多摩区・麻生区 文化
公開日:2025.08.06
電動モビリティ200台
市内でシェアリング開始
東京や横浜も移動可能
川崎市内で電動キックボードや電動アシスト自転車など「マイクロモビリティ」と呼ばれる小型の乗り物のシェアリングサービスが、7月14日から始まった。まずは約70カ所の「ポート」に計200台を配備し、状況に応じて車両台数やポートを増やしていくという。
電動キックボードなどマイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」を展開する(株)Luup(本社・東京都)が運営する。同社は2020年5月に東京都でサービス提供を開始し、現在は大阪府や京都府、横浜市など主要都市で約1万4千カ所のポートを設置。今回、先行してサービスが展開されている東京都や横浜市の利用状況やユーザーの要望などから、新たに川崎市でもサービスを展開することになった。
14日の時点で、チネチッタ(川崎区小川町)の立体駐輪場入り口横や京急川崎駅前ビル(川崎区砂子)、ローソン武蔵中原駅前店(中原区上小田中)といったコンビニエンスストアの店舗など約70カ所に、モビリティの停留拠点であるポートが開設された。
利用時には、あらかじめスマートフォンに専用アプリ「LUUP」をインスト―ルのうえ年齢確認書類を登録し、複数の交通ルールテストすべてに満点で合格する必要がある。移動できる範囲は川崎市内に限らず、川崎市内から横浜市内や東京都内のポートでモビリティの発着ができる。
同社の担当者は「住民のみなさんを始め、観光やビジネスで川崎を訪れる方々の移動をより便利にし、街の活性化に寄与したい」と話している。
(株)Luupでは、駐車場の空き区画などのデッドスペースにポート開設が可能なオーナーを募集中だ。詳細と問い合わせはウェブサイト(https://lp.luup.sc/port-owner)から。
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