多摩区・麻生区版【11月7日(金)号】
演奏した吹奏楽部のメンバー、最前列が3年生=10月31日撮影

金程中吹奏楽部 「チーム金程」で掴んだ金 東日本大会、初出場で快挙

 川崎市立金程中学校(麻生区)の吹奏楽部が、10月11日に山形県で行われた東日本学校吹奏楽大会の中学生部門で金賞を受賞した。初出場となる同大会で好成績に輝いた。

 「ミスもあり完全ではなかったけど、最高のフィナーレを飾れた」と笑顔で話すのは部長の山田貴子さん(3年)。同部は東関東吹奏楽コンクールで、30人以内の編成の「中学生の部B部門」で2位となり東日本の出場権を得た。東北や北陸など6つの吹奏楽連盟の代表校が出場する東日本は、全国大会がないB部門の最上位大会。中学生部門には30校が出場した。同部の曲目は「ゾウの足〜1986・4・26 チェルノブイリ原子力発電所事故による〜」。ゾウの足は同事故で形成された巨大な炉心溶融物の塊を指す。歴史的事故を題材にしたスピード感のある難易度の高い楽曲を演奏しきった。

 東関東大会は常連の同部。昨年は銀賞に留まり、今年は「東関東で金賞」を目標にしてきた。平日は下校時刻が決まっており、楽器の準備や片付けを含めると練習は1時間ほど。各自が朝練を重ね、放課後はひたすら合わせることに集中した。「生徒たちの一番の凄さは、コンクールにかける覚悟。塾などいろいろな事情がある中で、皆がほとんど練習を休まなかった」と顧問の白井勧也教諭。ほぼ全ての日程で全員が揃って練習できたといい、市、県大会と駒を進め、日々精度を上げていった。技術を磨く一方「伝える音楽」を目指し表現にも力を入れた。曲の一部に歌詞をつけて歌うなど工夫し「皆で情景を共有した」と山田さん。「良い音楽を作るためにぶれずに前向きに頑張る子たち」と尾形裕子顧問も太鼓判を押す。その甲斐あって東関東では「最高の演奏」ができ、迎えた東日本では出演順1番ながら初出場で金賞の快挙を手にした。「思い返すと一瞬。長く感じた練習も1回きりのもので、毎日に価値があった」と副部長の渡部(わたべ)晴乃さん。「スターではない普通の子どもたち皆が頑張って、チーム金程で掴み取った結果」と白井教諭は話す。

6人の努力、後輩へ

 同部を支えてきたのは今回で一旦引退となる山田さん、渡部さんはじめ、小牧彩奏(あやか)さん、羽田(はだ)一花さん、中村妃七(ひな)さん、永井ひかりさんの6人の3年生。朝練を欠かさず努力する3年生の背中を見て、下級生がついてきた。「大会が進むたびにうれしくて、この部に入ってよかった」と小牧さん。途中入部だったという羽田さんは「自分はダメだと思うこともあったけど、金賞が取れて泣いた」と振り返る。中村さんは「コンクールの練習は後半に向けて楽しくなる。楽しかったことを思い出しながら、来年に向けて頑張ってほしい」、永井さんは「冬の基礎練習は単純だからこそ悩んで考えることも多い。それも楽しんで突き詰めてほしい」と後輩にエールを送った。

川崎市立小中学校 いじめ、初の6千件台 不登校も増加傾向続く

 川崎市内の市立小学校と中学校で2024年度に確認されたいじめの件数が初めて6千件を超えたことが分かった。神奈川県が実施した24年度の「児童・生徒の問題行動・不登校等調査」から、市教育委員会が市内の状況をまとめた。不登校の状態にあった児童・生徒数も前年度より多い3451人だった。

 いじめの認知件数は小学校が6335件で前年度より1143件増加、中学校では321件で41件増加した。ただし今年7月時点の追跡調査の結果、24年度内にいじめが「解消された」と確認できた件数は、小学校で98・3%、中学校で94・7%だった。小学校のいじめの内容(複数回答)は「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる」が3539件で圧倒的に多い。「軽くぶつかられたり、遊ぶふりをしてたたかれたり、蹴られたりする」が1484件で続いた。「パソコンや携帯電話などで誹謗中傷や嫌なことをされる」も638件あった。「暴力行為」は小学校で356件、中学校で210件だった。

 不登校の状態にある小学生は1579人で前年度より144人増加し、中学生では1872人で46人増加していた。千人当たりの不登校児・生徒数は、小学生で21・7人、中学生で62・4人となっている。不登校の状態を把握した理由としては、「不安・抑うつの相談があった」がいずれも最多で、「学校生活に対してやる気がない等の相談があった」「生活リズムの不調に関する相談があった」などが続いた。

 市教委ではまずいじめに関して「迅速かつ適切な対応が組織的にできる各学校の体制づくりへの支援に努める」とし、不登校に関しても「昨年策定の『不登校対策の充実に向けた指針』に基づき、関係部局と連携を図りながら総合的な対策を進めている」とした。

神奈川県神社庁長を務める 石川 正人さん 横浜市在住 73歳

感謝と絆、未来へつなぐ

 ○…神奈川県神社庁は、県内1120の神社から成る組織。委員会による選考を経て4月に長に就いた。今年は、来年の県神社庁80周年記念大会に向けた準備や、伊勢神宮遷宮に関わる行事の開始と、重要な年でもある。これまで理事を25年、周年記念大会の実行委員長を2度。その経験を生かして、「しっかりやり遂げたい」とまっすぐ前を向く。

 ○…横浜市で4人きょうだいの末っ子として生まれる。父親は師岡熊野神社の先代宮司。生まれながらに神社、祭りが身近にあり、自ずと自身が進むべき道も定まっていく。中高時にはバンド活動に熱中した。ドラムやベースで青春を謳歌し、鶴見川河川敷で練習に励んだ思い出も。「迷惑にならないよう”こっそり”のはずが、人が集まってしまってね」

 ○…父親の急逝により宮司を継いだのは24歳の時。「とにかく無我夢中だった」という日々からおよそ半世紀。昨年、同神社は創建1300年を迎え、さまざまな記念行事が行われた。一大事業は氏子による宮神輿の造営で、無事に同神社に奉納された。今、胸にあるのは「皆さんに支えられてきた」という感謝。「鎮守の森に集う人々によって、街はつくられる」という思いを新たにし、「1300年の節目を次の100年への足がかりに」と未来を見据える。家族は妻と長男、次男、長女の4人。2人の息子は同じ神職を志す。

 ○…県神社庁の役割に、祭祀の振興や道義の昂揚がある。「行事や祭りを通し、地域のつながりを深く保ち、平和と情操を高めることが大切」とし、特に地域の絆づくりの重要性を説く。「県内1120という神社の数だけ、祭りや絆のかたちがある。研修や関係大会を通して、それぞれの活性に努めていけたら」
現役生も加わった2部の校歌斉唱

百合丘高校 50周年式典 半世紀を振り返る

 県立百合丘高校(加藤木紳克校長)の50周年式典が10月24日、多摩市民館で開かれた。同校創立50年を記念し、百合丘高校OBOG会(蛯原清太郎会長)が主催。第1部に在校生、第2部に卒業生が参加して半世紀の歴史を振り返るとともに、未来への挑戦を誓い合った。

 1部では、いずれも同校の卒業生で、「RAM」の名でブレイキン界をけん引する河合来夢氏、東北楽天ゴールデンイーグルスを運営する(株)楽天野球団社長の森井誠之氏、ダンスチーム・ナギザスペースステッパーのメンバーとして活躍する東大地氏が登壇。卒業後にどのような道を歩んできたかを後輩たちに伝えた。2部は森井氏の講演に加え、在校生の吹奏楽部とダンス部、現役のチアリーディング部と卒業生によるパフォーマンスが披露された。

 同校は1975年4月1日に開校。当初は近隣にある生田高校内の仮設校舎を使用し、76年3月に現校舎へ移転した。
昭和音大吹奏楽団との合同演奏

麻生支援学校 20周年事業 笑顔で二十歳祝う

 県立麻生支援学校の創立20周年記念事業が10月31日、同校の体育館で開かれた。

 第1部は小・中学部、第2部は麻生校舎高等部・元石川高校分教室の児童生徒らが参加。しんゆり・芸術のまちづくりアンバサダーでオペラ歌手の丸尾有香氏による歌唱、市消防音楽隊の演奏やカラーガード隊の演技を鑑賞した。高等部の生徒らが出席した午後の部は昭和音楽大学吹奏楽団が出演。合同演奏では同校「音楽グループ」の生徒24人がバイオリン、フルート、パーカッションで参加し、映画音楽などを同団と共に奏でた。鈴木英資校長は「20周年を笑顔で祝う良い会になった。今後も地域と連携して、30年、40年をめざしていけたら」と話した。

 同校は、2005年11月1日に県立麻生養護学校として麻生区王禅寺にあった旧県立柿生高校跡地に設置された。小学部、中学部、高等部があり各課程に肢体不自由、知的障害の部門がある。23年4月から現校名。
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初日に集まった関係者ら

多摩区菅地区 新たな多世代交流の場に 「すげのえんがわ」オープン

 多摩区菅稲田堤に10月15日、多世代が交流できるコミュニティースペースが誕生した。菅地区の地域課題を解決するため多摩区が2022年度に立ち上げた「地ケアつながりプロジェクト〜Team SUGE〜」のメンバー有志が、「幅広い世代が誰でも気軽に集まりふれあえる場を作ろう」と始めた。

 名称は「すげのえんがわ」。ホームステーション稲田堤(菅稲田堤1の11の5)で、毎月第3水曜日の午前11時から午後5時まで開催する。トランプや健康麻雀といった遊び、自習、読書、生活・介護相談(1時から4時)など、自由な時間を過ごすことができる。入場無料(カンパ制)。運営は地域で子育て世代の支援に取り組むマチノパズルが担い、地域住民と区が協働していく。

 問い合わせは多摩区地域ケア推進課【電話】044・935・3241。

Colorsかわさき展 200人以上の作品が集結 「怪獣画」の八木さん「集大成」

 障害の有無に関係なく文化芸術活動を楽しむ人々のための「Colorsかわさき2025展」が、11月13日(木)〜24日(月・祝)、ミューザ川崎シンフォニーホール(幸区)で開催される。200人以上の日頃の創作活動の成果が集結する「パラアート」の祭典だ。

 川崎市文化財団では、障害の有無に関係なく文化芸術活動に親しめる環境づくり「パラアート推進事業」を2017年から続けている。その一環として同年から毎年11月に「Colors展」を開催。9回目の今回は、市内40以上の障害者福祉施設のアーティスト約150人の作品と、市内の特別支援学校の子どもたち約60人の作品を展示し、パラアート作品の魅力を幅広く発信する。

 文化財団の担当者によると、「Colors展」開始時にはまだアート作品に取り組む施設も少なく、財団側が声掛けして2施設が参加したのみだった。希望する施設に講師を派遣する「出張絵画制作指導」を続けた結果、取り組みが広がり、今では公募時に「1施設3作品まで」という条件が必要なほど、創作活動は盛んになった。

 そんな機運の中、確かな芸術性で注目されるアーティストも川崎で生まれている。昨年の「Colors展」出展者の半澤真人さんは、今年の大阪万博でのグループ展に参加。今回出展の八木志基さん(22)は、ボールペン1本で精密に描き上げる「怪獣画」で知られるアーティストだ。

テレビでも

 市内在住の八木さんは、言葉の発達が遅く4歳の時に医師から自閉症と診断されたが、幼少期から絵を描く集中力がずば抜けていた。「特撮ヒーロー好き」の父親の影響もあり、小学校低学年のころ「ウルトラマン」の怪獣に夢中になり、1枚の紙を怪獣で埋め尽くす作風が定着した。

 12歳のころ、通っていた都内のアートスクールを訪れた美術関係者の目に留まった。専門誌「美術手帖」やNHKのアート番組などで作品と創作活動が紹介され、「絵を描いてほしい」という依頼も寄せられた。

 だが今春まで3年間、都内のアート系専門学校に通学したことで「精神的に疲れてしまい、一時期、創作意欲が落ちていた」と母・裕美さん。約半年の休息を経て、今回の出品に向け本格的な創作を再開。約23cm四方のキャンバスに、中学時代に編み出した怪獣たちをよみがえらせた。タイトルは「魔神獣大集結」という。八木さんは「怪獣の絵としては、ある意味、自分の集大成」と胸を張った。

 17日(月)は休館。「Colors展」の問い合わせは市文化財団【電話】044・272・7366。

オーパで巡回展

 なお、上麻生の商業施設「新百合丘オーパ」では、「Colorsかわさき2025展in新百合丘オーパ」として同展の巡回展を開催。ミューザ川崎での展示終了後、11月26日(水)から12月11日(木)まで、同施設の2階「アートdeみらいギャラリー」で実施する。期間中はアーティスト15人ほどの作品に加え、特別支援学校の子どもたちが「アップサイクル」をテーマに制作した「廃棄シーツキャンバスアート」を展示する。入場無料、午前10時から午後9時まで。巡回展の問い合わせは【電話】044・965・2121。
片平公園に設置されているAEDの屋外用ボックス

川崎市 片平公園に屋外用AED 管理者不在では市内初

 川崎市はこのほど、麻生区にある片平公園野球場の公衆トイレ横にAED(自動体外式除細動器)を設置した。同公園は管理者が常駐しない無人公園で、管理者不在の公園へのAED設置は市内では初めてとなる。

 従来、市内の公園に設置されてきたAEDは管理棟内での保管が主であり、夜間など管理者が不在の時には利用できないという課題があった。市は2024年度から、小田公園(川崎区)や、とんびいけ公園(麻生区)などに屋外用のボックスを設置し、常時AEDを利用できる体制を試行してきた。市担当者は「外置きにすることで、いたずらや盗難といった問題が発生しないか確認をしていた」と話す。

奉仕団体の要望契機

 今回の片平公園への設置は、地元ロータリークラブからの「片平公園には野球場があり、子どもから大人まで幅広く使用しており、AEDを設置したい」という要望が契機となった。一方で、同公園のような無人公園では、AEDの日常的な点検(毎日)が困難という問題があった。これに対し市は、遠隔でAEDの異常を通知する機能の活用を検討。「日常的な点検の代わりにこの機能を利用し、問題なく運用できるか」「現地での月1回の定期的な点検は必要なため、職員が確認する体制を確保できるか」といった、無人公園での管理の課題や設置の効果を確認するため、今回試験的な導入に踏み切った。

 現在、市内には22施設に32個のAEDが設置されている。そのうち多摩区は稲田公園(プール管理棟で夏季運営時のみ利用可)、生田緑地(ゴルフ場、整備事務所、東口ビジターセンター、ばら苑)、緑化センター(事務所)の6個、麻生区は王禅寺ふるさと公園(管理棟)、早野聖地公園(事務所)、とんびいけ公園(屋外用)、片平公園(同)の4個。使用実績は市の施設全体では直近3年間で20件あるが、公園内に設置されたものを使った事例はないという。市は今後、「当面は管理者が常駐するものの屋外用ボックスを設置していない公園への設置を進める予定。それ以外の公園については今のところ未定」としている。
にぎわうブース(昨年)

食の祭典 生田緑地で 11月15日、16日 ステージも

 多摩区の秋のグルメイベント「食の祭典」が11月15日(土)と16日(日)、生田緑地中央広場周辺で開催される。両日共午前10時から午後3時。主催は食の祭典実行委員会。多摩区観光協会が後援する。

 食文化の発展、地域活性化を目的にしたイベントで10回目を迎える。川崎市北部を中心とした飲食物販40超の店舗や団体、キッチンカーが、中央広場を囲むようにずらりと軒を連ねる。特設ステージでは吹奏楽やダンス、歌、マジック、楽器演奏など2日間で14組の演者が登場する予定だ。

 詳細は生田緑地東口ビジターセンター【電話】044・933・2300。

秋の多摩川まつり 11月15日 せせらぎ館で

 多摩区宿河原の二ヶ領せせらぎ館前広場で11月15日(土)、「秋の多摩川まつり」が開催される。午前10時から午後2時。小雨決行。

 スーパーボールすくいやバザーなどのほか、飲食品、朝どれ野菜の販売など。ステージでは正午から1時までウクレレや合奏が披露される。問い合わせは同館【電話】044・900・8386。
今年9月の井田病院でのコンサート(市消防音楽隊提供)

川崎市消防音楽隊 応援サポーターを募集 楽器の老朽化など課題

 川崎市消防音楽隊が協賛金で活動を支える「応援サポーター制度」を2025年度から創設し、10月29日から26年度の募集を開始した。金額に応じた特典があり、集めた協賛金は楽器や衣装の更新などに充てる予定だ。

 市消防音楽隊は、消防活動の広報を目的に1962年に創設された。消防職と兼務の音楽隊員17人と、演奏に合わせたダンスなどの表現パートを担う「カラーガード隊」など計33人で編成されている。

 公式イベントでの演奏に始まり、区民祭りや小学校、幼稚園での演奏など活動の幅は広く、出演回数は年間約170回にのぼる。今年9月には市立井田病院(中原区)で、音楽隊として初の院内コンサートを開催。ベッドや車いすの入院患者も生演奏を楽しんだ。

 一方で予算配分上、消防音楽隊の楽器や衣装などの更新費用が不足しがちな状況が続く。吹奏楽の楽器は20年に一度程度の更新が推奨されているが、市の消防音楽隊の楽器は30年以上経過したものも多く、市消防局では打開策を模索。「クラウドファンディング型ふるさと納税」を利用して費用を調達する横浜市の事例を参照し、今回の「応援サポーター制度」を創設した。

 協賛ランクは5万円〜100万円の6段階。毎年1月の定期演奏会の観覧席や、協賛企業の主催イベントでの特別コンサートなど、協賛金に応じた特典がある。

 サポーターの募集期間は2026年2月20日(金)まで。申込や問い合わせは市消防音楽隊【電話】044・975・0119。
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津久井道の今昔辿る 多摩区観光協会ツアー

 多摩区観光協会は11月21日(金)、「旧津久井道のウォーキングツアー-登戸宿場の歴史と今-」を開催する。

 午前9時に向ヶ丘遊園駅北口改札口前集合。江戸時代から物流の拠点だった登戸を歩き、新しく生まれ変わる街並みから歴史を辿る。午後0時30分登戸駅で解散予定。約6Kmのコース。定員30人。参加費300円(保険代含む)。小雨決行。

 申込みは11月13日(木)の午前10時以降に、事務局の多摩区地域振興課を訪れるか、【電話】044・935・3132、【FAX】044・935・3391。

 詳細・問い合わせは同課。

子育てする保護者の力に 12月 多摩区主催の講座

 多摩区役所が主催する全3回の「子育て支援者養成講座」が行われる。

 12月5日は、子育て支援者ボランティアのことを知り、「令和の子育て事情」について話し合う。12日は、乳幼児の発達と保護者との関わり方を学ぶ。19日は児童との関わり方と保護者との距離感について学習する。

 全て金曜日、午前10時から正午。会場は5日と12日が多摩区保育・子育て総合支援センター、19日が中野島こども文化センター。単発受講も可。無料。申込み先着30人。申込み・問い合わせは同区地域ケア推進課【電話】044・935・3241。

北リハフェスタ 11月15日 麻生区百合丘で 

 川崎市北部リハビリテーションセンター(麻生区百合丘)で11月15日(土)、「北リハフェスタ」が開かれる。午前10時から午後2時。雨天決行、荒天中止。入場無料。

 ボッチャや福祉機器体験、歌や踊りのステージ、弁当、パン、手工芸品などの飲食物販、めだかすくい、スタンプラリーなどを実施。

 同センターは、高齢者や障害児者らが住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、リハビリの知識や技術を活用し、支援を推進する施設。(問)【電話】044・281・5453

GO!GO!!フロンターレ

誰もが観戦を楽しめるように

 川崎フロンターレは、10月18日の清水エスパルス戦(J1)で「2025 えがお共創プロジェクト」を実施した。この取り組みは、発達障がいなどの特性のある子どもや家族が安心してサッカー観戦を楽しめるよう、音や光、においなどに配慮した環境を整え、誰もが笑顔で過ごせるスタジアムを目指すもの。

 スタジアム6階の会場に、外のにぎやかな音を和らげて落ち着いて観戦できる「センサリールーム」を設置。参加者からは「子どもが自分から『外でサッカーを観てみたい』と言ってくれた」といった喜びの声が聞かれた。ハーフタイムには、選手たちと直接交流したり、この日限定でハロウィーンの仮装をしたふろん太やカブレラと触れ合う時間もあり、会場全体が笑顔であふれる一日となった。

 担当者は「サッカー観戦が特別なイベントではなく"日常の楽しみ"として広がっていく、そのきっかけを生み出せたことが何よりの喜びです」と手応えを語った。