害者施設の製品や地域名産品などを購入し、児童養護施設なども含めて希望のあった施設にそれらを寄付する取り組みを掲げる。趣旨に賛同する企業や個人から寄付を募り、運営する。
子どもの交流の場にも
また、ヒートアップとしては、新たな取り組みとして7月に「子供広場」を開設した。子ども食堂の運営を引き継いだ際に「子どもの未来を創る」に趣旨を変更。食事だけでなく子ども同士の交流が深まり、地域のことを学べる「安心して集える場」として、交流や学び、体験を通じて「未来を創る力を育む」ことを目指している。「子どもたちがコミュニケーションを深められる場にしたい。地元の大人に地域のことを教えてもらう勉強会も開き、地域を好きになってもらう機会にもなれば」と田村代表。協賛も募りながら、今後は月に一回、不定期で開催していく方針だ。
8月17日(日)には、東急ドレッセとどろきアリーナ(中原区)で行う大会にあわせ、法人名を冠した「スマイルリング川崎まつり」も開催予定。詳細はウェブサイト。