港南区・栄区版【9月4日(木)号】
全国1位の賞状を持つ尾出さん

【横浜市港南区】笹下中の尾出さん 中学陸上女子800mで日本一 自己ベストを更新

 笹下中学校3年の尾出七海さんが、8月17日から20日にかけて沖縄県総合運動公園陸上競技場で開催された「第52回全日本中学校陸上競技選手権大会」の女子800mで優勝を果たした。同大会での優勝は港南区・栄区内では唯一。

 全国優勝を受けて「まさか自分が優勝するとは思っていなかった。タイムが縮むたびに自分でも驚いていた」とこれまでの道のりを振り返る尾出さん。2年生の時点で800mのベストタイムは2分20秒だったが、市大会、県大会と右肩上がりで調子を上げ、全国大会決勝では2分10秒42を記録。昨年度から自己ベストを10秒ほど縮めての優勝を果たした。

姉兄の影響で入部

 尾出さんは中学で陸上部に所属していた現在高校1年の姉と3年の兄に影響されて、陸上部に入部。幼いころから体を動かすのが好きで、小学生の時からほぼ毎年リレーの選手に選出されていたこともあり、走ることに興味があったという。

 入部当初はさまざまな種目を体験するが「長い距離を走った後、他の種目では味わえない達成感があったから」と、5月から専門種目を800mや1500mとし、練習に励んできた。

食事を改善

 日々楽しく部活動に取り組んでいたが、2年生になってから慢性的な貧血に悩まされ、ベストコンディションで練習や試合に臨めない日が増えていた。それが影響してか、昨年の夏は思うように力を発揮できず県大会の800mは2分28秒で敗退。「先頭とは大きく引き離されて、全く走れなかった」と振り返る。

 この結果を受けて、尾出さんは食事内容の改善を決意する。貧血に効くといわれるレバーやひじきなどを積極的に摂取。貧血になる頻度も低下した。「レバーは苦手だったが、上大岡の『ハマケイ』という焼き鳥屋のは美味しくてよく食べていた」と思わぬ好物との出会いもあった。

 また、母の奈穂さんも、高タンパクで低脂肪なものを作るなど、家での食事に気を使ってくれたという。例えば大会前日の勝負飯として食べているのは、ゲン担ぎでよく選ばれるかつ丼ではなく、親子丼。衣があり、高カロリーな豚カツを避けるために食べている。

練習が生きたレース終盤

 そして3年生になった尾出さんは県大会で、全国大会の出場条件である標準記録(2分16秒50)を突破。2分14秒75で自己ベストを更新した。

 当日は全国から90人以上が参加した女子800m。尾出さんは予選を勝ち抜き、8人のみが出場できる決勝に駒を進めた。

 レース序盤は大きく前に飛び出す選手もいたが、終盤で追い越すことを想定し、冷静に自分のペースで400mを通過。残り150mからスピードをあげて首位に立つと、後続からの猛追をかわし、優勝を果たした。優勝の要因を「練習の最後に行っていた250m走が生かせた。この練習で、疲れた体でも最後まで全力で走りきるイメージができていた」と話す。

 また陸上部顧問の北見嶺教諭は「選手の努力と、支えてくださった皆様のお力が実を結んだ瞬間に立ち会うことができて幸せでした」と振り返る。今後について尾出さんは「これから駅伝シーズンも始まるので今度はチームとして県大会に進出したい」と意気込んだ。
ばんそうこうを紹介する内田さん

【横浜市栄区】生活困窮自立支援制度 栄区が「ばんそうこう」でPR 柏陽高美術部がデザイン

 栄区生活支援課は9月1日から、生活困窮者自立支援制度の啓発活動として、県立柏陽高校美術部の内田想葉さん(3年)が外装をデザインしたばんそうこうの配布を開始した。区役所窓口やイベントで配布される。

 生活困窮者自立支援制度は市健康福祉局生活支援課が管轄するもので(窓口は区生活支援課)、経済的に困窮している人などを対象に相談に乗り、就労や家計見直しサポートなど必要な支援につなげるための制度。ただ、生活保護と異なり、金銭受給がないことから認知度の低さが課題となっている。

 そこで、区は認知度向上のためにメッセージ入りのばんそうこう製作を決定。以前から区事業に参加している同校に協力を仰ぎ、子ども連れの人が受け取りやすいよう、可愛らしいデザインを依頼した。子どもがいる人の貧困は、次世代にも連鎖する可能性があるため、特に区が啓発したい層だという。

 これを引き受けたのが内田さん。日の照らす暖かい花畑と遊ぶ動物たちを描き、「朗らかで幸せな雰囲気」を意識したデザインを完成させた。

 ばんそうこうは4枚入り。外装には内田さんのデザインのほか「ひとりで悩まず まずはご相談ください」とのメッセージが添えられている。

 同校美術部と区生活支援課がタッグを組んで啓発物を作るのは初めて。

抵抗をなくす

 同制度の啓発について、ばんそうこうを選んだ理由を担当者は「受け取るハードルが下がるため」と説明する。支援が必要な人の中には「支援を受ける」ことに対する抵抗感から資料の受け取りを拒否する人もいる。そのため、実用的なグッズにメッセージを含ませて、制度の周知を図りたいとの意図がある。

 区はばんそうこうを1500セット作成。担当者は「さまざまな活用をしていきたい」と話した。また、制度については「困っていることがあればまずは区の生活支援課に来て相談をしてほしい」と呼びかけている。

やさしいつながりフェスタを初開催した委員長の 望月 直子さん 港南台在住 62歳

「生きる権利がある」

 ○…「住みやすい港南になってほしい」。ダウン症の長女と自閉症の長男、健常者の次男の三人を育てた母親としての切実な思いだ。バリアフリーコンサートには、赤ちゃんから高齢者、健常者と障害者ら100人以上が来場した。コンセプトや会場選びなど、昨年の10月頃から話し合いをして初開催した企画。「やって良かった」。会場は温かな雰囲気に包まれたまま幕を閉じた。

 ○…28歳で結婚。「パッと見た瞬間に、ほかの赤ちゃんと違うから」。生まれたばかりの長女はダウン症だった。「もう眠れなくて、色々考えた」。どう育てていくのか悩んでいた時、障害者支援の先駆的な存在だった人と出会い「子どもで受けた傷は、子どもが癒してくれる」と背中を押され、第二子を出産した。その長男は、自閉症だった。

 ○…「どんな子どもにも生きる権利がある」。長男が生まれた約2年後に健常者の次男が誕生。三人の子育てに奮闘した。周りと比べ「健常者だけなら楽だろうな」と感じたことも。発達に遅れや偏りがある子ども向けの応用行動分析プログラムを学び、日常生活でできることを増やしていった。長女はバレエに目覚め、長男は書道が得意に。「自分の子に障害のある、なし、は関係ない。みんな、かわいい」

 ○…立川市から越してきて、中学1年の夏休み明けから港南台第一中に通う。現在も港南台に住み、7丁目でギャラリー&カフェ ポノを営む。11年前に、障害者地域生活支援サービスのNPOを立ち上げ、移動支援や相談事業を開始。「障害のある人も地域の中で地域のためになる仕事をし、生活できるように設立した」。カフェには障害の有無に関わらず、住民が集まる。住みやすいまちへ、今日も奮闘する。

ゲーテ座、横浜 (『The Far East』 Vol.I, No. XIV より) / 1870年(明治3年) / 横浜美術館蔵

日本オペラの原点・横浜 思い継ぎクオーレ・ド・オペラが公演

 日本人による初のオペラは1903年、東京の奏楽堂で東京音楽学校(現東京藝術大学)学生による公演だが、日本初の本格的オペラの上演はそれから30年以上も前の横浜だった――。オペラに詳しい横浜市立大学の岩崎徹准教授と、横浜でのオペラ上演にこだわるクオーレ・ド・オペラの公演監督の藪西正道さん、同音楽監督の西野薫さんに話を聞いた。

   ◇   ◇

 日本のオペラ発祥の地については諸説あるが、本格オペラ上演であれば、1870年の横浜だという。イギリス人アマチュア団体が横浜外国人居留地にあった中華劇場でオペラ『コックスとボックス』を上演した。これ以降、本町通りにあった本格的西洋劇場「横浜ゲーテ座」で同作品が度々、上演されるようになる。岩崎准教授は、「1911年に東京に帝国劇場ができるまで、横浜が日本におけるオペラ文化の発信の中心だったことは間違いない」と話す。

 当時、ゲーテ座で公演されていたオペラは、少人数で音楽構成もシンプルなものだった。内容もコメディが多く、娯楽の一つとして愛されていたという。「ファンのすそ野を広げる意味でも大きな影響を果たした」と岩崎准教授は指摘する。藪西さんや西野さんが立ち上げたクオーレ・ド・オペラも、大がかりな舞台装置や衣装、オーケストラを極限までシンプルにし、公演のハードルを下げて若手が出演する機会を創出している。藪西さんは「当時のゲーテ座のやり方に近かったんですね」と感慨深げだ。

 現在では、高尚で敷居が高いイメージが強いオペラだが、「身近で親しみやすい作品もあるということを知ってほしい」と西野さんは話す。

『ラ・ボエーム』20組40人を招待

 オペラの神髄を目指す「クオーレ・ド・オペラ」が10月8日(水)に公演する演目は、若き芸術家の夢と友情と愛を描いたプッチーニ作曲の『ラ・ボエーム』だ。西野さんは「出演者とリンクする内容なので、稽古場はリアル・ボエームです」と笑う。特に若い人たちに見てほしいと呼びかける。横浜市市民文化会館関内ホール=中区=で午後6時15分開演。

 チケットは全席指定で一般7000円、25歳以下2000円。チケットぴあのPコードは296406。

 抽選で読者20組40人を招待する。Eメールで件名に「ラ・ボエーム招待」とした上で〒住所、氏名、年齢、電話番号を記載し、【メール】opera@cuoredopera.comへ。当選者にはメールで通知。締め切りは9月30日(火)午後6時。(問)【電話】080・9561・7451

防災ガイドを手渡す行員

横浜銀行 防災ガイドを配布 全2750部、市内54支店で

 横浜銀行は、防災について理解を深める冊子「はまっ子防災ガイド」を9月1日から横浜市内の54支店で配布している。全2750部あり、なくなり次第終了。

 同ガイドは、横浜市が監修し、(株)ペガサスの七理義明さんが中学生向けの教材として発行。同行は企画協力をしている。市内の中学1年生へ配布される9月1日に合わせ、市内にある同行の支店でも配ることにした。同行でこの企画を担当する吉川千翔さんは「地震や風水害への備えとして大切なことが書かれている。より多くの市民に届けたいと思った」と配布の意図を話す。

 A4判68頁のフルカラーで発行した同ガイドは、地震や風水害が起きたときの行動や備えを掲載するほか、地域で助け合う共助の大切さも記されている。

現金の備えを

 同ガイドでは、各企業や団体の防災の取り組みも掲載し、同行も記事を提供。災害時に現金が役立つことなどを紹介している。災害で停電が起きた時、電子マネーが使えなくなることも。手元に現金があれば、必要最低限の水や食料の調達ができる。また、災害時には預金口座を持つ金融機関で本人確認をすれば、ある程度の現金が引き出せることも説明した。

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神奈川フィル・市立戸塚中吹奏楽部 横浜の子どもらと神奈川フィルが共演 9月28日(日) 横浜みなとみらいホール
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盆踊りを楽しむ参加者たち

シルバークラブ連合会 港南区 2年ぶりの盆踊り

 港南区シルバークラブ連合会(武馬雅憲会長)主催の「第16回世代間交流 夏祭り盆踊り大会」が8月26日、港南ふれあい公園で開催された。

 昨年は台風の接近が原因で中止となったため、2年ぶりの開催となる。当日は午後3時から12の模擬店で飲食販売がスタート。わたあめや焼き鳥などを手に、多くの人が祭りを楽しんだ。

 シルバークラブ連合会の事務局約20人で運営している同イベント。運営や参加者の高齢化を踏まえ、今年度から新たな工夫を施したという。

 例えば、盆踊りの出演者が待機する場所は昨年までブルーシートを敷いていたが、今年はアルミのベンチを設置。座る際に足や腰への負担が軽減されるようにした。他にも開催時間を1時間短縮して、実行委員会の負担を減らすなど柔軟な運営を行っている。

 開催に際して、武馬会長は「今年は開催できてよかった。今後も改良を加えながらイベントを継続したい」と語った。

昨年の展示販売会の様子

女性起業家の商品やサービスを展示・販売 9月4日、横浜市役所で催し

 女性起業家の商品やサービスの展示販売会「横浜女性起業家コレクション2025」が9月4日(木)正午から午後6時まで、横浜市役所1階アトリウムで行われる。入場無料。

 展示販売会は市が市内を拠点に活動する女性起業家を支援しようと、毎年行っている。今回はアクセサリーやバッグ、食品などを扱う50事業者が出展。ペーパーフラワーやオリジナルミラーを作る体験などができるワークショップも実施(有料のプログラムあり、要事前予約)。

 問い合わせは輝く女性起業家プロモーション事業事務局【電話】045・307・4847。

意見を交換する大学生と市議

大学生が横浜市議と意見交換 政策への道筋提案

 大学生と横浜市会議員の意見交換会が8月27日に市会議事堂で行われ、大学生の意見を聞く仕組み作りについて意見が交わされた。

 参加したのは、横浜市立大学や関東学院大学の学生9人と市議13人。市議会局は、若い世代の社会や政治に参画する力を育もうと、2022年度から横浜市立大学と協定を結び、就業体験や市議との意見交換会を実施。今年8月には関東学院大学法学部とも協定を締結した。今回は両大学以外からも参加者を募った。

若者の声を聞く仕組み考える

 学生はプログラムとして、意見交換会前日に市のこども・子育て基本条例に基づく取り組みを学んだ。その上で、学生が議会局職員になったと仮定し、市議から政策提言につなげる目的で、大学生の率直な声を聞ける場を作ってほしいという依頼があった場合の企画案を考えた。

 意見交換会では、学生が3つのグループに分かれて市議と話し合った。あるグループは2年間かけてゼミの中で政策を考えてもらう案を発表。別のグループは学生が町内会などでのフィールドワークを通して市民の声を聞くアイデアを披露した。提案に対し、市議からは「2年間あれば、中身の濃い政策が期待できる」「地域の声を吸い上げる仕組みは重要」などの意見が出た。

 約2時間の意見交換を終え、将来は公務員を目指しているという関東学院大学の藤原桜輝さんは「市の取り組みや組織について知ることができて良かった」と話した。

 市議の有志による「こども・子育て横浜市会議員連盟」のメンバーでもある黒川勝市議(自民・金沢区選出)は「今回のような学生や子どもの意見を聞く場を増やし、政策に反映できるようにしたい」と述べた。

港南国際交流ラウンジ 外交官が語る〝世界での仕事〟 9月11日申込開始

 京浜急行、横浜市営地下鉄「上大岡駅」直結のゆめおおおかオフィスタワー13階にある横浜市港南国際交流ラウンジは、10月5日(日)に在ヒューストン総領事などを務めた外交官村林弘文さんを招いた講演会「やりがいと世界中でのドタバタ体験」を開催する。

 村林さんは1983年の外務省入省以来、ボストン、ニューヨーク、ポートランド、ヒューストンなどの米国を中心に世界各国で外交官として勤務。その経験や現場にいた人にしか分からないユニークなエピソード、「外交官」という仕事の魅力や現実などについて語る。

 時間は午後1時から午後3時。会場は同ラウンジ研修室。参加費無料。

 なお参加には申し込みが必要。申し込みは9月11日(木)からで、来館または電話(【電話】045・848・0990)にて。先着30人。

 

 

ベンチに腰掛ける来庁者

港南区役所 1階に休憩スポット設置

 港南区は8月22日、複数のベンチやテーブルなどを設置し、区役所1階を誰もが利用できる休憩スポットに整備をした。ベンチには早速、暑さから逃れて休憩している人々が見られた。

 これは同区が今年度から展開する「区役所ii―BASHO(いいばしょ)づくり事業」の一環。区には以前から「手続きに来た際に、休憩できるスペースが欲しい」との要望が寄せられていた。さらに区が、昼に地域作業所などが販売している食品を食べる場所が無いことを課題に感じていたこともあり、今回の休憩スペースの整備に至った。今回設置されたのは8つのベンチ、4脚のイス、2つのテーブル。また、7月にはアイスクリームの自動販売機も設置されている。今後も来庁者がボトルを持ち込み、給水ができるウォーターサーバーの設置など、設備の充実させていく予定だ。

 区の職員は「まだ暑い日が続くので気軽に利用して欲しい」と話す。なお、ベンチ・テーブルが使用できるのは区役所の開庁時間(月曜日から金曜日の午前8時45分から午後5時まで)内。

第1部の「上を向いて歩こう」

バリアフリー音楽会、盛況 港南区NPOら企画

 障害者や健常者の垣根を越え、誰もが楽しめるバリアフリーコンサート「第1回 こうなん やさしい つながりフェスタ」が8月23日、横浜医療福祉センター港南ホールで開催された。主催は同プロジェクト委員会(望月直子委員長=人物風土記で紹介)。共催は同委員長が理事長を務めるNPO法人GOOD JOB。

 当日は、障害のある子どもを育てる家族連れなど124人が来場。 フェスタは3部構成で第1部は障害のある音楽家集団「音のリボン」の演奏と望月委員長の長女、咲江さんのバレエダンスが披露された。1部のフィナーレで「上を向いて歩こう」が演奏されると会場は一体となり盛り上がりを見せた。

 その後、2部ではプロのフルート奏者、ピアノ演奏者がモーツァルトの「きらきら星変奏曲」、メンデルスゾーンの「歌の翼に」などの曲目を披露。最後の3部では全員参加型の曲目もあり盛況のうちに幕を閉じた。

 来場した障害のある娘を育てる母親は「こういった機会は少ない。本当に素晴らしい演奏が聞けて良かった」と笑顔を見せた。

 

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ボランティア募集のチラシ

丸山大ホコテン ボランティアを募集 9月下旬に説明会

 丸山台いちょう坂商店街と丸山台自治会は現在、10月12日(日)に開催される恒例イベント「丸山大ホコテン」のボランティアスタッフを募集している。

 仕事内容は案内、誘導スタッフ、ワークショップスタッフ、イベントサポートなど。交通費や当日のお弁当は支給される。

 ホコテンは午前10時から午後5時のみだが、午前のみや午後のみのボランティア参加も可能。子どもの参加も受け付けている。

 参加希望者には9月下旬に説明会が行われる予定。申し込み、問い合わせは【電話】045・374・3643(丸山台自治会)まで。

抽選で当たる横浜DeNAベイスターズのキャップ(左)や横浜キヤノンイーグルスのジャージ型クッションキーホルダー(横浜市提供)

脱炭素に取り組む事業者訪問でベイスターズグッズなど当たる企画 横浜市、9月からキャンペーン

 横浜市は9月から、脱炭素に取り組む市内事業者を応援しながら、市民にプレゼントを行うキャンペーン「パシャッと脱炭素チャレンジ」を始める。

 市は市内企業の99.6%を占める中小企業の取り組みが脱炭素社会実現に不可欠とし、2024年6月に「脱炭素取組宣言」制度を創設。脱炭素化に取り組んでいる市内中小企業は2023年6月の調査では約36%にとどまっていた。しかし、取組宣言や専門家がアドバイスを行う制度を取り入れたこともあり、今年6月の調査では約64%にまで伸びている。市は今回のキャンペーンにより、宣言を行った店舗の集客やPRを応援していく。

 キャンペーンに参加するには、市公式Xアカウント「YOKOHAMA GO GREEN」をフォローし、対象店舗に貼られた脱炭素取組宣言のロゴステッカーを撮影する。Xのキャンペーン投稿を引用し、写真と店舗名、「横浜市脱炭素取組宣言」のハッシュタグをつけて投稿する。応募者の中から抽選で165人に横浜DeNAベイスターズのキャップやホテルニューグランドのバームクーヘン(引換券)などが当たる。

 市経済局総務課は「脱炭素取組宣言を行った事業者を知って、訪れてほしい」と話す。応募は9月30日まで。問い合わせは同課【電話】045・671・2580。

発売された日本酒(植木屋商店オンラインショップより)

横浜市立南高等学校 生徒が仕込み作業をした日本酒がオンラインで発売 福島県の酒造会社とコラボ

 港南区にある横浜市立南高等学校の生徒たちが仕込みなどに関わった日本酒が、7月31日から日本酒・地酒の専門店である植木屋商店(福島県会津若松市)オンラインショップサイトにて販売を開始した。一升瓶サイズ(1・8リットル)で3168円(税込み)。720ミリリットルで1430円(税込み)。

 この日本酒は当時2年生だった南高校の大橋実奈さんと柴山莉央さんが、総合的な探求の時間の一環として福島県の花春酒造で日本酒の仕込み体験イベントを昨年末に開催した際に作られたもの。

 生徒がSDGsの達成を目指すビジネスプランの提案を行うグローバルリーダー・プロジェクト(GLP)を実施している南高校。そのなかで大橋さんと柴山さんは、横浜市と協力して会津若松市の湊町で日本酒造りを軸にしたビジネスプランを考案したのがイベント開催のきっかけ。

  二人は「日本酒と参加者が作る体験型タイムカプセル」をテーマに、参加者が5月の田植えから、稲刈りや酒米を日本酒にするための仕込みなどを体験するイベントを考案。地域と多様に関わる関係人口の増加を目的とし、参加者が継続的に現地を訪れるようなプランにした。

 そして8月26日には市役所でイベントの締めくくりとして、参加者が自作したラベルを完成した日本酒に貼り変え、昨年から続いていた取り組みに区切りをつけた。しかし、大橋さんたちは既に5月に年末の仕込みに向けて田植えを実施。今年度は新たに2人の生徒が参加した。今後も校内のサークルとして活動を続けていくという。

 日本酒の販売に際して、大橋さんは「無事に形になってよかった。多くの人に知って欲しい」と笑顔で語った。

 

地域活動の担い手発掘へ 防災テーマの講座 横浜市が9月に4会場で

 横浜市は地域活動の新たな参加者の獲得につなげてもらうための「自治会町内会担い手発掘・仲間づくり講座」を9月に市内4会場で開催する。

 少子高齢化などにより、地域活動の維持や発展が課題となる中、自治会町内会のリーダー向けに「一緒に活動したい」と思う仲間づくりの秘訣や魅力ある企画のヒントを紹介する。

実践者が語る

 講師として、東京都三鷹市の井の頭一丁目町内会の会長で、住民同士の交流から防災力向上を進めている竹上恭子さんと、子育て世代に響く防災企画を行うNPO法人「M―plug」理事の冨川万美さんを招く。地域活動に詳しい2人が実際に取り組んだ事例を中心に語る。

 開催は9月6日(土)かながわ県民センター、11日(木)都筑区民文化センターボッシュホール、17日(水)保土ケ谷公会堂、30日(火)市役所市民協働推進センター。各会場とも同内容。時間は午後2時から4時(市役所開催は午前10時から正午)。

 参加無料。申込受付中。問い合わせは市市民局地域活動推進課【電話】045・671・3624。

防災用品の展示など(昨年の様子)

赤レンガで9月6、7日に防災体験イベント

 体験型の防災イベント「横浜防災フェア」が9月6日(土)、7日(日)に赤レンガ倉庫イベント広場で行われる。ラジオ日本と横浜市の主催。

 イベントは市民の防災意識向上を目指し、1995年に開始。「見て・知って・学んで・遊べる」をコンセプトに、会場では、防災車両や海難救助訓練を間近で見られる。また、横浜市の防災に関する情報や関連官公庁、企業の取り組みなども発信される。

 ステージでは6日午後1時30分から、ラジオ日本の報道特別番組の公開録音があり、アイドルグループ「アップアップガールズ(2)」の高萩千夏さんらが出演。7日午後1時からは毎週金曜日放送の「Happy Voice! from YOKOHAMA」の公開録音に番組パーソナリティの平松可奈子さんらが登場する。

 2日間とも開催は午前10時30分から午後5時。入場無料。

児童相談所職員が就寝中の男児の尻を盗撮して書類送検 横浜市が謝罪、処分検討

 横浜市は8月28日、市の児童相談所一時保護所で6月に男性職員が就寝中の10代児童の尻を盗撮したとして、この職員が書類送検されたと発表した。

 市によると、書類送検されたのは昨年1月に採用された会計年度任用職員の20代男性。週に1〜2日、夜間から早朝に食事や着替えをサポートする業務を担当していた。

 6月、被害児童から別の職員に「怖い思いをしたので、部屋を変えてほしい」との相談があった。話を聞いたところ、4日前に衣服をずらされ、盗撮されたと伝えられた。それを受けて児童相談所が警察に通報。その後、男性職員に聞き取りを行い、自分のスマートフォンで児童を撮影したことを認めたという。さらに、昨年秋にも就寝中の別の児童2人の顔を撮影したとも話しているという。

 市は8月19日に警察から横浜地検に書類送検されたとの連絡を受けた。

 市こども青少年局によると、職員が児童と接する場面に私物のスマートフォンを持ち込まないことは「暗黙のルールだったが、明文化されていなかった」という。同局の福嶋誠也局長は「二度とこのようなことが起こらないよう、再発防止に向けた取り組みを早急に進めてまいります」とコメントした。市は今後、職員の処分を検討する方針。

 市では6月下旬に小学校教員による盗撮事件が発覚し、7月には児童相談所などの子ども関連施設に隠しカメラの有無を点検することなどを通知している。

 市内の児童相談所は中央=南区=、西部=保土ケ谷区=、南部=港南区=、北部=都筑区=の4カ所。