大和版【10月24日(金)号】
金メダルを手に写真撮影に応じる平井選手(右)と古谷田市長(左)=10月17日・大和市役所

競泳日本代表平井瑞希選手 さらなる飛躍を誓う 古谷田市長を表敬訪問

 昨年のパリ五輪で行われた「競泳女子100mバタフライ決勝」で7位入賞を果たすなど競泳日本代表として活躍する平井瑞希選手(18)が17日、古谷田力市長を表敬訪問し、シーズンの戦いぶりを笑顔で報告した。

 平井選手は2007年3月、愛知県刈谷市で生まれた。水泳を始めたのは4歳からで、高校進学を機に家族で市内つきみ野へ。現在は「TOKIOインカラミ」に所属し、練習に励んでいる。

 地元選手を応援しようと大和市では、昨年のパリ五輪「競泳女子100mバタフライ決勝」のパブリックビューイング(PV)を企画。市民一丸で平井選手にエールを送ってきた。

 平井選手は今年7月から8月にシンガポールで行われた「世界水泳選手権シンガポール2025」の女子100mバタフライ、混合・女子4×100mメドレーリレーで7位に入賞した。

 8月にルーマニアで行われた「世界ジュニア水泳選手権2025」では、女子100mバタフライと混合4×100mメドレーリレーで優勝し、女子50mバタフライでは準優勝。女子100m自由型でも7位入賞するなど活躍した平井選手は、古谷田市長に金メダルを見せながら戦いを振り返った。

 「世界水泳選手権の予選と準決勝で自己ベストを更新するなど、いい経験ができた。どんな舞台でも自分の力を出し切れるよう頑張りたい」と意気込みを語った平井選手。古谷田市長は「平井選手の活躍から勇気と元気をもらっている。本当にありがたい」と感謝を述べた。

 10月18〜19日に東京都で行われた日本選手権で、平井選手は女子50m背泳ぎ、100mバタフライで4位入賞だった。
チラシを手に来場を呼びかける高木委員長

ハロウィンパレード 今年は2部制で 小学生以下も参加可

 大和駅周辺ハロウィンパレード実行委員会(高木俊委員長)が主催する「HALLOWEEN PARADE」が10月31日(金)、大和駅周辺で開催される。今年は2部制で実施され、保育園に通っていない未就学児(保護者同伴)や小学生も参加できる。

 ハロウィーンの仮装パレードはもともと、大和オハナ保育園(大和東)が園の恒例行事として実施してきた。昨年、駅周辺の保育園同士のつながり創出や、園児が普段関わることがない他園の子どもたちとふれ合う機会になればと規模を拡大。オハナ保育園の高木委員長が駅周辺の16園に声をかけ、園児や保育士ら約680人が参加した。

 今年は「より多くの人に参加してもらいたい」、「子育て中の人たちの気分転換になれば」といった思いから、保護者同伴であれば未就学児も加わることができるようになった。

 さらに、防災や防犯の観点から小学生も参加可能とした。高木委員長は「ハロウィンでお菓子をもらったことをきっかけに、災害時や何かあった時『助けて』と言える身近な大人をつくってほしい」と話す。

 今回は70以上の企業や商店街、店舗からおよそ39万円の善意が集まり、のぼり旗や配布するお菓子の購入などに役立てられた。

 当日は、午前の部と午後の部の2部制で実施。

 午前の部では、駅周辺の17園に通う園児617人と保育士約140人のほか、保護者同伴の未就学児が参加する予定。午前10時に開始し、仮装した子どもたちがプロムナードを練り歩く。その後は駅周辺や商店街を巡回してお菓子をもらう。

 午後の部は、午後2時から開始する。小学生以下が対象で、駅周辺にある11カ所を自由にまわることができる。

 高木委員長は「事前予約は不要ですので、気軽に参加してもらえれば。今年も気合を入れて仮装するので、お楽しみに」と話している。

 当日の予定はHP(https://plum110745.studio.site/)で確認できる。

 大和市内のハロウィーン行事では「中央林間ハロウィンフェスティバル」が有名。今年は10月25日(土)に中央林間駅周辺で開かれる。

第6回「大和市高齢者福祉施設取り組み発表会」の実行委員長を務める 矢口 和徳さん 林間在住 41歳

福祉の輪をつなぐ

 ○…第6回「大和市高齢者福祉施設取り組み発表会」の実行委員会委員長として、イベント運営を牽引する。市内の特別養護老人ホームやグループホームなど14施設が参加するこのイベントでは、「情報の共有など施設間の連携を強化していきたい。さらに高齢者施設がサービスの質を向上していくためにどのような取り組みを実践しているかを市民の皆さんに伝えたい」と意気込む。

 ○…大和市林間出身。小学校時代は中央林間の少年野球チームに所属し、日が暮れるまで白球を追いかけた。中学では野球部がなかったためソフトテニス部に入部。未経験で始めたが、市内上位に入る活躍を見せた。当時は勝敗へのこだわりが強く、負けず嫌いだったという。高校では友人の誘いで、サッカー部と軽音楽部を掛け持ちした。「高校の友達は今でも家族ぐるみの付き合いをする仲」

 ○…28歳で結婚。これを機に以前から関心があった介護の道へ。横浜市内の施設で経験を積んだ後、「特別養護老人ホームほの里南林間」に移り地元に戻った。開設時から生活相談員として入居者の生活サポートから事務まで幅広く担当した。人手不足にはICTの導入などで対応し、サービスの向上やスタッフの働き方にも気を配る。「困難を逆手に、質の高いサービスを提供していく」と前を向く。

 ○…妻と二人の子どもとの共通の趣味は漫画やアニメ。家には3千冊以上の漫画があるという。休日には家族全員でアニメのコラボイベントに出かけることもあり、「家族との大切な時間」となっている。時間ができると友人とゲームを楽しむなどリフレッシュ。仕事と家庭のバランスを取りながら、これからも地域福祉の向上に尽力していく。

快晴の下で記念撮影する参加者ら

テニスの秋を満喫 協会の50周年に合わせ

 大和市テニス協会(瀧本幸文会長)の創立50周年を記念したイベント「テニス秋祭り」が18日、F・マリノス成城石井パーク(大和ゆとりの森)内のテニスコートで開かれた。

 100人を超える参加者が交流戦やサーブのスピード測定、的当て大会など、さまざまな企画で盛り上がった。

 同日には第1回「日韓親善テニス大会」(主催/大和市テニス協会、在日本大韓テニス協会)も開催された。日本に暮らす両国の人たちの親睦と友情を深めようと企画され、ダブルスの団体戦や個人戦でさわやかな汗を流した。

 市テニス協会の瀧本会長は「多くの方たちの協力のもと、イベントを無事に開催できた」と感謝を述べていた。

 市テニス協会では、来年2月21日に「50周年記念式典」を開催予定。

左から前田副市長、片倉副会頭、新村副会頭、本田会頭、古谷田市長、長谷川副会頭、橋本副会頭、鳴海専務理事=10月1日・大和市役所

大和商工会議所 市に要望書を提出 来年度予算や政策にむけ

 大和商工会議所(本田誠一会頭)は1日、2026年度の予算や政策について、16項目にわたる要望書を大和市に提出した。同日、本田会頭が市役所を訪れ、古谷田力市長に要望書を手渡した。

 要望は「産業振興」、「街づくり」、「交通体系」の3分野。産業振興では市企業活動振興条例に関する対象業種の拡大、知的財産権の申請補助のほか、飲食店経営を取り巻く厳しい現状への対策と地域経済活性化などが盛り込まれた。

 「街づくり」では駅周辺開発の促進や、300人以上のコンベンションホール設置などが明記され、「交通体系」では南大和相模原線の早期整備の推進などを要望した。

 要望書を受け取った古谷田市長は「(商工会議所と)手を取り合って『稼げる市』へと進んでまいりたい」と話した。

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地域で支える高齢者福祉 11月5日「取組発表会」

 第6回「大和市高齢者福祉施設取り組み発表会」が11月5日(水)、シリウス1階サブホールで開催される。午後6時〜8時40分(5時30分開場)。主催は同会実行委員会(矢口和徳実行委員長=「人物風土記」で紹介)。

 当日は2部構成で、第1部では桜美林大学の奥田訓子氏を講師に招き、職員向けのストレスマネジメントをテーマに講演を行う(6時〜7時)。

 第2部では3施設によるサービス向上のための取り組み発表と、「私の施設のアピールポイント」をテーマとした11施設の施設紹介を予定(7時20分〜)。申し込みは不要で参加費無料。

 (問)矢口さん【電話】046・272・3770

あっとほーむデスク

 今号はモロボシ・ダン役を務めた森次晃嗣さんを取材した記事が掲載されています。読者の方の中にも、今なおファンの方も多いのではないでしょうか。当時の思い出などを語っていただいていますので、楽しんでいただけると幸いです。

簡単体操で健康に 11月7日 シリウスで

 「健康エクササイズ体操」が11月7日(金)、シリウス4階健康テラスで開催される。午前11時〜11時15分。

 当日はフィットネスクラブ&サウナスパ「ルネサンス大和24」のスタッフを講師に招き、座りながらの脳トレや簡単なエクササイズを体験できる。

 参加費は無料。定員は先着20人。持ち物は不要。参加希望者は直接会場へ。担当者は「子どもから大人まで、どなたでも参加可能です。体を動かすことが苦手な方も、お気軽にご参加ください」と話している。

 問い合わせは市立図書館健康コーナー担当【電話】046・263・0211へ。

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一般社団法人いきいきライフ協会大和は、大和市渋谷に拠点を構えるおひとり身の高齢者の生活と将来の安心を支える専門団体である。超高齢社会の進展と核家族化、そして家... (続きを読む)

俳優・森次晃嗣さんに聞く 「ウルトラセブンは分身」 シニアに熱いメッセージ

 ウルトラマンシリーズは来年、放送開始から60周年の節目を迎える。数ある名作の中でも誉れ高いのが「ウルトラセブン」だ。主役のモロボシ・ダンを演じた俳優、森次晃嗣さん(82)=藤沢市在住=に、当時の思い出や年齢を重ねても元気に過ごす秘訣を聞いた。

 --「セブン」撮影当時の思い出は。

 「高校卒業と同時に、文字通りかばん一つで北海道から上京し、ジャズ喫茶などで住み込みで働いた。オーディションを勝ち抜いてモロボシ・ダン役を射止めたのは24歳の時。撮影には毎日始発で藤沢の自宅を出て、成城学園前のスタジオまで通った。40度の熱があっても撮影したことも。過酷なスケジュールで、よく1年やれたと思う。特に心に残っているのは、海底人が人間の海底開発に抗議して攻撃してくる『ノンマルトの使者』。実はもともと地球に住んでいたのは海底人の方で、ダンも地球人がしたことに苦悩する。ウルトラセブンは戦争もテーマに置く、社会派ドラマだった。怪獣もエレキングやキングジョーなど魅力があったから、人気があるんじゃないかな」

 --ウルトラセブン=モロボシ・ダンは、森次さんにとってどのような存在ですか。

 「もはや分身と言える存在だと思う。色んな役を演じてきたけれど、やっぱりモロボシ・ダンなんだ」

 --他のウルトラマン役を演じた俳優とも交流があるとか。

 「昨年、同じ藤沢に住む、つるの剛士さん(ウルトラマンダイナ役)から『今日暇ですか』と電話があってね。彼の自宅に行ったら高野八誠さん(『ウルトラマンガイア』ウルトラマンアグル=藤宮博也役)とか若いウルトラマンも何人かいて。お酒を飲んで、話をして、元気をもらったよ」

 --「セブン」の後も、時代劇から現代劇までさまざまな役を演じてきました。長く活躍できた秘訣は。

 「60代に入ってからは、若くはないけれどおじいちゃんでもない、難しい役どころが多くなった。でも挑戦することを大事にしていたので、もらった役は全力で取り組んできた。70代に入り、流石に体力の衰えを感じるようになって、海までの散歩を日課にしていた。振り返ると好きなことをやってこられたと思う。でも、まだまだファンのみんなに元気な所を見せていかないとね」

 --現在は藤沢で飲食店「ジョリー・シャポー」を経営されています。

 「以前は店でシャンソンを歌ったりもしていた。今はほとんど娘に任せているけれど、今も年に数回はファンミーティングを開いている。ファンの皆さんが、こんなに長くセブンを大切に思ってくれてありがたい」

 --ファンからサインを求められた際、色紙には必ず「正義」「勇気」「希望」と書くとか。

 「正義を貫くには勇気がいる。勇気があれば希望が生まれる。この言葉を生涯大事にしている」

 --最後に読者にメッセージをお願いします。

 「いつ何が起きるか分からないからね。若い人に力をもらって、一緒に楽しくいきいきと生きていきましょう」

成年後見の基礎を学ぶ 渋谷学習センターで

 市民講座「成年後見はじめの一歩」が11月11日(火)、渋谷学習センター3階で開催される。午後1時30分〜3時。主催は大和市成年後見支援センター。

 成年後見制度とは、認知症や障がいなどで判断能力が低下した人が、日常生活で必要な契約や手続きを安全に行えるように、法律的に支援する制度。当日は司法書士の大滝良子氏を講師に招き、同制度の基礎知識について学ぶことができる。

 参加無料で定員は30人。希望者は開催日の1週間前までに電話で申し込み。(問)【電話】046・260・5634

約4000人が来場 聖セシリア祭

 聖セシリア女子中学校・高等学校(森永浩司校長)で18・19日、第16回「聖セシリア祭」(佐藤彩音実行委員長)が開催され、2日間で保護者や卒業生など約4000人が来場した=写真。

 今回は「創立100周年に向けて、初心に帰ってプロローグを始めよう」、「『RPG』のように仲間と共に道を切り拓いていこう」という思いから、「Re:ProloGue」をテーマに行われた。各教室ではゲームやクイズなどの出し物が用意されたほか、コーラス部や吹奏楽部などによる発表もあり、会場は大いに盛り上がっていた。

 森永校長は「子どもたちが100周年につなげようと作ってくれた文化祭であり、とてもうれしい」と話した。

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大和高校同窓会の合唱

母校愛堂々と

 第20回「青春かながわ校歌祭」(主催/かながわ校歌振興会)が18日、シリウスで開催された。神奈川県内の県立高校同窓会が校歌を披露する催しで、大和市からは大和高校同窓会(片山政明会長)が出演した。

 26校が出演を予定した第20回大会は、初めて大和市で開催された。地元開催となった大和高校同窓会はアカペラを交えた校歌と「宇宙戦艦ヤマト」の2曲を披露した。

 参加各校は母校愛あふれるステージを披露し、会場を盛り上げていた。

 次回は来年10月24日、南足柄市文化会館で開催される予定。

余った食品で支援を 21日にフードドライブ

 大和市社会福祉協議会(濱田和博会長)は10月21日(火)、イオンモール大和1階のライトコートで「フードドライブ」を開催する。午前10時〜午後4時。

 フードドライブとは、家庭などから未開封の食品を集め、支援を必要としている人や子ども食堂へ届ける取り組み。募集する食品は米、缶詰、レトルト食品、調味料、カップ麺、菓子など。賞味期限が1カ月以上あり、常温保存できるもの。生鮮食品や開封済みのもの、手作り品、アルコール類などは不可。

 (問)同会【電話】046・260・5633。

8mの神輿も 南林間文化祭

 第20回「南林間文化祭」(主催/南林間地区まちづくり協議会)が10月26日(日)、南林間駅の西口広場で開催される。午前9時〜午後3時30分。

 今年は記念大会としてこれまで文化祭に貢献してきた個人や団体の功労表彰がある。ほかにも、全長8メートルの万灯神輿や阿波おどり、中学生による吹奏楽演奏など多彩な企画が会場を盛り上げる。

 問い合わせは【電話】046・274・1029。

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