さがみはら中央区版【9月25日(木)号】
ラボスペースのある西橋本のSIC-2(写真提供/さがみはら産業創造センター)

神奈川県 橋本に宇宙交流拠点 関連企業の連携の場に

 神奈川県は宇宙関連企業が交流することのできる新しい拠点を橋本駅周辺に整備する。事業の委託を受けたのは、株式会社さがみはら産業創造センター(SIC/緑区西橋本)と日崎工業株式会社(川崎市)。拠点のオープンは今年の12月を目指す。

 神奈川県は、今後の成長が見込まれる宇宙関連産業への参入促進、県内に集積している宇宙関連企業との共創を図るため、関連企業が交流することのできる新しい拠点を整備する。拠点では、企業間の連携や情報共有を促進し、宇宙関連産業クラスターの形成強化を目指す。

 今回、この「宇宙関連企業交流拠点事業」を受託したSICは、主に拠点運営、イベント開催、広報活動、連携コーディネートを行う。一方の日崎工業は、拠点整備に関わる設計、製作、施工を担当する。

 拠点の開設は橋本駅周辺で、具体的な場所については現在調整中。12月のオープンを目指す。コワーキングスペースのほか、イベント、交流スペースを設ける予定で、広さは約200平方メートル、約30席程度(コワーキングスペース)を予定しているという。SICのラボスペースも拠点の一つとして活用していく。

 SICの担当者は、「宇宙関連企業やベンチャー、スタートアップなどの会社にぜひ使ってもらいたい拠点になる。これから宇宙関連産業に参入したい県内・県外企業にも広く集まってもらい、ネットワークを構築し、連携を生み出せるような拠点にできたら」と意欲を見せる。

展示・物販なども

 拠点は企業向けのスペース以外にも、宇宙に関心を持ってもらえるような一般向けスペースを設ける予定。「展示や物販の場所をつくり、訪れた人に宇宙を身近に感じてもらえるような場所にしたい」と担当者は話す。ここでは、一般向けのイベントやワークショップなどの開催も視野に入れる。

 拠点整備へ向けSICの担当者は「いろいろな取り組みにつなげられると良い」と期待を寄せるとともに、「これから宇宙ビジネスは成長していく分野で国も力を入れている。産・学・官・金が連携するとともに、県内の企業が宇宙産業を目指せる取り組みを展開していきたい」と話す。なお、拠点の詳細は決まり次第発表の予定。

全日本吹奏楽コンクールに向けて練習に励む生徒たち

地域一丸、田名中を全国へ 有志団体が寄付募る

 「吹奏楽の甲子園」と言われる夢の舞台、全日本吹奏楽コンクールに市内で初めて出場する市立田名中学校吹奏楽部を支援しようと、このほど地元有志が立ち上がった。全日本大会会場への遠征などによる多額の費用負担を軽減するため、寄付を呼び掛けている。

 同部は9月7日、東関東吹奏楽コンクールで金賞を受賞。10月18日(土)の全日本に出場できる代表3枠のうち一つを手にした。全日本に出場できる中学校は30校のみ。「甲子園より狭き門」とも言われる。2022年以来、東関東からの代表枠は千葉県勢が独占していたため、神奈川からの出場の知らせを受けて相模原だけでなく県内各地から驚きと喜びの声が上がった。

費用のしかかる

 全日本の舞台に立つには代表権だけでなく、栃木県内の会場までの移動、宿泊、楽器の運搬、ホール練習にかかる金銭的な負担が必要となる。同部によると生徒だけで総額約170万円を用意することになるという。さらに強化レッスン代や楽器修繕費なども家計に重くのしかかっている。

 こうした状況を知った地元の有志が「子どもたちに少しでも良い環境で万全の態勢で本番に臨んでほしい」との思いから「田名中学校吹奏楽部を応援する会」を急ピッチで立ち上げ、寄付金集めに動いた。東関東大会からおよそ1週間後には口座を開設した。

 元田名中PTA会長で同会会長の古木哲郎さんは「全日本に出ることは本当にすごい。当日はみんなでやり切ってほしい。そのために我々地域の応援が必要。田名だけでなく、市として盛り上げていきたい」と話す。

 同部の高澤真凛部長と平井陸副部長は「地域の方に恵まれていて本当にありがたい。感謝の気持ちを演奏で伝えられるよう、練習も本番も頑張りたい」と話している。

 寄付は個人1口1千円、企業1口1万円から行うことができる。振込先は「相模原市農協 田名支店・普通0102692・田名中学校吹奏楽部を応援する会」。

 同会は2026年2月20日まで寄付を受け付けるが、全日本大会が10月に迫っていることから「差し支えのない範囲で9月末までのご寄付にご協力いただけますと幸いです」と話す。経費削減のため振込控えをもって領収書に替える。会計報告は田名中学校発行の学校だよりに掲載する。問い合わせは同会メールアドレス(cheerfortanajhs@gmail.com)へ。

 全日本大会にはライブ配信があり、チケットの申し込み受付は10月1日(水)に開始される予定。

テニスの国際大会に出場し35歳以上混合ダブルスで優勝した 山口 司紗(つかさ)さん 町田市在住

再びコートへ 楽しさ知る

 ○…昨年からミックスダブルス(男女ペア)に出場し、今年に入ってからは3大会連続で優勝。好調を維持し、7月に豪州での大会を制覇。その結果はネットを通じて広く配信された。「これまでも紹介されることはありましたが、自分のコメントまで掲載されたのは初めて。周囲の反応も大きかったです」。国際テニス連盟が発表する世界ランキングでは対象カテゴリー(35歳以上女子)で上位をキープ。「1位」が今の目標だ。

 ○…町田市で生まれ育ち、テニスは4歳の時に父の影響で始めた。ジュニア時代から活躍し、インターハイにも出場。専門学校でトレーナー技術を学び、大会に出場しながらコーチとしての活動も本格化させた。現在は市内の施設(ゼストテニススクール)やオンラインレッスンを含め100人程度を指導している。

 ○…移動は電車が中心。駅からスクールまで歩きながら「町田よりゆったりしている」相模原の雰囲気を楽しむ。趣味は語学で、海外遠征をするようになってから英語、スペイン語を学んでいる。これまで訪れた中ではメキシコがお気に入り。「アボカドを使った料理がとても美味しいんです。ただ、お酒が飲めないので『損してるね』とよく言われます」と笑う。

 ○…一度競技生活から離れたことがあった。勝ち負けにこだわりすぎ、次第にプレーへの喜びを失っていった。「もう気楽にできるかな」と思い立ち、35歳以上のベテラン枠に挑戦したところ次々と好成績を収め、一昨年審査を経てプロに。「復帰して良かったと思います。上を目指す気持ちは昔と変わりませんが、今は素直に楽しめています」。いつか海外で暮らし、現地でコーチ業を続けることを夢見ている。

地域の魅力が集結 さがみはら万博 28日 相模大野で

 「つながりがつくる、相模原の未来」――。グルメやステージパフォーマンス、最新技術の体験ブースなど、相模原の魅力と可能性が「万博」のように一堂に会するイベント「未来デザインさがみはら万博」が9月28日(日)、相模大野中央公園(南区)で開催される。入場無料。時間は午前10時から午後7時まで。

 今年創立60周年を迎えた相模原青年会議所(JC/八木貴弘理事長)主催。

毎年10月に行われる相模原市戦没者合同慰霊祭(写真は過去)

戦没者慰霊祭 新たな形 模索

 毎年10月に行われる「相模原市戦没者合同慰霊祭」が戦後80年を迎え、新たな慰霊の形を模索している――。

 同慰霊祭は相模原市と相模原市戦没者遺族会(河本文雄会長)による共催。遺族会の会員のほか、地元選出の議員や団体の関係者ら来賓が参加し、戦没者を追悼する。戦後80年、遺族会の会員も減少する中、次世代にどう引き継ぐかが大きな課題となっている。

遺族の高齢化

 「遺族の高齢化が進み、全国各地の遺族会と同様に会員の減少と活動の担い手不足の課題に直面している」。河本会長はそう話す。同遺族会の会員は2024年時点で766人。近年は毎年50人ほど減っている。こうした事態を踏まえ、遺族会は大きな転換期を迎えている。

学生も参加

 2023年からは相模女子大学と桜美林大学など14校に協力を呼びかけ、これに応じた学生が受付や進行役、平和の誓いを述べるなど、運営に携わる新たな取り組みも始まった。

市民も献花

 10月11日(土)に相模原市民会館ホール(中央区中央)で行う同慰霊祭では、市民も献花し戦没者を追悼することができる。これまでも参列可能だったが、ホームページ内に誰でも参列できることが明示された。

 「先の大戦で亡くなられた方々が私たちに伝えたいことは、戦争の悲惨さと平和の尊さだと考えます。その思いを次世代へ伝える責務が私たちにはあります」と言う河本会長。変容の背景には、戦争の記憶を風化させないという思い、そして遺族会活動の担い手不足解消という意味深い2つの理由がある。

AIで語り継ぐ被爆の記憶

 慰霊祭は2部制で午前9時30分から正午まで。1部(9時30分〜10時30分)では、戦争の記憶風化防止のために神奈川県が取り組む「AI語り部」が被爆の記憶を語る。

 戦後80年を迎え県は、高齢になった体験者の記憶や平和への思いを将来に残すため、デジタル技術に活路を見いだした。

 長崎で被爆した男性の体験談を収録。質問すると約130通りの中から適した回答が、語り部本人が話しているような映像と音声で流れる。

 2部(11時〜正午)の式典では今年も学生が運営をサポートする。戦没者芳名録奉安から始まり、黙とう、国歌斉唱、追悼の言葉、平和の誓いなどの後、献花があり、そして戦没者芳名録を降納し式典を終える。

 慰霊祭への参列に関する問い合わせは市生活福祉課【電話】042・851・3170。

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昨今、テレビCM等で注目を集める子ども食堂。相模原市内には約60ヶ所あり、子どもを中心にした地域の交流の場となっている場所もあれば、対象者を限定して実施している... (続きを読む)

不動産の無料相談会 9月28日 宅建相模北

 不動産に関するあらゆる疑問や悩み、トラブルについての無料相談会が9月28日(日)、(公社)神奈川県宅地建物取引業協会相模北支部事務所(中央区中央3の10の20)で開催される。午前10時30分から正午までと、午後1時から3時まで。

 当日は宅建士、弁護士、税理士が相続や空き家に関することを含め幅広く対応する。担当者は「1回の相談で各専門家のアドバイスがもらえるので毎年多くの方のご利用がある」と話す。

市役所本庁舎 オレンジ色に染まる 認知症啓発でライトアップ

 昨年1月に施行された「認知症基本法」で認知症についての関心と理解を深めるために定められた「認知症の日」や「認知症月間」に合わせ、相模原市役所本庁舎が21日と22日の2日間、認知症支援のシンボルカラーであるオレンジ色にライトアップされた=写真。

幻想的な風景

 本庁舎のライトアップは昨年から始まった。今年は点灯内容をグレードアップ。LEDライトで発光する光をグラデーション効果で変化させ、幻想的な世界を浮かび上がらせた。

 21日を中心に商業施設や城、ランドマークなどをオレンジ色に染めるライトアップイベントが全国各地であった。

 暖かさを感じさせるオレンジ色は、「手助けします」という意味を持つともいわれている。

賞状や盾などが飾られたゼストの「山口さんコーナー」

テニス ゼスト山口さん 人物風土記関連 混合ダブルスで優勝

 オーストラリアで7月にで開かれたテニスの国際大会で、中央区中央のゼストテニススクール所属・山口司紗さん=人物風土記で紹介=が、35歳以上混合ダブルスで優勝を果たした。

 大会はITF(国際テニス連盟)ワールドテニスマスターズツアーのシニア・クイーンズランド選手権。山口さんは景山裕己さんとペアを組み、3試合全勝で頂点に立った。山口さんは「昨年の同大会ではシングルス決勝で足が痙攣し棄権した。今回は決勝で勝てて本当にうれしい」と喜びを語った。男子選手のサーブは時速200キロ近くに達することもあるといい、「男子のレベルが高く、勝つのは簡単ではなかった」と振り返った。

 山口さんはITFの世界ランキングで常に上位を維持し、今年4月には「2位」にまで上り詰めた実力者。関係者は「コロナ禍の自粛期間中も海外での挑戦を見据え語学を学んでいた。努力が結果につながっている」とし、「プロとなってからは、テニスの楽しさを次世代に伝えようと励んでいる。本当に素晴らしい選手」と称賛した。

作品の例

ジェスモナイトで工作 11月8日、親子講座

 樹脂でありながら石のような質感を持つ次世代造形材料「ジェスモナイト」を用いたワークショップが11月8日(土)、多摩美術大学(八王子市)で開催される。午後1時から4時まで。対象は小学1〜6年生とその保護者。2人1組で10月1日(水)午後5時までに要申し込み。費用は1組につき受講料と教材費合わせて3800円。

 同大学講師の指導のもと、季節の葉や枝などをレリーフにして形に残すことができる。

 座間市、相模原市の教育委員会と同大学主催。申し込みはさがまちコンソーシアム事務局市民大学担当【電話】042・703・8550へ(平日午前9時から午後5時まで)。

(写真上)学習で得た収益で設置した横断幕を見に訪れた卒業生たち/(写真下)荒木教諭(右)と同協議会の大井駿平委員長

富士見小 総合学習アワードで初受賞 社会とつながる学びを実現

 小中学校を対象に特色ある総合学習を表彰する「かながわの総合学習AWARD2025」の受賞者がこのほど発表され、市立富士見小学校の荒木真人教諭(24年度6年1組担任)がパートナーシップ推進賞を受賞した。ホームタウンチームであるサッカーJ3・SC相模原の観客動員数を増やすという取り組みが、地域との関わりによって現実社会とつながった学びを実現したとして評価された。荒木教諭は「子どもたちががんばったことが評価され、うれしく思う」と話す。

 同アワードは、優良事例を募集・発信することで県内の総合学習の質を向上させることを目的に(公社)日本青年会議所関東地区神奈川ブロック協議会が主催するもの。昨年に続き2度目の開催となった今年は14校の応募があった。

アイデアを生かす個別化された学習

 荒木教諭が取り組んだのは、プロサッカークラブの集客を題材にした「個別最適な学びと協働的な学びで目指す 子供の心が動く授業づくり」。すべての子どもたちの思いに沿った学習展開に難しさを感じていたという荒木教諭は、「観客動員数を増やす」という一つの地域課題に対して児童それぞれが自分の興味関心や得意なことを生かせるよう授業を展開。SC相模原や地元企業の協力を得ながら、個別化された学びの充実を図った。

 児童たちは対象を意識しながら集客や広報を探求。経費やデザインの検討から企業とのやりとり、会場での販売までを行ったオリジナルグッズ開発や、試合会場でのイベント企画の立案・運営、チラシやポスターを活用した広報活動など、さまざまなアイデアを具体化。学習で得た収益は話し合いの結果、学校に設置する横断幕の費用に充てられた。

 9月17日、中学生になった子どもたちが完成した横断幕を見に母校を訪れた。クラスの半数ほどが集まり、荒木教諭に「今の6年生は自分たちよりもすごいことをしているの?」と聞く場面も。荒木教諭は「子どもたちの『知りたい』『やってみたい』を扱える授業であり、『本物』と関わることができるのが総合の魅力。まちを盛り上げるプロチームと関わったことが『すごいことをやったんだ』という自信につながっているのかな」と振り返った。

教員負担大きく学習の形骸化も

 総合的な学習(探究)の時間は、横断的な内容について児童生徒が自発的に学習・探究する授業。必要性は認識されている一方で、各学校や教員に任せられている部分が大きく、教員の負担や学習内容の形骸化が課題となっている。

 荒木教諭は教員の負担について「資金面や、一緒に進めてくれる人を見つけるのが難しい」とした上で、「学校と関わりたいと考えてくれている地域の人と教員がうまくマッチングできると、子どもたちにとって充実した学びにつながる」と語った。

SC相模原のジュニアユース、東海大相模高出身の「背番号10番」中山陸選手

SC相模原 ファミリーで楽しむ1日 10月4日 ガミティフェス

 相模原市をホームタウンとするサッカーJ3・SC相模原は10月4日(土)、クラブの「広報社員」である「ガミティ」にちなんだイベント「ガミティフェス」を開催する。会場は相模原ギオンスタジアム(南区下溝)。リーグ戦に加え、OB選手やYouTuberを招いての特別試合、限定Tシャツの配布などがあり、家族で楽しめる1日となる。試合後には花火の打ち上げも予定されている。

 ガミティはSC相模原の広報部ホームタウン担当社員として2016年に採用された。SNSを中心とした広報活動や地域に根差すためのホームタウン活動、マスコット業務を担当。試合中は観客席前でサポーターとともに選手たちを応援。アウェイ試合に帯同することもある。

マスコット大集合

 イベント当日、チケットがなくても入れるスタジアム外周エリアは午後1時30分開場予定。定番スタジアムグルメやキッズパーク、ミニサッカーパーク(4時から)などが楽しめるほか、ガミティの「お友達」として、他ホームタウンチームや市内企業などのマスコットたちも多数登場する。来場予定のマスコットは▽ダイボ君(三菱重工相模原ダイナボアーズ)▽レディ・もも(ももちゃん/ノジマステラ神奈川相模原)▽やるぞうくん(朝日建設株式会社/淵野辺)▽ぶんちゃん(株式会社文盛堂/千代田)▽うさりん(明治安田 町田支社)▽はしろう君(株式会社橋本自動車学校/橋本台)ほか。

注目の特別試合

 「ガミティドリームマッチ」と題して行われる特別試合は午後3時キックオフ予定。昨年現役を引退した相模原市出身の瀬沼優司さんや、クラブ創設当時のメンバーである森谷佳祐さんをはじめ、千明聖典さん、曽我部慶太さん、工藤祐生さん、藤吉皆二朗さん、菅野哲也さん、川崎裕大さん、松澤彰さんらOB選手が大集合。さらにウンパルンパさん、けーごさん、こーじろーさん、かけるさん、なかしゅんさんら人気YouTuberと、ホームタウン内の選抜中学生も出場。熱戦を盛り上げる。

リーグ戦は6時から

 ヴァンラーレ八戸と対戦するリーグ戦は午後6時から。J2昇格を目標に掲げる相模原は今季、天皇杯でJ1、J2クラブ相手に勝利を積み重ね、初の準々決勝に進出。リーグ戦でも調子を上げてきていたが、9月13日の岐阜戦で大敗。順位はプレーオフに進出できる6位と勝ち点「8」差の10位(9月18日時点)と「1戦も落とせない」戦いが続いている。

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イベントチラシ

多彩な演芸楽しむ 9月28日 杜のホール

 吹奏楽やピアノ、舞踊、フラ、ウクレレなど、市民による多彩なパフォーマンスを楽しむことができるイベント「カラフルアートフェスティバル」が9月28日(日)、杜のホールはしもと(橋本駅北口ミウィ橋本7階)で開催される。午後0時30分開場、1時開演。入場無料、予約不要。

 相模原市民文化祭の一環として、市民の発表の場を増やしたいとの思いから相模原文化育成会が運営する。今年は相模女子大学チアリーディング部や県立相模原高校マンドリン部が初出演予定。同会の田中知子会長は「とても華やかな舞台になると思います」と参加を呼び掛けている。

川柳募集

 タウンニュース相模原支社では毎月月末号に掲載される「タケシの万能川柳」の川柳を募集しています。投句いただいた作品は毎日新聞「仲畑流万能川柳」などでおなじみの水野タケシさんが選句します。応募方法は枠内に。

寄せ植えコンに挑戦 10月5日 相模原公園

 県立相模原公園(南区)が10月5日(日)に寄せ植えコンテストを実施する。講師は園芸カウンセラーのともこ先生。参加費1組2000円。寄せ植えのミニ講習&実習のあと、公園のプランターに好きなデザインで花を植える。作った寄せ植えが来園者人気投票で上位に入賞すると賞品がもらえる。午前の部は午前10時〜正午。午後の部は午後1時30分〜3時30分。定員は先着19組。申し込みは同園管理事務所【電話】042・778・1653へ。

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トークショーに登場する小橋建太さん

入場無料 健康フェスタに小橋建太さんが登場 10月11日 ほかほかふれあいフェスタ、パラスポーツ体験会と合同開催

 相模原市内で10月11日(土)、「健活!さがみはら健康フェスタ」「ほかほかふれあいフェスタ」「パラスポーツ体験会」の3つのイベントが合同開催される。市民の健康づくりと共生社会の実現を目指し、相模原市が主催するもの。

スタンプラリーも開催

 健康フェスタでは、元プロレスラーの小橋建太さんによるトークショー(午後1時30分から)、医師による講演会、医療・健康相談会などが実施される。参加団体によるブースも多数あり「血管年齢測定」や「野菜350gの量を知る体験」、気軽に看護師の白衣を着て記念撮影ができる企画も用意されている。スタンプラリー参加者には先着で景品がプレゼントされる。

体験で理解深める

 ほかほかふれあいフェスタとパラスポーツ体験会では、障害に関する理解を深めることを目的とした催しが行われる。バンド演奏やダンス、模擬店のほか、車いすバスケットボールやフライングディスクといったパラスポーツの体験会、補助輪付きオートバイの乗車体験もできる。

 入場無料。午前10時から午後3時30分まで。会場はウェルネスさがみはら、けやき会館、あじさい会館、けやき体育館、市役所本館前など。

 詳細は市ホームページ(下記にリンクあり)から確認できる。問い合わせは市健康増進課【電話】042-769-8274、または高齢・障害者福祉課【電話】042-707-7055。

声援を受け、1番ホールのティーイングエリアへ向かう原さん(写真上中央)。多くのギャラリーが見守った(同左)=18日撮影

日本シニアOPゴルフ 原さん、会場沸かす 決勝R進出は叶わず

 南区大野台の相模原ゴルフクラブで9月18日から「第35回日本シニアオープンゴルフ選手権」が行われ、プロ野球・前巨人軍監督の原辰徳さんが出場した=19日起稿。相模原で中高時代を過ごした原さんにとっては特別な舞台だったが、決勝ラウンド進出は叶わなかった。

 大会初日、練習時から多くのギャラリーが詰めかけ、原さんの一挙手一投足に注目。巨人軍時代のグッズを手に声援を送るファンの姿も見られ、その周辺は盛り上がりを見せた。

ファンに笑顔

 原さんは今回、日本ゴルフ協会の特別承認を得ての出場でナショナルオープンは初。原さん自身、同クラブの会員であり、馴染みのあるコースで挑んだ真剣勝負だったが2日間のスコアは27オーバー。最下位に沈み予選落ちとなった。

 ラウンド中には「原さん、がんばって」との声に笑顔で応えたり、グータッチに応じるなど、サービス精神旺盛な「若大将」らしい一面を見せた。ゆかりのある場所、相模原での挑戦は思うような結果にはならなかったが、その姿は楽しみに訪れた人の心に強く残った。

写真の中に3匹の「ベトナムコケガエル」がいる

ふれあい科学館 ヘンな生き物展 12月7日まで

 相模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら(水郷田名)が現在、一風変わった生き物を集めた特別企画展「かわりものいきもの展 〜ヘンだっていいじゃない!〜」を開催している。12月7日(日)まで。

 体の表面にたくさんの突起があり、コケのような見た目をした「ベトナムコケガエル」や、同展担当者が「よくわかんない名前と見た目が好き」と言うもじゃもじゃした見た目のヒトデ「テヅルモヅル」の仲間、鳥の卵しか食べない偏食家の「ガンスタマゴヘビ」など25種100点を展示中。また、「タスマニアデビル」の悪魔を連想する鳴き声といった珍しい鳴き声を聞くことができるコーナーなど、多彩な企画を用意している。

 担当者は「私たちの常識は限られていて、この生き物はこう、という固定概念がある。カエルだけどツルっとしていなくてボコボコしていたり、ウニだけど平べったかったり、想像を超える面白い生き物がいることを知ってもらいたい」と話す。

地域の繁栄願い、厳かに 亀ヶ池八幡宮で例祭

 上溝の亀ヶ池八幡宮で9月15日、1年で最も重要な行事とされる例祭(例大祭)が行われた。

 神奈川県神社庁より献幣使参向のもと執り行われた式典には、氏子や地域住民、地元議員らが参列。厳かな雰囲気の中、根岸浩行宮司が地域の安寧を祈念した。

 式典後は市の指定無形民俗文化財である「番田神代神楽」の奉納や光明学園相模原高校和太鼓部による奉納和太鼓などさまざまな神賑行事が行われた。境内では露店が軒を連ね、訪れた地域住民は囃子が響く伝統的な祭りを楽しんでいた。

国勢調査をかたる不審な電話やメールに注意 クオカードや商品券をちらつかせる手口も

 相模原市は、国勢調査を装い個人情報を詐取する「かたり調査」への注意を呼びかけている。

 「かたり調査」とは、国勢調査などの行政統計調査をかたり、紛らわしい表示や説明で個人情報を騙し取る行為。統計調査の妨害だけでなく、詐欺などの犯罪にもつながる危険性がある。

既に怪しい報告も

 市が9月19日に公表した事例では、「回答するとクオカードがもらえるので対面で話したい」という勧誘やウェブサイトへ誘導する不審な電子メールの送付などの事案報告があったという。

 調査書は必ず対面で受け取る必要はなく、郵便受けに入れてもらうこともでき、調査員は「国勢調査員証」を携帯している。国勢調査では謝礼として金券などを渡したり、金銭を要求したりすることは一切ない。銀行口座やクレジットカード番号を聞くこともない。

回答期限は10月8日

 国勢調査は日本に住む全ての人と世帯を対象とした国の最も基本的かつ重要な統計調査。国内の人口や世帯の実態を明らかにするため5年ごとに実施されていて、今回が22回目。国勢調査で得られた統計は国や地方自治体の行政運営の基礎資料として活用されるほか、よりよい暮らしやまちづくりに生かされる。

 調査員は9月中旬以降各世帯を訪問し、調査書類を配布しており、回答はインターネット(9月20日(土)から10月8日(水)まで受付)または郵送(10月1日(水)から10月8日(水)まで受付)で行う。

 市の担当者は「不審な点がある場合は、相模原市国勢調査事務センター(電話:0570-07-2025、午前8時30分から午後7時まで)に連絡してほしい」と呼びかけている。

参加者募集のチラシ

「ミライスケーターCUP」開催へ 小中学生の出場者募集中 11月9日 江東区の夢の島スケートボードパークで

 相模原市と東京都江東区は11月9日(日)、夢の島スケートボードパーク(江東区)で小中学生を対象としたスケートボード大会「江東×相模原ミライスケーターCUP」を開催する。

 この大会は、パリ2024オリンピックのスケートボード競技で金メダルを獲得した堀米雄斗選手(江東区出身)と吉沢恋選手(相模原市出身)の功績を記念するもので、両自治体にとって初めての共催イベントとなる。

参加費無料

 募集対象はスケートボード中級者以上の小中学生で、男女各30人。参加費は無料で、応募者多数の場合は抽選となる。相模原市在住または在学者には優先枠が設けられている。

 参加申し込みは9月30日(火)まで受付中で、相模原市のHP(下記にリンクあり)から申し込む。抽選結果は10月中旬頃にメールで通知される。

 大会には、スペシャルゲストとして堀米選手と吉沢選手が参加する予定。ただし、両選手によるデモンストレーション等は行われない。観戦は事前申し込み不要で、無料で自由に行える。来場者にステッカーの配布も予定されている。詳しくは市スポーツ推進課【電話】042-769-9245。